最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」 5→6 これをもって、ようやく今期の最終評価がゴールイン。東映ショックのおかげでだいぶ放送期間が長引いてしまったのでどうなることかと思ったが、どうやら100話ぴったりで完結ってのは最初から狙っていたようで、無事に他の番組とそう変わらないタイミングでの終了とあいなった。今期執筆した番組感想は42本。これは春クール時とほぼ同じ数字であり、まぁ、平均的な数ではあるだろうか。結局コロナ後もある程度体制が戻ってからはアニメ本数が減る様子はないんだよなぁ。いや、好きでやってることですんで、限界を感じるまでは頑張っていきたいですけどね。そうでなければ、こうした渋いところで頑張っている作品に触れる機会も減ってしまうだろうし。 というわけでこちらの作品。とにもかくにも「最後までほぼクオリティを保ったまま走り切った」というだけでも賞賛に値する。「封神演義」などで完全に負の文化になりかけたジャンプ系アニメのリバイバルプロジェクト。よりによって東映制作の朝番組枠という不安定の代名詞みたいな枠で始まってしまった時点で色々と不安視される向きもあり、「今時の子供たちが喜んでみるとも思えないし、おっさん向けの懐古作品としても中途半端になるのでは?」と存在意義に疑問が出ることも多かった。しかし、そんな不安は製作側も初めから抱えていたものだったのだろう。100話という枠を最初から設定したのも、ゴールをはっきり定めて目標をはっきりさせるため、そして、限られた枠の中で作品を成立させるために最初から統制を持って制作を続けられるようにするためだったのだろう。もはや2年間も放送され続けるアニメが珍しくなってしまった現代、ロングランアニメの旗手である東映は、見事にプロジェクトを成立させてくれたのである。 まぁ、最初に書いた通りに私は今作をそこまで熱心にフォローしていたお子さんではない。最初から最後まで読んでいたはずだし、子供心に好きだった記憶もあるのだが、それでも記憶が薄れており、正直言えば視聴中に「こんな展開あったんだっけ!?」と驚くこともしばしばあった。そんな状態なので「原作と比べてこう」みたいなことは書けず、世間的には「100話でも割と端折った部分があった」ってなお話にも「そうなの?」くらいしか言うことがない。それってつまり、初見の視聴者から見れば今作には特に不足は無かったということにもなるはずだ。設定が多いお話なので説明に台詞を重ねることもあったが、それが特にしつこいという気もしなかったし、アクションシーンは毎回力を入れて描写されていたので中だるみも気にならない。古のジャンプ漫画的なテイストはしっかり活かしつつ、ドラゴンボール的引き伸ばしとは無縁のテンポの良い作劇。「なんだ、ちゃんとアニメ化できんじゃん」と、数々の過去の亡霊を振り返りながら集英社を見直すきっかけになったんじゃなかろうか。まぁ、何度も書いてましたけど、「ちゃんと作ったアニメは金になります」からね。 最後に改めて、2年間お疲れ様です。
PR 「シャインポスト」 6→6 というわけで、終了までだいぶ時間がかかってしまったが、なんとかゴールまで辿り着けました。ひとまずはお疲れ様。 毎週感想を書いていたのであまりまとめることもないのだが、とりあえず画面のクオリティの高さが保証されているおかげで安心して見ることができた。「ウマ娘」のスタッフが制作しているということで、単なる「かわいらしいアイドル像」だけでなく、全力で歪めまくった顔芸なども無駄にこだわり抜いたキャラデザで鋭く描かれており、まさに喜怒哀楽、感情の振れ幅の隅から隅までアイドル人生を堪能することができる。「クドい」絵柄には違いないので多少客を選ぶ部分はあったかもしれないが、ヒかれるのも恐れずにやりたいことに全振りできる采配はお見事である。 そして今作の場合は何と言っても少年漫画的に振り切った設定の妙。