最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
森を焼き、故郷を焼き払った第19話。熱に反応して爆裂するダイダロスに対して爆撃ってのはどうなんだろうとか、よりによってこんな話の放送日が8月10日とかどうやねんとか、色々考えてしまう。世の中に「正しい行いとしての爆撃」なんてものが存在するのかなぁ。 そんな非常に暗示的な「破壊と別れ」を描く今回は、まるまる一本東京を焼き払うのに費やすという、非常に余韻を多めに取った構成になっている。クライマックスであるドゥオモ爆撃時にはオープニングテーマの別バージョンが流れて盛り上げてくれたりしたのだが、どっちかっていうと「せっかくサントラ買ったのにこのバージョン入ってなかったわ!」とかが気になって仕方なかった。サントラは1枚だけだよなぁ。どっかに収録されるのかなぁ……まぁ、こんな退廃的なシーンで流される曲が「キミシニタモウコトナカレ」というのは非常に意味深ではあるのだが。最期の鐘の音が住民達の耳に届くという演出は、ベタではあるが美しいグラフィックと相まってなかなか印象深い仕上がりであった。 ただ、シナリオ上の盛り上がりには不満も多い。住民をアトラスに移しての爆撃というのは、これまでのストーリー展開からすれば非常に大きな転機であるはずなのだが、涼子も國子もいまいち正念場という気概が見られず、どちらかと言えば惰性で動いているようにすら見える。ドゥオモ爆撃のシーンの感情の高ぶりだけは少し受け入れられたが、他のシーンはどちらかというと淡々と作業をこなしていた印象。凪子の紡いだ創世神話もいまいち意味が分からなかったし、全体的にはこれまでと真反対でどこか物足りない印象ですらある。もう少しドラマティックなシーンがみられるかと思ったのだが……そのあたりはちょっと期待はずれ。まぁ、メデューサの暴走という引きだったので、真のクライマックスはまだまだ先なのだと思うことにしよう。 PR
最近の主人公はちょくちょく「ギャルゲーの主人公じゃあるまいし」みたいな発言をするようになったなー、と思わずにいられない第6話。今回は冒頭に真宵が登場したおかげで、ひたぎ、羽川、そして新キャラ駿河と、阿良々木の周りはすっかりハーレム状態だ。
新エピソード第1話ということで説明台詞の多い展開だが(まぁ、いつだってそうだが)、少なくとも「まよいマイマイ」の1話目よりは画面に変化がある。個人的には前回退場したと思われた真宵がきちんと浮遊霊として元気に(?)登場してくれたのが何よりうれしいが、そんな真宵の登場シーンは、台詞の掛け合いとは一切関係のないシーンをちょいちょい挟んでいくという、非常に落ち着かない演出になっている。音声としては普通に阿良々木と真宵の会話が聞こえているのに、全然関係ない真宵のポージングや、会話では一切語られなかった分かれのシーンなどが画面上で繰り広げられ、視聴者は会話の中身と、画面のストーリーの2つの筋を同時に追わなければいけない。相変わらず無体な演出である。 そして今回のヒロインである神原駿河の登場。ここは流石の沢城みゆき。彼女はそこまで声幅に変化を持たせるわけでもないのに、ほんのちょっとした間合いと空気感でがらりとキャラクターが変わる、ものすごい技能の持ち主。今回もシャフト作品ということで神谷、千和との共演だが、同じシャフト関係でも芹沢茜、マ太郎、ゴッドなどとは全く違う、「ちょっと奇妙な女子高生」が形成されている。このあたりの演じ分けがじっくり聞けるのは、会話劇がメインのこの作品ならではのサービスといえる。そういえば、千和との共演でみゆきちの方が年下っていう関係は本当に珍しい。 次のシーンは、ひたぎ宅でお勉強(?)に勤しむバカップル。このシーンの動きの無さはこれまで以上。ひたぎがデレたり猛ったりするおかげでシナリオとしての不満は無いものの、これでもしミュートにでもしてみたら、本当に紙芝居にしか見えないのではなかろうか。そして、これが紙芝居でしか表現出来ないシーンであるというのもすごい。ほんと、何でこの作品がアニメ化出来たのか、不思議で仕方ない。 そして最後は羽川との電話越しの対話。5話での電話のシーンは延々携帯のディスプレイが動き回るという演出だったが、今回は通話相手の羽川が自動車の波にのまれながらひたすら歩き続けるという演出。本当に「どうでもいい」画面なのだが、ここで重要なのは、電話の向こうでしゃべっている阿良々木の声がほとんど聞こえないということ。視聴者は羽川の台詞のみで会話の内容を推察する以外になく、嫌でもその台詞に集中せざるを得ない。つまり、画面を気にしている余裕がない。よく見れば、羽川は5話の時同様、家に帰りたくないそぶりで公園のブランコにおり、延々歩き続けた後にたどり着いたのはやはり公園のブランコだ。ブランコがリストラサラリーマンなどの「家にいられない人」の象徴であるとするなら、このシーンは存外羽川の内面も描写しているのかもしれない。 最後に阿良々木が襲撃されたが……なんか、ふざけすぎた動画のせいで緊張感が欠片も無かったな。まぁ、あんまりバイオレンスなシーンは今のご時世では問題になったりするし、あのくらいでちょうどいいのかもしれない。次の話まで3週間空くのは痛いなー。 金では買えない積み荷のために、必死で金をかき集める第5話。改めて今回の戦略を見るにつけて、本当に分の悪い勝負にしか見えないのだが、これで勝ちを拾う奇跡があるものだろうか。 「錬金術師を狙え」という前回のマルクの助言を元に、改めて魔女っぽいおねーちゃんの元を訪れるロレンス。どうやらこの町の錬金術絡みの人達は他人が困ったり悩んだりしている姿を見るのが楽しいらしく、ただの金儲けでは駄目だが面白そうだからOKという、ある意味非常に寛大な心の持ち主。しかし、交渉はうまくいったものの、既に一足先に先客が。企業秘密なのでその正体は教えてもらえなかったが、まぁ、現時点で黄鉄鉱を巡る人間で買い付けに来る商人って言ったら……ねぇ。ラストの連れ添って歩いていたホロがフードに白い羽をつけていたのは非常に暗示的であったが。果たしてロレンスは必要充分な戦力を集めきることが出来るのか。マルクが頑張ってくれたのは僥倖ではあったが…… 今回のタイトルは「希望と絶望」。「希望」の方は勿論、黄鉄鉱を手に入れる目星が付いたこと。不確定ではあるが錬金術師ルーベンスにも気に入られたようだし、マルクが前回の大見得など忘れたかのようにあっさりと結構な量を回収することに成功。あとはタイミング勝負というところまで持ち込んだが、まぁ、正直運頼みだろう。そして、ロレンスの人生に於いての「希望」は、マルクとの会話で手にした「友」の意味と、自分にとってのホロの存在意義の認識だろう。前日には「ぬしはわっちの何じゃ」「わっちはぬしの何じゃ」という悲痛な訴えに黙り込むしかなかったわけだが、必死でかけずり回ることで、ようやく「ロレンスにとってのホロ」には答えが出せたようだ。あとは、「ホロにとってのロレンス」に答えを出してやるだけ。 そして「絶望」の方は、どれだけロレンスが首尾良く作戦を手配しても、確実にゴールに歩を進めているアマーティの手堅さ。ホロを帯同し、既に勝者の余裕すら伺わせる。ようやく平静を取り戻したと思ったロレンスだったが、やはり全く目を合わせないホロの横顔を見ては、その心根も揺らいでしまう。「自分に必要だと判断した積み荷」は、果たして取り戻せるのだろうか。 今回もただひたすらロレンスの駆け回る姿だけを描いたエピソードであったが、相変わらず繊細な心理描写に抜けがない。例えば冒頭でバトスと交渉している際、考え込むバトスにさらに言葉を続けようとして思わず息を呑むロレンスや、ロレンスの必死の訴えを聞きながらも、ふいとわずかに視線を逸らしてみせるルーベンスなど、ただの会話の中にもキャラクターの細かい心情が非常に生々しい形で描画されている。もちろん、人混みの中でホロとアマーティを見つけてしまった時のロレンスのみっともないほどの動揺なども見所の1つだ。 次回は「信ずべき神」。異教の神と人は、つがいになれますか?
○「おんたま!」 6
たまたまニコ動見てたら行き当たってしまった謎の配信アニメ。定期的に追いかけられないのと、ブツブツと切れてしまう印象が強いためにどうしてもネット配信アニメは視聴が続かず、これまでも「Candy boy」なんかが気付けば見なくなってしまっていた。「どうせ地上波で流す資金もなかったような単発物だろ……」という偏見もあったかもしれない。この作品をわざわざ見てしまったのは……気の迷いというなの、何かおかしな電波。 これは……なんだこのクオリティは。画質がいいのは最近の動画サイトなら驚きはしないのだが、細かい動画、コミカルな演出、そしてコロコロと丸っこく愛らしいキャラクターデザイン。これは間違いなく、上質の匂い。地上波でやっていたら結構な話題になっていたのではなかろうか。「本当のお父さん」とかきな臭い匂いのするファクターが気にならんでもないが、画面が面白いからストーリーとかどうでもいいや! キャストもなんだかものすごい。主人公の苺に折笠富美子までならいいが、黄色く怪しいマスコット役に久川綾、おっとり母さん役に岩男潤子! おい、狙いすぎやろうが。さっさと丹下桜と(野上)ゆかなをつれて来いや! スタッフを見てみれば、そこにはスーパーバイザーとしてサトジュンの名前が現れ、さらに池Pこと池田東陽がプロデュース、監督はオイちゃんこと追崎史敏。あの「カレイドスター」(カレイドラジオ)を愛した者としては、忘れられないラインナップだ。公式ラジオでは既にレジェンドとなった久川綾のしゃべりまで聞けるし、一体どんなビッグイベントだよ……気になって調べたら、池Pとオイちゃんで起業してたのね。全然知らなかった。 どうやら新会社としては初めての自社請けメイン。これは……来るかもしれん…… 8対8というあまりに斬新な野球の形式を提案された第5話。ひたすら体力作りは野球漫画の基本ですね! 前回メンバーを1人欠き、不安な状態で練習を続ける面々。体操着はなかなか「モダン」で、スースーするらしいけど似合っているから仕方ない。見たところ陸上部も似たような服を着て練習してるんだけど、それならお雪の呉服屋も探せばニーズはある気がするんだけどね。みんなでお着替えのシーンでは、巴がどんどんバカキャラとしてのクオリティを上げていっている。 そして後はひたすら基礎体力作り。まぁ、男子高校生と戦う上でスタミナの問題は最低限クリアしなければいけない問題。足腰を作らないと守備も打撃もままならないわけで、そのあたりはアンナ先生がきっちり指導してくれている。今回3回ほど8人で寝転んでいるシーンが続いたわけだが……円陣から離れた位置で力尽きているのは乃枝と鏡子と、晶子だな。他の面子はともかく、ピッチャーのスタミナ不足は後々まで引きずる問題になりそうな気がするぞ。しかし、体力馬鹿の小梅と巴、そして経験者の雪と環が頑張っているのは分かるが、静も地味に体力があるんだな。まぁ、みんなクタクタの状態で帰宅するのは一緒。母親が部屋に様子を確認しに行ったら力尽きているシーンは、「おお振り」でも三橋たちがやってたなぁ。やっぱり即席野球部は壊れるくらい練習しないと。 そして最後の1人は、「ONE OUTS」でいうところのジョンソン理論で陸上部のスタートダッシュ自慢を起用。テストでは見事な盗塁を見せてくれていたが、個人的にはそんな走りよりもアンナ先生のきれいなクイックの方が気になった。あの時代にあそこまでクイックがうまいって……どんだけ経験者だよ。まぁ、そんな名伯楽の風格を見せたアンナ先生が次週でいなくなってしまう風なのが不安で仕方ないけどなー。 今回は、車を引いて環と巴が駆け回るシーンが非常に面白かった。巴にぶつかられて脇見をしながら不平を漏らす環の顔とか、やっぱり動いている方が活き活きしてる面子だなぁ。 友に鍵を譲るところから始まり、その鍵をかけて旅立つまでを描いた第5話。当初単なる狂言回しだと思っていた戸松チャイナことユンユンがみるみる重要な役どころになっていくのがびっくりであった。 「蛇」とカナンサイドをつなぐ役割を果たすことになったユンユン。マリアとの出会いは偶然であったが、気付けばリャン・チーに「死ね」の一言で牛耳られ、危うく親友を失いかけるところまで行ってしまった。不遇な生い立ちのせいで組織に文字通り命を握られていることを思えば仕方がないところではあるのだが、そんな不遇な生い立ちの割にまっすぐな性格に育っているだけに、クライマックスの腹マイトは悲痛を通り越して滑稽ですらあった。お偉いさんにウイルス仕込みの酒を盛ったり、自爆がてら相手を川に引きずり込んだり、やっていることは実にあくどいのだが、どこか憎めないのはそのキャラクターのおかげか。 