最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
だから話の重さァ! 第6話。前回予想外の話の重さに度肝を抜かれたってのに、そこにかえす刀でおんなじくらいの重さの話を叩きつけるというキツい展開。まさかこういうアニメだったとは思わなんだ……。 まー、引き続き謎の方が気になりすぎるので確実に最後まで見るとは思うんですが、現時点で集まってきてるメンバーの中に「愛してしまったことが理由で最愛の人を殺してしまった忍者」と、「過去に自分の責任で娘を殺してしまったが、神にその記憶を抜かれて幸せになった魔術師」というとんでもねぇ2人が相対している。いや、「幸せになった」は確実に嘘なのだが、一応そう考えておかないとキツくてやってられん。少なくとも過去4話分のおちゃらけアルツハイマーいじりはどこにどうぶつければいいんだという困惑はどうしようもない。今から1話目を見返したら、色んな意味で辛くてしょうがないだろうなぁ。モンプイの酷さとか(そこじゃねぇ)。 とりあえず、忍者さんチームの方はもうほぼ完全に人の心を無くしてしまった様子。異世界文化的にはどんなモンスターに変化するのが正しいのかよく分からんが、黒い羽の力によって変化したのは「連射可能な回転式多砲塔ビーム兵器」というとんでもねぇ化け物。確実に固定式砲台に変身したわけだが、これ、もしライバルチームを殲滅したらちゃんと解放される予定だったんだろうか。デブ妖精ちゃんの必死の訴えの結果がこの形って、あまりに救われねぇよなぁ。ちなみにビーム砲とはいうものの、単なる熱線ではなくて全てのビームは「質量を持つ光線」という謎の存在である。ロボットアニメとか見ててもたまに思うんだけど、「質量を持つビーム砲」ってなんなんだろうな? 熱と光のエネルギーだけじゃないってことなんだよなぁ……まぁ、この世界の場合はビームも全部「魔法」だろうから質量があってもなくても不思議じゃないんだけども。一応、拡散ビームになっているおかげでそれぞれのパーティもなんとか耐えられてるのかもしれません。あれ、目が一箇所しかなくて一点集中で全てのエネルギーを注がれたら、多分どのパーティーもひとたまりもないよね。 そして、そんなビーム兵器に対峙できる最高戦力(見込み)はモーロックだったという。彼の過去が想像以上に重たかったもんでまるまる1話使い切ってしまうというとんでもない展開になったが(まぁ、流石にビーム発射シーンの尺稼ぎがクドすぎた感はあるが)、こりゃぁちゃんと切り出してあげないといけないエピソードでしたね。娘さんのことが可哀想とかいうのは置いといて、「過去にモーロックも斎藤エリアをすでに訪れており、異世界につながる手がかりを入手していた」というとんでもない事実が明かされたことが大事。そんな異世界との接点がモーロックによって迷宮の外に持ち出され、その魔法の力によって斎藤がやってきた(かもしれない)というのだ。なるほど、今回の斎藤エリアのアレは「斎藤が帰るための手がかり」でもあったが、「斎藤が来たことのきっかけ」でもあったのか。ただ、そうして次元間を繋いでいたと思われる神的存在がもうこの世界にはいないっぽいのよね……まー、斎藤はあんまり帰るの帰らないのっていう話で揉めるようなやつでもなかろうし、このままこの世界で楽しくやっていけるでしょう。 ところでモーロックって今いくつなんだろう。記憶の欠落が神の「ご褒美」によるものだと判明したわけで、実は意外と若い可能性も出てきたんだよな。まぁ、あのドワーフに聞けば全部わかるか。
PR まだまだジョナス! 第5話。なんかもう、ジョナスが出てくるだけでちょっと面白くなっちゃんだけどあんまりよくない傾向かもしれません。 前回あたりは独立したエピソードになっており、もうすっかりアン一座は安定した旅の職人(商人?)としてのスタンスを確立しているように見える。何しろシャルの野郎がもうデレというか、騎士気質を隠すつもりもなくなってしまっており、今でも口は悪いままだが、アンに危害を及ぼそうという(思えば1話目くらいですでに終わっていたかもしれない)企みは一切無くなっており、アンの方もシャルはすっかり自分のナイトだと思って安心している。ミスリルだって最初からずっとアンの味方のままなわけで、そこに不安要素が何一つ無い。さらにアンの腕前は王国で認められ、歴戦の職人からも一定の評価を得ている確かなもの。まだまだ旅の後ろ盾がない部分だけが不安かもしれないが、きちんと仕事さえ選べば、食うに困るということもなさそうだ。まだまだ幼く見えるアンだが、もう自分の腕一本で食っていける立派な「商売人」なのである。 旅の道中もなんだかんだと賑やかにしており、このまま次の品評会までただ修行がてらの仕事をこなすお話になるかと思いきや(いや、思わんやろ)、次の街でのお仕事は、なんとまぁ、随分移動したと思ったのにまさかのジョナスとの再会。もう、これって運命じゃないですかね。あんだけ残虐無道な方法で殺そうとしてきた相手を前にしてもアンはせいぜい憎まれ口を叩く程度だし、ジョナスはジョナスで、あんだけのことをしてたはずなのにいまだに面の皮が厚く、身内連中にはアンの悪評を広める始末。本当にどこまでもクズな奴。ただ、どうやら実力はそこそこあったようで、最初の審査を乗り越えてよりにもよって1つの依頼を2人で受ける形になってしまった。普通に考えたらこんな男の隣で絶対作業したくないと思うのだが……アンはもう、あの時のことは「そりゃジョナスが悪いわ。でもまぁ、生きてたからヨシ」くらいで終わらせちゃってる感があるんだよな。それはそれで凄まじく心が広い措置だし、ジョナスはジョナスで悪びれる様子もなく平然と仕事してる。なんだかんだで幼馴染の腐れ縁って、こんなところでも切れないもんなんだろうか……シャルたちも気が気じゃないだろうなぁ。 個人的に好きなポイントは、ちゃんと「ミスリルリッドポッド」ってフルネームで呼んであげてるアン。呼びにくすぎて、若干噛み気味。 実は好き、第18話。今作はこれまで一切記事を立てるチャンスがなかったんだけど、実は毎週楽しみに観てます。前クールが土日に集中しすぎてて辛かったんよね……今期はあんまり毎週何か書きたいっていう作品が定まらないので、半端なタイミングだけどなんとなく記事立て。 まぁ、わざわざ触れたってことは今週の展開が特に気に入っちゃったってことなんですけどね。今作の何が楽しいかっていう話はここですべきではないのだろうが、ざっくりまとめると「めちゃめちゃ分かりやすい」というのが一番の売りかな、と思ってる。サッカーってのはフィールドが広い上に人数も多くて、独自の良さを描こうとしてもアニメでは手に余ることが多い。そのせいで私は「サッカーアニメに名作無し」という持論を持っていたわけだが、それが崩れたのが最近の「アオアシ」。あれはとにかくキャラクターの内面に食い込んで青春ドラマとしての立たせ方がうまかったし、試合シーンでの焦点の絞り方もうまかったおかげで見ごたえのあるアニメになった。 対して本作は、「アニメ(原作なら漫画だが)にむかねぇなら、もうサッカーのルール自体を捻じ曲げちまえ」ってんであらゆる要素を捨象し、サッカーの中でも面白そうな部分を強引に絞り出し、そこだけで見せてくれる。11人での試合も一応あったが、やはり最近の2対2とか3対3の方が面白さが分かりやすいですね。さらに、個々の能力についてもあり得ないくらいに的を絞ってしまい、もう、1人1能力と言えるくらいに要素を切り捨ててしまっている。おかげでサッカーじゃなくて「なんかサッカー的なスキルを持ってる奴らの喧嘩」にまで次元が転換しているので、余計なことを考えずに能力バトルを楽しむことが出来る。さらに、個々の性格を全員「エゴイスト」にしてしまうことで動機に関わるドラマ部分まで大胆にシェイプアップ。みんなして「俺が勝ちたいから」を最大のモチベにしたキャラで、そのぶつかり合いの中で「どんなエゴイストなのか」という差別化を図るというのはなんとも大胆な設定である。 そうすると、「どっちのエゴが大きいの?」というエゴ量でのマウントの取り合いになるのだが、そんな中での成長譚でいい味出してくれたのが、今回メインとなったバロウだった(今作のキャラはみんな名前が変なのでカタカナ表記にします)。典型的な俺様キャラだったのに、まさかの敗北から主人公・イサギたちのチームに入る。寝食を共にしてちょっとお茶目な要素を発揮してきたと思ったら、あれよあれよと成長するイサギたちに置いていかれ、一気に「下手くそ」扱いまで格下げ。イサギの成長力が尋常じゃなさすぎるのであまりにもあり得ない展開なのだが、それでもこの作品なら納得できてしまうのがお見事な力技。そして、どんどん自分が通用しなくなって「キング」の座を引きずり下ろされたバロウのヘナヘナ具合がとても可愛い。負け犬になって嘲笑われちゃうバロウくんのぐにゃぁな世界がとても愛おしい。まさに「エゴ量マウントバトル」という意味不明な今作のコンセプトの真骨頂である。 そこまでズンドコに落とされたからこそ、そんな絶望的な状況からも立ち上がるキングの雄々しさも際立つというもので。ほんと、捨てキャラがいない「全員主役」のサッカーアニメが成立してるのがすごいよね。 ちなみに、ここまでのお話で一番好きなキャラが誰かと言われたら……そりゃもう久遠よ(性癖ィ)。 とにかく画面がキモい! 第30話! いや、今に始まったことじゃねぇけど……完全に伊藤潤二作品ですやん……最近のアニメでここまでキモい画面は「闇芝居」の止め絵くらいでしかみたことないぞ。 いやまぁ、でもそれら全て原作再現ですからねぇ……うじゅるうじゅると溢れかえるカタツムリの作画、なんの罰ゲームだよ。最初に警官からこぼれ落ちるシーンは「流石に量多すぎるやろ!」っていう突っ込み待ちだったけど。そして、今回のお話だけでは何故カタツムリになるのかっていう謎解きは行われませんでしたね! まぁ、謎を説明されてもさっぱり分からないのはいつも通りですけどね! みんなさ、エルメェスが「分かりかけてきたぞ」って言った時に期待するじゃん。「おっ、何か手がかりでもあったのか?」って。でもその後に待ち構えるのはさらなる謎というか、「いや、そこ知りたいわけじゃないねん」みたいな展開で……。 ちなみにカタツムリ以外の画的な見どころはなんといってもヴェルサスの顔芸である。正直、何回も書いてるけどこの辺りから読み返しの回数が少ないパートに入っているのでヴェルサスの顔ってあんまり印象に残ってなかったんだけど、こんだけ色々と愉快な表情を見せてくれてたんだねぇ。アニメの一枚画にされると「あぁ、こんなコマあったなぁ」って思い出せるのが嬉しい。それこそカタツムリ形態のヴェルサスもね。バトルの要素が割とどうでもよくなっている状況なので、あとは愉快な画を全部ギャグとして受け入れていけばいいんじゃないでしょうかね。カタツムリの謎はまだ分かってないし、此の期に及んでエンポリオの能力だっていまいち何が起こってるのか分からん。「カタツムリ化して遅くなった」という問題を、ヴェルサスが認識できない程度のスピードで解決できてる徐倫の機転だって考えてみりゃおかしい。何がおかしいかもよく分からなくさせて押し通す、ビバ・荒木マジック。 ところで、この辺の話の展開順をもう忘れてしまってるんだが、「お先にブルルン!」ってもしかしてカットされた? ……いや、別に見たいシーンでもねぇけど……。 呪いってつまり羊宮ボイスのことなのではなかろうか……第6話。あの声聞いてたら、そりゃ魅了の効果くらいはあると思いますよ。問題は、対抗の石見ボイスも同じように魅了効果があるので相殺しあうことくらい。ちなみに千本木ボイスには魅了の魔力は無いですが、なんか別な能力持ちの可能性はあります。 今回はユフィとのいちゃいちゃ少なめ。その分がどこにいくかと思ったら、なんと例の婚約破棄がまだ尾を引いていたってんで事故調査委員会からの結果報告がもたらされることとなった。ほんと、今作では「婚約破棄」をとにかく詰めていこうという姿勢が容赦ないですね。なろう世界では単なるお約束だから、てっきりステータスオープンするのと同じくらいに気軽に婚約破棄してハイおしまいになると思っていたのだが……どうやら、そこには単なる痴話喧嘩以上の何かが含まれていたという。 こうなってくると、俄然気になってくるのは「バカ王子」ことアルガルドがどのような人物であるか、という部分である。今回アニスは堂々と「バカなんだけど」と漏らしていたが、これはアニスにとっての本心なのか、それとも単なる軽口だったのか。アニスは自身が魔法を持ち合わせていないという体質だったため、余計ないざこざが起こらないようにさっさと隠遁して弟の王位継承権を確立させたはずなのだが、それって弟の才覚を信頼してのことではなかったんだろうか? 姉があんな跳ねっ返りなもんで、肩身の狭い弟さんはそりゃまぁ多少性格が歪む部分はあっただろうが、そうした鬱屈した部分を除いて考えた時に、国を任せるにふさわしい人材だと考えていたのか否か。少なくともこれまでは「かわいそうだし、なんか婚約者の選択を間違ってしまったかもしれないけど、一応は気骨もあるし野心もある若者」くらいに見えていたのだが……なんか、今回ラストで怪しい雰囲気を出し始めちゃったんだよな? いくら姉弟の仲が悪くなったからって、国を転覆させるようなダメなこと考えちゃうようなら大問題ですよ。 今回の「真相究明」により、アルガルドが血迷ってしまった原因の一端は厄介体質のレイニ嬢にあることが分かった。こんな体質の人間がそこらじゅうにいたらたまったもんじゃない気もするが、どうなんでしょうね、案外人間社会でもこういう人ってちょこちょこいるのかもしれませんね。それこそスタンド「サバイバー」のように、特に意図せずに周りに諍いが起こりやすくしちゃう「体質」。どうやらレイニ嬢に自覚がなかったのは間違いないようなので、本当に今回のゴタゴタは「不幸な事故」という結論に。であれば、アルガルドがその事実を受け入れさえすれば、一応ユフィによりを戻す可能性もゼロではなかったはず。ただ、アルガルドのあの性格からして、あんだけ大々的に婚約破棄を発表しちゃったら、たとえ事実がどうであれその宣言は覆らないんだろうね。そして、そのわずかな可能性すら、今回のCパートで全部消えた気がするもんね。弟が本当にダメなルートに突入しちゃうと、アニスはユフィとレイニの両方の面倒見なきゃいけなくなるな……もう、百合ハーレムじゃん。 ついでにハーレム要員としたはいささか物騒だが変な友達、ティルティも1話目ぶりに再登場。やっぱこいつもだいぶ問題児。変態と変態が歪み合いながらも通じ合ってる雰囲気も悪くないですね。王女様の背中にもんもん入れることに躊躇いがない友人、どうかしてる。ま、2人して楽しそうなので結果オーライなんでしょうね。メイドのイリアさんは、大事な姫さんの玉の肌を傷つけられてどう思ってるんだろう(今更もうどうでもいいと思ってそう)。 今年もやりましたよ。えぇ。ただ、これだけは伝えておきたいんですが、これって結構面倒な作業なので、やらなくなったとしてもそっとしといてくださいね。1000人以上ものデータを全部手作業で確認していくの、結構神経使うんだわ……。あと、ここに掲載してるデータだけ読んで満足する人が出てきてしまうと、そのせいで買わない人が現れ、せっかく毎年名鑑を作ってくれている声グラさんに失礼だな、という意識もあります。ですので、内容が気になるファンの人はちゃんと自分で買って手元に置いといてくれ。それはおっちゃんとの約束だ。資料的価値は高いのだし、100ページ近いリストが付録でもらえるのって、めっちゃお得だと思いますよ。 というわけで、今年も数字の部分から見ていくが、この度掲載された女性声優の人数は総勢1039名! まー、増えた増えたとはいうが、改めて毎年呆気に取られる数には違いないですな。ただ、昨年時点で1000人の大台に乗せてしまったので、今更どうということもない気もしてくるな。実際、ここ最近の増加数は過去5年で「49人増→47人増→60人増→48人増→48人増」と50前後の数字で安定していたが、今年の増加幅は36名とここ数年では少ない方だ(1ページの掲載数が12人なので、それに合わせた加減になっている)。これが何を意味するのかはまだ分からないが、多少なりとも飽和状態の業界状況が改善されればいいな、と思うような、もうそういうもんだと割り切って好きにしたらええがな、と思うような。こんだけ「声優なんて寡占産業だし、新人はマジでキツいで」という認識が広まってるはずなのに、まだまだ声優ビジネスって賑わってるんでしょうかね? 個人的には「過当競争が激しい」→「生き残った役者の質が上がる」という蠱毒みたいな概念は割と信じてる方なので、まぁ、好きにしたらええとは思う。 一応去年分から転載して数字を付け加えておくと、2010年以降の数字の変遷はこんな感じ。536→ 536→ 548→ 596→ 644→ 680→
IN(50名) 相川奈央 青木志貴 青木陽菜 麻丘真央 雨夜音 稲垣好 今泉りおな 入江麻衣子 梅澤めぐ 絵森彩 大熊和奏 佳原萌枝 清井美那 櫻井智 佐藤実季 椎名桜月 四条月 白河みずな 鈴原希実 須藤叶希 相馬優 田中貴子 月城咲舞 ながえゆあ 永瀬アンナ 中村カンナ 南雲希美 七木奏音 根岸実花 野崎結愛 後本萌葉 野中ここな 花宮初奈 塙有咲 原涼子 春川芽生 春村奈々 菱川花菜 古木のぞみ 真野美月 水野朔 望月りの 森下千咲 薮島朱音 山口茜 結木梢 羊宮妃那 吉宮瑠織 Raychell 若松来海
まずは「昨年度掲載されておらず、今年は載っていた名前」から。ほとんどの名前は順当に新人枠で、昨今の風潮として「ソシャゲキャラデビュー」というのが一般的である。具体名まではもう追わないが、ざっと確認したところ「ウマ娘」「リステ」「セレプロ」といったアイドル起用での新人が多い。まぁ、いかにアニメのキャパが増えたとてアニメでレギュラーを勝ち取るのは未だ茨の道であり、ここに掲載されてから本当に名前が売れるまではワンステップを必要とするということだろう。そんな中でも世間的に注目を集めるのが、例えば「DIY」で主演を務め、「水星の魔女」でもデブさんを好演した稲垣好や、立て続けに「後宮の烏」の主演と話題作「ぼざろ」でスターダムにの仕上がった水野朔。いつの時代もこうして綺羅星のごとく現れる新人ってのはいるもので。そしてそんな中でもトップ中のトップがなんといっても羊宮妃那。そうか、去年の時点ではまだ掲載されてなかったんや。年に1人出るか出ないかってレベルの突出した才能ってのはこの辺のことを言うのだろう。 宣材写真を見ていて目につくのは同じ制服を着た一団で、確認すると「ナナニジ」がボロボロとリタイアを出しつつも次なる弾を装填し、さっさと第二陣を送り出してきたらしい。「一昨年登録、昨年削除」というひでぇ状態のメンバーが5人もいたのに、今年は新規加入で一気に8人を送り出している。この辺りはいかにも「使い捨て」のイメージになっちゃうよねぇ。そして一気に加入といえばなんといってもLiella!の1年生枠で、絵森彩・大熊和奏・鈴原希実・薮島朱音と綺麗に4人揃っての初登場。こちらは脱落せずに残って欲しいものだが……まぁ、ラブライブ声優は今のところ削除された人間はいないので大丈夫だろう。 他に気になる名前をちょっとずつつまんでいくと、入江麻衣子というのは志崎樺音の降板によって新たにハピアラに加入した子とのこと。当然のことながら声優というよりピアニストっぽい経歴だが、少なくとも現時点で「D4DJ」を聴いてる分には悪くないわね。バンドリ界隈だとRaychellもいよいよ声優名義で登録。まぁ、チェルさん下手な新人よりずっと安定して仕事できるからなぁ……。菱川花菜はキュアプレシャス役。キュアエール役の引坂理絵が掲載までだいぶ時間がかかってたけど、こちらはちゃんと1年目で載っている。原涼子ちゃんはなんとあの「ばらかもん」でなるちゃんを担当していた子役上がり。どうやら最近アイマス界隈で起用されたとか。こうして過去に子役で出てた子ががっつり声優として身を立ててるのを見ると嬉しくなりますね。ちなみに「ばらかもん」繋がりだと、こちらは新人でもなんでもないのだが何故か古木のぞみが今回ようやく初掲載。何故こんなにかかってしまったのか、この辺の基準はほんとに謎。そして山口茜はなんとあの山口勝平の娘さん。こないだジャンプの落語漫画のボイスドラマで共演してて親子対談とかしてましたね。2世声優もじわじわ数を増やしているなぁ……。 そして一際異彩を放つのは櫻井智の名前。「2008年で一度名鑑から削除」→「2014年に一度復活」→「2017年に再び削除」→「今年3度目の掲載」という激動の経歴である。引退したり、復帰したり、大忙しだ。 他にも相変わらずいろんな見どころがあります。是非買って自分の目で確認していただきたい。個人的によく分からんけどツボったポイント ①去年笑ってしまったVTuber声優、ガワが変わって去年と全然違う顔が掲載されている。 これ、毎年適当な画像載せてたら名鑑の意味ない気がするのだが……逆にこれも歴史的価値があると見るべきか? ②鹿野優以、ついに観念したのか宣材を変更。 まぁ、「まだ活動してんのか?」ってレベルで声は聞かないわけだが……多分去年までずっとデビュー直後の宣材だった気がする。こまめに写真変えるか変えないかで、その人や事務所の名鑑との向き合い方がなんとなく察せる。 ③「ラ行」が1ページにまとまっててインターナショナル。 流石に「ラリルレロ」の声優なんてほとんどいないので、毎年だいたい1ページに収まってるんですよ。「ラマルファミッシェル立山」に始まり「Liyuu」→「劉セイラ」の中国ゾーンを超えて「Lynn」→「Raychell」→「レニーハート」と続きます(1人生粋の日本人がおるな)。ちなみに、この並びに書いてないけど、実はもう1人、生粋の日本人が間に挟まっています。さて、誰でしょう? 名鑑を確認しないで分かったら、あなたは相当な声優マニアです。
OUT(14名) 秋月美穂 飯野美紗子 伊藤実華 梅村あかね 片平美那 菅まどか 清水茉菜 鈴木陽斗実 高橋菜々美 前島亜美 嶺内ともみ 森友莉世 吉岡美咲 芳村れいな
対して、「昨年度掲載されていたが、今年は載っていなかった」名前は上記の14名。確認していくと、やはり事務所の退所が主な理由のようだ。調べてみたら「NOW ON AIR」というアイドルグループのメンバー、そのうち鈴木陽斗実という人はガンが原因での早逝とのこと。自分で確認しておいてなんだが、やっぱりそういう人もいるんだよなぁ、というので少し悲しい。このグループのメンバーはさらに飯野美紗子・片平美那の2名も事務所を退所し、グループは活動休止しているようだ。去年まで「いとうみか」「いとうみき」「いとうみく」という綺麗な三連星を形成していた伊藤実華という人物も退所が理由か。あまり活動履歴も確認できないので、事実上の引退みたいなものかもしれないが。 その他、退所ではなく「廃業/引退」を宣言している例も何件かあり、確認できたところだと菅まどか、高橋菜々美、そして嶺内ともみの3名は芸能活動から足を洗ったようだ。嶺内ともみはもっと活躍を見てみたかったので残念ですね。そして当然ここで触れなければいけない前島亜美の名前。事務所を退所しているのだから当然の処置ではあるのだが、今後あみたが芸能活動に復帰することはないのだろうか。続報が待たれる。 そんで、個人的に妙に気になるのは秋月美穂・梅村あかね・芳村れいなという3つの名前。知らん名前ではあるのだが、確認したらこの3人はどうやら同じ事務所に関係しているらしい。それが去年もちょっと触れた「ラベリテプロ」という事務所で、正直どういう事務所なのかが調べてもよく分からんのよ。公式のTwitterとかも数ヶ月に1回しか更新してないし。今回まとめて名前が消えたというのは、どういう事情なんだろう。 あ、ちなみに貴家堂子さんは元々この名鑑には載ってません。長年のお仕事、本当にお疲れ様でした。
えっ、やめるとこまで行くんか……第5話。てっきり剣道部との兼部くらいだと思ってたのに……想像以上の純愛やんけ、すげぇな南雲。 ラストの衝撃が大きすぎてせっかく感動的な試合を展開してくれていたAパートの記憶が薄らいでしまったが、スポ根アニメなのだからやっぱり試合の展開を楽しみたいところですよね。因縁の対決となった永遠VS天音については、下馬評通りに永遠の辛勝。どうやって憧れの先輩を乗り越えていくかと固唾を飲んで見守っていたが、見事な二段切り返しのスゴ技で相手の読みを1手上回っての見事な勝利。なかなか見にくいはずの柔道のモーションの中で、きちんとどの辺が凄かったのかが分かりやすいモーション作画も丁寧で実に良い。先輩が「あの日の永遠」のことをしっかり覚えており、それを乗り越えんと見事なカウンターを放ったところまでは良かったが、天才・氷浦永遠はさらにその上をいった。お互いに「相手が自分を超えてくる」ことを前提としてしっかりそれを乗り越えたという、認め合いの勝利である。 そして決勝。未知の大舞台は一番未知らしい幕引き。これはまぁ、最初の方で言うてた「1年生ばっかりで、練習設備もろくにない新設柔道部でどんだけ結果が残せるもんか」という文句にもなんの問題もなく答えてくれる結果になっている上に、園田未知というキャラクターの戦いの結果としても不満が無い、非常に良い落とし所。あそこで守りに入ってたら、そりゃ未知じゃなくなっちゃうもんねぇ。外野も含めて部員が全員一致で攻め続けることを望み、その果てに相手部長の技に一日の長があった。この負けでまた未知が成長できるというのなら、1年生の春に1回負けるくらい、どうということはない出資になったんじゃなかろうか。多分、あそこで勝ってたとしても残りの試合で早苗がついていけなくなってたよ。 開始5話目にて既に大きな大会が1つ終わるというスピード展開だが、ただまぁ、高校の部活のペースってまじでこれくらいなんだよな。普通に2年生3年生がいる部活だったら、1年生の春の大会なんて無いようなもんだしな。弱小であるおかげで、ここでしっかり試合経験が積めたのは珍しい事例なのかもしれない。まぁ、個人戦はナンボでも出たらいいけども。 そうして1つの大会が終わった余韻が残る……はずだったのだが、なんとAパート終わりのラストカットは、晴々とした部員たちの顔とかではなく、部外者のはずの南雲の決意を込めた表情だったという。もう、このアニメは全部南雲を中心に回ってるんじゃなかろうか。色々と意味深な「同性間の感情」が渦巻く今作、そんな中で最もストレートに突き進み続けている女、南雲安奈。そしてその速度はますます高まり、いよいよもって大きな動きを見せることに。……いやぁ、せっかくだから剣道を続けた方がいいと思うのだけど……でも、思い立ったらもう止まれないタイプっぽいんだよなぁ……そこまでして未知といたいってことなのかよ……こればっかりは青春の情動ですので、どうしようもないです。周りの人たちが彼女の決心をどのように捉えるのか、勝負は次回。 気づけば王家姉弟はどっちもプリキュアかぁ……第5話。世界は全てプリキュアで出来ている。 先週怒られたからもうちょい何か有意義なことを書こうかと思ったのだが、やっぱり今作は分からんことしかないので……「分からん」しか書けねぇんだよな。一応、改めて分かったこと、分からないことはまとめていくしかないのだけど、ちょっと展開がダレてきているので、来週どうしたもんかは決めかねる。 まず、雪海についての情報更新。今回カイナたちが海底ならぬ雪海底を進んでいたのでいくつか情報が増えたといえば増えた。まず、雪海の中では会話は出来ない。これはまぁ、普通の水中と同じ理屈だろう。別に水が音波の振動を伝達しないわけではないが(むしろ水のほうが空気よりも伝導率が良いのだが)人間の発生器官は水の伝導率に最適化されておらず、まともに音を伝えることが出来ない。ボンベを背負った状態の雪海の中は、おそらく声を発することは可能なのだろうが、それがうまいこと相手に伝わらないということだろう。ただ、それが「伝導率の違い」によるものなのかどうかがちょい微妙なのは、カイナもヤオナも、雪海の中でもほぼ地上と同じくらいの効率で飛んだり跳ねたり出来てるのよね。カイナのボウガンも地上と変わらぬ精度で使えてたし。となると、雪海に満たされた物質(便宜上、今後これをユキと呼称しよう)は水と違ってほとんど抵抗がない。となると、ユキと空気の音波伝導率もほぼ似たようなものであると考えられ、そうなると何故音声が伝わらないのかはよく分からないのである。 また、ヤオナの案内でたどり着いた雪海への入り口が「もう雪海よりも下」と言われていたのもよく分からない現象である。雪海と大気はいわゆる気圧・水圧と同じ関係性でその接点が維持されていると考えられるわけだが、普通に考えたら水面の高さは一定でなければいけないはずで、あの軌道樹の下の方にまで空気があったのはどういう構造なのかがよく分からない。「空気だまり」のような場所は、まぁ、後から水深ならぬユキ深が上昇したってことなのでその際に偶然残された文字通りのエア・ポケットなのだろうが、王国から梯子で移動できる場所にそうした「たまり」のような部分が残っていたのは不思議といえば不思議。 そして、やっぱり不思議なのは酸素ボンベの秘密。「空気の実」とやらを中に詰めることでそこから酸素が供給される仕組みなのだろうが、この装置、「排気」がほぼないのである。つまり、現実の酸素ボンベのように圧縮空気を効率的に梱包した構造ではなく、「空気の実」とやらがタンク内で吸気と排気を循環させて維持しているようなのだ(よく見ると、たまに口元のマスクあたりから排気っぽいものが見える時もあるので100%の交換率ではなかろうが)。とんでもなく優秀な仕組みなのだが、これを天膜育ちのカイナが持ってきたという謎が深まるばかり。「空気だまり」の存在が知られていたり、雪海の下から人類が上がってきたという歴史があったり、おそらくこの世界の人々は「雪海の中に入る」ことは考えていたはずなのだが、そうした装置が地上に残っておらず、精度の高い維持装置が天上にのみ存在していた。普段、カイナたち天膜の住人はあのボンベを何に使っていたというのだろうか。 その他、「雪海の中には魚のような生物がいる」ことや「地上は地上で、雪っぽいものが降っている」という情報も新しく出てきた。あのお魚たちは……どういう存在なのだろう。まぁ、雪海馬みたいな変な生物もいたのだから、この世界に版図を拡大し続ける「雪海育ち」の生物が増えることは進化の過程としては必然なのかもしれないが。「地上に降る雪」に関しては、当然水分は含まれていないと考えられる(もし普通に水であるなら、水不足緩和の役にたつのだから無視できないだろう)。とすると、多分あの雪は「ユキ」で出来ているはず。そしてそれが蒸散しないとすれば、なるほどヤオナの言っていた「雪海は上昇している」という話とも整合性が取れる。この世界は、水ではなく、しかも人がその中では暮らすことが出来ない厄介な「ユキ」が少しずつ積もっている世界。なるほど、ちょっと見えてきたかも。 まぁ、それはそれとして、カイナたちの「交渉場所もよく分からん状態で、見切り発車で雪海に飛び出した挙句に目的地ミスってダメだった」「しょうがないから一か八か、どこに行くかよく分からない魚(?)にモリを打ち込んで移動に使った」「まぁ、その時点で時間切れだったからあんま意味ないけど」などの行動がどうにも場当たりすぎていまいちついていけないのだけど。この世界の住人、どこまで先を見据えて行動してるんでしょうかね?
エンドカード見て「まぁ、渡辺明夫が描くとしたらやっぱそのキャラになるよな……」という納得があった、第6話。八重歯、お膝に絆創膏、死ぬまで変わらぬ属性であってほしい。 さて、1話目で衝撃を受けた今作だったが、正直、作品クオリティになんの不満もないけど特にいじるポイントも無くて記事としては立てていなかった。今回はいつにも増して性癖温床のオンパレードだったり、新キャラ2名を追加して放送も折り返しという節目のタイミングということで一応触れてみた。ほんと、ハイクオリティで放送してるせいで許されてる感はあるが、冷静に考えると実に異常性の高い、キワキワな作風で攻めてるのは違いない作品である。視点次第では確実にエロ漫画なのでアウトはアウトなんだよな。 先に処理しておきたいのは、今作最大の焦点となるまひろの精神性である。本来ならば外に出ることすら滅多にないヒキニートだった「お兄ちゃん」が、みはりの数々の調教を経て、ついには学校に通い出すまでになった。ふつーに考えれば学校なんて朝ははえーわ時間は管理されるわコミュニケーションは強制だわ、ヒキニートにとっては鬼門でしかない存在。私自身に当てはめて考えてみても、今この歳になって小中学校のような規則正しい生活に戻れと言われたらまっぴらごめんである。であれば、まひろは「中学に行け」という指令には一も二もなくノーと答えるはずなのだが、「勢いに流されて」とは言いつつも、気づけば無事に登校している。これはやはり、幼女化以降時間が経過し、何人もの人間と新たな交流を持ったことで、まひろの精神性がどんどん変化していることの証だろう。まひろが「変えられた」のは性別と年齢。年齢に関しては「もともと幼稚な精神性だった」という可能性もあるが、やはり相応の中学生マインド(それも幼い寄り)に変化しつつあり、今では妹の背中に隠れるなど、兄目線では絶対やらないようなことも平気でやっている。そして性別に関しては、男子トイレのエピソードなどで分かるように習慣的な部分では時折「男」が顔を覗かせるが、それでも着実に女の子に変化しつつあるということだろう。 何が怖いって、「薬の影響」でそうして本人も気づかないうちに精神面でも変化を強制されているという部分である。今回みはりは「薬が残っている」という表現を使ったが、これだけ持続的に幼女形態が保持されているのは、もう薬の成分が残存しているとかではなく、体組成そのものがすでに変化してしまっているということであり、もし元の状態に戻りたいなら、「薬が抜けるまで待つ」はもはや意味がない。おそらくみはりに依頼し、逆の効能を持つ新たな薬品を開発する以外ないだろう。アポトキシン4869をパイカルで中和するような真似はできないのである(あれも原理は分からんが)。そうなると、あとはみはりにどの程度「戻す」モチベがあるかって話になるのだが……現状、みはりの当初の目的って力づくで兄の現状をぶっ壊して真人間に更生させることだと思うのよね。要所で「実は兄のことは尊敬していた」風の描写が見えるので、最終的には「ちゃんとしたお兄ちゃん」を復活させたいと思ってるのだろうが、どうにも幼女まひろを相手にして可愛がってるうちに愛着が湧いてる節もある。みはりは「兄」と「妹」のどちらを最終的に選択することになるんだろう。当のまひろは、多分どっちでもそこそこ幸せにやっていけそう。 で、そんな幼女兄の動向の中に様々な倒錯シチュエーションを盛り込むために病巣の深い作品になっているわけだが、何故か知らんがすでにおもらしシチュエーションが2回目。いうほど女子中学生って漏らすか? まぁ、男に比べると女性の方が尿意を我慢するのが苦手、なんてデータもあるようなので、身体の変化についていけなかった結果なのかもしれませんが……単に作者の性癖だよなぁ……。そして性癖といえば、今回投入された新キャラはシンプルに属性鬼盛り。バカな子(朝日)の方は真っ直ぐで特に捻らないキャラだが、その脇に控える内気属性の子(美夜)が中学生女子にして「同級生の百合フェチ」というあまりにもあまりにもな設定。そしてそれに合わせるかのように、もみじがどうにも過剰な独占欲をまひろに対して発揮しているという。あれか、結局津田ちゃんボイスだとユルい百合がゴールか。さもありなん。 ……こうしてみると、なんぼでもいじるポイントはありそうだな……。
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧 |