最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
カタストロフッ! 第4話! 視聴中はいつも通り(?)うえしゃまネタから切り出そうとぼんやり考えながら観ていたのだが、ラストにそんなこと言ってられない展開になっちゃったので正座した。いくんか水口。 世界の狭さが身に染みる展開。女の子どうしの惚れた腫れたを扱ってる作品、もう中心の2人だけ見ておけばえーやん、というのが情報キャパの乏しい人間なりの考え方なのだが、そんなことしても作品は萎縮するだけ。世界は広がり、キャラクターは増え、そしてダイレクトに絡んでいく。……ダイレクトに絡みすぎだけどな……。 ひまり・ヨリ関係についてはそこまで大きな進展はない。前回時点でヨリがバンド活動の再開を決めて強引にひまりとの距離を詰める道具立てを探し始めたが、その結果ひまりと会える時間が減ってしまい、お互いに寂しい思いをしているというヘンテコ矛盾状態。まぁ、お預けした方が会いたい気持ちは募るのも間違いなく、ヨリに会えなくなってしまった(わけでもない)ひまりは露骨に寂しそう。かつて小糸侑さんは「付き合いはじめてからの方が1人の時よりも寂しく感じるのはどういうことだろう」という疑問を呈していたが、ひまりも似たようなもんである。 そしてその解消法を探すうちに、手軽に参加できる文化部を発見。そこに待ち構えていたのが我らが上田麗奈だ。「まぁ、今回は直接主人公にちょっかい出すポジションではなさそうだし、流石に2人に割って入って恋の鞘当てを演じるような奴じゃないから平和なうえしゃまだろ」と思っていたのだが、ラストになんか知らんけど別なバンド少女が出てきた。そして、この世界の常として多分この2人もいい仲である(ヨリのバンドのドラムとキーボードはもう多分デキてる)。同性愛作品のお約束、百合もホモも1組みたら10組はいると思え。部長さんのと謎のバンド少女、絡んでくるとしたら当然ヨリのバンドと何かしらぶつかることになるのだろうが……その時にしゃま部長はひまりにどんなアクションを仕掛けることになるんだろう。 そうして私が「これ、最終回までにまたプリキュア濃度が上がることになるんだろうか……」などとどうでもいいことを考えていたのだが、亜季はそんなふざけるつもりは1ミリもなかった。普段が飄々としてるキャラなだけに、ガチモードでスイッチが切り替わった時にびりっとくる空気感はふつーに怖い。なにしろこの作品の中でも一番ガチめで想い人のことを考えていた人物。一度アクセルを踏む決断をしたら容赦なくなるのは当然のことだろう。いや、別にひまりを害そうとしているわけじゃないとは思う。亜季からすればひまりにプレッシャーをかけて彼女が折れてしまったらそれこそがヨリの一番悲しむ結果であり、ヨリのことを第一に考えればひまりとの距離感はもうちょい慎重になってしかるべき。しかし、多分亜季さんは根っからの姉気質というか、問題をそのままに放っておくことができない性格なのだろう。「こいつが半端な態度で保留してるもんだからヨリが色々悩んでるじゃん」と思ったらもう脳内でゴーサインが出てしまったのではなかろうか。無茶を承知の好き好き問答。年下のひまりはどう受ける。 いちいち亜季さんが動くたびにピリッとする空気が愉快でもあり、重苦しくもあり。彼女の胸中を考えるとほんとは苦しいところなのだが……こういう奴が悩んだ末にどういう行動に出るかを見るのが一番の楽しみですよね。「静かな決意」って言ってるけど、ここから波風立たないわけないんだからさ。 PR 意外とシンプルな話な気がしてきた、第5話。悪い奴はシンプルに悪いだけなのかしら? 「高貴な宮内に巻き起こるドス黒い権謀術数と血みどろの権力争い……」みたいな展開を想像していたのだが(まぁ、実際そうなってもいるのだが)、面従腹背の対抗馬・長束さんが割と分かりやすい悪役だった。勝手にもうちょいクレバーなタイプかと思ってたんですけどね。