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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 どうしようもないほどの既視感に戸惑い隠しきれない第2話。不思議な作品だ、オリジナル作品なのに、どうしても他の作品と重ねてしまう奇妙な「マンネリさ」が、この世界には溢れている。

 第2話ということで、カナタが小隊と出会い、馴染んでいくまでを描いたエピソード。隊のメンバーは前回出会ったリオの他に、ほんわか金髪隊長のフィリシア、クール系不思議ちゃんノエル、そしてツンデレ騒がし屋タイプのクレハという構成。出会いのシーンからクレハが駄々をこねるまでの流れは、同じように「軍隊に新人が入ってくる」というシチュエーションで「ストライクウィッチーズ」とすごく被る。カナタ=芳佳は当然として、新入りを快く思わず拗ねてみせるクレハはペリーヌだろうし、そんなひよっこの面倒を一手に引き受けるフィリシアはミーナ、ちょっと違うけど姉御肌のリオがもっさんということになるだろう。残ったノエルはサーニャだろうね。まぁ、多分色んなトコで言われていることなんだろうけど。

 そして、フィリシアが目を細めながらカナタ達の喧嘩を眺めているシーンでは、これが更に「ARIA」に被り始める。もともと1話ではカナタは幸せ探しをしていたので灯里とまるきり立ち位置を同じにするし、フィリシアが当然アリシアさん、クレハが藍華で何の問題もない。とするとリオは晃だろうし、残ったノエルは……まぁアリスだろう。アテナ先輩だけいねぇや。

 とまぁ、前評判で言われ続けていた「けいおん」以外にもなんだか他のアニメを随分思い出させる仕上がりになっているのだが、それでも独自の色合いというのはジワジワと出てきているのも不思議なところ。今回一番気になったのは基地として使用されている施設が元は「失われた文明」の学校だったという部分で、はっきりとこの世界のバックグラウンドが仄めかされていることになる。遺物とはいってもピアノや教室、表札に至るまでそれなりに形を残した状態で現存しており、「前世紀」と現代の間で何が起こったのかは非常に気になるところ。普通の学校施設が(一応)国境近辺に建てられていたということは、現在ある「国の形」と、学校を使っていた文明の「国」は明らかに異なっている。果たしてこの世界は、「前の世界」のことをどのくらい知っていて、どの程度興味を持っているやら。どうやら前世紀の文字は「イデア文字」と呼称されているようだが、きちんと理解するような博物学、考古学は発展しているのだろうか。

 そして、もう1つの留意点はやはり「国」と「戦争」の関係だ。国境とはいってもカナタ達の警備する砦の向こうは特に何も無い。そんな場所ながら、修理中の戦車が1台与えられているということは、少なくともこの世界は「戦車を用いた戦争」が行われたということだ。しかも見たところ普通の戦車ではなく、非常に巨大な、まさに「アニメ的な」戦車に見える。本当に実際の戦闘で使われるのならば、この戦車はこんなへんぴな基地ではなく、前線に移送してきちんとした整備を施すべきものであるはず。そうされていないということは、「戦車なんて大して重要視されていない」か、「この砦が非常に重要視されている」かのどちらかである。物語が盛り上がるのは当然後者の方であるが、果たして戦車を用いたエキサイティングな「バトル」などは行われるのだろうか。少なくとも、現時点の小隊の様子では、戦争や戦車など夢のまた夢である。

 結局2話目を見てもいまいち全貌が見えてこないこの世界、途中のCMで「アニメノチカラ」の次の作品が春に放映開始って告知されていたので、1クールで終わることは確実だ。……何を話の中核にするんだろうね。

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  容赦のないダイレクト描写に放送規制とは何なのかを考えてしまう第2話。「聖痕のクェイサー」はあそこまで必死に規制をして、数多のアニメがDVDで乳首を解禁する中、この作品は(AT−Xだから)平然と幼女の裸体を披露する。でも、これでいいじゃない。吸血鬼だもの。

 どうにも「ひだまり」が消化不良の様相だったおかげで、こちらの作品に匂い立つシャフト臭にホッとしてしまう自分が怖い。「きちんとしたストーリーがあり、アクションもエロもラブも必要なまっとうな少年漫画」っていうのはシャフトとの折り合いはよくない気がするのだが、それでも止め画を維持する間合いや、そこかしこに紛れ込む実写取り込み、陰影のどぎつい画面構成など、いかにもシャフト作品らしい味付けに溢れている。流石に「SOUL TAKER」や「月詠」の時のような「単純に見にくい」画面にはなっていないのだが、バトルシーンで描かれる暗闇などは、やっぱり不必要なまでに「闇」を意識させる仕上がりになっていた。

