最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜」 5→5 ラストエピソードの被害者少女が「髭を剃る〜」のサユちゃん(市ノ瀬加那)だったのでちょっと笑ってしまった。世の中の女子高生、みんな気をつけてね、マジで。 1クール通して非常に安定した作品で、まさに「期待も予想も裏切らず」と言ったところ。1話目視聴時に受けた「ちょっとテンポが間延びしてて、原作を超えるアニメ化にはならんなぁ」という印象はやはりその通りで、全般的な演出方向がやや古臭いというか、よく言えば非常に真面目でお堅いアニメ化になっている。まぁ、原作が面白いってんで極力そのままのテイストをアニメに乗せようとした結果なのだろう。実際、文句みたいなことを書いてみてはいるが、正直これ以上の方向性があるかと言われれば思いつかないし、与えられた枠にかちりとはめ込んだ教科書通りのアニメ化だったと言えるんじゃなかろうか。 アニメ化に際して一番ハードルが高かったのはネームが非常に多いという作品の性質で、それを上手いことアニメとして「流す」のはやはり至難の業。各々のキャラのセリフのウェイト配分も難しく、どのセリフを軽く流して、どのセリフをメインで伝えるのか、といった取捨選択も一筋縄ではいかない。法律・規範の問題を孕んでいるので、アニメの都合で適当にセリフを切り捨ててしまうと放送上問題になる、なんてこともあったかもしれない。そう考えると、原作時点でかなりギリギリのラインを攻めた度胸のある作品だったことが確認できる。臆せずアニメ化までこぎつけた関係者各位にはひとまずお疲れ様を。 PR 例のシーン、計ってみたらだいたい3分くらいありました……最終話。これ、歴史に残るシーンになったんじゃないですかね。感覚としては「異能バトル」の例のアレと同じカテゴリ。最後にナレーションが「ラブコメ」って言ってたけど、まぁ、間違いなく、ラブでコメだったわ……。 ふつーに仲直りして大団円やろなぁ、くらいの軽い気持ちでスタートして、実際に序盤は頑張ってるシュバくんを微笑ましく見守っていただけだったが、中盤でまさにクライマックスが訪れた。そうかぁ、ここまでしないと橘が救えなかったかぁ……神宮寺がいかにあかんやつかが本当によく分かるシーンだったな……いやすげぇよ、流石に日野聡すげぇよ。全てを飲み込むファ美肉ワールドすげぇよ。 いつも通りの痴話喧嘩(今回シュバくんがはっきり痴話喧嘩って言っちゃったよな)でしかないはずなのに、これ以上ないくらいの大団円になったのでもう余計なことを言う必要もあるまい。最後の最後で思ったことは、「そういや、頭目最近出てなかったけど、ずっとイカ食ってたのか……」でした。 みなさんもこじらせたおっさんには気をつけような!
私が病で臥せっていたというのに、いきなり「たほいややったから、これ譜ね」とかいう人の心が無い連中がいるんですよ。最低です。そんな連中とは縁を切った方がいいです。しかもこんな日に限って問題数多いな! そんなわけで、以下は私じゃない奴によるものです。何が書いてあっても私の責任ではないです。 文責・結石ニキ
「その着せ替え人形は恋をする」 6→6 ふつーによき〜〜。毎週ハラハラしたりドキドキしたりムラムラしたりしましたね。そういうアニメです。 毎週感想書いてたので今更なにを書くでもないが、本当にラブコメとしてストレスなく観られたというのは大きいですね。メインテーマが永遠の議題である「オタクに優しいギャル」であるというのも趣深いが、本作の場合、オタクはオタクでも単なるクソニートキモヲタクではなく、ちょっと変わった「人形オタク」を主人公に据えており、冷静に考えたら五条は充分にハイスペックな部類なのでギャルから好かれることに全く違和感がなく、よくあるハーレムアニメの「本当に、辛い」という感情が起こらない。まぁ、これでもやっぱり非実在性ギャルには違いないが……どっちかってぇと五条よりも海夢の方が非実在度が高い生き物かもしれないな。