最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
今回も約1ヶ月ぶりでございます。やろうやろうとは思ってるんだけど、やっぱ誰かからハッパかけてもらわないと開催出来ないなぁ……。今回はお布団の中からこっそりあの子も参戦してくれているよ。どういう状況かよく分からないけど、楽しそうでなによりだよ。
PR ○「スパイ教室 2nd Season」 ― はい、こちらも分割2期目。1期目で描かれた物語のいわば「B面」からスタートするあたり、分割っぽさを微塵もかくそうとしていないのはむしろ潔い姿勢ではある。まぁ、分割だろうか完全新作だろうが、別に視聴する側にとっては何の差もないわけだが。 1期でそこまで身を入れて観る気が起きなかった作品なので2期目と言われてもそこまでピンとこないが、改めてちゃんと見ていて、「そういえばやたらと期待値は高い作品だったんだよな」ということを何となく思い出してきた。「女の子だらけのスパイ集団」とか「ありえんくらいの高カロリーキャスト集団」とか、一応セールスポイントは分かりやすくて飲み込みやすい。グッと面白くなってハマってもおかしくなかったのだが……やっぱり「スパイどうしの騙し騙されこうどなじょうほうせん」ってスマートに描くのはめちゃくちゃ難しいのでね。「スパイとか言ってる割に各方面にガバガバじゃねぇか」とちょっとでも思ってしまうと、あとは全体的な設定が全部バカらしく思えてしまうのでどうにもサムい印象を与えてしまうもの。その辺はまぁ、この設定を選んだが故のどうしようもない代価ということで。 それでも、今回のお話を見てればやはり「豪華キャスト陣」の賑やかさはちゃんと活かされてる部分はある。悠木・上坂の「本人たちをみてると同期とは思えないコンビ」の掛け合いは熟練の技であるし、そこからちょっとずつ世代が下の水瀬・楠木とパスを繋いでいくチームワークはなかなか愉快である。唯一の難点は、こっちのチームだとAチーム以上に「なんでこいつらがスパイなんて任されてるんだろう……」というのが分からないということくらいか。……やっぱそこが全ての元凶やねん。「可愛いからいいか」とはならんやろ。 でもまぁ、終わってみれば今回の顛末でボスから珍しく感情的な反応を引き出したりしてるし、ポテンシャルの高い連中なのは間違い無いのかもしれませんね。改めて8人揃って、今後どんな任務でぐちゃぐちゃした盤面を見せてくれるんでしょうかね。ほんで最後に出てきた母親(?)が千和なのかよ。最近の千和、出演数がちょっとずつ増えてて、だいたい母親役をやってるのがシフトチェンジうますぎる。
○「文豪ストレイドッグス(第5シーズン)」 ― もう何回新番チェックで顔出せば気が済むんだ、一応「第5期」のスタートである。カウントの仕方が微妙なところで、「第1シーズン」と「第2シーズン」の間が1クールだったのでぶっちゃけ分割2クール。第3シーズンだけが独立しており、2期の3年後にぽろっと1クールだけ放送し、そこからさらに3年後となる今年の冬クールに「第4シーズン」、そこから1クール休憩しての「第5シーズン」なので、「2度目の分割クール」扱いな気がするのだが、一応公式には「第5期」らしい。数え方は統一した方がわかりやすいからね。 分割っぽい扱いなので復習パートとかの配慮は一切なし。まぁ、流石に3ヶ月前のお話なので忘れるには早すぎるだろうし、前シーズンの展開があまりに怒涛でエグかったので忘れろという方が難しいくらい。引き続き武装探偵社はどん底もどん底の状態から這い上がらなければならず、展開としては起承転結の「転」、反転攻勢に出られるシーズンになる……といいけど。ずっと沈みっぱなしだったらどうしよう。 太宰・乱歩というジョーカーが部分的に制限状態となり、各方面からあの手この手で対抗組織の隙をつくタイミングを窺っている状態なのでジリジリとした切迫感ばかりが募る展開だが、きちんと1話目で反撃の狼煙も上がっており、いやでも盛り上がりそうな展開。この5期が1つの節目になりそうですな(国木田が相変わらず扱いが可哀想すぎるのはなんとかなりませんか)。わたしゃ大ファンってわけではないが、やはりこんだけ大きな話になってきちんと盛り上がってるなら素直に応援したいと思える作品。口惜しい部分があるとするなら、最近はこれのおかげで五十嵐&榎戸のコンビがすっかり「文スト専用装置」みたいになっちゃってることだが……まー、それでクオリティが担保されるなら致し方なし。今作にけじめをつけたら、またスタドラみたいなトンチキ作品が見たいよねぇ。
○「白聖女と黒牧師」 5 収録時期的には偶々なんだろうけど、なんか石川プロが休養挟んで今期また一気に仕事戻した気がするな。色んなとこから声が聞こえてくる気がする。 今期は黒メイドと黒牧師が同時に放送されることになるわけですね。ここに割って入れる存在は黒執事くらいしかないんじゃなかろうか(黒の契約者は要協議)。まぁ、今のところ「黒牧師」のどの辺が「黒」い要素なのかがよく分からんけども……単に衣装のことを言ってるなら世の中の牧師はだいたい黒牧師だよな。「オヤジ、このペンキは黒だな」。 まだまだあったイチャラブ系作品ということで、1話目からもう遠慮なくカップルがいちゃこらしているのを見るだけのアニメ。どうやら男の方が超絶鈍感で全然好意に気づかないというのが重要な要素になっているようだが、そもそもヒロインの方が「その辺に転がってるとこを拾われた」時点でだいぶ人間関係としておかしなことになっているので、ここから恋愛関係に発展するのは果たして倫理的にOKなんだろうか。そもそもこの世界の聖職者の性愛の観念がどうなってるかよく分からないし、そもそも「聖女」が何なのかもよくわかんないし。これがもしなろう作品の聖女だったら、「何が聖女やねん! 適当に名前だけつけた設定に何の意味があるんや!」とまた重箱の隅でも突いて文句を言ってやるところだが、今作はユル系ラブコメだってことが一目瞭然なのでその辺の設定にツッコむのも野暮な気がする。一応「聖女だから嘘がつけない」ということだけ覚えておけばいい設定なんじゃないかな。いや、現時点ではまだそのこと自体が嘘の可能性もあるけど。 制作が動画工房ということで毎度のことながら丸っこいコロコロしたデザインは可愛らしい。いや、ここ最近の動画工房は不安が漏れてしまう展開もあったが、ちゃんと前クールで汚名を返上してネームバリューは回復している。監督を務める野呂純恵さんという名前は初監督となる人みたいだが、動画工房の過去の秀作のいくつかに携わっているし、山﨑みつえ監督作品だった「魔王城でおやすみ」の時に副監督という役職を務めている。あれと同じ方向性の可愛らしさを押し出した作品だと考えれば、雰囲気を保つことへの気遣いは期待できるんじゃなかろうか。残された問題は「この出オチっぽい設定で1クールの間何を見せられるんや……」という部分だが、オープニングとかみてるとまだまだキャラは増えるみたいだし、教会を中心として街一つを飲み込む形でのドタバタになってくれれば良いのかもしれません。 ちなみにメインヒロインの中の人はこれが事実上のデビュー作となりそうな新人さん。「澤田姫」って名前のインパクトはでかい。「ひめちゃん」って名前、実際に見たのは初めてだわ(芸名かもしれんが)。
○「スプリガン」 5 ネトフリから降ってくるタイプの作品。こちらの配信は去年ということで、時期的には新番でもなんでもない。あと、全然知らなかったんだけど監督が小林寛なのね。ネトフリは確かカンパケでの納入が普通なので(一挙配信だからね)、時期的には「水星の魔女」の前にこの仕事してたってことになるんだろう。その割にさっぱり話題を聞かないあたりがネトフリクオリティ。 とはいえ、私とて1話目視聴中は監督が小林寛だなんてことに気づく由もなく。「これまた古い原作がアニメになったなー」と思って軽い気持ちで観ていた。私にありがちな「有名漫画作品読んでない現象」が起こるので当然のように原作は未読だが、この作品はまぁ、だいぶ年代も古いし……漫画好きでも読んでない人は案外多いんじゃないでしょうかね。皆川亮二は「ARMS」とか「ピースメイカー」あたりを読んだことはあるのだが、今回今作に接して、「皆川亮二は作画だけで原作は別な人だった」なんて事実を初めて知ったりもした。ネットで漫画の絵だけはよく見かける作品なんだけどね。色々知らないことばかり。 で、そんな何も知らない作品の1話目だが、まぁ、悪くはなさそう。古い原作を現代風のアニメに乗せるってぇと「何で今更死体を掘り起こしたんや……」っていう地獄のようなクオリティで蘇ったり、「現代でわざわざ作るんだから何かインパクトがある仕事をしなきゃ!」ってんで意気込みすぎてなんか違う作品になっちゃったりするものだが(それぞれの例はご想像にお任せします)、今作はいい意味で古臭さを残しつつ、無理のない程度に「現代風」へのリビルドがなされているように感じる。元々近未来SFアクションなのでCGをフル回転させてチカチカした画面になっちゃう、なんてのがありがちな失敗だが、CGを活用はしつつも、どこかで昭和感を残しているというか、きちんと手描きで「あ、アニメだ」と思わせる部分も残っている。おかげで超絶作画のハイパーアクション、みたいな飛び抜けた画面は出てこないが、安心して筋を追えるだけのものになっているんじゃなかろうか。ちなみに今Wikiで確認したら「全6話」って書いてあったから、始まったと思ったらすぐ終わる作品になっちゃうみたいだけどな……。 By the way、今作と全然関係ない話で申し訳ないが、ちょっと想定外のことが起こって「今期執筆した番組感想の数」というトピックを取り上げられなかったのでここで書いておきます(1クールで終わると思ってた作品が2クールだったのよ)。今期ゴールまで走って感想が書けた作品はトータルで47本。前クールの50本からは微減ではあるが、その前が30→42というカウントだったので、冬クールがイカれてただけで今回も充分多い。今後とも積極的に3話切りを促進させ、より健全なアニメ視聴体制を維持したいところである。……でもなぁ、今期は今のところあんまり3話切り候補が多くないんだよなぁ……。
旦那デレるの早いな、第2話。まー、これ以上ヒロインを落としてもしょうがないし、光明がさっさと見えた方が物語はスムーズである。 ごめんなさい、先週書いたのと同じことをもう1回書きます。ほんとに今作は声が良いです。とにかくそこです。先週は新番チェックということで多少前がかり気味に評価せねばと意気込んで観ていたので耐えられた部分があるが、改めて余計な負担がない気楽な状態で視聴した時に、「30分エンドレスでうえしゃまウィスパー」という作品の構造自体が危険物です。なんかもう、「このまま俺、死ぬのかな」って思えるくらいに天国にギリギリ近い場所にあります。そんで前回も書いた通りに、ヒロイン・美世の最大の理解者である旦那のお付きのおばちゃんがCV桑島法子ということで、「どこを切り取っても声がいい」の純度がさらに上がる。そして今週、更なるとんでもない展開として、過去に唯一美世に肩入れしてくれていた優しい使用人が能登麻美子であることまで判明した。まさかの北陸連合軍である。もう、ここにちかぺも呼んできて北陸地方の独立を宣言してくれまいか。 富山・石川・岩手の地方勢が手を組んでこの作品の善性を高め、対する悪女サイドは東京(佐倉さん)・大阪(植田佳奈)という2大都市というのもいい配置。まぁそれは冗談としても、植田佳奈の継母役もいい具合に性格が捻じ曲がってて良いし、佐倉さんのクソむかつきボイスが圧倒的なのも前回触れた通り。全ての声の配置があまりに完璧で、「ひょっとして、自分好みのキャストで自動再生できる異能を手に入れてしまったのでは」と不安になるくらいである。BGMの量も少なめで、ただ細やかに漏れるうえしゃまウィスパーに身を委ね、このシンプルなシンデレラストーリーを眺めるだけ。ありがたいことに2話目もグラフィックがばっちりで、美世の顔はどんどん可愛くなる一方である。なるほど、このタイトルはよくできている。私の幸せなアニメ。ありがとう人類。
○「Helck」 6 監督が佐藤竜雄、音響監督が高松信司とかいうよく分からん座組みでスタートしたアニメ。音響だけで高松さん引っ張り出してくるとか珍しいんだが、「銀魂」以来だと考えると、もしかして「そういう」作品なのかしら(どういう?)。 よく分からんスタートになったので、正直いうと「面白い」とかよりも「気になる」が先立つ作品。どっちかというとタイトルに名を冠する勇者の方が悪役というか、敵対する人物として現れ、メインは魔王軍の方。そんで勇者が魔界に協力しにやってくるという展開は「勇者、辞めます」にかなり似ている。そして「勇者、辞めます」も最初は「魔王ギャグ・勇者ギャグ」の側面を強めに押し出していたが、次第に勇者の生い立ちにクローズアップしていき、意外にエグい背景からシリアスへと自然に収束していった作品だった。今作はその収束の兆候がなんと1話目ですでに現れており、トランプタワーのくだりなんかで「そういうゆるいギャグなんやな」と思っていたら、後半は謎が謎を呼び一気にドシリアス展開へ。急な温度差に風邪をひきそうだが、1話目の展開で何も分からなかったもんだからすごく気になっちゃったのである。 アニメとしてのクオリティは並程度。主人公がイケメン要素ゼロのマッチョという時点で映像から癒しやエロを得ることは難しそうだが、その分、「なんか変な絵」になっているので他作品との差別化はできている。その上でメインで頑張ってるみかこし魔族がそれなりに可愛いので、ぎゃーぎゃー騒いでいるのを見ているだけでもそれなりに満足できてしまった。ほんと、ドタバタ賑やかなツッコミを任せている時のみかこしは本当に安心できる。根っからの苦労人気質がよく出ている良い配置で、最近マスコット役が多くなった気がする石田彰も良いアクセント。主役のヘルクは小西克幸で、「ヘルク」の弟が「クレス」ってことは確実に「ヘラクレス」からきてるキャラだと思われるが、中の人のこにたんは最近全く別なアニメでヘラクレス役をやっていたというちょっとした奇跡が起こっていたりする。そのほかにも割と賑やかなキャストが集まっているし、そっち方面での楽しみも色々とありそうである。 基本的に「レベルが云々」とか何の説明もない「魔王と勇者」あたりはなろう界隈の影響で減点の対象になりがちなのだが、今作は割とその辺がどうでも良さそうである。いったいどんな展開になるものか、見守らせてもらいましょう。
○「ライアー・ライアー」 5 もろもろのデータを拾おうと思ってググったら同名の作品がいっぱい出てきて困った。本作のスタートは2019年らしいのだが、本歌取りにしてももうちょい視認性のいいタイトルはなかったもんかね。 こちらはライトノベル原作のアニメとのこと。今期はちょっと懐かしい匂いのするラノベ原作アニメがそれなりの数作られていて、なんだか先祖返りしてるようなシーズンになっていますね。もしかしたらぼちぼちなろう勢力にも翳りが見え始め、一時期数を減らしていたラノベ軍団が息を吹き返したのだろうか。まぁ、まだまだ要経過観察といったところだが、とにかくぱっと見で「あぁ、ラノベっぽいな」というのが分かるデザイン。特に学園の制服あたりが。 素直な感想を一言で述べるなら、「なんかよく分からないうちにあれよあれよと進んじゃったお話」。元々そういう狙いで貰い事故みたいにして事件に引っ張り込まれる主人公を描いているのだろうからこの感覚を与える進行で正しかったのだろうが、勢い任せでそれに乗せられちゃったという感覚が半分、そして「いくら何でもがちゃがちゃしすぎだろ」とひいちゃう感覚が半分である。いくら何でもメインヒロインのアホっぷりが加速しすぎていて、主人公のラッキーというよりはそれこそなろう主人公の胡散臭いチートを疑ってしまうレベルでのご都合主義である。一応大筋は「ゲームもの」という設定になっており、デスゲーム好きとしてはどこか気にしたい気持ちもあるのだが……少なくとも1話目で行われたゲームの設定は大雑把すぎてどうにも受け入れ難い。このクオリティのデュエルが続くようだと、今後の展開もお察しだ。なかなか「騙し合いの高度な頭脳戦」ってのは本当に描くのが難しいもんでね……「賭ケグルイ」くらいのクオリティなら満足もするのだが。 幸か不幸か、全体的な映像クオリティについてはそこまで悪くない。政策のGEEKTOYSは最近「人間不信の冒険者〜」というクソデカやらかしをしているスタジオらしいが、直近の作品が「デッドマウント・デスプレイ」なので、それならまぁ、大丈夫かという気もする。「デスプレイ」の2期が秋からなので、その合間を埋める作品っていう認識でいいんでしょうかね? 全体的に苦言多めの低い評価になっているのに点数が減点されていないことを疑問に思った人もいるかもしれないが、加点要素は諸悪の根源となった学園の学長の中の人だ! 以上だ!
○「SYNDUALITY Noir」 5 一昔前はわんさと作られていた「なんかよく分からんオリジナルのロボットアニメ」。最近はラノベやらなろうやらに数を譲ったせいでめっきり数を減らしてしまった上に、直近の例を思い出しても「境界戦機」しか出てこないのでがっかり感が強いのだが、そもそもわたしゃロボットアニメにあんまり思い入れがないため、数が減ってもそれはそれで構わないというスタンスの人間である。 そんなわけで、新しいロボアニメがスタートしても特に心も動かず平常心。初めてみるSF世界ってのは「うわぁ、新鮮ダァ!」と思うよりも先に「この辺の設定はあの作品に似てるな……」とか考えてしまうのが悪いクセだが、今作は何とか細かいところでオリジナル感を出そうという努力はしている気がする。今んところ全体的なロボのダサさは「メガトン級ムサシ」あたりが近い気はするな。「ムサシ」は徹底的にロボを泥臭く、重苦しく描くことで工業機械のごとき重厚さを見せる方向で独自性を発揮していたが、こちらのロボはとにかく軽く軽く、おちゃらけている。デザインもハナから「格好いい」方向は完全に捨て去っており、見た目のコミカルさというか、「ダサいけどこれはこれで愉快」みたいな方向を狙っている気がする。ロボデザインの概念として一番近いのは「魔神英雄伝ワタル」なんじゃねぇかな……ワタルのメカにボトムズ足して割った感じ。 まぁ、そうしてロボにあんまり格好良さを求めていないというのは悪く言えば逃げではあるが、好意的に捉えればそこで背伸びをする必要がないということでもある。ハナからスタイリッシュさを求めていなければ、短足のロボットが突然コーディネーターのタネ割ればりの圧倒的モーションを見せてもネタとしてスルーしてもらえるし、コミカルであるが故にデザインの幅もある程度自由にはなるかもしれない。そう考えると案外悪いものじゃないのかもしれませんね。 それ以外の文化的背景については、「現代社会がいっぺん滅びた感じの未来世界」を描いているのだが、そこに意図的にレトロを混ぜ込むことで更なるダサさを演出。どう考えても現代社会が突然滅びたところで「次の世界」で二層式洗濯機やインベーダーゲームが残っているとは思えないのだが、そういうレトロをあえて入れることで「この世界の文明は進んでるけど遅れてもいる」という二律背反の姿を見せている。真面目に考え出したら色々おかしかろうが、ここも「そういう雰囲気が出したいためのガジェット」と受け入れれば「未来レトロ」はデザインとしては面白いのかもしれない。あとは下ネタ混じりの小粋なトークが「イカす!」「小洒落ている!」と受け入れられればいうことなしなのだが……こっちは私はあんまり得手じゃないな。まぁ、こういうセンスって合う合わないは好みによる部分が大きいからね……。 制作がエイトビット、監督が山本裕介ということで、一応「ナイツ&マジック」やらの実績があるとかないとか。今回wikiで確認するまで知らんかったのだが、山本裕介という人、元々サンライズの出身だったのね。業界に入ったのが「グランゾート」の制作進行からっていう話で……当然「ワタル」の制作にも携わっている。ワタルやグランゾートから30年後にこのデザインのロボアニメの監督やってるってのも、なんか運命的なものを感じるな。新しいサンライズの潮流を作れたらいいのだけど……これ、子供向けの枠じゃないんだよなぁ。「男女ペアも含む、バディで操縦するロボ」っていうネタもすでに「ダリフラ」でやっちゃってるし……なんか鉱脈残ってねぇかなぁ。
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Thraxi
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声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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