 作品の内容は非常に分かりやすいストーリー展開。化け物のお姫様に血の誓いを立てた普通の少年、それが狼男に変身ってのは「怪物王女」にイメージが被るのだが、主人公のキャラクターがいかにも中村悠一なので、ちょっと骨太。そしてエロさに関しては(そっち向きの属性があれば)こちらが上である。オープニングで踊り狂うミナ、わざわざ暗闇に僕を招き入れて全身くまなく愛撫させるミナ。完璧な幼児体型には原作から引き継がれた偏執的なこだわりが感じられ、エロさを通り越して美しくすらある。「はなまる幼稚園」なんかよりもよっぽどペド御用達でしょう。

 そして思いの外耳に響くキャスト配備もシュートな部分を突いてくる。悠木碧は前回も触れたので心の準備があったのだが、まさかサブヒロインに千和が登場するとは思わなかった。しかもガハラさんからのつなぎなのか、千和とは思えないまっとうな女子高生じゃないですか。ほんとに芸達者だな。他にも伊藤静、渡辺明乃に谷井あすか、喜多村英梨と、かなりカロリーの高い仕上がりですよ。今期本命のシャフト枠はこっちかねぇ。

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○「ひだまりスケッチ×☆☆☆」 5

 ひゃっほー! ひだまりだー! ゆのっちだー! アスミスだー! ゴルベーザさまだぁ!! ウメスだーーー! 英語出来るんですねウメース!

 とまぁ、かなり期待に期待を重ねて、辛抱たまらん感じで始まりました、「ひだまりスケッチ」第3期。関西は一週遅れてのスタートなのでよっぽどネット視聴に走ろうかと思ったけど、必死で我慢。今回からひだまりも額縁外れたし、ちゃんと本放送で見ないとね! 

 で……あのさぁ、大沼さんがいないのは仕方ないと思うんだよ。「バカテス」で手一杯だろうしね。でも「ef」の時は監督やりながらオープニング作ってくれてたじゃん……今回のオープニング、あれで正規品なのかなぁ。「365」のときの完成度を見てしまうと、流石に今回のは物足りないぞ。いや、手間を削減した割にはそれっぽく仕上がってるとは思うし、曲自体は相変わらずのノリなので大変結構なんだけど……うーん。あ、エンディングの方は触れませんよ。大丈夫、せっかくmarbleがあんな賑やかな曲を提供してくれたんだから、多分7話くらいにはきちんといい画に差し替わっているに違いない。

 そして、オープニングから大沼さんが抜けたことよりもダメージが大きいのは、どこを探しても尾石達也の名前がないこと。どこいっちゃんたんだよぅ。尾石さん無しでひだまりが成り立つはずがないじゃないか。もちろん制作がシャフトで、総指揮をしているのはあくまで新房監督なので雰囲気は維持されているんだけど、やっぱりあの独特の「あり得ない感」が失われている。ひだまり荘を彩ってきた数々の実写小物もめっきり目立たなくなっているし、様々な現象、キャラクターを文字記号などの抽象概念まで落とし込むエキセントリックな演出はすっかりなりを潜め、あくまで「普通の画面」が多い。今回随分目立ったのが画面の押し引きを強調する手法で、これだって背景動画を使っているならそれなりの労力になるはずなのだが、多分あれって撮影処理だよね。ピンポイントで使えばそれなりの効果もあるはずなんだけど、ああも連発されると流石に画面に慣れて飽きるんだわ。郵便受けを使った部屋の表示、各人のトレードマークを使った人物表記などの細かいポイントは踏襲しているものの、やっぱり「踏襲しているだけ」というイメージが強くて、無印から「365」に進んだときのドキドキ感がなくなってしまった。これは1話ではかなり残念(365の1話は半端じゃなかったからなぁ)。

 でもまぁ、高望みしすぎたが故の不満もありつつ、普通にみられるクオリティは維持してますよ。今回も赤点を見て風化するゆのとか、吉野屋先生登場時の髪のなびく様子とか、それなりに作画には気を遣ってるみたい。心のどこかでは「尾石さん、撫子や翼はいいから早く帰ってきてぇ!」と叫ばずにはいられません。

 そしてキャスト話。実を言うと新入生2人が小見川・原田というキャスティングになると知って、てっきり小見川=乃莉、原田=なずなだと思ってしまってたんですよね。でも実際は逆だった。小見川はあのくらいの音域だとそこまで引きつった演技にならないので聞ける……といいな。今回台詞がほとんどなかったので目立ちませんでした。原田ちゃんは地声があんなトコにあるとは思えない役作りでまたびっくり(地声は「バカテスラジオ」を参照してます)。面白いなぁ。ま、今回一番気になったのは、英語の先生となずなの母親の声が同じだったことですけどね。後藤(弱)さん、もう少し声変えて。 

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  何で神谷キャラってのはこうもネームが多いんだろうと訝しがらずにはいられない第2話。胡散臭い厨二台詞を朗々と語らせたらここまで堂に入ってるのもなかなかのもの。当然怪しさも折り紙付きだ。

 さて、前回1話の感想で「あまりに大量のキャラクターが乱立してるせいで相変わらず覚えられないな」みたいなことを書いたのだが、製作側がそんな簡単なことを想定していないはずもなく。今回も「BACCANO!」の時と同様に、同じ時系列を重層的に描くという手法を採ることで、視聴者に余計な負荷を与えずに新規の情報を注ぎ込むことに成功している。また、オープニングテーマの合間に前回のあらすじが挿入されており、これも視聴者の導入を助ける「BACCANO!」と同じサービス。なかなか気が利いている。これで延々同じ日の出来事のみを繰り返せば「空中ブランコ」になるのだけれど、流石にそこまでのことはしないかな。「BACCANO!」にはさらにここに時系列シャッフルも加わったわけだが、この作品はそこまで時代を飛び越える必要も無かろう。帝人が池袋を訪れた日がスタート時点と考えられるので、多分それより前に戻ることもない……と思う。何にせよ、分かりにくいものをそのままにされずに一安心であった。

 今回の主人公は、前回突然暴漢に拉致られた戸松キャラと、神谷ボイスの「情報屋」、折原臨也。戸松キャラの方は今回メインで登場してたからてっきり群像劇に含まれるいちキャラクターなのかと思ったのだが、公式にもwikiにも載ってねぇでやがる。もうスポットが当たらないってことなだろうか。でもわざわざ1話割いてエピソードを扱ってたわけで……よく分からないですな。名前は神近莉緒っていうらしいです。

 前話の一部で描かれた少女拉致事件の全貌が別枠から描かれており、一部のシーンはそのまま画面が流用されているので流れは分かりやすい(作画の手間の削減も出来てお得だ)。その上に沢城みゆきの安定感のあるナレーションが重なり、前回とは打って変わって親切な構成。神近が家族に対する信頼を失うシーンの何とも居心地の悪い緊迫感や、臨也が神近の内面を揺さぶり嬉々として振る舞うタガの外れたシーンの突き放した雰囲気など、きっちり作品の「空気」が出来ているのが感じられる。郵便受けに入れた手紙を母親が回収するのをミラー越しに見つめるカットや、しばし躊躇した後に神近がスッとビルの向こうへ消える身投げのカットなど、極力キャラクターの持つ体温が感じられないような硬質なイメージは、あくまで観察者たる臨也の性格を描くための演出だろうか。どこか「地獄少女」に近い厭世的なイメージが伺える。

 画面が賑やかで、ややもすると厨二世界以外の何物でもない数多のキャラクターの交わりが、都会の喧噪の中で淡々と描かれていくのがどこか癖になる。そのおかげで、臨也の突き抜けた「人嫌い」の様子や、途中で出てきた自販機ぶっ飛ばし野郎の弾けた言動が良い感じで際立っているわけだ。2話目でまだまだ掴みきれない部分は多いのだが、この作品も存外楽しめそうである。

 ただ1つ心残りなのは、流石にナレーションに依拠しすぎではないか、という点。今回の内容は神近の半生をぎゅっと1話で描かなければいけなかったので尺が無いのは分かるのだが、彼女が両親に対して信頼を失っていく過程や、迷いながらも拉致集団についていくと決意した過程、そして最後に首無しライダーに助けられた後に両親を許そうと思い直す過程など、ナレーションによる説明以外にも、画による演出でもう一工夫して欲しかったところ。難しいのは分かるのだが、物語の胆となる心情の変化が多いので、このあたりが画面にしっかり落とし込めるようなら、非常に質の高いドラマが見られるようになると思うのだが。もちろんみゆきちのナレーションは聞きたいけど、現時点ではあくまでナレーション(多分原作の文章そのままなんだろう)に寄りかかりすぎている感がある。

 まぁ、贅沢な注文ですけどね。次の話ではどこの誰に話が向かうんでしょうかね。

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○「はなまる幼稚園」 6

 今期最も読めない枠であり、噂によるとペド御用達の作品……と言われてたが、そんなこたぁない。普通のアニメだ。水島精二監督自ら、「自分が監督した作品で初めて、人が死にません」と言っているように、基本はほのぼのとした「萌え」アニメである。ここで水島監督が起用されたのは単純に実力があるからであろうし、わざわざGAINAXでの制作ってのも面白い。まぁ、ガイナは過去にも「ぷちぷりユーシィ」という素晴らしい作品を作ってますので、こっち方面でも気合い充分だと思われます。

 で、初回の感想だが、なるほど悪くない。特に起伏もない、どこかで見たことがあるような1話目のスタートなのだが、それでもテンポを意識した構成と、ちょっと目を引くカメラワークによって全く退屈することなく見ることが出来る。特に「園児の目の高さ」を意識したような演出が面白くて、例えば幼稚園に駆け込んだ杏が見た蛇口や帽子掛け、飛んでいくリボンを追う小梅の視点など、日常の風景ではなかなか切り取れないような印象的な画が臨場感を持たせる役割を果たしている。このあたりのこだわりは、流石の一言。

 まぁ、そんな些末な側面を見ずとも、なんとなくこまっしゃくれた杏の挙動を見たり、ちょこちょこと動き回る園児たちの姿を見ているだけでも心暖まるし、主人公のつっちーも(流石に仕事柄あんまり共感は持てないものの)悪くないキャラクターで嫌らしくならない。おそらく今後も1話と同じような「なんとなく幼稚園な感じ」が展開されていくんだろうが、子供を見る、というよりはペットの犬猫を微笑ましく見るような目で見られればいいんだろうと思う。キャラクター的には園児っつってもぽてまよみたいなもんだし。個人的には大人パートとか特にいらないんだけどね。

 そして当然キャストの話。今作は正直、一回目の視聴で誰が声を当てているのかがさっぱり分からなかった(男性陣を除く)。まぁ、子供役の作り声だから仕方ないんだけど。真藤圭は悪くない素材だと思うんだけどなかなか代表役が固まらないので、ここらで一旗揚げて欲しいところである。そういや「こどものじかん」にもメインで出てたなぁ。そして真藤からのつなぎで他の面子を見ていくと、彩陽、つねちゃまこと恒松あゆみに小笠原亜里砂など、随分ソレスタルビーイングの臭いがするキャストです。監督繋がりだろうなぁ。 

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<赤>

 

○再録カード

Act of Treason/反逆の行動(M11)」 C

 今回も「反逆フリング」ができます。コモン安定。

 

Chandra’s Outrage/チャンドラの憤慨(M11)」 C

 チャンドラさん怒りっぱなし。今回は一応狂喜があるので評価はややプラス。

 

Combust/焼却(M11)」 U

 開発当初は微妙扱いだったのに、「詐欺師の総督」のおかげで一気にメジャーシーンに駆け上がったシンデレラ火力。やはりMagicはメタゲームだ。

 

Fiery Hellhound/焦熱のヘルハウンド(M11)」 C

 意外にワンパンチが怖い基本クリーチャー。先制攻撃をつける手段があればナイスアタッカー。

 

Fireball/火の玉(M11)」 U

 かつてはX火力の定番だったんだけどね。「彗星の嵐」が落ちれば選択肢としては有力か。

 

Firebreathing/炎のブレス(M10)」 C

 休息期間は1年だけだったか……もう少しゆっくり休んでくれても良かったのに。

 

Flameblast Dragon/炎破のドラゴン(ALA)」 R

 ジャンド生まれの痛い奴。6マナドラゴン界でもかなり強い部類で、当時のドラフトでは、何度こいつにさじを投げたことか。クソゲーメーカーだな。

 

Fling/投げ飛ばし(M11)

 現在赤単の核弾頭として活躍中。俺のパワーよ相手に届け!

 

Goblin Arsonist/ゴブリンの付け火屋(ROE)」 C

 「血に狂うゴブリン(M11)」のあまりの不人気っぷりに反省して、1マナ枠はエルドラージでそこそこ人気だったこの子。リミテッドでも同様の活躍を見せるか?

 

Goblin Chieftain/ゴブリンの酋長(M11)」 R

 3年連続(3回目)。未だに突如活躍の機会があるからゴブリンは油断出来ぬ。

 

Goblin Grenade/ゴブリンの手投げ弾(FEM)」 U

 今回の大事件。まさかのフォールンエンパイアからの初再録。上記「付け火屋」などとの相性が異常で、ゴブリン復権のきっかけとなりそう。

 

Goblin Piker/ゴブリンの長槍使い(M11)」 C

 とか紹介したとたんにこれだよ!

 

Goblin Tunneler/ゴブリンのトンネル掘り(M11)」 C

 これだよ! もう「巻物泥棒」は無いんやで! あ、でも狂喜があるか。

 

Goblin War Paint/ゴブリンの戦化粧(ZEN)」 C

 ゴブリンだらけかと思ったら、実はオーラだったというフェイント。正直「火山の力(M11)」の方が強いとは思うが。

 

Grim Lavamancer/渋面の溶岩使い(TOR)」 R

 往年の名作カードがついに再録。「ゴブリンの手投げ弾」と共に、スライ復権の足がかりとなるか。

 

Incinerate/火葬(10ED)」 C

 「稲妻」のかわりに「ショック」とこれ。まぁ、再生禁止があるから、案外バランスは取れているとかいないとか。

 

Inferno Titan/業火のタイタン(M11)」 M

 タイタンシリーズの中では一番バランスが良い気がする。鬼のように強いけど、出されてもまだ諦めムードが漂うレベルじゃないし。

 

Lava Axe/溶岩の斧(M11)」 C

 そらよっ! と書けなくなって何年経つかな……

 

Lightning Elemental/稲妻の精霊(M10)

 1年空けて即復帰。「電弧の走り手(M11)」とは何だったのか。

 

Manabarbs/魔力のとげ(M10)」 R

 1年空けての復帰組。めっちゃコントロール環境になるとたまに出てくるから、あながち分からぬ復帰ではない。

 

Manic Vandal/躁の蛮族(M11)」 C

 ヒャッハー! アーティファクトは消毒だー! まだまだ出番は多そうだな。

 

Reverberate/余韻(M11)」 R

 イラストがチャンドラに変更! されません!

 

Shock/ショック(10ED)」 C

 多分このセット最大の事件がここ。なんと、あの「稲妻」さんがまさかのサヨナラである。個人的に赤ユーザーではないのであまり悲しくない。それどころか懐かしい「ショック」さんの顔が見られて嬉しくすらある。ただ、すっかり上位互換スペルに溢れてしまった現代社会で彼が生きていく希望を失わないかと心配です。

 

Slaughter Cry/殺戮の叫び(ZEN)」 C

 そういやゼンディカーにこんなスペルもあったなぁ。「雷の一撃(M11)」で駄目な理由は特になさそうなんだけどな。

 

Volcanic Dragon/火山のドラゴン(6ED)」 C

 今回のドラゴン枠その2。意外なことにこいつも6版以来の再録だから、10年以上も間が空いてたのか。今見ても普通。

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 この作品の悪いところがきれいに出てる気がする第13話。前回曲がりなりにも前作との接点を明示してシリアス展開へのいいきっかけがつかめたというのに、何でここにきて水着回なんだ。本当に構成の意図が全く分からない。

 「女性同士のメンバーしか出撃出来ない」という制限がついたために、アスクール達にバカンス惑星への潜入ミッションが与えられる。相変わらずアスクールはお気楽だし、いざ突入すれば現場の人質たちもいい気なもの。ミッションといっても緊張感は欠片も無い。そして全ての任務はおよそマシンの性能で片が付いてしまっているし、その最中にも緊迫感のないギャグメインのやりとりが続く。あげくトラブルの原因もGソサエティの関与は感じられず、先んじて派遣されたという捜査員もなんだかお馬鹿な立ち位置。まず、コンピューターと対決するってのにハードを壊すっていう選択肢は無いわなぁ。

 そして惑星規模の迎撃システムの攻撃を喰らったというのに、母艦のディフェンスによって事なきを得るというクライマックス。レーザー浴びても平気なレベルの武装があるなら、別に他のESメンバーが特攻かけても問題無かった気がするのだが……そして最後のオチ部分では、ESメンバーであることがウェイトレスのバイト以下の副業扱いである。この世界の秩序や権威ってどこにあるんだ。とにかく、どこまで意味があるのかが非常に疑わしい、やっつけ臭溢れるエピソードであった。当然、見どころはほとんど無い。

 強いて見ておくべきポイントを上げるとするなら、10話で引き継いでおきながらなかなかお披露目の機会のなかったトリクシー組の能力をようやく発揮できたという部分。前回の話からすると時空を操る能力は物語の根幹を成す大切なものであるはずだが、いまのところはロボット1体とやり合う程度のもの。正直ショボい。あとは……そう、モビルスーツ戦闘の動画は少し良かったかな。

 でも、それくらい。フォローしてあげたいのに、フォローのしようがない作品になってしまっているのはいかんともしがたい。今期は他に書くべき作品もないから頑張って見るけどさぁ。 

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○「聖痕のクェイサー」 4

 事前情報無しでの視聴。以下、オープニングクレジットを見てる時の印象。「また吉野かよ!」→「ほぉ、構成に上江洲さんかぁ、それなら期待していいのかな」→「キャラデザがうのまことね、確かに言われてみればそうだな」→「オープニングはなかなかいい感じでないの?」→「監督金子ひらくかよ……どないすんねん」。いやまぁ、どんな作品作りになるかは分からないけどさ。

 世界設定はきれいに厨二。お姫様を守る分かりやすいファンタジー設定に、戦闘に関わるキャラクターは「元素を操る」という最近流行の(?)能力分担がなされており、主人公の少年の台詞回しや振る舞いには濃厚な邪気眼が含まれている。「何故あいつが手負いの身でベッドを飛び出したか」とかいう説明は一切無く、戦闘も特に説明無しで、雰囲気のみでマグネシウム相手に鉄が勝った。

 特筆すべきは、その「画面の繋がりの無さ」である。戦闘シーンにはそれが顕著で、主人公の女の子がマグネシウム手錠で捕らわれてからヒーロー出現までのカット割りは、はっきり言って不自然である。会話もなんだかかみ合ってないし、無関係な遠景混じりでつないだ奇妙なカットには、どう考えても意味は無い。勝手な推測だが、エロが売りの原作らしいので、多分DVD版で「差し替え」られるカットがこのあたりなんじゃなかろうか。「恋姫☆無双」などではエロシーンがまるまるカットを差し替えて挿入されたという前例もあるらしいので、あの辺のシーンには地上波では流しにくいような何かが挟まり、そのための尺つなぎがああいった不自然なカットつなぎになっているのだと思われる。っていうか、そうでないと流石にひどい。何か深慮遠謀があってのことなのかもしれないが……もしそうならもう分からねぇや。まぁ、そんな邪推を除いたとしても、戦闘シーンは雰囲気だけだから何が起こってるのかさっぱり分からないんですけどね。電子配列をいじっての錬金術って……まるっきりBK201じゃんね。あちらは元素限定なんてけちなこと言わないけどさ。どこぞのレベル5といい、最近の能力者はやたらと電子をいじりたがるな。

 全体的にはこうした「つなぎの不可解さ」がどうにも気になって仕方ないので良い点は付けづらいのが正直なところ。もっと阿漕なエロ描写がガンガン出てくるのかと思ったらそうでもなかったし、だとするとお姫様の乳揺れなんかは中途半端だし。キャラクターもテンプレ臭しかしないので、そこまで身を入れて見たい作品でもないです。作画の安定だけを売りにするタイプの作品だろうか。

 だがしかし、やっぱり気になるキャストの話。大量に登場する女性陣は、やたらと最近売り出し中の若手が顔を連ねる。メインどころは三瓶、藤村といった手慣れた連中だが、それを囲むのは豊崎、花澤、平野、日笠など。台詞しゃべってるの聞いても分からなかったのがぴかしゃだったのでちょっと悔しかった。考えてみりゃ、まだ澪しか知らないんだよ。そしてそんなヒロイン勢なんかを差し置いて、今回一番活き活きしてたのがマグネシウムの仮面の人。一番かっ飛ばしていい演技してるから「誰だろーなー」と思ってたら、なんとなんとここにも高垣彩陽。「あやひぃ? 嘘?!」と思って慌てて確認すると、確かに言われてみれば彩陽。うーむ、イメージがここまで変わるとは……やっぱり恐ろしい子! でも来週以降出るのかな? 出るなら楽しみですが。 

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 なんだか主人公の影が薄くなることに一切の躊躇がない第14話。前作のメインヒロインもそれこそ石ころ帽子を被ったかのような見事な空気っぷりだったけど……今作は大丈夫なんですか? ねぇ、御坂さん!

 というわけで今回の主人公は佐天さん。他の能力持ちが休日の予定で安穏としている中、レベルアッパー使用者のみがご招待されるという謎の特別講習へ向かう。同席するメンバーは見たところ10人程度のものだか、その中には眉毛事件のゆかりん(重福という名前らしい)や高校生の荒鷲姉御(名前不明)、そして佐天さんのお友達3人組なんかがいる。確かにこいつらみんなレベルアッパーでぶっ倒れた仲間なわけだが、その割りにはグラビトンの時の眼鏡が見あたらないし、黒子と廃ビルで殴り合ったチンピラ軍団もいない。せっかくの大教室なんだからもう少し日程まとめて呼び出せばいいのにね。もしくは参加が任意なのかな。佐天の口調ではそうは思えないんだが。

 で、そんな烏合の衆が受ける講習は、この作品の理不尽が全て固まったような代物。せっかく今作初登場の小萌先生がハイゼンベルクまで持ち出して「パーソナルリアリティ」を説くが、そんな話、中学生にしても意味は無いだろう(もちろん、大の大人にしても意味ない気がするけど)。確か小萌先生って無能力なはずだし、講義に説得力が全く無い。そして1時間目があり得ない座学なので「能力」ってのはどこまでも理論的に説明がつくものかと思えば、午後からの授業は根性論一辺倒のエンドレス持久走。まぁ、ファンタジーな能力の開花を求めるなら、こちらの方がまだ納得いくプログラムではある。相変わらずスパルタ甲斐田先生(黄泉川という名前らしい)がジャンジャンうるせーが、不良の更正メニューとしてはシンプルで分かりやすい。ランナーズハイなどの現象を鑑みれば人間の脳が肉体的機能の限界を突破したときに覚醒状態になる可能性は否定できないので、手っ取り早くレベルを上げたいなら肉体的、精神的に自分をいじめるのがいいのかもしれない。まぁ、そうなると今度は座学に何の意味も無いってことになるんですけどね。ほんと、この世界の「学園」って何を教えてるところなんだろう。さっぱり分からない。

 そしてもう1つ分からないのは、前から言っているこの世界の倫理観である。未だにレベルアッパーが「ズル」呼ばわりされる意味が分からない。能力開発は免許制でも無ければ違法行為でもない。おそらくこの世界にも「レベルアッパー禁止法」とかは制定されていないだろう(木山先生の渾身の作品だもの)。とすると、学校で死ぬ程ランニングをして得られる能力も、音楽プレイヤーを聞いて覚醒する能力も、質的には同じものである。レベルアッパーはシステム上他人の脳を犠牲にするという点が問題にはなるが、そんなこたぁ知らなかったのだからどうしようもないし、木山先生は自らの野望のために集めたネットワークを私的流用してしまったわけだが、弱い者(能力を持たない者)が自らの脳を他者と共有して協力するという行為は、果たして悪いことなのだろうか。もしこれが悪いと言われた場合、学園の行っている「開発メニュー」は倫理的に許されるものばかりだとでもいうのだろうか。ほんと、安易な二元論に落ち着かれると納得がいかない。まぁ、佐天さんが反省したいってなら止めはしないが、今回は不良の姉御の意見を応援したくなりました。これでラストまで話が進んで「実は学園都市全体が悪の組織でした」っていうオチだったら納得するけどさー。

 まぁ、相変わらずの文句だったわけですが、とりあえず佐天さんの成長物語としての意味合いは分かりやすいもの。噂によると今後はアニメオリジナル展開になるらしいけど、このまま佐天さんの能力開発日記を中心に展開していくんでしょうか。別に悪いとは思わないけどメインヒロインの影が……助けて! インなんとかさん!

 余談・先日出向いた試合会場では当然「審判の日/Day of Judgement(ZEN)」が活躍していたわけですが、プレイ時に「ジャッジメントですの!」っていうのが義務みたいになってました。ラスゴですの! 

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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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