最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
相変わらずのストロングスタイル、第9話。このアニメ、どこが面白いってあんまり説明ができないし、実際面白いかどうかも未だよく分かってないのだが、どうしてもこのミスマッチ感というか、全力で何かがズレてる感じが気になってしょうがないのよね。 前回時点で「愛依にまつわる神の力が強すぎて際限なく霊を呼び寄せてしまうんですわ」というのが問題として取り上げられ、実際に螢多朗がヤバげなやつに出会ったところで終わっていたわけだが、てっきりもっとヤバいやつがガンガン集まってくるのかと思ったら、戦うのはそのヤバさ上位級の脳幹幽霊1体だけだった。まぁ、強い霊どうしはバッティングすると同時に攻めてきたりはしないのかもしれないが。とにかく、ふわっとした「大量の悪霊」との対戦ではなく、あくまでも形ある(?)明確な凶悪霊1体とのマッチメイクが組まれた。 そしてこの霊の攻め手が、これまたストロング。なんと「生きてる人間に直接干渉し、脳幹をぶっこぬいて殺す」というスプラッタ極まりないやり口。霊のくせしてなんでそんなはっきりとした目的意識があるんだろう。いや、霊だからこその執着の強さとは言えるが……食い合わせが悪いと感じる理由は、(これまで何度も触れてきたが)基本的にジャパニーズホラーってのは「雰囲気の怖さ」なんですよ。俺が怪談で怖いと思う要素ってのは例えば今回だったら「無視してれば見逃してくれるかと思ったけどトイレまで着いてきちゃった」とか、「ドアの向こうにいるかと思ったけど鏡に映ってる」とか。そしてエレベーターってのも日本の怪談話では定番の舞台であり、「下の階に降りてるのにずっと着いてくる」なんてビジョンも明確に「不気味さ」を演出した構図だった。そうして「はっきり分からないけど怖い」で思い切り雰囲気を煽っておいて、攻める際には「じゃぁ、頭に手を突っ込んで脳幹ぶち抜きますね」というやたらと具体的な手法をとってくるのである。「地下がないはずのビルでエレベーターの下に地下空間を現出させる」の時点でとんでもねぇ現象を引き起こしているのだが、霊側からすると別にそんなことする必要はない。能力とエレベーターを紐づけている意味も分からんのだが、脳幹ぶち抜きがやりたいなら地下だろうが1階だろうがどうでもいいわけで、途中から真宵ちゃんがセッティングした「追い出されるか、引き摺り込むか」という条件つきデスマッチも、霊の側からしたら知ったこっちゃないルールだったはずなのだ。 それでも、この霊は実際に真宵ちゃんの設定したリングに上がり、見事に対策されて完敗している。文字通り足をすくわれての敗北だったが、実際の「除霊」の段になると途端にジャンプ漫画っぽくなるのが今作の掟。そこは絶対に譲らないってのがミスマッチの最大の理由なのだろう。そんで、この食い合わせの悪さというか、場面転換の急さが、別に悪いものだとも思えていないのが不思議なところ。真宵ちゃんが小さな身体をフル回転させて戦うバトルシーンが毎週無闇にスタイリッシュで見ていて楽しいってのもあるんだが、「霊がよく分かんない戦法で攻めてきました。じゃぁ、それを正面から受け止めて力でねじ伏せてやりましょう」という夜宵イズムが、やっぱり楽しいのである。今のところ最強候補だった脳幹幽霊くんの末路の悲惨さもまた夜宵イズム。こんな小学生、ほんとに嫌。 そして、ついに夜宵ちゃんの子供部屋でも太刀打ちできない(ように見えた)神様との直接対決だが……「この部屋の奴らは四天王の中でも最弱……」みたいなこと言い始めた。それ言っていいのは敵の幹部だけなんよ。曲がりなりにもメインヒロインが言っちゃダメなやつなのだが……夜宵ちゃんだしなぁ……。
