最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
で、出た〜〜! 骨ころころいじり奴〜〜〜! 第17話。訳のわからんキャラが大挙するこの6部においても屈指の意味不明さを誇るキャラクター、それが「なんか骨見つけたもんだからコロコロいじってたけど、気になって持ってっちゃう囚人」(通称「小男」)である。サバイバー環境下であんなちっぽけな骨に興味を持つ意味が分からん(何であんなとこに骨が転がってたのかも分からんが、こればかりは骨の気まぐれなのでしょうがない)。アホみたいにコロコロして遊ぶ意味も分からん。ほんで最後に持ってく意味も分からん。髪型がしげちーなのも分からん。分からんづくしの謎のモブである。あんな奴でもわざわざウルトラセキュリティ懲罰房に入れられてたってことは、きっとすげぇ悪いことしてんだろな……。 というわけで、どんなモブでも、どんな些細な一言でも気になっちゃうのがストーンオーシャン。今回はがっつり1話使ってのウエストウッド戦である。でもまぁ、プラネットウェイブスは能力自体が割とシンプルなので、バトルにそこまで驚くような要素は無い……はずなのだが……クッソ地味なはずのグラウンドでの関節技展開でここまで胡散臭く、ド派手に描ける漫画家もなかなかいないだろうよ。ウエストウッドは「看守なんだゼェ」ってんで締め技についての造形が深かったらしいのだがアメリカの刑務所ってがっつりとプロレステクニックを叩き込まれるものなんでしょうかね。犯人確保の時にヘッドロックはあんまり使わない気がするんですが……。犯人にタマキン掴まれないように気をつけなきゃいけないしね。 地味なんだか派手なんだかよく分からない激戦、今回も異様な盛り上がりを見せたのは原作と同様であるが、やはりウエストウッドの珍妙なテンションが最大の見どころと言えるだろう。中の人である間宮さんのお仕事が本当に絶妙で、こんな末端の雑魚キャラのくせに、荒木節での発声がめちゃめちゃ様になってるのはすげぇ。荒木節のイントネーションって大抵はどんな台詞でもギャグになりがちなのだが、ウエストウッドは最初から存在がギャグみたいなもんだってのもあるが、そこに上乗せする大仰な台詞がいちいちツボるわ。あまりに盛り上がっちゃうもんで徐倫がラストに「決着ゥゥゥゥ!」なんて柄にもない大声あげたりするしね(サバイバーの影響なんだろうけども)。「格闘漫画ジョジョ」としてはトップレベルのバウトなんですよ。あ、一応次の試合も「格闘」ではあるんですが……そっちは珍妙さの方が勝るよな。多分、この頃の荒木先生は何らかの理由で肉弾戦を描きたかったお年頃だったんだろうね。 ちなみに、ウエストウッドが後ろ手に目まで瞑って徐倫を挑発するシーンで例の骨遊びモブが登場するのだが、原作漫画だと遠くの方に奴が登場する謎のコマで、完全にセクシーポーズでイキかけてるウエストウッドの様子がめちゃくちゃ面白いので、是非確認してほしい。当時は1コマ単位で爆笑してたものである。
PR ○「アークナイツ 【黎明前奏】」 5 まだこの時期にも新番チェックは残っているのだよ……。実はあともう1本あるはずです。最近はアニメのカレンダーもだいぶ自由になってきたなぁ。 変則日程でスタートしたので「準備にすげぇ時間がかかったのかしら?」とか色々と妄想してみるが、蓋を開けてみれば何の変哲もないアニメ。どっからどう見てもソシャゲ原作であり、何ともソシャソシャした雰囲気に満ちている(※そしゃそしゃした [形] いかにもソシャゲであるさま)。なんでソシャゲってこういう若干サイバーな荒廃都市が大好きなんだろうね? 最近でも「ドールズフロントライン」あたりが完全にイメージ被るな。 おかげであんまり引き込まれる1話目にはなっていない。中華ソシャゲ原作ってことでおそらくそれなりに制作サイドの金回りがよく、アニメとしてのクオリティは決して低くないと思うのだが、しっかりした作画で描かれた世界でも、何も引っかかりがないので1話目としてふさわしいのかどうかはよく分からん。これまたソシャゲアニメでありがちな「1話目の説明で世界設定は何となく分かったけど、それが見たいかどうかは別問題」という状態である。まぁ「説明しすぎて台詞がクソ長い」とか、逆に「何も説明せんから世界がさっぱり見えない」とか、これ以下の導入をやったソシャゲアニメもたくさんあるとは思うんだけども。主人公が記憶喪失だから、説明してもらわなきゃ困るってのは一応世界設定に則って進行してるわけだが、流石にチュートリアルすぎて鼻につくよなぁ。 まー、本当に1話目は「マニュアルの1ページ目」でしかないので、今後この世界設定をどう料理するかでプラスにもマイナスにもなんぼでも揺れることだろう。正直あんまり期待はしていないのだが、「何故メインヒロインはこんなシリアスな世界観の中でうさみみだったのか」とかがクライマックスで衝撃の事実として明かされれば、多少は注目もできるかもしれない。いや、多分来週あたりでわかるんだろうけどさ(分からなかったらそれはそれで怖いぞ)。メイドカフェの店員だったから、っていうオチだったらどうしよう。 「ケダモノダモノ」はアニメ「キリングバイツ」のエンディングテーマでした、第4話。え? だからなんだって? ……何にでも意味を求めようとするのはオタクの悪い癖ですよ。 頭からケツまで、ずっと「俺は何を見せられてるんだろうな……」と思い続けなきゃいけない酷なアニメ。最近、こういう絶望感をしょっちゅう感じてる気がして、具体的には「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」視聴中にほぼ毎週同じ感覚に陥っています。幸い今作はあそこまで圧倒的ではないかもしれないが(?)、自分ワールドに引き摺り込み、「わけわかんねぇよ」という感想を大前提にしてしまうことで「わけわかんねぇことを承知した上で見ろ」という無茶苦茶なタスクを我々に科しているのである。端的にまとめるなら「そういうもんだから諦めろ」ということ。 ギャンブル・地下格闘技ときて、今回のテーマは「ブラック企業」だろうか。典型的なパワハラ上司による日本の悪しき伝統、因習まみれの企業体質の中で、人がどのように壊されていくのかを描いていく。今作は確か「メイド=ヤクザ」というよく分からない置き換えをしているだけのハートフルピュア任侠ものだと思っていたのだが、ヤクザの界隈だってこんなブラック企業めいた因習は無いだろう。多分、序盤に組織のボスらしき人物がやった「裏切りものはハジく」くらいの思い切りの良さがヤクザっぽさであり、軍隊じみた洗脳訓練を通じて末端構成員をコントロールしようなんて発想はあんまり無いんじゃなかろうか。いや、現代ヤクザのことなんて何も知らないからもしかしたら今のトレンドはそういう組織作りなのかもしれないけど。 そして、本作の一番の見どころは、そうして明らかに「イカれた方向」にコントロールされているにもかかわらず、舞台設定そのものがより一層イカれているため、徐々に統制が取れていくメイドたちを見ていると「あれ、こっちの方がまだ社会に適合できてるような……」というよく分からない納得感が生まれてしまうところである。指揮官役の小林ゆうが力技で丸め込んでくるために、「この流れで更正できたと考えればむしろハッピーエンドでは?」くらいに見えてきてしまった。まぁ、最後はきちんとしぃぽんが目覚めさせてくれるんだけどさ。彼女がなぜメイドを志したのかとか、その辺のバックグラウンドは全く語られてこなかったのだからオチに至るまでの彼女の活躍なんてとにかく突拍子もないものなのに、周りの状況が輪をかけておかしいもんだから「そこはそれでいいやぁ」と安寧に縋りついてしまう流れなのである。あの状況下で自分の「一番」を守り通したしぃぽんの精神は本当にタフだったな。なごみが最初にぶっ壊されるのはわかるのだが、ゾーヤが意外に雑魚だったのがなんか残念。まぁ、彼女のメイド思想がもともと組織上層部の考えに近かったというのはあるかもしれないけども。 そして、この話をする上で一番の障害となるのが、おそらくどんな調教も教育も意味を成さぬ作中屈指のクズである店長だったので、彼女は早々に退場することになった。……別にメイド喫茶クビになったからって、秋葉原でホームレスする必要はないはずなんだが……。あと、結局パンダはパンダのまま。一応「人間だからな」という言質こそ取れたが、未だブラックボックスならぬ白黒熊の中。いつ、何が出てくるんでしょうね。
さて、毎週それなりに楽しませてもらっていた作品だったのだが、先週時点までは、1つだけどうしても気になっていたことがあった。それは、「この状況からどうやってぷりんがDIY部に歩み寄るというのだ……」という疑問。あの通りのツンケンした状態で、しかもせるふとは学校も違うのであんまり意思疎通ができない。ぷりんのコミュ力では、いくらせるふがあの通りの性格だとて、艱難辛苦を乗り越えて最終的に一緒に部活をやって笑い合える未来なぞくるものかとヒヤヒヤしていたのである(純粋な視聴者なのです)。 しかしそのあたりのお話も今週一気に進んで一安心。どう考えても今作最大のみどころはせるふ・ぷりんの友情なので、そこが進むこと、つまりぷりんが中心になって描かれることがようやく実現したのでとても嬉しかったのである。ツンデレがデレるタイミングというのはいつだっていいものだと、聖書にもそんな記述がありますからね。はじめに神はツンから創造された。 ぷりんの内心は視聴者目線では分かりきっていたことではあるのだが、彼女のプライドからしてなかなかせるふに歩み寄れない。このままの状態だと単に学歴マウント取りに行く救いようのない幼馴染コースだったところを、一気に引き寄せたのは先週加入したジョブ子だった。なるほど、彼女が2つの学校の間をつなぐ、恋のキューピットの役割を果たすわけだね。まだ幼いジョブ子だが、なんとな〜くぷりんの想いを察してる部分もあって、本当の意味でのキューピットにもなってくれそうである。まぁ、謎の留学(そして留学ミス)からのドラえもんばりの居候ムーブは「いくらなんでも無茶苦茶やろ」と思わないではないが、それを言い始めたら今作はそもそも2つの学校の立地や命名の時点で無茶苦茶がすぎるので、今更そこは気にしないものとする。あくまで、この世界はせるふとぷりんを引き剥がしたりくっつけたりするための舞台装置でしかないのだから。 ジョブ子というダシを使ってうまい具合にせるふに再接近を果たしたぷりん。さらにウィンドチャイムというキーアイテムっぽい概念も登場し、一気にDIY部加入への道がひらけてきた。まぁ、学校が違う時点で加入できるかどうかは定かでないのだが、多分、事実婚みたいなことでなんとかなるのだろう。流石にぷりんが転校する、みたいなことは無いと思うので。彼女のアイデンティティを考えるに、最先端技術を捨てて転校してしまったら精神崩壊を起こすだろうよ。ぷりんはあくまでぷりんなりのスタンスから、せるふの介護を続けてほしい。末長く、末期まで。 そして、ラストで登場したるはぷりん側が繰り出す最後の刺客、花林ちゃんボイスの変なやつ……あいつもマスコットポジションかと思ってたのに、オープニングみたら部長並みに背がでけぇんだよな……。
110の王、第4話。思いついたことを適当に書いてしまいました。意味は特にありません。 うーむ、今作について、認識をさらに改める必要があると感じました。今まで「エロとギャグって相性がよくない部分があるけど、今作のギャグはちゃんと面白いよね!」という評価軸で見ていたのだが、今回はそれに加えて、「あれ、実はエロ方面もちゃんとエロい……」という評価が追加された。というのも、Aパートの健康診断ネタ、雑な紳士枠だったら「ハイ健康診断の現場に忍び込みました。みんな健診のために脱ぎますねー、触診とかしたらおっぱいも触るよねー、エロいねー」くらいで終わりだと思うのだが、今作においては、主人公・キクルの懊悩がなんだかやけにリアルに情欲を描出している。「エロいことなんかしたくない……わけじゃないけど、ホラ、世間体もあるし、俺はそんなことしたいわけじゃないんだよ?」みたいな体面を守ろうとする心の動きがある反面、目の前に陳列されたご馳走をいただかないのももったいなすぎてどうしたらいいか分からないという二律背反に思い悩む。「みんなのリーダーだから一番のモラリストなんだけど、それでもやっぱり男の子」というバランスが実に背徳的なエロスに繋がっている。なるほどこれが不徳のギルド。 さらに、パーティーメンバー4人が満遍なく被害に遭っているわけだが、その探求の仕方にもいちいちこだわりがあって紋切り型のエロだけで終わらない。いきなりラスボス級のハナバタから切り出してくるあたりも作者のこだわりの表れなのだろうか(そして丁寧すぎる陥没乳首は作画スタッフのこだわりの表れなのだろうか)。個人的には「実はトキシッコを診る時が一番興奮する」っていう心理がなんだかよくわかる気がする。普段エロを意識させない異性に垣間見える性的な部分が一番そそる。なるほど真理だと思います。いいものを拝ませていただきました。 一転、Bパートは純正のパーティーもの……というのもどうかと思うが、こちらも今作の楽しさの一端を表したお話になっているじゃなかろうか。なんと看板娘(?)のひたむきが一切登場せず、組み合わせるのは普段あまり絡みがなかったメイデナ&トキシッコという
○「不滅のあなたへ Season2」 ― まさかの40年。1期の放送は去年の夏までで、1年の間を空けての再開に「久しぶりだにゃぁ」と思ってたんだけど、作中ではそれどこじゃない年月が過ぎ去っていた。まぁ、それができる世界観なのだけれども。 この1年で何があったのかはよく分からないが、一応制作スタジオが変更になっているらしい。画面の細かい質感なんかはぶっちゃけあまり覚えていないので特に違和感も感じることなく入っていけたし、なんなら1期の頃からのちょっと掠れたような独特の風合いも健在。制作体制にはあんまり問題はなさそうだけど……作ってるスタジオが「てっぺん!」と同じところだと言われるとちょっと不安か。でもまだ新興のスタジオっぽいし、正直どんな配備なのかはまだよく分からんな。スタッフも一部は引き継いでいるようだし、1期と同様の展開を望みます。 それにしても40年である。そりゃね、1期のあの事件はいちいち衝撃だったし、どんだけ逃げてもノッカーの脅威からは逃げきれないという状況下で、フシがやさぐれて孤立するのは半ば当然と言える成り行きだっただろう。それだけだったらいいのだが、どうやらノッカー側はそうして停滞を選んだフシと違って、色々と進化も続けているようで……まさかの搦め手により、フシは40年の殻を破って引きずり出される羽目に。そして、その間にも当然人間社会は進み続けている。見事、1話目から2人のヒロインには驚かされましたよ。 まずはヒサメ。というかハヤセさんだよ! あの女、どう足掻いてもフシへの執着は捨てられないだろうと思っていたが、こんな斜め上の手段で関係を維持しようとしているとは……流石のフシもこれは想定外だっただろう。人間の寿命には抗えぬが、まずは血脈と寄生ノッカーで肉体的にもつながりを維持しようとしている。そして「守護団」という謎の概念でもって精神的なつながりもずっと断ち切らぬままに引っ張り続けたという。無茶苦茶すぎんだろあの女。どんだけ推し活が進んだからって、そんな方法で自分を見てもらおうなんて発想は普通は出てこんぞ。いや、サイコの女王、あっぱれでございます。 そうしてハヤセの意志がフシにまとわり続けるというなら、フシの仲間の意思だって引き継ごうじゃないか。なんと、颯爽とフシを掬いにきたナイスな さて、ここからの展開はどうなっていくのか。フシをめぐって2人のヒロインが争うってことでもないだろうし、そもそもノッカー勢力があるので三つ巴……にもならんだろう。フシという唯一無二の存在をめぐって、人は何を思うのか。やっぱり気になるお話ですわ。 タイトル見て「どの女キャラも地雷みたいなもんだよな……」って思った人、正直に手をあげなさい、第4話。ハイ、先生ごめんなさい。 まぁ。一番気になるのは既に爆発後みたいになってるチュチュの髪の毛なんですけどね。登場時からインパクト抜群だった「ツインテールアフロ」という斜め上の髪型。しかも毛量がとんでもないのか、シーンによって膨らんだり萎んだりするその髪の毛は、就寝時のナイトキャップやパイロットスーツのメットにはすんなり収まる便利な仕様。まぁ、あの手のチリチリ毛は表面積こそ広いけど密度は薄いだろうから、案外収めようとすればコンパクトにまとまるのかもしれないけど……シリーズ中、どこかでチュチュがメットを被るまでのシーンを克明に描いてほしいですね。もしくはナイトキャップを外して頭がボーンってなるところとか。 そんなわけで、今回中心となったチュチュのことがどうしても気になってしまうわけだが、それよりも気になるのは「で、この世界ってどういう戦いを描いていくのが目的なの?」という部分。これまではトンチキ学園ドラマということで、なんとなく男と女のラブゲーム(時に女と女のラブゲーム)をモビルスーツに乗りながらやってればガンダムっぽくはあったのだが、今回ついに決闘なしのエピソードということで、この世界の日常というか、根底にある世界設定についてどうしても目を向けなければいけなくなった。 基本的に、ガンダムは「戦争」を描く物語であり、大抵の場合は国と国・星と星がぶつかり合うお話になっていたはず。ただ、今作においては今のところ国レベルで反目し合っている存在は確認できず、あくまで地球出身者がアーシアンという名で差別を受け、反発している様子が描かれているのみ。まぁ、この「地球人VS何か」というのもガンダムではお約束の構図ではあるが、その「地球人」サイドがあくまで出身差別によって緩く連携している様子しか描かれておらず、大企業連中が対立するだけの勢力には見えないのが現状。 そして、いわば「平和な」この世界において、スレッタたちが通っているモビルスーツ学園がいったい何のために設立されているのかがよく分からんのも気になる。一般教科もやってるのかもしれんけど、どう考えてもモビルスーツの運用・開発、それにマーケティングなどが中心となっているようで、いわば現実世界で言えば高専みたいな存在なのだろうか? もしくは工業大学? でもさ、モビルスーツ周りの技術にだけ特化した教育機関ってのも変な話だよな。現実で考えるなら自動車整備・開発のための専門学校みたいなもんでしょ? まぁ、ないわけじゃないだろうが……最大の疑問は、この世界におけるモビルスーツがどういう用途で用いられる技術なのかって話なのよ。上述の通り、明確な対立構図が無いんだったら戦争用の兵器ではないはずで、今回のテロ鎮圧の様子などを見るに、おそらく軍事というよりかは警察組織の自衛用の武器といった感じ。それだけではいくら何でも専門学校を作る意味は無いだろう。まぁ、多分宇宙開発が一番の用途だとは思うのだが……だとすると封印されしガンドアームとかがどういう出自で現れて、抹消されたのかもよく分からんのだよな……。まぁ、その辺の世界観はおいおい補強されていくことを期待しよう。 今回の結論としては「勢いでプロポーズすると後で死にたくなる」「陰キャが頑張ったところで陰キャ」の2点でいいでしょうかね。ぼっちちゃんはバンドを結成し、スレッタちゃんは寮に入れてもらえた。ぼっちに優しいクールです。
いい最終回だった……第3話。いや、今週最終回みたいな話多いな? 3話目って、何か重要な転換点になるんだろうな……。 そんなアタックチャンスばりに大事な大事な第3話なんですが、今作の場合は何話目だろうが全力投球。ほんとに波長の合う最高のアニメになっていまして、視聴中はずっとニヤけっぱなしだし、素直に笑えて泣ける、今期トップ作品となっております(今のところ泣く要素は無いが)。改めて「きらら作品の持ちうる武器」ということを認識させられたことが1つあって、今作の前には、きららアニメの極北をぶち抜いた「まちカドまぞく」があったんですよね。あれと今作の共通点は「とにかく息もつかせずにボケをぶちこんで間断なく笑いを提供し続ける」部分だと思うのだが、これって元が4コマ漫画のテンポ感だからこそ可能な部分だと思うのよね。まぁ、「まぞく」の方は4コマとは思えないネームの多さで元々情報量の重爆撃だったけれども。元来、きららアニメって「ゆるふわで何気ない日常を楽しむ中身のないアニメ」みたいに言われていた土壌のはずなのだが、どこからかスイッチが切り替わって、こういう無限スダンピードなラッシュを武器にすることもできるようになった。今作を作るにあたって、この怒涛のテンポはもしかしたら「まちカドまぞく」を参考にした部分はあるのかもしれない。 また、そうして絶え間なくネタ回しを続けるにあたって、画面作りに一切の手抜きをしないというのも素晴らしい。コマ割り・構図の回し方は当たり前として(それだって充分難しい創作行為なのだが)、さらに画風や音響に至るまでの力の入り具合、本当にどのカットを取り出しても楽しめるという状態。抜け抜けとぶっ込んでくる実写コラージュなんかを見てると、これもきららアニメの大先輩である「ひだまりスケッチ」の血脈に見える部分もある。上坪さんとか尾石さんとかのシャフトの系譜だな。まぁ、多分今作監督は実際にはその辺を見たっていうわけではないのだろうけど、「元が短いネタの繋ぎ合わせで、全体を見ればほのぼのガールズコメディの様相もある」というきららアニメを最大限に活かす方向性として、たまたまそうした先人たちの足跡を感じさせるデザインになったのだろう。もちろん、それはモノマネでもなんでもなく、今作オリジナルのニューウェイブなのである。史上初のアイデンティティが潰れる音が聞こえるアニメだし、全ての挿入歌がどうしても聴きたくなっちゃうアニメ。ぼっちさん、作詞作曲のセンスもあるんじゃないですかね。 褒めたくてしょうがないせいで全然中身に触れてないけど、ついに4人目のメンバーが出揃って結束バンドが完成。最後のメンバーがボーカルっていうのはお約束ではあるが、それが主人公じゃないってのも珍しいパターンかも。でもCVは長谷川育美なので喜多ちゃんからは主人公オーラも出まくってるんですけどね。ボーカルやドラムの持つ主人公オーラを喰ってしまうというか、ずるずると引き剥がすようなぼっちの負のオーラ、素晴らしい。彼女の顔が百面相を超える億面相を披露している間は、無限にでも見ていられそうだ。 そうそう、今更だけど、オープンエンドも派手じゃないのにいい曲よね。映像も合わせて見ると、オープニングは曲が王道、映像がエキセントリック。エンディングは多少メロウナンバーにしてるけど正統派ガールズバンドで、映像はハートフル。いろんな味わいが楽しめる、きらら文化の素晴らしさである。
いい最終回でしたね……第18話。下手したらゲームでもここでいっぺんエンディングテーマが流れるんじゃないかと思えるくらいに「閉幕」感が出ていたんですが、残念ながらCパートがあったよ。さぁ、まだ終わらない。 想像以上に物分かりのいい男だったライコウさん。結局彼は、ヤマトという国が帝の死によって停滞してしまうことを恐れていただけだったという。あまりにも万能すぎる、神の力をも有する帝。その死によって、これまでヤマトを過度に守り続けていた力が失われ、少なからず臣民たちにもそのショックは伝播する。今まで当たり前だったものが失われ、それが当たり前でなくなってしまうことを受け入れられない民にとっては、なるほど青天の霹靂である。国が乱れてもしょうがないことだろう。だからこそ、ライコウはあえてそこを「乱す」ことにより、次の一歩を強制的に国民たちに意識させた。謀反が成功したならばそのまま自分が国政の舵取りを行って「新たな国」を名乗ればいいだけだし、今回のようにアンジュが立ち上がって打倒されてしまった場合にも、ただ惰性と世襲で権力が継承されるのではなく、きちんと是非を問われた上での「再建」となる。なるほど、どう転んでもヤマトのためになる作戦ではあったわけだ。 まー、やっぱり「もうちょっと別な方法がなかったんかい」とは思ってしまうのだが、ライコウの覚悟がそれだけのものだったということは、目に見えない部分でヤマトにも色々と負担がかかっていたということなのだろう。最終的に彼の「野望」は潰えてしまったが、これによって新たな国の意志を引き継ぐことに成功した。確かに、「偽りの仮面」の時の駄々っ子アンジュのままで帝位継承が行われていれば、彼女はまともに政が行えたかどうかも定かではない。八柱将の力で形の上では運営できたとしても、これまでと違って帝の威光を示す手段は少なくなり、民の間からアンジュへの不満が出ていた可能性もある。最悪、そこから改めてアンジュ擁する王権派と批判を抱えた維新派へと国家が分断されていたかもしれない。そんな危険因子を内包させたままで国政を進めるくらいなら、いっそこのタイミングで膿を出し切って再スタートを切ろうというのは、まぁ、ある程度は意味のある判断だったのかもしれない。ライコウさん、本当にどこまでもクソ真面目な人だったのだなぁ。 そんなわけで、ここまで状況が決した後にライコウさんがひと暴れする道理もなかったのだが、忠臣・シチーリヤの最後の願いによって、形の上ではラスボス化。多分、対アクルカ戦を味方ユニット全投入で行う総力戦のステージだったのだろう。ビームなどのマップ兵器をガンガンに使うライコウは強敵だが、多分占有するヘクスも大きいだろうから当たり判定もクソでかい。各所から一斉に畳み掛ける力技が一番有効だと思われる(ゲームはプレイしてないので全部想像です)。最終的にはオシュトルもアクルカの力は使わず、クオンも温存した状態でのフィニッシュ。ちゃんと倒せるレベルの強敵になってくれるあたり、ライコウさんは最後まで空気を読める人であった。 そうしてエンディングが流れて大団円、ならよかったのだが……さぁ、ここからが本当のクライマックスか。敵の名はウォシス。シチーリヤを操っていた非道の黒幕。彼の狙いは果たしてなんなのか。ここからどうやってオシュトル御一行を脅かしてくるのか。残り話数を気にしつつも、待て次回。
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HN:
Thraxi
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男性
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声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧 |