最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
この次元の上田麗奈はタコ! 第15話。あ、ごめんなさい、ほんとそれだけなんですけど……。 この世界も実はとても声の良い世界であることは有名なところですね。毎週毎週ただひたすらに真野あゆみワールドに浸れるというだけでもだいぶご褒美なんですが、ところによりいのすけが挟まってくるし、カフ役の倉持若菜もいい具合。ゲストも割と豪華な印象があります(今回の変な幽霊はちーさまでした)。 そして、番組も2期目に入って多少煮詰まってきた感があり、最大の焦点となる魔女の呪いにもいよいよメスが入る段階になった。ここで登場した重要キャラが、「呪いが解けるタコ」ことアメリアさんだったわけですね。これまたいいキャラでしたね……何せタコだからね、触手がうねってるし、何より半裸ですよ。まぁ、下半身がアレだから半裸もクソもねぇんだが……いやいや、でもその衣装でも下乳見えるのはエロくない? アリスが常時上乳解放みたいなもんだから、2人合わせればトータルで全乳解放なわけです。俺は何を言ってるんだ? 残念ながらというか、予想通りというか、自信満々で呪いを時にやってきたアメリアだったが、残念ながら魔女の呪いは想像以上に強力で、流石に今週でクリアというわけにはいかなかった。しかし小出しにされてきた手がかりがいよいよ収束しつつあるようで、魔女の正体がダレスの血縁者であることが判明。どうにも想像以上に狭い範囲での因縁が絡み合っている様子。アメリアさんは「しゃべりすぎちゃった?」と慌てた様子だったが、もう、全部が全部吐いちゃえばいいいのに。そして今後ともちょいちょい屋敷に訪れて水族館を披露してほしいですね。どこぞのぼっちちゃんみたいなメンダコも可愛かったし。
PR 最近の子は霊障でもシステムメタで乗り越えようとする……第3話。攻略wiki調べたら載ってそうな対策で危険な悪霊を乗り越える幼女、まさに現代っ子だ。 というわけで今週も夜宵ちゃん無双……ではあるのだが、相応に弱さも見せるお話だった。ここまでの2話でとにかく胆力が図太いということ、そしてストッキング地蔵やポン刀ずんばらりなどの芸当を披露していたことからフィジカルもやたらつえぇように思われた夜宵ちゃんだったが、流石に小学生でそこまで無茶な設定になっているわけではないようで、基本的な身体能力はそこまで飛び抜けたものではないらしい(まぁ、それでもあのナリにしちゃぁよく動く方だとは思うが)。今回は単身でオカルトスポットに乗り込み、いつも通りにゴリ押しで打開できるかと思ったところに、相手が想定外の物量をぶつけてきたもんだから一転劣勢へ。物理で詰めきられるとキツいのは魔法系のキャラの避けられぬ課題ではあるのだが……言うほど魔法系かという疑問もあるな。 駆けつけた螢多朗のサポートもあってなんとか危機を乗り越えた夜宵ちゃん。帰りの道すがら、色々と説明不足だった部分を螢多朗にフォローし、改めて「霊を引き寄せるルアー」としての螢多朗、そして寄ってきたところをぶん殴る夜宵ちゃんというフォーメーションを確認、これにて「ダーク」を「ギャザリング」するコンビが一応は成立したと見ていいのだろうか。まぁ、螢多朗の方は未だ振り回されっぱなしな感じはあるけども……そりゃなぁ、いくら霊媒体質でこれまで散々悩まされてきたとはいえ、そんな訳のわからんものに強引なルールブレイクで対抗できるやつがいるなんてすぐには飲み込めない状況だろうよ。 夜宵ちゃんが説明した「霊対策」システムが本当に成立しているのかどうかはまだよく分からない。ここまでの経緯を見るだけでもなんか危うそうにも見えるのだが、ちょっと考えただけでは一応穴はなさそうにも見える。というか、依り代の作り方がかなりお手軽で、「体組織の一部を入れておけばいい」という制限がかなりお手軽なのが霊側からしたらチート級にズルいということなのかもしれない。やろうと思えば片っ端から依り代を量産して霊に対して無敵になることも不可能ではないのでは……あぁ、でも今回の夜宵ちゃんみたいに物理で拘束されると厳しい可能性もあるのか。その辺の霊とのせめぎ合いは一筋縄ではいかないようだ。まぁ、あの夜宵ちゃんルームが機能している間はしばらく死にはしないだろうけど(プロジェクト発足時に序盤の数体の霊をどうやって集めてきたのかが気になるな)。 そして、そんなシステムを構築した夜宵ちゃんと一緒に暮らす詠子が、実は螢多朗と同じ呪いを共有しているという新たな事実も判明。あの手袋はやっぱりそういう意味だったのか。でも、螢多朗は右手だけだけど詠子は両手に手袋してるんだよな……もしかして、実は詠子の方が被害がでかかったとかいう話もある? なんにせよ、これでようやく基本設定は出揃った感じもあるし、次回からのゴーストバスターズがどれくらい盛り上がるかでゴールのハードルも変わってきそう。
シャディク・ゼネリ、日5で2度目の改心、第3話。後半、どことなく髪型までシャディクさんに寄せてたように見えなくもなくもなくもない。いや、見えない。 というわけで最近の古川慎の大活躍ぶりは凄まじいわけですが、それはさておいて男キャラの追加である。前回あれだけ鳴り物入りで登場したヒロインはどこ行ってしまったんや、という気がしないでもないが、まぁ出会い方は「もう2度と会わないで」みたいな流れだったのだから自然と言えば自然。おかげでゾンビ以外の女性キャラが登場しないという残念な結果になってしまったわけだが、今回の放送で無事に「オープニングは前回の復習をやるぞ」ということが確認できたので、一応そっちで顔だけは見せてくれているな。まぁ、エンディングの映像とかを見れば今後どこかで合流することは確実だろうけど……この世界、いったいどれくらいの人間が都心で生存してるもんだろうね? で、そんな世界で紡がれるお話の大筋だが……今回のエピソードでなんとなく作品の目指している方向性は理解できたような気がする。要するに、今作で一番やりたいのは「ゾンビもの」ではなく、「人間讃歌」ということだ。いやまぁ、世のゾンビものの何割かは最終的に人間讃歌な気もするが、「ゾンビを描くことが主目的ではなく、ゾンビはあくまでも主人公・輝が新しい世界に一歩踏みだすためのきっかけ」でしかないということ。本当に描きたいのは、そうして極限状態を乗り越え、社会という名のしがらみを脱ぎ捨てた後に、キャラクターたちがどんな関係性を築いていくかという部分なのだろう。「あの花」で例えるなら(なんで?)、あの作品は幼馴染5人の関係性を掘り下げるために「めんまの幽霊が5人にだけ見える」という事象が発生した。今作ではそれが「世界がゾンビで埋め尽くされる」になったというだけの話である(ずいぶん違うが)。 ただ、こうしてトリガーの規模がでかくなってしまったことで全体の構造がどこか歪になってしまっている感があるのは事実。例えば「会社を辞めてまず何がやりたい?」という状況を与えられたドラマとしては、割と面白いところをついていると思う。例えば「暇になったから髭を伸ばしてみようかな」なんてのは、なるほどあるあるというか、ちょっと思いつく「新しいこと」の例としては面白いし、そういう考え方が出そうなのは妙なリアリティがある。 ただ、そうして細かい「人生の新しいステージ」を描くのが主目的だとすると、やはり「ゾンビ・パンデミック」は話がデカすぎるのである。今回はかつての親友を救出することで「ブラック企業から脱却できた下っ端リーマン」が「一流企業で自分を偽って偉ぶっていたエリートサラリーマン」の心を溶かすという物語になっているが、そこにいたるまでに「ゾンビ退治」をしなくちゃいけないわけで、正直、「ゾンビ退治」のくだりがくっそ雑なのである。クラクションにラグビーボールをくくりつけてゾンビを一網打尽にしたあのシーン、一応何がやりたかったのかはなんとなく察することはできるのだが、新宿という人口密集地で屋内に監禁された人間1人を救出する作戦としては流石に適当すぎる。あれで一定の効果があるとするならゾンビも大したことないな、と思ってしまうが、同時に描かれたホストの死闘などを見るに、とてもそんなチンケな規模とも思えないのだ。「ゾンビクライシス」の描写にムラができると、どうしてもそこの設定が気になってヒューマンドラマの方にのめり込めないというリスクがある。まぁ、この辺りはもしかしたら「ゾンビもの」のお約束としてある程度飲み込まなきゃいけないのかもしれないが……。 できれば、次回以降はもういっそゾンビ要素をどんどん希釈してもいいので、やりたい内容に集中できる展開になってくれるといいな。
めんどくせー女しかいないバンド、第6話。いや、そりゃバンドリシリーズと言えばただひたすらに関係性を掘り下げるお話なのでだいたいのバンドには面倒ごとしか転がっていないのだが……ここまで問題児揃いのバンド、流石に類を見ない。 いや、でも後から追加されたバンドは1人1人がエグいくらいに問題児揃いなのかな。モニカとか……あ、でもつくしちゃんは単なるいい子か。RASにもレイっていうお利口さんがいるから全員が全員おかしいってわけではない(暗に他の8人はおかしいと言っている)。しかし、MyGO!!!!!の場合には5人が5人とも……なぁ。 まずは対人関係なんて気にするな! これと決めたら周りは見えない愛されちやほやボーカル、高松燈だ! ……でも彼女の場合、どっちかってぇと問題は本人じゃなくて、勝手に神輿を担ぎ上げてはぶんぶん振り回して勝手に散り散りになっちゃう他のメンバー連中な気もする。でも、あのタイミングで海のお友達シリーズが溢れ出してくるスピリットはやはりどっかダメなのは間違いないと思うよ……それで愛されてるからって、いつまでも他人任せで済むと思うなよ。いつかお前にも、改めて人生の選択が迫られる時が来るだろう。それがバンドの中心・ボーカルとしてのけじめだ。とりあえず、燈を中心とした話はこのアニメのクライマックスになるだろうから、それまではせいぜい大人しくしとけ。 先週まで最大の問題児だった愛音については、あらかた膿を出し切ったおかげで追加の問題点は無くなった。一応メンバーとの関係性も成立はしているし、何より燈のやつが何故か愛音には懐いていて校内ではだいたい行動を共にしている。燈のコントロールパネルとしては重宝する人材。そして一応バンド活動に前向きにはなったので、残る課題は「テク」だけである。……まぁ、普通に考えたらそれを改善するのが一番難しいはずなのだが……この世界は楽器を練習すればみんな超人的な習得力で本番までには形にしてくれるから大丈夫。 「野良猫」こと要楽奈については、もう問題児とかいうレベルじゃないので今はまだ触れることすらままならない。何がしたいのか分からんし、何を言ったらいいのかもまだ分からん。とりあえず燈に対する興味があるようなのでうまいことその辺の感覚がシェアできれば燈のお守り親衛隊とは意思疎通も可能かもしれないが……本人に改善の意思が見られないのが最大の問題。こいつが同じ目線で「メンバー」と通じ合う日がこれから先訪れるのだろうか? そして今回最も焦点が当たったのは、イライラ系ドラマー、ヒステリック立希。1人で勝手に突っ走り、あげく過去の亡霊としてCRYCHIC、というか祥子の幻影に縛られてしまっているのでタチが悪い。「昔の女がよかったんでしょォ!」とか叫んだって燈は振り向いてくれないぞ。その祥子への想いも、燈への執着も全てが独りよがりなものなので、いざ前がかりになって暴走を始めちゃうと、誰も止めることができないというのが超面倒。ただ、こういう「全部抱え込んだ上で周りが見えなくなって突っ走っちゃう」系のトラブルはバンドリ世界のお家芸みたいなもんで……どこぞの赤メッシュ、つぐりすぎ生徒会長、ちょままま副会長、元天才子役、歌うこと(と猫)しか興味がない歌姫、悩める双子の姉、天才お子様DJ、そのおつきのキーボードメイド etc.みんなして勝手に暴走しては周りの連中に宥められて「誰かに頼ればいいのか……」と気付かされた連中ばかりだ。立希についてもそうした責任感暴走の素養があったようで、残念ながら今回はブレーキが効かなかったが、ちょっとだけ息継ぎできた愛音のおかげでなんとか踏みとどまれた。まぁ、反省はできる子だと思うし、次回までには立て直っていることでしょう。 となると、実は一番問題だったのは、ダークホース・長崎そよだったのかもしれない。これまでは「お母さんだから」みたいな泰然とした雰囲気で誤魔化してきたが、「全部分かってるよ〜受け止めるよ〜」みたいな顔して、その実あんまり動いてなかったということが次第に明るみに。一応過去のCRYCHICメンバーと連絡を取ったり、何かしらやりたいことはあったみたいだが、残念ながら現状は足踏み状態。焦りの募る立希からすれば、口ばっかりでなんもしてくれない典型的な日和見主義者。多分、そよ自身も自分がそういうポジションになってしまっている自覚はあるだろう。かつてどこぞのバンドのベーシストも、「なんか耳触りのいいことばっか言って、そもそもお前の実力が一番下なんだが?」と(一番の幼馴染に)言われてショックを受けたこともあった。その時には気合いと根性と真実の愛で乗り越えてみせたが、さて、長崎そよにはそこまでの根性があるだろうか? このままだと愛音以上の戦犯扱いにされかねない。ここぞというタイミングで、年長者(???)の意地を見せてほしいものである。 という面倒と面倒と面倒と面倒と面倒の五十苦に苛まれるMyGO!!!!!の結成物語はいよいよ次回が1つの節目になりそうだが、その陰では……ヲイ、メインボーカルのアイドル、立希のクラスにおったんかい。だからベースの子と繋がるんかい。狭い街だなぁ……2バンドが正式に立ち上げられたら、立希の立ち位置がこれまた訳のわからんことになりそう。「うちのクラスにドロリスとティモリスがいるんだが?」って、地獄みてぇな配置だな。
今期アニメの見解をトータルすると、「基本的に人類は滅ぼした方がいい」になりそうな気がする、第3話。まぁ、どんなフィクションでもだいたい一番恐ろしいのは人間ですからね……。 ということで、「人類を裏切り魔王に与する」(?)勇者作品が2本同時進行している謎クールとなった今期。「Helck」の方が「シリアス? ギャグ?」という狭間で揺れている分、こちらの作品はのんびり日常系ギャグに終始するものと思っていたが……なんだかこっちも「シリアス? ギャグ?」のバランスの難しそうな流れになってきたな。いや、基本はギャグで行きたいんだろうけど、途中で僧侶の野郎が言ってた「魔族なんてものは以前何百匹と殺した連中だろうが」みたいなことを思い出させられると、魔王様とのほのぼのワンルームギャグも今ひとつ笑えないものになってしまうのは困りものだ。 勇者パーティーは思いの外綺麗に離散していたようで、マックスはご覧の通りの自堕落一直線。女性関係にだらしなかったというのが一番表面的な原因ではあるが、今回もちょっと言及されていた通り、魔王がいなくなって平和な世界になってしまった今、「戦争兵器」としての側面が強すぎる勇者が世間で思うように動けないのは致し方ないところなのかもしれない。そりゃな、今更一般職に就こうとしても力を持て余す部分はあるしな。せっかく持った天賦の才を抑え込んで一般人と一緒に仕事するのは本人にも周りにも妙な遠慮がありそうだし……そう考えるとマックスが自堕落になってしまったのは、彼なりの配慮の成れの果てと言えるのかもしれない。 残りのパーティーはそれぞれに力を活用しながら今でも表舞台に立っているようだが、現時点ではまだ魔法使いの女の所在は全くわかっていない。というか、エンディングの映像とかを見るとどうも野郎3人と違ってこの魔法使いにはあまりスポットが当たらないような気がする。せっかくCV小清水なのに勿体無い。とりあえず、今回メインとなったのはサブタイトルの通りに僧侶のフレッドである。元々ペテン師上がりの僧侶。魔王討伐後も勇者のように隠遁するなんて思想はなかったようで、持ち合わせた商才(?)も活かして国の要職に上り詰めた。しかし、人間の常として外敵がいなくなったら他の敵を作ってしまうもので、よりにもよって現在の脅威は元パーティーの戦士だという。そりゃ魔王様だってそんな話聞かされたらしょんぼりしちゃうよな。それなりに全力でぶつかった結果の敗北だったはずなのに、自分たちを淘汰した人類が繁栄を築きながらも結局は諍いの種を燻らせ続けているのだ。人間だろうが魔族だろうが、結局完全な意味での平和なんてものは手に入れられないのかもしれない。 そんな世の中だからこそ、フレッドもせいぜいできることをやろうとマックスに働きかけるわけだが、上述の通り、マックスは自分の力を持て余している部分もあるのだろう。今のところこれ以上戦争に加担する気は無い。魔王と出会ったことでますます「あー、魔族の心配とか、もう金輪際ないんだろうなー」って思っちゃったのも大きなブレーキになってしまったかもね。そんな状況で、魔族が云々と言われてもマックスにはどうしようもない……。 で、あの押し入れの人は結局誰なん? フレッドの様子を見る限り、あれは「魔族」ではない別なものなんだよね。それでもマックス(と魔王)に認識できずにフレッドだけ感知したってことは一応「僧侶が扱うべきジャンルの何か」ではあるはずなのだが……でも稀代の大物僧侶がどうしようもなく、魔族がいると思って開けた押し入れに入ってたら心折られるような存在だという。「魔」と「霊」が異なる概念なんでしょうけど……めんどくせぇな。今後もあの人はずっとこの作品のジョーカーであり続けるんだろうか。まぁ、CVが画伯だしなぁ(そこ?)。
今週もバイノーラル音声で堪能したい、第3話。ちなみに「上田麗奈 バイノーラル」でググったらほぼ一番上にまとめNoteがヒットしてくれました。便利な世の中になったもんです。……1作品くらい買ってみてもいいのかもしれんな……。 今週も、世界中が全力でヒロイン・美世ちゃんを甘やかしていくだけの簡単な世界。どのシーンをみても特大の書き文字で「ちや」「ほや」と書かれているようで、ある意味で実になろうらしい、全力age文化である。でも不思議、「また俺なんかやっちゃいました?」とか言ってる黒衣のやれやれ陰キャがちやほやされている図は吐き気がするほど嫌いだが、「私なんかが申し訳ありません」と謝り続けている地味ルックのなよなよ陰キャがちやほやされているのは別に気にならない。どう考えても美世さんの人となりなんぞ知らないはずの呉服屋のババアまでが「先物買いですよ。今のうちから大事にして、成長が楽しめる物件ですぜ」とか言ってるのはやりすぎな気もするのに、世界中が手放しで美世さんを褒めるのはしょうがない気がする。昔(でもない)の人はいいことを言った。「可愛いは正義」。あと「可愛い声は正義」とも言ったし、多分「上田麗奈ウィスパーは正義」という事実もヒエログリフに彫られている(3週連続)。 もう、旦那様もすっかりメロメロになってしまっているので、ぼちぼち「虐げられていた悲運のヒロインが……」みたいなアングルも通用しなくなってきている状況。いまだに不幸を背負ってると思ってるのは本人ただ1人。しかし、流石のキングオブペシミスト・美世さんも旦那のわかりやすいちやほや攻撃には「私、今だけは愛されてるっぽい……」と現状を認識してはいる。……ただ、その上でさらに「でも私に異能がないってバレたら捨てられる……」なんて見当違いのことを考えてしまっている。そして当然、すでに異能については裏で余計なまでに伏線(伏せられてすらいないが)が張られており、実はすげぇ力を持っているだろうことはほぼ明かされたも同然。神から与えられたチートでないことがかろうじてなろうラインからずらされてはいるが、選ばれし血を引きし末裔なので単にジャンプ漫画の主人公だな。結局、血統が全てなのよ……。まぁいいじゃない、考えてみりゃ明治・大正期の日本がモチーフなら、「血筋が全て」もあながち間違いじゃないんだし(少しずつ身分制度の解体は進んでいるんだろうが)。そう考えると、別に血統関係なしに出世できた元祖シンデレラってすげぇな。 裏で偉い人たちがすでに美世さんの選ばれし血統争奪戦を開始しているようで、知らぬは捨てた元の家族ばかりなり。作中でイライラしてるの佐倉さんだけなんだけど、彼女に振り回されるNTR旦那の方がさらに不幸ではあるんだよね。あの家、そのうちドス黒い何かに飲み込まれて家ごと異世界に沈んでいきそうで怖いわ。佐倉さん改心ルートとか……ないだろうなぁ。 ちなみに美世さんの阿漕なかわいさばかりに目を取られると見逃しがちですが、この世界で一番のキュートはゆり江さんだったりします。いい年のおばちゃんがお茶目にきゃっきゃしてるの可愛い。その実何をやっても許される作中最強のポジションになってるわけで、清霞の野郎がゆり江さんだけはおそば付きとしておいてるのって、もしかして彼女に弱み握られてるからじゃなかろうな。この作品が20巻くらい続いた後で最終的にゆり江さんがラスボスとして立ちはだかる壮大な展開になったら最高に盛り上がるだろうな(誰がそんなん書くねん)。
今週もヴァミリオちゃんが可愛かったです、第2話。まさかこのどっちともつかぬ雰囲気のまま展開するとは……。 というわけで、1話目で感じた「ギャグなんかい、シリアスなんかい、どっちなんだいッ!」という印象をそのまま持ち越すお話。前回別な魔王の城が襲撃されたという事件が報じられて魔王城に緊張が走ったわけだが、残念ながらそちらについてはほぼ触れられず。「翼の一団」という存在が確かに存在することが確認されただけで、人間族との関係性も明らかにならなかったし、そこから新たな進軍を開始したという話もない。あくまでヴァミリオたちの動向を見守り迎え打つ体勢ということだろうか。そして渦中のヘルクの動向も前回と全く同じだったもんでなに1つ新情報が無い。ヴァミリオが疑心暗鬼なので「魔族一同、すっかり騙されまくり」みたいな最悪の展開はなさそうだが、ここまでのあの男の様子を見る限り、裏も何にもなしっていうのは流石に脳筋がすぎる気もする……いや、でもあの様子で腹に一物抱えてて魔族に壊滅的なダメージを与える裏切り者だったらもっと嫌だな……どっちにしろあの描写の「最強キャラ」が面倒臭い人間だったら全部ヤだよ。どう転がっても「えぇ……」になりそうだが、大丈夫かヘルク。 そんな不安をず〜っと抱えた状態で進行するもんで、本当にどのテンションで見たらいいのかよく分からないアニメになっている。ただ、幸いにして中心になっているヴァミリオのリアクション芸はいちいち面白いのでそこは綱渡りのように成立させている気もする。石田彰とのキャッチボールになんとも言えない味わいがあるんだよな。画の方も決して力が入った作画ではないはずなのに、ヘルクが乗ってた馬のギャグ漫画日和みたいなデザインとか、ユルいことがかえって味わいになる美味しい展開。「このすば」とかに通じるものがあるかもしれん。 正直、今期はそこまで無条件に熱狂しちゃうほどの最高アニメが出てきてないような気がするので、この辺の「なんかユルいけど悪くない具合」くらいのアニメを大事にしていくべきなのかもしれない。
狸と狐が仲良くしてるアニメは良いアニメ、第3話。いや、ここまでリアル(?)なたぬきは求めてねェけど……。メスダヌキの貴重な入浴シーン。 なんなんだろね、このアニメ。いや、ぶっちゃけ嫌いじゃないんだよな。1話目を視聴した時点で「どう考えても出オチじゃね?」と思ったし、2話目のメントスコーラで「あまりにアホらしすぎる……」と匙を投げていたのだが、出オチも出オチながら、3話目に至るまで、ひたすら出続けてオチ続けているような、後先考えない捨て鉢な展開は、惰性で書いてるとしか思えないその他大勢のなろう小説とはちょっと違ったベクトルのダメさというか、「ダメなりにも生きて見せようというしぶとさ」みたいなものが感じられる。ちゃんと「自販機に生まれ変わった主人公」を唯一無二の存在にするために、「自販機にできることはまだあるかい!?」と死ぬ気で発想を膨らませ、思いつき限りの要素をぶっ込んで書けるだけのものを書いている。この生き様は、どれだけたどたどしくてもちょっと尊敬してしまう。 いや、だとしてもずっとメントスコーラみたいな展開だったら今回3話切りも視野に入っていたのだが、節目となったこの3話目は、もう「異世界冒険譚」というなろうのフォーマットも不必要と判断したのかさっさと脱ぎ捨て、「異世界」よりも「自販機」の方に徹底フィーチャー。もう、自販機にまつわるエトセトラでの小話集へと成り果てた。自販機あるあるというか、もうここまでくると自販機ないないを異世界というちょっとズレた世界で小ネタにして新聞の4コマ漫画くらいの熱量で回していく。これはもう、これでいい気がしてきた。 よく見ればオープニング映像でもさまざまな自販機に変形する姿が確認されており、こないだのキャンディ落としマシン、そして今回のサガミオリジナルなんてのは序の口も序の口。日本が誇る自販機文化の広がりの分だけ、今作はネタを広げられる可能性があるということだ。もちろん、その自販機で売っているものをなんとかして「異世界ほんわかストーリー」に結びつけてやる必要もあるわけだが……幸いにしてオッパミスちゃんが脳筋可愛い(特に声が)こともあって、駆け足なくらいにサクサク繋いでいくエピソードの密度は本当に「次回からなにすんの」という余計な心配が出るくらいのものである。こんだけ脈絡のない話をただ断片的に繋げてるだけなのに、不思議と空中分解してる感じもないんだよな。その辺の構成は、実はアニメスタッフの上手いところなのかも。 「背中に主人公を背負って活躍するこのヒロイン、どこかで見たことがある構図なのだが……」って思ってたけど、そうじゃん、竈門炭治郎じゃん(炭治郎じゃない)。
なんか格好悪くはなくもなくもなくもなくもなくもない気がしてきた、第2話。いや、ごめん、メカに関してはやっぱり格好良くはないのだが……一応、今週もつまらなくはなかったぞ。 大雑把な設定が語られた第1話目はどうしてもSFロボ作品は設定の回収だけで大忙しなもんで前回触れるのを忘れていたのだが、ここまでプロトタイプな綾波型ヒロインって実は久しぶりじゃね? 白髪無口まではいいんだけどご丁寧に赤目までおんなじだし、なんかすごくノスタルジーのある景色だった(思い出したので今週書いた)。そんで、やっぱり今作のベースにあるのは「ワタル」「グランゾート」のラインな気がする。いや、シナリオは知らんよ? 別にどこも似てない。ただ、マシンの構造そのものと、アニメでどこをどう見せたいかっていう制作理念はあの当時のスーパーロボットにかなり近い設計思想を感じるんだ。もちろん時代を経て手描きからCGへと変遷はしているが、丸っこいデザインでシャキシャキ動かして、ロボ戦ならではのシャープさも出していこうという画面の作り方は、昔懐かしい作品群を想起させるのである。デザイン自体に格好良さは感じないけど、モーションに最低限の重厚さと小気味良さみたいなものは内包されてるしね。 そして、「やっぱワタルじゃね?」と考えると、それぞれのロボに「メイガス」と呼ばれる機械人形が付き添ってバディを組むシステムも納得できる。元々「ワタル」に登場したマシン(魔神)らは自らの意思を持っているものもちょこちょこあって、玄田哲章ボイスでしゃべりまくる僕らの龍神丸、電話しても色々と予定があってきてくれなかったりする戦神丸など、実は結構個性的(幻神丸って自分の意思で動いてたっけ?)。今作は流石に「マシン自体に意志を持たせて」だと子供っぽくなりすぎてしまうからだろうか、そこは機械と人格を半端に分離して「メイガス」というシステムにまとめ上げたわけだ。これでボーイミーツガールによる人間中心のストーリーに無理なくマシンを組み込むことが可能になっている。いや、無理してんのかもしれないけど。一応の布石は打った。 あと、今回出てきた悪役(?)のメイガス、藤井ゆきよボイスでどこまでもシリアスになりきらないバブリーなねーちゃんたちのコンビがどうにも昭和の匂いを漂わせているのもノスタルジーの一因かもしれない。服装とかもそうだし、最後にマシンを破壊された後の逃げ方があらほらさっさーなのよね。どこまでシリアスにしたいのかよく分からん世界観だ。2話目にしていきなり敵対したのが異生物じゃなくて人間だったしなぁ。どのくらい平和に暮らせる世界なのかも気になるところだが、「生野菜が超貴重品」っていう台所事情の割に、酒はガバガバ飲むしみんな食い物には困ってなさそうなんだよな……今期、なぜか2話目にしてニンジンがカギを握るアニメをすでに2本見た気がするんだが気のせいか?
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HN:
Thraxi
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男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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