PR 来週また総集編かい、第7話。日5枠ってかなり管理体制がしっかりしてるイメージがあったのだが……こんだけ自転車操業で大丈夫なのかしら。いや、でもすでに次の番組枠も決まってるし、総集編挟んで後ろに押すこともできないはずなので、こんだけ総集編挟みまくるのも事前の計画通りなんだろうか?(水星の総集編は織り込み済みな感じはあった) そんなわけでどうにものんびりな展開ではあるのだが、ぶっちゃけそこまで「毎週続きが気になる!」ってタイプの作品でもないし、どっかでブツっと切れて終わってしまってもそこまで違和感のある作品でもなく、「まぁ、出来るとこまでやってもらえればそれでもいいか……」くらいの印象ではある。丁寧に作っているおかげもあって作画状態は毎回これ以上ないくらい良好だし、このビビットカラーの画面が毎週展開されればいうことはない。特に今回は閑ちゃん活躍回ということもあり、画面に華がありましたからね。日曜日の夕方とは思えないくらいに下世話なワードがポンポン飛び出してたのはどうかと思うが……健太はこういうゲス台詞を何の違和感もなく吐ける声なのがとても良い(本人は割とさっぱり目の印象があるのが不思議なところだ)。 展開としては輝の脱却を描く展開で、「オメェ、そんな簡単にオチるのかよ……」というのが前回、そして「オメェ、そんな簡単に立ち直るのかよ……」というのが今回のお話。まぁ、社畜の呪い自体がインスタントにかけられたものなら、それを解くのも何か1つきっかけがあればいいってことだろう。また、復活のきっかけとして退職後にここまでの旅路で体験してきた「したいこと」の思い出があり、それぞれ単話形式で切り出されていたヒーロー譚やちょっとしたメロドラマなど、確かに日々を無為に生きる社畜生活では味わえない経験がたくさんあったおかげで、輝は精神が成長して呪いを解きやすくはなっていたのだろうと考えられる。その部分は割と自然に飲み込める。 個人的に気になったのは、どちらかというと閑が父親の呪縛を解くきっかけは何だったのだろう、という部分。これまで自分語りがなかったおかげで謎に包まれていた閑のパーソナリティが回想形式でいきなり導入され、「いくらなんでも父親無茶苦茶すぎだろ」とは思ったが、一応これまでの閑の行動原理などが理解できるようになっている。「べき」というたった1つの助動詞を中心に広げるストーリーテリングはなかなかに巧みで、わずか2文字のその響きに彼女がこれまでどれほど苦しめられてきたのか、というのが伝わる画面になっている。そうして彼女が「縛られてきたもの」はよく分かったのだが、そうして人格形成期に積み重ねられた呪縛は、輝の社畜精神なんかよりもよっぽど解放しにくいものになっていたはずなのに、それがしれっと無くなっているのがちょっと違和感。閑本人が「輝と出会って変わることができた」と独白していたが、彼女のこれまでの人生に、そうした転機が全く訪れなかったというなら随分かわいそうな話ではある。まぁ、彼女は「輝のせい」と思っているが、実際には単にゾンビパンデミックのせいで彼女の父親が築き上げてきた成功の理念が容易くぶっ壊れてしまったことの方が大きな外圧だったとは思うけど。フツーに考えて、こんだけの極限状態でそれまでの人生観を保ってられる人間の方が珍しいだろうからな。 さて、もう9月もすぎたというのに、未だオープニングで出てくる金髪ねーちゃんが出てこないという状態……再来週、出てくるんでしょうかね。
そして、次のバンドが始まるのです、第12話。一応これでMyGO!!!!!を巡る設立秘話は一段落ってところでしょうか。あとはバンドリ次元最大の謎にして巨大な闇、豊川祥子の動きを見届けるだけ……だと思うが、そこまで全て語られるのか、それともこのアニメのタイトルが「BanG Dream! the abyss of Ave Mujica」とかになって2シーズン目が始まるのか。 最後の最後までバッタバタ。個人的には冒頭の「sasanqua」の新映像が単に嬉しかったんですが、あの曲を歌いながら、美竹蘭がニッコニコになれてるのが時代の流れってやつですかね。セトリを考えるとあのライブはsasanqua終わりなんですよ。よっぽど自信がないと組めないリストじゃないですかね? そしてみんなの女神・上原ひまりさんの姿がこのアニメで見られたのも嬉しかったですね。今回は既存キャラがかなりたくさん出演していたので「これ、一気に全員出てくるパターンあるか?」と思ったけど流石にそんなことはなかった。あこちゃとりんりんが見られただけでもよしとする。 そんな舞台にドタバタで上がった「迷子のバンド」の面々。最後の最後まで噛み合わず、全くモチベが合わない状態で登壇したもんだから、ここでまたおっきな失敗でもしてトラウマが植え付けられるのかとヒヤヒヤしたが、もう覚悟が決まってる人間が多く、女子高生(一部中学生)は皆舞台度胸が座ってるのがこの世界。マイクを握れば燈だって一直線よ。立希は迷うも何も、やれることをやるしかないので視野狭窄気味ではあるが、仕事はこなせるタイプ。楽奈はそれ以上に周りなんて見ないけど失敗と無縁のタイプ。おばーちゃんの前でちゃんと格好いいところ見せられましたかね。愛音はこの中だと一番失敗するタイプだが、結果的には「バンド名」とか「舞台衣装」とかそこそこ自分の我を押し通したことで、おそらく少しずつ「バンドは私が必要だし、私もこのバンドが必要だよ」という認識を持ち始めているのだろう。ツインギターという独特の構成のおかげもあって愛音だけは多少拙くても誤魔化せるというのもありがたい。彼女はこれから、ちょっとずつ周りに迷惑をかけながら成長していくことだろう。 そしてそよ。彼女は「理屈の上では」バンドへの加入が決まり、腹も決めたはずのポジション。しかしまだ、彼女の中で自分が「MyGO!!!!!の長崎そよ」であるかどうかは決めかねている状態だっただろう。なし崩し的に引きずりこまれた「被害者」意識というか、愛音や立希がもうやめだと言ったら抵抗もなくこのバンドをたためる、それくらいの意識だったはず。しかし、そうしてちょっとずつ足を踏み入れたこのバンドで、やはり決定打を出してくれるのは燈だった。そよにとっては縋りたい過去だったCRYCHIC。それは燈も同じで、楽しかった過去に帰りたいと思ったこともあるだろう。しかし燈はそんな過去を乗り越え、新しいメンバー、新しいバンドで自分の目的を成そうとしている。そして、そのためにはそよが必要だと手を伸ばしてくれている。新しい「一生」を背負うため、そよは自分がここにいるべきであるという認識に至る。燈はあらためて、もうこの5人で離れないとステージ上で声をあげた。客席に睦がいたことを、おそらく燈は知らない。そよは知っていたかどうか微妙なところだが、その後のきゅうり(なんで?)で気付かされた。ここが分水嶺。CRYCHICではなく、MyGO!!!!!になる。そよの新しいバンドストーリーは、今このステージに幕を開けたのである。 そよの新しい舞台の始まり。それはCRYCHICという過去のバンドが跡形もなく消え去ったことを示すものでもある。「終わり」を見届け、突きつけられた睦。彼女にとってはなんら愛着もなく、ただ茫漠とした記憶だけが残るバンド活動だったのかもしれないが、そんな過去の幻影は消え失せ、新たな世界が眼前に広がる。豊川祥子は何を考えているのだろうか。“仕事人”である海鈴を従え、プロのボーカリスト三角初華をも手中に収めた祥子。その彼女が、すでに睦にもコンタクトをとっているのは間違いない。「CRYCHICの残滓」は、いったい何の萌芽となるのか。 最後に手を伸ばされたのは、業界をタフに生きる強かなYoutuber祐天寺にゃむ。祥子は「顔と数字」に目をつけて彼女にオファーしたという。そして、その祥子のあけすけな感性は、決してにゃむが嫌いなものではないようだ。睦すらも駒としててっぺんに駆け上がる直通切符を手にしたと宣う祥子。その先には、いったい何が見えているものか。
なかなか1つの画面にCV井澤詩織キャラが2体並ぶことってないよな、第8話。まぁ、あれを「2キャラ」とカウントするかどうかは別問題だが……ピウイって個体名じゃなくて種族名だと考えた方がいいよなぁ。 前回が帝国サイドのお話だったので、今回はまるまる島編(だからその呼び方でいいのか)。おかげで今作最大の魅力であるヴァミリオちゃんの表情が色々と楽しめてよかったです。やっぱり彼女のツッコミが乱舞してこその作品だからね。前回のツッコミ不在っぷりは困ってしまった(ホンさん1人では限界があるし、あいつも割とボケに回るし)。 飛ばされた島については、もうちょい何か裏があったりするのかとも勘ぐっていたが、こちらは本当に「偶然飛ばされただけの辺境」で間違いなかったようである。強いて気になる要素があるとしたら、あんなところで隠遁生活をしていたゆかなボイスの魔女の存在くらいだろうか。ヘルクも言っていたし本人の自覚もあるだろうが、外見上はかなりヴァミリオに似ている。別に血縁とかではなかろうが、「同種族」であることは充分に考えられる。帝国で働いていた経歴もありそうだし、魔族側の人物で、おそらく今回の天使騒動についても何か知っていることはありそう。さらにヘルクという謎の存在についても、まだ確定情報ではなさそうだが、何か思い当たる節もある様子だった。前回・今回の絡みで「ヘルクの目的もわかったし、彼はもう魔族の味方だと考えていいだろう」と考えをあらためていたヴァミリオちゃんへの再びの牽制。やはりタイトルにある通り、今作は常にヘルクを中心に回っているということなのだろうか。ヘンテコな番外編扱いでも怒られなさそうな「島編」だが、もしかしたら今後の展開に大きな影響を及ぼすパートだったのかもしれない。あんだけ奔放すぎる多種多様な島民が集まって共同生活を送っていたのも謎といえば謎なんだけど、ヴァミリオたちがまったく気にしてなかったからあれはあれで普通の光景なのかしら。 海を越えるのに1週間以上使ってしまったし、どうやら次回でもまだ大陸で無事ゴールインという感じにはならなそう。何がやりたいアニメなのかはよく分からなくなってくるが……ヴァミリオのツッコミさえ衰えなければそれでいいことにしておこう。あとピウイのモフモフ。
前半の一連の流れで、一時期はやった嘘松疑惑Tweetを思い出すなど、第9話。いやまぁ、当事者からしたら大きな問題なんでしょうけど……あれだよね、男側からの触れ方って、それこそ旦那でもない限りは正解が分からないよね。 というわけで、「残った自動販売機のネタは……」と必死に頭を巡らせたのか、「変わった自動販売機」で必死にググった結果なのか、いよいよもってストーリーに絡めにくい自動販売機が登場した。もしここで「ファンタジー冒険世界で生理用ナプキンを有効利用するバトル」を描けたならこの作者は文句なしのナンバーワンだったのだが……そうか、無理だったか……。いや、でもドライアイスとか風船とかでも強引にバトルに絡めたんだから、そこはもう、なんとかすればよかったんちゃうん。「めっちゃ液体度合いが高くて掴みどころのないスライム型モンスター」とか出して「これで吸収するんだ!」みたいなバトルにするとか…………いや、キモさが増すだけだな……結局、こうしてヒロイン勢に苦労してもらう以外の絡め方がなかったってことよなぁ。……そこまでして無理やりその自販機を出さなければいいだけの話では? まぁ、見つけたから書きたかったんやろなぁ。男目線だとこんな自販機があるっていうだけで驚きだしね。 そうしてお茶の間になんとも言えない空気を残しつつ、今回のメインはそこではなく、ここにきてなんとも不思議な存在である「コミュ障勇者」ミシュエルが追加された。彼の存在はこの世界においてどんな意味を持つのかはよく分かっていない……というか、こんだけ冒険を重ねているのに未だに「このダンジョンって結局なんなの?」という一番大事な部分が何一つ語られていないので、そりゃ突然「勇者」が出てきたところでどんな意味を持つのかは分かるわけもない。いや、本人も別に勇者を名乗ったわけでもないし、本当に単なる一介の冒険者っていう可能性もあるけどね。多分最終回に向けてのクライマックスは彼を取り巻く諸々が描かれることになるのだろう。ハッコンの結界能力を試すために彼が打ち込んだガチ必殺技はそれなりの迫力もあり、この世界の人間のスキルの限界値がまだまだ見えないことも物語っている。使いようによっては壮大な世界の存在を匂わせる伏線として機能するはずだが……あんまり期待はせんとこ。 Cパートでは「偽ハッコン」の小話が挟まれたが、あれで騙される街の人たち、流石に知能がやばすぎないか? いい商品が買えればそれでいいのか?
プールの水深が全く分からない世界、第8話。どう見てもカナタがしゃがんでるとこは浅いし、その周りも普通に立てる水深なのに何故かメイガス連中が絡むシーンだけ一気に人が死ぬ深さになるという……きっと変幻自在の謎の科学力が働いているに違いない。 正直、このアニメで「8話目ですし、水着回やりますか」みたいな流れになるとは思ってなかった。全く期待もしてなかった。まぁ、マリアやクラウディアなんて普段から割と痴女気味の格好してるし、メイガスに「水泳」の概念が、いや、「水着」の概念があるかどうかもよく分からんかったし。以前も書いたけど、この世界におけるメイガスって、本当に「自分は機械だ」っていう負い目は1ミリもないんだよね(特にアンジュ)。活き活きとしながら、公式設定では割と重たいはずの体重も気にせずにプールを満喫できる連中ばかり。まぁ、楽しそうでなにより。そもそも一番のびっくりはこの荒廃した未来世界にもちゃんとレジャー施設が運営されてるってところだよな。 そんな水着祭りを舞台に描かれたのは、これが最後じゃないことを祈るばかりのエリーメイン回である。個人的にはカナタはエリーエンドを迎えて欲しいと思っているのだが、どうにもアニメ業界の常識として(?)ツンデレ気味の幼馴染ヒロインというのは不利な状況にある。どう考えても今作メインヒロインはノワールであり、今回ゾクリとしたのは、よりによって最後のキャストロールではエリーがなんとシエルよりも下にいたこと。念のために公式ページのキャラクター紹介も確認したが、並びはキャストロールと同じで「カナタ→ノワール→シエル→トキオ→エリー」の順(今回登場してなかったけど、公式ページだとさらにトキオのあとにムートンも入る)。この並びではなかなかメインヒロインだと自信をもって言えないのもしょうがない……がんばれエリー。トキオだって気がないわけじゃないのだし、きちんと攻めの姿勢が維持できれば、ポンコツノワールなんて目じゃないぜ!(ノワール、あれで意識的に邪魔してるんだとしたら最悪だぞ) どっちかっていうと、エリーにとって厄介なのはノワールではなくて周りの野次馬ども。こないだの一件でマリア×クラウディアという面倒臭すぎるつながりが生まれてしまったようで、応援していると言いながらもカナタたちの恋路を邪魔する騒音がでかくなるばかり。そこにシエルまでもがちょっかいを出してきたら、そりゃぁエリーも胃に穴が開くってもんで。元からあんまり押しの強い子じゃないし、周りの連中が煽れば煽るほどにますます意識しちゃって空回り。こんなに可哀想な幼馴染ヒロインはなかなかいない。多分、一番の害悪はちょっかい出すだけだしといて、いざという時に邪魔してるアンジェなんだよな……結果的に今回濃厚なキスシーンを披露したのはエリー&アンジェだったわけで……もう、いっそエリーさんは異種間百合に目覚めてしまったらいいんじゃないでしょうかね。 そうしてヒロイン勢が頑張っている姿が描かれただけなのでメインストーリーにあんまり進展はないが、一応シエルが開き直って近場で堂々と商売を始めたのは気にしておくべきところだろうか。彼女はどこかで「組織」から呼び出されるのは間違いないわけで……彼女の腹は決まっているのだろうか。
目の中に星形の刻印がある「アイ」という少女の物語、第8話。……その子は神に愛されているらしいんですよ。きっと誰もが目を奪われることでしょう。 などいう2週連続の擦りはどうでもいいとして……いや、でもこのジャンプ系列の2作品が立て続けに放送されてるのは不思議な運命は感じるけどね。そして普通に考えたら別に何一つつながりなんてないけどね。こっちの作品はだんだんキャラデザも「昔のジャンプ漫画」っぽくなってきてるし……デザインがわかりやすいのは嫌いじゃないが、どうにも1話ごとにキャラデザの要点がコロコロ変わってる気がするのはなんとも。まぁ、作監の味だと好意的に解釈しておこう。 8話目にしてようやくメイン3キャラに並びそうなくらいの新キャラを投入。夜宵の「髑髏型の瞳」に対抗する「瞳に星を宿す少女」の星は、別に一番星でもなんでもなく、安倍晴明も掲げていた神道へと連なる五芒星。そしてそれはサブタイトルにある通りに神の恩寵であり……呪いでもあると。なんかね、設定とギミックが大渋滞を起こしてて飲み込むの大変なのよ。毎回いちいち「ふつーのホラー作品にひねりを加えておくか」みたいなこだわりが感じられるシナリオラインになっているのだが、今回はそのひねりが「ひねられた!」と思う前にまたねじれたりして、大忙しですわ。「愛依は過去にお兄さんを失っており、悪い感じがしない霊はきっとお兄さんに違いない」→「夜宵の見立てではついている霊は二つ。お兄さんっぽくない方を取り除いてしまいましょう」→「取り除いた結果愛依が危ない! ヤバい霊はお兄さんの方だった?!」→「兄は四十九日を迎えて強制的に昇天しました。残された方の霊が実は一番やべー強さでした」。これを30分のアニメでやるのはちょっと無茶ですわよ。 加えて、「神の霊力が強すぎて漏れてるもんだから、それに釣られて浮遊霊とか悪い霊が集まってきちゃう」とかいう設定もしれっと説明。もう夜宵ちゃんのせいで何が起こってもいちいち驚かなくなってしまったが、この「霊を引き寄せる」とかいう設定が螢多朗以外にもどんどん適用されていく図は冷静に考えればかなり異様。今回の例で言えばさらに「神が守ってくれてるんちゃうんかい」という未解決の問題もついて回る。神の寵愛を受け、4年後に花嫁(という名の生贄?)になるために神がついているのだとしたら、その辺の雑魚霊なんて引き寄せずにぶっ飛ばせる設定にしとけよ。ギリギリ全容が見えてる夜宵ちゃんはまだいいけど、何も分からんで夢のお告げに振り回されてる螢多朗はほんと大変そう。詠子は……楽しそう。 というわけでアニメとしては初の2話またぎの騒動、今後愛依ちゃんはどういうポジションで3人と関わっていくことになるのかしら。
フランシュシュ!? 第6話。そんな安易なコラボが実現していたとは……いやすまん、視聴中は1ミリも気づかなかった。流石にゾンビ声で気づけってのは無理があるやろがい。次のコラボ先は「HIGHSCHOOL OF THE DEAD」ですかね。いや、あれは主人公側がゾンビではないけど……(ダメなら「勇者が死んだ」でもいいか?)。 そんなゾンビの個性などどこ吹く風、ゾンビもののお約束として、お話は結局「一番怖いのは人間だよ」の方向へ。放送が遅々として進まずまだ6話目ということでこれがラストステージなんてことはなさそうだが、ここに来て突如、「ゾンビ以前」の時代の記憶がフラッシュバック、ここまで幸せそうにゾンビ世界を満喫していた輝が一気に1話目の状態まで引き戻されてしまった。「どんだけメンタル弱いねん」と思ってしまうが、ブラック企業によるメンタルクラッシュってのはこれくらいに根深い問題なのかもしれんなぁ。何がすごいって、そんな会社で権力握ってた奴はこれだけ荒れ果てた世界でも権力を握り続けて生き抜いたということ。社長(とその愛人)が初日に即キル喰らってのと比べると、現場で図太く生きていた奴はやはりタフネスが高い。 ただ、埼玉と群馬の県境あたりであんな罠を張ってわざわざステイしてた意味もよくわからんのだけどな。今回ようやくスマホのネットが使用不可能となり、これまで「なんでインフラは生きてるんだよ」という疑問がわだかまっていた部分が多少は解消された。それが理由で輝たちは地方へと舵をきったわけだが、あのたらこ唇連中はそんな輝たちよりも一足早く都心部から周辺部へと避難した連中のはず。本当にウィルス性で人を媒介して広がっていく現象であるなら、都心を離れればまだ生き残れる可能性があるのは事実であり、普通に考えたらどんどん遠くへ逃げようとするのが普通の発想。今回「普段は混んでいたばずの高速に人っこ一人いない」という状況も観測されているわけで、すでに逃げるの逃げないのといったパニックはおさまっている状況のはず。足さえあればまだ無傷の地域へいけるはずなのだが。それにもかかわらず、あの連中は何故かゾンビが襲いかかってくるような半端なSAで不便を承知の共同生活を送っている。それはいったい何故なのだろうか。 シンプルな考え方として、「その方が儲かるから」というのはあるかもしれない。パニックと無縁の地方まで逃げ延びれば確かに命は安全かもしれないが、何も持たずに逃げ出してしまった場合にはそれから先の生活にあてがない。こんだけ大規模な災害が起こっているなら被災者には国からの援助があって然るべきだが、残念ながらその国の中枢部である首都が壊滅状態となると、しばらくは自分の手のみで生き延びる必要があるのだ。であれば、命のリスクがあったとしても、この混乱の中で食糧や人手が確保できる「王国」を築いてしまい、その中で生きていた方がいいという考え方もあるのだろう。まぁ、やっぱりリスクに見合ってない気もするけど。 結局、国全体での現状がよく分からないのでなんとも言えない状態なのは間違いない。輝たちはこのまま群馬まで逃げ延びて、その先はどうなっていくのだろうか。
「トニカクカワイイ 女子高編」 ―→5 4話でおしまい。テレビ放送はあったけど、まぁちょっと長いOVA程度のもんでしたね……。なんで本編とは別タイトルでわざわざ区分けしたのかはよく分からんのだけど、単に放送枠が確保できなかっただけなのかもしれない。これでふつーに第3期が続きからだと、この4話分だけ観られなかった、みたいな人が出てくる可能性が割と高い。まぁ、過去にもそういう事例がないわけじゃないからなぁ。 というわけであまり触れるべきポイントもなく、単に2期の延長線上のお話ではあるのだが、タイトル通りにナサの勤め先が増えたので結構雰囲気は変わったかな。こんなに分かりやすくハーレム要素をプラスする方法を使ってくるとは……いや、「ハヤテのごとく」の時と似たようなもんか。それでもちゃんと中心にはナサ×司のイチャイチャを中心に据えている部分は軸がぶれてないので安心するような、ムカつくような。その上で微妙に核心に迫るような話も増えてきてるし、インタールードというには大事な話だった気もする。 で、3期あるんですかね? |
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HN:
Thraxi
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声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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