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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 まーたえーでちゃんがゾンビになってる……第7話。ゾンビで1つの世界を切り拓いた功績は大きかろうが、なんでこうもゾンビに縁があるもんかね(いや、そんなに無いやろ)。

 というわけで、(少なくとも今期は)最後となる5人目の彼女、クスリの登場。私も原作はこの辺まで読んでるので一応彼女のことは知っており、事前にキャストが発表された時点で朝井彩加だということも知っていた。「いいキャスティングやん」と思っていたわけだが、やはり期待通り、バシッと合わせてくれましたね。このキャラは子供サイズとぱつぱつサイズの2パターンの演じ分けがあるのも大きいね。胸も大きいね。まだ5人だから綺麗にヒロインのタイプ分けが出来てて安心感があるわ。もし2クール目に突入した場合、この混沌がどこまで維持できるかは定かじゃないけど。

 ただ、今回のクスリの加入あたりでなんとなく分かったが、他のラブコメと違い、今作は完全に恋愛要素をギャグのツールだと割り切って使っており、設定の時点で恋太郎が惚れられることが前提になっているのはいい効率化だと思う。「なんでこいつこんなにモテるんだよ」という疑問に一切意味がなくなることに加え、すでに5人の関係が構築されてしまったように、この設定だとヒロイン同士の関係構築もあんまりギスギスさせないで済むのである。いや、そうやって済んでるのは各ヒロインの人徳と言えなくもないのだが……まぁ、「嫌がったら恋太郎が悲しむから拒否しちゃダメ」っていう強烈な制約があるからN股を許容することは義務付けられてるんだよな。そこに時間と労力を使わず、あとは個々のヒロインの特性を披露していく時間に使えるので今回みたいなテンポの良さにつながっている。まぁ、今回の空気感はクスリのキャラによるところも大きいけど。そうしてみるとやっぱり前回、前々回のナノ回はちょい空気は重めだったかもしれんな。

 ま、ぶっちゃけクスリの存在って、「理屈抜きのハイパー薬物を登場させることで、アホドラえもんみたいな展開を可能にする」っていう都合で生まれたとは思うんですけどね。ただでさえ馬鹿馬鹿しい設定だからあんまりリアリティを気にする必要もないところだが、流石に魔法や超能力を導入するのも違うってんで、科学者キャラを採用することになったと。「To LOVEる」だったらララが変なマシンを開発するのが趣味だったのと同じだ。これにてどんなバカなことでも、どんなエロいことでも可能になり、胸だって膨らむし服だって弾け飛ぶのである。そして、ゾンビだって生まれるのだ……むちゃくちゃな理屈だったが、それでなんの疑問も抱かない恋太郎の真っ直ぐさよ。まぁ、突っ込んだら負けの世界だしな……。

 各方面に欲情したり、変態妄想を繰り広げるヒロイン勢が溢れる今作、実は一番地味にやばかったのは静だったんじゃないかという疑惑が。あれ、一応形はソフトにしてるけど紛れもなく「過度なスキンシップ」だからね。どこまで放送コードと戦える作品になるのかな……いや、そういう作品じゃないだろうけども。○ャブは放送コード的にアウトなんでしょうかね。そうですね。

 

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 依頼人が豊口→小清水と来てるので、来週は多分折笠富美子か大久保瑠美になるはず、第5話。わかんない人、明日まで考えといてください。

 エルダ様でハマってしまったせいで「弱々しい小清水ボイスもよいなぁ」と堪能する時間。いや、真面目に観てますよ。身につまされるところあり、学びありで良い教育アニメ。毎度同じような感想になってしまうけど、「犬を飼うこと」ってのは別に遠い概念でもないし、当たり前のように処理できそうな事象なんだけど、ドッグトレーナーという仕事目線から理屈をつけて、真面目に学びの対象として見たことがないので、いちいち「言われてみればそうだよな」という当たり前のことでも深い納得がある。

 今回はサブタイトルで「えっ、もうペットとの死別の話とかあるの?」と心配になってしまったが、全くそんなことはなくてざっくり言えば「ペット離れ」を学ぼうというお話。依頼人の女性は過剰なくらいの過保護ではあったが、ペットを飼っている人間からしたら案外普通なのかもしれない。確かに俺だって自宅に猫飼い始めたら外に出られなくなる危険性は充分にある。そうした状況を観察し、事細かに「ここがダメ、こうしたら犬はこうなる」と説明してくれるので、別に犬の性質について深く知らない立場からしても「そうなれば、そうなるな」とすんなり理解できる。そして、そんな「普通のこと」がいかに共有知識として世間に求められておらずに不足し、誤っている(かもしれない)ペットとの関係性がそこらじゅうに転がってる可能性を示唆するのである。これまでみたいな極端な事例だとペットを飼い始めてる人にはあまり関係ない話だったかもしれないが、今回の「お留守番ノススメ」くらいの内容なら、付き合いの長いペットに対してももしかしたら練習次第で身につけられるテクニックかもしれませんね。

 それにしても、佐村はキャラクターがどんどん極まってるが……あんな女たらしみたいなキャラでいいのだろうか……。

 

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 ヤダー! アルテマティアタイム終わっちゃったー! 第8話。まぁ、最後にまた1つ極上のうえ虐を提供してくれたので満足するかぁ。続けてクリムゾン虐待、略してむら虐を楽しみたいところ。

 VSアルテマティアから次のフェイズに移行したわけだが、そのくだりもまたいちいち予想を超えてくるのが今作の凄まじいところ。アルテマティア様が最後に必死に自我を取り戻そうと奮戦しているところに、クリムゾンが外道すぎる方法でとどめを刺しに行く。これができるからこそのクリムゾン、その堂々たる策士っぷりと畜生っぷりは大したものだが、おかげでどう見てもアルテマティア・ネビュリムコンビの方が主人公&ヒロインに見えてしまうという。ネビュリム君、性根は真っ直ぐだし、事前に「秘めた力を持つ大器晩成型じゃ」みたいなフラグまで立ててもらっており、マジでジャンプ漫画の主人公みたいな設定。愛する人を傷つけられた怒りからの覚醒というイベントをクリアし、下馬評ではあの第二位階のチートモンスターすら超えられる器だとか、実際、アクシデント込みとはいえクリムゾンの念入りな想定を易々と上回っているし、今後対峙する敵キャラとしては最も面倒な存在になるだろう。まぁ、この作品がハッピーエンドを迎えるためにはこの少年もぶっ殺さなきゃいけないはずなのだが……そんな展開になるもんでしょうか? 容赦無く一番ムゴい殺し方してほしいですけどね。

 クリムゾンの想定が各所で狂ったのは、何もラグナやネビュリムだけのせいではない。ここにきてゴーレムが変なキャラを発揮。やはり配下のモンスターも一筋縄ではいかない厄介者揃いだ。一応ゴーレムのおかげで生きながらえた市民の命もあることを考えれば善行のはずなんだけど……流石にいいやつには見えねぇけどな。頭が悪そうで悪くないゴーレム、頭が良さそうで良くないキメラ。いいコンビである。そしてそれらを率いるクリムゾン様は悠々と転移ゲートを通って逃げるはずだったが、敵味方双方、全部思い通りにはさせてもらえない。なんか、今期アニメは外宇宙に拠点置いてるチームが多いですね。「はめつのおうこく」の月面基地はすでに崩壊してるが、「SHY」でもコロニーが基地として使われ、クリムゾンも月面基地を用意していたという。……多分もう行く方法ないんだろうなぁ。

 すったもんだの末に辛くも大ピンチから逃げ出すことには成功したクリムゾンだったが、転移先ではさらなるモンスターとの遭遇。今後は「VS厄介な女」の対戦相手が変わるっぽい。何がすげぇって、今回いろんな新キャラが出てきたんだけどプリキュアとプリキュアとプリキュアが出てきたんですよ。具体的にはイロモン王女(キュアラメール)、その従者(キュアフローラ)、そしてクリムゾンの回想に出てきた謎の女性(キュアレモネード)の3名。これにクリムゾン本人(キュアウィング)とスライム(キュアサマー)、それにレオ(キュアパルフェ)も加えると結構な大所帯(キメラ(キュアエコー)を加えるかどうかは要検討)。

 まぁ、そんな楽しみ方はおいおいやっていくとして(?)、面倒くさそうな新キャラの登場により、ますますクリムゾンさんの空回り劇場が楽しめそうである。いじめがいのあるキャラが1人引っ込んだので、新たなおもちゃをぜひ見つけていただきたい。それにしてもクセの強い新キャラやなー。

 

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 そのライターの使い方はマジで危ないからやめとけ、第7話。ただでさえ一歩間違えて失火でも出しちゃったら取り返しがつかない身の上なんだから、妹ちゃんはもうちょっと自分の身を大事にした方がいい。そんであのラストの引きでこのサブタイトルは色々と罪深い感もある。

 今回は今作にしては割と作画はいい方?か? まぁ、そんなに驚くようなもんでもないけども……女の子連中が荒ぶってるエピソードなので、ヒロイン勢が可愛くなるに越したことはない。そして今回もいくつかの情報更新があったので大事な部分だけ確認していこう。

 まず、ずっと気になっていた時野谷家の事情だが、なんかほんとにオカンがゲームを毛嫌いしてたのって「あんたらもういい加減そのピコピコやめなさい!」っていう母親にありがちなゲーム嫌い傾向なだけな気がしてきた。この度瞬はいよいよプロゲーマーへの道に色気を見せ始め、妹ちゃんから押し出される形ではあったが、その可能性もあることを家族の前でカミングアウト。そして「年収5000万」というドリームを口にする息子に対して、その意気とは真反対の「今すぐやめなさい」のお言葉。以前は「何か特別にゲームに対して憎しみをもっているのでは……」と思っていたが、どうやら単純に「そんなヤクザな生業はやめなさい」という「子供の心配をする親」の目線でしかないようだ。子供サイドからしたら「なんでや! 得意なゲームを仕事にして稼げたらいいことづくめやないか、邪魔すんなや」と思うだろうが、親世代からしたらやっぱり「ゲームで食っていく」はどうにも現実感がないし、多少その可能性を認めたとしても今回ママンが言っていたように「ギャンブル」の域を出ない。この辺はまぁ、ジェネレーションギャップがあるのは間違いないだろう。私とて現在のe-sports業界の規模の大きさ、ドリームの大きさは認識してはいるつもりだが、だからって子供が「ゲーマーになりたい!」って言ったらやっぱり止めると思う。「専門学校にいかせて」とか言い出したら殴ってでも止めるだろう。まぁ、瞬はそこまでのことは言ってないし、なんならバイトの延長なのだから、「今まで金稼いできた手段を強化してもっと稼げることを本職に」ならそこまで可能性の薄い話でもないのだが……でもやっぱり親御さんは認められないよなぁ。

 ただ、その問題に関しては、母親目線では「瞬はミオを傷つけた自分を責めて、ゲームを手放したのだ」という認識を持っている可能性もあり、そんな「嫌な思い出のある」ゲームを仕事にしようとしている瞬が苦しそうに見えるという側面もあったのかもしれない。この度、ゲーム仲間と楽しそうにしている息子を見てふっと表情を緩めたのは、「もう過去の呪縛は気にしなくてもいいのかしら」とお母さんがちょっと歩み寄った部分なのかもしれない。まぁ、その分妹ちゃんのメンタルがジリジリ削られていくのを止める要素がなくなっていくのだけど。別に燃やさんでも……。

 そして、そんな瞬の「ゲーム仲間」の中にもややこしい問題を孕んでいるというのがもう1つの大きな情報更新。うーむ、やはり望姉も意識はしてるかぁ……そりゃそうだよなぁ……そうでなきゃドラマにならんしなぁ……これまでケロッとしてたのも、あまりに当たり前すぎたせいで自分と瞬の間に悠宇という特大障害物が挟まってきたことにすら気づけてなかったからなのだろう。ついに意識してしまったせいで、チームメイトの中でギクシャクが起こってしまう。……こういう人間関係ではチーム内恋愛が一番あかん奴やん。もうどうしようもないやん。この2人、それぞれに自制心が強いもんだから直接的なバトルまで発展しづらく、かえってドロドロと悪化しそうなのが怖いな……本気の幼馴染VS本気のプロ女優、さて、どちらに軍配が上がることになるのか……。

