最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
やりきったかい? 第5話。まー、そりゃやりきったでしょうよ。この作品で早くもうるっときてしまうとは思わんかったよ。 当方、ガールズバンドアニメにはとかく涙腺が弱いマン。「ガールズバンドアニメ」の歴史といえば、やはりその興りは「God Knows...」に求めるのが正しいんじゃなかろうか。涼宮ハルヒが、京都アニメーションが巻き起こしたビッグウェーブは「けいおん」という怪物作品へとそのスピリットを引き継ぎ、近年は新たにブシロードがバンドリプロジェクトを作り上げて更なる進化を遂げている。そしてその進化の道程に、今回のぼっちたちのライブが乗っている。何度か触れているが、今作の最大の特徴は、主人公・ぼっちがボーカルではないという部分。そのため、普通だったら最もわかりやすく効果的な「ボーカルに(文字通りに)スポットを当てる」という作劇が正しい効果を生み出しにくくなっている。かといってぼっちはそのギターで超絶テクニックを披露しているわけでもなく、殊更にギターにだけ寄って描くのも間違った方法になってしまう。そこで今回は「初のオーディション」という枠組みを最大限に見せるため、ぼっちの心情劇を中心とし、そこから派生的に他のパートへと伸びていく枝葉を意識させる演奏シーンとなった。試聴時の印象として間違いなく中心にいるのはぼっちであるが、そこに必死の思いを載せる虹夏、その虹夏と視線を交わし、一人孤高の演奏を貫きながらも敏感にぼっちの変化に気づいたリョウ。そしてステージ中心では覚えたてのギターを必死に弾きながら歌うメインボーカルの喜多ちゃん。なるほどこの1曲を聴いただけで、確かに「どんなバンドか分かる」だけのものに仕上がっていたはずだ。本気の演奏シーンは今回が初となるだけに期待もハードルも高まっていたはずだが、見事にそれを乗り越える作劇を見せてくれた。 緊張感高まる重要なお話だっただけにシリアスは多めになり、(このアニメにしては)ギャグが少なめではあったが、単なる青春バンドストーリーで終わらせてなるものかという執念じみたこだわりはいつも以上に滲み出ており、日本各地のダムの美しい景色が最も容易く感動ムードを洗い流してくれた。今回はさらに「父・母・妹・犬」でも実写パートがあったが、お手軽かつ確実にそれまでの雰囲気をぶったぎれるのが実写演出の強み。下手に使えば「雰囲気ぶち壊しやんけ!」ってんで台無しにしてしまうリスクも孕んでいるはずだが、本作の場合は「最初からぼっちはぶっ壊れてんだよ!」ということを表現するために使っているのでなんの問題もないのである。犬は1500円のチケット買ってくれないと思うけどね……。 そして、今回もCloverWorksらしさを発揮してくれたのはなにもライブシーンだけではなく、その他のシーンの妙にこだわった動きの作り込みも良かった。青い顔した酸欠ぼっちが駆け寄るシーン、顔のデッサンはぶっ壊れてるはずなのにやたらふらつき方が生々しかったの、伝説の「アイマスおっさん走り」を彷彿させる。あと、個人的になんか気に入っちゃったのは夜の自販機前で別れ際に虹夏が手を振って去っていくカット。こういうところの動きになんか引き込まれるナー。 さて、ぼっちはどうやってチケットを捌くんでしょうか。まぁ、別に売れなくても自分でお金払えばいいんだよね。……ね?
PR わぁいトゥスクル編、第20話。私トゥスクル大好き。やっぱり何年越しであったとしても、この景色は良いものだなぁ。いや、こないだ一瞬だけベナウィたちと一緒に帰郷してたけどね。数年ぶりでもオボロボロボロ。安心感しかない。 というわけで、ヤマトでのしがらみなどすっかり忘れて、のんびりぼんやりの2人旅。いや、フミルィルとかもいるけど、スポットが当たるのはハクとクオンの2人だけ。今回はそんな2人の旅路を祝福するかのように、ほぼシリアス無しのほんわかギャグテイストで進んでくれる。改めて見ると、クオンさんってばほんとに面倒臭いヒロインだわね……まぁ、そんなふうに扱っちゃったハクさんの方にも多大な責任はあるのだけども。カミングアウトのタイミングがクッソ適当だったのだが、もう、あれ以外の出し方がなかったんだろうなぁ……尻尾パタパタさせたり、ふくれっつらになったり、表情豊かなクオンさんを見ているとそれだけで幸せになります。偉大なる先代ヒロイン・エルルゥさんリスペクトの愛らしさアンド恐ろしさですね。フォーク刺すか、あばら折るかの違いだけで(結構違う)。 トゥスクル入りを最初に迎えてくれたのはカミュ。彼女のスタンスはあの当時から全く変わってないようで安心する。相変わらずムントに追っかけられてるところまで含めて、平和なトゥスクルの象徴のようである。平和さの表れという意味ではアルルゥも似たようなもんだろうが、彼女の場合はそこそこ成長が見て取れるので「あの頃のまま」というほどではない。本人も武闘を学んでムックルと人虎一体の必殺技とかマスターしてたら最強になれそうなんだけど……多分そこは変わってないんだろうな。トゥスクルの領民たちって、このほわほわな統治者サイドのことをどう見てるんだろう。みんなして「今日も平和だな」って思いながら陰で「オボロボロボロ」って言ってるんだろうか。 そんなオボロ、そしてドリグラコンビ。みんな元気にハクをお出迎え。とても外交交渉とは思えない緩い雰囲気のまま、一国の姫さんがよその国の総司令官を引き抜こうとしてたんですが、これって戦争クラスの問題行動じゃないですかね? アンジュさん、放っておいていいんですか? ハニトラからの引き抜き工作って、最低の外交戦術じゃないですか。でもまぁ、ハクだってその辺はわきまえてるので大問題にはならないと思うが……もしもこの2人が誰も気づかないような地下で巨大ロボに殺されてたら一大事ではあっただろうな……。しかしまぁ、アヴカムゥとはまた懐かしい名前だ……。嫌な思い出も蘇りますけどね……こうしてギャグ要員になってくれたことにも時代の流れを感じますね。 ラストはついに重鎮・ウルトリィさんが登場。そして流石に重大情報を持ってきてくれた。最後の最後、この世界の結末はどこに向かうんでしょうかね。
最強ジジイコンビキタコレ! 第17話! いや、チョーさんをジジイ呼ばわりすんのは失礼かもしれんけども……でも、やっぱ「ジジイ声優」の代表の1人だと思うんですよね。 ぶっちゃけ、先週からもう「ケンゾーの中の人は誰なんだろう」ってのはすごく気になってて(あえてネタバレは見なかった)、その候補の中にまさに麦さんがいて、そしてチョーさんがいたんですよ。あの元気の良さはチョーさんもしっくりくると思ってたけど、正解は麦さんの方。奇しくも、今調べたらなんとまぁ、ケンゾーと同じく御年78歳!! 元気のいいジジイだぜ……。麦さんのすげぇところは、私が声優にハマって真面目に見始めた頃から、既にジジイだったんですよ。「月詠」の爺さんとかさ。それで、20年経った今でも変わらぬジジイっぷり。ほんとにお元気で素晴らしい。 そしてもう1人・チョーさん。