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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 来た、見た、効いた。グッときた。なんかね、刺さったね。だからさ、最近何回も書いてる気がするけどわたしゃ母子の物語に本当に弱いんだってば! 同じ映画でも「ゆめみる少女」の方が強烈なアッパーカットだとするなら、こちら的確に痛いポイントを抉ってくるボディブロー。後まで引きずるダメージの大きさで言えば、時間の短いこちらの作品の方が大きかったくらい。それくらいに私には効きました。多分シリーズをこれまで追いかけて来た人はみんな観に行ってるんだろうけど、改めて、ちゃんと劇場で観ろよ(って伝えろとパンフに書いてありました)。

 

<以降、一応ネタバレ伏せ>

 


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「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」 5→5

 真っ先に書くのもどうかと思うが、比古のキャストは関さんじゃないんかい!? 流石にそういう配置だと思ってたんだけど……あ、もしかしたら既に北海道編まで視野に入れてて、実は永倉役を想定しているとか……ねぇだろうなぁ……。

 さて、ちょっと気が早ってしまったが、今期もあっという間に最終回シーズン。今期1発目に(ひとまずの)終わりを迎えたのはこちらの作品。ノイタミナ枠なので話数がちょっと少ないのはお約束。わざわざ番外編を2話挟んでスケジュール調整を行い、作中でもかなりインパクトがでかいシーンで締めくくりとした。まぁ、確かに京都編の導入まで描いちゃうならここ以外で切るわけにはいかないだろう。ちなみに、幼少期の私にとってはこの回はちょっとしたトラウマだったりする。いや、やっぱ少年少女からしたらショックな展開だよ? ちなみに京都編の後のさらにショッキングな展開の時も、和月を信じていたので「ま、まぁそんなわけないよな……」とは思いつつも、ガチで数日間凹んでましたね。もしかしたらこの辺りの時点で鬱に反応するセンサーが形成され、のちのNTR属性に育った可能性もあるな。もしそうならファッキン和月(なんてとばっちりだ)。

 というわけで無事に2期へのパスが送られて無難な幕引き。「人生の中で読み返した回数ランキング」でベスト10に入る漫画のアニメ化、個人的には大きな不満はない。かなり原作に忠実に映像化されているし、オリジナルで入れ込む要素も決してなおざりでなく、今後の展開を考えて盛り込んだ「現代版」として立派なリメイクになっている。映像クオリティが飛び抜けて高いわけではなく、呪術やらスパイやらと居並ぶジャンプアニメと比較するとちょっと寂しいが、流石にウン十年も前の作品のリメイクにそこまで全力投球できるほど世間も甘くはないだろう。立ち位置としては「ダイの大冒険」と同じくらい。「封神演義」にならなかっただけでもラッキーである。今後はわざわざ前世紀の記録まで戻らずとも、今作のアニメを引用できるようになったのは大きな収穫である。

 もちろん不満点も無いではない。個人的に一番残念なのは、おそらく画面のテイストをぶらしたくないという判断なのだろう。いわゆるSDキャラ、チマっこいギャグテイストのキャラ描写が原作からほぼ削られているという部分。手元に原作が無いので正確には確認はできないがマジで1コマ単位で覚えている漫画なのでそこがどうしても違和感になってしまっている。具体的には、例えば弥彦の「話は聞かせてもらったぜ」のシーンの平べったい弥彦とか、薫の「えぐえぐ」の顔とか、可愛い演出がもうちょい入ってこそのパーフェクト「るろ剣」だと思うので、そこは「私の好みとちょっとズレる」くらい。でも意図は理解できるのでそこに文句を言うつもりもない。

 きちんと新しく提出された作品の良い部分と好かない部分を切り分けて、引き続き味わっていきたいですね。さて、阿武隈四入道のキャスト予想でもする? その後で四星のキャスト予想もする?

 

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 どこもかしこもハイカロリーバトル、第23話。このくらいの時期になると、最終回シーズンなのでいろんなアニメでじゃんじゃんリソースをつぎ込んで迫力のあるバトル展開になりがち。こちらの作品もご多分に漏れず、最大火力でのラスボス戦となっております。

 もう、色んな勢力が絡みあって何が何だかわからなくなりそうですが、基本的に諸悪の根源は婆さん(&禁書)なので、「それに対してどうヘイトを向けるか」という違いはあるけど、だいたいの面々は徒党を組むことができる。渦中の人物フィロメラについて、最も大きな関わりがあるアルキュオネは、この度ついに役目を終えて恭しく退場していった。ただ、その際に余計な置き土産を残していったのは婆さんもフィロメラも完全に想定外だっただろう。アルキュオネさんは婆さんにも呪いの制御システムを仕込まれていたが、それよりも先にアダムからも秘密の呪いトリガーを設置されていたという。以前エリアスはそのことに気づいていたが……まぁ、悪いもんじゃないってんで放っておいたんだね。アダムさんは有能な魔術師だったのは間違いないのだろうが、娘の子守り役に押し付けていった業があまりにデカすぎるのは「娘を愛していたから」と好意的に解釈すべきなのか、「人造精霊だからって容赦無く酷使しすぎだろ」とドン引きすべきなのか。まぁ、結局はアルキュオネさん本人も満足して逝ってしまったみたいだし、ここで最大級の防衛装置が起動したのはありがたいと見るべきなのだろうな。ただ、アダムの姿形で登場したにも関わらず「アダムじゃないよ」と断言してしまったために婆さんに対するナチュラル防衛ラインとしては機能しなかったけど。「アダムじゃないなら出てくんじゃないよォ!」という婆さんサイドの悲痛な叫びもちょっと共感できてしまうのが辛いところ。こんだけ盛大にやらかして後戻りできない状態で、命より大事な息子の面影が蘇ったら、そりゃ期待しちゃうよね……そんな夢を抱く権利など既になかったとしてもさ。

 そうして「フィロメラ護衛軍」は改めてアダムの幻影も加えて若干の強化。そして婆さんが先週までのフィロメラ同様に禁書の力でばけもんに変化してしまったため、ここで再び「魔女」モリガンさんの登場とあいなった。正直この人(この神)のモチベはいまだによく分かってないのだが、ざっくり「自分のテリトリーで意味の分からん神的存在に暴れられるのは気に食わん」という感じでいいんでしょうかね。やろうと思えば単体でも対処できたのか、それともやっぱり本人の言っていた通りに「滅ぼすまでは至らぬ」だったのか。とにかく神VS神のドッカンバトルになったのはこのおばちゃんが乱入してきたからであり、彼女の援軍がなかったら一方的に虐殺されていたのか、それとももっとあっさり片付けられていたのか。ルツがナチュラルに彼女の援護にまわっていたのは、精霊の方がこういう存在には加担しやすいってことなんでしょうかね。

 そして犬繋がりでさらに出てきたのが人狼のおかーさん。彼女は婆さんへのヘイトという明確な参戦意思があり、ゾーイのおかげで頭がすっきりしたためにはっきりと反旗を翻した。こうしてみると婆さんは全ての因果が返ってきたせいであまりにも敵対するものが多くなりすぎたな。まぁ、人狼さんは神モードになっちゃった禁書相手には流石に役者不足だったようだが……個人的には久しぶりに川澄&能登の最強大沢事務所コンビが拝めたのでよしとする。なんかもう、最近は「能登麻美子が関わる母子関係」に色々揺さぶられっぱなしだな。

 最終的には禁書VSその他大勢軍にエリアスの支援も加わり、最後はフィロメラがバシッと決めるところ。戦隊ヒーローのバズーカ攻撃のごとき陣形で本を構え、ついにフィロメラは自らの手で呪われた運命に決着をつける。背中を任せるのは当然チセ、なんでここまで美味しい役が回ってきたのかよく分からないアイザック、そしてどんだけシリアスパートでも頭をゴツンしてフィロメラに現実を叩き込んでくれる頼れるルーシー。うん、良い仲間を持ったもんだ。

 ちなみにゾーイくんは戸外でぶっ倒れたまま。そしてザッケローニ、おめぇちゃんと見てたんか。


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 さぁ、ぼちぼち最終局面、第23話。ようやくお話はヴァミリオとヘルクのところへ。こうしてみると、エルダ様に幕を開けた(?)エルフっ娘ムーブメントの1人としてヴァミリオをカウントすることができるんだな(個人の感想です)。

 シャルアミ・アスタの危機、そしてアズドラの敗北。いろんな戦局が気になってしょうがないが、それらをいったん差し置いてずっとお預けをくらっていたヘルクたちの様子へとようやくカメラが戻される。ヘルクたちも「長旅だけどあっという間だった」と言ってはいたが、こちとら随分長いこと待たされたような気がしてますよ。せっかく再会できたピウイにはまたすぐにお別れみたいな展開になっちゃったけど……今後、黒い騎士との対決みたいに再びピウイがキーになる展開があるんでしょうか。あったとしても意味わからんけど。ただ、ピウイの出身地であるあの島って、いまだに謎の存在である魔女さんがいた土地でもあるんだよね。実はめちゃめちゃ重要な何かを握ってる可能性も微レ存。ちなみにピウイも含めた御一行の中で、最後までヴァミリオの呼び方が微妙に安定してなくてちょっと笑った。多分ヘルクとピウイはずっと「アン(ちゃん)」呼びだったけど、サポートに回ったハルピィも夜の間は「アン様」って呼んだから「あれ、そこはアンで統一なのか?」って思ったら翌朝になってふつーに「ヴァミリオ様」って呼んでた。まぁ、ヴァミリオ曰く「四天王は一般魔族にあんまり顔を見せてない(アズドラがおかしい)」らしいので、もしかしたらハルピィの中でも「この人がヴァミリオ様でいいんだよね?」みたいな不安があるのかもしれん。

 そうして和気藹々とした楽しい旅路もついに終わりを迎え、人間の国にほど近い駐屯地でヘルクとラファエドが激突。ラファエドさんについては先週時点でもまだ「もしかしたら悪い人じゃないのかもしれないけど……」みたいな僅かな期待が残っていたのだが、今週の様子を見る限りでは大勢は変わらないみたい。そりゃミカロスに比べたらよほど人道的なことを言ってくれてはいるのだが、何かしら大きな目的があるのだろう。ヘルクのあれだけの苦悩と献身を見てなお、彼になびくことはなさそうである。まぁ、実の娘を悪魔の兵器に仕立て上げた時点で、彼に後戻りはできないのかもしれないけれど。そしてヘルクに対しての最終兵器である「彼女」の投入についても、ミカロスの提案をすぐに受け入れてしまった。もう、ヘルクと分かりあうことは出来ないってことだ。

 そうしてラファエドが全力でヘルクをつぶす決意をしたが、そこで注意を向けざるをないのが脇で支援するヴァミリオの存在。これまで彼女がフルパワーで戦う機会ってのは実はほとんどなかったのだが、いよいよ四天王の本領発揮か。そして彼女は圧倒的な武力もさることながら、まっすぐな信念と他人を思いやるその精神性も大きな強さ(これはアズドラにも言える)。下手したら打ちのめされたまま落ちていく一方だったかもしれないヘルクをすくい上げ、ここまで連れてきたのは間違いなくヴァミリオの手柄。ラファエドの漏らした「再び良い仲間に巡り会えたのだな」というのは、彼なりの素直な賛辞であろうし、そうして幾度となく友情を築いて立ち上がってくるヘルクを打倒しなければならない懊悩でもあったのだろう。一度へし折ってそのままであれば、ヘルクだって、ラファエド本人だって、こうまで思い悩むこともなかったのだろうから。

 それでもヘルクは立ち上がり、ヴァミリオはそんな彼を信頼している。帝国の最後の砦は間違いなくこの2人の友情の力である。人間サイドは、この心をへし折るためには手段を選ばないだろう。さぁヴァミリオちゃん、正念場だ。

 

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 新たなしゃまの波動を検知! 第9話。散々取り上げてる作品以外にも「オーバーテイク!」でいい役もらってるし、今期は上田麗奈ファンにとってはかなり当たりのシーズンになっていますね。まぁ、それを超える勢いでどっからでも聞こえてくる日笠ボイスってのもあるんだけどさ。

 1週おやすみを挟んだのは、多分純粋にスタミナ切れだろう。こないだのエピソードも作画がだいぶヘタってたし、今回は満を持しての水着回を繰り出し、前半パートでは持ち直しをアピールしていたが、後半パートでやっぱり「水着頑張って描いたんでここからは勘弁してください……」みたいな匂いがあった。まー、昨今はこれよりもずっとずっとずっと酷い作画の作品も山ほどあるし、そこまで気になるもんでもないのだが……せっかくなら100%で走り切ってほしいですね。

