忍者ブログ
最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
[225] [226] [227] [228] [229] [230] [231] [232] [233] [234] [235]

 今週の大久保瑠美ニュース、第3話。先週、妙な形で「ギルド受付嬢界隈がおかしい」という話をお伝えしたわけですが、あれから「もう流石にるみるみラッシュは来ないやろ……」とたかをくくっていたら、なんと「ビーストテイマー」では異世界サブヒロインとして登場。前クールは「異世界に行ったら上田麗奈を連れていくこと」というルールが適用されていたが、今期はその枠がるみるみになっているようである。

 そして、そんな「ギルド受付嬢」というなろうワールドには絶対存在するよく分からない役職も、なろうの枠に縛られない今作では立派な餌食候補。わざわざフィールドに引き摺り出してまで辱めを与えるというよく分からないサービスの方向性。しかもそんな「第5のヒロイン」になったエノメさん、「実は子持ちの人妻」とかいう異世界ファンタジーあるまじき方向性での「不徳」を攻めてくるという。なんやこのアニメ。

 改めて振り返るに、こうした「紳士枠」と呼ばれるジャンルはずっと放送されていたと思うのだが、ふつーに見てて笑ってしまうほどの展開が見られたのはもしかしたら初めてかもしれない。まぁ、シュールな笑いという方向ならかなり初期も初期の「聖痕のクェイサー」という作品があるにはあったが、完全にギャグでやってのける「エロ」というのはこれまでありそうで無かったジャンル。そりゃね、エロ部分をエロとして活かそうとしたらギャグが邪魔になるだろうし、ギャグで売りたいならわざわざエロい描写に力入れる必要がないし、なかなか両立が難しい形態だからね。今作でもその問題が完全に解消されたとは思わないのだが、それでもある程度は「エロいシチュエーションになること自体がギャグ」というフォーマットを受け入れつつ、視聴者目線で白けてしまわないように主人公が気を遣って動いているのが分かるというだけでもだいぶ印象は良いものだ。ギャグだと遠慮なくメタ発言も放り込めるし、ネタへの転化が分かりやすいというのは大きな武器になっているだろう。

 考えてみりゃ、ファンタジーギャグの大先輩である「このすば」もエロい部分があるといえばあったんだよな。駄女神やめぐみん、くっころ騎士をテーマにした薄い本が大量に作られていたことからも分かる通り、このすばヒロインズはエロ方向への伸びしろもかなりあり、回し方次第ではいくらでもサービスをばら撒くことができたはず。ただ、やはり「エロとギャグの噛み合わせ」の問題があり、そっち方向をなるべく意識させない形での筋運びを心がけていたからこそ、このすばは結果を残すことができたとも言える。今作はそんな「まだ見ぬ一歩」を踏み出した勇気ある作品と言えるんじゃなかろうか。 え? そんな大層なもんじゃないと? まぁなぁ。ほら、でも「現実世界では根絶されたブルマだって異世界の民族衣装扱いにすれば堂々と展開できる」とかいう発見もあるじゃないですか。あれ、どんな素材でできてる設定なんだろうな。

拍手

PR

 パイロットスーツでいちゃつく系女子、新鮮、第3話。このガンダムは今後もたくさんの「史上初」が見られるだろうなぁ。

 早くも今期のリコリコ状態に突入してる感がある水星の魔女ですが、まぁ、例によって「そりゃ面白いよね」としかいいようがないので私も大人しく、そして楽しく見せてもらうことにしている。こういう方向性でこれまで私が抱え続けてきた「ガンダムなんか苦手」感がかき消えていくとは思わんかった。いや、鉄血だって序盤は「このガンダムなら割と楽しい」って思えていたので、ほんのちょっとのことだとは思うんだけどさ。考えてみりゃ、今作のデザインってガンダムはガンダムでもビルドファイターズの方が近いんだよな。とりあえずガンダムって呼ばれる機体にさえ乗せておけば、あとは国と国で戦争しようが、ヤクザの抗争が勃発しようが、青春学園で決闘しようが、ガンダムはガンダムなのである。

 そして2作品連続で「ぼっち少女主人公」のアニメの感想を書いているという事実にも今気づいたのだが……ただ、残念ながら(?)完全無欠のぼっちであるひとりさんと違い、こちらのスレッタ嬢は単に「田舎者だからコミュニケーションが下手すぎる」というだけでメンタル的にはむしろごんぶと。表面的にはオドオドビクビクでコミュ障っぽさを匂わせてはいるが、よくみると言ってることもやってることも割と傍若無人である。あんま調子に乗せたらあかんタイプの主人公だろうな……そりゃ魔女と言われても文句は言えないだろう。さらにヒロインのミオリネさんも、今のところはわがまま勝手な暴力系ヒロイン。いや、別に殴る蹴るはしないんだけど、現時点では自分のわがままのために周りを振り回し、容赦無く施設破壊も行う鉄の女。オープンエンドの映像などからこの2人がソウルメイトになることが最終目的であろうことは分かるわけだが、ミオリネさんはここからどういう風にデレていくのか、ちょっと想像がつかない。そして花婿役のスレッタがそれをどう受け止めるのかも。いく末が気になるカップルではあるのだが、応援したいかと言われると……いっそ今回プロポーズした噛ませくんあたりが頑張ってかき回してほしいところですね。

 そしてこれもガンダムにありがちな傾向として「一気にキャラが出てくる上に言ってることがややこしいのでなかなかキャラが覚えられないし名前がヘンテコなもんで入ってこない」問題というのがあるのだが、こればかりはちょっと頑張って覚えていくしかないね。登場シーンが多そうなやつから優先して覚えていくことになるだろう。まぁ、気づけば「ミリアリア・ハウ」とかいうよく分からん名前だって覚えられるんだから多分大丈夫。この独自のネーミングセンスって、どこまで行っても富野リスペクトなんでしょうかね。どんだけ頑張ってもライラミラライラに勝てる名前はない気もするけど。

 現時点で顔が認識できているキャラはメイン級数名と、あと何と言ってもおかあちゃんでしょうね。「仮面キャラ」もガンダムの伝統ではあるが、まさかの麻美子仮面という扱いに納得しかないんですよね。池田秀一に始まり、子安や関俊彦、中村悠一など錚々たるメンバーが勤め上げた「ガンダムの変態仮面」のポジション、女性で初めて被るのはまさに魔女の所業ですよ。ちなみに「直近の仮面キャラって誰だったっけ……」って確認したら鉄血だと松風雅也でしたね。あぁ、いたいたそんなやつ。

拍手

 冒頭からヤバすぎワロス、第2話。ついこないだ「リコリコ」では「彼岸花をくわえて火ぃつけると毒があるからやばいんで」みたいな話題があり、映像の差し替えが云々みたいなことを言われていたのだが、どう考えたって氷風呂に延々浸かって風邪っぴきを狙う方がヤバい。このアニメも規制されるかもしれませんね。

 期待に応え、2話もフルスイングで実に愉快なアニメ。今回もコンテは監督自ら切っているが、演出には藤原佳幸が参加しており、気合の入り方が違うんだぜ、というところを見せつけてくれている。本当にテンポがサクサクと心地よいのだが、嫌な傷を残さんとするインパクトの出し方が巧みで、いちいち心の傷を抉りつつ、笑いにつなげる流れが綺麗である。

 現時点で本作最大の見どころになっているのは、なんといってもぼっちのぼっち要素の解像度の高さ。なんかねぇ、やたらと切実なところがリアルなんですよ。私もぼっちの端くれとして、過去にもたくさんのアニメでぼっちだの陰キャだのコミュ障だのを見てきたわけですが、どうしたって笑いにつなげなきゃいけないぼっちってのは扱いづらいし、ともするとテンプレというか、なおざりな「これさえ描いとけぼっち要素なんでしょ」みたいな薄っぺらい描写に収まりがち。しかし今作のぼっちのぼっち具合はマジである。その厄介な精神性が痛いほどよくわかってしまう。

 いろんなところで共感があるのだが、一番端的に表れていたのは「真のコミュ障は逃げることすら出来ない」という一言。そう、まさにこれだ。コミュ障が何故コミュ障になるかというと、人の目を気にしすぎるのが原因なのだ。相手はどう考えているのだろう、自分はどう思われているのだろう。そう考え始めるとあらゆることが不安になり、怖くて他人との接触ができなくなってしまう。だからこそ、人との接点があった場合に、「その人に嫌われる」ことを極端に恐れる。その結果、頼まれたことは断れないし、一度やれと言われたら、やるしかなくなるのだ。根っこのところは不真面目ではない。むしろ真面目すぎるくらいの気質なもんで、私もこの地獄の板挟みで何度もお腹を壊したもんである(胃は強いが腸がスライムレベル)。