前回までで、カナンとマリアは、未知の部分があったが故にすれ違いが生じてしまっていたが、今回あいだにユンユンを挟み、その彼女が明確な「敵対意識」を見せてくれたことで、「全てを理解した上での友情」を結びつけることになった。カナンは「敵を殺さない」ことでマリアの前で新しい自分をみせることが出来たし、マリアもそんなカナンにいち早く飛びつくことで親愛の情を取り戻している。実際はマリア側の見せた「拒絶」の贖罪はすんでいないはずなのだが……まぁ、当人達が「仲直りをした」と言っているのだからそれでいいのだろう。 そして次第に浮かび上がってくる「蛇」とウーアウイルスの関係性。とっちらかった印象だったシナリオ面も、ようやく道筋が見え始めたようだ。悪役は徹底的に悪く、というのがこの手のドンパチを面白くみせるポイントなので、今回のようなリャン・チーの悪逆非道ぶりは見ていて気持ちがいい。 今回はカナンのアクションシーンこそ少なかったものの、代わりにユンユンが表情豊かな喜怒哀楽で物語を支えてくれていたので一切退屈せずに見ることが出来た。戸松遙、ここにあり。 まぁ、個人的に一番鳥肌ものだったのは、冒頭でカナンが嘔吐した時の声なんだけどね。みゆきち、現場でほんとに吐いてるんじゃなかろうな。役者ってすげぇ。 堀江由衣が口笛を吹けないらしいことが分かった規制入りまくりの第5話。あいまににエンディングテーマのCMが入ったんだけど、堀江由衣のチアガール姿はドロップ時代の國府田マリ子のような痛々しさがある……17歳ですけどね。 さて、世間では今回のラストに入った「ダイジェスト集」に非難囂々のようである。噂によると「まずすぎる」シーンがカットになり、その分の尺を補えなかったためにあのような応急処置になったということだが、あれだけ猫だの湯気だので規制しておいて、今更放送できないシーンなんてあるんだろうか。そしてDVD版は一体どうなるんだろうか。湯気と猫という2種類の「モザイク」があるということは、どちらかが取れてどちらかはそのままってことなのか? 「こどものじかん」はどうだったのかなぁ。 ほんと、この作品にエロは一切求めていないのだから、画面の邪魔になるモザイクがかかるくらいならいっそそういう話は描かなくてもいいと思うのだが……世間はどういうニーズなのか分からないからなぁ。そりゃま、見えないよりは見えた方がいいですけど。 で、色んなディティールが話題になってこそいるものの、実際にはこの作品は非常に手堅い。大きな崩れは無いし、キャラ萌えを優先させた作劇も非常にオーソドックスで安心して見ていられる。今回は(今回も?)エロ要素がメインだったのではるかが元気だったが、序盤のてるてる坊主と法師の絡みでは天真爛漫なユメと、それすら自分の独占欲のために利用しようとするユウキの危険な思惑などが非常に刺激的なアクセントになっている。他にもはるかのシャイニングゴッドフィンガーはきちんと3回パンしたし、通りすがりの酔っぱらいが「全裸で何が悪い!」と叫んだりしているのもギリギリなネタだろう(多分アドリブなんだろうけど)。前回のミュージカルも含めて何が出てくるか全く予想が付かない作品なので、その微妙に屈折したサービス精神を楽しめれば勝ちだと思う。 まぁ、冷静になって振り返ると今回も単に風呂屋に行っただけで何の事件も起きていないし、新聞屋らしいことも何一つやっていない。こういう「日常系のぼんやりしたネタ」っていうのが、受け付けない人には無価値にも映るんだろう。こればかりはイデオロギーの差としか言いようがないが、個人的には単に気持ちよくキャラクターが動くだけでも楽しいと思っている。ちょいちょい画面端に見切れている代理なんか、可愛らしくて仕方ない。最大の問題は、周りを取り囲む面子が濃すぎるせいで主人公であるはずのカナが完全に空気になっていることくらいか。 前からすっごい気になっていたのだが、ワイプで登場する謎のロボットは一体何者なんだろう。毎回非常に印象的な台詞を残しながら横切っていくんだよなぁ。 堀江由衣の「私も一足先に16歳かぁ」という台詞がむなしく響く第5話。ナミコかぁさんも落ち着いてるけど女子高生です。中の人は落ち着きのない17歳です。 今回のネタは「デザイン企画」「ナミコさんの誕生日」そして「部長小屋」の3本。相変わらず展開が早くて大変だが、番組ラジオを聞いたらかもさんが「桜井監督は相変わらず構成が詰め込まれてて大変」みたいなことを言っていたので、多分キャスト陣も苦労してるんだろう。別にそんな印象のある監督でも無かったけど……確かに言われてみればその傾向はあったのかな? 「デジキャラット」とかだとドタバタの勢いで押せたけど、この作品はふんわりまったりな空気感も欲しいのでちょっとなじめないと、そういうことかもしれない。 