 そんな状態でお話は次なるフェイズへ。七紅天という国内の権力集団をクリアしたことでご褒美をもらったコマリがお外に出た理由はなんと外交。皇帝も全部わかった上でコマリに大役を任せてるんだろうから趣味がわりーな、とは思うが、今のところサクナの事件もミリセントの事件も一応は解決してるわけで、七紅天の看板に偽りのない結果が残ってるのは事実。皇帝が心底コマリのことを信頼してのことかどうかはよく分からんが、今回だってうまいことやってくれると思って……まぁ、失敗してますけど。それぞれにヘンテコな隣国があり、こちらの帝国(ムルナイトというらしい)も大変である。

 Aパートは水着でサクナたちのおっぱいや吸血プレイを満喫しつつ、その流れで(?)ファイルーズボイスのちょっとアホっぽい武将、「月桃姫」ネリカとコンタクト。こちらは自国では「八英将」と呼ばれているらしく……多いな……。7やっつけたら8出てくるあたり、設定を広げられるだけ広げちゃってる思い切りのいいラノベ。まぁ、今回の感じからして隣国の8人なんて特に描く予定もなさそうだが。なにか腹に抱えるものがある様子は見せたが、基本的にはコマリと同程度か、それ以上のバカ。そして戦闘狂。話が通じない武芸者って、考えてみりゃコマリが一番相手にしたくない人種だよな。ちなみにお抱えのメイドはCV日高里菜。なんとこちらでも「ラグナクリムゾン」と同じでトロプリコンビが連携をとっているという。……今回夏の海が舞台だったのももしかして? まぁ、女の子がどんどん増える節操のなさは悪いことでない(?)。ちなみに今回サブタイトルにもなっている「翦劉」というのはネリカの種族名らしいのだが、やたらと画数が多い難しい概念の割にどういう意味なのかはよく分からなかった。てっきり実在する単語なのかと思ったら、どうやら今作の造語であるらしい、「翦」の字は刃物の類を意味し、「劉」は相手を打ち倒す、殺すの意とか。まぁ、あんなキャラになったのもお察しである。

 最終的に事故が重なって残念ながら外交は失敗。ほうほうのていで逃げ帰ったコマリを待ち受けるのは、今度は別な国からの使者・カルラ。こちらは「五剣帝」の1人だそうで。多い多い。ただ、どう見てもコマリと同じ口だけヘタレキャラであり、「剣帝」を名乗るには訳者不足の感が否めないのだが……まー、こいつにだってコマリと同じような裏があるかもしれませんからね。話の流れからしてこちらもコマリの与り知らぬところで事故って国交をぶっ壊す展開かと思われたが、最悪の第一印象の割には皇帝が出張ってきて同盟関係自体は一応成立。どう考えても遺恨を残すやり口だが、果たしてこの皇帝はいいやつなのか、悪いやつなのか。そしてアホっぽかったカルラは、果たしていいやつなのか。

 そんで窓の外にはうえしゃまボイスの新聞記者が。隣に猫耳であざとい助手まで連れてなんか属性がモリモリ。まー、ぐちゃぐちゃになるだろうね。こないだの特番で中の人たちが「シリアスめになっていく」みたいなこと言ってたけど、この発端でシリアス展開になるのはなんかやるせねぇな……。

 
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 泣くやろがい、そりゃ泣くやろがい、第11話。何度でも言いますけどね、あたしゃ母子の物語にとにかく弱いんだよ! どストレートだったけどいい幕引きだったじゃないか……。

 というわけで、悲しき親子の対決に終止符。実のところ、勝負はすでに先週時点で終わっていたようだ。スピリッツのハートに再び火が灯り、実母だと認めた敵に立ち向かった時点で、彼女たちの「悪夢」は終わりを告げていた。先週のように激しい打撃戦が繰り広げられることもなく、防戦一方で必死に自分の世界を守ろうとするツィベタの氷の殻を、スピリッツとシャイは容赦無く溶かしていく。文字通りに「火がついた」ヒーローの心に、何の障害があるものか。ギリギリまでクフフさんも戦ってはくれたが、あくまで今回のメインはペーシャ・レーニャの2人である。部外者はどんなサプライズがあろうとも口出しは出来ない。最後の最後に、ペペシャの強き心が悪夢を貫いた。そして、その心を育んだのは、他でもない母親のレーニャだったのである。

 個人的に嬉しかったのは、そうして趨勢が決した後にも、一番頑張ってくれたのがクフフさんだったこと。ツィベタとクフフさんの間の友情がどれほどのものかは想像するしかない部分だが、先週までのやり取りは「同じ志の下に集まった同志」とかいうよりも、本当に幼い見た目通りの精神年齢の、女の子たちの純粋な友情にも見えた。クフフさんは打開されたらツィベタが消えてしまうことを知っていた。そして、純粋に友達が1人失われることを嫌がった。まだまだ内面の読めないアマラリルクの面々だが、今回の一件ではそこに通底した「悲しいまでに人である」様子が垣間見えたように思う。次のクフフさんの登場時に、彼女は「ツィベタちゃんの仇」だと思ってシャイに襲いかかってきたりするのかな。それとも、彼女の遺志を最大限に尊重して、ツィベタの死の尊厳を守ってくれるのかな。

 クフフさん退場後、レーニャは自分の復活劇の知りうるところを全て娘に伝えた。曰く、レーニャの復活はペペシャの願いの歪んだ発露だったと。ということは、もしかしてツィベタが生まれたのって、あの時の北極のまさにあのタイミングだったんだろうか? 何かしらの因子があそこで発動し、永久凍土から実の母親の歪んだ姿(スティグマが大人を望んでいないから子供の姿だった?)が現れたとか。まぁ、だとしたらツィベタちゃんとクフフさんの関係性って別に深くも何ともないのだけど……アマラリルクの関係性はまだまだ読めないなぁ。

 何はともあれ、立派に成長した娘の晴れ姿を見ながら、レーニャは再び空へと還る。そして別れの儀式は和風で言えば「盃を交わす」ってやつで。まぁ、そこがウォッカのビンなのがロシア人の恐ろしいところだが……ウォッカってああしてビンでがぶ飲みして平気なもんなんでしょうかね……よくドラマとかのロシア人がやってるのは見るけど……まぁ、美味しいならいいんですけどね……あの親子、「お酒を飲んで明るくなってる時が一番いい笑顔」って言いつつウォッカ飲み続けてるけど、あれで「ほろ酔い」くらいを維持できるのは立派な体質ですよ。よかったね、酒の強さはきちんと遺伝したってことで。……肝臓は大事にしろよ。

 母娘の物語としては何ら不足のない綺麗な収束、そして少しずつスティグマへと迫っていくこのジリジリした感覚。まだまだ先は見えないけど、それぞれのヒーローが出来ることをやっていく以外に、奴の中枢に食い込むことはできないのだろう。さて、第2の指輪は何を語るか……。

 

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 こんな少年探偵団はイヤだ、第23話。なんか元太みたいなのがおったし、主人公は子供らしさが微塵もないこまっしゃくれたガキだという共通点はある。ただ、少年探偵団はなんだかんだで命に別状はないが、今作の元太は容赦無く精神崩壊させられている。

 I水門の激闘を終え、卒業生ユニットの編成も順調に進んでいる夜宵ちゃん。しかし当座の目標である神様退治にはまだまだ戦力増強の余地があり、さらに遠く関西の地では愛依ちゃんを巻き込んで神様VS空亡の死闘の跡が確認できる。予断を許さぬ状況に珍しく感情的な部分を見せた夜宵ちゃんだったが、「GWが終わるから学校行かなきゃ」というエラく現実的な理由からいったんはやる気持ちを飲み込んだ。無茶苦茶だけど大人以上に大人の判断ができるのが夜宵ちゃんの偉いところである。それにしても、今作は物語がスタートしてからまだ2ヶ月弱しか経ってないのか。螢多朗は凄まじい密度であっちの世界にどっぷり浸かってしまったな……。

