最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「なんなのこのバンド〜!」、第11話。無事に結成できたと思ってたけど、やっぱり凸凹バラバラな5人。ここまでくっきり個性を出して、誰一人同じ方向を向いていないバンドってのも珍しい。だからこその、迷子。 宴の始末。感動のライブで5人が1つとなったのが前回までのお話。今回はそのステージから降りるところに始まり、訳のわからないままにステージに上げられ、終わらせるつもりが始めてしまった長崎そよの戸惑いがよくわかる構図になっている。今回のライブを経て一番変化したのはもちろんそよ。「解散を乗り越えた長崎そよ」は新時代へと突入し、これまで必死に被り続けてきた仮面を脱ぎ捨てて正体を表した。しかし、この蓮っ葉でそっけない長崎そよも、やっぱり彼女にとってはペルソナに過ぎない。立希に対し、そして愛音に対してずっと拗ねたような態度を見せていたそよだったが、最後の最後に「あの頃」に戻ったような笑顔を見せる。忌憚なく自分の本音をぶつけ合える相手がようやく現れたところで、そよさんの本性はやっぱりそよさんなのだろう。反抗期を終えた娘が、お為ごかしでない本当に自分にようやく触れられたお話。 そよさんの中の問題が解決したら、あとは荒削りでバントとも呼べないような状態だった集団をバンドに成形していくだけ。だけなのだが……これがもう、本当に苦難の連続。こうしてみると、他のバンド連中はゴタゴタがあったと言ってもまだみんなして共通の目標を持って足並み揃えようとはしてたんだよな……。最大の求心力を持つ高松燈という存在がどうにも声量の小さい子なものだから、ステージ上での道標にこそなれ、日常的にバンドを運営する時はみんなして好き勝手にあっち行ったりこっち行ったり。いわば「半端に知恵をつけた上で奥沢美咲のいないハロハピ」みたいな状態。ギブミーブレーキ。 もちろん、元CRYCHICの面々はまだマシだ。立希の目標は今も昔も変わらず、とにかく燈を立てる方向に動きたいのだから、一番まともに「バンドをやろう」と考えている人間。ただ、ここまでのすったもんだで色々と内省する部分もあり……流石につっけんどん過ぎたらよろしくないということもわかった。あのダークそよを見た結果の成長だとするならまさに「人の振り見て我が振り直せ」である。でもね、流石に燈が愛音の野郎をあだ名呼びするのは聞き捨てならないよ。燈が、燈がどこかに行ってしまったら……立希は死んでしまう。 一番深刻な問題が解消され、曲がりなりにもバンドが転がり出したら強いのは愛音。これまでのしがらみなど無かったかのように、自由奔放に自分のやりたいことをやり始める。そこに迷いもなければ遠慮もない。立希やそよからしたら最低の空気読めない奴でしかないはずなのだが、一度苦難を乗り越えた面々からすれば、この無遠慮さもありがたいのかもしれない。「気兼ねなく全力で殴り合える相手」ができたこと、それを一番嬉しく思っているのが愛音であり、殴りかかる先がいるというのがどれだけ幸せなことかを実感させてくれる。まぁ、どこぞのギターとヴァイオリンみたいに気づいたらそんな関係になってることもあるが……やはりいざという時に集団の原動力になるのは、後先考えずに突っ走る馬鹿なのであろう。 今回の燈は、そうして動き回るメンバーを見守る穏やかな時間を過ごした。もちろん新曲作るために精魂尽き果てたんだから全く楽はしていないが、前回までのような余計な心配はもう必要ない。ただ自分がやりたいバンドのためだけを考えて、自分にできることをやればいい。このポジションがどれだけありがたいことか。まぁ、立希ママは「辛いの? 学校休む?」とか言って相変わらず過保護すぎるけど……どっかで燈が反抗期を迎えて立希さんが足腰立たなくなるくらいに落ち込んでほしい。 こんなドタバタ面子を相変わらずけろりとした顔で眺めている楽奈。飴玉噛み潰すタイプの人間だったか……立希も少しずつこいつのコントロール法はわかってきたようで、とりあえず餌で釣れる要素が8割。あとの2割はなんとか「おもしれー」ものを見つけてくる以外にない。そんな彼女がちょろっと生い立ちを漏らしたのが今回のサプライズ情報。おばーちゃんが、SPACEを……えっ? つまりそういうこと? ……あらまぁ、そうなの……やりきった結果を求めたらこんな孫が…………。まぁ、ロックな一族なのは間違いないよね。現状で唯一心配なのは、こいつ、出席日数足りとるんかい、っていうことくらいですかね。来年花咲川に上がってこなかったらどうしよう。 今回だけでも愛音×そよ、そよ×立希、立希×楽奈など、様々なバンド内関係性が強化されました。今後もいろんなところでトラブルだらけの5人組になりそうで秋からのアプリ登場が楽しみになってきた。個人的には、今回ようやくMyGO!!!!!というバンドの特徴に気づくことがあって、それは、バンドリ作品内で始めて「弱さ」を前面に押し出したバンドだということ。もちろん他のバンドにもそういうテーマの楽曲やストーリーはあったが、ポピパ・ハロハピが「楽しさ」、アフロとRASは「強さ」、Roseliaが「完璧さ」でパスパレが「可愛さ」と「完璧さ」のハイブリッドといった印象。そこに今回、ネガティブな感情を抱えながらも夢を追う若者の姿が刻まれ始めたのだ。新しい風を巻き起こしてくれることを期待しよう。 こうしてまっさらなところに新しいバンドが組み上げられていく様子を丁寧に描く裏で、こっそりもう1つのバンドがちょっとずつ作られていくのも笑ってしまうな。にゃむ、ドラム始めたってよ。あと初華と海鈴がミーティングを繰り返している様子も。あのバンドは何をテーマにしたバンドになるんだろう……「虚無」とか「怒り」とか……豊川祥子という女が、どれだけの情念を抱え込んでるかによる。
PR フグ刺し勿体無い……第8話。水炊き(?)とフグ刺しのコースってびみょーに取り合わせ悪そうな気がするんだけど、お高い料亭のコースってこんなもんなのかしら? 引き続き、世界情勢が悪い方悪い方に進んでいくお話。今回の顛末でマックスが持っている手札はだいたいフレッドの知るところとなってしまったが、元凶になったのがゼニアのやらかしなので致し方ないというか……誰の命も失われずこの程度で済んだことをよしとすべきか。その根底には、結局悪人でもなんでもないゼニアのお人よしな部分と、それを受け入れて丸く収めちゃった秘書官さん(リム)の物分かりの良さがある。あのフレッドの下で働く人間は、このくらいの器のデカさがないとやってられなかったのかもしれませんね。 とはいえ、もちろん単なる事故で済ませるわけにもいかないのがフレッド側の事情。なんとかお茶を濁そうと画策した魔王の頑張りも虚しく、そこは直接対決が必要になってしまった。あのまま押し入れの中の人が頑張ってフレッドを呪い殺すとかしてくれてれば話は変わってたかもしれないが……いや、でもフレッドがここで死んだら本当の悪人サイドの悪巧みを止められる政府要人がいなくなってしまうからな。フレッド・レオ・マックスがそれぞれの立場でなんとか世界平和を目指せるように戦ってもらうしかなさそうである。そうして人間界隈がゴタゴタしてれば魔王様にも付け入る隙が生まれてくる……はずなのだが、どうにもこの魔王、人が良すぎるというか、かつて人間とバチバチに対立していたとはとても思えない良識があるというか……普段の格好だとただの変態だけど、きちんと正装するとかえってエロボディが引き立つようになってしまうな……。 そうして元勇者パーティが仲良く喧嘩している裏では、この国の本当の中枢機関が動き出している。マジで意味がわからんくらいのカロリーをずらりと取り揃えた大臣軍団。このアニメのキャラデザなので1人1人はそこまでアクが強くない見た目なのに、声がいちいち重たくて「こいつらなんで喧嘩もせずに集まってるんだ?」と恐ろしくなってしまう。大臣ばかりでそれを統治する主導者みたいな存在は今のところ見えないので、この国は完全に合議制、民主主義によって進んでいる国なのかな? だとしたら、その中の第三大臣が暴れ始めたらちょっと国も危ないかもしれないね。他の大臣がどれくらい仲間内に目を光らせているやら……。これで最終的に勇者パーティが大臣軍団と真正面からぶつかるような展開になればアツい、というか長期連載待った無しなのだが、さてどうなるものか。 あと、ゼニアが必死に担いできたサーバーみたいなのが気になる。あれって今後キーアイテムになるんでしょうかね。
もしかして美世さんってシャドウミストレスなのでは? 第8話。だって先祖伝来の謎の異能を備えていて、しかもそれが他人の心に働きかけたり、夢に干渉したりするって……。もしかしたら彼女の母親の名前は清子ではないですか?(違いました) 危機管理をきちんとして欲しいところ。 さぁ、フェイズ変わってだいぶ本格的にファンタジー怪異バトルに突入しました。「古代の英霊の墓が暴かれて妖怪変化が跳梁跋扈」って、だいぶ自由な世界観だ。まぁ、どこぞの親父が突然稲妻を呼び寄せる世界なんだからそれくらい起こってもおかしくないんだけどさ。時代背景もあって「もしかしたらサクラ大戦の世界なのでは?」とか思ってしまった。光武がない分、清霞さんは大神さんよりもちょっと不利かもしれませんね。 そして何より、帝の座におわす偉い人の声が怖いよね。ただでさえ「ええ声選手権」な今作、男性陣だって負けちゃいないわけだが……あの声はほら、事実上のラスボスポジか、人智を超えたガチ聖人ポジの2択じゃん。今回の謁見を見る限りでは後者が近そうだけど……最終回間際で仮面剥ぎ取って正体表されたらたまったもんじゃねぇぞ。できればアニメのボスは胡散臭い眼鏡の方にしといてくれ。あれはあれでくっそ悪そうだったしな……。 続々変な連中が集まってくる中、意外に重要なポジションだったのが幸次くんのお兄さん、一志。飄々とした様子だったが最低限の常識と社交性はわきまえているようで、お家のお取り潰しをギリギリ免れたのもこいつの手柄だったのかも。さらに「解呪」という重要な異能も持っていたみたいだが、こちらは残念ながら力不足の様子。「解呪」とか「未来予知」とか、この世界の異能は生まれた時点で結構明確に役割分担されてるんでしょうかね。一志と清霞がやたら仲良しっぽかったのは意外だったが、こうして偉くて使えそうなイケメンは放っておいても上層部にやってくるものなのだな。 さて、そんな男どものゴタゴタを尻目に、美世さんは葉月おねーさんと一緒にモダンガール修行中。洋装の美世さんも可愛らしいとは思うが、やっぱりこの大和撫子具合だと和装の方が映えるかなぁ。絶対作中でミニスカとか水着はでてこねぇだろうしなぁ(そこまで見たいもんでもないが)。とりあえず美人2人がイチャイチャしてる図が見られるならそれはそれで良しとしておこう。もちろん、今週のハイライトはせっかく友情を結べそうだった2人の大事なシーンをよりにもよって佐倉さんボイスでカットインされてしまったこと。香耶さん、あんたまだきちんと美世の心に傷跡残せてるよ……これも歪んだ形の執着、愛情と言えるのかもしれませんね(無理がないか?)。 美世さんの夢の異能も着実にその力を増し、宿主をかえって苦しめる結果に。美世は美世の戦い、そして清霞には清霞の戦いがあるらしい。……きちんと2人はそれが繋がってることに気づくことができるのかしら? いよいよあの畜生鳥がギャグを一身に背負うようになってきたぞ、第7話。魔界パートも一応ケンロスが頑張っちゃいるが、流石にバシバシギャグれる余裕がないからなー。 というわけで基本はすっかりシリアスになりましたこちらの作品。人間サイドの攻め手がどう考えても禍々しいものだった上にサブタイにもなってる「人間の王」が胡散臭すぎるので、当たり前の話だが今のところ「魔族=正義、人間=悪」という構図が完全に固定してしまっている。まぁ、そもそも魔族視点で始まった物語なのだから当たり前の話かもしれんけど。 今回もちょこちょこ新しい設定が公開され、これまで不思議だったこの世界の違和感というか、もやもやしてた部分が少しずつ解消されてきている。こういった重要な設定部分について、いきなりバーっと言葉で説明しちゃうのではなく、必要に応じて小出しにしてもらえると見てる側も負担が少なくて助かりますね。今回はアズドラさんが対人間の作戦会議をするという名目でこの世界のおおよその勢力を説明してくれたおかげで、魔界がそれ以外の存在とどのように触れ合っているかがようやく理解できた。 一番大事なのはもちろん人間との関係性で、「なんで魔族はわざわざ住みにくい魔界を管理しながら動かずにいるんだろう?」と思っていたのだが、そもそも魔族はそのことを不便にも感じていないのだ。「魔王と勇者」という存在が示唆されていたおかげで「魔族と人間は長年にわたって熾烈な争いを続ける派閥」というお約束の構図を勝手にイメージしていたのだが、こちらの魔族さんは「そもそも人間とか雑魚だし、あんま相手にしてもいない」というのが実態だという。なるほど確かに、人間だって熊や狼と縄張り争いはしているが、人間優位のこの時代において、わざわざ「脅威になる可能性があるから根絶しよう」とは思わない。熊が熊なりに平穏に暮らしてくれているなら、わざわざその領分を侵そうとは思わないし、相手から攻めてこない限りは共存もできる。魔族にとって、勇者以外の人間ってのはその程度のものだったのだ。 ただ、その勇者というのが最大の問題であり、ヘルクみたいなとんでもねぇ存在が生み出されたら、そりゃ駆除も真剣に考える。まして今回は「勇者の大量発生」という天変地異が起こってしまっているわけで、うかうかしてたら滅ぼされてしまうというアズドラの想定も現実的なものだろう。いち早くヴァミリオと合流し、この事態にどう当たるかを魔族全体で考える必要がありそうだ。 改めて、アズドラがどんだけ頼りになるかがはっきりしたが……そのアズドラが全幅の信頼を置いているヴァミリオは四天王の中ではやはりトップクラスに優秀だったのだろう。今となってはヘルクという最大戦力との繋がりも彼女次第。早く合流できればいいのだが……クソ鳥めが……。
無茶苦茶な戦い方がきちんとセオリーとして蓄積されてんの草、第8話。もう、多少の無茶も「まぁ、前にやったからいいか……」ってなっちゃうもんな。 1つ上の階層のヌシ戦では「いくらなんでもそれは無茶やろ」と思う展開がいくつもあったのだが、今回のバトルは何故かいろんなところがやけに執拗というか、地味なことを積み重ねてその上で「でもやっぱ無茶やん……」みたいな変な味わい。異世界転生バトルもので、なかなか「数日かけてゆっくり水を貯める」なんてカイジの沼編みたいな行程を経ることもないだろう。その上で「やっぱ無理じゃん」からドライアイスに切り替えるあたり、もうちょい「すごいことやってるんだぞ!」っていうドヤ感が出てもいいのに、しれっと誰にも気づかれずにやっちゃうあたりがハッコンらしさではあるんだろうか。まぁ、「水捌けが良くてあれだけの水量が一切貯まらないようなロケーションで、果たして二酸化炭素が貯まるんだろうか」という疑問もあるのだが……あと「この世界の魔物の燃焼が科学的な根拠に基づいた燃焼なのかもよく分からない」っていうのも不安材料だよな。魔法(魔物)が存在してる時点で、ハッコンの理解してる化学法則が成り立たない世界なのは間違いないわけで、そこは前提とした上で博打に出たという解釈でいいのかしら。 まぁ、そうしてやっぱり設定の微妙な部分に首をひねることは多々あるわけだが(そもそもあの大穴スイッチなんやねん)、それら全てに目をつぶれば(?)、むしろ地味で丁寧なお仕事ぶりはなろうヒーローの中では好感が持てる部類。制限された機能の中で戦うハッコンの頑張りはいつだって評価できるものだし、今回は「高圧放水機になってみたけど、最終的になんの役にも立たんかった」という、まさかの「変形に意味がない」パターン。そういうのも挟まると、とにかくやたらめったら変身できることばかりがハッコンの力ではないことが裏付けられているようでちょっと安心する。あとはトライアル&エラー。過去に展開したドライアイス製造機、エロ本販売機、そして風船販売機などを多用してのミッションクリアは、このタイミングで総決算の趣。お疲れ様でした。 ただ、1つだけどうしても納得できないのが…………念話機能とかあるの?!?! いや、それは流石に取れよ! 取ったらハッコンのアイデンティティが失われるから作品としては全く面白くなくなるだろうが……普通に考えたらまずは意思疎通をクリアにするのが最優先じゃん。そこを心情的な理由から忌避してるって設定は……急激にハッコンの好感度が下がる要素じゃないか? 「言葉を発することができず、機能制限のある自販機で必死に戦う」が面白みなのだから、ここで「自由に意思疎通できる可能性」を匂わせるのは悪手だよ。まぁ、その先にもっと強い「人間に戻る」というゴールが提示されているので、その前段階だと捉えられているのかもしれないが……今のハッコンの悩みを考えると、「人間に戻る」よりも「自由に意思疎通できる自販機になる」が最善手な気がするんだけど……やらんのかい。
威厳あるバニコーン/Regal Bunnicorn バニコーン! そういうのもいるのか!! 「あれ?」と思って確認したら、案の定ドラクエの「いっかくウサギ」の英語名もBunnicornだった。別にドラクエが初出じゃないんだろうし、この生き物が世界に初めて生み出されたのはいつなんでしょうね? さておき、この世界におけるいっかくウサギは何故か自軍パーマネント数に比例してデカくなるという謎のサイズ自慢として登場。土地はカウントできないので最小だと自分だけをカウントする1/1。あとはトークンだろうがなんだろうが全部カウントしてくれるので、大きくするのはさほど難しくなさそうだ。横並べデッキでは手軽に触れるデカブツ候補としていろんなデッキの可能性を見せてくれそうだ。なんでこんなでけぇ扱いなんだろうと思ったけど、フレーバーを見ると……あれ? 割と危ない生き物なのか? 水生まれの錬金術師/Aquatic Alchemist 「水生まれ」ってのは「水の中から誕生した」という意味ではなく「水でできている」という意味。みりゃわかる。コモンなので過度の期待をするもんじゃないが、ぶっちゃけあんまり売りがない大人しめの生き物。一応バックアップがあれば2マナ3/3なのでアタッカーとしては馬鹿にできないけども、そのためにいちいち構えとくのも面倒そうだなぁ。出来事呪文の方もそこまでパッとしない効果で、3マナソーサリーと重いのであまり積極的に使うシーンはなさそう。現「指輪物語」環境でも「アイゼンガルドの裏切り」って呪文が同じ効果なんだけど、オーク動員呪文の中ではかなり優先度低いのよね。 「軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke」 すっかり定番呪文。ニューカペナに再録されていたのでまだスタンダードにはいるのだが、この度環境的に遅いデッキも出てきそうってんで腕まくりしながら出てきた。再録されると、リミテではきちっと想定通りの活躍を見せるのよね。ちなみにイラストはまた失敗してるから多分どうせジョハンの仕業。
速足の学び/Quick Study ついに時代が一歩先へ。速足で未来へ進む画期的なドロー呪文がついに登場。これまでコモンのドロー呪文と言えば3マナソーサリーの「予言」と4マナインスタントの「霊感」がベースで、そこにセット固有のおまけがちょこちょこついてくる感じだったが、いよいよ3マナインスタント時代に突入。これでコントロール寄りのデッキでも積極的に3マナドロー呪文を採用できるようになり、額面以上に利便性が向上した。さぁ、30年目を超えたMagicのインフレはどこに向かっていくのか。……まぁ、どんだけ頑張ったところでMagic元年の1マナ3ドローインスタントには勝てないわけだが……。 冷気への屈服/Succumb to the Cold ほぼ「霜のブレス」と一緒だが、何故かこちらはアンコモン。一応細かい違いはいくつかあるが、一番の違いは阻害効果を正式に麻痺カウンターで表現したこと。「霜のブレス」は「次のアンタップステップにアンタップしない」だったので例えば他の方法でアンタップした時には突如起き上がってブロックに回したりもできたが、麻痺カウンターなので絶対にアンタップ1回は邪魔できる。一応そこが機能向上。そして、対象の取り方も「霜のブレス」が「最大2体のクリーチャー」だったのに対し、こちらは「1体か2体の対戦相手のコントロールするクリーチャー」となった。まぁ、ぶっちゃけほとんど同じだが、「対象が無いと唱えられない」「自軍クリーチャーを対象に取れない」などの変更が。後者については、例えば相手がなんらかの能力で対象を変更しようとした時に影響がちょっとだけある。まぁ、総じて「霜のブレス」であるから、「雪の女王」シナジーの基礎を構築する大事な呪文。
がぶりんご飴/Candy Grapple ナイス和訳呪文。一応解説しておくと英語名の「grapple」は「グラップラー刃牙」とかのグラップルで、「鷲掴みにする、取っ組み合う」みたいな意味。つまり英語名を直訳するなら「キャンディーの鷲掴み」とか「キャンディーのしがみつき」みたいな訳になるわけだが、イラストを見てわかる通り、この「grapple」が「apple」と掛け言葉になっており、「candy apple」なら「りんご飴」的ニュアンス。その二重の意味をうまいこと和訳に載せたのがこの「がぶり」と「りんご飴」の合わせ技ってことだ。フレーバーテキストでは「毒を持つりんご飴」についての解釈違いで揉めております。そりゃそうだ。2マナで−3のインスタントと言えば強力除去の代表選手であった「最後の喘ぎ」と同じ効果。それだけでもトップコモンクラスだが、このりんご飴はさらに協約で「やつれ」までアップグレードできる。どのタイミングでもニーズに応えてくれる、コモンとは思えない汎用性の除去。今後は構築でもガブリと活躍してくれるだろう。……それにしても、今見ても「やつれ」って酷い性能だったな……。
夢ばれ/Dream Spoilers なんだか懐かしいデザイン。かつて猛威を振るったローウィン環境のフェアリーは、「対戦相手のターン中に呪文を唱えること」がテーマとして設定されており、このクリーチャーみたいにインスタントでの呪文対応にボーナスを付与する効果が多数用意されていた。そしてこちらのクリーチャーはそんな大先輩の中の「夢棄ての魔女」とほとんど同じ効果。テンプレートの改訂によって表記はちょっと変わったが、呪文1つにつき−1修正を与える4マナ2/2フライヤーなのでほぼ同型再販と言っていいだろう。その上で、かつてはコモンだったカードがアンコモンに格上げされているのはちょっと珍しい気もするが、それだけ、時代が進んでインスタントによる盤面制圧も容易になっているということか。引き続きデッキのキーパーツたりえるが、4マナスタートはかなり重いので過信は禁物。
フォニックゲインの波動を胸にィ! 第7話! ……「歌いながら戦ってる!?」な作品はごく稀に登場しますが、流石にまだ「戦うためだけにスタジオで歌を収録してる」作品はアレくらいなもんですね……今回の画面はどっちかってぇとマクロスでしたかね。 さて、アニメも中盤を超えていよいよ物語が動き出しました。そっちから動くのか、というのが多少意外ではあったけど……やっぱりカナタたちの知らない謎組織はあるんだよなぁ。カナタが探す理想郷、どうにもアンタッチャブルな世界の秘密に繋がっているようで、ここから先どんだけスケールの大きな話になるものかとちょっと心配。 今回注目すべきは、割と力を入れてくれた作画によるヒロインの表情の豊かさ。特にちょろイン代表のエリーさんは喜怒哀楽がぽんぽん顔に出るので見ていて楽しいし、アンジェのツッコミも綺麗に決まるのでそれだけで実家のような安心感。純情可憐幼馴染ポジという、絶対に安全なように見えて結局ゴールに辿り着けない不憫な身の上のエリーさん、多分視聴者目線だと8割は「最終的にエリーと幸せになってほしい……」って思ってるぞ(俺調べ)。他にもマリアというアバズレヒロインもいるけど、そっちはまぁ、要所でエロいことを差し込んでくれればそれでいいや。 そして、なかなか話の中核に食い込めないエリーさんに変わって一気に話を掌握したキーパーソン・シエルさん。そっかー、カナタとの関係性も偶然ではなかったかー……今回の設定、突然出てきたように見えてしまったが、シエルさんの過去の登場回を振り返ったらもしかしたら伏線あったかもしれんね。言われてみればこの世界における「パートナーなしメイガス」はちょっと怪しくはあったわ。ただ、そんな彼女が何かをしでかす前にカナタの方から先制パンチ。結果的に2人でしっぽりデートした後にユニゾンして敵部隊を殲滅するという初めての共同作業までクリアしてしまい、どうやらシエルさんはあっさり陥落してしまったようだ。エリーばかりがちょろイン扱いを受けているが、実際に一番ちょろかったのはシエルさんだったんじゃなかろうか。 そんなシエルをオトすことに成功してしまったカナタくん。今回は彼のバックボーンが語られ、この世界の謎がまた1つ解けたような気がした。カナタは「メイガスの子」であり、その生い立ちのせいで他人とはメイガスを見る視線が違う。だからこそ、ノワールともあんな関係性を築けているという。やはり、主人公は何かしらの特別さがあるものだ。この「カナタの視点の違い」ってのは実は結構大事な要素で、これまでこのアニメについて引っかかっていた部分というか、気になっていた部分がちょっとわかった気がする。 気になっていたのは、「このアニメ、アンドロイドが出てくる割にあんまり『機械の心』に触れないな……」という部分。過去のアニメ作品を見るに、よく引き合いに出す「プラスティック・メモリーズ」もそうだし、割と近いところでは「Vivy」なんて作品もあり、どれもこれも「人間と機械は違うけど、きっと分かり合える」みたいなお題目を最後に掲げるため、いかにして「機械人形の中の人の心」を印象付けるかという作品作りになる。現在放送中の「AIの遺電子」もそうした部分に踏み込んだSFだ。今作もメイガスという存在が「人と違う」ことは当然語られているのだが、そこにあまり焦点を絞り込まない。これまで登場したメイガスはみんなしてあまりにも「人っぽすぎる」し、「機械だから云々」ってのは例えば今回アンジェが自分から踏み込んではいたが、ヒトの方から「こいつら機械だからなー」みたいな区別をしている様子がない。ここまで「人として」描いてしまうと、もう「機械との交流」みたいなテーマは描けないんじゃないかと、勝手に心配してたというか、「どういう方向でこの設定に意味を持たせるのかな?」と思っていたのだ。 しかし、今回カナタが「メイガスを機械と思えない人」であるという説明が入り、妙に納得してしまった。結局視聴者目線は主人公のカナタを追いかけることになり、彼の主観で見えている世界を拾い上げるのが主な情報の受け取り方である。だとすれば、彼がみている「メイガスも人も変わんないよね」という世界が入ってくる方が自然なのだ。そして、このカナタ的世界観が強ければ強いほど、「それにしたって明らかに機械っぽすぎる」というノワールの異質さが際立つことになる。ここからどのように物語を紡いでいくつもりかは定かでないが、こういう「機械の物語」は新鮮なので、先の展開は素直に楽しみですね。まぁ、なんも回収されずにしれっと終わっちゃう可能性もあるけどさ。それでもアンジュとかムートンが楽しそうにしてるのをみたら、「これはこれでいい世界だよな」で満足しちゃうかもしれない。 ……普通に考えると、ここから先の展開でシエルが生きてる未来が想像できないんだけどな……。
作中の何よりも合間に挟まってる東京海上日動のCMが一番怖かった、第7話。何が怖いって、「被害を受けた皆様になんちゃら〜〜」っていうCMなのに、それが何に対しての宣言なのか一切語られてないのよ。ちょっと調べたらどうやらビッグモーター絡みの話……らしいのだが、事情を知らずに観たらマジでホラーだった。勘弁して。 とかいう話から始めてみたが、今作におけるホラーはあんまりドロドロしておらず、基本的に近距離パワータイプのホラーしか出てこない。毎度ご丁寧に螢多朗が襲われるから、ってのもあるかもしれないが、基本的に精神攻撃とかじゃなくて物理で殴ってくる敵しかいないので、正直ホラーとしての怖さはあんまりない(ので助かる)。まぁ、一番大事なのはジャンプ漫画としての「ギャザリング」側のお話だろうし、やりたいことはできてる展開だとは思うけどね。今回の霊は本当に直球勝負で、一応ダミー作戦で一行の目を欺くなど小手先の芸は使ってるんだけど、基本的に今作における夜宵ちゃんはチート級のアイテムをどっさり抱えた卑怯な存在なので、よほど桁違いの武力でも持ってこない限りは霊の思惑なんぞ乗り越えて力で捩じ伏せてしまう。せめて霊の方にももうちょい反撃の機会を与えて欲しいところだが……これ以上やると螢多朗が壊れちゃうからなぁ。 まぁ、チート級と言っても霊対策のプロフェッショナルである夜宵ちゃんと、優秀すぎる万能ルアーである螢多朗という2つの才能が合わさったことによる相乗効果だと思えばチートすぎるということもないのかもしれない。夜宵ちゃんからしたら螢多朗がいよいよ霊退治に本腰を入れてくれたのは嬉しい展開。そうなるようにひたすら誘導してたからってのもあるけど、チキン代表の螢多朗が必死で霊退治に前向きになってくれたのはやっぱりありがたいことだろう。そう考えると真の連携プレイは夜宵ちゃんと詠子の方だったかもな……詠子さん、正式に「カノジョ」になったはずなのだが、相変わらずのムーブでこれから先が思いやられる。彼女の中で「こんな無茶苦茶したら螢多朗から嫌われるかも」っていう不安は無いんかな。無いだろうな。 とりあえずこれにて螢多朗・夜宵・詠子の三者関係は完全に固まった。ということで、次回から新キャラ投入のようだが……もう、露骨に瞳に星じゃん。どうみても金輪際現れない完璧で究極のアイドルじゃん……こんなデザインが2期連続で現れるってのもすげぇ偶然だな。「星の刻印」はジョースターの血統っていう可能性もあるが……はてさて、この強固な三者関係の中に飛び込んでくるキャラはいったいどんな立ち位置になるのか……。
小癪な家ネズミ/Cheeky House-Mouse 「小癪な」って……なかなか固有名の冒頭に「小癪な」がつく存在ねぇよな。まぁ、実際に小癪なことをやってくれているのだろう。フレーバーを見ると何かしら危機を救ってくれている様子。所詮ネズミなので全体での効果は小さいが、その分コストも最軽量。ネズミ小僧のごとき小技を手にいれる出来事部分はソーサリータイミングなのでアタックにのみ使用できる増強。相手陣容次第で確実にダメージを届けられるが、まぁ、1マナ分の働き。その後、なんならすぐにでもネズミは帰還する。2/1バニラというどうでもいい体躯だが、1マナであることを考えればむしろ破格の設定。こいつと「サバンナ・ライオン」が全く同じ存在って考えるとすごいことだよな……。もしかしてあのライオン、どこぞのミニチュア次元のライオンだった可能性が(もしくはエルドレインの縮尺がめちゃくちゃでかい)。
ケランの光刃/Kellan’s Lightblades ケランくんが実家で譲り受けた謎の武器。ピンチの際にそれが光り輝き彼を救った。どうやら本当の父親が持っていた何らかの力が働いたようだが……という、ジャンプ漫画なら修行回のラストで発動しそうなエピソード。ちなみに両手持ちなのでカード名も「blades」と複数形になっている。白にお約束の戦闘に絡むクリーチャー限定の除去。Wikiなどではこのジャンルを「レンジストライク」と呼んでいるが、実際にそう呼ばれてるシーンはあまりみたことがない。現代基準だと2マナで3点は同型呪文の中でも普通かちっちゃいくらいのダメージで、同型は「絶妙なタイミング」。まぁ、これだけでも充分ではあるが、今回は協約を使うことで一気に4マナの「神聖なる評決」にグレードアップ。コストはかかるが、わずか2マナでこの効果が飛び出すのは相手も警戒してないだろうからかなり説得力のある選択肢になっている。トータルすると、リミテなら必須級の強さな気がする。 |
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HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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