ドラゴンズドリームは割と珍しいタイプの「めっちゃおしゃべりなスタンド」なのだが、これまでの「喋るスタンド」の例を考えると、例えばチープトリックとか、あとはまぁ、ホワイトスネイクスタンド体とか、だいたい本体と同じキャストが務めるのが通例だったが、スタッフもきちんと分かってらっしゃる。あのドラゴンズドリームの小憎たらしいかわいらしさを見せるためには、やはり別な声で喋ってもらったほうが「それっぽさ」が出るだろう。そこで麦さんの相方を任されたのが、なんとまぁ、チョーさんである。2人合わせてもトータル5文字という超絶短いキャストロールが見どころ。マジで綺麗にイメージ通りの見事なドラゴンズドリームでした。かわいいよなぁ。 さて、そんなベテラン2人の愉快な掛け合いも素敵な回だが、相変わらず「何が起こってるかさっぱり分からん……」という原作の謎すぎるギミックを必死に画に描き起こしてくれるスタッフは本当にお疲れ様。ドラゴンズドリームの色味とか、ケンゾー(とFF)のニュルニュルした動きとか、「あぁ、こんな感じだったんか……」とこれも20年越しに納得できた感がある。まぁ、スタンド能力とかについては何も納得はないのだが……原作を知らない人のために確認しておくと、大丈夫ですよ、原作読んでても良くわかんないですからね。ご丁寧に「数滴の水で溺れ死ぬ!」って自分で言ってんのに、その数滴で死体がブクブクになる意味がわからへんねん。でもまぁ、ほら、人間って自分がカタツムリだと思い込んだらカタツムリに変形していくわけじゃん? なら、自分が溺れたと思った肉体が勝手にブクブクになるのも納得できるってもんでさ。つまりこの戦いは後の能力への壮大な伏線だったんだよ!(ナンダッテー) あとはまぁ、こうして「運命を指し示すだけのスタンド」ってのも探してみれば類例はあるもので、ローリングストーンズなんかも「ただ知らせるだけ」にプラスαの能力だし、見方次第ではポコロコの「ヘイ・ヤー」だって同じカテゴリに入るかもしれない(あれはマジでなんもしてなかったらしいが)。ドラゴンズドリームの場合はいろんなオプションが付いていて運命についてのケアが手厚いのだが、「勝手に相手に教えてあげちゃう」とかいうよく分からないデメリットも持っている。「オレ中立」なわけだが、普段は特に仲良くしてるわけじゃないんでしょうかね。スタンドとお話できれば退屈な独房内でも気が紛れそうだ。 あと、何気にアナスイと徐倫の初対面(厳密にはにどめまして)も重要なファクターか。すごいよね、最初の一言でのきれーな「何言ってだコイツ」感はまさにアナスイ。でも風水とか知ってるから意外と物知りでもある。繰り返すが、あいつ、最終的には主人公パーティーの中では常識人寄りのポジションだからね? ○「『艦これ』いつかあの海で」 ― 「なんで今更?!」プロジェクトはまだまだある。まぁ、流石に「うる星やつら」とかと並べるのは変な話だが、アニメ前作が2015年ということで、7年ぶりに発掘されたお久しぶりアニメである。続編扱いするのもどうかとは思うが、評点する意味もあんまりなかろうしこれでいいや。 前作は(少なくとも私の観測範囲内では)ファンからもあんまり良く思われてなかったアニメ化だったと思うのだが、ファンでもなんでもない身からはそれに輪をかけてどうでもいい作品になっていた。元々一見さんお断りな構造ではあったが、アニメ的にも見るべき点は特になく、「ま、ソシャゲアニメってこんなもんだよね」という典型みたいな扱いだった。その反省を受けてかどうかは分からないが、今回はスタッフも一新されて完全な新作アニメ扱いで再登場。前作は草川ディオメディアというなおざりアニメの代表格みたいな座組みだったのに対し、今回製作を務めるのはENGI。監督の三浦和也は最近ではENGI作品で多くの監督を務めており、現在も「宇崎ちゃん」が並行して放送中だったりする。 ENGI作品は割と作画デザインが尖ってる印象があり、「フルダイブRPG」や「乙女ゲーモブ」のように「頑張ってるのはわかるけど……」みたいなデザインもあるし、「たんもし」のように素直に綺麗な場合もある。今作は幸いにして映像部分はかなり完成度が高く、そこについては捲土重来の意気込みが感じられる。前作でネタ扱いされていた水上ホバー少女たちは今作でもちょい違和感はありつつも、ギャグではなくてシリアスに落とし込めるくらいには馴染んでいる。細やかな表情の見せ方なども現代アニメとして全体的にブラッシュアップされた印象。これでお話が面白ければ、なるほど良作になるポテンシャルは秘めているだろう。 ただ……よりによって更なる一見さんお断りの方向に舵を切ってきた。まー、シリアスが大前提になってるもんだから余計な設定をキャラに説明させるのはどうしたってバランスが崩れてしまうし、ドラマを進めるためには「世界はもうそこにあるもの」として扱い、知らん奴は振い落とすリスクもやむなしという判断なのだろう。おそらく、本当に今作を望んでいるファンがいるならば、そこに狙いを絞っての構成にするのは正しい判断だと思われる。いちいち紹介などされずともキャラがわかっているなら、サイレントで進めようが、あえて首から上を描かずに匂わせるアングルにしようが、問題は何もなくて、「やりたい話」を進められるのだ。実際、会話があったとて、首から上が見えたとて、どうせ私にはどのキャラが誰かなんて分からんのだから一緒である。相変わらず「声で識別できない地獄」が大きく足を引っ張っているのだが……もう、私の興味関心はこれ以上下がらないところまで降りているので、どれだけ引っ張られても影響はない。もう、遠巻きに見守りながら「まぁ、頑張れ」と応援するくらいしかやることはないのだ。 今度こそ、ファンが喜んでくれる作品になるといいですね。……まぁ、どれだけファンが残ってるのかは知らんが……。俺の周りの連中、まだプレイしてる奴いるのかな。
今期は豚アニメが多いな(?)、第5話。多分、史上最も豚にフィーチャーしたアニメになってると思いますよ(対抗は「はれときどきぶた」)。 これまではなんとなく「こういうモチーフの話かな」ってのがあったんだけど、今回は……もう、単なる抗争の話やな。シリアルキラー的なものを扱う話……ってほどでもないよなぁ。なんでメイドシープの子があんな殺し方を試みたのかはよく分からない。別にアリバイトリックが必要だったわけでもなかろうし……単にトマトジュースの在庫がめっちゃ余ってたんでしょうかね。多分、なんか元ネタがあるギミックなんだろうな。 嵐子が36歳の誕生日とのこと。中の人はもうちょい上だが、近い人を探すと店長の中の人がちょうどこないだまで36歳だったので、だいたいそのあたりの年齢感です(なんの情報だ)。声楽声優・高垣彩陽の歌唱を最も無駄にできるアニメ。メイドに年齢が関係ないのと同様に、声優はもっと年齢なんて関係ないですね。ちなみに更なる声優の話を片付けておくと、今回最大の聞きどころはアバンでのなごみの絶叫です。いやぁ本当にいい声で鳴きますね……近藤玲奈(23)。今回も上へ下へと大忙しの絶叫劇で楽しませてもらいました。そして、そんななごみに対抗するのは小倉唯(27)。……え、もう27なのか……。まだ二十歳くらいのイメージですわぁ(おじさんになると時が止まる)。 中の人の話題しか出してないのは、あと何をいじったらええねん、というのがよく分かってないからです。ツッコミどころなんていくらでもあるんだけど、もう、今作の場合はどこに突っ込んでも負けな気がするからなぁ……。えっとね、今回は「インクの色」というのがよく分からないギミックとして機能していて、最終的にトマトジュースじゃなくて羊メイドの流した血によってチラシが染まっていく、っていうのがいい演出でしたね。……ちゃうねん。真面目に演出の話するのもなんかちゃうねん。今週のコンテワークはP.A.WORKSが誇る抜群の安定感、許琮氏ですよ。この人が参加してるだけで安心の象徴みたいな印象があるんだが、最近は1作品1回だけとかで登場回数が減ってる気がする。どういう仕事体制なんだろう。
メインキャラ最後の一角、しーちゃんの参戦回。まずもって「幸希心」という名前からなんで「しー」になるのか分からないっていうところから話を始めなきゃいけないのだが、それ以外にもとにかく要素がてんこ盛りで、なんかもう、積み重なりすぎてどんどん消せるっていうテトリスみたいな現象が起こっている。本作の恐ろしいところは、キャラに設定は盛るし、ガンガン押してるはずなのに、どこかで一線を引いて「踏み込まない」演出を徹底しているという部分。本来なら気になってしまうはずの要素も、「語らなきゃいけないな」っていうギリギリのラインで押しとどめて、「まぁ、そこは別にいいじゃないですか」でスカしているような感覚があるのだ。たとえば今更な話ではあるが、なぜメインキャラ全員がDIYにここまで入れ込むことになったのかは実はあまり明確な説明がない。導入が丁寧だったのはせいぜいたくみくらいで、せるふはあの通りの性格なので「なんかいーわー」くらいで入り込んで馴染んじゃったし、ジョブ子だって「実は元から好きでした」という話だけで、なんでええとこの天才小学生がそんな地味な趣味に興じているのかは特に補足されていない。元からDIYの申し子のような部長は言わずもがなである。 普通だったらそこで「もうちょい描写してくれや……」と言いたくなるはずなのだが、今作は「ほら、そこは別にいいじゃない、こっちにもっと面白そうな話があるよ!」ってんで目先をサクサク移していくことで「描かないこと」を誤魔化すのがうまい。実はDIY要素自体もそうした傾向があり、「DIYもの」という謎ジャンルでアニメを作り始めた割に、実際の制作現場でディティールを余計に説明したりはしない。映像だけでなんとなく「あぁ、作ってるな……」ということが理解できるし、ちゃんと専門的な道具を使い、細かい工程も触れているはずなのだが、ことさらに「知らない視聴者のために工程を説明してあげるよ!」みたいな要素も無いし、「気づけば完成してる、3分DIY!」みたいな展開でどんどん先へ進むのだ。これって結構神業的なセンスが求められる配分だと思うのよね。一歩間違ったら「どんだけご都合主義やねん! 端折りすぎやろ!」みたいなツッコミも入るところだろうし。 そんなわけで、ご都合主義(?)の塊みたいな存在が「東南アジアのええとこのお嬢さんだけど野生児でパワータイプでコミュ力があって語尾がニャーで声が高橋花林」という要素の闇鍋みたいなしーというわけだ。多分絶対に「これいらんやろ」っていう要素がある気がするのだが、この雑然としたごった煮感が全てしーをしーたらしめている。ジョブ子も似たようなテイストはあるのだが、彼女はまだ「DIYのために繰り出されたキャラ」の印象があったのに対し、しーの個性はほとんどがDIYに関係ないというのが凄まじい。ご丁寧にこの2人からは「財力」といういっぺん与えたはずの設定を剥ぎ取って封印するという徹底ぶりだ。押しては引いてのキャラクター展開、思い切り振り回される感覚は癖になります。ちなみに今回のコンテを担当した伊礼えりさんという名前、最近どっかで見た気がして確認したら、今期の「ヤマノススメ」のオープニングコンテを担当した人だった。さりげない表情の付け方とかに妙味があります。 訳のわからない地固めが進み、もうぷりんがDIY部に入るお膳立ては整った。今作で唯一「踏み込んで」描こうとしている要素、それはどう考えてもせるふとぷりんの関係性である。さぁ、前へ進むか?
頂点へ狂い咲け、第5話。なんかこう……「馬鹿なものが観たいなぁ」って思ってきちんと馬鹿なものが観られるのって、すごくありがたいことですよね。こんだけ全力でエロに振り切ってるのに、見れば見るほどにどんどん心穏やかになっていく、ハートウォーミングアニメ。ただし家族で観るのには全く向かないゾ! Aパート、特性が1つしかなくていじりにくそうなハナバタを改めて掘り下げる回。4人のメンバーの中では、正直一番押しが弱いな、と思っていたのが実はハナバタである。狂化という特性からのクレイジームーブは確かに売りにはなるだろうが、逆に言えば「狂化しなければ一番の常識人」であったはずだし、どうしても偉大なる女騎士の大先輩であるダクネスさんと比べてしまうと、根源的なねじれ具合はそこまで常軌を逸しているとも思われなかったためだ。今回だって新しい側面を掘り下げるとは言っても狂化が前提になっていたし、特性が研ぎ澄まされたとは言い難い展開。相変わらず「一芸特化」のキャラであり続けている。 しかしそれでもなお、このハナバタの持つパワーが充分だと感じるのは、作品全体を楽しんでいるが故の贔屓目なんだろうか。狂化後のひたむきとの絡みはダイレクトレズプレイへと移行し、今作にはまだ無かった要素を埋め合わせてくれているかのようである(それがなんなのかはよく分からない)。ひたむきの被虐属性がいよいよ味方パーティの毒牙にまで適用されるとなっては、もうどこからどう観ても「不徳のギルド」を名乗るしかない。そして加えての見どころは、今回もしっかりのっかるところにはのっかるキクルさんの性欲。これまでの傾向から見るに、あんだけひたむきにやいやい言ってるくせにどうにも巨乳には弱いみたいですね。まさか剣と魔法がある異世界ファンタジーで、巨乳レズセックス動画をスマホで録画したい主人公が現れるとは……この世界、文明レベルはほぼ現代と同じなんだよなぁ。あ、トキシッコのお部屋がファンシーで可愛いですね。 Bパートはタイトル通りの肉の宴が2つの方面から繰り広げられる。ここでもやはりハナバタは最低限まともであることが分かるのは「フレンドリーファイアを受けなければ戦えたかもしれない」という可能性。というか、このパーティはほんとにタンク1枚沈むとそれで全滅確定なのよな。他のシーンでもそうだが、「無い」方の組のエロシーンが描かれるときは執拗に下からのアングルで足・尻にパンし続けるこだわりは評価したい(あとシャツから除くギリギリの谷間)。 ありがたいことに、ひたむきは「料理がとびきり上手」という放送開始以降最大のプラスポイントが明かされた。5話目にして未だモンスターを1体も倒していないファイター職に用はないが、もういっそ調理師としてクエストに同行したらいいんじゃないだろうか。そして、そんな料理のフィールドでは逆に「酔ってない状態でもやっぱダメ」という片鱗を見せたハナバタ。よかったぁ、みんな馬鹿じゃん。まぁ、全てのくだりを終えた結論が「一番馬鹿な作品は『食戟のソーマ』だった」でフィニッシュなんですけどね。おはだけを全力でやると、乳首だけ布切れが残るんだなぁ……。
「あ〜、今日って祝日なのかぁ……なんか祝日っぽいことしたいよなぁ」と思ったんですよ。ぶっちゃけ毎日がエブリデイな僕にとって祝日ってほとんど意味がないんですが、まぁ、カレンダーって大事ですからね。そこで思いついたのが「なんか映画観るか」で、劇場を調べたらこの作品がちょうど1日1回上映とぼちぼち終わってしまいそうだったもんで、特に前情報も何も無しに観に行きました。おもんなくてもそういうものだと割り切れるし、面白かったら儲け物、くらいの感覚ですよね。オリジナルアニメ映画なんて、なかなか大ヒットを飛ばすのは難しいし、こちらの作品は封切りからちょい時間は経ってるはずだけど一切話題を聞かなかったので、まぁ、あまり気負わずに観に行けるってもんです。そういう時間の使い方って、貴重ですよね。 なお、折り畳み前に総評をしておくと……うーん、まぁ、あんまり……。
【ネタバレダメージとかあんまり無い気もしますが、一応折りたたみ】