声の影響かもしれませんね。前回若宮のところに襲撃してきた連中がいたので「こりゃまたダイレクトに襲ってきたもんだな」とも思っていたのだが、一応実行犯としては以前雪哉がちょっかい出した貴族の息子の血筋の奴がピックアップされ、ものの見事に「粛清」を受けた。ただ、ここでダイレクト惨殺ってのも非常に分かりやすい処罰になっており、相手方の陣営がゴリゴリに武闘派も揃っているし、殺しも含めて悪どいことは平気でやりそう。あげくトップであるはずの長束がその会合の現場にまで現れており、いかに「実際に指示を出すわけではなく周りが勝手に忖度するだけ」というお題目があったとしても、あんだけの修羅場に顔を出していたってんなら難癖つけられても文句は言えない立場。暗躍するなら徹底して現場にはノータッチで近づかない方がいいと思うのだが……マジでそれがコントロールできないくらいに忖度のみで動く組織なんでしょうかね。怖いんだか怖くないんだか。 こちらの若君はせいぜい臣下を賭場で売り払うくらいで(?)別に悪いこともなく。ただ、人身売買の茶番すら雪哉の耳には届いておらず、余計なストレスにマッハでハゲそうである。雪哉目線からしたら「たまたま売り飛ばされた先で敵方の首脳会議が行われてるやん。密偵として潜入できた俺ラッキーだし有能」とか思ってたかもしれないのに、それもこれも全部若宮の掌の上。世知辛いもんである。まーそれだけ有能な人物の下につけているということでもあるのだろうが……「七夕はめんどくさいから行きたくない」は多分本音なんだよな……天才って人格破綻者が多いし、雪哉は今後も引き続き振り回されることになりそうである。 そして「七夕」というキーワードでようやく動きを見せた各家の姫君たち。今回は西家の子と東家の子が姿を見せたが、意外なことに「着物を縫って若君に来てもらうんやで」というイベントに一番真剣に取り組んでいたのはクール系に見えていた西家の子(名前は「真赭の薄(ますほのすすき)」というらしい。ムズい)。あれ、意外と尽くしてくれるタイプなんですかね。そして1話目ではメインヒロインと目されていた東家の子があせび。こちらは「この音とまれ!」以来となるアニメ内での琴の演奏で何やら思わせぶりなアイテムを見せつけている。おつきのおばちゃんが反応したあの琴はいったい何なのだろうか。ちなみに他の2家の姫君は今回出てきていないが、どーせ七夕でも出てきそうもない若宮相手に、他の面々がどれだけ本気になっているかは謎である。みんなしてどれくらいのモチベーションで入内したいんだろうなぁ……。 ○「僕のヒーローアカデミア(第7期)」 ― オープニングTKなんかい。なんか合わんような気もするけど、ここまで煮詰まった作品の大舞台、これまでにないテイストをぶっ込んでいく意味はあるのかもしれん。 というわけで、つないでつないでここまできた第7期。ここまで丁寧に、熱量を落とさずに続けられるシリーズ作品なんてなかなか無いよね。他に何があるかを考えると例えば「文豪ストレイドッグス」なんかは似たような続き方で5期まで放送されているわけだが、気づけばどっちも制作はボンズだった。そういう性質の会社なのかもしれませんな。 前シーズンが1年前まで放送されており、そこそこの休止期間を経ての再開。一応お話としては大きな区切りがあったのでこのブランクもあまり気にはならないのだが、作品世界内ではかなり逼迫した状態になっているので全然「新たなスタート」という感じにはなっておらず、いきなりクライマックスみたいなド派手なバトルが繰り広げられてエラい騒ぎに。これをやってのけるからこその看板作品なのだと改めて思い知らされる。ことここに及んで作者の趣味が全開なのか、元々そういう狙いの作品だったのか、アメリカン・ヒーローのテイストがゴリゴリに押し出されており、画面もこれまで以上にバタくさくて暑苦しい。この方向性に振り切れてることこそが今作をオンリーワンたらしめているので、もう何も恥じることなく突き抜けてほしいもんである。 