 ご丁寧に、今回は望のターンだったので内面描写が多かったのは望の方なのだが、悠宇の動向もきちんと描写されており、ばくれつ君としての交流イベント、さらに彼女が女優としての自己鍛錬も怠っていないというキャラの強さを示すかのように筋トレシーンなんかも挟んで彼女の武器もしっかりアピールしてる。腹筋だけじゃなくてリストも鍛えてるあたり、多分ゲーマーとしての矜持もあるんだろうし。何にせよ手強いマッチメイクである。ほんで今日言われて初めて気付いたけど、望の方が悠宇より年上なんだな。このキャスティングでいのすけの方が年上のパターン、珍しくない?

 

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「終末のワルキューレⅡ(後編)」 ―→3

 最初から「後半部分11話から15話までやるよ」と言われていたのでこんな半端な時期に終わることも承知してはいたが、こうしてスルッと目の前を通り過ぎていくだけだと、本当に何の感慨も湧かないな。

 6回戦のみの放送で、ずっと釈迦が出ずっぱりだったもんで、うちでは「アンデッドアンラック」と時間が繋がっててエンドレス中村イキりタイムになってたのがちょっと面白かったところ。面白くなかったところはそれ以外のだいたい全部。まぁ、これもまた既に分かっていたことなので特に意外性もないし、粛々と受け入れていくだけなのだけど。

 元々「神対人の頂上決戦」というテーマ設定だけで見切り発車したような完全出オチ作品なのだが、6回戦に至ってはもはや「神対神」になってしまい、最初に設定したルールすら無視してしまっている。そうまでして横紙破りに及んだ割には試合展開がこれまでの対戦と変わるようなこともなくワンパタで進行するだけってことは、元々「神対人」というマッチメイクにすらさほど意味がなかったということ。こうした「刃牙」が確立させて「ケンガンアシュラ」で完成へと至らせたタイマンバトル作品って、いかにキャラを飾り立てて見せていくかのみの勝負になると思うんだけど、そこを既存の神や偉人にしてしまった時点で、キャラメイクを放棄しているとも言えるんだよね。もちろん、それぞれの「実在の」(?)キャラを今作らしく、アクの強いアレンジを施して見せていく部分にオリジナリティはあるので取り回し次第では充分魅力が出る設定だとは思うのだが、残念ながらそれが出来てないからあんまり好きじゃないのである。神の知識、偉人の知識を掘り下げて「嘘歴史講義」をするにしても、最終的にバトルに絡めて「必殺技っぽく」しなきゃいけない制限上、何をやってもバカに見えてしまうのがすごく損してる部分で、歴史のお勉強と馬鹿バトルという食い合わせの悪さが根本的に解消しそうもなかった。そんで、それを描くアニメーションの方も色々と力不足で追いついてないしね。途中からゲルちゃんの顔までぐにゃぐにゃしちゃったのは悲しかったよ。

 とりあえずこれでアニメは一段落ってことでいいんでしょうかね? ……ネトフリ作品だし、しれっと続編は作られそうだけどなぁ。

 

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 みんなして何かしら強い、第19話。ほんとにガチガチに芯が出来てる人たちばっかりなので、それが正義なのか悪なのかもよく分からないけれど、とにかくみんなして揺るがせに出来ない何かを抱えてるんだろうな、ということが伝わってくるのである。……だからこそゾーイとかアイザックの「そこまででもない子ら」がほっこり要員になるのだけど。

 いろんなものを抱えている子らの中でも、一番抱え込んでついに弾けて飛んでしまったのは当然フィロメラ。生まれに怯え、育ちを恐れ続けた不幸な従僕は、ついに念願叶って命じられた禁書の持ち出しに成功する。しかしその代償はあまりに大きく、不可侵の力に手をつけたためか、すでに身体の崩壊は始まっている。そして、やっとの思いで禁書を届けたにもかかわらず、ババアは相変わらずババアである。報われぬフィロメラ。かろうじて彼女に救いがあるとすれば、身代わりになって傷ついたアルキュオネがまだ生きていたということくらいだろうか。本当に親身になり、フィロメラのことだけを考え続けてくれているアルキュオネ。ここからフィロメラに救済があるとすれば、それはアルキュオネをおいて他にはなし得ない。

 逃走したフィロメラへの対処をめぐり、学園でもそれぞれの信念がぶつかる。どうしてもチセという主人公目線だと学院側の対応は不誠実なものに見える部分もあるのだろうが、今回の学長の主張は正しいものであり、その言葉にも信念に裏打ちされた力があった。正直、前から小山茉美の発声はちょっと不安定な部分もあるなぁ、と思って聞いていたのだが(実際今回も「魔術」ってちょっと言えてない)、それでもやはり歴戦の猛者。ここぞと言う時の一言の説得力は大したものだ。今作は全ババアが格好いいババアバトルアニメと言えるのかもしれません。

 もちろん、学院には学院なりの主張があるが、チセさんからしたら「知るかそんなもん」。そして何を差し置いてもチセの欲求を満たしてくれる頼れる男、エリアス。時に振り回す側と振り回される側が交代することもある凸凹なコンビなのだが、今回は素直にエリアスに年の功。爆発しちゃうチセをうまいことなだめすかし、彼女の望みも満たすべくうまい具合に大人と子供の仲裁役を果たしてくれた。まぁ、エリアスからしたら学院がどうなろうと知ったことじゃないって思いもあるのだろうが、なんだかんだでお友達も出来ちゃったことだし、両者の関係を無下にするつもりもないのだろう。いきなり奥の手みたいなとんでもない行動に出たチセには流石に面食らっていたが、まぁ、彼女が勢いに任せて突拍子もないことをやるのは今回が初めてじゃないのでね。じゃじゃ馬スレイベガの面倒を見るのも先生の役目です。

 そして先生といえば、意外にいいポジションに滑り込んできたのがザッケローニ。登場時のあの胡散臭い雰囲気が変わってるわけではないのだが、一応「指導側」として、それなりに信頼のおけるムーブに見えるから不思議なもの。今回みたいにその場の全員が張り詰めちゃう鉄火場では、案外こういう飄々とした奴の方が結果を残せるのかもしれない。まぁ、エリアスとの相性は別によくないのだが……。

 チセの暴走、フィロメラの危機、そしてそこに介入する更なる何か。もう何がどうなってるかはよく分からないですが、なんとかフィロメラの救出だけは間に合ってほしいものです。ところでヴェロニカさんはどうしてるんだろう。保健室に運んでもらったかしら?

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 夜明けとともに、第19話。よかったよぅ……この空気が帰ってきてくれた……正直ここ数話は話の内容もあってかなりしんどかったので、色々と元通りになってくれて本当に嬉しい。

 まぁ、冒頭はまだ回想シーンの残滓みたいなものが残ってて鬱々要素はあったけども。最後に確認したのは、多分今作におけるラスボスはやっぱり平川さん……じゃなくてミカロスなんだろうな、という部分。ラファエドさんも敵国中枢に残り続けてはいるんだけど、彼の振る舞いはやっぱり悪役のそれではないんだよね。どうせ王はもう傀儡なんだろうし、裏で全てを仕切ってるのは多分ミカロス。存分にゲスっぷりも披露してくれており、今作のハッピーエンドは奴をぶち殺すことでしか訪れないということだろう。ヘルクは怒りの矛先がはっきり分かってかえって良かったんじゃなかろうか。あとはアリシアさんが万に一つの可能性として「正常に」取り返せる場合があればベストだが……普通に考えればそれは望みすぎなんだよなぁ。エディルみたいな状態で戻ってきてくれたらワンチャンあるかもしれん。

 てな諸々を全てへルクが語り終わったところで、ちょうど夜も明ける。ヴァミリオちゃん目線からも改めて「1話のへルクがこっから出てくるのだな」ということを確認しつつ、お互いにようやく胸襟を開いて話すことが出来た。へルクからは勇者殺しが託され、ヴァミリオからは自分の正体という新事実を暴露。今までなんの疑問も持たずに「管理委員のアン」を信じてたヘルクもすごいのだが、とにかくまるまる19話を費やして主人公とヒロインの友情タッグ成立である。このシーンが見たかったのだよ。これでいいのだよ。待った甲斐もあるってもんですわ。

 ヴァミリオちゃんも久しぶりだったけどピウイが喋ったのはもっと久しぶり(ホンさんはもっともっと久しぶり)。いつもの空気が戻ってきて、今作特有のびみょーにズレたゆるい空気も久しぶりに出されたから美味しい美味しい。ちなみにオープニング映像に映っててずっと気になってた「鉄道」だが……特に意味もなくしれっと出てきて出番が終わったな。まぁ、ピウイが楽しそうだったのでよしとするか。

 ついにアズドラとの接続も復旧し、へルクとヴァミリオという最大戦力がいよいよ投入されることになる。アズドラのしたたかさには舌を巻くばかりだが、こうでもしないとへルクとヴァミリオのフル回転の活躍が見られないだろうからね。さぁ、人間たちがあれだけ抗っても勝てなかった天使の攻勢に対し、ヴァミリオたちはどこまで巻き返しを図れるのだろうか。

 ……ところで、「帝国四天王」ってあと2人誰なん? そもそもいるのん? 今期は別作品で「四天王だけど3人」ネタをすでにやってしまっているが……。

 

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 この話のアフレコ現場にキュアウィング(の中の人)がいたという事実に笑ってる、第7話。「よくできた偶然やな」とか思ってクレジット見たら、あの極まった男の子のCVはソラ・ハレワタールさんだったという……完全に狙ってやってるやないかい!

 などというエピソードはどっちかというと幕間劇みたいなもんで、シャイがさらにモチベを上げるためのちょっとしたご褒美展開。本編の中で重要なのはAパートの方である。謎多きスティグマの活動について、なんとまぁ、手がかりを与えてくれたのは小石川さんだった。命懸けで守った彼女の命が、そのまま敵に迫る手がかりとして残ったというのはシャイとしても誇らしい展開であり、ただでさえオドオドビクビクな少女の存在が、作中では着実に重要になっていく。本人の成長がなかなか追いつかないのは悩みの種だが、それこそヒーローガールが出来上がるまでの分かりやすい成長譚と言えるんじゃなかろうか。もちろん、そうして手がかりを掴んできた小石川さんとの友情が揺るぎないものになったのがシャイの心根に依拠するものだということも含めてね。ヒーローもので超次元バトルがガンガン飛び交うのもそれはそれで楽しいが、こうして「なんの力も持たない一般人にも自分たちの戦いがあり、それが世界を救う鍵になるのだ」という流れが勇気の讃歌である。

 今回明かされたスティグマの設定は色々と邪推できる部分も多いのが個人的には勝手に楽しくなってしまったところ。この世界のヒーローの仕組みがふわふわしていて謎が多いので何も断定はできないのだが、それだけにスティグマとヒーローの関係は下衆の勘繰りが色々広がる。こちとら最初の方では「そもそもユニロードが善人かどうかも分からんからな?」という目で見始めていたのだが、流石にまぁ、あのキャラ設定(そしてCV)でどんでん返しする悪役ってこともないだろう。基本的にユニロード側は「正義」だと思ってしまっていいはずだ。ただ、今回明かされたスティグマの性質が、「正義の裏は悪ではなく、別な正義」みたいな立ち位置をとっており、もしかしたら最終的にスカッと爽やかな勧善懲悪にはならないかもしれないという予断を残すものになっている。

 個人的に気になったのは、スティグマの指輪が「心を伝え、装備者の奥底に眠っている感情を表出させるアイテム」であるという部分。考えすぎなのかもしれないが、テルがヒーローになる際にも、そうして「心の表出」から変身しているのである。片や「心の奥底から暗い感情を呼び覚ます指輪」、そしてもう片方は「心の中にある一番煌めく部分を力として顕現させる腕輪」。そう、指輪と転心輪って、裏返しの関係にあるんですよ。まぁ、転心輪は「ユニロードと心を繋ぐアイテム」とは言われてないので鏡写しってわけじゃないし、単なるこじつけの可能性もあるが……そうして「人の心からエネルギーを取り出そう」という働きかけは双方とも同じわけで、もしかしたらこの2つの根っこがつながっている可能性もあるのだ。

 ……まぁ、原作がある作品なんだから、その辺についてはすでに答えが出ている部分なのかもしれないが……。このままワクワクしつつアニメを追いかけますので、ネタバレ禁止でお願いしますね。最終的にえびおさんがキュウべえポジになったらどうしよう!(あの白い悪魔にトラウマ植え付けられすぎじゃないですかね)

 

 

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 「100カノ」と続けて観たせいで、奇しくも「彼女のおっぱいを揉む話」が連続してしまった、第19話。いや、厳密には彼女じゃなかったけど……こんだけの極限状態で2人して初ラブホを経験し、なんやかんやでイチャイチャできてる主人公カップル、強すぎる(なお、命の保証はない)。

 しばらく詠子と螢多朗の別行動が続いていたため、今回は卒業生回収にかこつけてちょっとイチャイチャしてもらおうというお話。何しろ隠匿場所が廃ラブホで、2人して「こんなタイミングじゃないラブホだったら……」と悶々とした状態で幽霊バトルを繰り広げているのだ。そりゃぁ多少なりとも溜まっちゃったアレやらナニやらをすっきりさせてもらってもいいだろう。ちなみに2人の微妙に生々しくも初々しくもあるやりとりを見ながら、名誉幼女の夜宵ちゃんはどこ吹く風で知らん顔。……いや、でもいっぺんこのラブホに単身で乗り込んでる時点で、きっと夜宵ちゃんなら「ラブホってなんだろう?」って下調べはしてると思うんだよね。前回の事件やら何やらでの対応を考えれば、小学生にあるまじき性知識を蓄えているであろうことは間違いないわけで、現状としては「知識としては知ってるけど興味がないし実感もない」くらいなのだろうか。詠子と螢多朗のやりとりについても、「知らないからスルーした」ではなく、「知ってたけど詠子&螢多朗の関係性にラブホが結び付かなかった」ならギリギリ分からなくもない。……いや、単にしらばっくれてるだけな気もするが……その後で「花魁」という職業についても完全に分かってる風の説明もしているし……まぁ、そこは深く追求しない方が良さそうですね。今作の薄い本が出るなら、僕は素直に夜宵ちゃんよりも詠子を扱ってくれた方が嬉しいので。……今、不安になったのでPixivのエロ絵で検索したんですが……そっ閉じしました。もう終わりだ猫の国。

 閑話休題、これまで同様に「S級怪異に挑むけど、その前に卒業生を回収するからその際にも命懸けよ」という理不尽な下準備。これまでの卒業生連中はギリギリ納得できる部分もあったのだが、今回の花魁に限っては、どうやって夜宵ちゃんが捉えて、どうやって封印してたのかがマジで想像できないクラスでやばい。封印できたのは夜宵ちゃんが「対象年齢」に達していなかったとかいう強引な理由で納得したとしても、このラブホに単身で乗り込んで封印してたってのは無茶だろ。詠子が知らなかったってことは、当然自分の足で遠出して来たってことだろうし……いくらなんでも放任主義が過ぎる幼女である。

 「花魁だからラブホにしたろ」ってのも夜宵ちゃんなりの配慮だったとしたら本当に余計なお世話だったわけだが、あまりにも地の利が霊にフィットしちゃったもんだから危うく螢多朗が何もかもを持っていかれるところだった。万一あそこで解放してたら、ひょっとしたら童貞も持っていかれたかもしれない(まだ薄い本に未練があるのか)。ちなみに「必死に色気を出そうとする花澤香菜のモノマネをする霊」がCV日笠陽子なのは半ば必然と言える。もう、単に2人してコントやってるシーンにしか見えなかったな。花魁の霊、どうやら梅毒(?)を操るっぽいのだが、ほぼ鬼滅とネタ被りしてるのでワンチャン沢城ボイスが聞こえてくることも期待したんだけども、まぁ、どっちでも巨乳声なのでよしとしよう。多分、螢多朗に揉ませたおっぱいはどっちかってぇと詠子のものじゃなくて花魁のものだったんだろうね。

 すったもんだの末に愛の力でなんとか花魁の緊縛に成功した螢多朗。しかし、その過程で「成り変わり」という奇妙な現象に遭遇し、目標とする怪異対策以外にも何かと不安要素が転がっていることが明るみに。結局、螢多朗の体質じゃぁどこまでいっても平穏無事な生活なんて期待できねぇよなぁ。

 

 

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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