最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
中年になったとて心を殺さず生きていきたい、第11話。いや、殺さずっていうか、殺したくても殺す術を知らないせいで日々傷ついてるわけで……些細なことでも数週間凹み続ける我が豆腐メンタル、誰か殺せる人はいませんか? 藤宮さんは引き続きかぶりつき。なんでそんなにエロシチュエーションへの興味を隠そうとしないのよこの子は。まぁ、アリシアちゃんエェ身体してるから見たいのも分からんではないが……。とにかくアリシアちゃんがエロいということ以外は平常運転なので特別新しく突っ込むような要素もなさそうだが、今回はそんなアリシアとの絡みで、これまで持ちネタとしてホイホイ使っていた記憶消去魔法がそれなりに大ごとだったとようやくおじさんが認識する。こんだけ空気を読めず、何事にも斜め下の反応を返すおじさんが、アリシアの記憶の件に限っては割と倫理的に真っ当な判断を下したのは意外といえば意外だ。そのモラルを持ち合わせてるんだったら、ハナからあんなに魔法を乱発しなきゃいいのにな。まぁ、おじさんは精神的に不安定な部分が多そうで、常日頃から「こいつ、さっきまでのおじさんと本当に同一人物か?」と思うようなシーンも結構あるからなぁ……もしかしたらガチで分裂症なのかもしれませんね。 アリシアの悲しい過去+エロいボディというナイスコンボでおじさんとの距離が一気に縮まることになったが、当然そんなことを許さないエルフさんからレールガンによる強烈なツッコミが入る。この世界、技術レベルとかが謎すぎるのだが……科学っぽいことも全部「そういう魔法」で処理されるのは便利だよな。どんだけ凄まじいロストテクノロジーでも、エルフたちは「そういう伝承がある」くらいの理由で軽々と使いこなせてるのもまたずるい。あのレールガン(鞘)、この世界の人間が初見で使いこなせる外見じゃないよな。実際、アリシアもそういう理由で杖を持て余してたわけだし。まぁ、そこ辺はやっぱりエルフに一日の長があるということか。 でも、残念ながらおっぱいの迫力ではアリシアに完敗。前回は浴衣エルフの尻で攻め、今回は湯浴み着勇者の乳や太ももで正面突破だ。あの湯浴み着、どう見てもそういう衣装にしか見えなかったのだが、もしかしてこの温泉宿って……あっ(察し)。
PR 祝・「豚の逆はシャケ」おばさん再登場、第23話。え? そこじゃない? いやぁ、でも、まぁ、ツッコミどころが多すぎるから……。じゃぁ祝・グェス再登場で。そっちは割と素直に祝やねん。 というわけで、いよいよ脱獄というクライマックスを迎えているはずなんだけども、よりによって記憶操作系とかいう激シブい能力が相手なので絵的な盛り上がりはそうでもないという、なんとも通好みのマッチメイクになっている。当然、当時のわれわれの感想は「荒木先生、『メメント』観たんやろな……」である。ここまで堂々と このあたりのエピソードは我々のツッコミもいい加減に追いつけなくなってきてる時期で、まずもって「お髪が伸びましたね神父様」の時点で大爆笑。「見るとこそこじゃねぇよ」「星そこ行くのかよ」「髪型に合わせて服のカスタムすんな」などなどの意見が多数。吉良吉影の時も「ラスボスのフォームチェンジ」ってのは1つの見どころになっていたが、この新(ニュー)神父、格好良くなってるのかどうかもよくわからんところが最高である。こうして本体側の変化で「スタンドも変わったんや」ということが嫌でも伝わってくるのは、荒木先生の狙い通りなんでしょうかね。もしザ・ワールドが同じ手順で次のステージに行ったらどんな能力になってたんやろ。 そして今でも忘れられないのがミューミュー初登場のシーン……。「次のスタンド使いはどんなやろ?」