最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
最強ジジイコンビキタコレ! 第17話! いや、チョーさんをジジイ呼ばわりすんのは失礼かもしれんけども……でも、やっぱ「ジジイ声優」の代表の1人だと思うんですよね。 ぶっちゃけ、先週からもう「ケンゾーの中の人は誰なんだろう」ってのはすごく気になってて(あえてネタバレは見なかった)、その候補の中にまさに麦さんがいて、そしてチョーさんがいたんですよ。あの元気の良さはチョーさんもしっくりくると思ってたけど、正解は麦さんの方。奇しくも、今調べたらなんとまぁ、ケンゾーと同じく御年78歳!! 元気のいいジジイだぜ……。麦さんのすげぇところは、私が声優にハマって真面目に見始めた頃から、既にジジイだったんですよ。「月詠」の爺さんとかさ。それで、20年経った今でも変わらぬジジイっぷり。ほんとにお元気で素晴らしい。 そしてもう1人・チョーさん。ドラゴンズドリームは割と珍しいタイプの「めっちゃおしゃべりなスタンド」なのだが、これまでの「喋るスタンド」の例を考えると、例えばチープトリックとか、あとはまぁ、ホワイトスネイクスタンド体とか、だいたい本体と同じキャストが務めるのが通例だったが、スタッフもきちんと分かってらっしゃる。あのドラゴンズドリームの小憎たらしいかわいらしさを見せるためには、やはり別な声で喋ってもらったほうが「それっぽさ」が出るだろう。そこで麦さんの相方を任されたのが、なんとまぁ、チョーさんである。2人合わせてもトータル5文字という超絶短いキャストロールが見どころ。マジで綺麗にイメージ通りの見事なドラゴンズドリームでした。かわいいよなぁ。 さて、そんなベテラン2人の愉快な掛け合いも素敵な回だが、相変わらず「何が起こってるかさっぱり分からん……」という原作の謎すぎるギミックを必死に画に描き起こしてくれるスタッフは本当にお疲れ様。ドラゴンズドリームの色味とか、ケンゾー(とFF)のニュルニュルした動きとか、「あぁ、こんな感じだったんか……」とこれも20年越しに納得できた感がある。まぁ、スタンド能力とかについては何も納得はないのだが……原作を知らない人のために確認しておくと、大丈夫ですよ、原作読んでても良くわかんないですからね。ご丁寧に「数滴の水で溺れ死ぬ!」って自分で言ってんのに、その数滴で死体がブクブクになる意味がわからへんねん。でもまぁ、ほら、人間って自分がカタツムリだと思い込んだらカタツムリに変形していくわけじゃん? なら、自分が溺れたと思った肉体が勝手にブクブクになるのも納得できるってもんでさ。つまりこの戦いは後の能力への壮大な伏線だったんだよ!(ナンダッテー) あとはまぁ、こうして「運命を指し示すだけのスタンド」ってのも探してみれば類例はあるもので、ローリングストーンズなんかも「ただ知らせるだけ」にプラスαの能力だし、見方次第ではポコロコの「ヘイ・ヤー」だって同じカテゴリに入るかもしれない(あれはマジでなんもしてなかったらしいが)。ドラゴンズドリームの場合はいろんなオプションが付いていて運命についてのケアが手厚いのだが、「勝手に相手に教えてあげちゃう」とかいうよく分からないデメリットも持っている。「オレ中立」なわけだが、普段は特に仲良くしてるわけじゃないんでしょうかね。スタンドとお話できれば退屈な独房内でも気が紛れそうだ。 あと、何気にアナスイと徐倫の初対面(厳密にはにどめまして)も重要なファクターか。すごいよね、最初の一言でのきれーな「何言ってだコイツ」感はまさにアナスイ。でも風水とか知ってるから意外と物知りでもある。繰り返すが、あいつ、最終的には主人公パーティーの中では常識人寄りのポジションだからね? PR ○「『艦これ』いつかあの海で」 ― 「なんで今更?!」プロジェクトはまだまだある。まぁ、流石に「うる星やつら」とかと並べるのは変な話だが、アニメ前作が2015年ということで、7年ぶりに発掘されたお久しぶりアニメである。続編扱いするのもどうかとは思うが、評点する意味もあんまりなかろうしこれでいいや。 前作は(少なくとも私の観測範囲内では)ファンからもあんまり良く思われてなかったアニメ化だったと思うのだが、ファンでもなんでもない身からはそれに輪をかけてどうでもいい作品になっていた。元々一見さんお断りな構造ではあったが、アニメ的にも見るべき点は特になく、「ま、ソシャゲアニメってこんなもんだよね」という典型みたいな扱いだった。その反省を受けてかどうかは分からないが、今回はスタッフも一新されて完全な新作アニメ扱いで再登場。前作は草川ディオメディアというなおざりアニメの代表格みたいな座組みだったのに対し、今回製作を務めるのはENGI。監督の三浦和也は最近ではENGI作品で多くの監督を務めており、現在も「宇崎ちゃん」が並行して放送中だったりする。 ENGI作品は割と作画デザインが尖ってる印象があり、「フルダイブRPG」や「乙女ゲーモブ」のように「頑張ってるのはわかるけど……」みたいなデザインもあるし、「たんもし」のように素直に綺麗な場合もある。今作は幸いにして映像部分はかなり完成度が高く、そこについては捲土重来の意気込みが感じられる。前作でネタ扱いされていた水上ホバー少女たちは今作でもちょい違和感はありつつも、ギャグではなくてシリアスに落とし込めるくらいには馴染んでいる。細やかな表情の見せ方なども現代アニメとして全体的にブラッシュアップされた印象。これでお話が面白ければ、なるほど良作になるポテンシャルは秘めているだろう。 ただ……よりによって更なる一見さんお断りの方向に舵を切ってきた。まー、シリアスが大前提になってるもんだから余計な設定をキャラに説明させるのはどうしたってバランスが崩れてしまうし、ドラマを進めるためには「世界はもうそこにあるもの」として扱い、知らん奴は振い落とすリスクもやむなしという判断なのだろう。おそらく、本当に今作を望んでいるファンがいるならば、そこに狙いを絞っての構成にするのは正しい判断だと思われる。いちいち紹介などされずともキャラがわかっているなら、サイレントで進めようが、あえて首から上を描かずに匂わせるアングルにしようが、問題は何もなくて、「やりたい話」を進められるのだ。実際、会話があったとて、首から上が見えたとて、どうせ私にはどのキャラが誰かなんて分からんのだから一緒である。相変わらず「声で識別できない地獄」が大きく足を引っ張っているのだが……もう、私の興味関心はこれ以上下がらないところまで降りているので、どれだけ引っ張られても影響はない。もう、遠巻きに見守りながら「まぁ、頑張れ」と応援するくらいしかやることはないのだ。 今度こそ、ファンが喜んでくれる作品になるといいですね。……まぁ、どれだけファンが残ってるのかは知らんが……。俺の周りの連中、まだプレイしてる奴いるのかな。
今期は豚アニメが多いな(?)、第5話。多分、史上最も豚にフィーチャーしたアニメになってると思いますよ(対抗は「はれときどきぶた」)。 これまではなんとなく「こういうモチーフの話かな」ってのがあったんだけど、今回は……もう、単なる抗争の話やな。シリアルキラー的なものを扱う話……ってほどでもないよなぁ。なんでメイドシープの子があんな殺し方を試みたのかはよく分からない。別にアリバイトリックが必要だったわけでもなかろうし……単にトマトジュースの在庫がめっちゃ余ってたんでしょうかね。多分、なんか元ネタがあるギミックなんだろうな。 嵐子が36歳の誕生日とのこと。中の人はもうちょい上だが、近い人を探すと店長の中の人がちょうどこないだまで36歳だったので、だいたいそのあたりの年齢感です(なんの情報だ)。声楽声優・高垣彩陽の歌唱を最も無駄にできるアニメ。メイドに年齢が関係ないのと同様に、声優はもっと年齢なんて関係ないですね。ちなみに更なる声優の話を片付けておくと、今回最大の聞きどころはアバンでのなごみの絶叫です。いやぁ本当にいい声で鳴きますね……近藤玲奈(23)。今回も上へ下へと大忙しの絶叫劇で楽しませてもらいました。そして、そんななごみに対抗するのは小倉唯(27)。……え、もう27なのか……。まだ二十歳くらいのイメージですわぁ(おじさんになると時が止まる)。 中の人の話題しか出してないのは、あと何をいじったらええねん、というのがよく分かってないからです。ツッコミどころなんていくらでもあるんだけど、もう、今作の場合はどこに突っ込んでも負けな気がするからなぁ……。えっとね、今回は「インクの色」というのがよく分からないギミックとして機能していて、最終的にトマトジュースじゃなくて羊メイドの流した血によってチラシが染まっていく、っていうのがいい演出でしたね。……ちゃうねん。真面目に演出の話するのもなんかちゃうねん。今週のコンテワークはP.A.WORKSが誇る抜群の安定感、許琮氏ですよ。この人が参加してるだけで安心の象徴みたいな印象があるんだが、最近は1作品1回だけとかで登場回数が減ってる気がする。どういう仕事体制なんだろう。
メインキャラ最後の一角、しーちゃんの参戦回。まずもって「幸希心」という名前からなんで「しー」になるのか分からないっていうところから話を始めなきゃいけないのだが、それ以外にもとにかく要素がてんこ盛りで、なんかもう、積み重なりすぎてどんどん消せるっていうテトリスみたいな現象が起こっている。本作の恐ろしいところは、キャラに設定は盛るし、ガンガン押してるはずなのに、どこかで一線を引いて「踏み込まない」演出を徹底しているという部分。本来なら気になってしまうはずの要素も、「語らなきゃいけないな」っていうギリギリのラインで押しとどめて、「まぁ、そこは別にいいじゃないですか」でスカしているような感覚があるのだ。たとえば今更な話ではあるが、なぜメインキャラ全員がDIYにここまで入れ込むことになったのかは実はあまり明確な説明がない。導入が丁寧だったのはせいぜいたくみくらいで、せるふはあの通りの性格なので「なんかいーわー」くらいで入り込んで馴染んじゃったし、ジョブ子だって「実は元から好きでした」という話だけで、なんでええとこの天才小学生がそんな地味な趣味に興じているのかは特に補足されていない。元からDIYの申し子のような部長は言わずもがなである。 普通だったらそこで「もうちょい描写してくれや……」と言いたくなるはずなのだが、今作は「ほら、そこは別にいいじゃない、こっちにもっと面白そうな話があるよ!」ってんで目先をサクサク移していくことで「描かないこと」を誤魔化すのがうまい。実はDIY要素自体もそうした傾向があり、「DIYもの」という謎ジャンルでアニメを作り始めた割に、実際の制作現場でディティールを余計に説明したりはしない。映像だけでなんとなく「あぁ、作ってるな……」ということが理解できるし、ちゃんと専門的な道具を使い、細かい工程も触れているはずなのだが、ことさらに「知らない視聴者のために工程を説明してあげるよ!」みたいな要素も無いし、「気づけば完成してる、3分DIY!」みたいな展開でどんどん先へ進むのだ。これって結構神業的なセンスが求められる配分だと思うのよね。一歩間違ったら「どんだけご都合主義やねん! 端折りすぎやろ!」みたいなツッコミも入るところだろうし。 そんなわけで、ご都合主義(?)の塊みたいな存在が「東南アジアのええとこのお嬢さんだけど野生児でパワータイプでコミュ力があって語尾がニャーで声が高橋花林」という要素の闇鍋みたいなしーというわけだ。多分絶対に「これいらんやろ」っていう要素がある気がするのだが、この雑然としたごった煮感が全てしーをしーたらしめている。ジョブ子も似たようなテイストはあるのだが、彼女はまだ「DIYのために繰り出されたキャラ」の印象があったのに対し、しーの個性はほとんどがDIYに関係ないというのが凄まじい。ご丁寧にこの2人からは「財力」といういっぺん与えたはずの設定を剥ぎ取って封印するという徹底ぶりだ。押しては引いてのキャラクター展開、思い切り振り回される感覚は癖になります。ちなみに今回のコンテを担当した伊礼えりさんという名前、最近どっかで見た気がして確認したら、今期の「ヤマノススメ」のオープニングコンテを担当した人だった。さりげない表情の付け方とかに妙味があります。 訳のわからない地固めが進み、もうぷりんがDIY部に入るお膳立ては整った。今作で唯一「踏み込んで」描こうとしている要素、それはどう考えてもせるふとぷりんの関係性である。さぁ、前へ進むか?
頂点へ狂い咲け、第5話。なんかこう……「馬鹿なものが観たいなぁ」って思ってきちんと馬鹿なものが観られるのって、すごくありがたいことですよね。こんだけ全力でエロに振り切ってるのに、見れば見るほどにどんどん心穏やかになっていく、ハートウォーミングアニメ。ただし家族で観るのには全く向かないゾ! Aパート、特性が1つしかなくていじりにくそうなハナバタを改めて掘り下げる回。4人のメンバーの中では、正直一番押しが弱いな、と思っていたのが実はハナバタである。狂化という特性からのクレイジームーブは確かに売りにはなるだろうが、逆に言えば「狂化しなければ一番の常識人」であったはずだし、どうしても偉大なる女騎士の大先輩であるダクネスさんと比べてしまうと、根源的なねじれ具合はそこまで常軌を逸しているとも思われなかったためだ。今回だって新しい側面を掘り下げるとは言っても狂化が前提になっていたし、特性が研ぎ澄まされたとは言い難い展開。相変わらず「一芸特化」のキャラであり続けている。 しかしそれでもなお、このハナバタの持つパワーが充分だと感じるのは、作品全体を楽しんでいるが故の贔屓目なんだろうか。狂化後のひたむきとの絡みはダイレクトレズプレイへと移行し、今作にはまだ無かった要素を埋め合わせてくれているかのようである(それがなんなのかはよく分からない)。ひたむきの被虐属性がいよいよ味方パーティの毒牙にまで適用されるとなっては、もうどこからどう観ても「不徳のギルド」を名乗るしかない。そして加えての見どころは、今回もしっかりのっかるところにはのっかるキクルさんの性欲。これまでの傾向から見るに、あんだけひたむきにやいやい言ってるくせにどうにも巨乳には弱いみたいですね。まさか剣と魔法がある異世界ファンタジーで、巨乳レズセックス動画をスマホで録画したい主人公が現れるとは……この世界、文明レベルはほぼ現代と同じなんだよなぁ。あ、トキシッコのお部屋がファンシーで可愛いですね。 Bパートはタイトル通りの肉の宴が2つの方面から繰り広げられる。ここでもやはりハナバタは最低限まともであることが分かるのは「フレンドリーファイアを受けなければ戦えたかもしれない」という可能性。というか、このパーティはほんとにタンク1枚沈むとそれで全滅確定なのよな。他のシーンでもそうだが、「無い」方の組のエロシーンが描かれるときは執拗に下からのアングルで足・尻にパンし続けるこだわりは評価したい(あとシャツから除くギリギリの谷間)。 ありがたいことに、ひたむきは「料理がとびきり上手」という放送開始以降最大のプラスポイントが明かされた。5話目にして未だモンスターを1体も倒していないファイター職に用はないが、もういっそ調理師としてクエストに同行したらいいんじゃないだろうか。そして、そんな料理のフィールドでは逆に「酔ってない状態でもやっぱダメ」という片鱗を見せたハナバタ。よかったぁ、みんな馬鹿じゃん。まぁ、全てのくだりを終えた結論が「一番馬鹿な作品は『食戟のソーマ』だった」でフィニッシュなんですけどね。おはだけを全力でやると、乳首だけ布切れが残るんだなぁ……。
「あ〜、今日って祝日なのかぁ……なんか祝日っぽいことしたいよなぁ」と思ったんですよ。ぶっちゃけ毎日がエブリデイな僕にとって祝日ってほとんど意味がないんですが、まぁ、カレンダーって大事ですからね。そこで思いついたのが「なんか映画観るか」で、劇場を調べたらこの作品がちょうど1日1回上映とぼちぼち終わってしまいそうだったもんで、特に前情報も何も無しに観に行きました。おもんなくてもそういうものだと割り切れるし、面白かったら儲け物、くらいの感覚ですよね。オリジナルアニメ映画なんて、なかなか大ヒットを飛ばすのは難しいし、こちらの作品は封切りからちょい時間は経ってるはずだけど一切話題を聞かなかったので、まぁ、あまり気負わずに観に行けるってもんです。そういう時間の使い方って、貴重ですよね。 なお、折り畳み前に総評をしておくと……うーん、まぁ、あんまり……。
【ネタバレダメージとかあんまり無い気もしますが、一応折りたたみ】
能登ママンのところに青山穣が物申してるだけでなんか笑っちゃう、第5話。というか青山穣が出てくるだけでなんだか嬉しくなる身体にされてしまっている。こんなんもう、事実上のヘボットじゃん(そうでもねぇよ)。 キャラが見えて、色々と動き出すと各所から楽しさが出てきますね。苦手だったがガンダムも、可愛い女の子たちがきゃっきゃうふふしながら戦ってくれればだいぶ飲み込みやすくなります。私のアニメ視聴なんてそんなもんです。ただ、今のところ応援したいキャラ第1位はダントツでグエル先輩なんですけどね……。たった5話でここまで転げ落ちられる噛ませ犬の才能、逆に貴重じゃないですか? 先週必死にスレッタに対する感情に理由づけしてたのに、エランの動きに乗せられてすぐに決闘に突入しちゃうマインド、ほんとバカなのに嫌いになれない。最終的なスレッタのお相手はもうグエルさんでもいいよ。今週のミオリネさんは単にキーキー言うてただけやし。 あとは次点で気になってたキャラはチュチュだったわけですが、先週「メットをかぶる時の行程を事細かに描写してほしい」とか言うてたら、まさかの公式からの発表があるとは……マーベラス……。とりあえず、これでチュチュをめぐる問題は全て解決したので(???)、地球寮の面々は平等に応援できるようになりましたね。デブとかも存在感あって気になるし、女子寮でのガールズトークはキャピキャピしていて大変良いです。スレッタのやつはぼっちちゃんと違って初対面だった連中とももう仲良くなっちゃったなぁ。 さて、そうしてスレッタの基盤が出来上がったところで、少しずつガンダムをめぐるあれこれも回していく展開になってきた。最初のお相手は、どうやらコーディネーターみたいにモビルスーツ搭乗用強化改造を施された人種であるらしいエランくん(花江夏樹)。ガンド・アームが人の精神をぶっ壊すというよく分からない機構らしいのだが、機体が人を壊すなら人の方をいじったれ、の精神で改造人間も出てくるようだ。当然強化人間の悲哀みたいなものは背負っているようだが、阿頼耶識システムとかと違って外から見てもそれとは分からないようになっているため、他の連中が彼の生まれを知っているのかどうかはまだ不明。まぁ、あんだけド派手にファンネルぶっ放してMS倫理も何もあったもんじゃないのだし、流石に学生たちも「アイツ、なんかおかしいよな」くらいは気づいているんだろうか。でも、その割にはグエルさんが何も考えずに突っかかっていったんだよなぁ……グエルさんだからしょうがないのかなぁ。 ガンド・アームに乗るために苦行を強いられたというエレン、それに対し、ガンドアームっぽいけどガンドアームじゃないかもしれないエアリアルを余裕で乗りこなすスレッタ。お互いに「なんか仲良くなれるかも?」と思ってたはずなのに、あっさり裏切られてのすれ違い。まぁ、エランが勝手に勘違いしてる方が悪いんだけどさ。スレッタちゃんは「え? わざわざ苦しんでまでMS乗る必要とかなくないですか?」みたいなナチュラルなろう系ムーブをかましてきそうで先行き不安ですね。どっかで「魔女」のしっぺ返しを喰らう展開はないんかなぁ。 最終的にエアリアルが世界にどういう影響を及ぼすのか、ママンが何を狙っているのかがさっぱり予想できないため、しばらくは大人たちの抗争を黙ってみまもるしかなさそうだ。個人的に、この世界を全ているらしいババアの集団会議が濃すぎるのがツボ。勝生真沙子・小宮和枝・沢海陽子・斉藤貴美子というラインナップらしい。ババア圧強すぎて最高やん。 オープニングでジャンプしてないから今作は神アニメではないんですね、第4話。きらら作品なのにきららジャンプが似合わない貴重なアニメ。そして、多分飛んでる神アニメの比率を考えたら「飛んでない神アニメ」たるこっちの方が存在感は圧倒的だと思いますけどね。 ちゃんとお話が進んでおります。何と今回のメインテーマは「作詞」。そういやこないだちょろっと虹夏が言うてたかもしれないけど、まさかぼっちにそんな大役が回ってくるとはね。ボーカルを担当しない珍しい主人公なので、その辺で存在感を出していくことになるんだろうか。別に脇の段ボールでギター弾いてるだけでも充分存在感はあるのだが……。でもまぁ、作詞で思い悩むのはいつだって青春模様。澁谷かのんだって今井リサだって、作詞で散々に悩み抜いたところに青春があるのです。まぁ、ぼっちがそれを望んでいるかは定かじゃないが。 喜多ちゃんが正式メンバーになったおかげでいろんなところがグリングリン動くようになった結束バンド。喜多ちゃんの方からリョウへのごんぶとラインを繋ごうとはしているのだが、その愛着はまだワンウェイな印象が拭えないかな。どちらかというと、ほんのちょっと挟まれたリョウと虹夏の出会いエピソードの方がインパクトが大きくて、先輩コンビの絆の強さが改めて確認できた感がある(律澪っぽさがある)。4人バンドだから収まりのいいポジションを考えるなら各学年でペアを組んだ方が色々と楽な気はするのだが、ぼっちが絶対に喜多ちゃんと「ペア」っていう箱には入りたがらないだろうからなぁ……。ぼっちはいつまでもオンリーワン。残り3人でうまいこと結束するしかないのか。 いやいや、それでも今回はリョウとぼっちという珍しいツーショットを拝むことができましたよ。あの「知り合いだし、みんながいるところだったら何も困らないんだけど、いざ2人きりになると距離感に困る」というコミュ障あるあるのリアルさが怖い。リョウのやつがあんな性格のくせしてコミュ障でもなんでもない、どっちかというとコミュ強キャラなのが恐ろしいわ。悪い奴ではないんだろうけどね。後輩にタカるのはガチだったんだよなぁ……まー、別な後輩からギター買い取った代償だから許してやるか……。 様々なペアリングに見どころ満載のお話だったが、それでもやっぱり今作のおかしさが突き抜けるのはぼっちが無双してるシーンである。ツチノコからの承認欲求モンスターまでの流れの「何を見せられてるんや……」という映像の乱れ打ちはまさにアニメの真骨頂。今やってる作品なら「モブサイコ100」に近い思い切った画像エフェクトの見せ方だし、なんなら「ポプテピピック」的な攻めた映像精神でもある。ここまで振り切った演出がほとばしるのに、ちゃんと最後はきらららしいガールズアニメに着地できるのは凄まじいよな(まぁ、ラストシーンがほっこりとは無縁だったけども)。ぼっちは陰キャ要素を強めるためかある意味でメカクレ設定になってるんだけど、前髪の垂れ方が単なるデザインで終わらずにシーンに応じて細かく動いて見えるのがすごくキュート(時と場合による)。 エンディングがここで変わったのもすごく良いねぇ。「ぼっちが書いた歌詞ってどんなんなんだろう?」って視聴者が興味を持ったこのタイミングで、いつもよりもややメロウな曲に切り替えてぼっちの持つ「暗さ」のサンプルを土俵の外から投げ込んできやがる。なるほど、陽キャJK(長谷川育美)に暗い歌を歌わせる楽しさね……良いな。
いいエピローグでしたね……。第19話。前回が「いい最終回」だったので今回が「いいエピローグ」なのは当然の成り行き。また、久しぶりにうたわれでもらい泣きしちゃったかな。 平和が訪れたヤマト。ライコウ亡き後の新・アンジュ体制が樹立され、これまでパーティメンバーとして活躍していた面々が軒並み八柱将などの要職へと召し上げられ、まさに大団円(あれ、そういやミカヅチさんってどっかいったけ……)。まだ幼いアンジュがこれからどんな国政を振るうのかは分からないが、ムネチカさんをはじめとした有能なサポート陣もついているし、きっとヤマトは以前のような平穏を取り戻すのだろう。めでたしめでたし。 で、「ヒトの世」の話はおしまいである。あとはその先、「神の世」の物語が続いていく。再会を果たしたホノカ、そしてまさかの「生きてたんかいワレェ!」な帝。ただまぁ、彼の場合は実質的に死んでるようなものなので、そこまで理不尽なサプライズというほどでもないだろう。本人も「死人」としての立場は弁えているようで、現時点での世界的な情勢を弟と共有し、うまいこと新旧の世界の接続を果たしてくれと願うにとどまっている。ハクの方も多少驚きはしたものの、こと「旧時代」の連中の話。多少の無茶はいい加減慣れてしまっているのかもしれない。およその話を受け入れ、平穏な世の中での自分の身の置き方を決める。 そして、そんな劇的展開の最大の副産物が、これまで分かっちゃいたが事情が事情なだけに情報をシェアできていなかったクオンとの接続。ようやく、本当にようやくクオンに打ち明けた形となり、クオンの方は万感の思いでハクに歩み寄る。形の上では「オシュトル」ではあるものの、もう2人の間に壁は無くなった。クオンもクオンで立場があるもんだから「あとはお二人だけでごゆっくり」ってなわけにもいかないのは残念だが、これまでの長きにわたる断絶を少しずつ埋めていくには充分だろう。 こうしてクオンに福音がもたらされたことで、改めて気付かされるのがネコネの悲哀であった。クオンは「失ったと思っていたが取り戻せた」側の人間。しかし、ネコネは「失っていないように見せかけていたが、実は失っていた」側の人間。ようやくその事実と向き合うことができるようになり、クオンは真っ先にネコネに対峙。全てを打ち明け、いつぶりかの腹を割っての「姉妹の語らい」である。結局、一番辛かったのは、一番苦しかったのはネコネだったんだよな。そしてそんな彼女の喪失はもう2度と変わることはない。それを考えれば、あの時のハクの決断はやむを得ないものだったということが改めて確認できるし、ここまで話が進んでも、決して埋められない傷のままだったことにも気付かされる。平和な世の中が、少しでも彼女の慰めになれば良いのだが。 しかし、ここからのハクの旅路、周りにいるのがフミルィルとウルサラって、エロの化身みたいな連中ばっかりなんだが……。
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プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧 |