最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「異世界おじさん」 5→6 もしコンスタントに放映されてたらもう1点くらいの上乗せがあったんだろうか。まぁ、いいように解釈すれば「半年もの長きにわたってお付き合いできた作品」と言えなくもないか。 楽しかったですよね。とりあえずそれさえ分かれば充分な作品。ギャグとしての割り切りは実に潔く。世に氾濫する異世界ネタをしっかりと笑いに昇華して独自の世界観を切り開いてくれた部分は高評価。まぁ、途中から割と「異世界」という存在自体がどうでもよくなって、本当にただおじさんの人柄と、そこに絡むヒロイン勢とのコントを楽しむだけになっていた気もするが……それが悪いというわけでもないだろう。殊更に異世界をいじるのって、多分やったら分かるけど結局は現代知識でマウントとるのと大して変わらんネタ回しになっちゃう気がするし。そう考えると、なろう世界って存在そのものがギャグだよな。 正直、ネタ自体は本当に一本調子であり、本来なら1クールだって怪しいくらいのバリエーションしかなかったようにも思う。おじさんの空気読めないネタは結局チート能力の下で成り立つものだし、セガネタも分からない人間からしたら今一つ響かない「なんかそれっぽいこと言うてる」くらいの温度。ギャグの回し方自体にこれといったキレがあったとも思わない。その上で今作の笑いが良いものになっていたのは、やっぱり異世界云々以外の部分でのキャラの見せ方が上手かったからなのだろう。ツンデレエルフさんを筆頭にメイベル・アリシア(そして藤宮さん)と綺麗に揃ったヒロイン勢が本当に毎回可愛くて、それを愛でているだけでも眼福もの。本来ならおじさんに惹かれていくヒロイン勢などいつものなろう的に「なんでこいつがモテるねん! おかしいやろがい!」というストレスの種になってもおかしくないはずのものだが、おじさんの場合はそれを決してハーレムとして受け取らず、「全てを無にして現代に戻ってきた」という結果だけは確定しているためにストレスがかからない状態で見られるというセッティングもおいしい。いや、別にチートおじさんが誰とくっつこうと勝手だけれども……「俺なんかしちゃいました?」が都合のいいギャグで終わらず、そこから「俺なんかしちゃいました? いや、してない。俺はやってない! 無実だ!」まで振り切れてくれるからこそのおじさんなのです。 あとは映像的な品質の良さも大きなプラス。そりゃもう、半年も時間をかけて作ってくれたんだから半端なものを出してきたらただじゃおかねぇが、毎回待った甲斐のある最高品質の萌えキャラビジョンとキモおじさんが提供されていたので大満足。ちょいソフトフォーカスめというか、厚紙に描いたみたいな独特のビジュアルセンスがメリハリの効いたキャラデザに相まって、独自の魅力を引き出すのに成功していた。一番美人なのはエルフさんなんだろうけど、個人的にビジュアルで選ぶならやっぱり巨乳メガネの藤宮さんかなー。あとへちょ絵になってる時(つまりほぼ全部)のメイベルさんも可愛い。結論・みんな可愛い。 というわけで、この短い感想の中だけでも相当数の「可愛い」を使い切ったことからも分かるとおり、たいそう可愛い作品でした。できればもっとこの萌えキャラゾーンを堪能したいという気持ちもあるが、流石にこのネタで2クール目はキツいかな……まだ原作は続いてるみたいだけど、何やって引き伸ばしてるんだろう。まぁ、次作も3クール12話とかならいっそ気楽に見られるからいいのかもしれないぞ(この現状を許容したらあかんやろ)。
PR なるほどこのエンポリオは確かに助演賞……第34話。いや、なんか種さんの受賞理由のところでやたらとエンポリオが連呼されてたもんだからさ。他にも色々やってるんだけどな。まぁ、流石にアーニャ・ダイ・エンポリオと並べりゃそれで満足か。 というわけで別にエンポリオメインでもなんでもない話ですが、彼は彼でアナスイと一緒に実況・解説・ツッコミ・驚き・お荷物など、色々と忙しいのでちゃんとみんな注目してあげよう。いよいよクライマックスも近づいてきてるということで、今回はやたらとスロー演出や劇画調になるシーンが多く、演出方向としてはややもっさり感があった気もするのだが、その分1枚1枚の作画のクオリティが高く、かっちょいい徐倫とかイカす神父とかのくどいイラストレーションが色々と楽しめた。やっぱ止め絵で映えるのがジョジョ絵の良いところよね。まぁ、おかげでアニメにして動きとして成立させるのがクッソ難しいってのが現状だとは思うけども。「ここ、重力が逆転して手とか足が裏返ってる様子をアニメで描いてください」って言われて分かるわけねぇよな。多分荒木先生本人だってどういう動きなのかよく分かんないで描いてるだろ。結果、裏返った手の指は「なんかよく分からんけど肉的なものがにょろにょろしている」という微妙な絵になったのでした。 改めて、たっぷり1話を使って描かれたC-MOONとの激闘。何が起こってるか分からんというのもあるし、結局、徐倫の分析がどこまで正しかったのかもよく分からず、自立型なのか、神父がちゃんと操作しているのかは微妙にあやふやで終わった気がする。「自動操縦ではない」ってのは間違いないのだろうが、明らかに神父じゃない意思でもって喋ってるし、もし自分で操作してるスタンドだというなら、わざわざ肩ポンして「成長途中の我がスタンドよ」とかお話し始める意味がわからんからな。まぁ、5部以降なんとなく当たり前になった「微妙に意思は持っててちょっと対話できる系スタンド」だと思えばいいのではなかろうか。スパイスガールあたりが近そう。 そんなC-MOONとの対決は、「重力の方向がエラいことに」+「ダイバーダウンが潜る能力、ストーンフリーが紐の能力」という奇跡的な噛み合わせのおかげで、ラストも近いってのに首に縄を引っ掛けてふんじばるという、なんとも庶民的なバトル展開に。いや、やってることは意味不明なはずなのだが、「スタンドの首をスタンドで締める」というなんとも珍妙なバトルが不思議と成立しちゃってるのが笑いどころ。いや、笑ったらあかんがな。神父だってあんだけ頑張って自分の成長を見極めようとしてるし、やってることはジョルノの黄金の心と大して変わらんはずだ。こんだけ娘さんが頑張ってるんだから、親父さんも横槍入れちゃいけませんよ。……承太郎の英語メール、割と丁寧に書かれてたな……。 さて、ぼちぼち役者も揃いますよ。具体的には、主演賞・新人賞・助演賞・インフルエンサー賞などなどの役者が……。今残ってる面子で声優アワード受賞してないの、田村少年だけだな。
一応お仕事なので(??)今年もやっておきました。「声優名鑑(男性編)」の差分チェックです。声優アワードは男性・女性の部門を撤廃したけどこちらは……まぁ、流石に合併は無理だよな。単に出版形態を考えたら分厚くなりすぎるから……。 女性編と違ってそこまでモチベはないので簡単に数字上の記録だけでも確認しておくが、今年度は12名(1ページ分)の増加で、トータルは667名。女性編に比べりゃまだまだ大人しい方だし、1ページ増ですんでるなら軽いもんである。記録を残すようになった2019からの変遷を並べておくと 583→595→607→655→667 と変化しており、12人ずつの増加が一般的。48名増という去年がおかしかっただけである。あと、男性編は全体の比率に比して退場者が多い気がするのだけど……気のせいかもしれません。
以下、具体的な出入りについてのまとめである。まず、昨年度版に掲載されておらず、今年載っていたのは以下の23名。