ちなみに今期から監督がスイッチしているが、引き続き長崎さんが「総監督」名義でクレジットされているので体制が大きく変わったということはなさそう。あとは気になるのは、中途半端な時期にスタートしたけど全何話構成なのかってことですかね。短いシーズンなのか、ちょっと長いシーズンなのか……。読売は金曜夜に大きなアニメ枠を立ち上げたこともあり、土曜夕方枠の使い方も色々考えさせられる。 焦らすねェ〜、第14話。よりによって来週メエメエ回とか、ずるいくらい引っ張るやんか。 というわけでまゆちゃんテンパり全力振り切れ回。「あのまゆちゃんがうちに!?」というだけで一大事だし満足できるわけですが、それを見守るユキちゃんがもうね。このまま史上初の「仲間になる前に1回闇堕ち挟むプリキュア」とかになってくれねぇかな。「まゆは絶対に渡さない」で暴れ散らかしてこむぎにとどめをさし、犬猫論争に終止符を打ってほしいまである。まぁ、実際はユキちゃんは優しい子なのでそんなことしませんけどね!(ね?) 人間ではよくあるけど動物であんまり聞かない気がする「最近の疲れが溜まってたんでしょう」という病状で一時預かりの身となってしまったユキ。まぁ、基本的に1日の運動量がそこまで多くない猫にとって、通常の猫業務に加えてプリキュア活動をするのはオーバーワークになってしまうのだろう(え? ユキがプリキュアなわけがないって? そりゃそうです)。食欲も落ちて、今日も元気にテンパるまゆの不安の種になってしまった。それだけでもユキとしては忸怩たる思いだっただろうが、それを餌にしたかのようにしてまゆが犬飼家に取り込まれてしまい、病み上がりの身で終始歯噛みをガリガリガリ。猫って普段そっけないくせにこういうとこで独占欲強い感あるよね。それをよりダイレクトに表現してくれるのが犬なんだけど、猫の場合は基本がツンデレなもんで、まゆが心配だし、こむぎたちが憎らしすぎるんだけど、その感情を表明することもままならないという。狭いキャリーケースの中で、療養中だったはずのユキちゃんはかえってフラストレーションを溜めてしまいましたとさ。 そして、お泊まり回ってことで空気を読んでこれまでにない時間帯に登場するガルガル。この手の「女子中学生主人公もの」は条例の関係もあり(?)あんまり変な時間に活動はしない設定になっているのだが、シナリオの要請上、稀に時間外勤務みたいなことを強いる場合がある。ちなみに小学生魔法少女である「CCさくら」の場合も、クロウカードの一部が夜間に出没したり、人がいない水族館でことを構えるために夜間徘徊したりもしていた。夜遊びは不良の始まりなので気をつけなければいけないですが、アニマルタウンはその点も健全。夜間ではなく「早朝」という時間を選ぶことで、プリキュアの隠密性をギリギリで維持しつつまゆとの関係性を進展させる。 そう、今回はお泊まりを口実にした最大の転機、カミングアウト回でもあったのだ。じれたこむぎによってついに暴かれてしまった犬飼家の真実。ぶっちゃけこむぎも「もぅまゆの前くらいは喋ってもいいやろワン」くらいの気持ちでやっちゃった感はあるのだが、彼女はその隣にいる猫が最大の問題児だということまでは認識していなかった。まぁ、多分ユキちゃんも薄々勘付いてるってレベルじゃなく気づいてた気もするのだが……ついにここでニャミー側から一方的に正体判明という流れに。「あいつらがまゆを引っ張り回さなきゃまゆは危険な目に合わずに済んだし、私も余計な仕事に駆り出されなかったものを……」みたいなことを思ったかどうかは定かじゃないが、相変わらず犬猿ならぬ犬猫の仲のようである。ここから連携を取れるようになるには苦労も多そうなのだが……まぁ、最終的には全部「まゆは可愛いからしょうがないニャア」になりそう。全人類そう思うのでしょうがない。 ところで、まゆに対しては「一緒にプリキュアやろ!」と提案したこむぎだったが、最初の協力者である悟にはその提案しなくてよかったんでしょうか。すでに制限解除されてるんだから、悟もプリキュアにして駆り出す選択肢もあったんやで。いや、大福さんがお許しになるかどうかは分からんが。 運命って便利な言葉、第5話。「んなわけあるかいッ」って展開も、それは運命のいたずらで説明できてしまうのです。でもやっぱり、んなわけあるかいッ。 クルクルと運命は回っていくよ。3ピースバンドとして着実に流れができつつある新川崎(仮)。「厄介」なボーカルの仁菜が歌うことに積極的になったことが最大要因で、客前で歌うことに快楽を覚えてしまっては、そりゃぁライブ欲求も止まらない。元々生活のためにも演奏したかった桃香、とにかく青春を謳歌すべく好きに邁進するすばるの2名も当然その流れに乗るので、このままバンドは安定期に入るかと思われた。 しかしそこにダイナミック運命のいたずら。かつて桃香が喧嘩別れ(?)したバンド・ダイヤモンドダスト、通称ダイダスのボーカルがなんとかつての仁菜の知り合いだったという。しかも詳細はまだ分からないが、「友達だったのに絶交した」といい、フラッシュバックした過去の記憶でも仁菜相手にかなり痛烈な当たり方をしている様子が描かれている。もしかしたら仁菜がこの度Tシャツに「不登校」を抱えることになったのもこの子が原因だったのだろうか。とにかくそんな因縁の相手がかつての憧れの中心に居座ってしまったがため、仁菜の反抗心はストップ高。桃香に惚れ込み、崇拝にも近い観念で応援していたバンドだっただけに、新たなセンターを入れての変容は受け入れがたく、それは現在の桃香の状況を見ても覚える感覚。「ダイダスはどうなってしまうのだろう」という漠然とした不安に、最悪の回答が突きつけられた形なのだ。 もちろん、新たなボーカルの子が入ったからと言って、ダイダスがどれほど変わったかはまだ分からない。テレビに映る様子なども加味すると間違いないく「桃香が脱退してしまうくらいには違う」ことはわかるのだが、新たに発信する音楽性を仁菜が受け入れるかどうかは別問題。もしかしたらこれはこれで肌に合うスタイルになったかもしれないのだが、坊主憎けりゃのたとえの通り、真ん中に鎮座しているのが「絶交野郎」では、受け入れられるはずもなく。仁菜の中では「かつて好きだったバンド」が「桃香を弾き出したバンド」におちぶれ、この下降線の先にぴったりの「自分の大っ嫌いな奴が居座ったバンド」に成り下がってしまった。繋がらないはずの因果を強引に繋げ、今日もやっぱり仁菜さんはプリプリくさくさ。 そんな仁菜に対する桃香の応対は全て正論正論で返す言葉は一切ない。「自分が脱退した後のことだから関係ない」はそうだし、「お前1人のものじゃないのだからバンドの好きにさせろ」もそうだ。「人間だろうがバンドだろうが、それは変化し続けるもので良し悪しは別問題」という意見だって全くもってその通り。仁菜の勝手な憤りは的外れだし理不尽なのだ。その結果、女子高生と酒飲みが居酒屋で液体を掛け合うという地獄絵図へと展開し、多分サービスだったろう烏龍茶がとても勿体無い結果に。でも、強引にでも仁菜を黙らせようとした桃香の心境だって身につまされるものがあるだろう。自分だって今のダイダスは多分嫌いだろうに、「大人の正論」でなんとか納得しようとしていた桃香。彼女の必死の虚勢も空気を読まない仁菜には通じず、浴びせた冷や水はそのまま返ってくる。もはや、2人の関係性はそれほど肉薄した殴り合いでなければ解決しないのである。この殴り合いができる距離なのである。 桃香は仁菜の気持ちもわかっているが飲み込んだ。しかし飲み込んだ言葉はいつか表に溢れ出す。今回はそれを歌に乗せ、バンドとしての「CRY」に転じた。はみ出し者の3人組。そんな3人が精一杯小指を立てて作り上げた初めてのスタジオライブをしっかり噛み締めよう。やっぱり今作の映像作成は面白い部分が多く、ライブシーンにしてもバンドリプロジェクトとは全然違う見せ方になっている。動きの硬さみたいなものはどっこいどっこいだと思っているのだが、こちらはライティングの派手さとか、とっぴなカメラの振り方が特徴的でより動的な印象が強い画面。すっかり鼻つまみ者となったこの3人にはお似合いの駄々っ子みたいな愉快なプレイスタイルであった。 個人的には今回のお話ですばるの株が一気に上がりましたね。自分の問題だと単なる面倒クセェわがままっこだったが、それがバンド仲間のことになって責任が無くなると、持ち前の適当さというか、底意地の悪さみたいなものが滲み出てきて大変よろしい。ドラムってのはリズム隊、バンドの音の基盤を成す大事なポジションなので、こうして全体を俯瞰して調整役に入ってくれるとホッとしますね。こいつが調整役って、やっぱ残り2人がヤバすぎるってだけなんだろうけどな。 2人だけで親睦を深める食事に味集中カウンターを使うな、第4話。まぁ、2人の「世界」の間に大きな隔たりがあるということを示すメタファーなのだろうけど……あのカウンター、確か取り外せるんだよな。 ついに怪異とかほとんど関係なくなったお話。冒頭の畦目先生のツノ以外はもはや単なる団地妻と女学生の触れ合い物語である。そして、視聴者としてはそれで構わないと思っているのが大きな問題(化野の動向に触れる気は無い)。多分、一番見たいシーンは超乳三十路フリーターが自宅でストゼロキメながらダラダラしてる様子である。怪異もホラーも無いお話ならば、多分菫子さんのおっぱいが一番のファンタジーだ。ちなみに1話からずっと登場しているストゼロライクのアルコール飲料の名称は「STRIKE TWO」。……ツーアウトってところか。いろんな作品で「安くてアルコール度数の高い酒」のデザインとしてパロディが量産されてるストゼロ、いわば安酒界におけるマクドみたいな存在だが、そういうイメージを代表する存在になったのはメーカー側としてはOKなのだろうか。 一応何かしらの怪しさを感じさせるファクターは、冒頭で菫子さんの部屋に侵入した黒猫くらいだが、あいつも「やたら警戒心が薄い」という要素以外は普通の猫っぽくもある。というか、ここで突然菫子さんが謎の存在に付きまとわれる理由もないし、ほんとにただの「春ののどかさを醸し出す背景」だった可能性もある。個人的に一番怖かったのは、安酒かっくらいながらスーパーの刺身食ってキーボード打ち続ける作家ワナビーの存在で、「酔っ払ってキーボードにストゼロぶちまけたらエラいことになるで……」と気が気じゃなかった(余計なお世話だ)。ちゃんとおうちを片付けた方がいいと思うよ……って言おうとしたら乙ちゃんがきてくれたので、無事に団地妻の団地が片付けられたのでした。……人間同じ部屋に住み続けてると謎の超密度圧縮が行われるので、いざものを捨てても捨ててもどっからかものが出てくるという亜空間に住むことになりがちです。私は体験したから知っているのです。おかしいんだよなぁ、長年溜め込んでたカードを大量に売り払ったはずなのに、特に部屋が広くなった気がしないんだよなぁ……。 などという謎だらけの生活を送っている菫子さんなわけだが、本来なら謎は乙ちゃんの側にあるはず。団地妻とは微妙な距離感を保っていた乙ちゃんだが、今回のルームシェアで多少なりとも距離は縮んだのだろうか。乙ちゃんがこれまで菫子と距離を置いていたのは「お兄ちゃんが取られそう」みたいな嫉妬が第一要因だったと思うのだが、今回のあれこれで性格の部分でも若干合わない部分は見つかったかもしれませんね。菫子は悪い人間じゃないのは間違いないのだが……まぁ、歩く生物兵器みたいなところもありますからね。思い切りぶん殴ってボクササイズでもするといいと思うよ。普段からエロすぎるせいでお風呂シーンがあっても特段エロが加速しないのはもはや問題なのではなかろうか。 対抗するようにして乙ちゃんが披露したのは、お風呂・サウナシーンに加えてお着替えシーン、そしてトイレ……ラインナップがマニアック。まぁほら、毎週言ってる気がするけど、ホラーとエロはやっぱり切っても切れない関係にありますからね。乙ちゃんもホラーアニメのいちヒロインとして、できる限りのサービスは頑張ってください。 まじでなんの回だったんだ?(これはこれでいいです) コンテ雨宮哲かい、第18話。まぁTRIGGERが担当してるんだから何もおかしなことはないが……よりによって今回みたいな話で担当してるのがなんか草。 先週までのどちゃくそシリアスから一気にここに戻って来られるあたりがさすがのライオスパーティー。いよいよ因縁の階層へと足を踏み入れたにも関わらず、どうにも雰囲気はユルいままである。まー、なんの計画も立てないまま勢いで狂乱の魔術師討伐まで掲げちゃったし、いまさら細かいことでジタバタしてもしょうがないってことなんだろうけども……今後はシュローたちのサポートも一切見込めないし、正直ネガティブな要素しかないんだよな。 そんな中で、新たな階層は環境が最悪、そしてそんな環境に適応した面倒極まりないモンスター・シェイプシフターとの遭遇。これまであれやこれやとモンスターの生態について生物学的に分析してきたライオスだったが、今回のシェイプシフターについてはもう「そういうもん」として受け入れてしまっている。形状的に宝箱に似せたミミックや生まれながら財宝を模した宝虫なんかと違って、今回の「変身」は純粋に魔術的な要素。そこになんらかの生態系を考えてもあまり意味はないか。「シェイプシフターにもいろいろな種類がいる」と言っていたので、もしかしたらライオスが「地元にたまにいた」と言っていたシェイプシフターは今回のタイプとは違うものだったのかもしれない。正体を見たら明らかに九尾の狐でしたし。普通に「狐にばかされた」の豪華バージョンだったわけだが、1体で4人分の幻を複数セット一気にコントロールできるって尋常じゃない技ですよ。多分、魔力をもっと別な使い方に回してればもっと簡単に獲物を狩る方法があったんじゃないでしょうかね? まぁ、そういうふうに生まれてきちゃったならしょうがない。今回はモンスターが云々というよりもライオスたちがお互いにパーティメンバーをどう見ているかを改めて確認するフェイズだったのだろう。シュローたちのおかげで対比的にライオス・マルシル・チルチャックの腐れ縁は再確認できたわけだが、そこにセンシが混ざった4人パーティはまだまだ結成から日が浅く、いろんなところにつけ込まれるんじゃないかとヒヤヒヤもの。でもまぁ、結果的にライオスが自分の記憶に惹きつけて謎を解いてくれたし、一応はリーダー(?)の面目躍如ってことでいいのかしらね。多分、視聴者目線で最大の収穫は「センシがライオスの脳内で美化されすぎてる」ということかもしれない。まぁ、最終的に間抜けの烙印を推されていたし、結局誰1人得しないままで傷ついたっていうエンドですけどね。ちなみに気になったんだけど、偽ライオスの中でくそデカかったのってやっぱりチルチャック目線のやつなんでしょうかね。 ライオスの気合いと謎の象形拳でモンスターの討伐に成功し、改めて互いの姿を見合って理解を深めることができた(?)面々、その前に現れたのは……前回の騒動で「足抜けした」と言われていた黒子さん。仲間を捨てて逃げた扱いでシュローたちから見放されて1人この階層に残っちゃったのか。自業自得ではあるが、前回の顛末を見ちゃうとしょうがない気もするけどな……どういう交渉になるのかしら? がんばれダクネス、負けるなダクネス! 第4話! 悲鳴オーバーラップのオープニング入りとかいう謎の新技術まで身につけましたね。 まさかのサブタイトルに騙されるという斜め下の展開。先週の「義賊云々」の話の時点で「いや、クリスじゃね?」って想像したんだけど次回予告で「イケメン義賊」とか書いてあったもんで「ほなクリスと違うかぁ」って思ったら「クリスやないか!」っていう。まさかカズマさんの妄言がサブタイトルに採用されるなんて誰も思わないじゃんよ。そしてここでクリスという既存のキャラが絡んできたせいで、ますます「この王都編はどこに向かっているんだ……」っていう大きな目標行方不明が継続。まぁ、結局今作は大冒険なんかしないでカズマさんがお布団の中でうだうだ言ってるのが一番面白いってことなのよね。原作小説だとどう考えても単行本1冊で1つ山場を作る必要があると思うのだが、この巻のクライマックスはどんな展開で訪れるんでしょうね。 登場人物のだいたいがクズということで、いつも通りの風景を見ているはずなのに何故か飽きないこのすばマジック。いけすかない貴族の屋敷にしばらく居候することになったカズマたちは、遠慮という言葉を知らないアクアを筆頭に贅沢三昧。アクアはさ、そりゃまぁ女神だったから元々羽振りのいい暮らしはしてたんだろうけど(そもそも神にそうした経済概念があるかどうかもよく分からんが)、こっちの世界に来てからそーとー時間が立ってるんだし、最序盤の馬小屋暮らしの時期も長かっただろうに、なんでこう、ちょっと油断すると贅沢自堕落生活を続けようとするんだろう。結局精神性がびっくりするくらいカズマさんとリンクするからお似合いの2人には違いないんだよな……唯一の難点は、2人きりだったら生活力がゼロを振り切ってマイナスになっちゃうってことくらい。不労所得があって食っちゃ寝できる生活なら、ここまでカズマさんとバイオリズムが合う人間(人間?)もなかなかいない。 元々裕福だったわけじゃないめぐみんはそれなりに分をわきまえてはいるのだが、それでも頭のイカれた紅魔族のセンスはなかなか一般人には理解してもらえない。めぐみんはめぐみんである限りは永久に歩く爆発物でしかない。王都の周りにクレーターを量産するのは、もう完全に討伐案件だと思うんだけど、王都周りってそんなに遊ばせてる土地が多いもんなのか? こうなると大変なのはダクネスで、ひたすらに頭を下げ続け、そろそろ真剣にパーティーと縁を切ることまで考えたほうがいいとは思うけど切れないのが面倒臭いところ。ダクネスのドM設定って普段困ったことされてもオンになったりオフになったり色々と都合が良くて(?)、たとえば汚っさんからのアプローチなんて脳内妄想ではきっと捗るんだろうけど、いざ実際に経験すると及び腰になっちゃうっていう。まぁ、金しか見てないおっさんからのモーションは貴族として嫌というほど経験しちゃったから飽きたってのはあるかもしれんけど。常に新しい刺激を求め続ける求道者でもあるダクネスにとって、刺激に事欠かないカズマパーティはやはり魅力的なのだろうな。 そしてお久しぶりに登場のクリス。「こんな完璧な被害者体質だったっけ?」と思ったが、単にカズマさんの周りの人間がカズマの暴虐に慣れちゃって新鮮な反応を返してくれる人間が最近少なかっただけか。カズマさんはなろう系主人公なのにちゃんと誠意を持ってセクハラしてくれるのが責任感のあるところですね。常日頃ノーパン女神とか巨乳くっころ騎士を侍らせてても、その毒牙が周りに及ばないってわけじゃない。揉めるもんは揉んどけの精神。改めてそんなクリスから告げられた新規ミッションは「神器の収集」というこれまたハードルが高そうなもので、ご丁寧にもミツルギを久しぶりに登場させて「あぁ、あんときのアレみたいなことね……」という謎の復習までしてくれる親切設計。クリスがなんで神器の回収をしてるかはまだよくわかってないのだが……単に「溢れすぎると問題があるから」ってだけですかね。どこぞのバカな先輩が後先考えずにバンバンチート武器を送り出してた可能性もあるしな。カズマさんは何故か分からないけどクリスと絡む時だけやたら女神エリスに祈りを捧げたくなりますね? さて、すったもんだの末にとりあえず「街を襲った魔物討伐」という次なるミッションが発生。ほんとに今期は行き当たりばったりで話が進んでるように見えるのだが、これこそがカズマ流なんだろうな。異様にラック値の低いダ女神とか戦場に連れて行かないほうがいいんじゃないですかね? いっぺん床に落ちた角砂糖は使わないほうがいいと思います、第4話。ご丁寧に直後に「時間を戻せるわけじゃないので」って言ってるから、単にシュガーポットの中に魔力で戻しただけなんだよな。どういう衛生観念の時代なのかは分かりませんが、王族の人がやることじゃなかろうよ。 なんともぬるっと進行するお話なのでつかみどころがなくて大変。前回はもう1人の魔女ルクレツィアさんが登場したが、彼女がティナーシャとお友達なのか喧嘩仲間なのか単なる悪役なのかもなかなか見えづらく、「久しぶりの挨拶がわりじゃない」とかいいつつオスカーのことは平気で殺そうとしたり、ダイナミックNTRイベントみたいな展開にしたり、ざっくりヤベェことしすぎの世界。今回もそんなぬるっと大事件がそこらじゅうにばら撒かれており、特に「なんとなく従臣の心を操って暗殺者にしちゃった事件」は割とヤバめ。あんな簡単にマインドコントロールできて、しかもそれが王族に強く繋がってる人間だったりしたら、いくら警護を厚くしても殺される時はちゃっちゃと殺されちゃうんじゃなかろうか。今回はたまたま狙われたのがオスカーじゃなくてティナーシャだった上、たまたま遊びにきてたもう1人の魔女がいたおかげで治療までスムーズに進められたが……一歩間違えば国家転覆の危機じゃんね。操られっ子ちゃんも、とんでもない目にあっているのに何事もなかったかのように処理されてちょっとかわいそう。後で事情を知らされたらけっこう深く傷ついてると思うぞ。 そうして周りにきな臭い雰囲気が漂い始めたせいか、ティナーシャはここにきてオスカーにスパルタトレーニングを行うことにする。王族の執務を行いつつの隙間時間トレーニングとはいえハードなのは間違いない。何がキツいって、いわゆる少年漫画的修行展開のはずなのに、なんでそんなことしてるかよく分からないこと。普通、修行パートに入る時って「誰それに絶対勝ちたい!」とか「ほにゃららを手に入れなければ!」みたいな絶対目標が用意され、そこに向かって努力するものなのだが、オスカーの場合は「まぁ、強くなれば将来的に選択肢も増えるから」とかいうふわっとした理由でけしかけられてしまったので、どんだけ頑張ったらいいかも分からず、何をもって修行のゴールか決まっていないので努力のしがいがない。それでも黙々とティナーシャのいうことを聞いて修行を続けるオスカーさんのストイックさには頭がさがる。まー、見てる感じではもちろん「今より強くなりたい」というモチベもあるだろうが、「形はどうあれティナーシャと2人っきりでイチャイチャできる時間だし」ってんで納得してる部分もある気がする。実際、修行後のセクハラもしっかりこなしてるし。すけべのくせして相手がひよこババアだから許されてる王様、パワハラとセクハラを同時にこなしながら同時に対策されてる珍妙な図式。まー、元々プロポーズの言葉が「俺の子を孕め」だった時点でまともな交際なんて出来るはずもないんですけどね。ティナーシャがそれで納得してるなら別にいいか。 実際、今作はこうして各方面にぬるっとした温度感なので何を楽しめばいいのかがはっきり分からない不可思議な状態なのだが、2人の生ぬるいイチャイチャ関係がどこかクセになる味わいになってるのは間違いない。「最終的にどこでティナーシャが折れるんだろう」というのを見守りたい気持ちはあるしね。嫌いじゃないならもう付き合っちゃえよって、どこぞの僧侶も言ってたよ。 |
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プロフィール
HN:
Thraxi
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男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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