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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「聖剣学院の魔剣使い」 5→4 立て続けになろう、と見せかけてこちらはなろうじゃない。いつものパターン。 ある意味でノスタルジーを誘われるような、「前時代のラノベってこんなんだったよなー」というざっくりしたラノベ観を踏襲した作品。そしてこの「前時代のラノベっぽさ」は私は特に好きではないものだったのであんまり評価が上がりようがない。1話目時点ではパリッとしたキャラ作画なんかを頑張っている感があったので一応期待はしてみたが、途中で作画部分もそこまで魅力はなくなり、最終的には「まぁ、女の子はエロいから……」というくらいの評価ポイントに落ち着いた。最後まで観ていた理由が自分でもいまいち分かってないのだが、①主人公の設定がちゃんと面白い方のアニメである「デッドマウント・デスプレイ」に似てるからなんかごっちゃになってどっちも観ていた。 ②CV井上麻里奈のショタが懐かしかった。 ③影のヒロインの名前が「ロゼリア」だったのでなんとなく温情を与えた のどれかかもしれません(多分全部違うわ)。 いや、でも途中でヘタった部分はあったけど映像としては割と頑張ってた作品なのは事実だったと思うよ。これくらいで不平を言ってたら流石にアニメ業界に申し訳ないか。画面に魅力があると感じるかどうかは、もしかしたらベタベタな作品の設定自体に責任がある部分かもしれんし。あー、でも最近すっかりセオリーになった感がある「敵クリーチャーはCGで描いて画面からゴリゴリに浮いててもそれは味わい」みたいな免罪符はやっぱり気に食わん。そここそがバトルアニメが一番頑張るところちゃうんかい。 PR 「私の推しは悪役令嬢。」 4→4 今期は総本数の兼ね合いでバッサバッサとN話切りした作品があったが、当然そこには何本ものなろうも含まれていた。こちらはそんな過当競争を生き残ってめでたく最終話までクリア出来た貴重ななろうの1本目だが、何故最後まで視聴したかといえば、某奴から「他のなろうとは違う部分があるので出来れば少しちゃんと観てほしい」と言われたため。その言葉がなかったら、今作もN話切りの憂き目を見た可能性もあったのである。 で、そうして他者からの意見もあったためにちょろちょろと観ていた今作。一応、「他のなろうとは違うことは違う」というのはなんとなく理解は出来た。理解は出来たのだが、その上でやっぱり評価は上がらなかったので素直にそれは報告しておこう。別に面白くはなかったです。まぁ、その理由の筆頭に「そもそもアニメがショボい」というのがきてしまうので、原作ファンにはむしろ同情する部分はあるが……。中の下程度の品質で低空飛行する作品を最後まで追うのは、どうしても流れ作業になってしまうな。 そうして残念だった作劇になすりつけてしまってもいいが、内容部分についても結局評価は上がっていない。常日頃私が頭を悩ませている「破滅フラグのパラドクス」について、今作は特に解決を提示してくれなかった。いや、割と序盤から「ゲームの世界だけど想定から外れた事態も起こりうる」という描写にはなっているので、ゲームとはかけ離れた「元はゲームだったけどそこから派生したファンタジー世界」と取れなくもないのだが、だとしたら主人公のモチベの最大要因に破滅フラグがあるのはやはり無理筋。あれだけ「異世界チート」で振り回して世界を塗り替えておきながら、終盤も引き続き「ゲームであった展開だ!」に引き戻すし、主人公の「既知の知識」と「不測の事態」が視聴者目線で区別しようがないので、結局「ゲームの世界」というのがアドホックな設定を正当化するための道具にしかなっていない。どのレベルを「現実ライン」と定めてみたらいいのか、そこが分からないままに話が進んでいくので、作品設定そのものが相互理解を阻害するのである。 今作の主題は間違いなく「百合」であり、主人公が目指すゴールは無償の愛によって支えられた「純愛」だということは頭では理解できるし、ある程度ラブロマンスとして責任を持って描こうという姿勢も窺える。