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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「 サビを歌いなさい」という未だかつて無い嗜虐プレイが展開された第6話。対テロ国際会議という最大のステージで展開されたのは、大統領の迷演説と、テロによる暴虐と、1人のドSによるわがまま劇場。相変わらず中の人メインで申し訳ないのだが、今回は完全に、理恵様1人舞台。
あまりに怪しげな招待状によって対テロ国際会議の会場へ呼び出されるマリア。露骨すぎる誘いなのにマリア1人で生かせてしまう御法川の不注意さにはあきれ果てるが、マリア自身も乗り気だったみたいなので、この平和ボケした日本人2人にはもう何も言うまい。一応その代償として、御法川はハッコーからハウリングボイスを喰らうというよく分からない罰ゲームを喰らっている。ウーアウイルスに感染するとランダムでスタンド能力が開花するようだが、盲腸が2つになる能力から謎の音波攻撃まで、かなり幅広いラインナップになっている。これじゃプッチ神父がディスクを集めるのも一苦労。きっと「水を熱湯に変える能力」に開眼した人もいるに違いない。 さておき、そんなマリアをおそうのは、当然のテロアタック。今のリアルチャイナのきな臭さを考えれば、こんなトコで国際会議を開こうってのが無謀だった気もするのだが、非常にずさんな警備の中、当然蛇の魔の手が伸びる。そして、あとはもう田中理恵の、いやさリャン・チーの1人舞台。 「死んじゃうのよ〜」とオリジナルの替え歌を披露し、飽きたところでカミングズに歌をパスして理不尽な狙撃。「ゲッダン!」と爆弾を連鎖させ、会場ディスプレイにはわざわざオリジナルの萌えキャラを作って自分で声を当てたガイダンスビデオを流すという親切っぷり。1人事務所でアフレコしているリャンを想像すると萌えずにはいられまい。 そしてマリアを招聘しての見事なハイキック、サッカーボールキック、カナンに逆ギレ、上司にたしなめられると突然愛を唱え出す始末。一つ一つの表情が、仕草が、そして声がたまらない。音声だけでもipodに入れて持ち歩きたいくらいの、今期文句なしのトップオブ萌えキャラ。当ブログは全身全霊でもってリャン・チー並びに中の人を応援します。 カナン? 今回走ってただけだし。真紅よりも銀様の方がファンが多いのは当然なのさ。 PR
相変わらずワイプで出てくるロボットの台詞が謎すぎる第6話。「シンデナイフラグ」って、どないやねん。
今回は台風、停電、怖い話。正直、怖い話は大の苦手なので、こんな萌え系4コマアニメでも、タイトルに「怖い話」ってつくだけで見るのが怖かったり。当方どれくらいヘタレかというと、「まほらば」の原作コミックの怖い話の回が本当に怖くてその巻だけ開きたくないくらいの怖がり。でもまぁ、流石にこのアニメは平気だけどね。 今回の見所は、いつの間にかすっかり風新新聞のメンバーに馴染んでしまっている美華だろうか。台風で帰れないのは分かるけど、何であんな暴風の中で風新に転がり込むことになったやら。花日新聞も多分当日の配送が大変だったと思うのだが、手伝わなくて良かったのかね。とにかくカナ相手にバランス良くデレる美華はなかなか愛らしい。 その他の面子は相変わらずのノリだが、やはりユメとユウキの間の小ネタが他の雰囲気にそぐわない生々しさがあり、そこだけどうしても気になる。はるかとかなら幼女のトイレに突入してもある種の清々しさがあるのだが。でも……流石に下が半脱ぎでトイレでビクつくカナは……エロいな。 話が進むにつれて本当にだんだん「単なる日常もの」になりつつあり、なかなか胆となる見所を見つけにくい作品なのだが、気付けばぼんやり見て特に不満は無い。こういうのって一番評価に困るんだけど、まぁ、かわいけりゃいいか。出来れば他のメンバー1人1人にスポットを当てたエピソードとかも見てみたいんだけどなぁ。死体を洗うバイトの話とかさ。
単行本未収録分なので原作はっきり覚えてなかった第6話。さぁ、いよいよトモカネ兄の登場だ。これでおおよそレギュラーが全員そろったことになる。
そして、どの作品でも持ち上げすぎてひいきの引き倒しになっている気もするのだが、はっきり言って沢城アワーである。トモカネ兄は誰がキャスティングされるのか楽しみだったのだが、まさかの兄妹二役キャスト。過去に兄と妹の兄弟構成を兼ね役でこなした人間がいるだろうか。しかも「病弱で大人しい兄」と「粗暴で破天荒な妹」という、男女の差すら演じ分けにくいこの難題を、こともなげにクリアしてみせている。2人の台詞がクロスするパートなんかは、もう耳がおかしくなりそうな状態だった。キャスティングした方は、この沢城の芸が見たくて配役したとしか思えないのだが。もう、ほんとグッジョブ。 そんなこんなで、一方的とはいえ美術部軍団と一年生が本格的に絡むことになった今回。もちろんトモカネ兄もひどいが、実はそれを笑顔で容認するぶちさんがさらにひどい。他学科の2人がことさらに「芸術科はキワモノが多い」と評していたが、確かに今回集まった総勢8人のラインナップを見ると、そういうまとめ方をしたくなるのも分かる。相変わらずあーさんは元気だし、一年生は一年生で、あの「美術部やしき」に怖じ気づかずに突入しているのだから、根性だけでも見上げたもの。随分おっかない場所だったようだが、結局キョージュは叫び声どころか声すら上げていないようだったが。 学年が2つ違うので先輩後輩としては絡みにくいかもしれないが、1年VS美術部っていう絡みは面白いのでもうちょっと見ていたかったなぁ。今回も展開が早くてついていくのが大変だったが、イベント中心のドタバタ展開だったので、このくらいの騒がしさでちょうどいいのかもしれない。久しぶりに理屈抜きで面白い回でした。 そういや、今の3年生が卒業したら、美術部は保村とトモカネ兄だけになるんだよな……大丈夫かな…… 森を焼き、故郷を焼き払った第19話。熱に反応して爆裂するダイダロスに対して爆撃ってのはどうなんだろうとか、よりによってこんな話の放送日が8月10日とかどうやねんとか、色々考えてしまう。世の中に「正しい行いとしての爆撃」なんてものが存在するのかなぁ。 そんな非常に暗示的な「破壊と別れ」を描く今回は、まるまる一本東京を焼き払うのに費やすという、非常に余韻を多めに取った構成になっている。クライマックスであるドゥオモ爆撃時にはオープニングテーマの別バージョンが流れて盛り上げてくれたりしたのだが、どっちかっていうと「せっかくサントラ買ったのにこのバージョン入ってなかったわ!」とかが気になって仕方なかった。サントラは1枚だけだよなぁ。どっかに収録されるのかなぁ……まぁ、こんな退廃的なシーンで流される曲が「キミシニタモウコトナカレ」というのは非常に意味深ではあるのだが。最期の鐘の音が住民達の耳に届くという演出は、ベタではあるが美しいグラフィックと相まってなかなか印象深い仕上がりであった。 ただ、シナリオ上の盛り上がりには不満も多い。住民をアトラスに移しての爆撃というのは、これまでのストーリー展開からすれば非常に大きな転機であるはずなのだが、涼子も國子もいまいち正念場という気概が見られず、どちらかと言えば惰性で動いているようにすら見える。ドゥオモ爆撃のシーンの感情の高ぶりだけは少し受け入れられたが、他のシーンはどちらかというと淡々と作業をこなしていた印象。凪子の紡いだ創世神話もいまいち意味が分からなかったし、全体的にはこれまでと真反対でどこか物足りない印象ですらある。もう少しドラマティックなシーンがみられるかと思ったのだが……そのあたりはちょっと期待はずれ。まぁ、メデューサの暴走という引きだったので、真のクライマックスはまだまだ先なのだと思うことにしよう。
最近の主人公はちょくちょく「ギャルゲーの主人公じゃあるまいし」みたいな発言をするようになったなー、と思わずにいられない第6話。今回は冒頭に真宵が登場したおかげで、ひたぎ、羽川、そして新キャラ駿河と、阿良々木の周りはすっかりハーレム状態だ。
新エピソード第1話ということで説明台詞の多い展開だが(まぁ、いつだってそうだが)、少なくとも「まよいマイマイ」の1話目よりは画面に変化がある。個人的には前回退場したと思われた真宵がきちんと浮遊霊として元気に(?)登場してくれたのが何よりうれしいが、そんな真宵の登場シーンは、台詞の掛け合いとは一切関係のないシーンをちょいちょい挟んでいくという、非常に落ち着かない演出になっている。音声としては普通に阿良々木と真宵の会話が聞こえているのに、全然関係ない真宵のポージングや、会話では一切語られなかった分かれのシーンなどが画面上で繰り広げられ、視聴者は会話の中身と、画面のストーリーの2つの筋を同時に追わなければいけない。相変わらず無体な演出である。 そして今回のヒロインである神原駿河の登場。ここは流石の沢城みゆき。彼女はそこまで声幅に変化を持たせるわけでもないのに、ほんのちょっとした間合いと空気感でがらりとキャラクターが変わる、ものすごい技能の持ち主。今回もシャフト作品ということで神谷、千和との共演だが、同じシャフト関係でも芹沢茜、マ太郎、ゴッドなどとは全く違う、「ちょっと奇妙な女子高生」が形成されている。このあたりの演じ分けがじっくり聞けるのは、会話劇がメインのこの作品ならではのサービスといえる。そういえば、千和との共演でみゆきちの方が年下っていう関係は本当に珍しい。 次のシーンは、ひたぎ宅でお勉強(?)に勤しむバカップル。このシーンの動きの無さはこれまで以上。ひたぎがデレたり猛ったりするおかげでシナリオとしての不満は無いものの、これでもしミュートにでもしてみたら、本当に紙芝居にしか見えないのではなかろうか。そして、これが紙芝居でしか表現出来ないシーンであるというのもすごい。ほんと、何でこの作品がアニメ化出来たのか、不思議で仕方ない。 そして最後は羽川との電話越しの対話。5話での電話のシーンは延々携帯のディスプレイが動き回るという演出だったが、今回は通話相手の羽川が自動車の波にのまれながらひたすら歩き続けるという演出。本当に「どうでもいい」画面なのだが、ここで重要なのは、電話の向こうでしゃべっている阿良々木の声がほとんど聞こえないということ。視聴者は羽川の台詞のみで会話の内容を推察する以外になく、嫌でもその台詞に集中せざるを得ない。つまり、画面を気にしている余裕がない。よく見れば、羽川は5話の時同様、家に帰りたくないそぶりで公園のブランコにおり、延々歩き続けた後にたどり着いたのはやはり公園のブランコだ。ブランコがリストラサラリーマンなどの「家にいられない人」の象徴であるとするなら、このシーンは存外羽川の内面も描写しているのかもしれない。 最後に阿良々木が襲撃されたが……なんか、ふざけすぎた動画のせいで緊張感が欠片も無かったな。まぁ、あんまりバイオレンスなシーンは今のご時世では問題になったりするし、あのくらいでちょうどいいのかもしれない。次の話まで3週間空くのは痛いなー。 金では買えない積み荷のために、必死で金をかき集める第5話。改めて今回の戦略を見るにつけて、本当に分の悪い勝負にしか見えないのだが、これで勝ちを拾う奇跡があるものだろうか。 「錬金術師を狙え」という前回のマルクの助言を元に、改めて魔女っぽいおねーちゃんの元を訪れるロレンス。どうやらこの町の錬金術絡みの人達は他人が困ったり悩んだりしている姿を見るのが楽しいらしく、ただの金儲けでは駄目だが面白そうだからOKという、ある意味非常に寛大な心の持ち主。しかし、交渉はうまくいったものの、既に一足先に先客が。企業秘密なのでその正体は教えてもらえなかったが、まぁ、現時点で黄鉄鉱を巡る人間で買い付けに来る商人って言ったら……ねぇ。ラストの連れ添って歩いていたホロがフードに白い羽をつけていたのは非常に暗示的であったが。果たしてロレンスは必要充分な戦力を集めきることが出来るのか。マルクが頑張ってくれたのは僥倖ではあったが…… 今回のタイトルは「希望と絶望」。「希望」の方は勿論、黄鉄鉱を手に入れる目星が付いたこと。不確定ではあるが錬金術師ルーベンスにも気に入られたようだし、マルクが前回の大見得など忘れたかのようにあっさりと結構な量を回収することに成功。あとはタイミング勝負というところまで持ち込んだが、まぁ、正直運頼みだろう。そして、ロレンスの人生に於いての「希望」は、マルクとの会話で手にした「友」の意味と、自分にとってのホロの存在意義の認識だろう。前日には「ぬしはわっちの何じゃ」「わっちはぬしの何じゃ」という悲痛な訴えに黙り込むしかなかったわけだが、必死でかけずり回ることで、ようやく「ロレンスにとってのホロ」には答えが出せたようだ。あとは、「ホロにとってのロレンス」に答えを出してやるだけ。 そして「絶望」の方は、どれだけロレンスが首尾良く作戦を手配しても、確実にゴールに歩を進めているアマーティの手堅さ。ホロを帯同し、既に勝者の余裕すら伺わせる。ようやく平静を取り戻したと思ったロレンスだったが、やはり全く目を合わせないホロの横顔を見ては、その心根も揺らいでしまう。「自分に必要だと判断した積み荷」は、果たして取り戻せるのだろうか。 今回もただひたすらロレンスの駆け回る姿だけを描いたエピソードであったが、相変わらず繊細な心理描写に抜けがない。例えば冒頭でバトスと交渉している際、考え込むバトスにさらに言葉を続けようとして思わず息を呑むロレンスや、ロレンスの必死の訴えを聞きながらも、ふいとわずかに視線を逸らしてみせるルーベンスなど、ただの会話の中にもキャラクターの細かい心情が非常に生々しい形で描画されている。もちろん、人混みの中でホロとアマーティを見つけてしまった時のロレンスのみっともないほどの動揺なども見所の1つだ。 次回は「信ずべき神」。異教の神と人は、つがいになれますか?
○「おんたま!」 6
たまたまニコ動見てたら行き当たってしまった謎の配信アニメ。定期的に追いかけられないのと、ブツブツと切れてしまう印象が強いためにどうしてもネット配信アニメは視聴が続かず、これまでも「Candy boy」なんかが気付けば見なくなってしまっていた。「どうせ地上波で流す資金もなかったような単発物だろ……」という偏見もあったかもしれない。この作品をわざわざ見てしまったのは……気の迷いというなの、何かおかしな電波。 これは……なんだこのクオリティは。画質がいいのは最近の動画サイトなら驚きはしないのだが、細かい動画、コミカルな演出、そしてコロコロと丸っこく愛らしいキャラクターデザイン。これは間違いなく、上質の匂い。地上波でやっていたら結構な話題になっていたのではなかろうか。「本当のお父さん」とかきな臭い匂いのするファクターが気にならんでもないが、画面が面白いからストーリーとかどうでもいいや! キャストもなんだかものすごい。主人公の苺に折笠富美子までならいいが、黄色く怪しいマスコット役に久川綾、おっとり母さん役に岩男潤子! おい、狙いすぎやろうが。さっさと丹下桜と(野上)ゆかなをつれて来いや! スタッフを見てみれば、そこにはスーパーバイザーとしてサトジュンの名前が現れ、さらに池Pこと池田東陽がプロデュース、監督はオイちゃんこと追崎史敏。あの「カレイドスター」(カレイドラジオ)を愛した者としては、忘れられないラインナップだ。公式ラジオでは既にレジェンドとなった久川綾のしゃべりまで聞けるし、一体どんなビッグイベントだよ……気になって調べたら、池Pとオイちゃんで起業してたのね。全然知らなかった。 どうやら新会社としては初めての自社請けメイン。これは……来るかもしれん…… 8対8というあまりに斬新な野球の形式を提案された第5話。ひたすら体力作りは野球漫画の基本ですね! 前回メンバーを1人欠き、不安な状態で練習を続ける面々。体操着はなかなか「モダン」で、スースーするらしいけど似合っているから仕方ない。見たところ陸上部も似たような服を着て練習してるんだけど、それならお雪の呉服屋も探せばニーズはある気がするんだけどね。みんなでお着替えのシーンでは、巴がどんどんバカキャラとしてのクオリティを上げていっている。 そして後はひたすら基礎体力作り。まぁ、男子高校生と戦う上でスタミナの問題は最低限クリアしなければいけない問題。足腰を作らないと守備も打撃もままならないわけで、そのあたりはアンナ先生がきっちり指導してくれている。今回3回ほど8人で寝転んでいるシーンが続いたわけだが……円陣から離れた位置で力尽きているのは乃枝と鏡子と、晶子だな。他の面子はともかく、ピッチャーのスタミナ不足は後々まで引きずる問題になりそうな気がするぞ。しかし、体力馬鹿の小梅と巴、そして経験者の雪と環が頑張っているのは分かるが、静も地味に体力があるんだな。まぁ、みんなクタクタの状態で帰宅するのは一緒。母親が部屋に様子を確認しに行ったら力尽きているシーンは、「おお振り」でも三橋たちがやってたなぁ。やっぱり即席野球部は壊れるくらい練習しないと。 そして最後の1人は、「ONE OUTS」でいうところのジョンソン理論で陸上部のスタートダッシュ自慢を起用。テストでは見事な盗塁を見せてくれていたが、個人的にはそんな走りよりもアンナ先生のきれいなクイックの方が気になった。あの時代にあそこまでクイックがうまいって……どんだけ経験者だよ。まぁ、そんな名伯楽の風格を見せたアンナ先生が次週でいなくなってしまう風なのが不安で仕方ないけどなー。 今回は、車を引いて環と巴が駆け回るシーンが非常に面白かった。巴にぶつかられて脇見をしながら不平を漏らす環の顔とか、やっぱり動いている方が活き活きしてる面子だなぁ。 友に鍵を譲るところから始まり、その鍵をかけて旅立つまでを描いた第5話。当初単なる狂言回しだと思っていた戸松チャイナことユンユンがみるみる重要な役どころになっていくのがびっくりであった。 「蛇」とカナンサイドをつなぐ役割を果たすことになったユンユン。マリアとの出会いは偶然であったが、気付けばリャン・チーに「死ね」の一言で牛耳られ、危うく親友を失いかけるところまで行ってしまった。不遇な生い立ちのせいで組織に文字通り命を握られていることを思えば仕方がないところではあるのだが、そんな不遇な生い立ちの割にまっすぐな性格に育っているだけに、クライマックスの腹マイトは悲痛を通り越して滑稽ですらあった。お偉いさんにウイルス仕込みの酒を盛ったり、自爆がてら相手を川に引きずり込んだり、やっていることは実にあくどいのだが、どこか憎めないのはそのキャラクターのおかげか。 前回までで、カナンとマリアは、未知の部分があったが故にすれ違いが生じてしまっていたが、今回あいだにユンユンを挟み、その彼女が明確な「敵対意識」を見せてくれたことで、「全てを理解した上での友情」を結びつけることになった。カナンは「敵を殺さない」ことでマリアの前で新しい自分をみせることが出来たし、マリアもそんなカナンにいち早く飛びつくことで親愛の情を取り戻している。実際はマリア側の見せた「拒絶」の贖罪はすんでいないはずなのだが……まぁ、当人達が「仲直りをした」と言っているのだからそれでいいのだろう。 そして次第に浮かび上がってくる「蛇」とウーアウイルスの関係性。とっちらかった印象だったシナリオ面も、ようやく道筋が見え始めたようだ。悪役は徹底的に悪く、というのがこの手のドンパチを面白くみせるポイントなので、今回のようなリャン・チーの悪逆非道ぶりは見ていて気持ちがいい。 今回はカナンのアクションシーンこそ少なかったものの、代わりにユンユンが表情豊かな喜怒哀楽で物語を支えてくれていたので一切退屈せずに見ることが出来た。戸松遙、ここにあり。 まぁ、個人的に一番鳥肌ものだったのは、冒頭でカナンが嘔吐した時の声なんだけどね。みゆきち、現場でほんとに吐いてるんじゃなかろうな。役者ってすげぇ。 |
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プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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