というのはジャンプ読者のお子さんたちの素直な好奇心が一番そそられる部分だったと思うのだが、その時に廊下を「カツーン、カツーン」と歩いて出てきたミューミュー(とそのスタンド)のビジュアルに、下手したら1週間笑い続けてたんじゃなかろうか。「なんでこんなやつが刑務所におんねん」「どっちがスタンドかもわからんやんけ!」などなど。アニメだとミューミューが割と普通にオシャレ(??)なデザインとして纏まってるのでそこまでおかしな印象もないが(そうか?)、原作での立ち絵のインパクトは強烈だった。なぜそこまで爆笑したのかというと、連載当時は、実は世界的に狂牛病(BSE)の話題がホットだった時期で、「脳がスポンジ状になる」みたいな問題がそこかしこで取り上げられていた時代だった。そのタイミングで露骨に脳味噌デザインなスタンドを出してくるのが本当に……。さすがの荒木先生。まぁ、当人としては「記憶に影響する」っていうイメージから脳味噌にしたんだろうけども。 スタンド能力についてはツッコミが多すぎるので省略するが、「3つ」という括りがいろいろと雑なので、「対処法を考えようにもまずもってルールがよくわからん」という難物。今回見てて改めて思ったのだが、「敵の名がミューミュー」っていう記録を残せるタイミングってどこにあったんでしょうね。もう、そこら辺は本当に神(原作者)の匙加減なので……個人的にグェスが単なる「いいルームメイト」になっちゃってるのがなんか好き。ま、今になってさらに問題が増えた徐倫にちょっかいかけるのなんて面倒なだけだしな。チーズ味のペンネさえ食べられればそれでいいんじゃなかろうか。
「アークナイツ 【黎明前奏】」 5→5 いや終わるんかい。ごめん、全然想定してなかったから完全に油断してたわ。「どれ、そろそろ話も盛り上がってくるんだろうし、もうちょっと真面目に見ないと怒られるかな」って思ったタイミングで終わった。全8話なんて構成、誰が想定するかよ。 というわけで、申し訳ないがお話の中身はさっぱり追いついてないし、結局この世界がなんなのかも考えることすらしていない状態なのだが、まー、多分一見さんが考えてもしょうがない内容だったんじゃないかな? ゲームをプレイしてる前提で、特にキャラの説明などせずにぶっこめるだけキャラをぶっこむ形の典型的なソシャゲアニメのデザイン。毎度毎度「名前すら覚えられねぇよ!」って匙を投げておしまいのやつである。ただ、幸か不幸か今作は匙を投げるまでは行かずに(一応は)最後までストレスもなく見ることができた。それもひとえに圧倒的な作画クオリティのおかげ。一から十までとにかく暗いストーリーなもんで画面はずっとどんよりしてるんだけど、暗いからって見づらくはならないというのがとても大事。単純な比較だが、同じように暗い画面でうんざりさせられたソシャゲ作品に「ドールズフロントライン」があり、あちらは本当に観てるうちにどんどん億劫になって投げ出してしまった。今作は作品に必要な暗さだし、「この明度でも一番綺麗で格好いい画面」がちゃんと作れている。この品質で本当に初心者向けで丁寧に見せてくれるアニメだったら、ゲームに興味を持たせて新たな顧客の参入口にもなったかもしれないなぁ、と思うとちょっと勿体無い。まぁ、多分原作ファンへのサービスっていう立ち位置の作品なんだと思うけどね。 もちろん、わずか8話で全てが終わるわけもなく、第2期は既に発表されている。果たして現時点でぼんやりとしか掴んでない世界観を2期まで持ち越せるかどうかは微妙なところだが、もうちょい世界の幅が広がって盛り上がりが造られるなら、今しばらくお付き合いしてもいいかもしれない。 「万聖街」 5→6 今期ももう作品が終わる時期なのですね……。そして最初にお別れするのはこちらの作品。全6回と短いお付き合いだったけど、サクッとスパッと、あっという間にお別れするのはちょっと惜しい作品でしたね。 