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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
堀江由衣が口笛を吹けないらしいことが分かった規制入りまくりの第5話。あいまににエンディングテーマのCMが入ったんだけど、堀江由衣のチアガール姿はドロップ時代の國府田マリ子のような痛々しさがある……17歳ですけどね。 さて、世間では今回のラストに入った「ダイジェスト集」に非難囂々のようである。噂によると「まずすぎる」シーンがカットになり、その分の尺を補えなかったためにあのような応急処置になったということだが、あれだけ猫だの湯気だので規制しておいて、今更放送できないシーンなんてあるんだろうか。そしてDVD版は一体どうなるんだろうか。湯気と猫という2種類の「モザイク」があるということは、どちらかが取れてどちらかはそのままってことなのか? 「こどものじかん」はどうだったのかなぁ。 ほんと、この作品にエロは一切求めていないのだから、画面の邪魔になるモザイクがかかるくらいならいっそそういう話は描かなくてもいいと思うのだが……世間はどういうニーズなのか分からないからなぁ。そりゃま、見えないよりは見えた方がいいですけど。 で、色んなディティールが話題になってこそいるものの、実際にはこの作品は非常に手堅い。大きな崩れは無いし、キャラ萌えを優先させた作劇も非常にオーソドックスで安心して見ていられる。今回は(今回も?)エロ要素がメインだったのではるかが元気だったが、序盤のてるてる坊主と法師の絡みでは天真爛漫なユメと、それすら自分の独占欲のために利用しようとするユウキの危険な思惑などが非常に刺激的なアクセントになっている。他にもはるかのシャイニングゴッドフィンガーはきちんと3回パンしたし、通りすがりの酔っぱらいが「全裸で何が悪い!」と叫んだりしているのもギリギリなネタだろう(多分アドリブなんだろうけど)。前回のミュージカルも含めて何が出てくるか全く予想が付かない作品なので、その微妙に屈折したサービス精神を楽しめれば勝ちだと思う。 まぁ、冷静になって振り返ると今回も単に風呂屋に行っただけで何の事件も起きていないし、新聞屋らしいことも何一つやっていない。こういう「日常系のぼんやりしたネタ」っていうのが、受け付けない人には無価値にも映るんだろう。こればかりはイデオロギーの差としか言いようがないが、個人的には単に気持ちよくキャラクターが動くだけでも楽しいと思っている。ちょいちょい画面端に見切れている代理なんか、可愛らしくて仕方ない。最大の問題は、周りを取り囲む面子が濃すぎるせいで主人公であるはずのカナが完全に空気になっていることくらいか。 前からすっごい気になっていたのだが、ワイプで登場する謎のロボットは一体何者なんだろう。毎回非常に印象的な台詞を残しながら横切っていくんだよなぁ。 PR 堀江由衣の「私も一足先に16歳かぁ」という台詞がむなしく響く第5話。ナミコかぁさんも落ち着いてるけど女子高生です。中の人は落ち着きのない17歳です。 今回のネタは「デザイン企画」「ナミコさんの誕生日」そして「部長小屋」の3本。相変わらず展開が早くて大変だが、番組ラジオを聞いたらかもさんが「桜井監督は相変わらず構成が詰め込まれてて大変」みたいなことを言っていたので、多分キャスト陣も苦労してるんだろう。別にそんな印象のある監督でも無かったけど……確かに言われてみればその傾向はあったのかな? 「デジキャラット」とかだとドタバタの勢いで押せたけど、この作品はふんわりまったりな空気感も欲しいのでちょっとなじめないと、そういうことかもしれない。 「デザイン企画」は原作でもテンポのいいつなぎが見せ場の話だったので、各人が描いたスケッチが見にくいことを除けばなかなか良かった。キサラギの考えたウサギ携帯が可愛かったし、オチの「部長! お前らぁ! 外間ぁぁ!!」もきれいに決まっていた。個人的には原作の4コマタイトル部分のネタも気に入っていたので(「その神様はさっき会った」とか)、そのあたりも活かしてもらえればうれしかったんだけど。殿先生のたばこネタがカットになっていたのは教育によろしくないからだろうか。ナミコさんの誕生日ネタでも、原作でコンソメパンチだったのがフルーツパンチになってたりと微妙に変化が。まぁ、商品名は使えないからなぁ。帰り道でトモカネ(兄)がこっそり出演していたのは何のサービスだったんだろうか。次回いよいよ登場だけど、その前の顔見せかな。 そしてBパートは美術部の面々が主役の大掃除。やっぱりこっちの面子の方がアニメ的には見ていて面白いなぁ。教科書の話や「えらい」の話なんかはアニメではさっぱり分からんのが相変わらずだが、あーさんとぶちさんの掛け合いは安心して見ていられる。合間であーさんと魚住のあいだで「それ飲ませて−」みたいなやりとりが入っていたのもオリジナルで、「えらい」のネタも合わせると、原作よりも強めに2人の間にフラグが立っているように見える。この後雨の日の「ぷぷっぴどぅ」と傘の話が入るのかな。あーさんは好きなのでこの辺の可愛らしい様子が見られるのはうれしい。 エンディングは予定通りのナミコさんバージョン。ただ、意外なことにグラフィックが変更になっていた。どうやら先週まで赤ん坊だった面々が小学生になったみたいだけれど……4話ずつってことは、最終話は高校生なのかな? 東京大空襲の決定、色んな問題があっさり解決しちゃった第18話。美邦様と國子の出会いやモモコとミーコの再会、そして凪子のアトラス突破など、今まで微妙にかわしていた問題が何の前触れもなくガンガン進行していくので、今までの苦労は何だったんだろうと拍子抜けしてしまう。 今回は作画の状態は中の上。たまに遠景になると國子の顔がおかしくなることもあるのだが(今週はメタルエイジの作戦会議のシーンとか)、全体的には雰囲気は維持できているくらい。もう、少しくらいぶれても笑って許せるようになりましたがね。GONZOさんも大変なところらしいので、暖かく見守ってあげましょう。 本筋では、2つの出会いと東京空襲の進行、そして凪子の帰還にアトラス再上陸と、イベントてんこ盛りでせわしない展開。香凛、國子、美邦というロリ3人が集まってくれているおかげで視点が散らかっている印象は薄いものの、ミーコと出会ったモモコが一体どんな気持ちであの場を後にしたのかとか、美邦様が妹だと判明した國子は何も言わずに帰ってきたのかとか、あんだけ苦労して、死人まで大量に出して進入したアトラスにこうもあっさり再入場出来ていいものかとか、クエスチョンマークは枚挙にいとまがない。様々な伏線を回収してまとめる時期に入ってきているとはいえ、流石に説明不足の感は否めないだろう。國子の画策する東京空襲も、ダイダロスという植物がその絶対的な繁殖力からここまでの驚異になったことを考えるなら、空から爆撃した程度で根絶やしに出来るのかどうかも疑問である。そもそもそんなことが可能だったんなら、もう少し早い段階で金を積んでアトラス側と武力で交渉することも出来たと思うのだが。話の規模が大きくなっているせいか、最近不条理な展開が多い気がする。 それでも楽しみなのはやっぱり幼女達の共演。毎回毎回美邦様の前での会話は「誰かが大した意味もなく嘘をつきやしないか」とハラハラしてしまうのだが、相変わらずモモコや國子に対して誰もルール説明をしてくれないのは鬼畜。でも、ルールってどれくらい厳しいもんなのかね。今回もモモコの「(イヤリングは)凪子からもらってきたの」とか、「せめてお母さんと言ってよ」あたりは「嘘」と言ってしまってもいい気がするのだが……本人に嘘付いてるつもりがなければセーフなのかな? 注意して聞いていると、やっぱり慣れているのか小夜子は非常に巧みな言葉遣いで嘘を回避しているのが分かって面白い。 とにかく来週は東京空襲。もう誰が敵で誰が味方で、誰が何をすればミッションコンプリートになるのかもよく分からなくなってきているが、一応完結している小説原作なのだから大団円があるに違いない。一抹の不安を覚えながらも、次回の美邦様と香凛の活躍に期待したい。 ようやく「化物」というタイトルの意味がわかり始めた、尻の形で誰だか分かっちゃう第5話。相変わらずの内容だが、幼女相手に揉んでしだいて組み合っちゃう阿良々木君の将来が心配です。 嚙み癖の直らない真宵と格闘している間にひたぎが帰還。臭いで他の女の存在を察知できるという地味にすごいスタンド能力を披露しつつ、今回のエピソードの胆、「真宵は阿良々木にしか見えない」を告白する。この手のお話では非常に陳腐なネタではあるのだが、先週までの賑やか寸劇、特にオープニングや妙に味のある格闘動画などのおかげで、「元気っ子真宵」の印象がくっきり残っていたために、やはりこの真相は衝撃だ。ひたぎが真相を語っている間は、真宵は嘘のように大人しくなって2人の会話を聞いているし、その間、阿良々木とひたぎの存在をかき消すように、真っ赤なジャングルジムが画面内をところ狭しと駆け回る。メインキャラクターを埋め尽くすように縦横無尽に伸び縮みするジャングルジムは、2人の間に交錯する困惑と、八方ふさがりな絶望感の象徴か。実際、真相を知られた真宵と真相を知らされた阿良々木もショックではあったろうが、自らの「異常」を知られたくなかったというナイーヴな心理状態を阿良々木に「告白」しなければいけなかったひたぎの心情も、実は非常に切実な状況だったはずだ。もともと高慢なひたぎが自分の不実を告白し、阿良々木の窮地を助けるに至ったことで、その後の「I LOVE YOU」が自然に出てくるあたりが心憎い。 そして、怪異の知識量を上回るという、何とも都合のいい解決策を講じることで、ついに真宵は「家」にたどり着く。既に何も無くなっているという結末は予想できる範囲のものであるが、そんなこととは関係なく、真宵は涙にうちひしがれながら、何年越しかの「ただいま」を果たす。涙で霞む画面と、テーマソングである「帰り道」のインストバージョン、そして加藤英美里の魂のこもった「泣き」のおかげで、このシーンはなかなかグッと来るものになっていた。これも前回のオープニングが気に入って延々ループしていたご褒美だろうか。その後のひたぎとのやりとりのシーンも「staple stable」のインストバージョンが流れてたし、この音楽の使い方は好きだなぁ。 最終的には「ひたぎ、蕩れ」という音だけでは非常に伝わりにくい一言で締め。デコボコカップルには違いないが、なんだかんだで2人とも憎めないやつなので、せいぜいホチキスの針に気をつけてうまくやって欲しい。 それにしても 真宵は可愛い。
全然magic関係のネタを書いていないので少し投下。
○デッキリスト 土地(22) 島×5 平地×3 沼×3 秘儀の聖域(ALA)×4 沈んだ廃墟(SHM)×4 秘教の門(SHM)×1 反射池(SHM))×2 クリーチャー(2) 羽毛覆い(SHM)×2 その他(36) 思案(LOR)×4 後追いの呼び声(ALA)×2 吠え猛る鉱山(M10)×4 対抗突風(CON)×2 コウモリ翼の霞(EVE)×3 花粉の子守唄(LRW)×4 夢の破れ目(EVE)×3 ジェイス・ベレレン(LOR)×3 蔓延(ALA)×2 地獄界の夢(M10)×4 謎めいた命令(LOR)×4 神話の水盤(CON)×1 サイドボード(15) 雄鹿の蹄の跡(LRW)×3 対抗突風(CON)×2 蔓延(CON)×2 ドラゴンの爪(M10)×4 エーテル鋳込みの紙片(ARB)×2 真面目な捧げ物(M10)×2 もう、サブタイトルからして見るのが辛そうな、朴念仁の必死の抵抗を追う第4話。あれだけの痴話喧嘩をやらかしたくせに、今回ロレンスはホロと一言も会話をしていない。確かに何か言ってどうにかなる雰囲気ではないのだろうが、それにしたってチキンが過ぎる。お前の恋人はやっぱり金貨なのかと。もちろん、そうじゃないから必死で走り回っているわけだが…… 傷心のロレンスを突き動かしたのは、ホロが若いツバメと勢いで交わした契約書。元旦那の印鑑ひとつで新しい婚姻が成立してしまうという崖っぷちまで追いやられたのだから、寝取られる側はたまったもんじゃない。泥棒野郎をひねり潰すべく、街の景気を観察して必勝法を模索する。そして見つけた黄鉄鉱を巡る詐欺の計略。我に策有りと相手をけしかけ、したり顔でいざ準備を始めると、その計略がぷつりと手元で切れてしまった。このあたりが、まだまだロレンスも若い部分だ。 はっきり言って、商取引を巡る一連のすったもんだは相変わらずいまいちピンと来ないのだが、アマーティをたきつける際のロレンスの口八丁や、そんなロレンスの目論見を「街商人に必要な『価値』」という視点から説き伏せてしまったマルクの訓戒など、1つ1つの動機付けにはきちんと説得力がある。アマーティが信用貸しのシステムすらピンと来てないのがちょっと微妙ではあったが、これは彼がまだまだ若いということを示すのだろう。そんな若輩者の判断力を奪うべく、しれっとホロとの関係を臭わせて挑発するあたりが、ロレンスがまだ年季で勝っている部分だ。もちろん、あまりに慌てていたせいで後ろ盾の確認もしないでアマーティのところに乗り込んでしまったのだから、ロレンスだって充分に感情的なのだが。 最後には八方ふさがりな中でいささか怪しい方向に活路を見いだしたロレンスだったが、次回予告を見る限りでは、次のサブタイトルは「希望と絶望」。信用貸しと黄鉄鉱、そして身請けの証文を巡る色恋沙汰は、どこに決着をみせるのだろうか。 今回は商売関係の概念の説明が主になってしまったので、普段の見所である2人の微妙な関係性がほとんど見られなかったのは残念。勿論、ロレンスが走り回っているのはホロへの思いがあってこそなのだが、今回は目的が出来たおかげで利に走ってしまっている様子ばかりが描かれたので、どうしてもそうした根底に流れる悲喜こもごもが見えにくかった。ロレンスが「なんてことだ!」って叫ぶと某ブリタニア皇帝みたいに聞こえちゃうしね。 ひとつ見入ってしまったシーンをあげるならば、序盤に宿の窓から顔を出すホロとロレンスの目が合ってしまうカット。たまたま宿に戻ってきたロレンスは、アマーティがホロの下にはせ参じていたことを知ってしまう。アマーティはロレンスが見ていたことに気付かずにそのまま退場するが、茫然自失のロレンスに、気付けばホロの視線が突き刺さる。何も言わないホロがすっと窓の奥に消え、ロレンスは嗚咽を漏らす。このカットの一切台詞を伴わない作劇が、現在の2人の関係をダイレクトに表している。 もう、物語の流れはぶった切って早く仲直りして欲しいです。見ていて辛いし、二人がじゃれ合わないと素直に楽しめないんだよう。 主人公の芯の強さと存外な狡猾さがダイナミックに表れた雨のしのつく第4話。いやぁ、これだけ行動力と統率力を発揮できるなら天性のキャッチャー気質だったんだね。アンナ先生のポジション設定は間違ってなかったわけだ。 前回の敗退で想像以上にダメージを受けていた晶子。ただ、単に落ち込んでいたというのではなく、他のメンバーに恥をかかせてしまったことが一番気がかりだったというのは何とも彼女らしい。今回男子2人も登場して思ったのだが、今のところこの作品には「悪人」が出てきていない。みんなそれぞれの理念はもっているものの、まっすぐで野球に対して真摯である。今回は晶子の問題をきっかけに小梅もその姿勢を明確に示し、少々強引ながらもその意志の強さを見せてくれている。ラストの「一線を越える」シーンでは、晶子と2人仲良く手をつなぎ、万感の思いで線を飛び越えたのだろう。2人の友情がまるまる1話かけて確認されたおかげで、雨の上がったグラウンドの感動もひとしおだ(まぁ、最後にうっかりしてコケてしまったけれど)。他にもエラーを気にして落ち込んでいたが百合パワーで復活を遂げた鏡子、何も考えずにただ小梅と一緒に野球がやりたい巴、友達との初めての共同作業が楽しくて仕方ない環、面白ければ何でも良さそうな乃枝、未だそのモチベーションに謎が多い雪と、チーム一丸となっているのに目的意識が各人で個性的なのも面白い。静がきちんと最後まで渋ってくれていたのも「それらしい」し、最後に一歩を踏み出すシーンの前に、きちんと自室で姉に頼られて破顔している描写があるので説得力は保持されている。やたらと面倒な百合関係が形成されているようだが、大丈夫、この作品は百合萌えじゃなくてスポ根です。……多分。 しかし、やはり今回一番驚いたのはこれまで振り回されっぱなしだった小梅が、実は非常に芯の強い女性だったということだろう。男子高校生相手にもまっすぐに眼を見据えて真正直に自分の意志を伝えているし、思い立った後の晶子への態度や、鏡子を引きずり出すために巴を使うしたたかさなど、今後チームの扇の要を担う人材としては申し分ない素質である。「随分強い子だな−」とあっけにとられてしまったが、母君も割としっかりした人のようだったので、大正の世でもきちんと女性が自分の足で歩いていたということなのだろう。こういうきちんとした人生観をもっているキャラクターというのは、素直に応援できるので大好きです。まぁ、そのことと野球で勝つことは別なんだけどね−。やっぱりどう考えても男子高校生に勝てる理由は見つからないな−。 今回も相変わらず池端監督によるコンテ脚本。小梅が様々な人々に対峙する際の目線と表情の違いや、夢を語り思いをたぎらせるシーンでパチンと弾ける暖炉の火、仲間が集って徐々に月が明かりを取り戻す描写など、相変わらず丁寧な心情描写が自然です。ほんとに、今期一番安心してみられる作品。 心と身体が1つになったおかげでカニが美味しい第4話。アクション成分は少なめだが、ようやく人物関係とかが見えやすくなってきたぞ。って、もう4話だけど間に合ってるのかな。 前回の引きで、やはりマリアはカナンのお仕事にショックを受けていた模様。今回終盤の回想で見せたカナンとの出会いのシーンも随分バイオレンスだったような気もするのだが、流石に人殺しの現場を見た衝撃は大きかったのか。立ち直るためにはカニの力が必要だった。 一方のカナンは、大切な友達を失うことに悶々としながらも師の仇との対峙に向かう。後悔していた割には今回マリアのことはほったらかしで、溜まった鬱憤をアルファルドに向けようとしていた。結果は見事な完敗だったが、本当に殺したいならいくらでも方法があると思うのだがね。あんだけ警備の緩いビルでイベントやってるんだったら狙撃するとかさ。アルファルドもカナンを殺さずに放置しているし、この2人の関係性はまだ微妙な部分があるな。 そしてカナンのためによく分からない一大決心をして異国の街で暴走気味のマリア。路地でたむろっていた中国人グループは、いきなりガン付けられて文句を言ったら突然日本語でまくし立てられ、えらい災難である。何かを決心したのは分かったけど、他人に迷惑かけないようにしような。結果的には戸松チャイナと無理矢理お友達になり、今後はこの子も絡んでくることになるのだろうか。よく分からんけどヒロインが増えるのはいいことですよね。 今回はこれまでのように銃撃戦でみせる部分が少なかったので良くも悪くも平坦なイメージなのだが、結局この作品みたいに画面に一切のクオリティの低下が無いというだけで満足して見てしまうんだよね。カナンとアルファルドの絡みは短いながらも息を呑むシーンだったり、ラストの茫然自失のカナンのカットも実に印象深い。 話がよく分からないのに苦もなくみられるのはいいのか悪いのか。 突然のミュージカルに予想の斜め上だか下だか分からん方向に突っ走られた第4話。果たして、この作品は一体どこに行こうというのだろうか。 サブタイトルと前回の予告から、「あぁ、季節がらプール回か。まぁ、4話でサービス回なら妥当なとこだな」とか思っていたのだが、残念ながらサービスの方向性はかなりエッジな形で表れてしまった。全編通してのミュージカル風作劇は、一体何を意図したものなのか。原作がこんななの? 気になるがな! 正直言うと、「ミュージカルアニメ」は評価の仕方が分からない。過去の例を持ち出せば「練馬大根ブラザーズ」なんて割とすぐに挫折してしまったし、「紅」の6話もしばらくはポカーンだった(あれは最終的には傑作だったと思うが)。今回も、別に歌など歌わずに「普通の話」でやればいい内容だった気もするのだが、後半暴走する社員達の悪行をごまかすための設定だったのだろうか。水着のおねーちゃんが色仕掛けで新聞勧誘する様子を生々しく描くのは確かに問題有りそうだが。 水着を買いに行ってるシーンではまだ「あぁ、そういうイメージの映像なのか」と納得もしたのだが、実際の配達シーンの観客の反応を見る限り、あのミュージカルはイメージ映像ではなく実際の光景という設定のようである。何でみんなしてあんな歌を歌えるやら……しかも他社のくぎゅまで参戦しやがったし。突っ込むのは野暮なのだろうが、いまいち空気に乗り切れなかった身では苦笑するしかなかった。画面的にもそこまで面白いわけではなかったしなぁ。かなが最後に勇気を振り絞って客の前に出てくるあたりなんかは可愛くもあるのだが、明らかに勇気を出す方向を間違えているわけで、「よし、頑張れ!」って気にはならないのよね。あと、「よし、新聞を取ろう!」っていう気にもならない。まぁ、スポンサーに新聞社がついてるわけでもないし、販促につながらなくてもいいよね。「けいおん」と楽器店みたいな蜜月関係は存在していないようだ。ちなみに、個人的には水着の幼女が販促に来たら、多分取らざるを得ないんだろうとは思う。 今回は全編通して歌だったので各キャストの歌唱力が直接影響する難しい回になった。一番うまいのは流石に堀江……ではなくてキタエリだな。キャラを維持しながら、ってのもあるのだろうが、綾さんあたりはかなり苦しそうだった。まぁ、あんまりうまくても面白くないけどさ。 最後に一応書いておきたいのだが、来週からは……出来れば……普通に…… |
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Thraxi
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声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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