最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
エンディングの作詞に藤村鼓乃美がクレジットされてる、第2話。この人の仕事ぶりも謎でなぁ……声優としての活動はほとんどなくなってるんだが、たまにこうして作詞業での名前を見かけるという。どうやら花澤フィーチャーでの仕事が繋がってるようなのだが、業界での働き方も色々あるもんだ。 2話目、普通のジャンプ漫画なら「起承転結の承」というか、1話目でドーンと出した設定をなじませるための無難なエピソードでとりあえず読者(視聴者)についてきてもらうことを目的とするのが常な気がするのだが、今作は確かにそうしたフォーマットに乗っているものの、どこか微妙にネジが外れている感じがするのがちょいちょい気を引く部分。ホラーなんてもんは手垢のついたデザインしか残ってないはずなのだが、ほんの少しどこかをずらすだけで、絶妙に気持ち悪い引っ掛かりみたいなものを生み出すことができるもんで。 今回のミッションは「呪いの人形をいてこませ!」で、髪が伸びる市松人形が呪われて人間を害するなんて設定は、そりゃもう日本人なら桃太郎の次くらいによく聞く話であろう。人形のデザインもだいたい決まったものがあるから画面だって変わり映えのないものになるし、ベタの上にベタを重ねた「ホラーアニメの2話目としちゃぁ愚策と言えるほどに安牌を置きにきた」形なのだが……どっかおかしいのよ。 まず、今回わざわざサブタイトルに名前を冠している主人公(の1人)である螢多朗。こんな仰々しい名前の持ち主だとは思ってなかったが、とりあえず「霊感強すぎて色々引き受けちゃうんですよー」というベタな設定が前回明かされた部分。これだけだったらちょっと形の違う「見える子ちゃん」で終わりのはずなのだが、彼の最大の特徴は、なんと「例の影響で右手の神経が伸び続け、定期的に処理しないと痛い」という意味のわからない設定。……「神経が伸びる」???? なんやねんそれ。怖いわ。神経が体表に出てきて許されるのなんて雪代縁ぐらいやろがい。いや、あれもたいがい気持ち悪かったが……。他にも格闘漫画だとビキビキに神経が見えちゃう設定とかはたまに見かけるが、「霊の力で神経が伸びます」は意味がわからん。霊障の気持ち悪さでも歴代トップクラスのとんでもない現象である。ほんで、螢多朗もそれを受け入れたうえで、霊力高めのばあちゃんの力を借りて「定期的に刀で切除する」っていう。なにそれ怖い。なかなか常人では思いつかない発想なんじゃなかろうか。 ほんでそんな螢多朗に襲いくる人形の例も、「髪が伸びる」まではセオリー準拠なのだが、「その伸びた髪を喉奥に突っ込んでくる」は流石にキモい。市松人形の怖さ・不気味さって、もうちょい間接的な部分やろがい。伸ばした髪で気管支にダイレクトアタックしかけてくるのは、ジャンプ漫画にしてもやんちゃがすぎる。そりゃもう、螢多朗の方も「気持ち悪いッ!」くらいしか感想ないやろ。喉奥に髪の毛の束を突っ込まれる人生、マジでハードモードすぎる。 そしてこの人形を「幼女が全体重をかけた日本刀のテコの原理」で一刀両断し、持ち帰ったお宝は「切除した神経」を用いた縫合で復元。ものが神経だったもんだから痛みがダイレクトに人形にも伝えられるという。もう、なにからなにまで分からん。いや、分かる。分かるけどけどキモい。夜宵ちゃん、やってることがピンポイントでエグいのすごいな……。 流石にここから毎回このレベルでのキモさを実現できるとは思わないが(思いたくないが)、きちんと「単なるありきたりのホラーで終わらせてやらねぇからな」という意気込みが感じられる、救いようのないホラーである。いや、ホラーなのか? 「怖くて寝られない」タイプじゃないのは助かるんですが……変なところでトラウマ植え付けられないように気をつけないとな……。
PR 先週気づいてなかったんだけど、今作は「制作協力」名義でシャフトがクレジットされてるのね、第2話。いや、どこにどう関わってるかは分からないけども……こういう極彩色の色味にシャフトの名前が出てくるとなんか因果なものを感じるなぁ、と思ってね。最近シャフト元請け作品ってすっかりなくなっちゃったけど、今どうなってるんだろ? などという話はさておくが、相変わらずの色彩設定で目がチカチカするアニメだった。1話目時点では「最初はインパクトを出して集客するために無茶苦茶な色味を見せてるのかも」と思っていたが、やはり血みどろゾンビアニメを「そのまんま」の色で出すわけにもいかないだろうし、この胡散臭いビビットカラーは今後も継続して画面を賑やかにしてくれるだろう。考えてみりゃ全く制作体制の異なる「ゾンビランドサガ」もオープニング映像などでサイケデリックな色味を発揮していたし、俺が知らないだけでゾンビ作品と極彩色ってのは深い関係性があるのかもしれません。ちなみにオープニングといえば今作オープニングは一部に第1話の画面素材がそのまま使われており、ちょっとサボってるみたいでもったいない。あれで完成形なのか、それとも「毎回前回の振り返りをやる」っていう構成なのか。せっかくだから賑やかな曲に合わせたオリジナルのオープニング映像をちゃんと作って欲しかったけども。 などという話もさておくが、2話目時点ではまだ主人公は動かない。少なくとも「ゾンビ世界2日目」に関しては自堕落を貫くという目標を堅守したようで、周りの惨状などどこ吹く風でのお気楽休暇。まぁ、このメンタリティこそが主人公を主人公らしくしているので、「なんでそんな状態で長い時間テンションが保てるんだよ!」と思わないではないが、そこにツッコむのは筋違いなのだろう。むしろ今回ヒロインらしき新キャラが登場し、彼女も比較的冷静にこの世界を受け入れてしまっていることでちょいと主人公の個性が揺らいでしまっている部分が気に掛かる。みんなしてクールに対処してたらゾンビパニックとしての迫力は薄れてしまうし、かといってパニクってる連中ばかりじゃそれはそれでベタになってしまうし、今後のキャラの配置のバランスが色々難しそう。 他にもこの手のパニックもののお約束として「世界はいったいどういう状態になってるんだろう?」というのも気になる部分で、例えば主人公たちは平然とテレビを見たり冷蔵庫の恩恵に与ったりしているが、インフラが無事に残ってるのは何故なのだろう。まぁ、パンデミックから1日くらいしか経ってないとするなら、首都圏のインフラ網が即死しないという可能性はあるが……あとは感染規模がどれくらいかにもよるか。東京都下の限られた範囲だけだというなら、まだ電気や水道に致命傷が出てない可能性は納得もできるかも。でも、すぐに首都圏から人が消えるだろうし、間もなく電気は絶たれることになるはず。そうなった後に主人公がどう行動するかは気になるところである。オープニングやエンディングを見る限り、流石にこのまま自宅にこもりっきりってことはなさそうね。 出オチにならないよう、なんとか3話目以降もシナリオラインできっちり興味を引っ張ってもらいたいなぁ。
○「はたらく魔王さま!! 2nd Season」 ― よりによって、今期新番チェックのラストがこれなんですよ……。新番じゃないから今ひとつ節目って感じにならなかったが……とりあえず、今期執筆された新番チェック(マイナス特番チェック)は42本。これに前シーズンから引き継いだ6本を加えた48本がとりあえずの視聴本数ということになる。……あれ、だいぶ減ってる? 前クールが新番チェック時点で57本、冬に至っては70本弱だったことを考えると、なんの兼ね合いなのか、グッと放送本数が減ったのは事実のようだ。まぁ、配信の本数が増えてる可能性とかもあるし、これだけでアニメの製作状況はさっぱり分からんけども……去年の夏クールもだいたい同じ本数だったので、もしかしたら夏ってのはアニメが現象する傾向にあるのかもしれません。私としては切る必要性が下がって助かるばかりです。 閑話休題、こちらの作品についてだが、残念ながら復帰した「Season1」の方は残念クオリティの残念作品だった。まる1年の休止を挟んでの2期目はスタッフなどは基本的に同じ。製作体制に大きな革新は望めない状態なのであんまり期待しないほうがいいのは間違いないが、流石に作り手側も「1期のアレはダメだったよな……」ってのは嫌というほどわかっていると思うので、そこから一念発起してクオリティアップを図ってほしいところである。1話目の作画クオリティは……まぁ、普通。流石に10年前の1作目とは比べるべくもないが、「これくらいの水準がずっと保てるなら決して悪いことはない」くらい。いや、ごめん、やっぱだいぶダメだった気もする……。分割2クールの死体蹴りはだいぶ息の長い自殺行為だが……。
○「聖者無双〜サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道〜」 3 この期に及んでまた随分ネイキッドななろう。いいよね、こうやって1話目から「ダメですよ〜、見る価値はなさそうですよ〜」って全身で伝えてくれるアニメ。ちゃんとステータスオープンするよ! 歴代なろうの中でもトップクラスに「んなアホな」な転生方法で特に現世で不遇でもない状態で死亡。一応「出世欲があったので死に際の無念が人一倍強かった」という設定らしいのだが、その程度の動機でいちいち神様が異世界転生を請け負ってたら、多分同じ異世界に転生者が溢れかえってると思う。神様の方もちょっとしたサービス感覚で「地球と同じような星に転生させるけど、剣と魔法のファンタジーやで」って意味のわからん配慮をするな。その後の諸々もとにかくオリジナル要素は無く、強いていうなら「1話目時点ではそこまでチートでもないかも」というのが比較的珍しくはあるが、スキルの中に「豪運」とかいう項目があって何もかもうまくいくことに特に理由をつけなくなってる時点でお察し。どこぞのカジュマさんはラックが高くてもあんななのに……。 さらになろう作品の中でもかなり上位(下位)に位置するショボ作画クオリティなのもありがたい。オープニング映像の時点で「あっ(察し)」だし、演出ももっさりしてて「作り手側も原作を面白いと思わずに作ってるんやろな」というのが素直に伝わってくる。制作はやらかし実績もある横浜アニメーションラボ。ヒロイン勢のキャラデザすら全く可愛くないってのは本当にすげぇと思う。 誰も得しない、地獄のような作品になりそうだ。3話切り筆頭候補ってことで。
女子どうしが絆を深めるためにはとにかく水族館に行くんや、第5話。これまで数多のカップルが水族館をきっかけに一線を超えてきた。錦木千束と井ノ上たきな、小糸侑と七海燈子、愛城華恋と神楽ひかり、そしてなんと言っても宮沢風花と海咲野くくる……アクアリウム・マジック。 というわけで何かが一線を超えた感のあるお話ですが、そのための前提条件として、先週時点で想定された「千早愛音ぶっ壊し大作戦」がきっちり決行された。突如スタジオに現れたオッドアイの野良猫・要楽奈。あまりに節操のない「おもしれー女」は、パフェだけでなく、バンドにおけるギターのポジションという最も大切なものを強奪して去っていく。そのあまりに無法な振る舞いに包容力の化身であるそよさんもタジタジ。コミュ障の燈・立希も言わずもがな。しかし、そんな闖入者によって最も窮地に立たされたのが愛音。あんなギターがいたんじゃ、センターを諦めるどころの話ではない。なんとか自分の居場所を守らんと画策するも、そんな生兵法で何が通じることもなく、どんどん化けの皮が剥がれて最後には立希からの正論ボディブローでとどめ。この世界には正論核爆弾・八潮瑠唯とかいうとんでもない化け物もいるが、親交の深まっていない現状でも容赦無く一番えぐってほしくない部分を殴りつける立希の立ち回りもなかなかのもの。現時点ですでにヘイトが溜まっていた愛音というキャラに対する重爆撃は、むしろ溜飲が下がるお見事なものだった。 ただ、立希は八潮瑠唯とかいう怪物と違ってまだ話が分かるというか、きちんと目的を見据えた上で正論を叩き込んでいるのでまだ優しい方ではある。そよさんが「いつか誰かは言わなきゃいけない」と認めていた通り、このまま愛音を放っておいても何も解決しない。というか、視聴しながら「これ、千早愛音とかいうくっそ邪魔な奴を切って捨ててあのギターを入れた4人バンドになればいいのでは?」と思ってしまう状態である。そんな中でわざわざ今後の可能性を残して「完膚なきまで叩きのめす」という選択をした立希・そよはまだ優しいとすら言えるかもしれない。 バンドのこと以外にも留学の失敗など、とにかく目先の虚栄心に囚われて失敗しまくっている愛音のクズエピソードが全て暴露され、がくりと膝をつく千早愛音。もう立ち直れないところまで引き摺り下ろされたように見えたが、ここで救いの手を差し伸べるのはまさかの燈。愛音側からみても「なんであたしなんかを?」ってなもんだろうが、どうやら燈からしたら、今再びステージに呼び戻してくれた愛音への感謝は想像以上のものだったようである。誰にも読めず、誰とも共感していなかった燈のオリジナルフィーリング。それがここにきて、ギリギリのところで愛音を救った。現状はまだ「首の皮1枚」といったところだが、ここから先は生まれ変わった愛音のタフさが試されることになるのだろう。まぁ、その前に仲良くおてて繋いで帰ってきたことに対し、立希が許してくれるかどうかが先だろうが……。あと、こいつらがイベントに出るの出ないので揉めると、多分全部の皺寄せが運営やってたつぐみのとこに行くと思う。つぐならなんとかしてくれるだろうが、優しい先輩に余計な手間かけちゃダメだよ。あと「afterglowってなんか怖いイメージあるよねー」って言われてたけど、そっちは全部あの赤メッシュのせいだ。 愛音は最低の奴だ。それは間違いない。でもまぁ、留学の失敗とか、おそらく日本人学生の半数以上は、同じような状況に立たされたらやっぱり挫けてしまうんじゃなかろうか。日本の英語教育の限界である。もっとも、常識的な女子中学生はちょっと英語の成績が良かったくらいでいきなり留学を選択するような無謀なことをしないだろうが……そこで調子に乗っちゃうのが愛音のオリジナルな部分なので、なんとかこれをプラス方向の特性に変質させてやる必要があるだろう。彼女を動かすのは自己肯定感。バンドメンバーはその辺のケアしてあげられるかなぁ。アメとムチならムチがはるかに大きくなりそうなメンバーである。 愛音のギタースキルの向上という喫緊の課題はあるものの、とりあえずライブに向けて一歩前進。このままツインギターの構成へ進めることになるわけだが、改めてバンドの構成を見てると、MyGO!!!!!って案外他バンドと差別化できる構成になってるよね。ドラムベースギターギターボーカルでキーボードにあたるポジションがなんもないので、どうしても音はロックテイスト強めにならざるを得ない。その特性を中和する形で燈のボーカルが入るっていう状態なので、ここから先、進むべき道を見つけた時にMyGO!!!!!は強くなりそう。そういえば今回楽奈がパフェを食う時にスプーンが左手だったんだけど、彼女は左利きなんでしょうか? ギターは右で使ってるようだが……。 そうそう、今作の裏テーマである「MyGO!!!!!の陰でこっそりもう1バンド成立させよう!」プロジェクトもつつがなく進行中。最後の1人がどこから出てくるかと注目されていたAve Mujica。なんと今回愛音が見てる動画配信者から最後の1人が登場。いったいどういう来歴のバンドなんだ……。
炸裂! 本格全裸アクション! 第2話。やっぱり日笠はベロベロに酔って全裸で駆け回る巨乳が似合うなー。何一つ本人にない要素だけどなー。 なんか、思ってたよりいい具合のアニメになっている。展開としては1話目で想定していた通りで意外な話なんてのは特に出てこないのだが、1話目でも見せつけていたむちぷに作画がとても良い感じで、魔王のまるまるとした様子に加え、今回はスク水ケツ悪魔のゼニアが本格始動。想像の上を行くエロスを発揮させながらも、どこかあっけらかんとした、健全エロフル回転でのエロバカギャグにつながっている。ゼニア覚醒後の全裸パートまでの作画は諸々ハイクオリティで、最初の思い切り力のこもったメリケンパンチでペットボトルを粉砕する画像も面白かったし、その後の夜陰に乗じた堂々たる全裸チェイスも黒塗りの酷さがうまい具合に影の演出に紛れ、なんならいっそ格好良く見えてしまいそうな謎アクションクオリティに仕上がっている。そりゃま、真昼間に堂々と追いかけ回すシーンを見てみたかった気もするが、これはこれでありがたい映像美である。最終的に警察に怒られたゼニアが亀の如く丸まってるところの情けなさとのギャップも良い。 魔王と勇者は2話目とは思えないほどにすっかり所帯染みた雰囲気が馴染んでおり、「なんで魔王が押しかけ女房やねん」という違和感はまだ拭えない段階のはずなのに、「もう、こいつらはこれでいいんだろうな……」という奇妙な説得力がある。冷静に考えりゃ魔王が細かいところまで気のつく料理上手なのはおかしいはずなのだが、この魔王ならそれでもいいか、っていう気になっちゃうのよね。半裸セーラー服で買い物してくれるし。何から何まで「裸」で片をつけてくれるのは助かります。 次週、追加戦士松岡登場。この実家のような馴染みの配置に良い刺激が追加されそうだ。 今回も約1ヶ月ぶりでございます。やろうやろうとは思ってるんだけど、やっぱ誰かからハッパかけてもらわないと開催出来ないなぁ……。今回はお布団の中からこっそりあの子も参戦してくれているよ。どういう状況かよく分からないけど、楽しそうでなによりだよ。
○「スパイ教室 2nd Season」 ― はい、こちらも分割2期目。1期目で描かれた物語のいわば「B面」からスタートするあたり、分割っぽさを微塵もかくそうとしていないのはむしろ潔い姿勢ではある。まぁ、分割だろうか完全新作だろうが、別に視聴する側にとっては何の差もないわけだが。 1期でそこまで身を入れて観る気が起きなかった作品なので2期目と言われてもそこまでピンとこないが、改めてちゃんと見ていて、「そういえばやたらと期待値は高い作品だったんだよな」ということを何となく思い出してきた。「女の子だらけのスパイ集団」とか「ありえんくらいの高カロリーキャスト集団」とか、一応セールスポイントは分かりやすくて飲み込みやすい。グッと面白くなってハマってもおかしくなかったのだが……やっぱり「スパイどうしの騙し騙されこうどなじょうほうせん」ってスマートに描くのはめちゃくちゃ難しいのでね。「スパイとか言ってる割に各方面にガバガバじゃねぇか」とちょっとでも思ってしまうと、あとは全体的な設定が全部バカらしく思えてしまうのでどうにもサムい印象を与えてしまうもの。その辺はまぁ、この設定を選んだが故のどうしようもない代価ということで。 それでも、今回のお話を見てればやはり「豪華キャスト陣」の賑やかさはちゃんと活かされてる部分はある。悠木・上坂の「本人たちをみてると同期とは思えないコンビ」の掛け合いは熟練の技であるし、そこからちょっとずつ世代が下の水瀬・楠木とパスを繋いでいくチームワークはなかなか愉快である。唯一の難点は、こっちのチームだとAチーム以上に「なんでこいつらがスパイなんて任されてるんだろう……」というのが分からないということくらいか。……やっぱそこが全ての元凶やねん。「可愛いからいいか」とはならんやろ。 でもまぁ、終わってみれば今回の顛末でボスから珍しく感情的な反応を引き出したりしてるし、ポテンシャルの高い連中なのは間違い無いのかもしれませんね。改めて8人揃って、今後どんな任務でぐちゃぐちゃした盤面を見せてくれるんでしょうかね。ほんで最後に出てきた母親(?)が千和なのかよ。最近の千和、出演数がちょっとずつ増えてて、だいたい母親役をやってるのがシフトチェンジうますぎる。
○「文豪ストレイドッグス(第5シーズン)」 ― もう何回新番チェックで顔出せば気が済むんだ、一応「第5期」のスタートである。カウントの仕方が微妙なところで、「第1シーズン」と「第2シーズン」の間が1クールだったのでぶっちゃけ分割2クール。第3シーズンだけが独立しており、2期の3年後にぽろっと1クールだけ放送し、そこからさらに3年後となる今年の冬クールに「第4シーズン」、そこから1クール休憩しての「第5シーズン」なので、「2度目の分割クール」扱いな気がするのだが、一応公式には「第5期」らしい。数え方は統一した方がわかりやすいからね。 分割っぽい扱いなので復習パートとかの配慮は一切なし。まぁ、流石に3ヶ月前のお話なので忘れるには早すぎるだろうし、前シーズンの展開があまりに怒涛でエグかったので忘れろという方が難しいくらい。引き続き武装探偵社はどん底もどん底の状態から這い上がらなければならず、展開としては起承転結の「転」、反転攻勢に出られるシーズンになる……といいけど。ずっと沈みっぱなしだったらどうしよう。 太宰・乱歩というジョーカーが部分的に制限状態となり、各方面からあの手この手で対抗組織の隙をつくタイミングを窺っている状態なのでジリジリとした切迫感ばかりが募る展開だが、きちんと1話目で反撃の狼煙も上がっており、いやでも盛り上がりそうな展開。この5期が1つの節目になりそうですな(国木田が相変わらず扱いが可哀想すぎるのはなんとかなりませんか)。わたしゃ大ファンってわけではないが、やはりこんだけ大きな話になってきちんと盛り上がってるなら素直に応援したいと思える作品。口惜しい部分があるとするなら、最近はこれのおかげで五十嵐&榎戸のコンビがすっかり「文スト専用装置」みたいになっちゃってることだが……まー、それでクオリティが担保されるなら致し方なし。今作にけじめをつけたら、またスタドラみたいなトンチキ作品が見たいよねぇ。
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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