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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅣ」 ―→5

 ごめんなさい、終わってることに気づいてませんでした。今週、予定表を見て、「あれ? なんか足りないぞ……」ってようやく気がついて、確認したらどうやら先週が「最終回」扱いだったらしい。いや、あれで終わってるなんて思わんやろがい。しかも11話てまた半端な話数だったし。どうやら今回の深層をめぐるお話は生半可な量ではないらしく、1月からの「後半戦」まで1クール休憩を挟むらしい。まぁ、分割2クールが悪いとは言わんが……一応それとわかるようにしといてくれよ。

 そんなわけで、何も終わってないので点をつける意味も無く、とりあえず見に回らせてもらう。まぁ、今期は本当にしんどいシーンの連続で、特に後半は怪獣とのバトルバトルバトル。作画コストも高く、これで休憩を挟むのはやむなしと言ったところ。11話という短距離走にして思い切り走り切るというのも1つの正解ではあったはず。流石にこんだけシリーズを重ねていると「ラノベの代表選手として頑張らなきゃ」という責任感も芽生えるのだろう、重厚な物語に見せるため、かなり慎重かつ丁寧にお話を運んでいることは感じ取れる。ただ、そのせいでどうにもフットワークが重くなっている印象があるのも事実で、あの可愛かったベルくんのやることが、今やいちいち「英雄の挙動」。まー、初期から見守っている人間だったらどこぞの神様と同じように「立派になったねぇベルくん」と喜ばしく思った方がいいのかもしれないが、可愛げがなくなっちゃうとせっかくのダンまち成分が薄まったような気がしてくるんだよね。リリさんが「こいつらについてくの大変やねん」とぼやいてたわけだが、それは視聴者目線でも似たような感覚があるのかもしれない。まぁ、そこからさらに仲間連中が修行したり、エグい超必殺技をマスターしたりして乗り越えていくのも醍醐味ではあるが。

 ここまで風呂敷を広げたんだから、冬からの「後半戦」はここからさらに盛り上げてほしいところ。そんでさっさと地上に戻って……もっとヘスティア様に出番あげて! メインヒロインがずっと留守番の作品ってやっぱり異常だわ!(メインヒロインはヴァレン某じゃないのかという意見は却下します)

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○「アキバ冥途戦争」 7

 ヤァみんな久しぶり! P.A.WORKS大好きおじさんだよ!!! このテンションで出られるの久しぶりな気がするよ! 記事もアニメも壮大な出オチ感が無くもないけど、僕は出オチになるくらいに1話目に賭けてる作品は大好きなんだ! よろしくね!

 確実に出だしのテンション間違えるくらいには妙な作品が飛び出してきました。ほんまに視聴中はずっと「なんやこれ」「なんやこれぇ!」「なんやこれ……」だけでしたね。そう、これが才能の無駄遣い。全力の悪ふざけである。

 発想の根幹はすげぇシンプル。「メイド+ヤクザ」という単純な足し算で、看板に掲げた「メイド」要素だけを差っ引けばごく普通の任侠もの(??)であろう。何もおかしなことはない。ただ、そのたった1つの足し算から導き出されたアホみたいな解を、全身全霊を持って描きにくるその覚悟を評価したい。P.A.WORKSのオリジナルアニメといえば「お仕事もの」と呼ばれる緩やかなシリーズを形成しており、今作監督を担当する増井壮一はその中で「サクラクエスト」の制作に携わっている。どこか切実に、派手さはないが丁寧に。そんなモットーがお仕事シリーズに通底した理念だと思っていたのだが……ついに、それが弾けたらしい。

 見ていて執拗にフラッシュバックしたのは何と言っても「大魔法峠」。まぁ、万年蘭子の中の人の影響もデカいのだろうが、あちらは「魔法少女+任侠」という足し算で、今作が狙っているナンセンスとはかなり近い発想。今作が「大魔法峠」のオマージュだと言われてもおかしくないくらいには類似点が多い。そしてあちらは単発OVAで発表された「あっという間に終わる狂気」だったのに対し、こちらはがっつりと本格派スタジオが手がけるシリーズアニメである。どう考えても消費されるカロリーが桁違い。出オチ感があるのに、出オチで終わってはならないのである。ここから3ヶ月、我々は何を見せられるんだろうか。

 思いつきにしちゃぁ根深そうなコンセプト、そしてP.A.の送る執拗なアニメーションと、細部までこだわり抜いたおふざけ要素、全てが私にとっては期待しかない部分だが、すまん、点数を大幅増にした最大の理由はどう考えても中の人の揃え方である。メインステージとなるメイド喫茶の店員ラインナップが、「誰かが俺の脳内をスパイしてやがる!」と被害妄想を抱えるくらいに私の好みにどストライクなのである。「大魔法峠」からそのスピリットを受け継ぐための魂の伝道師、万年蘭子役に佐藤利奈。サトリナのためなら死ねる。ギャグでしかない世界をしれっと受け入れ、馬鹿馬鹿しいテンションをそのまままるっと抱えられる店長役に高垣彩陽。彩陽がやることで生み出されるこのスラップスティックな感覚。生まれながらのエンタテイナー。お店の正統派看板メイド役には田中美海。彼女は本物の「アイドル」だった。その出自から生み出されたねじくれたサービス精神が、二面性を堂々と見せつけるこの世界の象徴のようなキャラを仕立て上げる。異物だらけの中でもさらに異物、ガングロギャルメイド役に黒沢ともよ。何が出てきても全て許されるカオスな世界においてなお異彩を放つともよ節。誰が一番イカれているかを競い、真正面から斬り合うような緊張感がたまらない。他にもよそのお店に飛び出すと、1話目で殺されるウサギメイドに竹達・鈴木愛奈。それに富田美憂なども混ざってこれぞ地獄の釜の底。

 そうして集めた、集まってしまった蠱毒の中心に引き摺り出されたのは、主人公・なごみを演じる近藤玲奈。ここにきての近藤玲奈! わかりやすい「萌え」の音域に配置された彼女を見るのは何だか久しぶりな気がするんですが、なんかもう、全てはこの後に起こる阿鼻叫喚の伏線にしか見えないんですよ。彼女なら確かに、この「ケダモノランド」も受け止められる気がする。百獣の王たる資格がある気がする。私は今後この作品がどれだけグダグダになろうとも、この凄惨なキャストを集めてくれただけで満足です。感謝しています。

 改めて、「大魔法峠」のエンディングでも聴きながら、覚悟を完了させておきましょう。あれから15年、僕らがサトリナと積み重ねてきた年月は、こんなにも重たかったんだなって。

 

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○「Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-」 6

  随分長いこと、「世界中の母親は井上喜久子と久川綾と大原さやかで全部賄えるよね」と思っていた時期があったが、さすがに長すぎる気もする……。あと何年ママ役ができるかと問われれば、多分死ぬまでできるんだろうな。(ここまでコピペ)

 とかいうのは些細なことで、完全オリジナルの「女の子におっさんの趣味をやらせよう」作品。いや、DIYくらいだったら趣味にしてる女性も結構いそうな気もするけど。よく「まだアニメで女子高生にやらせてないことなんだ?」みたいなスレがあったりするわけだが、この度めでたく日曜大工の枠も埋まった。焼き物の方が先に埋まっていたのは意外といえば意外だな。

 なんでここで「焼き物」なんて言葉が出てきたかってぇと、漠然としたイメージで何となく「やくならマグカップも」を思い出したため。あんまりメジャーじゃない趣味に手を出す女子高生集団っていうのもそうだし、全体的にキャラ絵がユルめに設定されているのもどこか似ている気がする。ということは、「やくも」があれだけの傑作になったんだからこれだって面白くなるんじゃないかと期待するのもあながち間違いではない(だいぶおかしな理屈だ)。

 ま、そんな無理矢理な回想はさておくとして、オリジナルアニメで抜け抜けとこのデザインを出してくるってのは自信の表れだと思いますけどね。キャラデザはシンプルでユルめに見えるけど、それを支える動画部分はかなりしっかりしていて、細かい動きで見せる部分は充分に魅力的なアニメーションになっている。クセはあるかもしれないが可愛いというのにも抵抗はないし、線が少なめのキャラデザが淡めの背景美術にマッチしていて温かみのある世界観が出ているのも良い。ちゃんとオリジナルアニメの「オリジナル」部分がプラスに働いている良い事例であろう。制作のPINE JAMはこれまでそこまで気にしてなかったスタジオなんだけど、これまでの履歴を改めて確認したら「グレイプニル」「かげきしょうじょ」と連続して作画品質の良い作品で結果を残しているのね。さらに、今作も含めてこの3作全てが米田和弘という同じ監督の指揮下で作られている。こりゃもう、期待しない方が嘘ですよ。是非とものびのび自由にやってほしい。1話目から既にお隣幼なじみとのフラグというか、濃い関係性が見えるのも良いですね。女子高生どうしでお隣に住んでるなんて、そりゃぁ高海千歌と桜内梨子、湊友希那と今井リサですからね。何も起こらないはずないじゃないですか。

 そんな期待が集まる主人公のキャストは初主演を射止めた稲垣好という子。せるふはクセの強い主人公だが、良い感じにはまっててこちらも期待している。周りの連中がかなり高カロリーなので、負けずに立ち向かって行ってほしいね。

 

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○「転生したら剣でした」 4

 「変なものに転生」系の1つ。そんな系列があるかどうかは知らんが、まぁ、そう呼んで差し支えないくらいの数はきっと揃っているんだろう。

 まずもって、なろう的シナリオラインの酷さは今期でもトップレベル。いや、勝手にこちらの想定を覆されたから拒絶反応が出ているだけかもしれないが……でもさ、普通「剣に転生するなろう作品があるんですよ」って言われたら、「ほう、物に転生するってことは、自分1人じゃ何もできない状態から人間関係を構築していくのか、それはそれで面白そうだし、他のなろうともはっきり差別化できて良いアイディアじゃないか」って思うじゃない。なのにさ、開始1分で剣が空飛んで動き出すんだぜ? 動けるんかい。自分で切れるんかい。ほなわざわざ剣に転生する意味無いやないかい。

 そこからの展開も毎度お約束の、謎のスキル礼賛展開で思いついたマウント要素をスキルという名で何の根拠も関連もなしにペタペタと貼り付けていくだけで、そこに何一つ心躍る要素はない。視聴者は単に数字の上昇だけをみている状態であり、よりによってその数値上昇フェイズもダイジェストでお送りされるため、本当に事務処理を見せられているような心持ちである。ここまで1話序盤で「掴まない」展開もなかなかお目にかかれない。なろう世界の効率主義ここに極まれり。

 幸か不幸か、1話目後半でようやくその流れは止まり、剣である意味も多少は生まれてくる。メインヒロインとの遭遇、そして「武器と装備者」の関係の構築。いや、最初からこの構図で良くない? 「一人では何もできない主人公がヒロインと二人三脚で成長していく物語」でいいじゃん。なんで「単体で何でもできちゃう妖怪が不慮の事故でロリっ子に目を付ける物語」になるのよ。ここからの成長譚の意味合いが全然違うじゃん。

 まー、そうしてたどり着いたヒロインのデザインは悪くなく、映像も全体的にまとまっていて平均値は高いので、ここから心を入れ替えてきちんと「お話をやる」意識で2話目以降を進めてくれることを願おう。それにしたってこの世界観はかなりキツいと思うが……。なんで異世界ヒロインって耳が生えてないとダメなんだろう。生えててもいいけど、たまには猫耳とエルフ耳以外が存在してもいいじゃない。パンダ耳とか。

 

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○「不徳のギルド」 6

 「そういう」作品だとは知らなかったのでふつーに地上波で予約録画してました。今度改めてAT-Xで予約しなおしますね。まぁ、このテイストだと流石にワンランク上だからどやねん、という気もするが……。

 どこぞのサイトには「『回復術士』のスタッフが再結集!」みたいなことが書かれており「いや、そんなん再結集されても……」と思ったが、なるほどこれは再結集。そういう専門家って何か特別な技能が求められるもんなんでしょうかね。とにかく徹底してエロコメを貫き通す潔い作品。そして「コメ」の部分が非常に心地よいテンポで進んでいくために、素直に割と好きな1話目だった。ツッコミのタイミングとセリフ選びが丁寧なのよね。どっかで飽きる可能性はあるけども、ぼくぁこういうの好きです。

 考えてみれば、なろう系にはあれだけの嫌悪感を示しつつも「異世界ギャグ」って結構面白いのが多いんですよ。金字塔を打ち立てた「このすば」は言わずもがなだし、直近でも「異世界おじさん」がシュートな結果を出している。「ファ美肉」なんかも異世界漫画の上位に食い込む作品だったし、もしかしたら私は「異世界ギャグ」にすごく弱いのかもしれない。まぁ、なろうを見ながら普段から散々「こんなんギャグでしないやんけ!」って叫んでいるので、そこで正面から「はい、ギャグですが何か?」と言われると文句の言いようもないのだろう。

 さらに、「エロ」もギャグとの相性が良い部分がある。これまた私はヘンテコエロシチュエーションを生み出す作品を見ては「こんなん、エロっつうよりギャグやんけ!」と叫んだりもするので、そこも「だからギャグですが何か?」と言われたらこりゃまた失礼しましたと言うしかない。まとめると、「異世界」もギャグと相性が良く、「エロ」もギャグと相性が良い。それなら「異世界エロギャグアニメ」は成立するのである。……いやぁ、どうだろう。たまたまかもしれん。

 1話目時点ではヒロイン勢もそれなりに可愛いのだが、如何せんギャグに特化したデザインになっているので、メインヒロイン(?)ヒタムキちゃんの乳がデカすぎるのはやや浮き気味。なんか、その辺のロリケモ少女に乳だけペーストしたみたいな妙な違和感がある。あ、でも太もももムチムチだったからバランスはいいのかしら? ギルドのおねーさんとかまで巨乳なことの方が違和感があるかも。

 そういや(もうこっから中の人の話題になるんですが)ギルドのおねーさんのCVが大久保瑠美だったわけですが、以前どっかでもギルドの管理してたよね(調べてみたら「俺だけ入れる隠しダンジョン」だった。あれもややギャグだったか)。そしてまさかのるみるみボイスで巨乳キャラ。やったぜ、これで2クール続けて巨乳キャラゲット。もう立派な巨乳声優ですよ。なんなん?

 そうそう、もう1つ今作で見るべき点として、オープンエンドを上げたい。なんか聞いたことあるなー、って思ったら、なんとOPが佐咲紗花、EDは栗林みな実である。なんかこう……「10年前のランティスだ!」ってんでめっちゃ懐かしい気持ちになりました。佐咲紗花、割と好きだったんだけど、高音キツくてカラオケで歌えないのよねぇ。「だから僕は、Hができない」とか、覚えてる人います?(私は覚えてません)

 

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○「陰の実力者になりたくて!」 4

 タイトルだけ見て「なろうアニメかぁ」。女の子が目覚めるオープニングを見て「こっからトラックに轢かれるんだろうなぁ」。その後15分「なんや現代劇やんけ! 意味はわからんけどよかった! なろうじゃなかった!」→「いやそこで轢かれるんかい! なろうかい!!!」

 なんかもう、色々弄ばれた……。私の諸々の感情を返して。まー、「転生前をまるまるやるなろう」ってのは珍しかろうし、その設定が今後に活かされるというなら無意味ではないのだろうが、どうも後ろの方のシーンをみる限りではやってることはいつものなろうな気がするのだが……いや、でもオープニング映像は現代で戦ってたっぽいし、もしかしたら現世に戻ってくる可能性とかもあるのかしら? まー、何かしら新しい要素があるからこそこういうトリッキーな見せ方をしているのだ……と思いたい。このままネイキッドなろうストリームに飲まれていったらみる影もないですよ。陰なのに。

 わかんないなりに見守っていくとは思うが、1話目時点で作画はうっすら嫌な予感を漂わせていたのであんまり期待してはいない。一応制作スタジオは「グランベルム」とか作ってるところらしいんだけどね。今作のいいところを挙げるとしたら、「頭のおかしな小林親弘を登場させた」という点。一番ダメな点を挙げるとしたら「そのキャラが単なるチンピラで1話で瞬殺退場しちゃった」点。捨て堀江由衣とかもなかなか見ない暴挙ではあるな。その分異世界のキャストもコテコテでしたけども……。いや、そういうとこじゃないんだ、見るべきは。

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○「モブサイコ100 Ⅲ」 ―

 続編関係が続きますな。こちらは2期が2019冬年だったので約4年ぶりとなる第3期。この漫画、そんだけ続いてたんやなぁ、というのが素直な感想。確か2期でも割と良い感じでエンディングを迎えてた気がするのでどこで終わっても不自然じゃなかったはず。

 今作最大の売りは何と言っても超ド級のアクション作画。毎度想像の域を超える「超能力」なバトルが繰り広げられ、それがエキセントリックで遠慮のない作劇でコテコテに見せつけられる。そこには私が信頼を置くアニメーター・立川譲監督の存在が常にあり、ますますその信頼感を増していくことになった。

 4年ぶりとなる今回、制作スタジオは変わらずボンズが担当しているが、いよいよ立川氏が監督名義ではなく「総監督」へ繰り上げとなっている。これがどんだけの影響を与えるのかはよく分からんのだが……1話目をみる限りではあんまり心配してない。このデザイン性をきっちり引き継ぐのって相当神経を使う作業だと思うのだが、ちゃんとぶっ飛びの片鱗は感じられるし、単なる「良い作画」で終わらずどこかに爪痕を残そうという貪欲さも見て取れる仕上がり。オープニングのあのデザイン性、本当にどういう脳から出てくるものかと呆然としてしまう。ちなみにオープニング曲は1期が「99」で2期が「99.9」だったから3期がどうなるもんかとハラハラしたが、何とそのタイトルは「1」。うーむ。

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○「VAZZROCK THE ANIMATION」 ―

 えーと、まず先にお断りしておかなきゃいけないんですが、多分来週からは観ないと思います。「極力アニメは切らない」をモットーにしているわたくしですが、今作はその範囲から漏れるものになっています。良いとか悪いとかいう問題ではなくてね。

 「右から来たアニメを左に受け流す」もモットーにしているわたくしなので、シーズンが開幕するとリストサイトを参考に片っ端から録画予約に放り込んでいくんですよ。そしてどんな作品なのかも知らずに観始めるので、こういうことにぶち当たる場合もあります。今作はタイトルから全然分からんかったのだが、どうやら「ツキプロ」の派生作品であるらしい。そして、「ツキプロ」ってのは私の中では貴重な「もう切ってしまったシリーズ」なんですよ。元々男性アイドルアニメはあまり相性が良くないのだが、そんな中でB-PROやらアイナナやらと押し寄せるタイミングで飲み込みきれなかったのがツキプロ。1期は一応見ていたようなのだがさっぱり覚えておらず、2期はそのことに気がついて試聴自体を断念した。いわんやその派生作品をや、である。

 それにしてもすげぇ1話目だったね……(一応見たことは見たんですよ)。なんとAパートは顔の区別がつかない12人の野郎がただひたすら顔を突き合わせて喋るだけのパートっていう。これ、仮にキャラが認識できたとしても面白いんか? って訝しんだのだが、じゃぁ自分の場合に当てはめるとどうなるかって考えたら、「バンドリキャラ35人が一堂に介してトークするだけのパート」は多分それなりに楽しい。つうか実際にこないだの周年アニメで似たようなシーンがあって、そこが一番楽しかったまである。つまり、多分キャラものの派生アニメとしては問題ないんだろう、ということ。そして、それが分からない門外漢にはどうしようもないということ。キャラも分からないのに、よりによってそのキャラたちが「役者として芝居に出る話」を始められるっていう……。いや、そもそも演技以前にお前を知らんねん。

 というわけで、評点は付けずにパスってことでどうかひとつ。まぁ、こういう処理もたまには無いとやってられませんからね(もっと切るべき作品がある気がしながら)。

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○「ポプテピピック 第二シリーズ」 ―

 堀川りょう、めっちゃ歌うまいな。こういうのが出てくるからベテランは怖い。

 元々好きじゃない作品なので、2期が帰ってきても「フーン」くらいしか感想は無いのであんまり書くことがない。本気で取り扱ったらこちらが馬鹿をみるという厄介な作品なので、良いにしろ悪いにしろ、どっから触っていいか分からんのだ。まぁ、2期があるってことは一定数のファンがいるってことなのだろうし、ぼちぼち話題を振りまければそれでいいんじゃなかろうか。オープニング映像とかをみる限り、やはり気合が入ってるのは間違いないのだろうし。最初から「クソアニメを作ってください」と言われて作られるアニメ、その辺の有象無象のクソアニメとは覚悟が違うので、存在感だけはあるんだよな……。気づけば1期から4年が過ぎていたらしいのだが、その間にもこの暗い情念みたいなものが維持されたのだったらそれはそれで恐ろしいことだ。ただ、その割には結局「15分×2」のスタイルが一気から踏襲されていたり、あんまり視聴者の予想を無残に打ち砕くような乱痴気をせずに無難に置きに来たのは期待はずれではあるが。

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