最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
ヤッター! アルテマティア様に出番あった! 第9話! ……いや、流石に今回のお話でそこを掘り下げるのは筋違いなのは分かってますが……ほら、週に1回くらい情けなく挫けるうえ虐ボイスが聞きたいっていうニーズに応えてくれたのだから喜んでもいいじゃないですか。 てなわけで、今回は王都のお話はほぼゼロでチームクリムゾンVS銀気姫・スターリア様の対決である。そして、今作では初めて、全編ギャグテイストで突っ走った異色のエピソードでもあり、正直、最初から最後までほぼ笑いっぱなしでした。これまでもクリムゾンのエグすぎる様子とか、主にゴーレムさんとの掛け合い、他にもラグナ・スライムコンビとかちょこちょこギャグっぽいくすぐりはあったものの、ここまで徹底してふざけた空気を貫いたのは今作の構造を考えれば異常事態。そして、これがちゃんと面白いのだからやはり良い作品世界が構築できているということ。まぁ、冷静に振り返れば序盤のクリムゾンの仕掛けは命懸け(?)の騙し合いのシーンなのだからギャグでもなんでもないのだが……クリムゾンがどこまでもゲスな立ち振る舞いをしており、それを姫さんがひっくり返す痛快さ、いつものクリ虐に加えて姫様のトンチキなキャラがいい具合に絡まり、「ほんとこの世界の強者にまともなやついねぇな」という絶望感が伝わってくる。強さレベルでそこそこのレオですらおかしな奴だったもんなぁ……。 銀気姫のキャラクター、想像以上にキワモノだしほんとの意味でイカれてんだけど、その上できちんと「強い」「気高い」「可愛い」が維持されている絶妙なライン。個人的に日高里菜ボイスの刺さり具合を評価しすぎてるきらいはあるが、直近の別アニメでちゃんりなボイスのどこぞの鳥が酷い目にあってたし、今週は色々と見たことないキャラが炸裂しててとても良い。ラグナ復活時の姫のきたねぇ声、これまで散々日高ボイスを聞いてきたけど初めて聞いたやつやぞ。ノーブル具合が1ミリも感じられないギャップがたまりませんね。 現状、あくまでも姫様の強さは「人間の枠をはみ出た最強クラス」と認定していいのだと思うが、残念ながら相手にしているのが竜くずれのバケモンと人間くずれの超バケモンの2人。流石の姫様もこれまでに培ってきた人生観を色々とひっくり返されてしまったようだ。有能な教育係のおかげで最終的な軌道修正はできたみたいだが、あのままぶっ壊れ状態の姫で突っ走ってラグナ相手に支離滅裂なことを言い続けるのも見てみたかった気もするな。いや、次にラグナに会った時にどう反応するかは知らんけど。部下の連中も個性は揃いで、可哀想な爺さんやメガネなメガネなど、苦労人も多そうなので是非とも姫様には立ち直っていただきたい。 そのほか、スライムの復帰(私も先週時点でいないことを忘れてました)やネビュリムさんのイケメンな様子など、次につながる情報も追加されつつ、やっぱり最後はアルテマティア様の精神崩壊で締め。……時操魔法を失ってしまったのだろうか。ここから恐怖を乗り越えて精神修行から能力を取り戻し、ラグナを凌駕するとかいう主人公ムーブ見せてくれないかな。現状、やっぱりクリムゾンがアレすぎるのでどうしてもアルテマティア様側を応援したくなってしまう。いや、竜側のやった凶行を忘れちゃダメなんだけどさ。
PR めちゃめちゃ遅くなりましたが、水木先生100thアニバーサリーおめでとうございます。この人と荒木飛呂彦だけはマジで死なねぇもんだと思ってたんですが……まぁ、妖怪もいつかは死ぬってことですからねぇ。その代わりといっちゃぁなんだが、水木先生の遺志を受け継いで新しい作品は生まれ続ける。今作は、そんな記念すべき「誕生」の物語。令和の世に描かれたまた新たな鬼太郎の姿が、こうして印象深い新作として名を残すというのは素直に喜ばしいことだと思いますよ。僕の幼少期の夢は妖怪博士になることだったのさ。小学生時代の自由帳には大量のべとべとさんとぴしゃがつくの絵が残っています。どちらも下手くそでも描けるシンプルな妖怪だったからね! 今作でも元気に躍動する「さがり」なんかが見られて嬉しかったです。
<以下、一応ネタバレ注意ですが、思いの外話題になってるのでみんなもう観てると思う>
だから毎回妹ちゃんの闇で落とすのやめロッテ! 第8話! しかも前回に比べてさらに闇度合いが上がってんじゃねぇか! 流石にその路線は誰も得しないぞ! などという刺激も含め、今週は割とマジで面白い回になってたんじゃないでしょうか。まずはAパート、望が自分の想いを意識してしまったせいでどうしても固くなっちゃうところに見事にばくれつくんが絡んでくるややこしい展開。この「チャット三角関係」ってのは今までにない新しいドロドロの描き方で実に興味深い。まぁ、いうても望と悠宇はまだお互いを尊重しあってる状態だからドロドロってとこまではいかないんだけど(一部妹を除く)。ばくれつくんの分のアドがあるので情報戦では悠宇がリードしているはずなのだが、ばくれつくんがばくれつくんでしかないのでそこから積極的なアプローチもかけられず、得られた情報が主にフラストレーションのもとにしかなってないのが実にもどかしくて良い。望も望で幼馴染というアドを活かそうとして頑張ってはいるのだが、そこを強調すればするほど瞬にその気がないことが分かるばかりで……あと、せっかく幼馴染アドで洗剤の匂いを植え付けても妹ちゃんにキャンセルされるし。まぁ、とりあえずあっちでやきもち、こっちでやきもちな女の子コンビを見ているのは楽しいし可愛い。悠宇の間抜けヅラが見られると実にほっこりしますな。 そんな展開からのBパートは、うってかわってゲームの方にウェイトを置いた展開。なんだかまるでe-sportsをテーマにしたアニメみたいじゃぁないか。多分今作始まって以来の快挙ですよ。いや、「プロチーム結成してしばらく大会でも活動してたのに、今更素人みたいなこと言ってる時点でおかしいだろ」と突っ込まれるかもしれないが、まさにその「今まで素人みたいなことしかしてなかった」ことをギャルに突っ込まれたわけで、作品世界でも何も間違ったことは言っていない。今回のギャルの指摘が実際のe-sportsにおいてどれくらい正当性のあるものかは私にはさっぱり分からないが、少なくとも素人目で見て「まぁ、確かにそういうところが大事なんだろうなぁ」と丸め込まれたし、とにかく今作で初めて「e-sportアニメを見ているのかもしれない」という気分になったのだ。それだけで描写としては正解だろう。 実際、店長があんなだからこれまで指導者がいなかったってのは多分事実で、おそらく先代FOXONEも何もノウハウは残していかなかった。そんなところから急造チームを作っても、何をどう練習したらいいかも分からないってのは当たり前の話なんじゃなかろうか。ダネコや悠宇が勧誘された時に「超絶個人技を持つ連中」だと言われていたのに、あっさり負け展開に入っていた理由もこれで納得が行く。確かに2人(多分瞬も合わせたら3人)は個人技だけを見ればプレイヤーとして優れたスキルを持っていたのだろうが、メタが周り、相手に対策されず、こちらが対策できないとなれば、そりゃ戦績は落ちる。そんな当たり前だけど克服するのは大変な「プロの洗礼」を、ようやく乗り越えることができたという話。 そして、そんなスキルアップを果たしたのが謎のギャルというのもどこか愉快。今まで客席でずっとガヤを務めてきた謎のギャル。結局彼女がなんでそこまで指導力を持っていたのかは明かされずじまいだったが、もしかしてひたすら推しにスパチャしながら実況見てたから学んでしまったんだろうか。世間の配信者ファンの中には、そうして熱心に推してるうちにゲームに詳しくなる人も結構いるみたいだしね。まぁ、だとしても指導者としての素質はかなり高いと思うけども。憎まれ口を叩きながら見下してゲームにアドバイスしてくれるギャル、概念存在としてあまりにカルマが高い。 ようやく作品テーマにマッチした描写が増え、一応ゲームアニメとしての体裁を保ちつつ、望と悠宇のラブコメ展開でもお話を回すという両輪が揃った綺麗なシナリオ。これだけだったら清々しい気持ちで視聴を終えられたのに……妹ちゃん、絶対に話数が進むごとに精神が壊れてきてるよね? 最初の方はおかんが怖い人で妹ちゃんは理解者だと思われていたのだが……え、望の家の洗剤でもダメなの? 望姉ェすら否定し始める妹ちゃんのヤンデレっぷり、お兄ちゃんは早く気づいて更生しないと手遅れになるぞ……。 少年漫画的展開! 第20話。「ここは俺に任せて先に行け!」を真っ先にやるのがゾーイだったのはびっくり。