 いったん学業……というか「児童業」? に戻ることを余儀なくされた夜宵ちゃん。しかし神様・空亡に加えてもう1つの勢力である成り変わり軍団が夜宵ちゃんにロックオンしてしまったようで、ダイレクト刺客としてこちらも目が怖いドロシーちゃんが接触してきた。夜宵ちゃんは現時点では成り変わりの仕業とは気づいていないようだが……次回予告からすると来週で色々察するみたいだな。そしてそんな霊能力小学生バトルに巻き込まれるのが、「ずっと前からいましたが?」みたいな顔してガンガン夜宵ちゃんに絡んでくる同級生組。てっきり夜宵ちゃんはあの通りなのでクラスでも浮きまくってる異端児なのかと思っていたが、(異端児には違いなかろうが)友達はちゃんといた様子。まぁ、その友達の大半が今回酷い目にあってるわけですが。なんか、序盤の何気ない友達とのやりとりを見て、ようやく夜宵ちゃんの子供らしい部分もちょっと見えたような気がするわね。

 ドロシーによって校内に「生み出されて」しまった悲劇の先生霊。「学校の怪談」モチーフということでこれまでになくオーソドックスな「テンプレホラー」っぽい展開も見せるのだが、残念ながら夜宵ちゃんが相手だと、常に攻撃パターンの分析と効果的な対処法をヒットアンドアウェイで測られながらの戦闘。こうなるとあんまり怪談っぽくはなくて、一気にモンハンじみてくるんだよな。まぁ、ビビり役として同級生たちが犠牲になってくれたと思えば……すでに2名犠牲になってるんだが、あいつらの精神は戻ってくるんだろうか。このままクラスに廃人が2人3人と量産されたら、それこそ「呪われた学校」程度じゃすまんぞ?

 

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 カラネのツッコミは粗品なのかホテイソンなのか……第10話。途中からお金持ちbotになってましたけどね。ハカリがいなくなっちゃったもんで、こんだけのメンバーでツッコミ役が1人にのしかかっているのは大変だ。

 タイトル通りのお話(?)ではあるが、こういうのを見てていっつも思うのって、恋太郎とカラネのミッションの時に流れてたみたいな「明らかに本家をパクってることが分かるけど微妙に変えてある」レベルの音楽って剽窃行為には当たらないんですかね。いや、同じ曲じゃないからセーフなんだろうし、そのことになんの問題もないとは思うのだが、悪意ある人間が訴えてそれが有効だったりしたら怖いなと。流石にここまでメジャーな音源だと「有名な曲」っていうよりも「そういうシーンを表す定型表現」くらいに思えてくるから難しいよね。運命のジャジャジャジャーンとか運動会の定番曲みたいに、著作権フリーになったらもっとダイナミックに使われるようになるのかしら。

 などという話をぼんやり考える程度には、お約束進行なのであんまり中身はない。いや、普段から中身があったかと言われると微妙だけども……ほんとにただ「可愛い女の子」というビジュアルの強さで攻めている作品であることがよく分かる。もちろん、こんな無茶苦茶なミッションのくせしてきちんと4人のヒロイン全員に活躍の場(?)を与えてバランスが偏らないようにしている構成は頑張ってると思うし、各々のヒロインが個性を発揮しつつリタイアしていく様子は古のジャンプ漫画で育った身としてはちょっとアツくなる部分もあったりなかったり。ちょっとでも冷静になると「完璧超人のナノと万能ドラえもんポジのクスリがいるんだから、やろうと思えばこの2人だけで全部解決できるけどな……」と思ってしまうわけだが、それだと静の存在意義がなくなっちゃうからね。メンバー全員から「最弱」という認識を受けつつフォローに回ってもらえるのが静の人徳なのだろう。ちなみに今回も、赤外線のくだりの時に静はナノに肩車してもらっている。やっぱこの2人は仲が良い(恋太郎がクスリを肩車しているので、結果的にカラネが浮いてるの可哀想)。

 まぁ、なんやかんや(エロを含む)あって最終的にママさんのところに辿り着き、無事にフラグを回収してオチまで持っていけましたね。ギャグにしたらあかんレベルの生い立ちのハハリさんが秒で堕ちるのは良いのか悪いのかよく分からんが……元旦那目線からしたら理不尽の塊みたいなNTR展開だからな。そっち目線での薄い本があっても別に構いませんよ。この作品、恋太郎があまりにナニなもんで、こっからイチャラブもの以外の薄い本が作りづらそうなんだよな……雑な竿役を作るタイプの同人はあまり好きじゃないし……(なんの心配をしてるんだろう)。

