最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
呪いってつまり羊宮ボイスのことなのではなかろうか……第6話。あの声聞いてたら、そりゃ魅了の効果くらいはあると思いますよ。問題は、対抗の石見ボイスも同じように魅了効果があるので相殺しあうことくらい。ちなみに千本木ボイスには魅了の魔力は無いですが、なんか別な能力持ちの可能性はあります。 今回はユフィとのいちゃいちゃ少なめ。その分がどこにいくかと思ったら、なんと例の婚約破棄がまだ尾を引いていたってんで事故調査委員会からの結果報告がもたらされることとなった。ほんと、今作では「婚約破棄」をとにかく詰めていこうという姿勢が容赦ないですね。なろう世界では単なるお約束だから、てっきりステータスオープンするのと同じくらいに気軽に婚約破棄してハイおしまいになると思っていたのだが……どうやら、そこには単なる痴話喧嘩以上の何かが含まれていたという。 こうなってくると、俄然気になってくるのは「バカ王子」ことアルガルドがどのような人物であるか、という部分である。今回アニスは堂々と「バカなんだけど」と漏らしていたが、これはアニスにとっての本心なのか、それとも単なる軽口だったのか。アニスは自身が魔法を持ち合わせていないという体質だったため、余計ないざこざが起こらないようにさっさと隠遁して弟の王位継承権を確立させたはずなのだが、それって弟の才覚を信頼してのことではなかったんだろうか? 姉があんな跳ねっ返りなもんで、肩身の狭い弟さんはそりゃまぁ多少性格が歪む部分はあっただろうが、そうした鬱屈した部分を除いて考えた時に、国を任せるにふさわしい人材だと考えていたのか否か。少なくともこれまでは「かわいそうだし、なんか婚約者の選択を間違ってしまったかもしれないけど、一応は気骨もあるし野心もある若者」くらいに見えていたのだが……なんか、今回ラストで怪しい雰囲気を出し始めちゃったんだよな? いくら姉弟の仲が悪くなったからって、国を転覆させるようなダメなこと考えちゃうようなら大問題ですよ。 今回の「真相究明」により、アルガルドが血迷ってしまった原因の一端は厄介体質のレイニ嬢にあることが分かった。こんな体質の人間がそこらじゅうにいたらたまったもんじゃない気もするが、どうなんでしょうね、案外人間社会でもこういう人ってちょこちょこいるのかもしれませんね。それこそスタンド「サバイバー」のように、特に意図せずに周りに諍いが起こりやすくしちゃう「体質」。どうやらレイニ嬢に自覚がなかったのは間違いないようなので、本当に今回のゴタゴタは「不幸な事故」という結論に。であれば、アルガルドがその事実を受け入れさえすれば、一応ユフィによりを戻す可能性もゼロではなかったはず。ただ、アルガルドのあの性格からして、あんだけ大々的に婚約破棄を発表しちゃったら、たとえ事実がどうであれその宣言は覆らないんだろうね。そして、そのわずかな可能性すら、今回のCパートで全部消えた気がするもんね。弟が本当にダメなルートに突入しちゃうと、アニスはユフィとレイニの両方の面倒見なきゃいけなくなるな……もう、百合ハーレムじゃん。 ついでにハーレム要員としたはいささか物騒だが変な友達、ティルティも1話目ぶりに再登場。やっぱこいつもだいぶ問題児。変態と変態が歪み合いながらも通じ合ってる雰囲気も悪くないですね。王女様の背中にもんもん入れることに躊躇いがない友人、どうかしてる。ま、2人して楽しそうなので結果オーライなんでしょうね。メイドのイリアさんは、大事な姫さんの玉の肌を傷つけられてどう思ってるんだろう(今更もうどうでもいいと思ってそう)。 PR 今年もやりましたよ。えぇ。ただ、これだけは伝えておきたいんですが、これって結構面倒な作業なので、やらなくなったとしてもそっとしといてくださいね。1000人以上ものデータを全部手作業で確認していくの、結構神経使うんだわ……。あと、ここに掲載してるデータだけ読んで満足する人が出てきてしまうと、そのせいで買わない人が現れ、せっかく毎年名鑑を作ってくれている声グラさんに失礼だな、という意識もあります。ですので、内容が気になるファンの人はちゃんと自分で買って手元に置いといてくれ。それはおっちゃんとの約束だ。資料的価値は高いのだし、100ページ近いリストが付録でもらえるのって、めっちゃお得だと思いますよ。 というわけで、今年も数字の部分から見ていくが、この度掲載された女性声優の人数は総勢1039名! まー、増えた増えたとはいうが、改めて毎年呆気に取られる数には違いないですな。ただ、昨年時点で1000人の大台に乗せてしまったので、今更どうということもない気もしてくるな。実際、ここ最近の増加数は過去5年で「49人増→47人増→60人増→48人増→48人増」と50前後の数字で安定していたが、今年の増加幅は36名とここ数年では少ない方だ(1ページの掲載数が12人なので、それに合わせた加減になっている)。これが何を意味するのかはまだ分からないが、多少なりとも飽和状態の業界状況が改善されればいいな、と思うような、もうそういうもんだと割り切って好きにしたらええがな、と思うような。こんだけ「声優なんて寡占産業だし、新人はマジでキツいで」という認識が広まってるはずなのに、まだまだ声優ビジネスって賑わってるんでしょうかね? 個人的には「過当競争が激しい」→「生き残った役者の質が上がる」という蠱毒みたいな概念は割と信じてる方なので、まぁ、好きにしたらええとは思う。 一応去年分から転載して数字を付け加えておくと、2010年以降の数字の変遷はこんな感じ。536→ 536→ 548→ 596→ 644→ 680→
IN(50名) 相川奈央 青木志貴 青木陽菜 麻丘真央 雨夜音 稲垣好 今泉りおな 入江麻衣子 梅澤めぐ 絵森彩 大熊和奏 佳原萌枝 清井美那 櫻井智 佐藤実季 椎名桜月 四条月 白河みずな 鈴原希実 須藤叶希 相馬優 田中貴子 月城咲舞 ながえゆあ 永瀬アンナ 中村カンナ 南雲希美 七木奏音 根岸実花 野崎結愛 後本萌葉 野中ここな 花宮初奈 塙有咲 原涼子 春川芽生 春村奈々 菱川花菜 古木のぞみ 真野美月 水野朔 望月りの 森下千咲 薮島朱音 山口茜 結木梢 羊宮妃那 吉宮瑠織 Raychell 若松来海
まずは「昨年度掲載されておらず、今年は載っていた名前」から。ほとんどの名前は順当に新人枠で、昨今の風潮として「ソシャゲキャラデビュー」というのが一般的である。具体名まではもう追わないが、ざっと確認したところ「ウマ娘」「リステ」「セレプロ」といったアイドル起用での新人が多い。まぁ、いかにアニメのキャパが増えたとてアニメでレギュラーを勝ち取るのは未だ茨の道であり、ここに掲載されてから本当に名前が売れるまではワンステップを必要とするということだろう。そんな中でも世間的に注目を集めるのが、例えば「DIY」で主演を務め、「水星の魔女」でもデブさんを好演した稲垣好や、立て続けに「後宮の烏」の主演と話題作「ぼざろ」でスターダムにの仕上がった水野朔。いつの時代もこうして綺羅星のごとく現れる新人ってのはいるもので。そしてそんな中でもトップ中のトップがなんといっても羊宮妃那。そうか、去年の時点ではまだ掲載されてなかったんや。年に1人出るか出ないかってレベルの突出した才能ってのはこの辺のことを言うのだろう。 宣材写真を見ていて目につくのは同じ制服を着た一団で、確認すると「ナナニジ」がボロボロとリタイアを出しつつも次なる弾を装填し、さっさと第二陣を送り出してきたらしい。「一昨年登録、昨年削除」というひでぇ状態のメンバーが5人もいたのに、今年は新規加入で一気に8人を送り出している。この辺りはいかにも「使い捨て」のイメージになっちゃうよねぇ。そして一気に加入といえばなんといってもLiella!の1年生枠で、絵森彩・大熊和奏・鈴原希実・薮島朱音と綺麗に4人揃っての初登場。こちらは脱落せずに残って欲しいものだが……まぁ、ラブライブ声優は今のところ削除された人間はいないので大丈夫だろう。 他に気になる名前をちょっとずつつまんでいくと、入江麻衣子というのは志崎樺音の降板によって新たにハピアラに加入した子とのこと。当然のことながら声優というよりピアニストっぽい経歴だが、少なくとも現時点で「D4DJ」を聴いてる分には悪くないわね。バンドリ界隈だとRaychellもいよいよ声優名義で登録。まぁ、チェルさん下手な新人よりずっと安定して仕事できるからなぁ……。菱川花菜はキュアプレシャス役。キュアエール役の引坂理絵が掲載までだいぶ時間がかかってたけど、こちらはちゃんと1年目で載っている。原涼子ちゃんはなんとあの「ばらかもん」でなるちゃんを担当していた子役上がり。どうやら最近アイマス界隈で起用されたとか。こうして過去に子役で出てた子ががっつり声優として身を立ててるのを見ると嬉しくなりますね。ちなみに「ばらかもん」繋がりだと、こちらは新人でもなんでもないのだが何故か古木のぞみが今回ようやく初掲載。何故こんなにかかってしまったのか、この辺の基準はほんとに謎。そして山口茜はなんとあの山口勝平の娘さん。こないだジャンプの落語漫画のボイスドラマで共演してて親子対談とかしてましたね。2世声優もじわじわ数を増やしているなぁ……。 そして一際異彩を放つのは櫻井智の名前。「2008年で一度名鑑から削除」→「2014年に一度復活」→「2017年に再び削除」→「今年3度目の掲載」という激動の経歴である。引退したり、復帰したり、大忙しだ。 他にも相変わらずいろんな見どころがあります。是非買って自分の目で確認していただきたい。個人的によく分からんけどツボったポイント ①去年笑ってしまったVTuber声優、ガワが変わって去年と全然違う顔が掲載されている。 これ、毎年適当な画像載せてたら名鑑の意味ない気がするのだが……逆にこれも歴史的価値があると見るべきか? ②鹿野優以、ついに観念したのか宣材を変更。 まぁ、「まだ活動してんのか?」ってレベルで声は聞かないわけだが……多分去年までずっとデビュー直後の宣材だった気がする。こまめに写真変えるか変えないかで、その人や事務所の名鑑との向き合い方がなんとなく察せる。 ③「ラ行」が1ページにまとまっててインターナショナル。 流石に「ラリルレロ」の声優なんてほとんどいないので、毎年だいたい1ページに収まってるんですよ。「ラマルファミッシェル立山」に始まり「Liyuu」→「劉セイラ」の中国ゾーンを超えて「Lynn」→「Raychell」→「レニーハート」と続きます(1人生粋の日本人がおるな)。ちなみに、この並びに書いてないけど、実はもう1人、生粋の日本人が間に挟まっています。さて、誰でしょう? 名鑑を確認しないで分かったら、あなたは相当な声優マニアです。
OUT(14名) 秋月美穂 飯野美紗子 伊藤実華 梅村あかね 片平美那 菅まどか 清水茉菜 鈴木陽斗実 高橋菜々美 前島亜美 嶺内ともみ 森友莉世 吉岡美咲 芳村れいな
対して、「昨年度掲載されていたが、今年は載っていなかった」名前は上記の14名。確認していくと、やはり事務所の退所が主な理由のようだ。調べてみたら「NOW ON AIR」というアイドルグループのメンバー、そのうち鈴木陽斗実という人はガンが原因での早逝とのこと。自分で確認しておいてなんだが、やっぱりそういう人もいるんだよなぁ、というので少し悲しい。このグループのメンバーはさらに飯野美紗子・片平美那の2名も事務所を退所し、グループは活動休止しているようだ。去年まで「いとうみか」「いとうみき」「いとうみく」という綺麗な三連星を形成していた伊藤実華という人物も退所が理由か。あまり活動履歴も確認できないので、事実上の引退みたいなものかもしれないが。 その他、退所ではなく「廃業/引退」を宣言している例も何件かあり、確認できたところだと菅まどか、高橋菜々美、そして嶺内ともみの3名は芸能活動から足を洗ったようだ。嶺内ともみはもっと活躍を見てみたかったので残念ですね。そして当然ここで触れなければいけない前島亜美の名前。事務所を退所しているのだから当然の処置ではあるのだが、今後あみたが芸能活動に復帰することはないのだろうか。続報が待たれる。 そんで、個人的に妙に気になるのは秋月美穂・梅村あかね・芳村れいなという3つの名前。知らん名前ではあるのだが、確認したらこの3人はどうやら同じ事務所に関係しているらしい。それが去年もちょっと触れた「ラベリテプロ」という事務所で、正直どういう事務所なのかが調べてもよく分からんのよ。公式のTwitterとかも数ヶ月に1回しか更新してないし。今回まとめて名前が消えたというのは、どういう事情なんだろう。 あ、ちなみに貴家堂子さんは元々この名鑑には載ってません。長年のお仕事、本当にお疲れ様でした。
えっ、やめるとこまで行くんか……第5話。てっきり剣道部との兼部くらいだと思ってたのに……想像以上の純愛やんけ、すげぇな南雲。 ラストの衝撃が大きすぎてせっかく感動的な試合を展開してくれていたAパートの記憶が薄らいでしまったが、スポ根アニメなのだからやっぱり試合の展開を楽しみたいところですよね。因縁の対決となった永遠VS天音については、下馬評通りに永遠の辛勝。どうやって憧れの先輩を乗り越えていくかと固唾を飲んで見守っていたが、見事な二段切り返しのスゴ技で相手の読みを1手上回っての見事な勝利。なかなか見にくいはずの柔道のモーションの中で、きちんとどの辺が凄かったのかが分かりやすいモーション作画も丁寧で実に良い。先輩が「あの日の永遠」のことをしっかり覚えており、それを乗り越えんと見事なカウンターを放ったところまでは良かったが、天才・氷浦永遠はさらにその上をいった。お互いに「相手が自分を超えてくる」ことを前提としてしっかりそれを乗り越えたという、認め合いの勝利である。 そして決勝。未知の大舞台は一番未知らしい幕引き。これはまぁ、最初の方で言うてた「1年生ばっかりで、練習設備もろくにない新設柔道部でどんだけ結果が残せるもんか」という文句にもなんの問題もなく答えてくれる結果になっている上に、園田未知というキャラクターの戦いの結果としても不満が無い、非常に良い落とし所。あそこで守りに入ってたら、そりゃ未知じゃなくなっちゃうもんねぇ。外野も含めて部員が全員一致で攻め続けることを望み、その果てに相手部長の技に一日の長があった。この負けでまた未知が成長できるというのなら、1年生の春に1回負けるくらい、どうということはない出資になったんじゃなかろうか。多分、あそこで勝ってたとしても残りの試合で早苗がついていけなくなってたよ。 開始5話目にて既に大きな大会が1つ終わるというスピード展開だが、ただまぁ、高校の部活のペースってまじでこれくらいなんだよな。普通に2年生3年生がいる部活だったら、1年生の春の大会なんて無いようなもんだしな。弱小であるおかげで、ここでしっかり試合経験が積めたのは珍しい事例なのかもしれない。まぁ、個人戦はナンボでも出たらいいけども。 そうして1つの大会が終わった余韻が残る……はずだったのだが、なんとAパート終わりのラストカットは、晴々とした部員たちの顔とかではなく、部外者のはずの南雲の決意を込めた表情だったという。もう、このアニメは全部南雲を中心に回ってるんじゃなかろうか。色々と意味深な「同性間の感情」が渦巻く今作、そんな中で最もストレートに突き進み続けている女、南雲安奈。そしてその速度はますます高まり、いよいよもって大きな動きを見せることに。……いやぁ、せっかくだから剣道を続けた方がいいと思うのだけど……でも、思い立ったらもう止まれないタイプっぽいんだよなぁ……そこまでして未知といたいってことなのかよ……こればっかりは青春の情動ですので、どうしようもないです。周りの人たちが彼女の決心をどのように捉えるのか、勝負は次回。 気づけば王家姉弟はどっちもプリキュアかぁ……第5話。世界は全てプリキュアで出来ている。 先週怒られたからもうちょい何か有意義なことを書こうかと思ったのだが、やっぱり今作は分からんことしかないので……「分からん」しか書けねぇんだよな。一応、改めて分かったこと、分からないことはまとめていくしかないのだけど、ちょっと展開がダレてきているので、来週どうしたもんかは決めかねる。 まず、雪海についての情報更新。今回カイナたちが海底ならぬ雪海底を進んでいたのでいくつか情報が増えたといえば増えた。まず、雪海の中では会話は出来ない。これはまぁ、普通の水中と同じ理屈だろう。別に水が音波の振動を伝達しないわけではないが(むしろ水のほうが空気よりも伝導率が良いのだが)人間の発生器官は水の伝導率に最適化されておらず、まともに音を伝えることが出来ない。ボンベを背負った状態の雪海の中は、おそらく声を発することは可能なのだろうが、それがうまいこと相手に伝わらないということだろう。ただ、それが「伝導率の違い」によるものなのかどうかがちょい微妙なのは、カイナもヤオナも、雪海の中でもほぼ地上と同じくらいの効率で飛んだり跳ねたり出来てるのよね。カイナのボウガンも地上と変わらぬ精度で使えてたし。となると、雪海に満たされた物質(便宜上、今後これをユキと呼称しよう)は水と違ってほとんど抵抗がない。となると、ユキと空気の音波伝導率もほぼ似たようなものであると考えられ、そうなると何故音声が伝わらないのかはよく分からないのである。 また、ヤオナの案内でたどり着いた雪海への入り口が「もう雪海よりも下」と言われていたのもよく分からない現象である。雪海と大気はいわゆる気圧・水圧と同じ関係性でその接点が維持されていると考えられるわけだが、普通に考えたら水面の高さは一定でなければいけないはずで、あの軌道樹の下の方にまで空気があったのはどういう構造なのかがよく分からない。「空気だまり」のような場所は、まぁ、後から水深ならぬユキ深が上昇したってことなのでその際に偶然残された文字通りのエア・ポケットなのだろうが、王国から梯子で移動できる場所にそうした「たまり」のような部分が残っていたのは不思議といえば不思議。 そして、やっぱり不思議なのは酸素ボンベの秘密。「空気の実」とやらを中に詰めることでそこから酸素が供給される仕組みなのだろうが、この装置、「排気」がほぼないのである。つまり、現実の酸素ボンベのように圧縮空気を効率的に梱包した構造ではなく、「空気の実」とやらがタンク内で吸気と排気を循環させて維持しているようなのだ(よく見ると、たまに口元のマスクあたりから排気っぽいものが見える時もあるので100%の交換率ではなかろうが)。とんでもなく優秀な仕組みなのだが、これを天膜育ちのカイナが持ってきたという謎が深まるばかり。「空気だまり」の存在が知られていたり、雪海の下から人類が上がってきたという歴史があったり、おそらくこの世界の人々は「雪海の中に入る」ことは考えていたはずなのだが、そうした装置が地上に残っておらず、精度の高い維持装置が天上にのみ存在していた。普段、カイナたち天膜の住人はあのボンベを何に使っていたというのだろうか。 その他、「雪海の中には魚のような生物がいる」ことや「地上は地上で、雪っぽいものが降っている」という情報も新しく出てきた。あのお魚たちは……どういう存在なのだろう。まぁ、雪海馬みたいな変な生物もいたのだから、この世界に版図を拡大し続ける「雪海育ち」の生物が増えることは進化の過程としては必然なのかもしれないが。「地上に降る雪」に関しては、当然水分は含まれていないと考えられる(もし普通に水であるなら、水不足緩和の役にたつのだから無視できないだろう)。とすると、多分あの雪は「ユキ」で出来ているはず。そしてそれが蒸散しないとすれば、なるほどヤオナの言っていた「雪海は上昇している」という話とも整合性が取れる。この世界は、水ではなく、しかも人がその中では暮らすことが出来ない厄介な「ユキ」が少しずつ積もっている世界。なるほど、ちょっと見えてきたかも。 まぁ、それはそれとして、カイナたちの「交渉場所もよく分からん状態で、見切り発車で雪海に飛び出した挙句に目的地ミスってダメだった」「しょうがないから一か八か、どこに行くかよく分からない魚(?)にモリを打ち込んで移動に使った」「まぁ、その時点で時間切れだったからあんま意味ないけど」などの行動がどうにも場当たりすぎていまいちついていけないのだけど。この世界の住人、どこまで先を見据えて行動してるんでしょうかね?
エンドカード見て「まぁ、渡辺明夫が描くとしたらやっぱそのキャラになるよな……」という納得があった、第6話。八重歯、お膝に絆創膏、死ぬまで変わらぬ属性であってほしい。 さて、1話目で衝撃を受けた今作だったが、正直、作品クオリティになんの不満もないけど特にいじるポイントも無くて記事としては立てていなかった。今回はいつにも増して性癖温床のオンパレードだったり、新キャラ2名を追加して放送も折り返しという節目のタイミングということで一応触れてみた。ほんと、ハイクオリティで放送してるせいで許されてる感はあるが、冷静に考えると実に異常性の高い、キワキワな作風で攻めてるのは違いない作品である。視点次第では確実にエロ漫画なのでアウトはアウトなんだよな。 先に処理しておきたいのは、今作最大の焦点となるまひろの精神性である。本来ならば外に出ることすら滅多にないヒキニートだった「お兄ちゃん」が、みはりの数々の調教を経て、ついには学校に通い出すまでになった。ふつーに考えれば学校なんて朝ははえーわ時間は管理されるわコミュニケーションは強制だわ、ヒキニートにとっては鬼門でしかない存在。私自身に当てはめて考えてみても、今この歳になって小中学校のような規則正しい生活に戻れと言われたらまっぴらごめんである。であれば、まひろは「中学に行け」という指令には一も二もなくノーと答えるはずなのだが、「勢いに流されて」とは言いつつも、気づけば無事に登校している。これはやはり、幼女化以降時間が経過し、何人もの人間と新たな交流を持ったことで、まひろの精神性がどんどん変化していることの証だろう。まひろが「変えられた」のは性別と年齢。年齢に関しては「もともと幼稚な精神性だった」という可能性もあるが、やはり相応の中学生マインド(それも幼い寄り)に変化しつつあり、今では妹の背中に隠れるなど、兄目線では絶対やらないようなことも平気でやっている。そして性別に関しては、男子トイレのエピソードなどで分かるように習慣的な部分では時折「男」が顔を覗かせるが、それでも着実に女の子に変化しつつあるということだろう。 何が怖いって、「薬の影響」でそうして本人も気づかないうちに精神面でも変化を強制されているという部分である。今回みはりは「薬が残っている」という表現を使ったが、これだけ持続的に幼女形態が保持されているのは、もう薬の成分が残存しているとかではなく、体組成そのものがすでに変化してしまっているということであり、もし元の状態に戻りたいなら、「薬が抜けるまで待つ」はもはや意味がない。おそらくみはりに依頼し、逆の効能を持つ新たな薬品を開発する以外ないだろう。アポトキシン4869をパイカルで中和するような真似はできないのである(あれも原理は分からんが)。そうなると、あとはみはりにどの程度「戻す」モチベがあるかって話になるのだが……現状、みはりの当初の目的って力づくで兄の現状をぶっ壊して真人間に更生させることだと思うのよね。要所で「実は兄のことは尊敬していた」風の描写が見えるので、最終的には「ちゃんとしたお兄ちゃん」を復活させたいと思ってるのだろうが、どうにも幼女まひろを相手にして可愛がってるうちに愛着が湧いてる節もある。みはりは「兄」と「妹」のどちらを最終的に選択することになるんだろう。当のまひろは、多分どっちでもそこそこ幸せにやっていけそう。 で、そんな幼女兄の動向の中に様々な倒錯シチュエーションを盛り込むために病巣の深い作品になっているわけだが、何故か知らんがすでにおもらしシチュエーションが2回目。いうほど女子中学生って漏らすか? まぁ、男に比べると女性の方が尿意を我慢するのが苦手、なんてデータもあるようなので、身体の変化についていけなかった結果なのかもしれませんが……単に作者の性癖だよなぁ……。そして性癖といえば、今回投入された新キャラはシンプルに属性鬼盛り。バカな子(朝日)の方は真っ直ぐで特に捻らないキャラだが、その脇に控える内気属性の子(美夜)が中学生女子にして「同級生の百合フェチ」というあまりにもあまりにもな設定。そしてそれに合わせるかのように、もみじがどうにも過剰な独占欲をまひろに対して発揮しているという。あれか、結局津田ちゃんボイスだとユルい百合がゴールか。さもありなん。 ……こうしてみると、なんぼでもいじるポイントはありそうだな……。
最終回直前かな? 第5話。前回時点でストーリーが接続して大きな流れを作り上げていく感じはあったものの、まさかここまでシリアスなストリームになるとは……。 そう、前回時点で「あの魔女とイチャイチャしてた忍者はどこ行ったんだよ、世界観飛びすぎか」とか茶々を入れていたわけだが、まさかのそっからダイレクトに繋がってるが故の流れだった。いろんなところにホモだの百合だのラブの種が転がっている世界だが、そんな中に、まさかここまでシリアスになるような純愛、そして種族を超えた友情の物語が紛れ込んでいるとは……いまだにこの世界の据えるべき中心はなかなか見えてこないのだが、それでもなお、忍者と魔女の物語、そして魔女と妖精の物語は周りを黙らせるだけの説得力があった。 それに加えて、圧倒的戦力だと思われていた忍者に対抗するため、ここまでに登場したパーティーがいつの間にやら集まっているというサプライズ。正直新米勇者連中とかが来たところでどれだけ戦力になるかもよくわからんし、そもそもモンプイのあの悪さを許せるわけでもないのだが、これまでぶつかったりすれ違ったりしていたヘンテコパーティどもが雑然と集まってきて協力する姿は、やはり少年漫画的お約束でどこか胸高鳴るものがある。みんなしてクセが強いおかげで、こんだけ雑多に集まってきたのに、そして大した話数を重ねたわけでもないのに、きちんと区別出来てバラエティに富んでいる雰囲気を維持できてるのはすげぇや。これが異世界冒険バラエティ効果か……。 繰り返しになるが、ほんと変な構成のアニメだった。今回も忍者や妖精さんの回想シーンに移る時にいちいちサブタイトルを入れる部分は要素として残っているが、今後はあのタイトル表示の方が異物っぽくなっていくんだろうか。それはそれで寂しい気もするが、このままシリアス一辺倒のお話も見てみたい気もする。ここまできちんと「異世界についていけずに置いてかれてる」感じの転生主人公、初めて見たかもしれん……。
久しぶりの劇場アニメです。なんでこのタイミングかっていうと、理由は特にないんですが、ようやくフリーで使える時間が出来て、なんとなく気になっていたタイトルがもう日に1回の上映ペースになってたので慌てて観に行ったというのがほんとのところです。確認したら劇場に行ったの3ヶ月ぶりかぁ……。このところあんまり観たいと思う作品が無かったからなぁ。一番ショックだったのはそのせいで想定してた割引クーポンが使えず、久しぶりに定価で映画を観たことだよ。今の映画、1900円はやっぱ高いよ……。もうちょいなんとかならんか? 最近はアニメ映画がやたらスマッシュヒットを飛ばして興行収益を上げるケースが増えてきてるので、劇場アニメ自体はますます作られるとは思うんだよ。その傾向は決して悪いものではないのだが、お財布にダメージはキツい……。 折り返し前に結論を一言で書いておくと「可もなく不可もなく」です。「金返せ!」とは全く思わないけど、もし「観に行った方がいい?」と尋ねられたら「んぁー、別に……」くらいになっちゃうと思う。
<てなわけで以下ネタバレ注意。今回はパンフ買ってないのでディティールはうろ覚えです>
「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ TV Edition」 ― 正規の放送アニメとは言い難いのであんまし書く意味も無いのかもしれないけど、一応記録上は視聴番組としてカウントしておくのでメモ程度に。 こちらの作品は、以前上映期間中に知り合いから「上田麗奈ボイスの面倒臭い女が大好きなんだったら観ておいた方がいいですよ」と言われていたのだが、「上田麗奈ボイスの面倒臭い女は観たいが……」と悩んで結局視聴しなかった。理由は単に面倒臭かったから。というのも、この手の「単体で世界観が完結しておらずバックグラウンドの予備知識を必要とする作品」は個人的に何故かやたらとハードルが高いのである。事前にどこまで知識を入れたらいいのか分からないし、分からん状態で観て、知ってる範囲内での評価を出すのも何だかヘンな気がして、劇場作品はどうしても「よく知ってる作品の続編」とか「単体で完結するもの」に限定してしまう。よく知らんのでスラムダンクとか観に行かないのもこうした理由である。 そんな事情があり、地上波で流してくれたのは渡りに船ではあったのだが……どうなんだろう、やっぱ劇場で観た方が良かったんだろうな、という気持ちと半々くらいかな。触れる機会があったのは大変良いことだし、気負わずに観る機会になったのはありがたい。ただ、やっぱその分どうしても真面目に観てなかった気はするな。「分からんもんは分からんからなぁ」っていう心情、仮に劇場で観ていたら「せめてこの1時間半は集中して話を受け止めよう」と覚悟を決められたが、4週に分割されたことで「分からん話が来週は解決するかもしれん」という漠然とした状態でほったらかしにされるので、毎週よく分からんの上塗りが続く状態になってしまった。せっかく時間をもらってるんだからネットで調べたりすればいくらでも背景はフォローできたはずなんだが、面倒でそれもやらなかったし……劇場ってのは「強制的に一定時間集中を強いる場」として機能するのだなぁ、というよく分からない学びを得た。 あとはまぁ、やっぱり劇場用に作られてる作品なので、映像も音響も、大スクリーンで観ないともったいなかったってのはありますね。もうワンサイズ大きなテレビが欲しいなぁ。画面の明暗とかも家のテレビで見るだけだとだいぶ印象変わってただろうしなぁ。ただ、個人的にはこの最近の宇宙世紀ガンダムを描く時のゴリゴリのCG描写も良し悪しかな、という気はしている。MS戦はこれでいいんだろうけど、人のモーションにちょっと現実離れした部分が見え隠れする時がある。ただ、それを埋め合わせるくらいにがっつり魂のこもったモーション作画もある。この辺は完全に作画陣の手癖でしょうね。いろんな人の手に渡るのは劇場作品の宿命なので、担当したクリエイター次第でだいぶシーンのイメージが変わったんじゃないかな。コンテワークだけで言えば今作は村瀬修功と渡辺信一郎という贅沢な布陣ではあったのだよな。 そんなわけで具体的な内容には触れずに済ますが、1時間半の「ガンダム映画」のくせしてMS戦闘のシーンがそこまで多くないっていうのは思い切った作劇よね。でもこれこそガンダム、って感じもするよなぁ。ロボでドンパチするまでに何があるかという裏側での攻防をねっちょり描くこの感じ。そして中盤の市街地にMSが降りてきてその圧倒的なサイズで人間を振り回す「人とMS」の対比の描き方。この辺りは他のロボアニメではなかなか味わえない妙味。まぁ、元々原作小説がそういう性格のものだったんだろうが、これをわざわざアニメ化しようという判断も興味深いし、余計な「アニメ化に向けて」みたいな色目を使わずにねっちょりじっとりしたままの雰囲気を表現できてるのはさすがだ。 そして「上田麗奈ボイスの面倒臭い女」、ギギ・アンダルシア。本当に「上田麗奈ボイスの面倒臭い女」と表現するしかないキャラクターで、上田麗奈ボイスな上に面倒臭かったので最高ではありました。俺に勧めた知人、ちゃんと分かってます。まぁ、こんだけ毎回言ってりゃ分かるだろうけども。あと別に「上田麗奈ボイスで面倒くさくない女」でも同じ結論になったかもしれないけども。いや、面倒臭いのがいいな。面倒臭いか頭がおかしい方がうえしゃまボイスの切れ味は増すので。上田麗奈ボイスのキャラクターで一番好きなのは、上田麗奈です。
○「ひろがるスカイ!プリキュア」 6 さぁやってまいりました。年に2回のお楽しみ、新プリキュアの時間だよ! ちなみにもう1回のお楽しみは当然新戦隊だよ(ライダーはそこまで熱心に見てないので含まない)。年に2回しかない楽しみの時期が重なりすぎなのは気にしないように。 それにしてもまぁ……放送前から話題騒然、色々といじりがいのある作品が登場したもんである。巷で最も話題になっているのはついに(メイン戦士としては)初参戦となる男児プリキュアのことだろうが、まぁ、それはまだ登場してないので今回は置いとこう。ただ、すでに1話目でもそこに繋がるラインというか、今作のコンセプトははっきり見えており、掲げられたテーマはなんと「ヒーロー」。これまでのプリキュアは「戦うヒロイン」だったと思うのだが、そこからもう一歩踏み出した「ヒーロー」ということになるのだろうか。 「いや、ヒーローの女性形がヒロインなんだから、ここで明らかに女の子が主人公なのにヒーローはおかしいだろう」と言葉尻をとらえて文句も出てくるかもしれないが、すでに世界はそうした言葉尻だけで云々言う時代は終わりのようである。そして、これ以上ないくらいに「いや、ヒロインでもいいが、今回のテーマはヒーローなのだ」という目標設定を高々と掲げる1話目の導入。ここでの「ヒーロー」という言葉は、男女の別などを問題にした概念ではない。それこそ、東映という会社が半世紀以上にわたり追い求め、描き続けてきた理想像。それこそが「ヒーロー」なのだ。もう、導入からしてプリキュアであってプリキュアじゃない。まさにスーパー戦隊の1話目を思わせる展開だったんじゃなかろうか。なるほど、これはヒーローだ。東映に教えを受けた人間ならば、この強烈なメッセージは魂で感じ取ることができるんじゃなかろうか。念の入ったことに、「ヒーロー」というのが性別の概念を超えたところにあるということをもっと明確に示す言葉もある。「ヒーロー」は魂の形。それを持つのに男も女も無い。而して、ヒーローの魂を持った女の子を何と呼称すれば良いのか。答えは「Hero Girl」である。初見でそんな意味のタイトルだとはおもわねぇよ。 新機軸の導入は製作陣も勇気がいる決断だったに違いない。しかし、その道のプロたちが作り上げる「新たなヒーロー像」。そして「新たなプリキュア像」はきっと今までになかった刺激と楽しさを与えてくれるに違いない。まぁ、これが本来のターゲット層である女児先輩たちに受け入れられるかどうかはまだ分からないが……1話目のソラの勇姿を見る限り、気に入ってもらえると思うんですけどね。 個人的にはもう1つ、メインとなりそうな2人の関係性にも注目したい。オープニングの演出などを見るに、今作はどうやら比較的「2人キュア」の性格が強くなりそうな気配。初代は言わずもがなだが、プリキュアの人数が増えて以降も、「2人」をベースとした先輩には強力な作品が多い。ブロッサム&マリン、メロディ&リズム、そしてミラクル&マジカル。今回の2人は何と主人公側が異世界人という変則構成となり、地球(?)に軸足を置くサポート側のくまちゃんキャラがどのような立ち回りとなるのかが気になるところ。是非とも良い関係性を構築して濃密な友情物語に期待したい。 ちなみに、キュアスカイ変身後のコスの最大の特徴は何といってもそのマント。これも強く「ヒーロー」をイメージさせるものになっており、ジェットマン、マジレンジャーなどの系譜を受け継ぐ活躍が期待される(?)。……ごめん、正直いうとマントっていうより上掛けに見えて「最終的にポジションゼロで声高に勝ち名乗りをあげてほしい……」と思ってしまった。コラボ、お待ちしてます(?????)
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