IN(23名) 秋谷啓斗 鵜澤正太郎 江越彬紀 梶田大嗣 柏崎隼史 加藤渉 草野太一 小池貴大 佐々木省三 柴野嵩大 高木朋弥 田邊幸輔 千葉瑞己 戸谷菊之介 日向朔公 細田健太 三浦勝之 宮瀬尚也 山口竜之介 山口諒太郎 山本高広 山本智哉 綿貫竜之介
あんまりがっつり調べてないけど、まぁ、妥当な「新人」枠が多いんじゃなかろうか。あまり聞いたことない名前ばっかりだしな。一応注目すべき名前をいくつか拾っていくと、まず目につくのは戸谷菊之介。「チェンソーマン」でスポットがあたり、立て続けに「UniteUp」でも主演を務めた業界が推してる新人さん。あとは綿貫竜之介っていう名前もちょいちょい見かける気がしますね。ちなみに同じ竜之介で繋がっている山口竜之介はあの山口勝平の息子さん。女性編でも今年から掲載された山口茜と合わせ、勝平ちゃんファミリーがじわじわと業界を侵食している。ただ、山口姓は多いので親子で結構掲載順は離れており、ピタリよりそう子安親子とはちょっと違う。なお、野島ファミリー(略)。 そして、どんな名前よりも目につくのはむしろ山本高広なんじゃなかろうか。私も全然事情を知らなかったもんだから目を疑ったが、まごうことなく、あの山本高広である。「なんでやねん」と思ってネット記事で確認したら、どうやら本業だったモノマネ芸に色々と限界があり(なんとまぁ、織田裕二本人から差し止めが入っていたとは)、事務所をアクロスに移籍して声優業にシフトしていたとか。元々そっち方向を目指していた経歴もあるらしく、こちらの記事の「同期は能登麻美子」はなんとも珍妙な巡り合わせと言える。 あと、女性編だとあまりないパターンとして「微妙に新人とは言い難いけど、ちょっとずつモブとかの仕事重ねてきてようやく載った」みたいな人もちらほらいる様子。デビュー後いきなりとにかく名前だけ載っけられて「誰やねん」って思って調べても全然業績が出てこない謎アイドルみたいなのが多い女性編とは好対照を成しており、男女差が見える1つの指標と言えるかもしれない。まぁ、それにしたって佐々木省三っていう人がなんで今年なのかは流石に分からんけど。もしかしたら同じ事務所でこれまで掲載されていた向井修氏という方が1月に急逝されているようなので、その穴埋めなのかも。
OUT(11名) 石井康嗣 井上倫宏 猪間勇輝 丘部純也 清川元夢 小林清志 TAKUYA 戸谷公人 向井修 森末ひろあき 八木隆典
いわゆるお悔やみ枠もちらほら見えるのがこちらのOUT組。ちなみに編集時期の関係で飯塚昭三氏は今年までは掲載されている。個人的には大ベテランよりも井上倫宏みたいな「まだ若いのに……」枠の方がショックは大きいかも。石井康嗣の名前がなくなっていてドキッとしたが、こちらは事務所を離れてフリーになったタイミングだったようだ。森末ひろあきという人は、女性編の時にも取り上げた謎の事務所・ラベリテプロに所属している様子。ほんと何があったんや。また丘部純也・TAKUYAの2名は誰だかよく分からんが「昨年度IN、今年度OUT」という最短コース。もちろん何があったかは知らん。 そして気になるのは戸谷公人の名前。まぁ、事務所を退社しているのでそのタイミングというだけなのだろうが、ライダー界隈で噂になっている諸々の話を見てると色々邪推してしまうね。
改名(2名) 佐香智久→少年T 増岡太郎→ますおかたろう 最初に「少年T」という表記を見て「どないやねん」と思ったが、どうやらアーティストとしても活動する佐香智久の別名義らしく、今回これを元に戻したとのこと。未成年に配慮したスタッフロールみたいになりそう。あと仮名に崩しての芸名変更ってのは割とよくあるパターン。うえだゆうじとか、モリノリ久とか。……こうしてみるとやっぱりもりしゃんの名前変だよ……。ちなみにどうでもいい話だが、この増岡太郎という人、事務所移籍に伴う芸名変更のようだが、その際に宣材写真も変えており、確認時に一瞬同一人物だと気づかなかった。宣材、ずーっと変えないでいるとこういうこと起こるで。