ザッケローニがついててサムズアップしてるのもなんか笑っちゃった。 さぁさぁ盛り上がってまいりました。Aパートはこれから始まる決戦の準備段階としてフィロメラ一家の過去が描かれる。フィロメラの苦闘というよりは、どっちかっていうとアルキュオネさんの戦いという方が正しいだろうか。妙な一家に生まれてしまったが反骨心と道徳心を持ち合わせた男・アダムによって生み出された悲しき人造精霊。実験体の少女と駆け落ちしたアダムは事前にアルキュオネを製造しており、フィロメラが生まれた際には子育てを最重要タスクに認定。アルキュオネはそんな主人の命をひたすらに一位専心で守り続けてきた。そこには人造精霊なりの「変わらなさ」もあったかもしれないが、アダムも見てくれていた通り、きちんとフィロメラの存在を大切なものだと理解し、それをなんとか守りたいという意志から少しずつ変わっていった不器用な精霊の生き様があった。残念ながら一介の従者ではフィロメラのことを守りきれず、両親を失った状態で、再び本家に戻してしまう結果になったわけだが……こんな状態だからこそ、アルキュオネの最後の戦いがこれから幕を開けるのだということが伝わってくる。……それにしても実に芯の通ったご両親でしたな……こんなクソみたいな一族に生まれていなければ、親子ともども幸せな良い家庭を築けただろうに……。 しかし過去を悔やんでも仕方がない。結果としてフィロメラは最悪の状態になってしまっている。しかし、かつてのアダムたちとの決定的な違いは、そんな彼女を救おうとするおせっかいすぎるたくさんの仲間がいること。そんな愉快な学院チームを率いるのが我らがチセさんなわけだが……なんか変な人(神)に絡まれてしまった。最終的に「モリガン」という名を受けた不可解な神。彼女がなんでチセの前にひょいと出てきたのかは正直よくわかってないのだが、エリアスの口ぶりからすると、どうやらチセはその膨大な魔力を持つ特異存在として、神様に何かしなきゃいけない予定があった模様。それを履行せずにいたもんだから神様自ら取り立てに来たんだけど、ほんとにタイミングが悪すぎたもんでチセさん周りは命懸けのゴタゴタが。でもまぁ、神様もある程度柔軟な顧客対応がこなせるらしく、「大変そうだから捧げ物はもうちょい待ってあげるし、この機会に顕現させてくれるなら、サービスでちょっと敵性勢力削ってやってもええで」とのこと。結果、どこぞの英霊の如く降り立ったモリガンの領域展開により、哀れ追っ手たちはボロ雑巾になるのであった。……この神のクラスは間違いなくセイバーだなぁ(声だけで判断)。 そうして第1ステージを突破した一行をまとめ上げたのは意外なことにアイザック。彼の冷静なまとめによって、妙な6人組の目的が明確化し、それぞれに意思をもって活動することができるようになった。そんな中で面白い動きを見せたのがゾーイで、どうやら彼の最大のモチベは「ルーシーの前でいいカッコ見せたい」だったらしい。健気な男の子が多い学院だなぁ。急襲した人狼を相手に、ゴルゴンとしての異能解放。下手したら制御できなくなる可能性があるので引率にはザッケローニがついてくれた。まぁ、あまりに綺麗なジャンプ漫画展開に、「やっぱ世の中の子どもたちはみんなこの台詞がいいたいのかなぁ」とか思ったり。 こうなってくると残り4人でどうマッチメイクしていくのかは気になるよね。まぁ、敵勢力がどれくらい残ってるのかわかんないけど。アイザックが残っててこの場にリアンがいないのが気になるよねぇ。彼が駆け付けずにフィロメラを対処してしまっていいんだろうか……。 ここでシャルアミ!? 第20話。以前ちょろっと登場した時になんだかやけに気になるキャラだな、とは思っていたが(CVの影響もあるが)、まさかこんなところで鍵を握ることになるとは。いや、まだどんな鍵を握ってるかはさっぱり分かりませんけどね。 前回、ようやくヴァミリオとアズドラの接続に成功し、いよいよ事態が進展すると思われたが、なんと今回へルクチームの描写は一切なし。さらにアズドラ軍も描かれはしたが、こちらも前回宣言した通りに「何もせずにただ持久戦」の構え。つまり、2つの局面が何一つ動かないという想定外の展開であった。魔族チームは順当に天使を返り討ちにしているが、天使の成長ペースがどの程度かが予測不可能なので、どこかでしんどくなってひっくり返される可能性が常に付き纏っているのが怖いところ。幸い、ヒュラさんの戦いっぷりなんかを見ているとまだまだ余裕そうではあるが……アズドラが「気になる人間がいる」と言っていたので、まだ天使勢にも隠し玉は残されていそうである。でもまぁ、こんだけ不穏な空気が漂っている中でも、常にユルい空気を忘れないのが魔族勢なんでそこはありがたいですけどね。ホンさんにちょっかい出して遊んでるアズドラさんかわいい。簡単に踊らされて慌てるホンさんがもっとかわいい。 そして、2つの局面が動かずに唯一動いたのが、これまでもちょいちょい登場していた魔族軍スパイのアスタであった。彼女にここまでスポットが当たる回が出てくるとはね。いや、なんか同じような「隠れる→逃げる」を延々繰り返してただけのような気もするけども。あのいっぺん通りかかった書斎とかはのちの伏線になってくるんでしょうかね。あんだけ駆けずり回って、道中手に入れた情報って途中に天使たちが話そうとしてやめちゃった「最終フェイズ」のことだけだよなぁ。まぁ、もしかしたら建物の構造自体が何かしらの情報になっている可能性もあるけど。「人間界では特異すぎる規模の大建築」「過去に人間同士でこの城を巡って争いがあった」などの情報はどこにどう効いてくるのかはよく分からない。 そして、そんなアスタさんが最後に辿り着いたキーパーソンこそがシャルアミ。幼少期から様子のおかしな子ではあったが……それは大人になった今でも変わらないようだ。……大人に、なってるよね? へルクたちに初めて出会ったあの頃からあんまり変わってないようにも見えるのだが……ただ、やはり不思議なのは彼女が未だ覚醒に至らずにのほほんとしているという事実。まぁ、ラファエドの娘なら彼から何かしらの特別待遇を受けて覚醒の雪の被害を受けずに済んだという可能性はあるのだが、だとしてもあんな妙なところで幽閉状態にされている意味もよく分からない。父親目線で、「娘を無惨な天使の姿にしたくない」は分かるけど、その後の処置として天使たちに面倒を見させて軟禁状態ってのはいいんだろうか。他に方法がないとかかなぁ。でも、幽閉されてるシャルアミ本人に全く危機感も緊張感も無いのが解せないんだよな。あれはもう、この子の持って生まれた性格からくるものなのか……。謎は深まるばかり。 まぁ、調子のはずれたヘンテコゆみりキャラがたっぷり堪能できたのでそこはヨシとしましょう。次回予告はかなりシリアスめの人間勢、そしてアズドラさんあたりの姿が。「フェーズ2」ということで、ぼちぼち天使軍団に大きな転機が訪れそうである。 シンプルに変態が増える展開スキー、第8話。突発的な謎のSphereコラボ回である。 最近のアニメはほんとに二極化が進んでる気がしてて、じゃぶじゃぶ予算を注ぎ込んで作画クオリティを極限まで上げた作品と、もう予算の話題なんて2度とするんじゃねぇ、っていう雰囲気を醸し出してる作品が並び、その中間の「可もなく不可もなく」みたいな作品が減っている(いや、単に絶対数が増えるので全てのクラスタの総数が増加してるのかもしれないが)。そして今作は間違いなく下層民の方に位置付けられるアニメで、「作画クオリティなんて言葉は犬にでも食わせておけ」って態度なのだが、それでも別に構わないアニメってのは作れるもんで。テンポと勢いだけで勝負して勝ててる素敵アニメなのである。まぁ、この手のギャグは私個人がやけに刺さっちゃうっていうだけなのかもしれないけど……。 今回はそんな中でも比較的飛距離が出たよいギャグだった。特に2本目のフェニックス絡みのお話がほんとに好き。当然その理由の第一は「そもそもフェニックスが超好き」ってのがあるけど、そこに刺激的な新キャラの大量投入という分かりやすい刺激も追加される。ルーナのお料理の影響で姿形がインコ(?)に変わってしまったフェニックスを謎のマタンゴ病院につれていくのだが、そこに勤務している看護師・医師の姉妹が豊崎・寿というスフィアタッグである。この2人の共演、もちろん超々代表作の「けいおん」があるわけだが、それ以降だとスフィア絡みの番組以外では割とレアな気がするのよね。しかも今回は美奈子の方がぶっ壊れ変態医師という尖った配役になっており、このトチ狂いっぷりが実に良い。被験体となるフェニックス自体もどこかイカれた部分があるため、変態に変態をマッチングさせた実に頭の悪そうなカオスギャグに仕上がっている。細かくツッコミを入れてくれるアリッサのテンポもいいし、ママやフェニックスに危機が訪れた際に牙を剥いて威嚇してるビオラも細かく描写されていて可愛い。そうなんだよ、なんでかしらんけど、画はへちょいのに満遍なく可愛い感じも出せてるんだよ。ありがたいことです。 今日のまとめ:イカれた寿美奈子は、用法用量を守ってご使用いただければ健康に良い。 ロシア人女性の成長残酷すぎる説だ……第8話。せっかくなので「ロシア人女性」とかでその真相をググってみたが、「寒い地域なので高脂質な食事を摂り、外出も不足するので老化の影響を受けやすいのでは」みたいな分析を見てなんか納得してしまった。 というわけで今週からロシア編(?)に突入。ロシアの調査のためには律儀に飛行機に乗って移動しなきゃいけないのがまず謎なのだが、普段使ってるポータル(あれってえびおさんの手によるものなのね)はあくまでコロニー基地との接続しかできないんだろうか? 確認すると以前はVS小石川さんの時に「保健室から外へ」っていう移動でゲートを開いているので決して固定式のポータルではないと思うのだが、まぁ、あんまりホイホイ海外への移動に使ってると違法性が問われるかもしれないからね……正義のヒーローは正規の手順で渡航しようってことなのかもしれない。 あと、今回判明したもう1つの地味情報として「転心輪は翻訳機能を持っている」という事実も明かされた。そうなんだよな、これまで日本人とロシア人とアメリカ人とスイス人がなんの苦もなく対話しているのをみて「まぁ、アニメ的なお約束かな」とか思ったものだが(スイス人が日本のおばあちゃんと話してたしな)、それも全てヒーローの能力であるということが判明した。これで心置きなくスピリッツさんが管を巻くセリフも楽しめるってもんですね。転心輪がどんどん便利能力を増やしていくと、ちょっとだけ抱えてる「ヒーローの能力ってのもなんかバックファイアがある危険な力なのかもな……」っていう不安が大きくなっちゃうんですが、まぁ、多分これは関係ないわ。 そうしてインターナショナルなつながりを作り、テルも海外での交流活動。スピリッツさんの生い立ちが明かされ、「能登麻美子ボイスでちょっと不思議な母娘関係」とかいう事実が匂わされるとどこぞの仮面おばちゃんの顔が脳裏にチラつくが、大丈夫、こちらの母親(?)は麻美子ボイスではなくて沢城ボイスである。……そっちの方が心配だ。まぁ、今のところツィベタちゃんの正体は謎のままではあるが、どーせスティグマがやらかしてるんだからろくでもない因縁しかなさそう。これ、スピリッツさんが乗り越えなきゃいけない壁がだいぶ高い気がしますが……大丈夫なんでしょうかね。今回はご丁寧にAパートでたっぷりと「平和で心の拠り所となる孤児院」の様子が描かれ、後半はそんな孤児院も、母の思い出も、全てが反転して「心の弱さ」につながりかねないというエグい設定に。救いというか、まだ不確定要素として残ってる可能性として「スティグマがついてきてないので、侵攻がツィベタ&変な新キャラ・クフフちゃんの気まぐれで決まる」っていうのがありますけどね。あんまり大望を抱いて全身全霊で攻めてくるタイプの敵キャラじゃなさそうなので、なんとか気分が乗らない状態にしてやれればこの場は引き下がってくれるかもしれません。まぁ、動機が見えないってのはむしろ怖い要素になるのだが……。 改めて「クフフちゃん」という変な名前を見て気づいたけど「ツィベタちゃん」も単に冷たいからこの名前なのか(下の名前がコオリスカヤってなんやねん)。多分ぜんぶスティグマがふざけてつけてるんだろうけど、それだけにシンプルな性質も分かりやすい。クフフは純粋な意味での享楽主義者っぽいし、どちらにせよ話が通じない相手だろう、という絶望感がある。CV日高里菜だし。こんだけクセの強いキャラだらけの中、陰キャヒロインのテルさんはどこまで頑張れるだろう……。
やぁみんな久しぶりだね! 絶滅危惧種・P.A.WORKS大好きおじさんだよ! あ、でも最近はそこそこの確率で息を吹き返すようになったのでちょっと嬉しいよ。そんなわけで当然この映画も観に行くんだよ!! ただ、封切りから2週間くらいしか経ってないのに近所の映画館ではすでに1日1回しか上映してなくてマジで肝が冷えたよ……えぇ……そんなに早く収束しちゃう規模の作品なのぉ? うん、まぁ……幸か不幸か、私が行ったその1回の上映回はそこそこお客入ってましたけど。みんな、観られなくなる前に早めに行っておくことをオススメするゾ。 折り返し前に短文感想を書いておくと……「決して悪いことはないけど、熱心な大好きおじさんとかウィスキーに興味がある人以外はスルーしても問題ないのかなぁ」くらい。ほんとに渋めの職人芸のアニメですね。
<というわけで折り返すので一応ネタバレ注意。>
諸々励めよ八代拓、第20話。ほんとに上り調子で一番大事な時期にケチつけちゃったなぁ……今後の業界の対応がどうなるかは分かんないけど、今作のようにすでに出演済みの作品は当然責任を持ってまっとうして欲しいよね。 などという話題から入ってみましたが、そんな八代拓が関連する新キャラ集団の登場。これがまぁ、なんと前回螢多朗がヒヤッとさせられた「成り変わり」の集団だってんだからおっかない。「成り変わりは元の身体の持ち主の記憶も技能も全て引き継げる」とのことで、それって事実上の本人でもあるし、そんなチート設定が許されるなら、とうの昔に世界中が成り変わりだらけになってる気もするのだが……えっ、もしかしてなってる? しかも今回のお話では「有力な霊能者から成り代わっていけば、あとはそこから芋蔓式にいろんな人に成り変わりを押し付けられるじゃん」とのことで、ねずみ算式に増える可能性まで示唆されている……怖いけど、正直どうしようもない案件。あと、設定としてはNTR系のエロ漫画とかでも使われるものなのでちょっとゾクゾクする部分もあったりしますね。自我とは誰のものなのか、その境界が曖昧になっていく恐怖ってのはぜひ別枠でクローズアップして欲しいところですね。 そして、何故かそんな成り変わり婆さんと帯同することになった次なるSランクスポット、I水門。事前の予備調査ではそこまで怖いスポットに見えないとのことだったが、今回たっぷりの尺で描かれたまっすぐな現代ホラー感は、これまで扱ってきたどのスポットよりもダイレクトに恐怖を煽られる骨太な舞台背景を持っている。起こっている現象なんかは夜宵ちゃん目線でも割と無茶苦茶なもので、「実体だと思ったらやっぱり霊だった」などの反則技を使いながら雑多な幻影を連打してくるもんで本当につかみどころがないはずなのだが、背景ストーリーが現代社会の闇そのものであり、すげぇテンプレな説明しかされてないのに「そんな境遇だったら、そりゃ悪霊になるしかないかぁ……」という嫌な説得力を持っている。「肉団子」というシンプルなワードチョイスもどこか子供じみている部分が実にホラー。こうやって新たな怪談ってのは作られていくのだなぁ。 そして、想像以上の霊力に一同は振り回されっぱなし。鳴物入りで登場したかと思った成り変わりの婆さんも、なんか知らん間に瞬殺されてしまった。あれ、もう終わりってことでいいんだよな? もしかして、成り変わりが増えない理由ってこうして共倒れして勝手に淘汰されてるからなんでしょうかね? 婆さんはボディに一撃をもらってから片腕を切断され、そのまま凄まじい力で水門の上まで引き上げられてチョーク、さらに四肢をずんばらりされるというとんでもねースプラッタ処理を食らってしまったわけだが、一歩間違えれば同じ場所にいた螢多朗たちも抗う術なく同じ目に遭っていた可能性もあったんだよな。一応夜宵ちゃんの形代バリアでワンパンくらいは耐えられたのかな? 少年霊の動機を考えるとまた次に狙われそうなのは詠子なんだけど、もう完全に暴走してるから性別とか年齢を気にせずじゃんじゃん釣っていく感じか。これ、どうやって止めるんだろう……次回予告ではもちろん花魁霊が登場してたが……この2者の対決がどういう相性なのかは全く読めない。 まぁ、どこまで行ってもルール無用のバトル作品なので……この霊を囲い込んだあと、卒業生としてどうやって使いこなすつもりなんだろうな……。
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Thraxi
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声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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