 また、そうして流されまくったぼっちが初めてのバイトに臨む様子も、なんだか懐かしくて感慨深い。私だってかつて、生活のために一念発起してバイトを始めたことがある。多分、応募の電話するまでに1週間くらい寝込んだし、採用から初仕事の日までは眠れぬ夜を過ごし続けただろう(正直、もう覚えていないが)。私が初めてやったバイトは飲食チェーン店だったが、募集の紙に「調理補助・洗い場など」って書かれてて「わーい、人と関わらない仕事だ〜!」ってんでそれを受けて、しばらくは皿洗いとかやってたけど、ある日店長から「そろそろホールでよか」って言われて「バイト募集にそんなこと書いてなかったじゃん! 詐欺じゃん!」って思ってぶっ殺そうかと思った。「うちでバイトしてて、お客の相手しないわけないやろwww」って一蹴された(そりゃそうだ)。

 ちなみに、そんだけ嫌がった接客も、いうてもすぐに慣れて苦もなく出来るようにはなったんですが、それでコミュ力が改善したかというと、むしろ悪化したんですよ。「仕事とプライベートのオンオフ」をよりはっきり意識できるようになっちゃったので。仕事中は完全にモードに入れるので別な自分。オフになったら今まで以上に人との関わりを断つ。そういう人生。大丈夫だよぼっち、俺はそんな人生だけど元気に生きてるからさ……。

 アニメの感想なのに思い出話だけになってしまった。いや、でもそんだけしみじみと見ちゃうアニメってことさ!(そういう見方するアニメじゃない)

 

拍手

○「4人はそれぞれウソをつく」 5

 なかなか潔いタイトル。「内容そのまんま」とはいえ、これでタイトルとして成立してる感はあるし、ほんとになろう系のあのクソ長タイトルってなんなんだろうね。

 さておき、こちらはタイトルからもなんとなく内容が分かるが、それ以前にバシバシCMを(芳忠ボイスで)打っていたので先んじてなんとなくどういうアニメかは知っていた作品。原作はマガジンらしいが、まぁ、ギャグの類型の1つなので特にどこが斬新ということもない。やや関係性がねじくれているが、これくらいのドタバタはよくある部類だろう。一応、「4人」のうち1人にツッコミ役をきちっと配置しつつも、それが「バラせない」状態にしておいて視聴者(読者)目線でのみツッコミとして成立するというデザインは良いアイディアかもしれない。

 全体的にみると……なんかこう……「惜しいッ」って感じがあるんだ。ところどころ「フフッ」て笑えるところはあるし、アニメとしても手間を惜しんでおらず、決してなおざりな作りではない。ただ、こんだけ込み入った設定を作った分のペイがあるのかという疑念と、例によって出オチなんじゃねぇかという心配が素直な評価を妨げている。印象が一番近いのは前クールなら「てっぺん!」で(単に宇宙人ギャグだからかもしれんが)、「やろうとしてることは分かるし、ネタもそれなりに作り込んできてるんだけど、それがアニメとして成立するかどうか……」みたいな微妙なラインに立っている。本当にこればかりは感覚的なものな気はするので、次回以降、良い方向に転がればお気に入りの作品になるかもしれないし、どこにも転がらなければそのまま路傍の石と同化していくかもしれない。まぁ、そもそもギャグなんだからそんな難しい顔で観るようなもんでもねぇだろ、という気はするんだが。

 中の人要素はメインの4人がドタバタしてくれればそれだけでいいのだが、作品の成否を握るツッコミ役に佐倉さんを配したのは安全策として良い判断かも。さらに璃奈ちゃん・愛さんコンビがわざわざ虹ヶ咲から出張しているのはファンには嬉しいポイント。全然知らんかったのだが、この2人って一応ユニット組んで歌出してんのね(そんで今作OPも担当してるのね)。せっかくなのでユニットの公式サイト見に行ったんだけど、トップのアー写で「お前ら誰やねん」ってなったわ。

 

拍手

 急展開&急展開、第17話。ここにきて一気に話が動いた。なるほど天下分け目の決戦からのクライマックスですな。残りの話数から考えるに、こっから先は割と神々の領域じゃないか。

 まずもって、今回のサブタイトルは何を意味するのだろうか、いくらでも読み込むことが可能な文言になっている気がする。まず、想定していた状況がグルリと回転したのがライコウサイドのお話。てっきりこいつがラスボス担当なのかと思っていたのだが、どうやら裏にはもう1人、例の思わせぶり陰の立役者がいるらしい。そして、そんなライコウさんがドヤ顔で放とうとした巨大砲塔が見事に自爆。オシュトルを戦場に釘付けにして一網打尽にするという戦略プランは成功したはずなのだが、大量破壊兵器の投入はあまりにリスクが大きすぎた。味方サイドに裏切りが発生した場合のこのダメージは完全に想定外。なんでもかんでも力でねじ伏せようとしたことへの「対価」である。

 そうしてライコウが自爆したことにより、ミカヅチさんは尻拭いのために門の開閉機構へと帰還して闇討ち。戦線は壊滅状態となり、この期を逃すなと一気になだれ込んできたのはアンジュ。これまで本陣で戦の趨勢を見守っていたはずだが、それだけの視点から攻め時を心得て切り込んできたのは恐ろしい戦術眼である。そして敵陣のど真ん中へ姿を表しての大立ち回り。その口上(とムネチカ)を前にして、もはや敵兵士には戦う意思などあろうはずもない。頂点に立つ者の思い切った行動によって得られた最大限の「対価」。

 雌雄は決した。戦場に残されるのは敗残兵の処理をこなさなければいけないマロロだけとなったが、このタイミングでなんと洗脳解除。意外にあっさり解けちゃった気がするんだけど、これまでの葛藤の蓄積でいよいよ脳が追いつかなくなったってことなんだろうか。もうちょい早ければ救われていたのかもしれないのだが……彼の心にあったのはただひたすらにハクのための復讐のみ。その結果としてもたらされた「対価」。しかし最後はハクを守ってその命を終えることができたのだから、多少は救われたと言えるのかもしれないが……どっちが幸せだったんだろうなぁ。ハクのやつも、このタイミングでカミングアウトするくらいならこないだの橋の時に言っちゃってれば話は違ったはずなのだが……でも、いいきっかけって難しかったからなぁ……。マロロの最期を、隣で見ていたクオンはどう思ったのだろうか。

 あと、現時点で生死が定かじゃないミカヅチさんだが、彼もマロロの様子を見て「あらー」って思ってた人物なんだよね。ミカヅチは以前刃を交わした時点でハクの生存にはなんとなく気づいてたはずなので、今回マロロが発狂してるのを見て「言った方がいいのかしら……」みたいな顔をしていた。結局誰もそこには触れなかったもんだから、マロロは今回のような結末を辿ることになってしまった。もうちょい、救いを与えて欲しかった気はするな……いや、1期エンディングとかではなくて……。

拍手

○「弱虫ペダル LIMIT BREAK」 ―

 すいません、白状しますが、1週目見逃しました……。流石にこの体制だもんで、だいたい1シーズンに1回くらいはチェック漏れが発生してしまうわね。しかも変な時間帯のNHK放送とかいうトラップだから見逃しやすいってのもしょうがない。まぁ、完全新作アニメじゃなくて長期シリーズの一部だし、そこまでダメージは大きくないと判断して気にしないことにする。

 まぁ、おかげでよりによって久しぶりに再会した最初のキャラが御堂筋くんだったわけだが……。どうなんでしょうね、放送1話目はこれまでの振り返りとかやってくれたんでしょうかね。前シリーズとなる4期の放送が2018年とのことで、だいぶ久しぶりだと思ったら4年も空いてたのか。とっくの昔に週刊誌を追わなくなったので原作の方がどうなってるのかはさっぱり知らんのだが、Wikiで確認したら現在も連載中、そしてコミックが80巻とか書かれてて……ええぇ……。もうワンピースとかと同じレベルの長期作品になってるんじゃん……。冒険を膨らませることが可能なワンピースならまだわかるけど、最大で3年間という制限がある高校スポーツ漫画で80巻って……何してんだ? 「ドリームス」みたいな超絶遅延展開にでもなってんのか? まー、どんな形であろうが続いてるならすごいことだとは思うが……。

 ただ、そこまで伸びちゃったらもう、わざわざ後から追いかけようという気は起こらんよね。まさに放送中の内容で「後続が先頭集団に追いつく話」をしてたんだけど、無理無理。ザクゥには追いつけませんって。大人しく「そういやこんなキャラもいたかもしれんな……」くらいの付き合い方で生暖かく見守っていこう。御堂筋くんが元気ならぼくはそれでいいです。

 

拍手

○「永久少年 Eternal Boys」 5

 いつものように見たことない新番組だー、と見始めたら、予想外のところで終わって「えっ、ショート?!」と驚いてしまうなど。……そんなことも認識せんで録画&試聴してるのやばいな……。

 でもまぁ、一応「15分枠」ということで最低限の長さはあるので、せっかくだから記事立て。爽やかな青春小説みたいなタイトルしてるので騙されたが、なんと40過ぎのおっさんアイドルたちの営業奮闘記という斜め上のコンセプトを持つオリジナルアニメだった。

 「男性アイドルもの」の時点で私にとってのハードルはかなり高くなってしまうのだが、イロモノだと最初から宣言されているのでそこまで抵抗感はないかな? むしろアイドルものというより「お仕事もの」だと受け取ってもいい気がするので、多少視点は変わってくるかもしれない。キャラクターデザインもなんだかもっさりしてるというか、アイドルアニメにしちゃぁ「薄い」デザインになっているので、華がないといえば残念ではあるが、クドすぎて「これにはワーキャー言う元気ないわ……」みたいな挫折感も無いので、ちょっと前に「リーマンズクラブ」を応援してたくらいのテンションで見守れればそれでいいんじゃなかろうか。

 しかし、こうしてみるとやはり男性アイドルものというのは業が深いなぁ、という気がしていて、こちらの作品の主人公グループ、主人公がリストラリーマンだったという過去以外だと、「元サッカー選手」とか「元ホスト」とか、やっぱり事前の肩書きがあるんだよ。まぁ、アラフォーからの再起ストーリーだからそれが当然といえば当然なのだが、「アイマスサイドM」の時に引っかかった「何故女性アイドルには無い、前職の肩書きで売る展開になるんだろう?」という疑問がここでも根強く残ることになった。単に手っ取り早くキャラを語れるから、と言われたらそうなのかもしれんが。

 イロモノっぽいはずなのに、現実世界の「純烈」みたいなユニットがあるせいでこれもあんまりフィクションになりきらないあたり、まさに事実はアニメより奇なり。

 

拍手

 ようこそ決死のジャングルジムへ! 第14話。ちなみに左記の文面は私の創作でもなんでもなく、ジャンプ連載当時に作品冒頭に掲載される、いわゆる「アオリ」と呼ばれる文面の一部です(正確かどうかはわかりません)。当時リアタイで熱狂していた僕たちは、この明らかに荒木先生じゃない編集者が考えたであろうよく分からない文句にまで一喜一憂(主に一喜)していました。もう、編集もわけわからんようになって適当な言葉入れてたんだろなー、みたいな。10年以上経ってもまだ覚えてるあたり、やっぱり当時はすごく楽しかったんですよ。

 というわけで、決死ではあるがジャングルジムではない対決。エルメェス最大の見せ場であり、ぶっちゃけ、ここから先は彼女の存在感はフェード気味。まぁ、アナスイやらウェザーやら、男連中の存在感が増していくし、しばらくは懲罰房編なので他者の介入がなくなっちゃうからしゃーない。とりあえず彼女がわざわざグリーンドルフィンに潜り込んでまで果たそうとした悲願の復讐劇なのだ。無事に達成できたのでひとまずのエンディングといったところだろう。

 スポーツマックスの操るリンプビズキット。「死体を」「透明で」「血に飢えた」「ゾンビに変える」というだけでも割と情報過多で訳のわからん能力なのに、さらに「ゾンビは上も下も関係なくなる」とかいう謎設定に加え、最後には「自分自身をもゾンビに変える」というウルトラCを披露。死後も残って効果を発揮するスタンドってのは厳密には3部のアヌビス神から存在はしているのだが、4部ではチープトリックという変種が生まれ、さらに5部ではそのこと自体が武器となるノトーリアスが登場してだいぶ「当たり前の存在」になっている。ただ、このリンプビズキットに特徴的なのは、残っているのがスタンドだけでなく、スポーツマックス本人の意思も含んでいるという部分。厳密には「スタンドが復活させたゾンビに意思がある」というべきなのかもしれないが、うまくやれば死をも超越したとんでもない存在になった可能性があるわけで、実は神父が探していた天国の答えがこの辺にあった可能性もあるんだ。

 まぁ、残念ながらドブ水まみれのゾンビでは神父も満足はできないだろうし、その能力を「DIOの復活」という形で使うことになったわけだが、その顛末としてDIOの骨がどうなるかというと……もう、意味不明の極地よ。ここから先の展開、正直これまでのようにディティールまでは記憶に残ってない。だって、記憶が繋がるような連綿性が無いんだもん。まぁ、とにかく荒木先生が一番やりたいことをやり続けるライブ感をお楽しみください。いや、一番やりたかったのがこの後の展開なのかよ、という気はするが……。

 そう考えると、一応仲間との連携も含めてそれらしい頭脳バトル(?)を繰り広げるのはこのキッス戦が1つの節目と言えるのかもしれない。これまで特定の決め台詞が用意されてなかったエルメェスに一回限りの「グロリアラッシュ」をやらせて「あぁ、ジョジョを読んでるわぁ」という達成感へとつなぐサービス精神はお見事。マジで「これもこれもこれも」には爆笑したんだよなぁ。少年漫画のお約束をこういう形でパロディにしていくってのは荒木先生にしては珍しいやり口かもしれないな。ラッシュシーンが最大の見せ場として機能しているうちは、何やっても大丈夫よ。

 そういやFFの治療シーンとか、やたら丁寧に描いてくれてたけどアニメスタッフは多少なりとも納得しやすい形で筋を進めようとしてくれているんだろうか。もう、細かいこと気にせんでもいいぞ。どうせこの先は何やっても焼石に水だから(繰り返しますが、嫌いじゃないんです。むしろ大好きです)。

 

 

拍手

 ここに来てラストスポットがお嬢? 第11話。3、4話目でイベントが終わったかと思っていたお嬢だったが、どうやらあっちが「変身回」だとするなら、正規のパワーアップ回は最後に残されていたようだ。杏夏の強化回……(お茶目なジョークです)。

 というわけで、最終回に向けてきちんとワンステップ挟んできた。正直、前回時点でHY:RAINとの因縁を一通り説明したので「だいぶ扱いは軽いけどこれであとはラストライブになるのか〜」と思っていたのだが、さすがにそこはきちんと掘り下げてくれた。まぁ、今回蓮が改めて訴えていたことは前回まで語られた内容を補強する程度のものでしかないのだが、きちんと春のバックグラウンドをメンバー全員での共通認識とすることで、最後に乗り越えるべきハードルを確認し、春にもTINGSでやることへのモチベーションを表明させる意味がある。どれだけ蓮が過去の因縁を訴えようと、既に青天国春の決意は固まっている。そこにブレる心配は無い。……のだけど……。

 一度決めてしまえば、阿呆連中は迷わない。理王・雪音・紅葉の3名は、必死の思いで引き戻した春と一緒に舞台に立てるなら、そりゃもう無敵であることに疑いを持っていない。しかし、ちょっとでも冷静な目を持つ人間からしたら? こういうところで損な役回りを引いちゃうあたりがお嬢の苦労人なところでね。よりによって前回の蓮の一言がだいぶクリティカルに刺さってしまっていたようで、今一度、自分がチームの中で何をすべきなのかと思い悩んでいる。事実上のリーダーポジションというのが3人TiNgSの時のお嬢の存在価値だったが、現在は雪音がいるおかげで統制役なら足りている。すると、やはり唯一無二の存在感、爆発力が求められることになってしまうのだろう。それを求めた時に、今のところ杏夏には手持ちの武器がないのだ。

 さぁ困った、心に迷いがあってはラストステージもキマらない。でも大丈夫、TINGSにはなんでも解決してくれるマネージャーがいるよ。マネえもん、何か道具出してよ。さて、最後に杏夏が装備する武器はいったい何になるのか。そして、ラストライブは5人全員が主役となってキメてくれるのか。次回、最終回。

 

拍手



忍者ブログ [PR]
カレンダー
04 2025/05 06
S M T W T F S
7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
ブログ内検索
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
ーーーーーーーーーー
↑越えられない壁
沢城みゆき 斎藤千和 
中原麻衣  田中理恵  
渡辺明乃 能登麻美子
佐藤利奈  佐藤聡美
高垣彩陽   悠木碧
最新CM
[05/02 とみしの]
[04/25 とみしの]
[04/23 NONAME]
[04/20 seachicken]
[04/14 DRAKE]
バーコード