そうなれば、そうなるやろ、第10話。いつの時代も世継ぎ問題ばかりが王家を揺るがすのだ……ただ、今回の嫡男喪失は色々と自己責任の側面も強く……難しいね。 というわけで、前回危惧した通りにアニスの王位継承権は有無を言わさず復活させられたらしい。国の法律でどのような扱いになっているのかはよく分からないけど、流石に国王夫婦のご年齢を考えると「こっから3人目を作ろう」は現実味がないだろうし、唯一の権利者が犯罪者として僻地に流されてしまっては、残る1人、継承権放棄の放蕩娘を復活させるしか手がないのだ。アニスもそれは分かってるし、元々放棄したのだって国のことを考えての行動。ここで「お前しかおらん」と言われたら、何を犠牲にしてでも戻らないという選択肢は無いのである。 当然、そんな状況になってしまったらいろんな人間の目論見は崩壊し、これまで培ってきた平和な世界にも翳りが見える。もちろん一番の被害者はアニス自身であろう。彼女はこれまで、継承権の無いのをいいことにやりたいことを自由にやらせてもらい、それが結果的にはストレスの無い世直しにつながっていたわけだが、今後はもうそんな免罪符は手に入らない。自由やら何やら、いろんなものを犠牲にして手にしなければいけない国の平和。天秤の両側に乗っているものの重さを知っているからこそ、全てを飲み込んで黙って現実を受け入れる。これまでの破天荒な言動からぶっ飛んだ人間に思われがちなアニスだが、結局は最善だと思われる手段をとってきただけの堅実派。ここにきて、彼女が選ぶ路線は「自己犠牲」の一択である。そして、犠牲にした「自己」には築き上げたユフィとの関係性も含まれるのだ。 気づけばユフィにレイニと美女を侍らせていたアニスだったが、ことここに及んでは女の子同士でイチャイチャしてるわけにもいかない。当人だって納得してないが、あくまでも対面上は「研究助手」。まずはそう自分に言い聞かせて、ユフィとの関係性の調整を図る。それは至極真っ当な処理であるはずだが、ユフィからすればせっかく繋いできた関係性で突如はしごを外されたようなもので、自分にとっても、アニス本人にとっても良いことなのかと思い悩む。余計なことを考えない分だけ強いのはティルティ。付き合いも長い彼女はアニスが何を考え、何をやらかしているかは全部手に取るように分かる。だからこそ「彼女を思って」つっかかってるわけだが、残念ながら根っからの研究者気質のティルティと違い、アニスはあくまで「国を脅かさない範囲で」しか行動できない身の上。大きな目的のすれ違いから、ティルティはくさくさする感情を抑えられない。 そして、そんなティルティからすれば最後の頼みの綱がユフィなのかもしれない。明らかにティルティよりも国政の中核に食い込める人材であり、ひょっとしたらティルティ以上にアニスのために動ける人間。あとは、ユフィがそのお利口な頭で「国のことを思えばこれが最善」とこらえ続けているのをどうにかしてやればいい。万人にとっての正解が、果たしてアニスにとっての正解なのか。まぁ、ものすげぇ適当にこれをまとめれば「仕事とあたし、どっちが大事なの」問題である。ティルティだけではいくらなんでも「あたし」側には引き込めないだろうが、そこにユフィも関わってくるなら、アニスのわがままマインドを吹っ切れさせることができるかもしれないのだ。ティルティはもちろん、そっちの方がアニスのためだとも信じているのだろう。 しかし、やはり一歩は踏み出せないユフィ。彼女自身の気持ちを抑えているというのもあるが、「アニスがどれだけ苦しんで決断したか」が分かっているだけに、彼女の行動を無碍にすることもできず、思い悩んでいるのだ。八方塞がりで手のないこの状況ではいかに天才令嬢とて…………と思っていたら、何やらここで新キャラ投入。CV釘という明らかに重要なポジションの怪しげな精霊使い。どうやらこの国の王位継承に大きく関わっている様子だが……これ、ユフィは「私が代わりにこの国を治めるわ」っていう選択になるんだろうか。それはそれでアニスが幸せなのかどうかは分からんが……状況をひっくり返す手は出てくるんでしょうか。はたからみれば単なる王位簒奪なのだが……。 やっぱりさ、一番手っ取り早いのは適当に理由つけてアルくんを呼び戻すことだと思うんだが……あいつもあいつでクソ真面目だから絶対許さないんだろうなぁ。
あんまり触れないけど、「見てるぞ」っていう表明のために一応書いておきます。……去年書いたアレ、個人的には割と気に入ってるんだけど別に反応無かったんだよな……(ミルクボーイ、コーンフレークなら完コピできるくらい好き)。
ちなみに今年度はアワードにも若干のメスが入り……男性部門と女性部門の撤廃・統合が行われました。……ファンがメスを入れて欲しいのはそこじゃねぇと思うのだが……まぁ、時代に合わせてアップデートしていくことは悪いことではないですよ。正直、わたしゃそういう流れをどうでもいいと思ってるタイプの人間なので良いとも悪いとも特に思わないんだけど、「声優ってのは性別に縛られないところも魅力だから」っていうのはもっともな話だとは思うので。ただ、「どーせ主要部門はバランスよく選ばれるんだろ」という予見があることは事実だし、「そこは統合したけど高橋和枝賞と富山敬賞が残ってるのは半端じゃね?」とか色々気になることはあるが。
○主演男優・女優賞 安済知佳/江口拓也/種﨑敦美
○助演声優賞 池田秀一/置鮎龍太郎/種﨑敦美
興味ないとか言っときながら、流石にこのラインナップは突っ込まざるを得ないけどね。そう考えると、今年はうまいこと運営陣に踊らされた感があるな。ちくしょう。「日本中の声優オタク、とりあえず種﨑敦美を持ち上げておけば文句言えねぇだろ?」みたいな狙いが見える気がしますよね。あぁその通りだよ。俺らは種さんが泣いて笑ってくれるならそれで文句ねェよ。史上初の「主演・助演W受賞」というブック、どうせ選出基準が不透明な賞なんだからどこかで使えるネタだと思ってたけど、よりにもよってそれを種さんに使われてしまうと、こちらとしても「ぐ、うぅむ」と押し黙るしかない。このカードの切り方は最良です。もちろん、ますます「そんなに日本の声優って数が少ないんかい」というツッコミは強くなるわけだけども。一応、運営側としては「そこを譲れないくらい厳正に、各部門を別々に審査しているんですよ」というポーズなんだろうけどなぁ。毎年のことながら、「今年はスパイとリコリコでどうにかしときゃいいだろ」みたいな印象がなぁ。そもそもアーニャの方も主演では? まぁ、ごめん、でもやっぱ種さんがこうして堂々と表舞台で称えられる姿を見るのは嬉しいわ。ちかぺも同様。えぐぅもまぁ、受賞の権利が無いとは全く思わないので、今年は額面よりも割と穏当な結果だったと言えるんじゃないでしょうか。男女混合にした結果「主演・助演を合わせたのべ人数なら男3女3で同じ数やな!」という心理トリックみたいな手段で初回はお茶を濁したのも一本取られたねこりゃ。いいか悪いかは分からんが。 とりあえず、今年主演を受賞した女性2人が通う北宇治高校ってのがあるんですが、みなさんご存知?(どこからともなくオーボエの音が聞こえてくる) あと、ちかぺの名前がついにこの位置に届いたことで、今日本中で「あにゃまる探偵キルミンずぅ」の再評価が行われているはずです。メイン3人が主演賞・主演賞・新人賞・歌唱賞。先見の明しかないキャスティングでしたね。
○新人声優賞 梅田修一朗/直田姫奈/永瀬アンナ/日向未南/若山詩音
今年はほぼ知ってる名前だし「推したいんやろなぁ」というのが分かりやすいラインナップ。唯一「日向未南」という名前だけあんまり認識してなかったけど、まぁ、例年この部門は1人2人ピンとこない名前が入ってくるもんなので別にいいだろう。
○歌唱賞・ 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 ○海外映画・ドラマ賞 ・ 貫地谷しほり/森川智之 ○シナジー賞 ・ 呪術廻戦 ○富山敬賞 ・ 諏訪部順一 ○高橋和枝賞 ・ 川村万梨阿 ○キッズファミリー賞 ・ 大谷育江/松本梨香 ○インフルエンサー賞 ・ 花江夏樹 ○MVS ・ 江口拓也 ○功労賞 ・ 秋元千賀子/屋良有作 ○特別賞 ・ やくならマグカップも
ここでやくもの名前を出したことも、今年のアワードを評価する一因になってるな。あれ、もしかして意外といい賞なのでは?(俺の手のひらが見えるかな!?) ちなみに、「パーソナリティ賞」と「ゲーム賞」は今回「該当無し」となっており、その辺の裁定もよく分からない。去年のパーソナリティ賞が櫻井だったので、どこかにその余波があったりしたら笑う。
ネオ園田がネオすぎる、第9話。ここまでの快進撃は流石に予想できんかったな……まぁ、まだ1回戦で、しかもお互いフルメンバーすら揃わない弱小どうしの戦いだけども……。 全国大会1回戦はまさかの滑り出し。大舞台の方が120%の力を発揮できる園田未知の本領発揮で、結果だけ見れば怒涛の3連一本勝ち。タイトルに偽りのない、おかわり続きの「もういっぽん」である(ソフトクリーム含む)。結果的にそんな未知の勢いを示すための踏み台役になってしまった博多南の面々だが、こちらもまぁ、悪いキャラではなかったし、ぽっと出の割に存在感もあり、今後未知たちが長いこと柔道をやっていくなら、またどこかで顔を合わせることができるんじゃなかろうか。 毎度のことながら余計な中の人の話に触れておくと、博多南の先鋒は何故か夜道雪で、福岡とは縁もゆかりもなく、おかげで演技スキルとも相まって正直キャラの立たせ方は微妙だった。次鋒の糸目の子、実はCVが長谷川育美だったりするのだが、こちらはポジションが悪くて一切活躍できなかった不憫枠。他2人に完全に食われてしまった上、どうやら未知の勢いのせいで全く持ち味が活かせず終わってしまったらしい。可哀想。そうして繋げたのが大将ポジの「なっちゃん」(本名は「梅原夏」だそうです)。こちらはCVが加隈亜衣なのですよ。ラジオ以外だとあんまり発揮することのないスキルなのだが、くまちゃんは実は福岡出身。ぽろっと出てくる方言の愛嬌が実に響きます。福岡弁って強烈だから、福岡声優の系譜はいい具合に爆弾が多いですよね。田村ゆかり御大に始まり、かっとび福岡の阿澄佳奈も美味しいです。くまちゃん方言、もっと聞きたかったですね。 閑話休題、そうして無事に1回戦を突破し、合流した霞ヶ丘と健闘を讃えあうことに。特筆すべきは緑子の躍進で、なんと未知をも上回る怒涛の5人抜き。まぁ、相手高校が弱小だった可能性はあるが(というかそうじゃないと無理だろうが)、それでもこの勢いは本物。彼女が天音先輩に向ける思いのひたむきさの表れであろう。互いにどっしりと後方で構える天音・氷浦の両名は決勝での再会を約束し、それは昔馴染みの白石・姫野ペアも同じこと。認め合えるライバルがいるのは良いことですね。残念ながら未だ試合にしか出られない南雲であるが、その分彼女は陰でひたすらデータ戦術を練っているという毎度の献身。ほんと、こいつの性根のまっすぐさは国宝級。 こうして並べると1人だけ余るのが早苗だったのだが……色々と胸に期するものはあるようですね。次の対戦は早苗が見どころかな? なんかバケモンが見えたぞ。 とにかくゴールできてよかったね……最終話! なんとか今年度中に肩がついたので私としても助かりました。作中ではおじさんとたかふみが出会って1年近くが経ったらしいが、まさかのリアル時間でも3クールが経過するとは思わなんだ……。 確認したら前回の放送は12月。せっかくのクライマックスなのに何があったか1ミリも覚えてねよ! というのが正直なところなのだが、それでも大きな問題はないというのが今作の強いところ。始まってすぐにメインヒロイン3人が揃い踏みしており、それぞれに自分勝手な魅力を振り撒きながら雑におじさんに絡む。それだけで可愛いのであとはすごいドラゴンが何しようが知ったこっちゃない。たかふみはようやく訪れた最大級の異世界的展開に盛り上がっていたが、ぶっちゃけそんなもんは他のなろう作品でもいっぱい見られるシーンなのであまり希少価値はない。今作でしか見られないもの、それはヒキニートな氷の一族とか、嫉妬から容赦なく勇者を害する意識がありありな高貴なエルフさんとか、そんな様子を見ながらドン引きの藤宮さんなのである。そこんところは最後までフルスロットルだったので何よりでしたね。おじさんもおじさんで最後まで肝心なところで空気を読まないムーブが徹底されており、もう、ここまできたら逆に空気を読んで動いてくれてんじゃないか疑惑すらある。エルフさんへの当たりの強さは結局解消されなかったわけだが、その分メイベルとアリシアに対するサービスが色々と行き届いてるんだもんな。まぁ、アリシアは単にいい娘だから丁寧に接するのは当然だけど、エルフさんと比べても圧倒的にクソ野郎なはずのメイベルにも優しく接してあげているのって、もしかして同族的な何かを感じているせいなのだろうか。改めて、今の時代のおじさんにメイベルをどう思ってるか聞いてみたいところだ。 原作も終わってないようなので当然のように「俺たた」エンドだが、おじさんの冒険はすでに終わっているのだからこれからも何も無いというも妙な気分。原作はきっとまだおじさんの思い出を掘り起こしていることだろうが、どうせなら藤宮さんを真剣攻略する現世編も是非とも盛り上がって欲しいものである。
だから種﨑敦美ボイスのアンドロイドは色々とアレだと言うとろうに、第6話。滲み出る悲壮感、そして救いを求めるような人間感。 さて、視聴時に「あれ? 1話すっ飛ばした?」と不安になっちゃうくらいには話が繋がってない感のある容赦のない展開。正直、現時点でも繋がりがよく分かってないのだが、確認したらちゃんと5話目の後に6話目を観てるんだから間違っていないはず。前回の機械生命体村のお話は、あれはあれで終わりってことなのかしら。なんか……救いとか解決って概念はこの世界にはなさそうだな……。よく考えりゃ、これまでの話数も特に単品で解決があった話ってほとんどないんだわ。もう「そういう構造のアニメ」ってことでまるっと飲み込んでしまう他はなさそうだ。 とはいえ、それが苦痛だとか物足りなさに繋がる訳でもないのが不思議なところで、今回のお話はいきなりあんまり注目されてなかったレジスタンス部隊の過去話にスポットが当たり、過去のいざこざの思い出話と共に「アンドロイドとは何か」という問題が掘り下げられており、これはこれで気になるエピソードだった。そして、何よりも私の盛大な勘違いが1つ明るみに出ることになった。………………地上で戦ってるのってアンドロイドなのね。てっきりお空の上にはアンドロイドを使って支援してるえらい人たちがいて、地上では生き残った人間たちが泥臭い戦いを演じてるのだと思っていたのだが、地上で戦ってるのも2Bたちと大きくは変わらないアンドロイドだったようだ。……今までそこって言及してたっけ? 確かに「アンドロイドと機械生命体が戦争を繰り広げている」っていう説明はあった気がするが、てっきりここで言う「アンドロイド」って派遣された2Bたちのことを言ってるものだとばかり思ってたわ……そうか、レジスタンスも機械で、そしたらもう地上にいるものは全部メカなのだね。まぁ、その上で「夢を見ない」アンドロイドではあるわけだが。もう、関わり合う全部がメカだっていう前提に立っちゃうと、そりゃ機械生命体たちがあんだけ感情豊かになっていくのもなんの不思議もないよな。いっそ人類も争いをやめてみんなで仲良くしろよ、と思えてくるくらいである。 それでも許されぬ何かがあるから、戦ってるのだろうけども……多分、このアニメシリーズだけで深淵は覗けないようである。そりゃしょうがない、実際のゲームのプレイ時間がどれくらいかは定かじゃないが、少なくとも1クールのアニメに収まるような話じゃないだろうからな。せいぜい外枠の雰囲気だけでも楽しませてもらいますよ。 それにしても、コンピューターウィルス的なものでアンドロイドもコントロールされてしまうほどの技術力が敵側にもあるのか……ちょっとしたゾンビものみたいなテイストになってたな。そりゃ千年規模で戦争が長引く訳だ。そんで、それだけ長けりゃ両陣営に色々と変なことも起こるわけだ。お互い、末端兵士が色々と変化を起こして戦場に影響を与えてるんだろうね。機械生命体は「存在そのものに疑問を持ち、銃を捨てる」という方向での変化だったけど、アンドロイドの方は「夢は見ないけど自分たちの生きてる意味を貫き通す」という健気な変化である。目隠しを外した後の激情の表れが、美しくもあるがなんだか物悲しい。あの目隠し、果たしてどう言う意味があるのか……。
2つの異世界で同時期に犬になる声優・日野聡、第9話。流石に「犬声」ってのはなさそうだが……まぁ、熊を専門に受け持つ声優とかもいるしな……。 というわけで、まぁ、予想通りというかなんというか……ジジイ、死んだけど死んでなかった。けど死にそう。なんかもう、この世界の生死観がさっぱり分からなくなってきたが、「最終的にシリアスっぽく終わらせたらシリアス要素だと受け取ろう」くらいの心持ちである。まぁ、今回はほとんどギャグ一辺倒になったわけだけど……まさかジジイのチンコだけでこんだけネタが引っ張れるギャグがこのご時世にあろうとはね。何が恐ろしいって、以前もチンコネタは1つ2つ振り回してたはずなのに、そのうち1つはシリアス展開のピークでこっそり伏線になっていたという。どこまで真面目に見たらいいか、マジでわからん。 とりあえず、ジジイはこのままだと死ぬ。その理由が「野犬にちんこ食われたから」という残念すぎる理由なので徹頭徹尾ギャグなのだが、その食った方の犬にまでドラマを付与してしまうことで今後の展開がわからなくなっている。この辺りの「傍から突如変なドラマがブッ込まれる」というのが今作最大の特徴であり、これまで散々視聴者を振り回しながらもこのスタイルを続けてきたが故の強みである。もう、誰も合間に「悲しき犬の戦士Ⅰ〜Ⅲ」が挟まったところで疑問には思わないし、「この話が後につながってくるんだろうな」って心の準備ができてますからね。まぁ、今回は数話跨がずともあっさりと接続はしたけども。いまだかつてない、「ちんこ食った犬との対峙」という無茶すぎる状況。これを笑わずに綺麗な話で締めることが可能なのかどうか……。 当然、今回一番輝いていたのは下世話な妄想が止まらないラエルザさんですね。どこぞの囚人といい、どうにもファイルーズあいはジジイの下ネタと縁が深いようである。
|
カレンダー
ブログ内検索
リンク
最新記事
(01/31)
(01/31)
(01/31)
(01/30)
(01/30)
(01/29)
(01/29)
(01/29)
(01/28)
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
アーカイブ
|