 
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 流石に依頼人がプリキュアすぎんか? 第8話。全員おばちゃんなのに、今んところほぼ100%でプリキュア声優が出てくるのは偶然とは思えないレベル。来週は新規の依頼人はいないっぽいが、さて、この記録は更新されるのだろうか(ほんとどうでもいいな)。

 今週も(作画クオリティは放っておくとして)面白かったですね。ほんとにEテレのおまけアニメが枠拡大した贅沢版だと思えばこれくらいの画でも全然気にならないので、中身がちゃんと教育的で面白かったら無問題だわ。丹羽の大きな問題が解決して今回は久しぶりに1話で1つの依頼を解決する話で、これまでとは全然違うタイプの依頼人、そして納得感のある解決。謎が提示されてみんなして「なんでこんなことになっちゃうんだろうねぇ」って考えてる時の緊迫感とか、手がかりを見つけた時の爽快感とか、ちゃんと謎解きアニメ(医療アニメ?)として刺激があるのよ。前から「ご家庭の犬の問題でそんなに話作れないだろ……」と思いながら見てたんだけど、この調子だったら面白そうな「しつけエピソード」がもっと出てくるのかもしれん。

 今回の角田さん宅の2頭の犬の問題については、あえていうなら「すごく漫画的でちょっと嘘くさい」というレベルまできているお話。「先住民だったちっちゃい犬が実は後輩のでかい犬に秘密裏に指令を出していた」って、「いやいや、流石にそんな陰謀論めいた話を犬がやるわけないやんwww」っていう気持ちもあるのだが、何回も書いてる通りに私は犬について何も知らない身なので、「いや、でももしかしたらそういうこともあるのか……」とも思える絶妙なレベル。ほんで実際にこんだけの内容を漫画(アニメ)で描いてるってことは、作者さんだって責任を持って描いてるはずなので、実際の取材に基づいた内容なのだろう。まぁ、ここまで露骨かどうかは分からないが、おそらく「実際の事例」として似たようなことがあったはずなのだ。そう考えると、やっぱりますます「犬ってすげぇなぁ」と思ってしまうのである。

 実は昔から「多頭飼いってすげぇ大変そうだよなぁ」とは思っていた。興味の対象としてはYouTube動画とかで見る「犬と猫がおんなじおうちで」みたいな「多種飼い」の方をよく見ちゃうけど、多頭飼いも似たような問題があるはず。一応私も遥か昔に実家で犬猫を同時に飼ってはいたが、犬は完全に外、猫は屋内という棲み分けだったのでほぼコンタクトがない状態で「多種・多頭飼い」はあんまりイメージできない。動画サイトとかで仲良くしている映像を見るとめっちゃ癒されるのと同時に、「全く違う見た目、違うサイズの連中が、よくもまぁこうやって共存の道を歩めたものだ」と感心するのである。小さい頃から飼ってたら自然とそうなるのか、とも思っていたが、今回のお話を見る限りでは、やっぱりそれなりのリスクは抱えてるってことだよね。「喧嘩して全然慣れてくれない」とかいうわかりやすい問題より、今回みたいな方が根深いし専門家の目が必要になるだけ特に難しいね。

 丹羽と佐村が事実に気づいたところはお話的にちゃっちゃと処理された部分だが、そこから丹羽が提示する解決案も、きちんと芯が通って「犬との共存」をクレバーにとらえたものになっている。最後に佐村がナレーションで付け加えてくれていた「可愛いお人形から本当の犬の姿へ」というのが実に象徴的なフレーズで、「どこまでいっても犬は犬、人じゃないんだから押し付けず、かと言って甘やかさずに出来る教育を責任もって施せ」という姿勢は先週まで見せてくれた「丹羽イズム」をきちんと体現してくれている。改めて、今後の人生の参考にさせてもらおう。……まぁ、犬も猫も飼う予定ないけど…………室内でコーギーと猫が飼いたいです。猫の種類はマジでなんでも良いですが、割とオーソドックスな見た目の子の方が好みです。和猫ならキジトラ・茶トラあたりがタイプです!(誰に何を訴えたいんだろう)(ほんで犬のアニメや)

 

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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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