最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
今週もヴァミリオちゃんが可愛かったです、第2話。まさかこのどっちともつかぬ雰囲気のまま展開するとは……。 というわけで、1話目で感じた「ギャグなんかい、シリアスなんかい、どっちなんだいッ!」という印象をそのまま持ち越すお話。前回別な魔王の城が襲撃されたという事件が報じられて魔王城に緊張が走ったわけだが、残念ながらそちらについてはほぼ触れられず。「翼の一団」という存在が確かに存在することが確認されただけで、人間族との関係性も明らかにならなかったし、そこから新たな進軍を開始したという話もない。あくまでヴァミリオたちの動向を見守り迎え打つ体勢ということだろうか。そして渦中のヘルクの動向も前回と全く同じだったもんでなに1つ新情報が無い。ヴァミリオが疑心暗鬼なので「魔族一同、すっかり騙されまくり」みたいな最悪の展開はなさそうだが、ここまでのあの男の様子を見る限り、裏も何にもなしっていうのは流石に脳筋がすぎる気もする……いや、でもあの様子で腹に一物抱えてて魔族に壊滅的なダメージを与える裏切り者だったらもっと嫌だな……どっちにしろあの描写の「最強キャラ」が面倒臭い人間だったら全部ヤだよ。どう転がっても「えぇ……」になりそうだが、大丈夫かヘルク。 そんな不安をず〜っと抱えた状態で進行するもんで、本当にどのテンションで見たらいいのかよく分からないアニメになっている。ただ、幸いにして中心になっているヴァミリオのリアクション芸はいちいち面白いのでそこは綱渡りのように成立させている気もする。石田彰とのキャッチボールになんとも言えない味わいがあるんだよな。画の方も決して力が入った作画ではないはずなのに、ヘルクが乗ってた馬のギャグ漫画日和みたいなデザインとか、ユルいことがかえって味わいになる美味しい展開。「このすば」とかに通じるものがあるかもしれん。 正直、今期はそこまで無条件に熱狂しちゃうほどの最高アニメが出てきてないような気がするので、この辺の「なんかユルいけど悪くない具合」くらいのアニメを大事にしていくべきなのかもしれない。
PR 狸と狐が仲良くしてるアニメは良いアニメ、第3話。いや、ここまでリアル(?)なたぬきは求めてねェけど……。メスダヌキの貴重な入浴シーン。 なんなんだろね、このアニメ。いや、ぶっちゃけ嫌いじゃないんだよな。1話目を視聴した時点で「どう考えても出オチじゃね?」と思ったし、2話目のメントスコーラで「あまりにアホらしすぎる……」と匙を投げていたのだが、出オチも出オチながら、3話目に至るまで、ひたすら出続けてオチ続けているような、後先考えない捨て鉢な展開は、惰性で書いてるとしか思えないその他大勢のなろう小説とはちょっと違ったベクトルのダメさというか、「ダメなりにも生きて見せようというしぶとさ」みたいなものが感じられる。ちゃんと「自販機に生まれ変わった主人公」を唯一無二の存在にするために、「自販機にできることはまだあるかい!?」と死ぬ気で発想を膨らませ、思いつき限りの要素をぶっ込んで書けるだけのものを書いている。この生き様は、どれだけたどたどしくてもちょっと尊敬してしまう。 いや、だとしてもずっとメントスコーラみたいな展開だったら今回3話切りも視野に入っていたのだが、節目となったこの3話目は、もう「異世界冒険譚」というなろうのフォーマットも不必要と判断したのかさっさと脱ぎ捨て、「異世界」よりも「自販機」の方に徹底フィーチャー。もう、自販機にまつわるエトセトラでの小話集へと成り果てた。自販機あるあるというか、もうここまでくると自販機ないないを異世界というちょっとズレた世界で小ネタにして新聞の4コマ漫画くらいの熱量で回していく。これはもう、これでいい気がしてきた。 よく見ればオープニング映像でもさまざまな自販機に変形する姿が確認されており、こないだのキャンディ落としマシン、そして今回のサガミオリジナルなんてのは序の口も序の口。日本が誇る自販機文化の広がりの分だけ、今作はネタを広げられる可能性があるということだ。もちろん、その自販機で売っているものをなんとかして「異世界ほんわかストーリー」に結びつけてやる必要もあるわけだが……幸いにしてオッパミスちゃんが脳筋可愛い(特に声が)こともあって、駆け足なくらいにサクサク繋いでいくエピソードの密度は本当に「次回からなにすんの」という余計な心配が出るくらいのものである。こんだけ脈絡のない話をただ断片的に繋げてるだけなのに、不思議と空中分解してる感じもないんだよな。その辺の構成は、実はアニメスタッフの上手いところなのかも。 「背中に主人公を背負って活躍するこのヒロイン、どこかで見たことがある構図なのだが……」って思ってたけど、そうじゃん、竈門炭治郎じゃん(炭治郎じゃない)。
なんか格好悪くはなくもなくもなくもなくもなくもない気がしてきた、第2話。いや、ごめん、メカに関してはやっぱり格好良くはないのだが……一応、今週もつまらなくはなかったぞ。 大雑把な設定が語られた第1話目はどうしてもSFロボ作品は設定の回収だけで大忙しなもんで前回触れるのを忘れていたのだが、ここまでプロトタイプな綾波型ヒロインって実は久しぶりじゃね? 白髪無口まではいいんだけどご丁寧に赤目までおんなじだし、なんかすごくノスタルジーのある景色だった(思い出したので今週書いた)。そんで、やっぱり今作のベースにあるのは「ワタル」「グランゾート」のラインな気がする。いや、シナリオは知らんよ? 別にどこも似てない。ただ、マシンの構造そのものと、アニメでどこをどう見せたいかっていう制作理念はあの当時のスーパーロボットにかなり近い設計思想を感じるんだ。もちろん時代を経て手描きからCGへと変遷はしているが、丸っこいデザインでシャキシャキ動かして、ロボ戦ならではのシャープさも出していこうという画面の作り方は、昔懐かしい作品群を想起させるのである。デザイン自体に格好良さは感じないけど、モーションに最低限の重厚さと小気味良さみたいなものは内包されてるしね。 そして、「やっぱワタルじゃね?」と考えると、それぞれのロボに「メイガス」と呼ばれる機械人形が付き添ってバディを組むシステムも納得できる。元々「ワタル」に登場したマシン(魔神)らは自らの意思を持っているものもちょこちょこあって、玄田哲章ボイスでしゃべりまくる僕らの龍神丸、電話しても色々と予定があってきてくれなかったりする戦神丸など、実は結構個性的(幻神丸って自分の意思で動いてたっけ?)。今作は流石に「マシン自体に意志を持たせて」だと子供っぽくなりすぎてしまうからだろうか、そこは機械と人格を半端に分離して「メイガス」というシステムにまとめ上げたわけだ。これでボーイミーツガールによる人間中心のストーリーに無理なくマシンを組み込むことが可能になっている。いや、無理してんのかもしれないけど。一応の布石は打った。 あと、今回出てきた悪役(?)のメイガス、藤井ゆきよボイスでどこまでもシリアスになりきらないバブリーなねーちゃんたちのコンビがどうにも昭和の匂いを漂わせているのもノスタルジーの一因かもしれない。服装とかもそうだし、最後にマシンを破壊された後の逃げ方があらほらさっさーなのよね。どこまでシリアスにしたいのかよく分からん世界観だ。2話目にしていきなり敵対したのが異生物じゃなくて人間だったしなぁ。どのくらい平和に暮らせる世界なのかも気になるところだが、「生野菜が超貴重品」っていう台所事情の割に、酒はガバガバ飲むしみんな食い物には困ってなさそうなんだよな……今期、なぜか2話目にしてニンジンがカギを握るアニメをすでに2本見た気がするんだが気のせいか?
エンディングの作詞に藤村鼓乃美がクレジットされてる、第2話。この人の仕事ぶりも謎でなぁ……声優としての活動はほとんどなくなってるんだが、たまにこうして作詞業での名前を見かけるという。どうやら花澤フィーチャーでの仕事が繋がってるようなのだが、業界での働き方も色々あるもんだ。 2話目、普通のジャンプ漫画なら「起承転結の承」というか、1話目でドーンと出した設定をなじませるための無難なエピソードでとりあえず読者(視聴者)についてきてもらうことを目的とするのが常な気がするのだが、今作は確かにそうしたフォーマットに乗っているものの、どこか微妙にネジが外れている感じがするのがちょいちょい気を引く部分。ホラーなんてもんは手垢のついたデザインしか残ってないはずなのだが、ほんの少しどこかをずらすだけで、絶妙に気持ち悪い引っ掛かりみたいなものを生み出すことができるもんで。 今回のミッションは「呪いの人形をいてこませ!」で、髪が伸びる市松人形が呪われて人間を害するなんて設定は、そりゃもう日本人なら桃太郎の次くらいによく聞く話であろう。人形のデザインもだいたい決まったものがあるから画面だって変わり映えのないものになるし、ベタの上にベタを重ねた「ホラーアニメの2話目としちゃぁ愚策と言えるほどに安牌を置きにきた」形なのだが……どっかおかしいのよ。 まず、今回わざわざサブタイトルに名前を冠している主人公(の1人)である螢多朗。こんな仰々しい名前の持ち主だとは思ってなかったが、とりあえず「霊感強すぎて色々引き受けちゃうんですよー」というベタな設定が前回明かされた部分。これだけだったらちょっと形の違う「見える子ちゃん」で終わりのはずなのだが、彼の最大の特徴は、なんと「例の影響で右手の神経が伸び続け、定期的に処理しないと痛い」という意味のわからない設定。……「神経が伸びる」???? なんやねんそれ。怖いわ。神経が体表に出てきて許されるのなんて雪代縁ぐらいやろがい。いや、あれもたいがい気持ち悪かったが……。他にも格闘漫画だとビキビキに神経が見えちゃう設定とかはたまに見かけるが、「霊の力で神経が伸びます」は意味がわからん。霊障の気持ち悪さでも歴代トップクラスのとんでもない現象である。ほんで、螢多朗もそれを受け入れたうえで、霊力高めのばあちゃんの力を借りて「定期的に刀で切除する」っていう。なにそれ怖い。なかなか常人では思いつかない発想なんじゃなかろうか。 ほんでそんな螢多朗に襲いくる人形の例も、「髪が伸びる」まではセオリー準拠なのだが、「その伸びた髪を喉奥に突っ込んでくる」は流石にキモい。市松人形の怖さ・不気味さって、もうちょい間接的な部分やろがい。伸ばした髪で気管支にダイレクトアタックしかけてくるのは、ジャンプ漫画にしてもやんちゃがすぎる。そりゃもう、螢多朗の方も「気持ち悪いッ!」くらいしか感想ないやろ。喉奥に髪の毛の束を突っ込まれる人生、マジでハードモードすぎる。 そしてこの人形を「幼女が全体重をかけた日本刀のテコの原理」で一刀両断し、持ち帰ったお宝は「切除した神経」を用いた縫合で復元。ものが神経だったもんだから痛みがダイレクトに人形にも伝えられるという。もう、なにからなにまで分からん。いや、分かる。分かるけどけどキモい。夜宵ちゃん、やってることがピンポイントでエグいのすごいな……。 流石にここから毎回このレベルでのキモさを実現できるとは思わないが(思いたくないが)、きちんと「単なるありきたりのホラーで終わらせてやらねぇからな」という意気込みが感じられる、救いようのないホラーである。いや、ホラーなのか? 「怖くて寝られない」タイプじゃないのは助かるんですが……変なところでトラウマ植え付けられないように気をつけないとな……。
先週気づいてなかったんだけど、今作は「制作協力」名義でシャフトがクレジットされてるのね、第2話。いや、どこにどう関わってるかは分からないけども……こういう極彩色の色味にシャフトの名前が出てくるとなんか因果なものを感じるなぁ、と思ってね。最近シャフト元請け作品ってすっかりなくなっちゃったけど、今どうなってるんだろ? などという話はさておくが、相変わらずの色彩設定で目がチカチカするアニメだった。1話目時点では「最初はインパクトを出して集客するために無茶苦茶な色味を見せてるのかも」と思っていたが、やはり血みどろゾンビアニメを「そのまんま」の色で出すわけにもいかないだろうし、この胡散臭いビビットカラーは今後も継続して画面を賑やかにしてくれるだろう。考えてみりゃ全く制作体制の異なる「ゾンビランドサガ」もオープニング映像などでサイケデリックな色味を発揮していたし、俺が知らないだけでゾンビ作品と極彩色ってのは深い関係性があるのかもしれません。ちなみにオープニングといえば今作オープニングは一部に第1話の画面素材がそのまま使われており、ちょっとサボってるみたいでもったいない。あれで完成形なのか、それとも「毎回前回の振り返りをやる」っていう構成なのか。せっかくだから賑やかな曲に合わせたオリジナルのオープニング映像をちゃんと作って欲しかったけども。 などという話もさておくが、2話目時点ではまだ主人公は動かない。少なくとも「ゾンビ世界2日目」に関しては自堕落を貫くという目標を堅守したようで、周りの惨状などどこ吹く風でのお気楽休暇。まぁ、このメンタリティこそが主人公を主人公らしくしているので、「なんでそんな状態で長い時間テンションが保てるんだよ!」と思わないではないが、そこにツッコむのは筋違いなのだろう。むしろ今回ヒロインらしき新キャラが登場し、彼女も比較的冷静にこの世界を受け入れてしまっていることでちょいと主人公の個性が揺らいでしまっている部分が気に掛かる。みんなしてクールに対処してたらゾンビパニックとしての迫力は薄れてしまうし、かといってパニクってる連中ばかりじゃそれはそれでベタになってしまうし、今後のキャラの配置のバランスが色々難しそう。 他にもこの手のパニックもののお約束として「世界はいったいどういう状態になってるんだろう?」というのも気になる部分で、例えば主人公たちは平然とテレビを見たり冷蔵庫の恩恵に与ったりしているが、インフラが無事に残ってるのは何故なのだろう。まぁ、パンデミックから1日くらいしか経ってないとするなら、首都圏のインフラ網が即死しないという可能性はあるが……あとは感染規模がどれくらいかにもよるか。東京都下の限られた範囲だけだというなら、まだ電気や水道に致命傷が出てない可能性は納得もできるかも。でも、すぐに首都圏から人が消えるだろうし、間もなく電気は絶たれることになるはず。そうなった後に主人公がどう行動するかは気になるところである。オープニングやエンディングを見る限り、流石にこのまま自宅にこもりっきりってことはなさそうね。 出オチにならないよう、なんとか3話目以降もシナリオラインできっちり興味を引っ張ってもらいたいなぁ。
○「はたらく魔王さま!! 2nd Season」 ― よりによって、今期新番チェックのラストがこれなんですよ……。新番じゃないから今ひとつ節目って感じにならなかったが……とりあえず、今期執筆された新番チェック(マイナス特番チェック)は42本。これに前シーズンから引き継いだ6本を加えた48本がとりあえずの視聴本数ということになる。……あれ、だいぶ減ってる? 前クールが新番チェック時点で57本、冬に至っては70本弱だったことを考えると、なんの兼ね合いなのか、グッと放送本数が減ったのは事実のようだ。まぁ、配信の本数が増えてる可能性とかもあるし、これだけでアニメの製作状況はさっぱり分からんけども……去年の夏クールもだいたい同じ本数だったので、もしかしたら夏ってのはアニメが現象する傾向にあるのかもしれません。私としては切る必要性が下がって助かるばかりです。 閑話休題、こちらの作品についてだが、残念ながら復帰した「Season1」の方は残念クオリティの残念作品だった。まる1年の休止を挟んでの2期目はスタッフなどは基本的に同じ。製作体制に大きな革新は望めない状態なのであんまり期待しないほうがいいのは間違いないが、流石に作り手側も「1期のアレはダメだったよな……」ってのは嫌というほどわかっていると思うので、そこから一念発起してクオリティアップを図ってほしいところである。1話目の作画クオリティは……まぁ、普通。流石に10年前の1作目とは比べるべくもないが、「これくらいの水準がずっと保てるなら決して悪いことはない」くらい。いや、ごめん、やっぱだいぶダメだった気もする……。分割2クールの死体蹴りはだいぶ息の長い自殺行為だが……。
○「聖者無双〜サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道〜」 3 この期に及んでまた随分ネイキッドななろう。いいよね、こうやって1話目から「ダメですよ〜、見る価値はなさそうですよ〜」って全身で伝えてくれるアニメ。ちゃんとステータスオープンするよ! 歴代なろうの中でもトップクラスに「んなアホな」な転生方法で特に現世で不遇でもない状態で死亡。一応「出世欲があったので死に際の無念が人一倍強かった」という設定らしいのだが、その程度の動機でいちいち神様が異世界転生を請け負ってたら、多分同じ異世界に転生者が溢れかえってると思う。神様の方もちょっとしたサービス感覚で「地球と同じような星に転生させるけど、剣と魔法のファンタジーやで」って意味のわからん配慮をするな。その後の諸々もとにかくオリジナル要素は無く、強いていうなら「1話目時点ではそこまでチートでもないかも」というのが比較的珍しくはあるが、スキルの中に「豪運」とかいう項目があって何もかもうまくいくことに特に理由をつけなくなってる時点でお察し。どこぞのカジュマさんはラックが高くてもあんななのに……。 さらになろう作品の中でもかなり上位(下位)に位置するショボ作画クオリティなのもありがたい。オープニング映像の時点で「あっ(察し)」だし、演出ももっさりしてて「作り手側も原作を面白いと思わずに作ってるんやろな」というのが素直に伝わってくる。制作はやらかし実績もある横浜アニメーションラボ。ヒロイン勢のキャラデザすら全く可愛くないってのは本当にすげぇと思う。 誰も得しない、地獄のような作品になりそうだ。3話切り筆頭候補ってことで。
女子どうしが絆を深めるためにはとにかく水族館に行くんや、第5話。これまで数多のカップルが水族館をきっかけに一線を超えてきた。錦木千束と井ノ上たきな、小糸侑と七海燈子、愛城華恋と神楽ひかり、そしてなんと言っても宮沢風花と海咲野くくる……アクアリウム・マジック。 というわけで何かが一線を超えた感のあるお話ですが、そのための前提条件として、先週時点で想定された「千早愛音ぶっ壊し大作戦」がきっちり決行された。突如スタジオに現れたオッドアイの野良猫・要楽奈。あまりに節操のない「おもしれー女」は、パフェだけでなく、バンドにおけるギターのポジションという最も大切なものを強奪して去っていく。そのあまりに無法な振る舞いに包容力の化身であるそよさんもタジタジ。コミュ障の燈・立希も言わずもがな。しかし、そんな闖入者によって最も窮地に立たされたのが愛音。あんなギターがいたんじゃ、センターを諦めるどころの話ではない。なんとか自分の居場所を守らんと画策するも、そんな生兵法で何が通じることもなく、どんどん化けの皮が剥がれて最後には立希からの正論ボディブローでとどめ。この世界には正論核爆弾・八潮瑠唯とかいうとんでもない化け物もいるが、親交の深まっていない現状でも容赦無く一番えぐってほしくない部分を殴りつける立希の立ち回りもなかなかのもの。現時点ですでにヘイトが溜まっていた愛音というキャラに対する重爆撃は、むしろ溜飲が下がるお見事なものだった。 ただ、立希は八潮瑠唯とかいう怪物と違ってまだ話が分かるというか、きちんと目的を見据えた上で正論を叩き込んでいるのでまだ優しい方ではある。そよさんが「いつか誰かは言わなきゃいけない」と認めていた通り、このまま愛音を放っておいても何も解決しない。というか、視聴しながら「これ、千早愛音とかいうくっそ邪魔な奴を切って捨ててあのギターを入れた4人バンドになればいいのでは?」と思ってしまう状態である。そんな中でわざわざ今後の可能性を残して「完膚なきまで叩きのめす」という選択をした立希・そよはまだ優しいとすら言えるかもしれない。 バンドのこと以外にも留学の失敗など、とにかく目先の虚栄心に囚われて失敗しまくっている愛音のクズエピソードが全て暴露され、がくりと膝をつく千早愛音。もう立ち直れないところまで引き摺り下ろされたように見えたが、ここで救いの手を差し伸べるのはまさかの燈。愛音側からみても「なんであたしなんかを?」ってなもんだろうが、どうやら燈からしたら、今再びステージに呼び戻してくれた愛音への感謝は想像以上のものだったようである。誰にも読めず、誰とも共感していなかった燈のオリジナルフィーリング。それがここにきて、ギリギリのところで愛音を救った。現状はまだ「首の皮1枚」といったところだが、ここから先は生まれ変わった愛音のタフさが試されることになるのだろう。まぁ、その前に仲良くおてて繋いで帰ってきたことに対し、立希が許してくれるかどうかが先だろうが……。あと、こいつらがイベントに出るの出ないので揉めると、多分全部の皺寄せが運営やってたつぐみのとこに行くと思う。つぐならなんとかしてくれるだろうが、優しい先輩に余計な手間かけちゃダメだよ。あと「afterglowってなんか怖いイメージあるよねー」って言われてたけど、そっちは全部あの赤メッシュのせいだ。 愛音は最低の奴だ。それは間違いない。でもまぁ、留学の失敗とか、おそらく日本人学生の半数以上は、同じような状況に立たされたらやっぱり挫けてしまうんじゃなかろうか。日本の英語教育の限界である。もっとも、常識的な女子中学生はちょっと英語の成績が良かったくらいでいきなり留学を選択するような無謀なことをしないだろうが……そこで調子に乗っちゃうのが愛音のオリジナルな部分なので、なんとかこれをプラス方向の特性に変質させてやる必要があるだろう。彼女を動かすのは自己肯定感。バンドメンバーはその辺のケアしてあげられるかなぁ。アメとムチならムチがはるかに大きくなりそうなメンバーである。 愛音のギタースキルの向上という喫緊の課題はあるものの、とりあえずライブに向けて一歩前進。このままツインギターの構成へ進めることになるわけだが、改めてバンドの構成を見てると、MyGO!!!!!って案外他バンドと差別化できる構成になってるよね。ドラムベースギターギターボーカルでキーボードにあたるポジションがなんもないので、どうしても音はロックテイスト強めにならざるを得ない。その特性を中和する形で燈のボーカルが入るっていう状態なので、ここから先、進むべき道を見つけた時にMyGO!!!!!は強くなりそう。そういえば今回楽奈がパフェを食う時にスプーンが左手だったんだけど、彼女は左利きなんでしょうか? ギターは右で使ってるようだが……。 そうそう、今作の裏テーマである「MyGO!!!!!の陰でこっそりもう1バンド成立させよう!」プロジェクトもつつがなく進行中。最後の1人がどこから出てくるかと注目されていたAve Mujica。なんと今回愛音が見てる動画配信者から最後の1人が登場。いったいどういう来歴のバンドなんだ……。
炸裂! 本格全裸アクション! 第2話。やっぱり日笠はベロベロに酔って全裸で駆け回る巨乳が似合うなー。何一つ本人にない要素だけどなー。 なんか、思ってたよりいい具合のアニメになっている。展開としては1話目で想定していた通りで意外な話なんてのは特に出てこないのだが、1話目でも見せつけていたむちぷに作画がとても良い感じで、魔王のまるまるとした様子に加え、今回はスク水ケツ悪魔のゼニアが本格始動。想像の上を行くエロスを発揮させながらも、どこかあっけらかんとした、健全エロフル回転でのエロバカギャグにつながっている。ゼニア覚醒後の全裸パートまでの作画は諸々ハイクオリティで、最初の思い切り力のこもったメリケンパンチでペットボトルを粉砕する画像も面白かったし、その後の夜陰に乗じた堂々たる全裸チェイスも黒塗りの酷さがうまい具合に影の演出に紛れ、なんならいっそ格好良く見えてしまいそうな謎アクションクオリティに仕上がっている。そりゃま、真昼間に堂々と追いかけ回すシーンを見てみたかった気もするが、これはこれでありがたい映像美である。最終的に警察に怒られたゼニアが亀の如く丸まってるところの情けなさとのギャップも良い。 魔王と勇者は2話目とは思えないほどにすっかり所帯染みた雰囲気が馴染んでおり、「なんで魔王が押しかけ女房やねん」という違和感はまだ拭えない段階のはずなのに、「もう、こいつらはこれでいいんだろうな……」という奇妙な説得力がある。冷静に考えりゃ魔王が細かいところまで気のつく料理上手なのはおかしいはずなのだが、この魔王ならそれでもいいか、っていう気になっちゃうのよね。半裸セーラー服で買い物してくれるし。何から何まで「裸」で片をつけてくれるのは助かります。 次週、追加戦士松岡登場。この実家のような馴染みの配置に良い刺激が追加されそうだ。 |
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Thraxi
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声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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