内容は全然違うんだけど、楽しみ方が近かったのはもしかしたら我が敬愛する「47都道府犬」かもしれない。ショート枠でキャラベースのお話をサクサク見ていくこの感じ、短い時間の中にテンポ良くフックが入っており、見れば見るほどに愛着が湧いてくる。そして短いが故にクオリティを維持するのもさほど労力を必要とせず、毎回アニメーションとしての楽しさをしっかり見せてもくれる。元々「羅小黒」の制作スタジオってことで動画自体にも期待はしていたが、ドタバタギャグアニメで毎度刺激に溢れる画面を提供してくれたのは上方向へと嬉しい誤算。特にわざわざレビューした「予算全部注ぎ込みました」回の楽しさは格別だった。 くだんのエピソードでニールと魔王をめぐる「縦の」物語に決着がつき、そこで大きな流れはおしまいなのかと思いきや、そこからさらにキャラをどんどん追加していく貪欲さもお見事だし、日本語版のゴリゴリに容赦ないキャスティングで生み出される掛け合いの妙も尻上がり。アニメの作りがアメリカ産と全然違うので、リップシンクの合わせが日本語向きなのかも。本当にちょろっと出てきたゲストっぽいももあたりががっつり爪痕残せたのは嬉しいですね。飲んだくれ沢城キャラ好き。 この辺りの楽しさはきっと万国共通なんだろうとは思うが、それがワールドワイドに共有できるデザインってやっぱりまだまだ貴重。今後も中国アニメの躍進には期待したいですね。日本もうかうかしてられない。 ラジパンダ会館にはなるまいよ、第11話。ラジパンダで思い出したんですが、門脇舞(現・門脇舞以)のデビューシングルは「メガパンダ」でした。アルバムは買っててね、割と好きだったなぁ。今の若いもんは知らんじゃろ。え? ほんと関係ない? ほら、関係ない話しないとやってられない気持ちってありません? というわけで(?)、話の筋だけ追うなら本当に真っ当な(??)任侠映画の展開なので、むしろツッコミどころが少ないというこの作品ならではの状態。前回の末広や御徒町をめぐる騒動はなんだったんだという気もするのだが、一週跨いで「お萌様になってしまったが故の報復」という展開がようやくとんとことんに降り注いだ。先週大ごとにならなかったから総帥も許してくれたのかと思ったが、まぁそんなことは無いよね。よりわかりやすく、よりヤクザらしいあくどい手口とダイレクトな絶縁状でサクッと殺しに来た。そりゃま、こうなったら死ぬしかないわよ。 とんとことんメンバーは諦めの境地だが、当然嵐子はこれに抗うことになり、残りのメンバーもそんな嵐子を放っておけないってんで最後の戦いに挑む。なごみ以外の面子で陽動を行い、その隙に嵐子たちで本丸に攻め入ろうという作戦だが、これはあっさり失敗。まー、軍団規模を考えれば豚小屋ごときが逆らえる相手ではなかったということ。しかしそれでも嵐子とボスの腐れ縁。なんだかよく分からん対話がしばらく続き、最終的にはなごみがちょっと髪切ったくらいで許しを受けてしまった。もしかしたら総帥の方にも罪悪感とか、自分が間違っているかもしれないという焦りみたいなものもあったのかもしれない。嵐子の真っ直ぐで無骨な態度も、無理を通すのに一役買ってくれたのだろう。「自分、不器用ですから」と言いながら無理を通す、これこそ日本のヤクザの真骨頂である。 嵐子たちのやりとりだけを見れば結果的にはほぼ無血での和平。何事も丸く収まったはずなのだが、囮を引き受けていた残りのメンバーの間では血で血を洗う抗争が渦巻いており、死なんでいい人間もちょいちょい死んでる。最後に撃たれたカンガルーメイド、マジで可哀想。あと見せしめのとばっちりで死んだシーンすら描かれなかった常連の赤い人もかわいそう。メイドに死人が出るのはしょうがないが(?)、カタギに手ぇ出したらあかんやろ。 ま、人の命がエプロンよりも軽いのがアキバの街なので致し方ない。これで一応形の上ではハッピーエンド……と思ったがラストシーン。これもまた任侠映画のお約束ではあるか……特に引っ張ることもなく、これはもう確実に絶命してますね。ショックな展開ではあったはずだが……なんだろ、このアニメだったらそういうこともあるかな、ぐらいの妙な納得感がある。その前の銃撃戦のシーンでも、「こういうシーンって不思議と味方サイドに弾当たらないんだよね」と思ってたらしぃぽんが普通に撃たれてたしな。今まで殺してきた人数を考えれば、嵐子が刺されるくらいはなんの不思議もない。 むしろ意外というか、際立っていたのはその末期のシーンの描写ではなかろうか。死に際は「満足げに後進に道を託して死ぬ」とかじゃなく、顔は苦痛に歪み、なんなら今までで一番醜い顔で死んだ。その辺もやたらリアル。そのくせ、最後に漏れた一言は力無く、むしろ強面の嵐子の口から出た「最初で最後のサトリナっぽい発声」でもあった。もしかしたら嵐子さん、キャラを守るために普段は無理やり低い声だしてました? そりゃな、総帥(皆川純子)と対抗するには多少ドス利かせないといけないからな……。来週が最終回? でかい墓でも作るか?
最終回みたいなサブタイだけど別に最終回じゃないお話。なんとまぁ、ほぼ全編にわたってツリーハウスづくりの模様を延々流し続けるという潔い(?)構成になっており、ここにきて「DIYアニメ」のプライドを守りにきているかのようである。実際、これまでの小物づくりなんかと違って工程がかなりダイナミックなものになっているため、作業をぼんやり見てるだけでも楽しかったのは今回の画面であろう。特に最初の足場組みのところなんて、実際にツリーハウス作ったことある人なんてほとんどいないだろうし、なんとなくツリーハウスというもののことは知っていても「その下がどうなってて、どっから作り始めるのか」なんてあんまり考えたことない人がほとんどなんじゃなかろうか。きちんと専門家に担当してもらってディティールを描いてもらうと、それだけでなんとなく楽しくなってしまうのだ。まぁ、今のご時世なら多分ツリーハウスづくりの動画とかもYouTubeに上がってるとは思うけどさ。アニメで触れられるってのが大きいのさ。ちなみに、材料集めの時にはとにかく資金繰りにこだわったDIY部だが、部長の両親にサポートしてもらう分の人件費については考えないことにしているようだ。ふつーに考えて、専門店の人に頼んで半日単位で拘束して実作業してもらってるんだから、多分普通のホムセンにそんなことお願いしたら数万単位でお金取られると思う。まぁ、親族ボーナスってことでそこはセーフにしておくか。 そうして秘密基地を組み上げていき、最後には準レギュラーのキツツキくんのサポートもあっていよいよゴールが見えるところまできた。そんな作業の傍らで進行しているもう1つの見どころといえば、何と言ってもぷりんの変遷である。前回時点で既に「正式加入」だった気もするのだが、今回改めて作業用エプロン授与の儀を経て正規(?)メンバーに。これまでのツンケンしたぷりんに別れを告げ、素直にせるふと一緒に作業できることへの喜びが溢れておる。途中の「ありがとう」の笑顔とか、とてもとても良いものです。11話積み重ねてきた甲斐がありましたね。窓越しのお隣さん会話も忌憚なくやりとりできるようになり、これにて「たまこにもち蔵」「千歌ちゃんに梨子ちゃん」「ゆめちゃんに朝陽」「湊友希那に今井リサ」など歴代お隣どうしの歴史に新たなページを刻みつけるのである。 しかし、いざ完成形が見えてきた段階だからこそ思うことなのだが……ツリーハウスって普通に怖くね? 冷静に考えて、俺絶対無理だわ……(高いとこ苦手)。
おっぱいは やわらかいから いたくない 第11話。はい、今日はもうこれだけ覚えて帰ってもろて。 今回はAパートが「小」の部、Bパートが「大」の部というあまりに明確な区分が存在しているが、メイデナ・トキシッコという「小」のコンビに新たに加わったのは以前キクルが世話をしたノマくん(ノマちゃん?)。前回出てこなかったからてっきりゲスト扱いなのかと思っていたのだが、どうやら正式にキクルの指導下に所属はしているようだ。一応「ポンコツ連中よりもガードとしての能力はマシ」っていう設定だった気がするんだけど、残念ながら今回クソの役にも立たなかったことを考えると、やっぱり大した能力ではなかったのかもしれない。まぁ、あんまりパーティで行動したことないって言ってたし、慣れないメンバーでの行動でうまくいかなかった部分はあるんだろうけど。それにも増して先輩2人の方が圧倒的に役に立たないので、ノマくんを責めるのは酷ってもんだろう。 トキシッコとメイデナの絡みはいつぞやのトレーニングの時以来だが、今回の一件で学べることといえば、「ミステリファンってクソ面倒クセェ」ということである。まーしょうがないんだよね、作品が絡んじゃうと、あらゆるメタ要素込みでネタバレのリスクはあるので……何も話せないので、是非Twitterを使う際には伏せツールなどを活用してくれ。まぁ、トキシッコの対応は本当にそれ以前のものではあるのだが……でも、途中の「あたしがそんなん読んでるわけないじゃん」という主張も言われてみりゃそんな気もする。結局、メイデナって優等生とか言ってる割にはアホの子なんじゃないかな……。ノマくんは「ポテンシャルは二人の方が上だから」と言ってたけど、やっぱりあれかな、赤魔道士だから白魔法も黒魔法もレベル3までしか習得できないってことなのかな。れんぞくまを覚えるまでの辛抱やで。 Bパートは「巨」のパート。毎回サブタイトルがうまいこと言ってて、今回はレスミスの言った「ニューワールド」がそのまま採用されているが、ニューってそのニューなのかよ、っていう。前回もBパートは「偉大な父」だったんだよなぁ。ハナバタの狂花対策で色々と頑張るキクルが、今回は一番の常識人にしてギルドの監督役も務めるエノメさんと共同するという作戦だったが、その結果が思い切り挟まれてしまうというのはこの世界の住人なら誰でも想定できるシチュエーションである。「へぇ、サイズはほぼ一緒だけど、陥没してるのはハナバタだけなんだぁ」なんてどうでもいい気づきもあるが、「狂花+お淑やか」のハナバタは確かにかわいかったのでとりあえずは眼福だったということにしておこう。乳が絡むと的確に欲が出てツッコミ役に徹しきれないキクルくんの心情、こればかりはどうしようもないので何も言わないであげよう。エノメさんのおっぱいに対してあれだけの執着を見せているのだから、ハナバタだって絶対にワンチャンあるはずなんだよな。まぁ、身の安全を保証してからの話って時点でどうしようもないがな。 今回の反省:ひたむきが全く出てこないのは珍しいが、だからって別に不足が感じられないのはちょっと寂しい。 今回のもっと反省:誰だ、レスミスに受付任せる判断したやつは。
地球在住組のCVがおいちゃん・しーたむっていう組み合わせ、最高じゃないですか? 第10話。いや、好きな声優っていうのももちろんそうなんだけど、なんかこう、「地球は環境が劣悪だから声も汚くなります」みたいなバックグラウンドが見える気がして……(個人の感想です)。 一気にお話が不穏な方向に進み、「流石にガンダムの名を冠してる限り、単なる学園青春アニメでは終わらんかー」ということを思い知らされる展開。別にそこで終わっても私は不満は無かったんですが、流石に宇宙戦争しないことにはいろんな人から怒られるんでしょうね。「そもそも敵がおらんやんけ」と思っていたが、やはり最終的にはアーシアンとの衝突がメインになるんだろうか? でも、結局今回の悪巧みも御三家が勝手にぶつかってる状態で、そこにお雇い傭兵としてアーシアンが駆り出されてるだけなんだよな。最初から最後まで御三家まわりの話だけで進めばシナリオとしてはコンパクトで綺麗ではあるんだが、どうしても話はみみっちくなっちゃう気もするし、風呂敷をどういう方向に広げていくかは案外難しいところなのかもしれない。 ま、上層部を巡る難しい話は正直よくわかっていないので(そもそも御三家のおっさん連中の名前を覚えてないので誰がどういう企みで動いてるのかいまいち理解できてない)、とりあえず学園青春方面でのお話だけ追いかけていくと、個人的には一番嬉しかったのはチュチュ先輩がすっかり「単なるいいやつ」になってるところですね。口の悪さは相変わらずだけど、きちんと目的を持って会社運営に携わっているせいなのか、行動も落ち着いてきてるし、スレッタへの悪感情が一切無くなっているのが分かって微笑ましい。あんなクソ寒い冗談を聞かされて、以前のチュチュだったらブチ切れて執拗に脛を蹴りまくってたと思うのだが、なんと今回いの一番に笑ったのがチュチュだった。彼女との雪解けが成立してしまえば、あとは地球寮の連中は基本的にいいやつばっかなので(一部のニカさんは保留して)、スレッタ周りの環境は整ったと言えるんじゃなかろうか。相変わらずリリッケさんは可愛いままなんですが、お恥ずかしい話、わたくし、つい先日「えっ、このデブ、せるふちゃんと同じ声だったのか……」と言うことに気づきました。本当に怠慢でした、正式に謝罪と反省をいたします。 さておき、そんなふうに順風満帆なスレッタの学園生活……とはいかないのがトレンディドラマの常である。お仕事が順風満帆、なんとミオリネさんは親父さんとの関係性まで改善され、仕事ができる人間はやっぱり公私ともに充実するわよね! と思ってたのに、残念ながら仕事人間になってしまうと、やはり「私」の方はどうしてもなおざりに……いや、でもミオリネさんって元々そういうやつじゃないですか。今まではダブスタクソ親父への反抗心に支えられ、なんとかして周りに味方を作って戦わなきゃいけないという必要性から友人関係を広げていたが、家族問題が解決し、さらに親父さんとの大きな接点となった会社経営がうまいこといっちゃったら、さっさと生活の中心は「仕事」となる。スレッタさんは晴れやかな笑顔がものの数分で曇りまくり、口から漏れるべき言葉は「仕事とあたし、どっちが大事なの」である。そんなスレッタの失望など梅雨知らず、ミオリネさんは目も合わせずに「そりゃ仕事よねー」と言えちゃう人間。タヌキ娘のメンタルを壊すの、こんなに簡単なんですね。 そうして危うくなったスレッタの足元を、そのほかの連中も積極的に壊しに参ります。火の玉ストレートでNTRを目指すのはおそらく5号機が出撃したと思われるエランくん。花江ボイスに顎クイされるスレッタさん、果たして抵抗できるんだろうか。そして先週大人しく身をひいたかと思いきや、逆方向に開き直ってラスボス候補へと一気に名乗りを上げるシャディク。お前が活き活きすると反比例してニカさんの顔が曇るので勘弁してほしい。そして「するっと現場に潜りこんで日雇いできてるあたり、温室育ちかと思ってたら意外とタフに生きられるやん」と見直されたグエル先輩……ここまで好感度を上げまくった先輩が死んだりはしないと思うし、最終的に一番輝くヒーローになってほしいですね。まぁ、この不幸体質でそれが叶うかは知らんが。 1クール目終わりの展開がどうなるのか、今からドキドキもんですね。とりあえず地球コンビは好き放題暴れ回ってほしい(できればすげぇ汚い死に方とかしてほしい)。地球に井澤詩織(オートスコアラー)と悠木碧(シンフォギア奏者)。そして水星から市ノ瀬加那(ノーブルレッド)。化け物サイドが勝てる気がしませんね。
祝・山田の借金完済、第10話。若いうちから人に金借りたりたかったりするのを覚えたらあかんよ……金の切れ目が縁の切れ目。金の問題は後々まで人生に影を残すからな……。まぁ、それでも虹夏はほだされちゃって許してくれそうだけどさ。 今作を見ているといろんなところに魅力を感じるわけだが、今回のお話を見ていて感じたのは、本当にさまざまな要素が渾然一体となって、不思議とそこに濁りが無いというか、普通ならあんまり混ざらないような要素も気付けば丸め込まれちゃってるような奇妙な感覚がある。一応「ギャグと青春の両立」と言うなら話は簡単そうに聞こえるし、過去のきらら作品でもそうしてストーリーをしっかりと打ち立て、そこにゆるふわなギャグというか、「緩み」を入れていく作劇が定着していった。繰り返しになるが、やはり「けいおん」あたりは大きな転換点になったと思うし、そんな土壌から生まれた奇跡の1つが「まちカドまぞく」だと思っている。 そして今作はさらにそこからもう一歩。まずは真ん中にぼっちという強烈なキャラを据えての「陰キャギャグ」が目を引く。1話から全く衰えぬぼっちのイカレムーブは常に画面に刺激を与え、どこまでも自由に画面を振り回す最大の起爆剤となっている。そして、そんなぼっちが向かうステージの上の景色が「青春バンドストーリー」としての骨組みを与えてくれる。オーディションからぼっちの克己、初ライブという数々のライブシーンで見せた演奏シーンや音響へのこだわり、そして細やかな映像で色づけていく若者の葛藤。この2つの柱が、なぜか不協和音とならずにシームレスに1つの作品の中でつながっている。 そして今回のお話で一番驚いたのは、喜多ちゃんがぼっちに謝ったシーンである。普通、萌え漫画のキャラクターといえば属性を1つ2つ与えてその方向に突き抜けさせれば安易かつ容易にキャラメイクができる。どれだけマンネリ化しようとも、キャラの属性に乗せて「いつもの」をやっておくだけで安心感があるのだ。しかし、今回喜多ちゃんがとった「罪悪感からの謝罪」は、今まで培ってきた「陽キャの化身」たる喜多ちゃん像とはどこかズレている。別にあんなに深刻にせずとも「ごめーん、気を利かせて出しといたからー」でもシナリオ上全く問題ないし、喜多ちゃんのキャラに余計な心配事を増やしたくないなら、その方向の方が楽だったはず。しかし、本作はそういう選択をしない。どれだけ陽キャだと騒がれていても、喜多ちゃんだって立派な高校1年生。その人生には悩みも葛藤も、後悔もあるのだ。それがバンドメンバーであるぼっちに対する罪悪感だったら、彼女の性格から謝らずにはいられない。そこにぼっちはただ思ったことを素直に返せるようになっていることがわかる描写を重ねて、喜多ちゃんのキャラとぼっちのキャラが二人三脚で掘り下げられていく。そして、この空気感の揺れが、面白い具合に30分の時間でまとまっているのである。この感覚がすごく新鮮。 それこそ、今回きくりが演奏していた「サイケデリックロック」が今作のスタイルなのかもしれない。我々はぼざろという名の薬物を毎週欠かさず摂取させられており、繰り返し揺さぶられた脳に、常にテンパった情報が送られ続ける。このサイクルは間も無く終わろうとしているわけだが……幸せスパイラルが途切れた時、人類はいったい何に縋ればいいのだろう。怖いよ、助けてシャミ子(そこに救いはない)。
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Thraxi
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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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