「デザイン企画」は原作でもテンポのいいつなぎが見せ場の話だったので、各人が描いたスケッチが見にくいことを除けばなかなか良かった。キサラギの考えたウサギ携帯が可愛かったし、オチの「部長! お前らぁ! 外間ぁぁ!!」もきれいに決まっていた。個人的には原作の4コマタイトル部分のネタも気に入っていたので(「その神様はさっき会った」とか)、そのあたりも活かしてもらえればうれしかったんだけど。殿先生のたばこネタがカットになっていたのは教育によろしくないからだろうか。ナミコさんの誕生日ネタでも、原作でコンソメパンチだったのがフルーツパンチになってたりと微妙に変化が。まぁ、商品名は使えないからなぁ。帰り道でトモカネ(兄)がこっそり出演していたのは何のサービスだったんだろうか。次回いよいよ登場だけど、その前の顔見せかな。 そしてBパートは美術部の面々が主役の大掃除。やっぱりこっちの面子の方がアニメ的には見ていて面白いなぁ。教科書の話や「えらい」の話なんかはアニメではさっぱり分からんのが相変わらずだが、あーさんとぶちさんの掛け合いは安心して見ていられる。合間であーさんと魚住のあいだで「それ飲ませて−」みたいなやりとりが入っていたのもオリジナルで、「えらい」のネタも合わせると、原作よりも強めに2人の間にフラグが立っているように見える。この後雨の日の「ぷぷっぴどぅ」と傘の話が入るのかな。あーさんは好きなのでこの辺の可愛らしい様子が見られるのはうれしい。 エンディングは予定通りのナミコさんバージョン。ただ、意外なことにグラフィックが変更になっていた。どうやら先週まで赤ん坊だった面々が小学生になったみたいだけれど……4話ずつってことは、最終話は高校生なのかな? 東京大空襲の決定、色んな問題があっさり解決しちゃった第18話。美邦様と國子の出会いやモモコとミーコの再会、そして凪子のアトラス突破など、今まで微妙にかわしていた問題が何の前触れもなくガンガン進行していくので、今までの苦労は何だったんだろうと拍子抜けしてしまう。 今回は作画の状態は中の上。たまに遠景になると國子の顔がおかしくなることもあるのだが(今週はメタルエイジの作戦会議のシーンとか)、全体的には雰囲気は維持できているくらい。もう、少しくらいぶれても笑って許せるようになりましたがね。GONZOさんも大変なところらしいので、暖かく見守ってあげましょう。 本筋では、2つの出会いと東京空襲の進行、そして凪子の帰還にアトラス再上陸と、イベントてんこ盛りでせわしない展開。香凛、國子、美邦というロリ3人が集まってくれているおかげで視点が散らかっている印象は薄いものの、ミーコと出会ったモモコが一体どんな気持ちであの場を後にしたのかとか、美邦様が妹だと判明した國子は何も言わずに帰ってきたのかとか、あんだけ苦労して、死人まで大量に出して進入したアトラスにこうもあっさり再入場出来ていいものかとか、クエスチョンマークは枚挙にいとまがない。様々な伏線を回収してまとめる時期に入ってきているとはいえ、流石に説明不足の感は否めないだろう。國子の画策する東京空襲も、ダイダロスという植物がその絶対的な繁殖力からここまでの驚異になったことを考えるなら、空から爆撃した程度で根絶やしに出来るのかどうかも疑問である。そもそもそんなことが可能だったんなら、もう少し早い段階で金を積んでアトラス側と武力で交渉することも出来たと思うのだが。話の規模が大きくなっているせいか、最近不条理な展開が多い気がする。 それでも楽しみなのはやっぱり幼女達の共演。毎回毎回美邦様の前での会話は「誰かが大した意味もなく嘘をつきやしないか」とハラハラしてしまうのだが、相変わらずモモコや國子に対して誰もルール説明をしてくれないのは鬼畜。でも、ルールってどれくらい厳しいもんなのかね。今回もモモコの「(イヤリングは)凪子からもらってきたの」とか、「せめてお母さんと言ってよ」あたりは「嘘」と言ってしまってもいい気がするのだが……本人に嘘付いてるつもりがなければセーフなのかな? 注意して聞いていると、やっぱり慣れているのか小夜子は非常に巧みな言葉遣いで嘘を回避しているのが分かって面白い。 とにかく来週は東京空襲。もう誰が敵で誰が味方で、誰が何をすればミッションコンプリートになるのかもよく分からなくなってきているが、一応完結している小説原作なのだから大団円があるに違いない。一抹の不安を覚えながらも、次回の美邦様と香凛の活躍に期待したい。 |
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声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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