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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 食べられるアリを見つけた話だけちょっと事情が違う気がするのだが……第8話。これ、単にその辺を這ってるアリを食っちまったってだけの話なんじゃねぇのかな。

 小休止となる、サブキャラを切り取った単発エピソード。前回までのここな大覚醒エピソードが随分ハイカロリーだったので、ここいらでちょっとシリウスの団員をテーマにした小話を挟むのは良いバランスだろうか。まぁ、サブキャラっつってもぱんだ+知冴なのでいつも通りの面子といえばそれまでなのだが。ここまでいろんなところでサポートや刺激の追加に貢献してくれていたぱんだを中心に据えつつ、これまで「なんとなくそこにいる」だけだった知冴にもようやくキャラ特性が付与されることになった。まぁ、これまででもちょいちょい妙なところで1枚噛んではいたのだが……正直、「なんかぼーっとした万能役者」というくらいの印象で、あんまりいじりようがなかったんだよな。実際、私はこれまで今作の記事において「知冴」という名前をほとんど出したことがない(ぶっちゃけ、名前自体をあんまり認識しておらず、「ぱんだの相方のあいつ」くらいの印象だった)。今回ようやくしっかり名前と特徴を覚えることができたわけだ。

 サブエピソードなので本編に大きく絡むことはなく、あくまでもぱんだ&知冴という同期の桜の過去エピソードを掘り下げ、新たな舞台を踏んだことによって2人の絆がより一層深まりましたよ、ということを確認するだけ。本編のエキサイティングな展開を重視するファンからしたらちょい拍子抜けのお話ではあるが、劇団なんてものは構成員の数がめちゃめちゃ多いわけで、少しずつ外堀からキャラを埋めていくことでクライマックスの(文字通りの)「大舞台」を飾り立てる準備段階にもなるだろう。是非、最後の大舞台は演者全員のセンスがぶつかり合う壮絶なものになることを願いたい。

 というわけで、知冴のセンスの詳細が今回初披露された。されたけど……まぁ、正直よく分からん(いつも通りやな)。柊さんの説明によれば「舞台で起こったどんなアクシデントでもそれを演技の要素として取り入れて客を魅了することができる」ということなのだが……どういうことだってばよ? 何かトラブった時にそれをキャンセルし、なおかつ武器にすることができるカウンター系の能力者ということだろうか? ただ、そうするとその後の「客の反応を読んで対応できるぱんだの能力と合わせることで無敵のコンビだぜ!」っていう評価とあんまりそぐわない気がするんだよな。ぱんだが「客の調整」を行うことに利があるとするなら、知冴のセンスもある程度は能動的に客に働きかけるものであると見るべき。なんだろね、結局は「全体的に演技の質を底上げできる」くらいの認識にしかならない気がするが……まぁ、カトリナにしろ八恵にしろ(そしてここなにしろ)突き詰めればみんなして「いい演技が出来る」になっちゃうのはしょうがないよな。今作はソシャゲを開発中だと思うんですが、これらのセンスってゲームの能力として反映可能なんですかね?

 まぁ、能力バトルがよく分からんのはいつも通りなのであんまり気にはならんよ。とりあえずロミジュリの舞台の完成度は高かったし、普段からぼーっとしている知冴が溌剌と輝いている様子も確認できたので、サブエピソードとしての情報量は充分なんじゃなかろうか。出来れば今回のお話からさらにここなが何か吸収できましたよ、みたいな話があればベストなんだけどね。

 とりあえず、約束タワーと滑り台は舞台少女たちが友情を深めるための必須アイテムなので、舞台を目指す少女たちは行きつけの公園の1つや2つはキープしておきましょう。静香があの通りの存在なので、スタァライトしちゃう権利を持ってる幼馴染コンビってむしろ今回のぱんだ知冴ペアの方がふさわしい気もするよな。

 

 

 

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 エビの頭ですらキスする相手がいるってのにお前らときたら……第8話。食べ物で遊んじゃう系の先輩はけしからんですが、色恋沙汰になると途端に真っ赤になっちゃう先輩は可愛いから万事OKです。

 というわけで雨、雨、雨なお話。天文部を舞台にしたアニメにおいて雨、雨、雨ってんだから、それ即ちバッド・バッダー・バッデストなわけですね(ワーストです)。こんなに見事に裏切られるってことは確実にメンバーの中に雨男か雨女が潜んでいるものと思われるが、私の中では多分穴水なんじゃねぇかと話題。あいつ、先週あたりからポンコツ具合が加速してて、いちいちバックグラウンドで乗るか乗らないかの音声でアホなことやってるシーンが多くなってきましたな。変な友達が増えるのはいいことやで。

 「順風満帆に見えてる時に限って、最後は全部台無しになってしまう」という分かりやすいバイアスがかかった残念主観。まぁ、人間誰しもそう思ってしまうもので、私だって日常的に「なんでこんなに土地しか引かんのや!」とブチギレてるわけですが(あれはバイアスじゃねぇ! 絶対にアリーナが俺に悪さしてやがるんだ!)、まぁ、今まで大きな成功体験がない人間がせっかく大きな一歩を踏み出そうとしたところに文字通り冷や水を浴びせられると、そりゃ人一倍凹んでしまうのもむりからぬことで。特に丸太の場合は今回初めて「たくさんの友達ができて、みんなが手に手をとって協力してくれた」という意識があり、自分だけの問題じゃなくて周りの人間に迷惑ばかりかけてしまったという罪悪感が大きいのだろう。こうして自分の振る舞いの影響度を過大評価してしまうのも、人付き合いが苦手なコミュ障あるあるなのだ。

 もちろん、周りのみんなの考えは最後に言われた通りに「お前、真面目すぎ」程度のものでしかないわけだが、主観を是正するのはなかなか難しい。雨の中をぼんやりと歩き回っているところを彼女に呼び止められ、キス寸前まで行くような衝撃的なご褒美でもなければ記憶は上書きされないだろう。まぁ、それができちゃうから丸太は爆発すればいいと思うわけだが……伊咲ちゃんはやっぱり可愛いよなぁ。いわゆる美少女キャラとも少し違うけど、雨の中でもパッと輝かせるような笑顔があり、丸太の身の丈にあった慰め方を心得ている。きちんと目線をそろえて見てくれる気遣いのできる人。そういう人に改めて「大丈夫」と言ってもらえることで、人付き合いが苦手な人間も少しずつ「大丈夫体験」を重ねていくのである。「あれが大丈夫、これも大丈夫」を重ねていけば、少しずつ足を踏み出せる領域も増えていくんじゃなかろうか。

 前回登場したラジオ配信アプリが、今回は「面と向かって同じ空間でもラジオ」という方法で活用されている。なんだろうね、ウェブラジオだから通常のラジオみたいに「電波が飛んで中継地から発信」みたいなことはやってないんだけど、やっぱりラジオっていうとどこか「空から降ってくる」イメージがあるんだよね。雨の中でもラジオが聞こえてくれば、少しくらいは空に希望が持てる、そんな気もしてくるのだ。伊咲がそんなことを考えてラジオを使ったかどうかは分からないが、2人にしか共有できない独特の距離感が、また1つつながって縮まったんじゃなかろうか。改めて、いい出会いに恵まれてるよなぁ。

 先生、クーポン使ったとてその人数だと結構な出費ですよ。

 

 

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 そんな可愛さに釣られウサー、第8話。基本的にこのアニメに登場するキャラクターはペット類だけじゃなくて全部可愛いんですけどね。こんなのっぺりして動きも乏しいアニメなのに無類の可愛らしさを感じてしまうのは完全に贔屓目なのだろうなぁ。

 今回はなんとガルミメイン回。思い返せばぬるっと登場したリザの舎弟コンビって、いうほど個性を見せるチャンスがなかったんだよね。一応後輩ポジションで「リザの隙を見て地球の侵略を進めに来た生意気ポジかぁ?」と思ってたら秒で地球に陥落されてそのままリザの付属品みたいになっちゃった。ガルミとラスタという2人が並んでるのにそこまで2人で個性を分けるわけでもなく、なんとなく「宇宙人側の反応役A,B」みたいな扱いだった。今回ようやくガルミ単体でスポットが当たり、そのキャラを遺憾無く発揮することができたのである。まぁ、その結果はやっぱり「可愛い」なのだけど。

 Aパートではペットとの出会いというテーマで様々なペットの飼い主にインタビューを行う。言われてみれば、あんまりペットとの出会いってスポット当てた記憶がないな。さりげなく「運命なんかじゃない」っていうすごく格好いいことを言ってたリザさんみたいに捨て猫を拾うなんてことはレアケースだろうし、みんな普通にどこかから里子に出されたり、ペットショップで買うことになるよね。思い返せば我が家は何代もの猫はもらい子だったり、お店で買ったりで半々くらいだったかな。犬は確かもらってきたはず。まぁ、実家では物心ついた時から猫がいたので、あんまり「始まり」って意識は無かったよね。むしろ猫がいないことの方がおかしいわけでね。……つまり、今の俺の生活はおかしいんだ……猫プリーズ。ギブミー猫。

 作中のキャラはみんなしてそれなりの出会いをしているが、中でも注目はハリネズミブリーダーの例だろうか。そうか、あの針ってそんなに痛いのか……知り合いにハリ愛好家はいるけど、まだ実物見せてもらったり触らせてもらう機会は無いんだよなぁ……針触ってみたいけどなぁ。あの不定形のゆるゆる生物の針が痛いっていう事実が俄かには信じられぬな。今度頼んでみようかしら。そしてハムスター17代飼いのお話のように、やはりペットを飼い始めるとどうしても「次へ次へ」と世代交代してしまうというのも大事な要素だ。ほんとにね、死別しちゃった時の「もう2度とペットなんて飼わねぇ」っていう気持ちも絶対に嘘ではないのだが、それでもしばらくすると愛でたい欲求が止まらなくなってしまうので……かつて別れた全ての猫は今も俺の心の中で生きているよ。でも、目の前の猫も大事にしたい。出会い一猫、思い出は一生。

 Bパート、ガルミはいよいよペットの選別のために初のうさぎカフェに出撃。ウサギ……ウサギなぁ……。ウサギも知り合いがペットとして飼っており、こちらは触らせてもらう……というか見せてもらう機会があったのだが、確かに可愛い。可愛いのだが、少なくともその家のウサギは全く懐いておらず、ちょんちょんとつつくくらいは出来たんだけど、抱いたり愛でたりは結局最後まで叶わなかった。あいつら臆病ですぐ逃げるんだもん。追いかけたりしたらストレスになりそうだからそんなことできないしなぁ。飼い主曰く、猫とかと違ってあんまり飼い主との絆が深まる感じはしないが、慣れれば直接餌を食べるくらいはしてくれるとのこと。……やっぱワシは猫がいいな……猫を覚えてしまった人間は、もう他の生き物には移れないのでは……。

 でもまぁ、作中のウサギのように懐いてきちんとペットとしてのお役目を果たしてくれるパターンもあるんでしょうね。慣れてくれる前提なら、そりゃ確かに屈指のメルヘンというか、愛らしい造形なのは事実だしな。現代日本のペット事情で、ウサギって本当に何位くらいなんでしょうね。(ちなみに今ググったら犬→猫→熱帯魚がベスト3でウサギは9位でした)

 結局うさぎを買うためにはラスタくんのアレルギーをどうにかしなければいけないはずなのだが……来週さらに動きがある? ウサギ、飼いそうだねぇ。

 

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 俺たちは雰囲気でゴルフをやっている……第21話。いや、ほんと今更だけど虹やら弾丸やら言われてもよく分からんよな。まぁ、ヴィペールさんは全部お見通しみたいだから別にいいか……(この世界の判断基準)。

 というわけで、前回までで葵が片付いたので今回はイヴの修行パート。葵は親御さんに専用機を与えられ、さらに最高の相棒である雨音さんというキャディも覚醒したことでプロ入りを決めたが、イヴの方はというとひたすらに自分の力のみでの打開。あんまり活用してもらえてないのでイチナさんの立場が無いのだが、途中でちょいちょいお為ごかしみたいに「相棒」って呼んでもらえてるから我慢するしかないのかしらね。

 前回の印象を改めなきゃいけなかったのはシャアことレオの思惑である。前回は突然とんでもねぇ教え子をイヴにぶつけてきたもんだから「なんやこのわがままなおっさんは」と思っていたのだが、どうやら単なるわがままではなく、生前の一彦との約束が根底にあったらしい。レオのゴルフと一彦のゴルフ、それを混ぜ合わせた最終進化系を見たいというおっさんどもの願いが、イヴの肩に託されていたわけだ。まぁ、それならイヴという「残された子供」の教育の一環として理解できなくはない。相変わらずこの世界の住人たちはみんな言葉足らずでわかりにくいんだけどさ。

 逆に言葉が足りすぎちゃって全部カミングアウトしたのがアムロの方。なんや、血縁についてはあっさり教えてしまってよかったのか。まぁ、葵本人が薄々感じてたわけで、もう隠す意味もあんまりないってことなのだろうが……親世代の関係性のゴタゴタを全部理解しながら神宮寺部長に対して「頑張ってね」っていう葵、鬼畜すぎやしませんかね? お前の父親ぞ。ママンの愛人ぞ。

 さておき、そんな血縁の混ざり合いをゴルフの技術に昇華しようってのが今回のイヴの課題。なるほどレオのゴルフが「弾丸」で一彦のゴルフが「虹」に象徴されるので、その組み合わせあ進化系になるのは必然である。理屈は分かるが……いや分からねぇよ。だから虹とか弾丸ってなんなんだよ。今までさも当たり前のように「カラー」バレットを使い分けてきたけど、何が違うのかの説明とか1回もされてないからな。なんとなく毎回技名叫んで打ってるだけだからな? まぁ、それで構わないアニメなのだけど……今回の修行パートも、「弾丸と虹って何が違うんだよ」という肝心な部分がさっぱり分からんので「強くなったで、ホレ見てみい」と言われても「あ、そう……」くらいしか感想が出てこないのよね。

 そして何よりも残念なのは、なんで出てきたのか分からなくなっちゃった可哀想な野生児・アイシャちゃん。前回鳴物入りで登場し、イヴだって珍しくガクブルしてたからさぞかし強敵なんだろうと思ってたのに、蓋を開けてみるとスコアは安定しねぇし、わずか3日の特訓であっさり進化しちゃったイヴに手も足も出ないし……いくらなんでもこけおどしが過ぎるわ。来週、せめてなんらかの形で一矢報いてくれないと、ほんとに単なる猿で終わるぞ。ヴィペールさんよりも印象薄くて終わるぞ(それはどう足掻いてもそうなのでは?)。

 

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 弱者に優しいギャルは実在した?? 第19話。マルタンはオタクではないかもしれないけど弱者なので、ギャルに優しくされるとコロッといくと思います。いや、あの仕打ちが優しさからのものかは分からないですが、少なくとも「生足見せつけてペディキュア塗らせてくれる」は我々の業界ではご褒美に類するものだと思うんですけどね? あの後マルタンはちゃんと全部の指を塗り終えたんでしょうか。あのまんま飛び出してきて1本しか塗れてない可能性も。それ見てちょっと「ふふっ」ってなってるギャルがいるならなお素敵である。

 いや、そんなとこに注目してる場合じゃないのは重々承知しているつもりだが……正直、上の方の権力関係がよく分からんままに見てるので急展開で誰の思惑がどこに噛み合ってるのかを全部把握してないのよね。特にプロスペラの行動原理をきちんと理解できる自信がないのだが……彼女がぶちのめしたいのはあくまで連合サイドなので、とりあえずなんやかや理由をつけて地球に降り立ち、奴らが秘密裏に開発を進めてたガンドの製造所をメッタメタにするのが目的だったっていう理解でOK? ほんで現状、悪さの根源はだいたいシャディクさん(とババア連中)にまとまったと考えてOK?

 もう、その辺の小難しい話は流れのままに見守ることにしたので、個人的にお気に入りポイントだけに焦点を当てて見ていきたい。まずはなんか上手い方向にまとまりそうな地球寮のお話。髪の毛もざんばらで引きこもっちゃったスレッタさんは、お腹が空いて出て来るあたりがマジたぬきなわけだが、ちょっとやつれてる様子も可愛らしくて「こいつ、色々と揶揄されてるけどベースが美少女だよな……」とちょっと憎らしくもある。まぁ、基本的にこの世界の女の子はみんなして可愛いんですけどね(ギャル含む)。チュチュさんがみんなの怒りを代弁して1人で当たり散らしてる様子も可愛いし、スレッタがスープを一口飲んで涙し、明らかに触れづらい空気になってるのにさりげなく「どうかな?」って話しかけてくれるリリッケちゃんも可愛い。そして、ようやくニカ姉との対話の兆しが見えたマルタンだって可愛いといえば可愛いのかもしれない。ダメなやつが立ち上がるためには周りの仲間が必要。スレッタの場合は地球寮のみんなだったし、マルタンの場合はそれが意外にもギャルだっただけの話である。

 地球寮の面々はほっこりムードで少しずつ立ち上がり始めているが、相変わらず体育座りなのはニカ姉。そしてノレアさんは定期的にPTSDを刺激されて暴れちゃうのである。ニカ姉は頭にクエスチョンが飛んでいたが、5号君はそんなノレアの苦悩も一定の理解を示す。まぁ、「命が軽すぎる組」ですよね。ノレアはすぐにでも死ぬ可能性があり、5号君は事実上の死刑宣告から逃げ出してきた身。なんやかんやいうてぬるま湯育ちのニカ姉には分からない境地があるのだろう。でも、だからってそこで拒絶するのは間違ってるけどね。この3人が集まっていることに、何かプラスの効果があればいいのだけど。ちなみに蛇足なのを承知で毎度のことなので触れさせてもらうが、今回のノレア、というかおいちゃんのお仕事ぶりが凄まじかった。特に最初の変な呼吸音のとこ。どっからあの音出してんの? 「精神を壊されてまともに呼吸できなくなった状態の呼気」とか、どこで教えてもらえる演技プランなの? その後の怒声も「悠木碧ここにあり」とばかりにきたねぇ声が最大ボリュームで飛び出しており、最強声優の面目躍如。いろんなところで恵まれている作品である。

 そして地球では若社長の奮闘記が描かれており、相変わらずのラッキー(?)でかつてのお知り合いから決定的な情報がもたらされるグエルさんは確実に運気が上向いているようだ(?)。そんなグエルが勝手なことしちゃってるもんだから1人で重要な交渉ごとに当たったミオリネさんは、一時は何とかアーシアンの人たちに心の鍵をこじ開けたかに見えたが、余計な仮面の大暴れで骨折り損。株式会社ガンダムの理念を伝えるだけなら別に難しいことではないはずだが……やっぱりいきなり小娘が出てきて信用してもらうのは難しいわねぇ。「誠心誠意でやれば想いは伝わる」みたいないい話で終わってればよかったのだが……ちなみに、地球議会側のメンバーにどう見ても美輪明宏がいたのが気になってしょうがなかったんだが、あの人なんだったんでしょうね。

 

 

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 山梨県! どうもお久しぶりです、僕です! ライブイベが割と久しぶりなんですよね。ここまでにちょいちょいフェスとかでバンドリバンドが出場していたイベントはあったみたいなんだけど、単独はあんまりなかったし、配信も含めて観に行く方法がなかったので、確認したら2月の合同ライブ以来の視聴ということになった。ぶっちゃけ、今回のライブもLV無しの配信のみということで視聴するかどうかはちょっと迷ったのだが……まぁ、久しぶりだし、何よりゲストとしてRoseliaも参加してくれるということだったので、久しぶりに火をつけるためにしっかりと時間をとってリアタイで応援させてもらった。

 もし許されるなら現場に行きたかったという悔しさもなくはないのだが、多分なまった身体にいきなりのRASライブはマジで身体が死ぬだろうし……翌日からふつーに仕事の状況で、流石に日曜コニファーを無理やな。しょうがないので配信にしたわけだけど……やっぱ現地で観たいよねぇ……声出し解禁は少し前からだったけど、いよいよ今回はマスクオフOKとのことで、着実に「普通の」ライブへと立ち戻りつつある。9月は絶対に有明に立ってやるからな。

 

<ネタバレとかセトリバレとか、どうでもいいとは思うけど一応折り返し>

 


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 時の為政者は、能登麻美子が産まれたことを世に知らしむるべき最大の慶事であるとし、その生誕の地を「能登」と呼ぶようになったという、第8話。……既にこの世の理と言えるまでになった、石川だったらとりあえず能登麻美子に任せとけ案件である。これで幸せパワーは1兆倍。世に太平をもたらすのであった。

 というわけで3組目のエルフ登場回だが、おそらくネット界隈でも「金沢じゃなくて水星じゃねぇかwwww」という話題で持ちきりになっていることだろう(この作品がネットの話題を持ちきりにしてる前提で話を進めています)。「進めば2つ」の精神でスクラッチくじに挑む仮面を付けてない母性のエルフ・能登麻美子。そしてその巫女にして、なんだかんだで麻美子に全幅の信頼を置きつつ、MSのことはよく知らず家族ロボットと呼んでしまい、エアリアルの秘密もまだ知らない娘さんが市ノ瀬加那である。こんなプチ奇跡を起こしちゃうあたりは今作の研ぎ澄まされたセンスのなせる技(業)であろう。「ちょっとツンケンしてる子だし、流石にハイラとの関係性は他2組のエルフと比べると芳醇さに欠けるか?」とか思って見てたら、最後の最後できっちりぶっ込んできてお腹いっぱい。この世界のエルフ、みんなして甘やかされすぎだし、幸せすぎるだろう。まぁ、その分巫女たちも幸せではあるようだし、この世界のエルフは生まれながらにして幸運のシンボルなのかもしれない(そのくせ、みんなしてくじ運はやたら悪いが)。

 というわけで、新キャラ・ハイラの造形がまた強烈。ヨルデも「コテコテに関西風味にしといて」という分かりやすいエッセンスに釘宮ボイスが核融合した良いキャラだったが、なんとハイラはエルフ界隈で最年長の包容力キャラかと思わせといて、その実はギャンブル中毒でやっぱりクズという安定のエルフマジック。ギャンブル狂いの能登麻美子とか、婚活に焦る能登麻美子とか、石川アニメは本当にいろんな能登麻美子を提供してくれるので退屈しねぇや。まぁ、能登麻美子がスクラッチを削ったらその奥からは彼女を賛美する呪いが現れるというのが「能登麻美子伝説」の一説なので解釈不一致なんですけどね。うちの麻美子は酒はやるけどギャンブルはやりません!

 そうして生み出された「能登・小清水空間」はもうそれだけでエルフの体現する不老不死の強度をこれでもかと叩きつけてくれるハッピエスト空間になってしまっているが、今回もきちんと江戸豆知識を織り込み、ちょっと楽しげな伝統文化のお勉強ができる。「茶屋娘」って存在が浮世絵に描かれて番付まで作られた人気商売だったってのは初めて知りましたね。やっぱ日本人のDNAって400年程度じゃそんなに変わらないよね。ところで、エルダの話を毎回聞いてると「こいつ、江戸の話はするのに明治〜昭和あたりの話とか特にしねぇじゃん、もしかして日本文化エアプか?」と訝しむことがあったのだが(まぁ、作品タイトルからしてしょうがないのだが)、今回の様子を見ていて「転移した直後の江戸時代はまだ有無を言わさず人間社会で揉まれながら生き抜く必要があったが、その後身分が安定するとろくすっぽ外に出なくなったのであんまり変化についていけなくなった」説が通るかもしれないと思い始めた。エルダが戦時中とかにどこで何してたかは気になるよね。東京大空襲とかどうやって生き延びたのかとか気になるけど、今ざっと確認したところ月島は無事だったのかな? それこそ本殿の奥で震えながら時がすぎるのを待っていたのかもね。明治期以降の廃仏毀釈とか、宗教系のゴタゴタで迫害されずに済んでよかったね……。

 あとはまぁ、単純に「年取ると若い頃のことの方が覚えてる現象」という可能性もあるのだが……不老不死のエルフにとって、どの時代の記憶が一番印象に残るものなのでしょうか。できれば、常に新しい時代を鮮烈に生き抜いてほしいところですよね。そういう意味では、最後に小糸が言っていた「思い出を一緒に作っていこう」っていう姿勢は素晴らしいと思います。不老不死のキャラが出てくる作品って、どうしたって「定命と永命、その差はいくら頑張っても埋められぬのでいかにしたものか」という命題がついてまわり、最近でも「ノケモノたちの夜」でマルバスさんが「どうせお前は先に死ぬんだから、その程度の付き合いだったら飽きずに見てられるだろ」と人間側に気を遣ってくれていた。今回、いすずちゃんもご多分に漏れずこのお悩みにぶち当たってしまったわけだが、そんな深淵な悩みについても、特に理屈など説明せず、あっけらかんと「でも、それは間違っているから」と断言できる小糸の強さが眩しい。エルフの巫女たるもの、これくらい図太く、信念を持って生きねばならないのでしょうね。どちらのコンビも、末長くお幸せに。

 

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 過保護チセさん、第8話。自力でなんかやることを学ぶためのキャンプ合宿に、保護者の護衛がついてくるってんだから相当なお姫様よ。まぁ、保護者の方は「相談以外何も出来ない」っていう制限付きだったわけだが……エリアスさん、やっぱその格好はキモいっすわ。

 ようやく「学校→学校」と話数跨ぎでつながった。まぁ、サブタイトルが「Ⅰ」「Ⅱ」なんだから当たり前だけども……ただ、やったことといえばクラスみんなで(?)化け物退治ですんで、キャンプというには荒みすぎた状況ではありましたがね。こうしてフラッと理由もなく人に害なす存在が出てくるあたりが、今作のちょっと怖いところで。チセたちが「見えちゃって」いるから襲われるってのもあるかもしれないが、過去の例を見ると見えようが見えまいが「隣人」たちが悪さしてくる可能性は充分にあるのでなぁ。今回登場したのはナックラヴィー。詳細はさっぱり分からないので、私の中では「イーンタイド生息している固有種」くらいの認識である。今回ケルピーの話もでたりしたので、どうやらイーヴンタイド(ローウィン)はケルト神話とのつながりが多いみたいである。

 複数の「人に仇なす」隣人が登場したけど、かたや問答無用で人間と見れば襲いかかってくる単なる害悪、そしてかたや人間を食うとは明言してるけど、ちゃんと人語は解するしコミュニケーションも可能な意外と気さくな「隣人」。こうしていろんなレベルで人と違う世界が垣間見えるというのも面白いところかもしれない。ふつーに背中に乗せてくれたお馬さんがちゃんと伝承通りに湖の上でチセたちを放り投げたり、「俺のルールだと湖の中に入ってるやつしか食えないんだよねー」って教えてくれたり、なんかもう、怖いんだか怖くないんだかよくわからなくなってきたな。

 とにかく馬鹿でかいナックラヴィーを退治する必要に迫られ、ちょっとだけではあるが、今回はクラスの面々が一致団結、それなりに役割分担もこなして魔術師らしい活躍を見せてくれたものもいた。ゾーイのアレはメデューサ特有の石化能力の一端ということでいいんでしょうかね? まだうまいこと使いこなせてはいないようだが……あと、ゾーイは普通に飯作りの時にヘビばっか捕まえてたんですが、あれは共食いになったりしないんでしょうか。

 そうそう、なんとなくで問題が解決しちゃったので結局フィロメラがなんであんな目にあったのかはよくわからずじまいだった。単に悪いものがいる地域だからその「悪さ」に当てられてこうなってしまったのか、それともまた別な悪意が絡んだ結果なのか……次回予告を見る限りなんとなく後者っぽくはあるんだよな。そろそろおっきな問題提起がくる頃合いですかねぇ。

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 魅せるねェ……第7話。すごいよね、あのラストシーンに繋がるって、多分ほとんどの視聴者は前のシーンから想像は出来てるんだろうけど、いざ画面にドンと出されるとそこでぞわぞわと総毛立つ感覚がある。見たいものを見せてくれる、これこそがまさにショーマンシップではあるのだろう。

 というわけでひとまず「恋愛リアリティショー編」は解決ということになるのだろう。世間的にはこの題材自体が何やらゴタゴタしてるみたいだが、もうその辺の是非については前回散々触れちゃったし、あんまり余計な話はしたくないので今回はそこはいいや。ただ、前回時点で「番組自体は基本的に善で描いている」と触れた部分だけはちょい訂正する必要があり、結局アクアの矛先が番組そのものに向かったという部分だけは意識しておく必要があるかもしれない。

 何故そのことに言及する必要があるかというと、今回アクアがわざわざあかねのために動いた、その行動原理を考える必要があるからだ。前世ではそこそこ真面目な医師だったアクア。転生後、そしてアイの喪失後はすっかり生気がうせ、ただアイの復讐にのみエネルギーを費やすような「覇気のない」人生を送っているはずなのだが、時たまスイッチが入ったように変なエンジンがかかることがある。今回、あかねのピンチに全力のバックアップを行なったことは、彼の性格を考えれば珍しい傾向ではあるはずなのだ。歩道橋の上で彼女を救ったのは、まぁ必然的な行動ではあるが(そこで見捨てるような人間であるはずがない)、その後、全員で集まった後にあかねに対して「どうしたい?」と尋ね、番組そのものへの反旗を翻したことは、やはり「テレビプログラムの嘘」というものに過剰に反応せざるを得なかった彼の生い立ちがあるのだろう。

 「芸能界」と「嘘」というキーワード。それ即ち彼の人生を縛り続けるアイという呪縛の一端である。アイの生き様を最も近くで見守ってきた彼にとって、決して「嘘」は悪いばかりの言葉ではない。大ヒットのメインテーマ「アイドル」の歌詞にも「嘘はとびきりの愛」とあるように、アイの人生と嘘は切ってもきれない関係にあり、彼女の嘘と愛でもってアクアたちは育て上げられた。アイへの愛が本物であるなら、彼女の嘘はアクアの生きる目標であったとも言える。となると、彼はただ芸能界の嘘を悪きものとして断じるだけの存在ではない。今回の顛末で番組自体がめちゃくちゃになったわけではなく、あくまであかねの復活のための踏み台としてちょっとだけ制作側の意図からズレた進行になっただけであり、アクアはアクアなりの流儀で、「芸能界の嘘」を自分の望む方向に捻じ曲げただけ。それこそが彼が手に入れた「アイの生き方」の踏襲なのだ。

 そうしてアクアが「嘘」を捻じ曲げたことにより、結果的にあかねは救われた。まぁ、出演者全員が善人だったというのは多少なりとも恵まれすぎな環境ではあったかもしれないが、どうにも今回の流れを見るに、そもそも黒川あかねという人間はよっぽど流れが悪くなければ今回折れてしまうような人間ではなかったようで……なんやねんこいつ。たった一言「天才」というだけで済んでしまうような人材、アクアの周りに多すぎひんか?

 今期は黒川あかねと鳳ここながどちらもCV石見舞菜香であるというちょっとした奇跡。舞台の上で役を生み出し、見てきたものを完璧にトレスする生粋の「役者」。ここなは静香というセンスでもって自分の見てきた舞台の大スターを模倣する。そしてあかねは、徹底した独自のリサーチ法でもって、まるで警察のプロファイリングのようにしてキャラを少しずつ自己に取り込んでいく。真っ暗闇のパソコンの前で付箋紙を貼っていく様子は洋画なんかでよく見るすげぇベタな「天才」の所作でしかないのだが、その暗い熱情とパソコン前のロケーションが、ドス黒い復讐心からじっと動画編集の作業をしていたアクアのこれまでの人生とどこかで交差したかのようにも見えてくる。彼女の目標は「鎧」を身にまとうこと。そうして彼女が手に入れたとびきりの防具は、幸か不幸か、アクアを突き破る最強の矛を研ぎ澄ますことになってしまった。

 星型のアザはジョースターの血統、そして目に宿す星は……。エンディングテーマ、女王蜂が歌うテーマソング「メフィスト」は悪魔との契約をイメージさせており、1番は「私が命を賭けるから」のフレーズが印象的。そして2番のこの部分は「あなたに命が戻るなら」と続く。さて、現世に蘇ってしまった「アイ」を見て、アクアは何を思うか……。歌詞の方は「星の子たちよ、よく狙いなさい」と続くみたいですよ。

 

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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