最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
えっとね、なんか、グッときますね、第22話。突然の記事立てで申し訳ないんだけど、ほら、1期を酷評してた身としては、「最近割と楽しんで観てます」っていうのは一応報告しとかなきゃいけないっていう義務感に駆られまして……。 まー、終わってから最終感想で全部書いてもよかったんだけど、少しでも最終回ラッシュの時期の負担を軽くするために今感じてることは今書きます。まず、1期から大きく変わったのは、そりゃまぁ「ストーリーがクライマックスだから」というただ1点ですね。もう次回が「最終決戦」ってことで2クールで完結するお話だったみたい。「そんなあっという間なんかい」と思って確認したら元のアニメシリーズはやっぱり4クール(1年)あったし、今回のシリーズが超駆け足ということなのか、それとも原作に忠実に必要な部分だけをアニメ化したら2クールで済んだのか。とにかく、2期に入ってからの展開ったらそりゃもう超特急でね。あまりに突き進むもんだから青山くんの属性がコロコロ変わって「どれがほんとのお前やねん」と戸惑ってしまうくらい。 でもまぁ、やってることは割とお約束な展開なのでそこまで混乱することもなく、「あー、確かにセーラームーンとかもなんだかんだでハードな展開が多いよなー」と思い出すような辛さをどんどん積み重ねていく、少女漫画では案外ありがちかもしれない「意外と現実の厳しさ容赦無く叩きつけるやつ」である。そんでね、今作のいいところ(?)は、相変わらず普段の画はゆるいんですよ。「これで作画リソースもうちょい割けてたら『ダイの大冒険』くらいのリメイクは成立したんじゃねぇの?」と同情しちゃうくらいに映像としては微妙な作品なのは間違いないのだが、そのユルさもあり、今回みたいなドシリアスのシーンでのエグい演出が結構映える。今回はいちごの大反逆シーンがグレンラガンばりの白飛ばしだったし、その後のみんとにぶん殴られるシーンでの絶望顔が、メインヒロインがやっちゃいけないレベルの顔だったのはかなり本気の仕上がり。実に嗜虐心をそそるいい面構えになってまして、オチもの系の嗜好が刺さる人には良い燃料である。こういうところをちゃっちゃとやりたい作品だったのだとしたら、ここまでの20話も無駄じゃなかったのかもしれない。 まぁ、元アニメのファンからしたら短すぎて「手抜きリメイク」みたいに言われちゃうのかもしれないけど……長ければいいってもんでもないし、初見視聴者はこれでいいと思っとるよ。
PR 清く正しく水着回! 第9話。なんか、真っ当な意味で女子高生の水着回があって素直に「わぁい水着回だぁ!」って思ったの久しぶりかもしれない。 最近のアニメは温泉回や水着回を惰性でやりすぎなのだ。「とりあえず1話入れとくのが常識なんでしょ?」みたいな面で意味もなく水着にするだけで終わってしまう。それではダメなのだ。もっとこう、自由でなくちゃ……。いや、自分でも何が言いたいのか1ミリも定ってないのだが、今作における水着回はとても良い。何がいいって、ちゃんとエロいことだ。昨今の水着回は、「もう水着なんてどうでもいいくらい普段からエロいことしまくりやんけ」みたいな興醒めアニメとか、「このアニメに求めてるのはエロとかじゃないんだよなぁ……分かってねぇなぁ……」みたいな感想が出がちで、おそらく今作はどちらかというと後者寄り。別に水着なんて無くても伊咲たちの健全な恋愛だけで特に何の不満も無いのだ。しかし、いざクラスメイト連中が揃って水着になり、恥じらったりはしゃいだりしているのをみたら、「おっ! エロいやんけ!」という気持ちになれた。この「ま、まぁあるならあるでありがたく受け取っておくんだからねッ///」くらいの恥じらいがある感じでちょうどいいのである。また穴水の日焼け跡はいい具合にフェチぃですし、本人は喜ばないだろうが、伊咲が傷跡を気にしてるところなんかも「別に見せてもいいのに」と思えちゃうキュンポイントだったりする。健全にプラスされたエロが一番良いのです。そう、メジャーセカンドみたいにね。……あれはもう最初から不健全一直線でしたか……。 というわけで思ってた方向とは全く違うところから満足感が飛んできた今回。しかし今回はその予兆はあったのかも。何しろ冒頭が伊咲のお姉から始まっており、この姉が無駄にエロかったのだから。まぁ、伊咲も潜在的なエロさはかなりの注目株だし、同じDNAを持つ姉がエロくないはずがないのだ……ちなみにCVは雨宮天である。ミューレの先輩後輩の共演は何故かいつもワクワクするな。ちなみに白丸先輩だって今回は水着姿を披露してくれているが、彼女の場合は「そうか、うつ伏せに寝ても別に苦しくないんだね……」という方が気になっちゃうプロポーションなのであんまり。彼女に何かを求めると倫理的に問題がありそうなのであんまり触れないでおくが、とりあえずめっちゃいい先輩なので大事にしてあげてください。あとちゃんと布団で寝てください。 こんなエロい女の子たちに囲まれ(?)、丸太は着実に合宿準備を進めていく。ずいぶん気合が入っているように見えるのは、やっぱり観測会での悔しさが残ってる部分もあるんでしょうか。何かに向かって一途になってる男の子を見るのは伊咲もきっと楽しいことでしょう。今期もいろんなアニメで「さっさと爆発しろよ」と思うカップルが登場していますが、トップ争いをしているのはこの2人だと思ってます。対抗は「おとなりに銀河」の2人。みんな、宇宙を眺めていい恋愛をしよう。
今更気づいたんですがちゃんとちゅ〜るのCMも流れてましたね、第9話。いや、いつから流れてたか定かじゃないけど。提クレがずっとポニキャ1社だけだったので見落としてただけかもしれん。(だからなんだ) Aパート冒頭、よぞらとしたいフィアナ。綺麗なおねーさんが完全にとち狂っている様子は実に滑稽だが、冷静に考えればそもそもリザの時点で「綺麗なおねーさんが完全にとち狂ってる」カテゴリだったので2倍おかしいというだけだった。リザはよぞらとの生活もだいぶ長くなってるはずなのだが、まだろくすっぽ撫でられないような関係性なのか……よぞらがほんとに人懐っこい猫でよかったわねぇ。「おいで」って言って素直に膝に乗ってくれる猫って結構レアだと思うわよ。どんだけ仲良くても気分次第みたいなとこあるし。それにしても、今更だけどただただ誰かが猫を愛でている様子だけを描き続けて成立してる作品ってのもおかしなもんだよな……。いや、もしかしたら他の人から見たら成立してないのかもしれんが……。 というわけでもうちょっと成立しそうなお話として、いよいよガルミがウサギを飼っちゃうよ、というお話。まぁ結局飼い始めるまでの成り行きは今までのパターンとそんなに差は無いのだが、ガルミはラスタとの関係性もウサギ話で掘り下げてちょっとした友情を描いたような、そうでもないような。ラスタの方は色々と感じ入っていたが、別にガルミ側はそのことに気づいてないんだよな。まぁ、「純粋にいい子だった」ということにしておこう。 そして問題のウサギ・ひなたの方はというと……さっぱり動かない。そうだよな、やっぱウサギってそういうとこあるよな。とにかく鼻のとこだけヒクヒクし続けてるのは分かるのだが……猫みたいに色んな表情で変化を見せてくれるなんてことはそうそう無いわけで。私はそこがちょっとよく分からないままコミュニケーションが取れずに終わってしまったのだが、幸いガルミはその部分も含めて気にいったようだ。まぁ、猫みたいな存在だとガルミにとってはもふもふの供給過多になってぶっ壊れてしまいかねないので、動かない姿を見ているだけでちょうどいいのかもしれない。ついでにYouTube動画で謎のトークスキルも磨きまくっているようで、彩沙ボイスでひたすら愛を語るチャンネルはそこそこ人気は出るんじゃないかという気もしている。 ちなみにYouTubeといえば今回動画のバズらせ方みたいな部分にも多少言及していたが、流石に世にペット動画も溢れすぎているし、そんな中で再生数を稼ぐのは難しそうだ。どのあたりの可愛らしさを売り出していくかっていうのも差別化はできないだろうしなぁ。ちなみに、私は今回の話を見ていて「私はウサギの動画も猫の動画もそこまで見たいとは思わないが、宇宙でもあまり可愛い方じゃない種族である下等生物・人間の中でも最上級の可愛さを誇る上田麗奈ボイスなら聞き続けてもいいかもしれない」とかいう訳の分からない結論には辿り着きました。今作はそこの部分にもちょっと幸せ要素が混ざってるので。 なんかさぁ、最近はもうこのアニメのせいで猫欲がどんどん溜まってきて苦しいんですが……今日は仕事帰りに近所の道でだべりながら歩いてる猫3人(匹)組とすれ違ったので、とても幸せな気持ちになれました。野良で3匹連れ立ってダラダラ歩いているだけの図、結構レア。そしてそれとは全然関係なく、自らを慰めるために猫漫画も衝動買いしたりしてます。良い作品でした。↓
よかったアイシャちゃん生きてた……第22話。先週「お前何のために出てきたんや」とか言っちゃったからさ。生きててよかったよ。まぁ、無事今週正式に殺されたけど。 もう、ほんとに「単なる少年漫画」である。前回覚醒して無双するかに見えたイヴ。しかしバーストは諸刃の剣。その無理なショットは身体を蝕み、もう打ってはいけないとドクター(?)ストップがかかる。あの執事のおっさん、あまりに色んなところに便利すぎるキャラのくせして、レオの話だと裏の住人だったらしいやんけ。ゴルフメーカー、そんな胡散臭い奴雇ってて大丈夫か? まぁ、新必殺技を編み出しても回数制限を設けられるのは王道中の王道なので避けられぬ展開。霊丸だって最初は1発程度しか撃てなかったし、界王拳だって連打は身を滅ぼす。「バーストはもう打ったらあきまへん」と言われたらそれがルールなのである。いや、どういう身体の状態でプレイしてたのかよく分からんけども。相変わらずイヴはキャディに何も相談してくれないのよね。雨音さんがあれだけ濃密に葵と関係性を結んでいたのに、いまだにイヴはイチナに任せっきりにはできないようである。 一応、そんな可哀想なイチナが頑張ったんだよ、というのが最終日の展開。傍に安全装置を用意してなかったならイヴは序盤のホールからさっさと全力出して自滅してただろうからイチナがいた意味はあるはずなのだが、でも最終的にはリミッター解放許可出しちゃうのでどこまで信じられていたかが微妙な部分もある。最後の最後でなんかいい話っぽくして「2人のこれまでの軌跡があったからこそ、ついにこの困難を乗り越えられたんだよ」みたいな美談にまとめ上げようとしていたが、視聴者目線だと球数制限の話も今回聞かされたばっかりだし、イヴは毎回勝手に突っ走って力技で成功してたようにしか見えんから今一つグッとはこないんですけどね。まぁ、イチナさんが納得してくれてるならそれでいいや。 そうしてイヴは最後の最後までイチナに話していなかった最終奥義も披露してめでたくプロ入りクリアだ。レオのおっさんも満足してたし、もう今回で最終回でもいいくらいだが、本作最大の眼目である葵との対戦がまだ残っているので、残りの話数はそちらへの収束に全部使い切ることになるんだろうか。葵は葵で身体壊してたし、2人とも再会する頃には満身創痍で全然満足いく試合にならなかったらどうしよう。キン肉マンたちが「古傷だらけで大変じゃわい」って言ってた時みたいなロートルどうしの古傷の抉り合いみたいになったら嫌だぞ。 ところで、最終ホールの1打目のバースト、イヴが完全にスタンスに入った後にレオが怒鳴ってたのは完全にマナー違反というかルール違反だと思うんですが、運営側はペナルティとか与えなくてよかったんでしょうか。今更? そうね。 追伸:最後に感謝される人リストにちゃんと載っててよかったね、ヴィペールさん。
あーもうめちゃくちゃだよ、第20話。たった一発の煽りでもって地球宇宙を問わず大騒乱を巻き起こせたんだから、やっぱプロスペラさんの采配すげぇわ。 ガンダムが地球でどっかん。それだけで世論は大騒ぎだし、学園だって大きく揺れる。ついでに折悪しく(折良く?)シャディクさんの悪巧みも一気に明るみに出てしまい、「学園でノレアさん大暴れ」と「シャディクVSグエル、真の主人公はどっちだ対決」の2つの大立ち回りが時を同じくして勃発してしまった。 まずは御曹司対決の方から見ていこう。正直、あんだけ飄々と立ち回っていたシャディクさんに縄が回るのがいくらなんでも早すぎるとは思う。手がかりをつかんだのはグエルくんが地球で耳にした少年の一言がきっかけなのでマジで偶然の出来事で、流石にシャディクさんもそんなところから悪行が漏れ出すなんてあまり考えてなかっただろうし、いざそうしてテロの匂いが漏れたというだけで、一気に自分の周りに包囲網が敷かれるまでノンストップで突き進むとは思ってなかったんじゃなかろうか。一応、彼のことだから最悪の事態を想定した立ち回りはある程度やれてたとは思うのだが……最終的に目の前に立ちはだかったのがまさかのグエルだったというのが最大の誤算だろう。 別に戦って負けるからとか、そう言う理由じゃない。多分、世の中でシャディクが一番上っ面のままで接することができないのがグエルなのだ。付き合いの長さもあるし、今回ぶちまけてたような「ええとこのスペーシアンのボンボン」に対するやっかみが大爆発するのもグエル相手だと一番ダイレクトになる。そして、グエルさんのこれまでの立ち振る舞いから、あのシャディクをもってしても、ついつい感情で語らっちゃうくらいに衝動が止められなくなっちゃったのだ。これもある意味でグエルさんの人徳と言えなくもないが……シャディクにもまだ人の心があったっちゅうことだよなぁ。ほんで友達と大喧嘩してる時の売り言葉に買い言葉でグエルんとこの弟さんに衝撃の事実が漏れちゃうなんてとばっちりも。まぁ、いつかどこかで言わなきゃいけないことだっただろうし、グエルさんとしても今更そんな指摘で揺らぐようなメンタルでもないのだろうが……弟君、この後どういう判断を下すんでしょうね。 とりあえず、御曹司対決は僅差でグエルの勝利。「モビルスーツの性能の差だけでは決まらず」ということで、やっぱり実戦での勝負勘みたいなものも影響したのかもしれんね。シャディクはあくまで学園での決闘成績は優秀なだけで、いうてグエルさんはここ最近で生き死にの関わる現場を駆け回ってましたからね……「負けた時の保険」まで用意してる姿勢では、シャディクさんはグエルに食われる運命だったのかもしれない。 次に、目を転じて今度は学園の中での大騒動。エアリアルの映像が宇宙中に発信されてしまったことで世論も大爆発だが、誰よりも大爆発したのはノレアさん。彼女からしたら「まだ此の期に及んで地球に害を及ぼすのか!!!」ってんで今までずっと体育座りしていた鬱憤に火をつけてしまったらしい。もう、ガンダムに乗ってしまったらあとは歯止めも効かず。ガンダムシリーズでちょいちょいある「制御の効かない暴走モンスター」へと進化してしまった。この状態になって生き残る選択肢は無いし、彼女だけの生存ルートってのもソフィのことを考えたらあり得ない結末だったよねぇ……。ただ意外だったのは、最後の最後でまさかの5号くんといい関係になり、多少の救いを得ながら散っていったこと。5号のやつ、今までの最悪ムーブを考えればどう考えても救われない方がいい奴なんだが、ここ数話でお手軽に主人公感も上げてきやがった。まぁ、「逃げてもいいじゃない」という彼の人生哲学は「進めば2つ」なこの世界の中では貴重なご意見であり、彼がのらりくらりしていたおかげでニカ姉が救われた部分もあるかもしれない。今後、5号君が彼のいうように「逃げ続けて生き残る」未来があるかどうかは微妙なところだが……どうせなら4号の分も生き延びてほしい気もしてくる。ただしエラン本体、てめーはダメだ。 というわけでノレアさんの銃火は学園内で人を殺しまくった。結局、決闘だのなんだのと散々MSを使い続けた学園のカリキュラムも「戦争ごっこ」でしかなく、実物の殺意を前には大した抵抗もできなかったのよね。一応チュチュたちは奮戦してはいたのだが……子供を戦争に送らないような世界になることを祈るしかない。そして、スレッタの眼前には新たな「戦争被害」が最も残酷な形で横たわる。目の前の悲劇の遠因は自分の母親、そしてエアリアル。そろそろ、主人公が目を覚ますタイミングかしら?
平日の変な時間に突発的に開催されたたほいや。実は今回の会合は聞くも涙、語るも涙の経緯があり、たほいや欲に飢えながらも一切プレイできてなかった社畜ダンサーニキが突然「月曜の夜に時間が取れたから! 集まろう!」って声をかけたんですよ。そこで有志が集って無事に開催の運びとなったんですが、集合時間の数時間前に「やっぱ行けなくなった……」ってんで、召集役不在で開催されたんですよ。「彼の無念を晴らすべく、たほいやはやらねばならぬ」と立ち上がった我々は、平日でもたほいやができる民だったのです。まぁ、時間区切ったからね、健全にね。
40年前に始まった漫画が「アクリルの仮面」なのは先見の明が凄すぎる、第9話。がっつりアクリルフェイスガードの話みたいだったし……いったいどういう発想で連載まで漕ぎ着けたのだろうか……。 なんだかいつも以上にテンポがのんびりで随分だらだらとしたお話。まぁ、雨の日のどこかアンニュイな感じとか、過去を掘り出してのノスタルジーとか、いつにも増してゆったりと空気が流れる話ばかりだったので必然といえば必然なのかもしれないけど。エルダのテンポに合わせようとすると自然と人間はネイチャーな歩みになっていくのかもしれませんな。 Aパートは雨、そして雨漏り。高耳神社の本殿もだいぶ年季の入った建物なのは間違いないので、そりゃ普請を考える必要があるのは当たり前の話。古いとはいえ、エルダがあれだけ引きこもり続けてさらに居住環境に一切文句を言ってないことを考えると、おそらく時代に合わせて適宜リフォームは繰り返しているのだろう。以前の騒動でスマホは持たないことになったので別にWi-fiは必要ないかもしれないが、ネットジャンキーなので高速回線は必須だろうし。いや、普段エルダが使ってるノートPCに物理的な配線が見えないことがあるので、もしかしたらネット回線はすでに盤石かもしれんな。 江戸時代の雨具についての蘊蓄は、なんと400年の時を超えて「やっぱ傘って全然進化しないよね」という定番の話題へ。もう、人類が傘を手放すには完全に天候を操れるようになり、計画降雨のみのスペースコロニーみたいな状態になるしかないんやろな。なんだろね、おっちゃんも長いこと生きてはいるが、むしろ傘の進化よりも天候の荒ぶりレベルの向上の方が凄すぎて、昔よりも雨の日が過ごしにくくなってる感すらあるぞ。まぁ、たとえ凄まじい技術レベルの傘が開発されたとしても、わざわざ高い金払って単なる雨具を買いたいかと言われたら微妙だけども……。ちなみに「合羽」の語源についてはエルダから「諸説あるぞ」とのことだったのだが、出来れば悠久の時を生きるエルフだったらどの説が本当なのかも知っていて欲しかった。まぁ、引きこもりエルフが市井の民の言語の変化に敏感なわけがないので無理に決まってるが……。 Bパートは大掃除からの思い出テープ。小糸がビデオテープを「初めて見た」と言ってる時点で割とショックだったが、まぁ、今の女子高生だったら当たり前かぁ……16年前っつったら、わたしゃギリギリVHS使ってた時代なんですけど、世間的にはもうだいぶ時代遅れだったしなぁ。ちなみにベータについては私も世代的にギリギリ。見たことはあるが流石に使った経験はほとんどなく、父親の荷物の中に入っていたような気がするくらいである。電気屋とはいえきちんとデッキを保管していたシマデンのおばあちゃん偉いな。 そんなベータで録画されていた過去の高耳神社の光景は、エルダたちの会話からしてFF7のころ、つまり1997年ごろであることが分かる。……この時代ってもうベータはほぼ死滅してた時代だな……まぁ、映像の中でエルダも「久しぶりに見た」って言ってたので、シマデンのおばあちゃんも懐かしいベータの録画装置をどこかで見つけて、最後の空テープを埋めるために記念録画したということなのだろう。ちなみにWikiによれば最後のベータデッキの発売が1993年、生産終了告知が2002年ということなので、思ってたよりもそこそこ長生きはしていたみたいだ。 そうして掘り出されたビデオの中で、小糸は懐かしい母親の顔を見る。そして若かりし母親の姿に時代の移り変わりを実感しつつ、何一つ変わらぬ様子で写っているエルダを見て、改めてエルフという存在の特異性をまざまざと見せつけられた形。小糸がビデオの所有についてエルダに持ちかけられ、「やっぱりエルダが持っていて」と返したのは、おそらくその方がビデオが長い時を生きて有効に機能すると考えたからだろう。確かに娘である自分がビデオを受け取り、折に触れて見返せるようになれば母親の思い出としては宝物にもなり得るが、それでも自分が生きるのはせいぜい数十年スパンにすぎない。もしも自分がビデオを受け取ってしまったら、その先の時代も生きていかねばならないエルダの思い出を1つ奪ってしまうことになるのだ。普段から憎まれ口も多いが、やっぱり小糸はエルダのことをきちんと思い遣ってくれているのである。多分、そのうちスマホで録画した自分たちの動画とかもシェアしてくれるんじゃないかな。まぁ、今の時代だと動画ファイルの保管先がクラウドとかになるから、逆に数百年後に残ってるかどうかはかなり怪しいが。
人外さんがいっぱい、第9話。まぁ、前回まででもたくさんいたことには変わりないのだが、こうしてぬるっと見たことないビジュアルの新キャラがたくさん出てくることを許容する世界観こそが今作最大のセールスポイントな気がしますね。 だいぶ物騒な展開になってまいりました。まぁ、これまた前回まででも充分物騒だったのは事実で、下手したら人が何人も死んでた可能性だってあるわけだが、一応ナックラヴィー戦は「自然現象との対峙」と見ることもできるわけで、旅先でたまたまぶつかってしまった不慮の事故と、今回のように明らかに人為が介在していると思われる事件ではやっぱり物騒さというか、きな臭さが違うように見える。しかも初登場のキャラがじゃんじゃんトラブルに巻き込まれてるせいで誰がどこで何を起こしてるのかもよく分からず、追いかける側も不安要素が多すぎてどうしたらいいか困ってしまうのである。 そんな中、どうやら話の中心に立ちそうなのはチセの同室・ルーシーであるようだ。てっきり前回までの話でフィロメラあたりを中心に話が広がっていくのかと思っていたのだが(まぁ、まだその可能性もあるかもしれないが)、今回垣間見えたルーシーの過去話があまりに壮絶だったし、流石に今後は「ウェブスターの悲劇」とやらを中心に話が進んでいくことになるのだろう。これを乗り越えた結果得られるご褒美が「ルームメイトとの親密な関係」だけだとちょっと寂しいが、エリアスたち教師陣にもガッツリ絡む問題みたいだし、頑張って乗り越えればチセ・エリアス両名がカレッジで身を置くポジションも大きく変わってくるんじゃなかろうか。 正直、禁書がどうこうとか謎の半獣教師・シメオン先生がどうなっちゃったかなんてのはよく分からんことばかりなので、実は今回一番気になったのはチセがよりにもよってカルタフィルスのところに助言を求めに行っていたという事実だった。本人も言うように、(以前の騒動を考えれば仕方ないかもしれないが)普段から誰にも分け隔てなく優しいチセさんもカルタフィルスに対しては割とぞんざいな態度で話している。あれだけのことがあったのに「自分の中に誰かがいる状況に慣れてるのあんたじゃね?」というとんでもない発想から気軽に相談しに行ってるのだが、そこってそんなあっさり触れてしまっていい話なんだろうか。お互いにだいぶセンシティブな部分に食い込みそうな気もするのだが……どうやらチセさんにはまだそういう意識はないようである。おかげで魔法使いとしてはずっとずっと先輩であり、色々とマズい精神構造を持ったカルタフィルスからしたらチセさんは相変わらず面白い観察対象。「やべぇ変化の突端になってる気がするけどなー」とは思っているがそんなことはおくびにも出さず。まぁ、今日明日でどうにかなるような問題でもないのだろうが……やっぱりあそこで彼が平然と寝てるって状態は、色々と歪みがある気がするよなぁ。 もうアイキャッチの文字が読めへんのよ、第9話。「ルンルン」はかろうじて判読できたが、「トロトロ」ではなくない? さとがえりっ! Aパートはファン待望の(??)能登編。いや、別に誰もまってないかもしれないが、やはりP.A.作品で描かれる石川県を見ないと落ち着かない部分があるじゃないですか。海もあり山もあり、いいところだと思いますよ。行ったことないけど。てっきり北陸地方ってぇと新幹線での行き来になるのかと思っていたが、そうか、東京からダイレクトに能登に行ける空港もあるのか。なんで新幹線のイメージなんだろうと思い出したら、「花咲くいろは」が基本的に電車移動だったからだろうね。他にも「ミュークルドリーミー」でも何故か北陸に移動する話もあったが(あれは移動手段がどうこういうレベルじゃねぇ)。 帰省したってことは地元で何か事件が起こるのかと思いきや、何も起こらずにただ久しぶりの実家を満喫するというだけのお話。本当にそれだけ。でも、これがなんとまぁ幸せそうなことか。やっぱ帰省して久しぶりに見る田舎の風景って、不思議とありがたみが増すんですよね。私も田舎から出てきた身なので覚えがあるんですが(今は首都にいますよ1000年前の感覚なら)、一人暮らしして1年目、いや、まだ夏休みなら半年しか経ってないタイミングでの帰省って、別に何も懐かしいことはないだろうに、やたらと感慨深くあるんですよね。ちょっとしたことでもありがたみを感じてしまうし、自分が変わったのか変わってないのかもよく分からないけど、少なくとも実家は変わらずそこにあることが分かる。台所で水仕事をする母親の背中を黙って見ているだけの美津未のシーンが特に感じ入ってしまいました。 ちなみに以前疑問に思った「家族は方言バリバリなのに美津未はそうでもないのは何故?」という疑問にはきちんと答えがありましたね。やっぱ東京もんにバカにされないためには心の準備が必要だったということか。ちなみに再び私ごとなんですが、私の場合は飛んだ先が関西だったもんで「地元の方言が云々」とかどうでもいいくらいに初めての関西弁に打ちのめされましたね。でもまぁ、(周りの連中に言っても1ミリも共感が得られなかったが)関西に憧れて出てきた部分もあり、積極的に真似して比較的早く馴染めたとは思ってます。地元方言は意外と出てこなかったので、ひょんなところからポロッと「あれっ、これ方言だったの!?」ってなった時の驚きが大きかった記憶が。美津未がそういう悩みを持たなかったのは、やはり言葉の壁もぶち破るだけの天然コミュ力のおかげだとは思います。 他にも地元中学時代のお友達に会ったり、ばあちゃんの赤飯が美味しかったり、「美津未の目つきがアレなのって父親似だったんだ」って分かったり、些細なことが妙に印象的な里帰りでございました。なんかやたらと意味深なカットの引っ張り方が多くて、最初に空港に着いた時の飛行機のロングとか、食べかけのスイカのカットなんかの尺がすげぇ気になる演出でしたね。「このスイカからまさかとんでもない事件に繋がるのか!?」とか心配したらさっさと東京戻っちゃって腰砕けたわ。 というわけでBパートはさっさと2学期でございます。文化祭が近いということで、ただでさえ休み明けでテンション(バイブス)高めの美津未に更なるエネルギーが追加される。周りの友達もそんな美津未の飛ばし具合にきちんと着いてきてくれたり、好き勝手に物を食いまくったりしてくれている。今週も江頭さんの可愛い様子が見られてよかったです。 順風満帆な青春模様ではあるが、ただ1点だけ曇りが見えるのは聡介の様子。自分から「資格がない」とか言っちゃう場合、大抵は単なる自意識過剰な思い込みなんですよね……そしてそんな聡介の「防壁」を侵害するような展開がクラスの出し物で訪れる。さて、聡介は事情を知らぬクラスメイトをうまくかわすことが……出来ない展開だよなぁ……美津未がどういう方向に気を遣うかで、聡介とクラスの距離感も変わってきそう。青春っていうと聞こえはいいが、思春期と言われりゃ難しい年頃ですわ。
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HN:
Thraxi
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男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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