最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
不眠症でも恋がしたい! 第5話。もう、完璧に出来てますけどね。「男女が同じ布団で寝る」と言う言葉が、ほんとに字義通りの意味のみで成立するというレアケースな作品。 Aパートの切実さは前回通り、いや、実地での体験なので前回以上か。あんなもん、寝られるわけがない。普段と違う環境で、周りには雑音があまりに多く、すぐ近くに大して親しくもない人間の気配が常にあり、疲れているという純粋な肉体的苦痛を伴い、さらに明朝は早く起きなきゃいけないというプレッシャーもある。寝られない理由のオンパレードである。おまけにこの日は雨まで降りまくり、もう全ての環境が不快のMAXを更新。こんな状況でぐーすか寝ていられる人間の神経が分からない。丸太は普段以上に不眠に追い詰められ、全ての事物への嫌悪を重ねていく。前回の一件で多少なりとも距離が縮まったチャラ男であったが、残念ながらお互いに歩み寄るなんてことにはならず、チャラ男側から一方的に丸太にまとわりつくだけ。丸太側の事情など汲み取ってくれる繊細な神経は持ち合わせていなかった。 そうして切羽詰まった地獄のような2日目の夜。「かわいそうだなぁ丸太」と私が本当に同情し、苦しくなっているところに変化が訪れる。そう、寝られないなら諦めて起きようの精神。こっそりカメラを持ち出した丸太を待っていたのはもちろん伊咲だった。はいー、もう報われたー。どんだけ寝られなくても夜中に女の子と逢引きできるならもう報われたよー。流石に1日目の雨の中では出会えなかった2人だが、約束通りに晴れた夜空の下ではきちんと待ってくれていた。畜生、同情して損した。いや、不眠についての根本的な解決は出来てないのだが……でも、あんだけ楽しそうに2人してはしゃいでりゃ、そりゃもうどうでもいいよね。伊咲の方も一応眠れない苦しみはあったはずなのだが……やっぱり同病が相憐れんでいれば痛みも和らぐということだろうか。 今作はどこまでいってもラブがメインの作品なので、伊咲が待っていたあの海岸がとにかく楽しく、美しくあればそれでいい。満天の星空の下、海に輝く星々の影が本当に綺麗。美しい景色と可愛い女の子。それ以上何を望むというのだろうか。共同作業の写真撮影も少しずつ慣れてきており、きちんと共通の目標を持った「部活仲間」の連帯感を強い。互いに、一緒にいる時が一番眠れるという認識も共通しており、何から何まで一緒にいることが幸せという本当に腹の立つカップルである。まぁ、ここまでピッタリだと他所から文句を言うのも野暮だしなぁ。ゆっくり休んで、ゆっくり一緒にいればいい。 ちなみに、あんまりわざわざ書くようなことでもないが、私の場合はどんだけ親しくても隣に人が寝てる状態はとてもとてもダメです。ダメでした。もう、そういう人生だと思って諦めるしかないのです。
PR 最近、近所に貼られてる「子猫譲ります」の貼り紙を嘆息混じりで眺めています、第5話。このアニメ、ほんとに出オチのワンコンセプトアニメで今回はいよいよおっきな新キャラ投入すらなくぼんやりした展開なのだが、それでもただひたすらに共感と「カワイイ」だけで満足度を上げている。ハァ……猫かいてぇ。 Aパートは「猫科の大型獣、そして子猫」。そうだねリザ、ついに虎やライオンの類の存在に気づいてしまったね。ネコ科は基本的に全部可愛いし格好いいし、子供の時は無条件で可愛くなってしまう罪な存在なのだよ。残念ながら虎やライオンを飼おうとは思わないけど……子供の頃の「まんま猫やんけ」みたいな鳴き声とかたまりませんよね。ムックルみたいなお友達を作って背中に乗りたいです。そういや、ネコが可愛いのって人間の手による品種改良の功績も大きいと思うのだが、ライオンとか虎も全部ひっくるめて「可愛い」と認識してしまうということは、あいつらってハナから人間に愛されるべくして生まれ、進化してきたということなのだろうか。天敵でしかない大型肉食獣を「可愛い」と認識してしまう人間の認知機能、バグりすぎだ。 そして子猫とかいう反則以外の何ものでもない存在。リザの言葉を借りるなら「かわいさの天国」である。あっという間に大きくなっちゃうから期間は本当に短いが、子猫の期間の愛くるしさ、プライスレス。でも里子に出された子でもペットショップで買う子でも、本当に一瞬だから子猫期間ってほとんど一緒に過ごせないのよねぇ。世界の無情だわぁ……まぁ、大きくなっても可愛いですよ。太々しくなって腹出しておっさんみたいに寝てる愛猫の姿は今でも瞼に焼き付いています。ちょっとくらい踏んでも平気でした。もにもに。あとAパートに関してはなんかちょっとだけラブコメ要素混ぜ込まれてたけど、上田麗奈ボイスについてもカワイスギがクライシスです。 Bパート、パグ。正直言うと、私は犬も好きだけどパグに関してはやや微妙派。いや、ここで派閥間の対立を煽る気は無いのだが、多分「自分で飼いたい犬」ランキングではかなり下位に位置すると思うし、道で出会っても「ぶっさww」って思うことが多い。ただ、なんかの拍子で「あれ、これはこれで超可愛い……」と思うタイミングも結構頻繁にある。なんなんでしょうね、あの造形は。……でもまぁ、やっぱりモフれる犬がいいな。コーギーが最優先、次点で柴。道で柴犬の散歩とすれ違うと、物惜しげに振り返って柴のケツを見送る不審者が私です。犬も……飼いてぇな……。 ところで、今回もちょっと話題になってましたが、「自由と束縛」って皆さんどうお考えですか? うちの実家、私の幼少期の家猫は好き放題玄関から外に出られるようにしていたので、何匹かは交通事故で失ってるんですよ。他にもよそ猫との喧嘩が原因で病気になっちゃったりとか。その結果、最後に飼ってた奴らは完全に室内飼いに切り替えて、最初のうちは「閉じ込めてるみたいでなんか申し訳ないな……」って思ってたんだけど、そのうちに「これはこれで幸せなのかも」と思えるようになった。まぁ、田舎で家が無駄に広かったおかげもあるかもしれないが……流石に今住んでるクソ狭ルームで猫を飼うことはできないだろうし……どれくらいのサイズだったら、猫の幸せを維持できる及第点になるんでしょうね。今の世の中だったら、もしかしたら六畳一間で猫飼ってるところもあったりするんかなぁ。
おかえりゴルフコース自動生成装置! 第18話。やっぱこのアニメの主役はお前だよ……初っ端のダムから放水するくだりの意味はよく分からんよな! というわけでカトリーヌさんが頑張ってくれたおかげで久しぶりに裏ゴルフ界と戦うことができました。しかし残念ながら、艱難辛苦を乗り越えたイヴの前には「アメリカ裏ゴルフ界ナンバーワン」と呼ばれたプレイヤーですら荷が重かったようで、「なんでお前それでナンバーワンになれたんや」というよく分からんマゾヒスティックメンタリズムをとっととぶっ壊しての完勝。多分、もう今後2度とゴルフコース自動生成装置の出番は回ってこないだろう。大変残念である。 日本からイチナも呼び出して準備万端なイヴ。イチナさんは多少イヴに振り回された経歴があるとはいえ、基本的には穏当な日本の女子高生である。それがいきなり遥か異国の地に呼び出され、いきなりチャカを突きつけられるとんでもない裏社会に飛び込んでしまう(あと、突然地下に連れ込まれて頭のおかしな機械を見せられる)。普通の日本人ならテンパって使い物にならなくなるところだが、イヴさんが見出した唯一無二の相棒はそんなことじゃぁへこたれない。すぐに状況を飲み込み、すぐにゴルフ脳にスイッチ。見事にキャディーの仕事を務め上げるのである。どうにもこの世界の住人は鋼のメンタルが多すぎるが、まぁ、スポーツに携わる人間はそうでなくちゃやってられないか。 カトリーヌさんをボコったことにより、イヴはめでたくプロへの道を歩むことができるようになった。おじいちゃんも照れ隠ししながら万全の支援をしてくれるだろうし、イヴのプロ転向もそう先のことではなさそうだ。そして、そんなプロへのルートを考えた時に一番不安なのは、「日本編もつまらんかったし。裏ゴルフ要素がなくなっちゃうとまたつまらない試合が待ち受けているのでは……」という先行きの話である。どうやら来週は一旦日本の葵目線の話が挟まりそうだから大丈夫かもしれんが……プロのお行儀のいい試合は描きようがない気がするけどなぁ……せめて今回の相手が見せたダーティープレイくらいのちょっとした工夫は見せて欲しいものだ……ところで「すべり粉」ってなんぞ? 個人的な今回の推しポイントは、回想シーンでちょろっと出てきただけなのに、対戦相手に対して散々な罵詈雑言を吐いて心をへし折るだけで終わったシャアです。なんでそんな責めるんだよ。かわいそうだろ。
この展開で2週間お預けはエグいて……第17話。きっちりショッキングなところで話を切って回していく構成、大河内一楼の本領発揮って感じがするわね。 なんかもう、どっから触れていいのかもよく分からない展開になってきた。お話の中心はエアリアル。エアリアルを中心に全てが回っていると言っても過言ではないくらいで、それを一番体現しているのはシャディクさんだろうか。親父を黙らせ好き放題に地盤を固めようとする貪欲な後継息子。怪しげなババア連中の懐柔も順調に進行し、最終的に「一番いいとこ」を持っていこうとしているようだが、一抹の不安を覚えるのは、こんだけ訳知り顔で謀略を進めてるシャディクさんがことの真相をどこまで知っているのかという部分。今のところクワイエットゼロとの関係性は見えてないんだよね。親父が何してたかって全部知った上での世代交代がきちんと行えているんだろうか? このままプロスペラの思惑を計算に入れずに立ち回ってると、最終的にはかつてのグエルくん以上の壮絶な「吠え面」をかきそうな気がするのだが……もう、ここまで暗躍するならいっそのこと一番賢いのがシャディクくんであってほしい。少なくとも、ババア連中に煮湯を飲ませるくらいのことはやってくれよ。 世代交代という意味では、別な「新世代」に突入しちゃいそうなのはエランくん。5号になってからの不安定さはほぼ想定通りの展開と言えるが、今回いよいよ切羽詰まって、一番「らしくない」強行策に出てフィジカルの差が原因であえなく撃退。ここまでみっともないと逆に高得点である。しかしそれだけでは終わらずによりによってノレアのところに転がり込むあたりがギリギリのしぶとさを見せているが……でも、少なくとも5号に限ってはハッピーエンドはないよな……。 というわけで、残る1人、グエル先輩が今回の主人公。「今回の」っていうか、もうここから先はグエルくん主人公でいいんじゃないかな? 正直、ここまで切実に「本来の主人公、負けてくれ」と思わされる戦いがガンダムシリーズにあっただろうか(いや、結構あったかもしれん)。必死の復帰劇、弟の絆の再構築に、多くの部下に慕われる「一度は落ちた」カリスマ。彼の涙ぐましい細腕繁盛記は、そりゃもう間違いなく主人公フォーマットである。いやまぁ、冷静に考えれば「MSに乗ることにPTSD抱えてんのに当たり前のように決闘受けるなよ」と思わないではないが、それをやらなきゃいけないくらいには切実な状況なのだ。過去を乗り越え、「進めば2つ」で新しい時代をつかめるからこその主人公である。ちなみに、グエルくんが新しいヘアスタイルについて「似合わないか?」って聞いた時にお友達連中が何も返事してくれなかったことについては考えないことにする。みんな、グエル先輩のキューティクルには興味がないものとする。 そんなグエルくんを「駒として」使う形になってしまった最大の問題児、ミオリネ。今作が最終的にハッピーエンドになるには「ミオリネが姑を出し抜く」ことが必須条件となるわけだが、現状の彼女の動きは、少なくともプロスペラの思惑をひっくり返すものになっているとは思われず、ほんとにあの仮面の言うがままという感じ。才女として名高いミオリネさんのこと、きっとどこかで「このクソババアざまぁみろ!」と蹴飛ばしてくれる時が訪れるとは信じているが、現時点で、どれくらいその最終局面の種まきができているのだろうか。ちょっとは……できてんのかな。流石にそう思わないと花婿に対するあまりの扱いはちょっと見てらんないからね。……まぁ大丈夫だよ。こんなに体育座りが似合うヒロインが間違ったことなんてやるはずないんだから……今回の流れで「ミオリネがスレッタに愛想を尽かした」とは見えないわけで、エアリアルを一旦ジェタークに回しておいて、その間に新しい絵図を描こうとしてると考えておこう。……まぁ、今回の仕打ちにスレッタのメンタルが耐えられるかどうかは分からんが……。 それにしても、今作のスタッフはハッピーバースデーの歌に恨みでもあるんだろうか? なんで別方向から新たなトラウマ植えつけようとすんだよ。