そこは加点要素だと思うのだが、「それなら、なんでこんなノイズの多いはめふら設定でスタートしたの?」というのがほんとに疑問。乙女ゲー世界でこのお話をやる意味がなくて、「推しがいる」という一方的な感情は「ゲームのプレイヤーとそのゲームのキャラ」という異なるレイヤーにいる人物たちに不可避な断絶を与え、主人公目線でキャラたちを「下に」見る要素を作ってしまっているし、ラストで出た「ゲームで得た知識は恋愛には使わないと誓った」という言説も、1話から最終話まで見て誰が信じられるというのか。使わないも何も、この設定で主人公を特異な地位に置いた時点で、「フェアな恋愛関係」は破綻しているのである。それをさも誠実であるかのように振る舞っているのは主人公の自己満足でしかなく、歪ななろうチートの変形としか捉えられない。「チート能力を後ろ盾としたドタバタ百合コメディ」は面白い設定なのかもしれないが、そこに「乙女ゲー」要素を入れてしまったことは、まじで縛りプレイか何かかと思ってしまうくらいに相性が悪く見えてしまった。絶対にもっと真っ直ぐに見せられる道具立てはあったと思うんだけど。 まぁ、もしかしたら「なろうの課題曲部門」とかだったのかもしれない。「この設定は必ず使ってください」っていう課題の上でやってると考えれば、このチグハグさも分からんではない(どういう概念だ)。 「オーバーテイク!」 5→5 自動車レースのアニメかと思ったらそこそこの比率で写真撮影のアニメだった。……多分、間違ってないと思う。 TROYCAらしい、非常に清新なアニメ。映像クオリティは終始安定していたし、見せたいシーンも分かりやすい、平均的な満足度が高かったのは間違いない作品だっただろう。同じクールの「MFゴースト」をリタイアしてしまった身としては供養がわりにこちらだけでも高評価してもいいかな、とは思ったが、中盤でちょこちょこ心が離れてしまったタイミングがあり、1クールみっちり注目できたというほどではなかったので一応加点は見送った。「期待は裏切らず、されど予想も上回らず」といった感じか。 想定通りだった点として、やはり「F4」という特殊なテーマ設定はそこまでのめり込む要素にはならなかった。まぁ、これはその他のレースアニメでも似たような話だったが、純粋でストイックなレース競技って、試合のシーンで分かりやすい見せ場を作るのが難しいのよね。そこを乗り越えられた作品というと「風が強く吹いている」とか、あとは2期目までの「ウマ娘」とかが思い浮かぶが、今作はどうしたって専門知識が必要になる部分でハードルが高く、さらにマシンレースは外から見てもドライバーの顔が分からず、マシンの機微も映像として伝えられる部分が少ないというのは不利な点。「レースの迫力」という観点から言えばCGワークのレベルが上がった現代アニメらしいかっちりしたマシンの動きを見せられていたとは思うのだが、そこにアニメとしてのプラスアルファはあまり見出せなかった。 ただ、そうして「レースアニメって面白くするの難しいよな」という懸念については、きちんと自覚的に解決策を設けている作品でもあったと思う。これまた予想通りというか、セオリー通りの解決策ではあるのだが、「レースそのもの」ではなくそこに関わる人々のバックグラウンドのドラマを可能な限り膨らませることで1クールの時間を確保している。まぁ、どんなスポーツの作品だってそういう性質はあると思うが、今作で面白かったのはそれこそ冒頭で触れた箇所で、「自動車レースアニメ」の案内役を務める視点が「写真と向き合う」という全然関係ないジャンルのドラマを持つ人間であり、単に「俺も頑張ってるからレースも頑張れよ!」みたいな重ね合わせがやりにくい配置。しかし、きちんと筋立てを紡いでいけば「人の写真を撮る目的」と、「サーキットを走り続けること」がどこかで交わる時が来る。その辺りの筋運びに不自然な点はなく、過度な説教くささもない自然なお話になっていたと思う。レースは添え物というほどでもなく、かと言ってレースに固執しすぎて退屈にもならず。大崩れしないこの采配は簡単そうで意外に難しかったんじゃなかろうか。 まー、今作が終わった後に「よし、サーキットにいってちょっとF4のレースでも見てみるか」とまでは思わないですけどね。もちろん、CV上田麗奈のレースクイーンがいるなら話は別ですけど(またこのオチ)。 優しさと、晴れやかさと、ちょっとの怖さと、最終話! 約束されし勝利の2期の報。まぁ、どっしりした進行だったのでこれで終わるとも思っていませんでしたが。素直に朗報なので生きる楽しみが増えました。それにしても最近のチャンピオン系列のアニメは恵まれた作品が多いなぁ。「BEASTARS」に「吸血鬼すぐ死ぬ」に「入間くん」、それに「もういっぽん!」。……「もういっぽん!」の2期目はまだですかね? あ、「六道の悪女たち」は別にいいです。 というわけで最終回だけどつなぎのお話でもあり、立ち位置がなかなか難しい1本だったが、中心にテルと小石川さんの関係性を置いてくれたおかげで、とても気持ちよく「最終回らしさ」を味わうことが出来た。いくら女子中学生1人とはいえ、かついで家まで運べちゃった小石川さんのタフネスの高さには驚かされるが(この子、こないだまで足動かせなかったんですよ?)、それだけのエネルギーを持つ子だからこそ、これまでの人生で後ろしか見てこなかったテルの背中を押し、ヒーローとしての「背筋を伸ばす」役割を果たしてくれたのだろう。スティグマの試練を乗り越えて本当の意味での親友になれた2人。今後もテルはヒーロー活動を続けていくわけだが、常に隣に小石川さんがいてくれることは力を与えてくれるに違いない。 それ以外にもシャイには心強い仲間がたくさんいる。此度の一件でスピリッツとの絆はより強固なものとなり、ペペシャ自身も大きく成長することが出来た。アマラリルクとの全面戦争を想定するなら、一度はその幹部クラス(?)を打倒しているシャイ&スピリッツは組織の中でも重要なポジションに立ったといえるのではなかろうか。今回サポートに回ってくれたスターダストも相変わらずの貫禄。「ヒーローが背中を丸めていては、助けられた人たちが申し訳なく思ってしまうぞ」というのはけだし明言。常に堂々と、傲岸不遜なまでに前をむき続ける彼の信念はその辺りからきているのかもしれない。レディブラックもシャイとの関係性では負けていない。彼女の生まれながらの献身の精神は、きっとスティグマの持ついびつな「夢」を前にしても戦っていけるはずだ。まだまだ謎多き敵組織を前に不安ばかりが募りそうな展開だったが、きちんと「ヒーローが作る明日」を見せてくれた、実に綺麗な中締めだったんじゃなかろうか。 まぁ、それだけにラストのCパートが気にはなりますね。クフフさん、想像以上にツィベタちゃんの喪失の影響がでかかった……クソデカ感情なので本当に素敵には違いないのですが、正直言ってクフフさんにはあんまり理不尽な闇堕ちはしてほしくないんだよなぁ……ツィベタちゃんはきちんと「救われた」上でこの世を去ったわけで、クフフさんにも同じとは言わずとも、救いのある解決を求めたい。今週いきなり出てきた他の2体のアマラリルク勢については知らん。「アマラリルクに加入するには、(女性CV限定で)プリキュアの追加戦士を経験しなきゃいけないのか……」とかいう謎の発見があったりなかったり。総大将がビョーゲンズ出身。そして何よりも度肝を抜かれたのは、そんな「声の問題」が、まさかのテルのお姉さんから…………ええええええええええ、そこ、そういうことなの!? そりゃまぁ、レーニャさんがああいう形で敵として現れたのだから、他のヒーローの肉親が敵サイドにいるのは何も不思議ではないが……この世界、シャイに対して厳しすぎんか? それでも戦えるんか? 続きが気になるゥ! 急なクライマックス感! 第24話!! ……もう、夜宵ちゃんだけ住んでる世界違うやん。多分こいつハンターハンターの世界から来てる能力者じゃないかな。あまりにも策謀の巡らせ方が手慣れすぎている……。ほんで詠子は呪術廻戦あたりから来てると思う。闇の出し方が手慣れすぎている。 三つ巴……なのかどうかもよくわからぬ、夜宵ちゃん周りの混戦模様。今回仕掛けを施したのは「チームなり代わり」の切り込み隊長・ドロシー。単に夜宵ちゃんに興味を持ったので「霊的アトラクション」としてこの鬼ごっこを仕組んだのかと思っていたが、終了後に「これによって小学校が休校になれば空亡のところに行く時間ができるからいいでしょ」とのたまっており、どこまで本気なのかはちょっと読めない。ただ、夜宵ちゃんの「なり代わり先が小学生のせいでおつむまでガキになってる可能性が高い」との言を信じるのであれば、ドロシーがおもちゃとして育て上げた先生の霊を使ってまで夜宵ちゃんを追い込んだのが、本当に遊び半分だった可能性も否定できないだろう。なり代わりどもの目的が全然分かっていないため、現時点では判断しかねるのはしょうがない。 そんな地獄の鬼ごっこにより、まずは先週元太(元太ではない)が犠牲に。続いて明らかにそのキャラで合ってることが分かるでかいメガネがチャームポイントのいいんちょ(本名知らん)も危機に陥るが、偶然にも先生のフィールドから逃げると「隣のステージ」に乱入できるというバグ技に気づいたために夜宵ちゃんと合流することに成功した。夜宵ちゃんの「鬼ごっこというからには、こちらにも勝利条件があるはず」という推理もそうだが、この世界の霊は勝手な女児のゲーム脳に付き合ってくれるために律儀なルール設定をしている奴が多いな(そもそも鬼ごっこで逃げる側の勝利条件って何?)。いや、夜宵ちゃんがそういう霊の性質を学んだ結果、あんなゲーム脳っぽくなった可能性もあるが。とにかく、どこかで無限鬼ごっこを終わらせることができるってんなら、そりゃ本体がいるところだろ、というスタンド使いみたいな判断で一気に本拠地に突入。途中で芳忠ボイスの万能パクパク霊を連打し、先生の霊自体はあまり問題にしていない様子。芳忠さんの霊は今までなんとなく使ってきたが、この度の戦闘で一気に経験値が積まれたことでレベルアップしたそうです。ますます「下衆ポケモン霊バトル」になってきたわ。「過渡期の御霊」という身も蓋も無い名前を付けられ(今まで名前なかったんかい)、今後は卒業生の座に着くことができるかどうか。汎用性が高いくせに副作用も少なそうだからどこぞの花魁や僧正と違って使いやすい霊だよね。 得られた成果は友人の救出・持ち霊のレベルアップ・そして生還(あと元太のトラウマ)。ミッションコンプリートした夜宵ちゃんを待つのは今回の仕掛け人・ドロシー。彼女との対話でちゃっちゃとなり代わりの存在を看破し、なおかつ相手に遅れを取らぬように奇策にうって出るギャンブラーJS夜宵。今のところ彼女の狙いはピンズドで、これで突如としてなり代わり軍団への足がかりを得た。さらに「なり代わり軍団が空亡とつながっている」という情報まで手に入り、これにて「夜宵・なり代わり&空亡・神」の三つ巴が確定したわけである。……戦力差がデカすぎる気もするが……まぁ、空亡に関してはなり代わりサイドももしかしたら謎を抱えた状態かもしれないから、多少はね。対決する順番的には「神に敗れた空亡」→「神」と段階をあげていくのが正しいようにも見えるのだが、空亡の周りに全容の見えないなり代わり軍団がついているとなると事情は変わってくる。次回予告を見る限りでは、まずは神との対決か。現時点での持ち駒で足りるのかしらねぇ。 そしてそんな夜宵ちゃんの命懸けの戦いを尻目に、何故か突然小学生を闇堕ちさせるいけないおねーさん・詠子。……何してんねんお前。見知らぬJSの目からハイライト消したらあかんやろ。ほんでいいんちょもすぐに乗るんかい。類は友を呼ぶ……いや、同病あい憐れむ? なんにせよ、いいんちょの今後の人生は相当に波乱に満ちたものになるでしょうねぇ……。 かっ、金持ちのエンディング! 第11話! もう、単なる野生の上坂じゃねぇか。やっぱすみぺはこういう電波の方がガッツリハマるよなぁ。ちなみに今回のエンディングのタイトルは「今日のエンディングは私が買い取ったから好きにしていいわよね♡」。かつて同様に視聴者を混沌の渦に巻き込んだ「タイトルなんて自分で考えなさいな」に通ずるものがあるな……。しかも作曲は田淵智也なんだぜ? ……金持ちの歌だ……。 というわけで、製作者の思惑通りにエンディングで全部ぶっ飛ばされた回ではあるが、すでに開幕時点で前回やってたシリアス展開など全部放り投げてしまっているのであまり問題はない。やっぱ今作でシリアスが続いたらちょっと不安になりますので、今回くらいのぶっ壊れでちょうどいいんですよ。いや、別に前回も大してシリアスじゃなかったという話もあるが……。 これにて無事にハハリも獲得し、ナノさん曰く「親子丼……」を成立させた恋太郎。今回のお話を見て改めて思ったが、「大量のヒロイン全員に本気でぶつかっていき、全員を正ヒロイン扱いする主人公なんて成立するわけねーだろ」という想定が、「毎回、その話数しかないくらいの気持ちで全力で主人公してしまえば、とりあえずその場は成立する」という力技でねじ伏せられてるのは頭おかしいよな。例えば今回ならハカリを相手に命懸けの告白シーンを展開するなど、普通のラブコメ作品だったら「これがクライマックス!」みたいな展開を打ち立てているのに、恋太郎の場合は一切の制限なしに全てのヒロインにこれくらいの舞台は仕立ててしまう。そして、舌の根も乾かぬうちに次のヒロインに向けて同じ熱量の告白シーンが用意されている。そして、それが許されるキャラクターとして設定もされている。……まー、ギャグ漫画でよかったというか、存在自体がギャグというか……そこにヒロイン勢もきちんと呼吸を合わせてくれるから成立してるんだけどね。今回も一番負担の大きなポジションをこなしてくれたカラネさんには本当にお疲れ様だ。なんでカラネのパジャマはあんなにローライズだったんですかね。乳で勝てないと判断したために鼠蹊部で攻める作戦に変更したってことでしょうか。正しい判断です。 おっぱいモンスターが3人、そこにクスリ(正フォルム)も含めて4人。早々に戦線離脱するカラネに対し、仲間たちのボリューム感を全て受け入れる静。今回の静の活躍は金魚を吹く以外に特に無かったはずなのだが、「そこにいるだけでマスコットとして成立する」というズルいポジションにいち早く収まった静の作戦勝ちである。こうなってくると、何か行動を起こさないとアピールポイントが作れないナノさんあたりが可哀想になってくるな……。ま、このまま続けばそれどころじゃない人数になるはずなのであまり問題にならんのだろうが……。 将来的に、今回のエンディングもカラオケに入るんだろうな……多分対応はジョイサウンドが早いと思うので、万一歌いたいという方はジョイサウンドにリクエスト出しておきましょう。 立て続けに劇場へ。こういうのって勢いが大事ですね。ただ、こちらの作品については「えっ、観に行ったの?」と思われる方もいるかもしれない。ぶっちゃけ、普段だったら割とスルーしがちな傾向の作品である。なんでわざわざ足を運んだかというと、理由は「なんかTLで反応してる人がちょこちょこいたから」。Twitter上で評価する声をいくつか見かけた上で、かつては「アイ歌」とか、直近だと「北極百貨店」とか、良い作品なのに宣伝が刺さらずにあんまり評判になってない作品があるのは勿体無いと思い、この度ちょっと重い腰を上げて普段触れないような作品にも接してみたのである。 折り返し前に端的に感想をまとめると……うーん、ごめん。俺は今ひとつだったかな。いや、決して悪い作品じゃないという話も理解はできるのだが……正直、この文章を書き始めたこのタイミングでも、どう評したものかと悩んでるのが実情です。
<一応内容に言及するので折り返し>
今週はトラウマティア様の登場シーンが少なかったので、カワイイ王No. 1は「ぬけがら状態のスライム先輩」に決定しました。僅差で、僅差でね。ちなみに本編でどれだけシリアスやろうと、途中のCMでいきなりアルテマティア様が血族に勧誘してくるので全部吹き飛んでオールOKになります。 さぁ開戦だ。相変わらずどちらの陣営もめっちゃ感情移入したくなっちゃうのが今作の困ったところで、人間チームはようやくスターリアがギャグモードを抜けて完全にスイッチを入れた様子。まぁ、これまではなんだかんだでラグナと2人で膝詰めて話すタイミングもなかったからねぇ。この度ようやく逢引き(?)が叶い、色々と腹芸はありつつも本音を話すこともできた。ただ、いかんせん相手がラグナなもんで、ちょっと狙った方向とは違った形での結果オーライ。姫のプライドはズタズタに引き裂かれてしまったが、ここで折れず、涙でぐしゃぐしゃになりながらも克己に繋げてくれるからこその銀器姫である。この戦争の命運は、やはり彼女にかかっているのだろう。 そんなスターリアに全てを任せるとまで言われたラグナだったが、いつだってクソ真面目すぎるが故に、この状況でもあまりにブレず、逆に空回りしてる感覚。まー、頭使う部分は全部クリムゾンに任せちゃってるからなぁ。一応、「全力で戦ったらウォルテカムイがきちゃう」「そんで現状でカムイには勝てない」という2点については理解できたようなので、以前の王都での騒ぎみたいな無茶をする心配はないかな。でも、こいつがクリムゾンの思惑を飛び出してとんでもねぇことをやっちゃうのが楽しみみたいな部分もあるけどな……。今回衝撃だったのは、ラグナが正式に「姫は偉大な人だ」と認めることになるのだが、その時に経た理解の経路が「この人、レオに似てるな」からの敬愛。そこで昔の女と重ねるのはどうなのよ……スターリアも不憫だけど、やっぱレオが浮かばれないよぅ……まー、今この兵団にレオが混ざっても大して目立たない一兵卒にしかならないだろうなぁ、とか考えると、思い出してもらえるだけでもありがたいのかもしれないが……。 一方、ラグナがそうして姫様とよろしくやってる間も、やれることは全部やるの精神で胡散臭いことをやりまくっているのがクリムゾン。「あの女」と呼ばれてるってことはがっつり女性ロールを演じてるってことだが、それに加えて「なろうロール」まで演じて周りの人間や視聴者サイドまで煽ってくるろくでなし。多分この世界になろう文化はないだろうが……まぁ、竜の生まれならそりゃチートだもんな……リンスやマヨネーズでマウント取らずに転移魔法陣でドヤれるのはまだマシでしょう。そのせいで研究者1人の尊いモチベーションが犠牲になったようだが……「このクリムゾンの助言により、人間界の魔法研究が一気に100年分動いた」みたいな展開だったらどうしよう。 ともあれ、人間サイドは覚悟を決めてとりあえずのゾラ&タラちゃん軍を迎え撃つ。竜サイドはというと、なんか突然大虐殺を始めたと思ったら、それはあの爺さん竜・ボルギウスの燃料になるという。爺さんは見た目とスタンスだけじゃなくて本当に爺さんだったのだね。竜族も「先代の血主」という存在がいて、種の存続のために過去にはすったもんだがあったらしい。その結果としてアルテマティア様が新たな血主として立ち、爺さんはその結果にたいそう満足し、彼女を守るためなら命も賭すという。この忠義も、家族愛に近そうな感情も色々と尊いね。ほらー、やっぱり竜族の方が応援したくなる要素が多いー。 そんなわけでどちらにしても負けられない戦い。フェイズ1はいきなりタラちゃんが空中から突貫してゲームをキメに行く予定だったが、そこはクリムゾンが読んでいてしっかりディフェンス。武人タイプのタラテクトラはVSラグナにしばらくはかかり切りになりそうだが、せっかく声かけてるのにラグナに無視されてるのは可哀想。残ったゾラさんの包囲陣はラグナ以外の人間チームで対処しなきゃいけないのだろうが……結局、姫様チームの中で使えるコマってどれくらいいるんだろう。あんだけ死ぬ死ぬ言ってた姫様なので、逆にこの戦いは生き残ることを期待したいが……。
「青ブタ」観てきた直後にこれ観るのはキツいよ……第11話。梓川家の兄妹関係は万事上手くいっていたというのに、時野谷家ときたら……。 前回が何の問題も解決させない「先延ばし回」だったため、今回は問題が一気に煮詰まってクライマックスへ。まぁ、そりゃ11話目だからそうなるだろうけども。結局悠宇のやつはマネージャーさんとの折り合いをつけずにことを進めてしまっており、最悪なことに「ゲーマーなんて別人です、わたしゃ知りません」の一点張り。相談すればもしかしたら最低限のサポートは得られたかもしれないのに、あの態度ではそりゃマネージャーさんだってキレるくらいしかやることがない。しかもどうやら悠宇はマジで女優としての才能を買われているようで……マネージャーさんの必死の訴えだって彼女の人生を考えれば至極真っ当なものである。ただ、いかんせん大人の一方的な物言いなので若者は反抗したくなる部分があるのもわからなくはない。いや、多分悠宇はマネージャーさんの伝えたいことも十全に理解はしてるのだろうが……自分の才を信じて未来を告げてくれる人を優先するか、自分にしか出来なくて今しかない人助けを優先するか。難しいところではある。ただ、悠宇の場合はここでゲームをすっぽかすと同時に瞬のことも手放すことになるので、そこに余計な打算も働かないといえば嘘になるかも。 そして最大の火種となる美桜ちゃん。ぶっちゃけ単体での状況はこれまでとなんら変わってないはずなのだが、瞬のケツに火がついたことで互いにカリカリしちゃって、ついに関係が決定的なものに。いや、美桜ちゃんの方からダイレクトにふっかけに言ったのは事実か……。薄暗がりの中、何とも言えぬ雰囲気で続けられる兄と妹の語らい。作画がヘタリまくっている本作の割にはやたら情感のこもった危うい表情で対話を続ける2人。美桜は自分の足が心因性と診断されていることは知っていたという。その上で「いやいや、根性論でどうにかなるもんとちゃいますねん。自分のことは自分が一番分かってますんで」と主張。まぁ、そうじゃないから心因性なんだろうけど……いわば改めて「リハビリして治す気なんてないぞ」宣言。そして、そんなことを言われると「美桜がこんなに消極的で逃げてんのは俺のせいなんだ……」と脳内ROXに苛まれる瞬も限界。一応、言ってることは瞬の方が理が通っており、「いや、治るって言われてるんだから頼むから頑張れよ」が最終的な主張。それに対して妹サイドは「嫌なものは嫌」なのだから話にならない。その後は水掛け論となり、美桜はついに「お前精神論ばっか持ち出すけどゲームで負けてるじゃん」という禁句を発動。進退極まった瞬からは、「よーし分かった、次の大会で勝ったらリハビリ行け。負けたらもう2度と顔をあわさん」という、およそ兄妹の約束とは思えないドラスティックな提案である。この提案、冷静に考えるとどっちに転んだところで美桜に得がないので飲み込む理由はないのだが、そこは勢い任せの売り言葉に買い言葉。特に拘束力もなかろうが、とにかく瞬は次のSLEEPING OWL戦に全てを賭けることになってしまった。 瞬は負けられない戦い。にもかかわらず悠宇は試合に出られるか怪しい。そんなすれ違いの中で瞬を襲ったのは望姉ェのビンタ。ここで遠慮なく引っ叩けるのは幼馴染のおねーちゃん特権。瞬の溜まった鬱憤がこのビンタで漏れ出し、デトックス効果により見事なまでの包容力を見せつけた望。後ろめたさもある悠宇を突き放してレースは一気に望有利に。この状況を見て、悠宇がますますこのチームに居づらくなってしまったら試合の成立自体がピンチである。でもまぁ、ラストシーンを見た感じでは当日の会場までは行ってるみたいだが……かつてはホモホモしい感じで勧誘してきてたROXがようやく瞬に愛想をつかして反転。本気の敵が牙を剥く。 普通に考えたらもはやFOXONEに有利な要素は何一つなく、ただボコられて終わる未来しか見えないのだが……まぁ、実はここで負けたとて、妹ちゃんとの話は望姉の言う通りに瞬の態度次第でどうにでも誤魔化せるだろうし、これ以上活動できなければ悠宇も実質引退に追い込まれるので実は(借金が返せないどこぞの親父以外は)そこまで切羽詰まった状態になるの人間もいない気がする。まぁ、瞬は負けちゃうと将来の夢が1つ断たれるかもしれないが……別にプロゲーマーを本気で目指すなら、(母親の目もいくらか優しくなってるし)次の機会を待っても構わないと思うんだけどね。その場合は悠宇を解雇して新しい5人目を連れて来る必要があるが……そうだ、いっそのこと美桜ちゃんにゲームを叩き込むってのはどうだろう。車椅子のプロゲーマーくらいいくらでもおるやろ。
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プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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