いいんです、我々人類は、引き続きオタクに優しいギャルの生態を追い求めてアマゾンのジャングルに分け入るしかないんですから。 シンプルに「良い青春(と性春)をしてくれよ」とおじいちゃん目線で見守れる恋愛を描いていることに加えて「コスプレイヤー」という人種の生態も掘り下げているのが面白い部分で、こちらは「どっかで観たことある」要素が薄くなり、純粋に勉強になるし、なるほど奥深くて研究のしがいはありそうだな、と思わせるものになっている。まぁ、わたしゃ死ぬまでコスプレが趣味にはならないし、小学校の頃の図工と家庭科の成績が散々だったので服を作ったりもしないだろうが、そういう世界が日本のどこかに広がっているということが分かるだけでも楽しい。さらにそれが伝統工芸である雛人形作りとつながったとなれば、より学術的な意味でも、文化史的な意味でもコスプレが切り出せるかもしれない。このアニメを観て「私も雛人形作りに興味を持ちました!」という若者が現れる可能性だってあるのだ。少なくとも戦車に家を壊されるために大洗に移住するよりは現実的だろう。 そうして夢も現実もないまぜにして不思議な引力のある作品に仕上がったのは、やはりその圧倒的な描写力のおかげである。「明日ちゃん」に引き続きこちらもCloverWorksのお仕事。今期は2作品ともほぼ完璧な状態で走り抜けましたねぇ。圧倒的なマンパワーにあぐらをかかず、コンテ構成などでも完成度を高めようと工夫を怠らなかったこともありがたい。良いものが作れるスタジオは、是非ともこの調子で快進撃を続けて欲しいものである。 「天才王子の赤字国家再生術」 5→6 嫌いじゃなかった。観てるとしょっちゅう「なろうの割には……いや、なろうじゃないんだっけ」って記憶の是正が必要になる面倒な作品。 評価のポイントは、「ちゃんと見たことない展開がある」という部分。「いや、初めて観るアニメなんだから当たり前やろ」と思われるかもしれないが、これが発生しない驚異のメディアがなろうアニメなのだ。おかげでそうならずに「ちゃんと考えてシナリオ作ってるし、それで面白くなってるよな」という認識が得られるだけで評価は上がる。我ながら安上がりなもんだ。でも、実際に「軍記物」とか「戦記物」としての盛り上がりはきちんとあったと思うし、主人公・ウェインのキャラは立っていたので彼を中心とした悲喜こもごものドラマは見応えがあったよ。もちろん「そんなうまくいかんやろ」みたいなご都合展開もいっぱいあるし、さらっと報告の形だけで大きな情勢の変化を説明されたりするので「そんな急に色々起こるか?」みたいな疑問も起こりがちだが、それはまぁ、「内政もの」というジャンルをアニメでやってるので多少なりとも目を瞑る必要はあるだろう。ご都合主義に関しては、今作は都合のいい展開もいっぱい用意しているが、それに倍するほどの「都合の悪い展開」もちゃんと用意されており、最終的にはラッキーマンみたいなラッキーとアンラッキーのバランスが取れている。アクシデントがあってこそのドラマであるし、そうしたテンションの上げ下げが素直にストーリーの引きに直結していたのは良かったんじゃなかろうか。 映像部分も比較的安定しており、特にヒロイン勢はみんな一癖も二癖もあって可愛い子が多い。素直に付き従う正妻のニニムは言うまでもなく、最初に勝負をふっかけてきた曲者・ロウェルミナ、ガチガチの武人系かと思わせといて案外エレガントも保っているゼノヴィア、そして兄以上に人民の心を掌握する未来の女帝・フラーニャと、方向性が違いつつもきちんとウェインと同じステージで戦えるだけの女傑が揃っている。ニニムがお目付役になっているおかげで余計なハーレム展開にも広がらず、あくまで「いろんな女の子が画面に映ってて楽しい」くらいの関係性で止まっているし、脳が死んでる賛美スピーカーでしかないヒロイン勢がワラワラ集まってくるだけの作品とは一線を画しているだろう。この先、もし2期が作られるようなことがあればまた新しいヒロインが拝めるかもしれないというのは楽しみである。いや、2期の噂とかは全然ないし、そもそも原作がどれくらい続いてるのかもしらんが。
「賢者の弟子を名乗る賢者」 4→4 これまたネイキッドなろう。「リアデイル」同様にマウント取りは雑だし、映像部分もへたれているのでアニメとしての見どころはほぼ無い。 一応の評価ポイントとして、これまでのなろうとはちょっと目先の異なる「過去の仲間たちの探索」というミッションが課されているところだろうか。「いや、リアデイルもそんなんあったやん」と思われるかもしれないが、完全に上から目線でクエストをバカにしたように片付けていくリアデイルに対し、こちらは「国を守る」という目的を持った上で、その人員をスカウトするために過去に自分と同様にチート術を持っていた知り合いを訪ねるという形になっている。つまり、一応形の上で「完全なる上から目線」ではないのだ。そのあたりの姿勢が、主人公に対する嫌悪感を多少なりとも薄めてくれているのかなぁ。いや、本当に無理やり探した差ではあるんだけども。あと、1話目時点で「ひどいデザインだ……」と呆れていた召喚術の3Dポリゴン風味のモンスター群。ひでぇのは間違いないのだが、だんだん慣れてくると「まあ、これも異物感の一つの表現か……」と自分を納得させられるようにはなった。モンスターとか召喚されたものがどこまでいっても「異物」なんですよ、ってことが分かるならそれはそれで意味のあること……かもしれない。 それにしても一番気になったのは、主人公の首尾一貫した尿へのこだわりだったのだが……なに? そういう趣味を持つ作者だったの? そういう方法での性癖開陳ってのはありなの? 「フットサルボーイズ!!!!!」 4→3 だいたい「トライブナイン」の感想をコピペしていただければ片がつくかと思います。 2作品の大きな違いは、トライブナインにおけるXBは非実在競技なのでよりいっそう何がやりたいか分からなくなったことで、こちらの作品はやってることは一応理解が及ぶので「なんですか、これ」とは言わない。せいぜい「なんやねんこれ」くらいである(何が違うんだろう)。 ソシャゲに遷移させるのが主目的であるという存在意義も一応同じはずだが、今作のゲームはすでにリリースしている様子なので、もしかしたら販促アニメとしては機能していた可能性もある。ただ、残念ながら私はやっぱりこれをみても「よし、ゲームをダウンロードするぞ!」とはならない。本当にアニメとして魅力がなくてなぁ……試合シーンがグダグダだし、キャラデザが安定しないので日常パートでも「イケメンを愛でられればいいんだろ」とすら思えない。ドラマ部分もソシャゲに導入するのが目的だってんであまりコアとなる部分が掘り下げられないんだろうか、一応主人公チームっぽいメンバーたちのいざこざを中心に描いているが、まーお約束の「サッカー漫画の1巻から4巻くらいまでにやりそうな話」なので「せやろな」くらいの印象。ところどころに別な学校のチームの情報が挟まれ、「ほら、他にもこんな愉快なキャラクターが!」みたいな宣伝をしてくるが、ちょい役として相手陣営に出てくるキャラを目当てにこの作品をもっとみたいと思えるようなもんでもない。 まぁ、色々言うてますけど、結局はアニメがしょぼいってのが全てなのよな。必殺技描写のイナズマイレブン的おふざけ、完全にシナリオから浮いてるので滑り倒してるんだよ。あれはギャグとしてやってるのか、それとも大真面目に「試合演出で派手に見せたら格好いい!」と思っているのか……どちらにしても致命傷だなぁ。
「ルパン三世 PART6」 5→5 飽きもせず、と言ったら失礼になるのだろうか。ただ、本当に飽きもせず、飽きさせもせずにこれだけ続いてるシリーズってのは素直にすごいと思うんだけどね。 わたしゃそこまでルパンフォロワーではないので、それなりに見始めたのは第4シリーズからだし、間は割と長いこと空くので毎回前作の記憶はリセットされた状態で「なんとなくルパンだよなぁ」と思いながら観る程度のスタンス。そのせいで、今回みたいに過去シリーズから続投してるキャラがちょこちょこ出てきたりすると割と困る。特に前半のホームズ編(?)あたりは色々と関わり合いが大きく、ちょっと腰が引けてしまった部分もあっただろうか。まぁ、最終的には「レストレードはそんなこと言わない」みたいなところが引っかかったけども。 転じて後半戦はなんと「ルパンの母親」というとんでもない要素に切り込んだ意欲作で、ルパンのオリジンが分かるやら分からないやらという謎でストーリーを引っ張ったおかげで割とみやすかった。「騙し騙され」のバトルってのは視聴者側も「どこまでが虚構なんだ?」というのが分からず、全部ふわふわと浮ついた状態で見守る必要があるのでどうにも身が入らないという難点があるのだが、幸いルパンはベタでもいいので王道的な展開を、という意識が持てるのである程度邪推は押さえ込んで楽しむことができるというのはありがたい。ま、結果的にはそれでも「分かったような、何も分からんかったような……」みたいな終わり方になってしまったわけだが、それもハナから織り込み済みだったので問題はないだろう。総じて見れば、長期シリーズで色々触れにくい領域も出てきそうなところを、攻めの姿勢で新しいことをやろうと挑戦している姿勢は悪くなかったと思う。ベタでレトロなのにどこかに新鮮さ。これがルパンの良いところ。 ちなみにそんな時代の変化の中で一番頑張ってるのって多分ルパン本人なんだよな。シリーズが進むごとに、時代のニーズに合わせて毎回泥棒スキルの修練を重ねている。前作時点でドローンの操縦とかも全部こなしてたけど、最近は電子セキュリティばかりを突破しなきゃいけないからほんと大変。今や一流のクラッカーとしても活躍できるレベルのスキルを持ってるルパン、下手したらもともとのファンとは解釈不一致かもしれんな。
「錆色のアーマ-黎明-」 3→3 1話目で抱いた第一印象を超えるでもなく、裏切るでもなく、本当にそのまま続いたアニメ。まー、流石にあの1話目でこういう作品だってことは分かってるよなぁ……。 いや、でも印象はそこまで悪くないっちゃ悪くないんですよ。お手軽低コストCGキャラデザも慣れればそこまで見辛いもんでもないし、シナリオラインは非常に分かりやすい少年漫画なので可も不可も感じようがない。映像クオリティのせいでとてもじゃないが戦国時代に見えないという大きな難点は抱えているものの、雑賀の孫一という謎多き歴史上の人物を描くにあたり、「好きに描いていいならこういうキャラもありじゃない?」という1つの可能性を見せてくれている。どうせ戦国武将なんてこれまであらゆる媒体で好き放題いじられてるもんで、戦国BASARAに至っては女体化までこなしているのだから(中の人のおかげで私は好きなんですけどね)、こちらの舶来孫一だって割と面白いキャラにはなったんじゃなかろうか。 ただ、そうしてシナリオは成立してはいると思うが、残念ながらアニメ作品としては私が全く求めないものになってしまっている。やっぱアニメなんだから、画を見て楽しくないとダメだよ。戦闘シーンなんかが本当にプレステ2くらいのクオリティだし、下手したらキャラの動きで何してるかもよく分からんところもある。動きに重みを与えることもできないので「アニメ」というより「3Dモデルをなんか動かしてる再現VTR」のレベルでは、アニメとして評価するのは難しい。そしてやっぱりアニメに向いてなかったキャスト陣。色々とダメを重ねる要素が多すぎて、点数をあげるわけにはいかなかったのだ。 ただ、こうしてダメと並べた要素は本当に「アニメだと大事な部分」なので、もしかしたら今作の出自となっている舞台の方は普通に面白い可能性はあると思う。実際、番組後のメイン2人の顔出し番組はふつーのバラエティになってたし。何事も適材適所。メディアの違いを理解しましょうって話で、アニメにするなら、きちんとアニメにする意義を与えてくれ。
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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