5月の劇場通いシリーズ第3弾は、世界一顔がいいおでん屋のマスターが鑑賞出来るこちらの作品です。こちらは絶対に観ると決めており、事前に予告していた作品となります。ほんとは連休中に観てもよかったんだけど、①上映してる劇場が仕事場の行き帰りに寄るのに都合がいい。。 ②休み明けに心の拠り所を残しておいた方が精神衛生上良くない? の2点から、月曜日に視聴するという強引なスケジュールとなった。ちなみに5月の劇場通いシリーズはラストもう1本を予定しているが、5月中に観に行けるかどうかは未定。 さておき今作については……折り返し前に簡単に書いておくと、「史上最もわんぱくな戦隊だったゼンカイジャーと、史上最も無秩序な戦隊だったドンブラザーズ。いかに五色田介人がいたとて、この2つの世界をまとめ上げることなんて出来るのかァ〜〜!?!?」→→→→→「すみません、無理でした」という作品。……これを許しちゃいけない気がする。ほんと、劇場でわざわざ上映する作品としては絶対ダメな部類なのだが……それでも「まぁ、ドンブラだからしょうがないよね……」っていう感情と、瞬間最大風速で爆笑してしまうシーンの数の多さで……評価に困る作品になってしまった……ねぇ、まじで両作のファンの人はどう思ったか知りたいよ。
<てなわけで、ネタバレ……カオスバレ?注意>
キャストロールに3人しか出てこない作品……第5話。ガチで引きこもりが引きこもってるお話だからなぁ。それだけに濃密な小清水アワーが楽しめると思えば一切の不満はないのだが。 Aパート、生まれてしまう、返信要求モンスターがッ!! エルダの中の「現代常識」がよく分からなくなるタイミングが結構ある。あんだけPCもネット通販も使いこなしてるし、小糸がよく分かってないWi-fiについてもきちんと認識してるんだけど、それでもスマホは持ってないし、使い方もよく分かってないという。まぁ、電子機器に関しては奉納品とか、小糸が買ってくれたものじゃないと手に入らないだろうから、自分から積極的に「欲しい」と言わないとずっと縁がないのかもしれない。エルダがどれくらいのタイミングでパソコンと通信網を要求し出したのかってのは気になるところだ。だって、おそらく90年代まではそんなものの話は一切出てこないはずで、どこかから「最近はインターネッツが便利らしいですわよ?」って囁かれないと「PCとネット環境を所望するぞ」とは言わないはず。まぁ、テレビはあるみたいなので、基本的な情報はそこから得て、進化していったのかな……PCエンジンとCD-ROM2があるってことは家庭用ゲーム機に関してはかなり早い段階で入れ込んでたオタクってことになるし。おそらく高度経済成長期あたりで親切な氏子からテレビはもらってて、「外に出なくても情報が得られたり、娯楽が得られる」分野についてはそれなりに力を入れて集めるようにしてたんだろう。そんで部屋に引きこもって常に手元にPCがある状態ならスマホとかタブレットが必要ないのも必然。そうして生まれたのが、現在のエルダなのだろう。 それまで精霊が担ってきた一方的な連絡手段が双方向になり、返信欲求モンスターになってしまうエルダ。これも実はかなりの共感要素で、私もメールとか送るとPCの前に正座待機してしまうタイプの人間。メール書くのにも無駄に時間がかかるため、1本のメールに与える重要度というか、シリアスさがおそらく他人とは違うのだろう。おかげで、「既読がつく」「返信機能が怖い」という理由からLINEを使っていない恐ろしいまでの情弱おじさんになってしまった。最初は「ほら、LINEってセキュリティに問題があるツールって言われてるじゃん?」でお茶を濁していたのだが、現代社会でその言い訳はもう通用しねぇんだよな……Twitterはやってる時点でお里が知れるしな……。そういやエルダはTwitterアカウントも持ってないんでしょうかね。それこそまさに承認欲求モンスターが生まれてしまいそうだが……。 Bパート、ジャンクバーガーとケチャップの話。違う、お洋服とファッションの話。小糸が自分のルックスに似合わない大人っぽいファッションに憧れちゃうの、なんか可愛いから余計に可哀想。まぁ、まだ中学生だから今後の自己研鑽次第で理想のレディになれる可能性は無限大ですからね。身近にあんだけシュッとしてる(はずの)女性がいるのだから、目標は立てやすい……かなぁ。どうかなぁ、エルダだしなぁ。エルフは痩身にして眉目秀麗が世間のお約束。最近はおっぱいの大きなエルフとかいうけしからん種族もちらほら見かけるが、私の理想はやはりスリム&スマートである。ディードが永遠の憧れ。エルダ様はいつもあの服なのでおっぱいが大きいかどうかはよく分からないが、おそらくは理想的なエルフ体型のはず。あんだけ自堕落な生活してても太らないのは羨ましいですね。いや、きっと妹ちゃんの食事の管理が優秀だからですね。同じものを食べてれば、きっと小糸だって素敵バディになれるに違いない。 ちなみに「ポンコツだけどシュッとしてて見た目にできる女性風」というと、どうしてもエルダと中の人が重なる。高身長のモデル体型小清水、ほんと格好いいんよ。見た目は。えぇ、見た目は。
クラスメイトのクセがすごォい、第5話。ほんでこのサブタイトルやからな……まぁ、こんなとこに紛れ込む連中が普通のはずもないのだが……。 というわけで、ようやく「カレッジ編」とでも言うべき新環境が本格始動した感じだろうか。以前も食堂でクラスメイトが一堂に会したことがあったが、さすがにあの時の怒涛の自己紹介だけでキャラなんて覚えられるわけもなく、さらにその後はチセとエリアスが自宅に帰っちゃったもんで、カレッジの連中についての印象は一旦据え置きになっていた。今回はルームメイトのルーシーを皮切りに、お友達全員ではなくてその中の何人かに焦点を絞って描かれたおかげで、ようやく少しずつ人となりが見えてくるようになった。 とはいえ、まだまだよくわかってない部分も多いため、今回登場した生徒については、ひとまずわかっている情報や印象を列挙するにとどめておこう。今後の展開でこの「First impression」がどのように変わるのかが楽しみである。 まずはルームメイトのルーシー。CVは津田ちゃん。本当につっけんどんを絵に描いたようなコミュ障な女の子で、チセの発言のどんな細部でも的確に拾って苛立つという面倒臭いやつ。ただ、この第一印象は早くも覆りつつあるようで、そもそもチセも最初っから「なんか見た目には怖いけど、別に内面は悪い人じゃないよな……」みたいな見方してましたね。もちろん利己的な部分はあるのだろうけど、「自分を大事にしている」人間ってのは他者が他者を大事にすることを尊重してくれるわけで。共同生活の相方としてはあまりよろしくなかったかもしれないが、必要以上に干渉してくるわけでもなし、話せばある程度分かってくれるくせに押し付けてこないというのは、準コミュ障なチセにはかえってありがたい存在かもしれない。 そしてそんなルーシーとの絡みもあって焦点が当たったのはゴルゴンヘッド・ゾーイ。こちらはなんとまぁ、人間ですらないというカレッジの多彩さを体現するような存在で、以前からチセに対して距離を取ろうとしていたのは、「ゴルゴンはドラゴンの匂いにめっちゃ敏感だから」だそうで。なるほど、生理現象(?)ならしょうがない。生まれ育ちが特殊だったもんで色々と発散できない性格で、そんな自分の立ち位置に卑屈になっていた部分もあるみたい。ただ、こちらも根が悪い人間(ゴルゴン)ではなさそうで、ちゃんと正面から話をしたら分かってくれたみたい。もう、こうなっちゃうと彼の頭が蛇であることなんてあんまり問題にはならないよね。暴走した時に怖い人間なんてもっと他にもいそうだし、もしかしたら今後はドラゴンのご利益で必要以上に仲良くしてくれたりするのかも。 デバガメがバレて途中で引き摺り出されたのは、以前もぶっ倒れていた不憫の子・フィロメラ。CVは河瀬茉希。以前どこぞのお嬢っぽい人に隷属してるみたいな描写があったが、敵なのか味方なのかもよく分からないが、こちらもチセの第一印象はあんまり悪くない様子。「諜報を専門とする家系」ってのも謎だが……もしかして忍びの一族ですか? そんなフィロメラの「またいとこ」という関係性なのが、今回割と中心的にことを進めていたリアン。彼は今のところ特に濃いめの情報は出てきていないが、ポジションとしてはクラスのまとめ役とか、ツッコミ役とか呼ばれるやつだろうか。契約の魔術をサクサク作れたり、成績は優秀なようである。あとその隣になんかパーカーのお友達もいたけど、彼はキャラが薄そうなので割愛。 今のところこんなものかしら? ゾーイのお悩み解決があっさり1話で終わっちゃったから、多分今後掻き回していくとしたらフィロメラさんサイドになるのかしら。ちょろっと出てきた双子のバックグラウンドもまだよく分かってないのでその辺の人間関係にも地雷は混じってそうだが……ほんと、こいつらがどれくらいの野心と将来設計を持ってこのカレッジに来たのかによるよなぁ。
クラスメイトが羊宮・瀬戸とかいう配置、第4話。羊宮関西弁も実に破壊力が高いですね。今確認したら出身は奈良県なのね。全然そんなイメージなかったわ。 有馬かなちゃんアゲ回にして、アクアのチート暴虐の形がはっきり見えるお話。前回までの注釈で「天才的アイドル・アイの血をひいてはいますが、双子はそこまでのカリスマを持ち合わせてはいません」という設定になっていたはずだが、今回アクアはその前提を受け入れつつ、なんかよく分からん理屈でかなりドヤる立ち振る舞いになっていた。ぶっちゃけ、「カリスマの見せ方が雑じゃない? それでガラッとドラマのクオリティが変わるくらいなら、これまでの人生で役者業に身を置く選択肢も普通にあったのでは?」とちょっと違和感を覚えないでもない。 一応好意的に解釈しておけば、アクアのチート要素というのは何も血と才能にのみ表れるものではない。彼のアドバンテージの根源は「新生児の時点ではっきりと自意識があったこと」であり、幼少期にアイを失ったことで、人生の普通だったらあり得ないくらいに早い時期に「生きる目標」を刻みこまれたことである。つまり、彼は持って生まれた才能は(さほど)無くとも、他の子供達が鼻水垂らして遊んでる時期に、みっちりと研鑽を積む時間と意欲があったということ。人生で最も吸収力の高い幼児期に大人な精神で自己研鑽を意識すれば、そりゃまぁ、他人よりも1つ2つ抜きん出た才をもぎ取ったとしてもそこまでおかしな話では無いだろう。今回アクアが見せた「ドラマ撮影現場でのテクニックのあれこれ」は、そうして彼が「長い」人生の中で培った処世術の1つと言えるのかもしれない。 そうして有馬かなとの関係性は都合が良すぎるくらいに上手くいき、アクアが望んだかどうかは知らないが、役者としての評判が上がって芸能界とのパイプも太くなった。さらにアイとの関係が疑われていたプロデューサーとの接触にも成功し、さてここから「本編」もまた1つステージを上げていく……んだろうか。この作品の設定って、「ケータイに残ってたアドレスを1つ1つしらみつぶしに調べて父親にたどり着くぞ!」だけなので、やろうと思えば「こいつも違った、こいつもダメだ」って延々同じような探偵追跡劇を繰り返せるんだよな……。その過程で「漫画原作ドラマ」→「恋愛リアリティショー」と続いていくんでしょうかね。 ちなみに「漫画原作ドラマ」については、原作者の先生がなんとも言えない世知辛いお話をしてくれていたが、今作の原作者のお気持ちがどれくらいこもっているのかは気になるところ。「かぐや様」は(あと「クズの本懐」も)アニメとしては傑作の部類だし、「漫画原作アニメ」としては何一つ文句を言うところはないんだよな。実写ドラマ……どうだったんでしょうね。
青春しすぎてて目眩がしちゃう、第5話。もー、ほんとに色んなところがキラキラしすぎてておじさん胸焼けしちゃうわぁ。今回のコンテは長沼範裕氏。「まほよめ」の前クールで監督を務めた人で、「君に届け」などの青春アニメでの実績が多い。やっぱ本気出した時のP.A.が招いてくる人材はガチ。 Aパート、私の一番好きなタイプのお話。今回の主役はなんてったって江頭さんなのである。第一印象が悪く、善意の集積所みたいな今作においては貴重な「ちょっと悪そうな面も垣間見える」クラスメイト。ただ、そんな江頭さんも決して悪人ではないことはすでに明示されており、今回は彼女のメンタリティに大きく踏み込み、等身大の女子高生の悩みや憧れ、そして成長が丁寧に紡がれている。私が大大大好きな「持たざる者の悲哀」を滲ませつつも、そこからの克己と自分再発見。こういう青臭いシナリオ、大好きなんですよね。 美津未という劇物がクラスに紛れ込んでおり、さらに聡介の奴も周りに影響を与えないわけがないので、1年3組はだいぶ一体感の強い変なクラスになりつつあるようだ。クラスマッチにあんだけ乗り気な連中が多いクラス、久留米さんじゃねぇけど私としては願い下げだが(体育なんて死ねばいいのに)、美津未のまっすぐな性格では、このノリの方が馴染みやすいので助かっただろう。これで全員が「イベントなんて馬鹿らしー、適当にやろうぜ」みたいなクラスだったら、美津未はそれはそれで受け入れつつも、どこかで釈然としないものを抱えていたはずだ。それならいっそ、美津未自身が運動音痴でも、それを引っ張り上げてくれるクラスの方が互いに有益であるはずだ。 そして、そんな美津未が運動能力向上のための指導役に選んだのが江頭さんだった。彼女はまだ美津未との距離感を計りかねているようで、聡介がいるというただ1点を理由にコーチ役を買って出たが、内心はまだ美津未の態度に抵抗がある。そして、そんな打算で動いている自分に対するちょっとした嫌悪感みたいなものが、美津未のキラッキラな性格を見ているとどんどん増幅していくのを感じてしまう。何故この子はこんなに恵まれているのかと、謂れもない嫉妬に苛まれもする。しょうがない、美津未は誰がどう見ても特別な存在。そこにどんな形であれ気後れが生まれてしまうのは決して悪いことではない。その上で、打算混じりとはいえ美津未と付き合うことを選んだ江頭さんはむしろ立派ですらある。 そんな江頭さんの性格を作り上げたのが幼少期の嫌な思い出だったことも明かされたが、トラウマというにはちと軽い、「割とありがちな嫌な話」くらいだろうか。まぁ、スタイルがどうこうは人類開闢以来の永遠の悩みの種ではあるし……ただ、そこではっきり美女の村重さんあたりではなく、「悩みもなく、恵まれた周囲の環境のおかげでまっすぐ育ってきたんだろうなぁ」ってんで美津未に妬みが向いちゃうあたりは若さ故のものか。ただ、美津未のエネルギーはそんな江頭さんの悩みを馬鹿馬鹿しいものへと霧散させるだけの力があったようで、最終的には「お互い、性格で合わないところがあるのは間違いないんだけど、これはこれで楽しいかも」くらいの良い距離感を見出すことに成功した。周りがイエスマンばかりじゃ美津未の学園生活もどこかで暗礁に乗り上げる。きちんと美津未の良いところ・悪いところを見てあげられる江頭さんみたいな人が隣にいるってのは、やっぱり「恵まれた人間関係」の1つですよ。 江頭さんの性格を描写するいくつかの要素で個人的に気に入ったのが、彼女が内省していた「覚える名前」のお話。江頭さんは「自分がデスノートに名前を2つ書く間に、美津未は素敵な名前を1つ覚えた。なんという差なのだろう」と嘆いていたが、別にそれが悪いことじゃないんだよね。美津未は本当に「恵まれていたから」そうなったというだけの話で、そんな能天気じゃぁ生き抜けない環境があるのも間違いない事実。江頭さんは江頭さんなりの環境に順応して強かに生き抜く力を育て上げたし、美津未は真っ直ぐに自分の「長所」を磨き上げているというだけの話。そして、ここで2人の違いに気づくことができた江頭さんの目線だって、きちんと自己と向き合う立派なものだと思うのですよ。美津未が「人間性は大して褒めてない」と言ってる通りに江頭さんはその性根に特別なものを持っているわけじゃないが、美津未には無いものだってきっと持ち合わせているはず。今回の気づきと新たに築かれた人間関係で、江頭さんの人生は、この先ちょっと良くなるんじゃなかろうか。 Bパートのこと書くスペースがなくなっちゃった。聡介モテすぎ。あと、このシチュでクッキーとかハチミツレモンじゃなくて浅漬け作ってくる美津未もさすが。
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HN:
Thraxi
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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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