能登ママンのところに青山穣が物申してるだけでなんか笑っちゃう、第5話。というか青山穣が出てくるだけでなんだか嬉しくなる身体にされてしまっている。こんなんもう、事実上のヘボットじゃん(そうでもねぇよ)。 キャラが見えて、色々と動き出すと各所から楽しさが出てきますね。苦手だったがガンダムも、可愛い女の子たちがきゃっきゃうふふしながら戦ってくれればだいぶ飲み込みやすくなります。私のアニメ視聴なんてそんなもんです。ただ、今のところ応援したいキャラ第1位はダントツでグエル先輩なんですけどね……。たった5話でここまで転げ落ちられる噛ませ犬の才能、逆に貴重じゃないですか? 先週必死にスレッタに対する感情に理由づけしてたのに、エランの動きに乗せられてすぐに決闘に突入しちゃうマインド、ほんとバカなのに嫌いになれない。最終的なスレッタのお相手はもうグエルさんでもいいよ。今週のミオリネさんは単にキーキー言うてただけやし。 あとは次点で気になってたキャラはチュチュだったわけですが、先週「メットをかぶる時の行程を事細かに描写してほしい」とか言うてたら、まさかの公式からの発表があるとは……マーベラス……。とりあえず、これでチュチュをめぐる問題は全て解決したので(???)、地球寮の面々は平等に応援できるようになりましたね。デブとかも存在感あって気になるし、女子寮でのガールズトークはキャピキャピしていて大変良いです。スレッタのやつはぼっちちゃんと違って初対面だった連中とももう仲良くなっちゃったなぁ。 さて、そうしてスレッタの基盤が出来上がったところで、少しずつガンダムをめぐるあれこれも回していく展開になってきた。最初のお相手は、どうやらコーディネーターみたいにモビルスーツ搭乗用強化改造を施された人種であるらしいエランくん(花江夏樹)。ガンド・アームが人の精神をぶっ壊すというよく分からない機構らしいのだが、機体が人を壊すなら人の方をいじったれ、の精神で改造人間も出てくるようだ。当然強化人間の悲哀みたいなものは背負っているようだが、阿頼耶識システムとかと違って外から見てもそれとは分からないようになっているため、他の連中が彼の生まれを知っているのかどうかはまだ不明。まぁ、あんだけド派手にファンネルぶっ放してMS倫理も何もあったもんじゃないのだし、流石に学生たちも「アイツ、なんかおかしいよな」くらいは気づいているんだろうか。でも、その割にはグエルさんが何も考えずに突っかかっていったんだよなぁ……グエルさんだからしょうがないのかなぁ。 ガンド・アームに乗るために苦行を強いられたというエレン、それに対し、ガンドアームっぽいけどガンドアームじゃないかもしれないエアリアルを余裕で乗りこなすスレッタ。お互いに「なんか仲良くなれるかも?」と思ってたはずなのに、あっさり裏切られてのすれ違い。まぁ、エランが勝手に勘違いしてる方が悪いんだけどさ。スレッタちゃんは「え? わざわざ苦しんでまでMS乗る必要とかなくないですか?」みたいなナチュラルなろう系ムーブをかましてきそうで先行き不安ですね。どっかで「魔女」のしっぺ返しを喰らう展開はないんかなぁ。 最終的にエアリアルが世界にどういう影響を及ぼすのか、ママンが何を狙っているのかがさっぱり予想できないため、しばらくは大人たちの抗争を黙ってみまもるしかなさそうだ。個人的に、この世界を全ているらしいババアの集団会議が濃すぎるのがツボ。勝生真沙子・小宮和枝・沢海陽子・斉藤貴美子というラインナップらしい。ババア圧強すぎて最高やん。 |
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HN:
Thraxi
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声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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