「輝く嘘」の設定ももちろんだが、アイドルモンスター・青天国春という主人公を生み出したことにより、これまでとはまた違った視点からアイドル業という生き残り競争を描くことに成功している。「結局春の何がすごいのかいまいち分からんかったやんけ」という意見もあるかもしれないが、そこはあまり重要ではなく、本作で見せたいのは「もし、完全無欠で他者を置いてけぼりにするくらいの圧倒的カリスマが生まれてしまったらどうなるか」という実験的なドラマである。そこはもう、サイヤ人が強いのと同じで理屈は必要ない。「そういうものだからそうなのだ」という強引極まりない認定を出してしまったおかげで、その後は余計なことを考えずに「春をめぐる人間模様」に集中することができるようになったのだ。強いもの、「輝く道標」が明確であればあるほど、周りでそれに照らされる有象無象の輪郭が際立つことになるし、そこに落とされる影もまたはっきりと形を見せる。「アイドル業界の光と闇」って言葉は他の作品でもちょいちょい出てくることはあるが、こういう形での「闇」との戦いというのは、ありそうでなかった切り口であった。まだまだアイドルアニメにも可能性ってものが残されているのかもしれない。 欲を言えば、やっぱり紅葉にワンエピソード割いて欲しかった気はしますね。5人でTINGSとはいうものの、結局彼女だけが「踊れるアホの子」で終わってしまったので……まぁ、理王編とかで善い子なのはよくわかったけどさ。周りのキャラの配置が濃いので、今後もさまざまな広がりが期待できるかもしれない。さて、何か次なる展開はあるのかしら?
ほんでソニー・リキールって誰ェ?! 第15話! いやぁ、悔しいなぁ。一応六部くらいまでならどんな端役でも名前くらいは覚えてる自信があったのだが……あいつに名前があること自体全く認識してなかった。一応本誌情報だったのかしら……畜生。ちなみに、確認のためにググったら専門のページまであってワロタ。ジョジョはデータ検索が楽でいいや。 いやぁ、やっぱおもれーわ、懲罰房棟編。本誌連載時に「意味わかんねーよ!」と必死に突っ込んでいたあの記憶がアニメでも鮮明に蘇る。今週は割と作画も良かったし、いろんなシーンが「輝いて見えるぞっ!」。とはいえ、ひとまずスタートはスポーツマックスの記憶から。スポーツマックスってさ、どれくらい自分のスタンド能力を活用してたんだろうね? リンプビズキットのゾンビってあんまりコントロールできるイメージがないので、彼自身もそんな能力を持て余してた気もするんだけどさ、でも神父から「能力とりあげるゾッ!」って言われて嫌がってたってことは、日常生活でそれなりにありがたいと思ってたはずなんだよな。ムカついた奴を暗殺する道具とかに使ってたのかも。そのために毎日真面目に剥製も作ってたわけだしな(墓地に行けばそれで事足りたとは思うけど)。 そんなスポーツマックスの記憶を見て、徐倫は一人懲罰房棟へ。そしてその事実を知らされたエンポリオとFFはなんとか後を追おうと四苦八苦。その結果出会うのが、いよいよ登場、ナルシソ・アナスイさんである。アニメ版のCVは浪川社長。かつてゲーム版でジョルノを担当したこともある、由緒正しき黄金の血筋。彼がかつて「裸王」の二つ名をほしいままにしたことを思い出すと、アナスイの変態ルックもなんだか馴染んで見えますね(?)。ダイバーダウンも初お目見え、そして「祝福しろ、結婚にはそれが必要だ」。これまた子持ちで不倫騒動を起こした浪川社長としっくりきますね(????)。まぁ、中の人いじるのはこれくらいにしといたろ。エンポリオに「ウェザーが抑えてないと何するか分からないんだ!」と言われたアナスイさんですが、最終的には立場が全く逆になってウェザーに大暴れされちゃう未来を、僕たちはまだ知らない(多分、荒木先生も知らないんじゃないかな)。メンバーの中では「単なるいいあんちゃん」くらいで終わるよな、アナスイ。ちなみに発音のイントネーションはフラット。うちらの仲間内では連載当時から「ア↑ナスイ」って呼んでた気がするのでちょっと違和感。 まぁ、そんな彼の出番はもうちょい後なので、いよいよ懲罰房に入っていこう。DIO様とプッチ神父の昔話、DIO様はわざわざ「1985年」って西暦まで言ってたけど、時代背景を考えると神父と話してるのがどんだけ最近でも80年代のはずなので、「ついこないだ」って言えばよかった気がするんだが? いつ会ってる設定なんだろうか。「最弱のスタンド」という珍しい認定を受けたサバイバー。スタンド能力としての発想はすごく面白くて、この辺りが荒木節の真骨頂って感じがしますね。丁寧に脳内の電気信号の解説してくれるDIO様が親切だ。まぁ、話してる内容と実際のスタンド能力がだいぶ違う気もするんだが、そこはDIOだって全部使って試したわけじゃないだろうからしょうがない。DIOと話してる時の神父の口調がすげぇ穏やかで「本当にいい友達だったんだろうな……」って思えるだけでしみじみしちゃう。 さぁ、そんなわけで愉快なファイトクラブの幕開けだ。ソニー・リキールさんと一緒に房の巡回をしていた男。ヴィヴィアーノ・ウェストウッドさん。「登場時にどう見てもスタンド使いじゃなかったキャラ」ランキングでは最上位に食い込むくらいにモブ臭い顔で出てきたのだが、見る見る表情が豹変し、いつの間にか「作中ではもしかしたらフィジカル最強かも」くらいの存在感を放つようになる男。小さな諍いから殺し合いまで発展するサバイバー劇場の「こういうどうしようもないタイミングってあるよね……」みたいなあるある感も愉快だが、決め台詞となる「ファイトクラブだぁ!」が素敵すぎて応援したくなっちゃいますよね。なんでこいつの能力がよりによってザ・大雑把の極みの
スカッと爽やか大団円、最終話! 予想外のことは何も起こらなかったけど、全てが収まるべきところに収まったこの爽快感は、充分に満足できるエンディングといえるんじゃないでしょうかね。 まぁ、欲を言うならラストライブくらいはもう1曲欲しかったなぁ、とは思ったんだけども、多分作画の手間とコストがとんでもないことになるだろうからしょうがないね。そういや同じような感想をラブライブでも持ってた気がする。なぜか1話に入れられる曲は1曲という縛りがあるみたいなんだよなぁ。曲数増やすと各方面に影響が大きいんだろうなぁ。でもさ、今回見せてもらった歌って記念すべきライブのオープニングシーンだったわけじゃない。華々しいオープニングを飾って、そのあとの充実した周年ライブがどんな様相だったのか、ファンだったら少しくらい見せてほしいと思うよね(まぁ、観客には約1名、1曲目で気ぃ失ってたやつはおったが……)。 杏夏が抱えていた問題に対する答えがあんまりはっきりしなかったのもモヤッとポイントではあって、ここまで雪音や理王の問題をズバッと解決できていただけに、最後の一歩となったお譲の成長について、結局「トップを張らせる」という以前も使ったような方法で打開しようとしたのは少々物足りない。いや、そこを強引にでもライブシーンの映像で丸め込んでしまえるのだから使える武器は全部使ったというのが正しい見方なのだろうが、杏夏には杏夏だけのブレイクスルーを与えて欲しかった気もする。でもそうすると最終話なのに春にスポットが当たりにくくなっちゃうっていう悩みも分かるんだけどね。まー、個別エピソードがもらえなかった紅葉よりかはよっぽど幸せだったと思うようにしよう。 最終話ではいよいよ「蛍」が電話の向こうから飛び出して登場。今まで何も語らなかった彼女が太鼓判を押すことで、第三者目線でもTINGSの完成が保証されることになった。春と蛍が出会っていたというのはこれまでの電話からなんとなく推察されていた部分ではあるが、本当に偶発的なものだったようなので流石に予測はできんかった。多分、忘れ物したとて一度退場した武道館には戻れないと思うよ……。しかもアイドルがぶらついてる場内に一般客入れるとか、下手したら事故になりかねないですからね。入ったのが春で本当によかった。 最終話で改めて綺麗だと思わされたのは「輝く」という本作独自のギミックの妙。最終話タイトルが一見すると不穏なものになっているのに、意味がわかっていればこれが一番良い結末を表しているというのも面白いひねり方だし、常に「シャインポスト」を目指す春たちが「輝かないこと」でトップに躍り出るというのも、見た目に分かりやすい演出になっている。作中での「ポスト」は「道標」という意味で用いられているが、もしかしたら「ポストシャイン」、つまり「輝いていた、そのあとの時代」という意味もあったのかも。いや、絶対に邪推だけど。
いい、最終回だったね……第3話。ただ、どうしても気になることがあるんだが……このアニメ、来週から何するん? 今週は「上しゃまボイスを浴びるようにごくごく飲みたい」ウィークだったので、こちらの作品が心に沁み入ります。ちなみに似たような「王宮ラブストーリー」である「後宮の烏」でもポジションの違う上しゃまボイスを楽しむことができるぞ。いろんなタイプの上田麗奈を堪能しまくったわけだが、こうした深窓の令嬢タイプもまた良き。回想シーンでしっかりと芯の強さも見せているのでまた良き。 1話目時点の感想で「これって追放系になるんだよね? まぁ、どう見ても『面白くねー女』だからヒロインの自業自得だし、しょうがないやろなぁ」という感想を書いていたのだが、残念ながらそんなファーストインプレッションはことごとく的外れで、あまりに綺麗な「おもしれー女」ラインに乗せられてしまった。2話目時点で「話が違うぞッ! 性悪ライバル女、もっと頑張るんじゃないのか? まさかの2話目で退場!?」と見事に予想を裏切られ、思いのほか早く俺ツエーのチートフィールドに突入してしまった。「オレツエー」はなろうテンプレを表す分かりやすい表現なのだが、これの女性向け版ってなんていったらいいんでしょうね?「アタシカワイー」かな。まぁ、実際可愛いからしょうがないんだけど(特に声が)。 というわけであとはいろんな男からちやほやされるだけの展開になりそうなのであんまり先への期待はないのだが、この3話までの起承転結というか、下げて上げるのリズムは非常に明確でドラマになっていたので、「3話完結のアニメ」としてそれなりに満足しました。これくらいなら別にベタでもいいんですよね。主人公のエリィも「わたし、またなんかやっちゃいました?」って言ってるシチュエーションではあるんだけど、彼女の場合は生まれ育ちからして本当にそういうところに「気づかない」んじゃなくて「興味がない」娘なのである程度は正当性もあるし。その上で、ヒロイン攻略のために王子様の方が頑張ってくれたことも伝わってきたし、ラブストーリーとして良いお話でしたよ。 このご時世にロシア人をここまでいじるか……第3話。まぁ、制作日程は分からんし、別に戦争絡みでいじってるわけじゃないから構わんのだろうけど……危なっかしいところなので、多分狙ってイジるのは水島努でもできねぇだろう。 うーむ、結局徹頭徹尾このノリの作品よな。前回が「カイジ」チックなギャンブル話、そして今回が完全に「あしたのジョー」オマージュの地下格闘技話。ただ、「地下格闘技」に限定されていることを考えるといっそ「メガロボクス」に近いのかもしれない。単に「万世橋を逆に渡る」って言いたかっただけな気もするけども。とりあえず、全編通して「これ、メイドじゃなくて極道がやってればほんと平凡な作品になってたよな」という話をやっている。 まぁ、そのたった1つの転換のおかげで今作はとんでもなく珍奇な光景が広がっているわけだが、この珍奇さが珍奇だと思えるのはどれくらいまでなのだろうか。流石にその目新しさだけで1クール突っ走るわけにもいかないだろうし、どこかで大きなシナリオ的転換点を迎える必要があると思うのだが、その1つの指針となりそうなのが、今回加入することになったロシア人・ゾーヤの存在。わざわざオープニングでモザイクがかかっていた謎の人物であるが、コイツがメンバーとして増えたということは、とんとことんの構造自体も今後変化が起こる可能性があり、さらに実質的な戦力が大きく増強されたことで、お店の経営(?)の幅も広がったと言える。嵐子が何を目標として動いているのかがいまだに定かではないが、ようやく大きな流れに乗れそうな空気も出てきた。いや、そんな展開になるかどうかは知らんが。 あと、毎度のことで申し訳ないが、どうしても今作で見入ってしまう(聞き入ってしまう)のはやはりキャストの力。今作は設定自体がトンチキで全編がギャグになっているように見えるが、よくよく見れば徹底してギャグを貫き通してるのって店長のパートだけである。すげぇよな、アニメキャラの女の子が全裸になってるのに1ミリもエロくないんだぜ? 逆に貴重すぎるキャラかもしれない。そんな店長の存在感をいや増す彩陽の剛腕。無事にお子さん産まれたらしいですね、おめでとうございます。 そして今回は殺された悪質社長役にナバが起用されている。「ナバ・サトリナ・彩陽」っていう並び、私が毎年の年度末に決定してる「アニメグランプリ」の声優部門歴代受賞者なんですよ。つまり、私が大好きな声優の流れがこの秋葉原に息づいているのです。ほんと、ここまで「だからどうした」感が漂う感想も珍しい。 観てきました。しかも仕事帰りに観たもんだから、それなりにちゃんとしたカッコのおっさんが一人で堂々とわたてんを観に行きました。まぁ、わたてん観にくる奴らなんてどうせ同じ穴の狢なので恥ずかしくないよ。もう、正直なんでもいいから癒しが欲しかったんですよ。
「映画化して何すんだよ」「OVAでよくね?」「時間も70分しかないぞ」などといった状況は鑑賞前から確認できますが、それらはだいたい本当です。だから劇場版の記事のクセにネタバレ防止の折り畳みもありません。だって、予告編で語られてることが全てですからね。花ちゃんのおばあちゃんのところに、みんなで小旅行にいくよ。以上だ! でも、それで何か不満があるかい? 無いよね? わたてんにアドベンチャーもスペクタクルもサスペンスも必要ないよね。彼女たちが生きている、それだけでドラマなのさ! ……劇場版といえば「けいおん!」ならイギリスへ、「ラブライブ!」ならアメリカへ。旅行といってもそれなりにドラマティックなところへ行くものだが、「わたてん」では……『長瀞』。埼玉県長瀞町。町中からも2時間弱で行ける距離だそうです。まさかアニメ映画を見に行って埼玉県の片田舎の観光案内を見ることになるとは思わなんだ……でも、小学生連中(と引きこもり)の旅行ですからね。それくらいで充分ですよ。これで海外に飛び出したらそっちの方がびっくりだ。おばあちゃんの田舎に行くだけで映画になるのはおジャ魔女だってやってることです。なんの不思議もない。 そうしてただただ夏の日のちょっとした思い出を垂れ流されるだけの1時間。私はそれを観に行ったんです。普通の映画がアトラクションだとするなら、この映画はリフレクソロジーです。観ているだけでみるみるMPが回復していきます。だって、わたてんのアニメって2019年だよ? それが終わって、3年間もみゃー姉成分を摂取してなかったんだよ? そりゃもう、1時間をフルに使って浸りに浸りますよ。世界中でみゃー姉を求めているのはひなた(と松本)だけではないのです。全世界48億人の上田麗奈ファンが、みゃー姉に会うために日々を精一杯生きてきたんです。これでまた、少しだけ世界が明るくなった気がします。 というわけで、本当に地上波版の延長、ただひたすらにみゃー姉&小学生たちが笑い合っている様をご堪能ください。劇場版にありがちな「とってつけたようなトラブル」とかもほとんどありません。心拍数が上がるシーンは主に、「そうか、この作品の連載誌は百合姫だったっけ……」っていっつも忘れてることを思い出すようなシーンばかりですね。中心となるみゃー姉と花ちゃんの歳の差カップル(?)へのぶっといサポート。なんと数十歳も歳が離れているおばーちゃんコンビを利用することで「歳の差なんて問題じゃないのよぅ」というこのヘンテコカップルの将来を暗示させる構造になっているとは。そうなんだよなぁ、今作では別に魂と魂を混ぜ合うような濃厚な関係性を求めているわけじゃないんだよ。ただ気づいたら隣にいるような、そんな「親愛」の物語を、そっと添えてくれればそれでいいのです。 クドいくらいの愛情描写は今回乃愛ちゃんの担当でしたね。ひなたに向けての熱心なすきすきアピールも、届いたような、届かないような。そうして健気にがんばる乃愛ちゃんをサポートするためか、今回はひなたの病み気味のみゃー姉ラブはやや控えめでしたけどね。あれが迸っちゃうと単発エピソードでは収拾がつかない恐れがあるからしょうがないね……でも、ちゃんと要所で「みゃー姉がいなかったら死ぬ」くらいの愛情も見え隠れしてるので問題ないです。小依・夏音コンビについては……あまりにも堂々としすぎていて、完全にそれが日常になってるな。まぁ、ここはそれでいいや。 何も無い日常の中へのちょっとした刺激。それを押し付けがましくなく、さりげなく見せてくれる程よい温度感。改めて書いておくと、私はそれを観に行ったんです。なんの不満があろうことか。ちなみに最大の見せ場はどこだったかと問われたら、「劇場の音響で聞くみゃー姉の寝息」です。立体音響で寝息が聞こえます。私はこれだけでコレステロール値がグンと下がりました(個人の感想です)。このまま息を引き取っても後悔はしないです。改めて、本作のタイトルを痛感させられましたね(そういうタイトルでもない)。 そうして全てが満たされ、新たな明日を元気に生きようと心晴れやかになり……エンディング後のおまけよ………………………………うん、そうだね…………そうなるよね………………。これでこそわたてん。OK、全てを満たした。
今週の大久保瑠美ニュース、第3話。先週、妙な形で「ギルド受付嬢界隈がおかしい」という話をお伝えしたわけですが、あれから「もう流石にるみるみラッシュは来ないやろ……」とたかをくくっていたら、なんと「ビーストテイマー」では異世界サブヒロインとして登場。前クールは「異世界に行ったら上田麗奈を連れていくこと」というルールが適用されていたが、今期はその枠がるみるみになっているようである。 そして、そんな「ギルド受付嬢」というなろうワールドには絶対存在するよく分からない役職も、なろうの枠に縛られない今作では立派な餌食候補。わざわざフィールドに引き摺り出してまで辱めを与えるというよく分からないサービスの方向性。しかもそんな「第5のヒロイン」になったエノメさん、「実は子持ちの人妻」とかいう異世界ファンタジーあるまじき方向性での「不徳」を攻めてくるという。なんやこのアニメ。 改めて振り返るに、こうした「紳士枠」と呼ばれるジャンルはずっと放送されていたと思うのだが、ふつーに見てて笑ってしまうほどの展開が見られたのはもしかしたら初めてかもしれない。まぁ、シュールな笑いという方向ならかなり初期も初期の「聖痕のクェイサー」という作品があるにはあったが、完全にギャグでやってのける「エロ」というのはこれまでありそうで無かったジャンル。そりゃね、エロ部分をエロとして活かそうとしたらギャグが邪魔になるだろうし、ギャグで売りたいならわざわざエロい描写に力入れる必要がないし、なかなか両立が難しい形態だからね。今作でもその問題が完全に解消されたとは思わないのだが、それでもある程度は「エロいシチュエーションになること自体がギャグ」というフォーマットを受け入れつつ、視聴者目線で白けてしまわないように主人公が気を遣って動いているのが分かるというだけでもだいぶ印象は良いものだ。ギャグだと遠慮なくメタ発言も放り込めるし、ネタへの転化が分かりやすいというのは大きな武器になっているだろう。 考えてみりゃ、ファンタジーギャグの大先輩である「このすば」もエロい部分があるといえばあったんだよな。駄女神やめぐみん、くっころ騎士をテーマにした薄い本が大量に作られていたことからも分かる通り、このすばヒロインズはエロ方向への伸びしろもかなりあり、回し方次第ではいくらでもサービスをばら撒くことができたはず。ただ、やはり「エロとギャグの噛み合わせ」の問題があり、そっち方向をなるべく意識させない形での筋運びを心がけていたからこそ、このすばは結果を残すことができたとも言える。今作はそんな「まだ見ぬ一歩」を踏み出した勇気ある作品と言えるんじゃなかろうか。 え? そんな大層なもんじゃないと? まぁなぁ。ほら、でも「現実世界では根絶されたブルマだって異世界の民族衣装扱いにすれば堂々と展開できる」とかいう発見もあるじゃないですか。あれ、どんな素材でできてる設定なんだろうな。 パイロットスーツでいちゃつく系女子、新鮮、第3話。このガンダムは今後もたくさんの「史上初」が見られるだろうなぁ。 早くも今期のリコリコ状態に突入してる感がある水星の魔女ですが、まぁ、例によって「そりゃ面白いよね」としかいいようがないので私も大人しく、そして楽しく見せてもらうことにしている。こういう方向性でこれまで私が抱え続けてきた「ガンダムなんか苦手」感がかき消えていくとは思わんかった。いや、鉄血だって序盤は「このガンダムなら割と楽しい」って思えていたので、ほんのちょっとのことだとは思うんだけどさ。考えてみりゃ、今作のデザインってガンダムはガンダムでもビルドファイターズの方が近いんだよな。とりあえずガンダムって呼ばれる機体にさえ乗せておけば、あとは国と国で戦争しようが、ヤクザの抗争が勃発しようが、青春学園で決闘しようが、ガンダムはガンダムなのである。 そして2作品連続で「ぼっち少女主人公」のアニメの感想を書いているという事実にも今気づいたのだが……ただ、残念ながら(?)完全無欠のぼっちであるひとりさんと違い、こちらのスレッタ嬢は単に「田舎者だからコミュニケーションが下手すぎる」というだけでメンタル的にはむしろごんぶと。表面的にはオドオドビクビクでコミュ障っぽさを匂わせてはいるが、よくみると言ってることもやってることも割と傍若無人である。あんま調子に乗せたらあかんタイプの主人公だろうな……そりゃ魔女と言われても文句は言えないだろう。さらにヒロインのミオリネさんも、今のところはわがまま勝手な暴力系ヒロイン。いや、別に殴る蹴るはしないんだけど、現時点では自分のわがままのために周りを振り回し、容赦無く施設破壊も行う鉄の女。オープンエンドの映像などからこの2人がソウルメイトになることが最終目的であろうことは分かるわけだが、ミオリネさんはここからどういう風にデレていくのか、ちょっと想像がつかない。そして花婿役のスレッタがそれをどう受け止めるのかも。いく末が気になるカップルではあるのだが、応援したいかと言われると……いっそ今回プロポーズした噛ませくんあたりが頑張ってかき回してほしいところですね。 そしてこれもガンダムにありがちな傾向として「一気にキャラが出てくる上に言ってることがややこしいのでなかなかキャラが覚えられないし名前がヘンテコなもんで入ってこない」問題というのがあるのだが、こればかりはちょっと頑張って覚えていくしかないね。登場シーンが多そうなやつから優先して覚えていくことになるだろう。まぁ、気づけば「ミリアリア・ハウ」とかいうよく分からん名前だって覚えられるんだから多分大丈夫。この独自のネーミングセンスって、どこまで行っても富野リスペクトなんでしょうかね。どんだけ頑張ってもライラミラライラに勝てる名前はない気もするけど。 現時点で顔が認識できているキャラはメイン級数名と、あと何と言ってもおかあちゃんでしょうね。「仮面キャラ」もガンダムの伝統ではあるが、まさかの麻美子仮面という扱いに納得しかないんですよね。池田秀一に始まり、子安や関俊彦、中村悠一など錚々たるメンバーが勤め上げた「ガンダムの変態仮面」のポジション、女性で初めて被るのはまさに魔女の所業ですよ。ちなみに「直近の仮面キャラって誰だったっけ……」って確認したら鉄血だと松風雅也でしたね。あぁ、いたいたそんなやつ。 |
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プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧 |