最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会(第2期)」 ー→6 「9人だと思ったか!? 最終的には13人だぜ!」という構造、なんか既視感があると思ったらキュウレンジャーだった。ってことは侑ちゃんはポジション的にリュウコマンダーだよな。一瞬ホウオウソルジャーポジかとも思ったが、多分そっちはランジュだと思う。キュウレンジャーと決定的に違うのは、「多いよ! とっ散らかるよ!」という混乱がそこまで問題にならないことかな。 というわけで、いい同好会だったんじゃないでしょうか。最終的に「ラブライブ? まー、興味ないから大会に出場はせんとくわ^^」という話だったので思いっきりタイトル詐欺ではあるのだが、スクールアイドルという存在はこういう生き様があってもいいじゃん、という1つのサンプルが抽出されたのだと思えばいいんだろう。こうして「ラブライブ本戦」に出場しない選択したことによる恩恵は色々と大きく、中でも「シリーズを重ねた事によるマンネリからの脱却」は無視できない要素だっただろう。「ラブライブに出場して他のチームと競い合う」という要素は、もちろんドラマ作りに寄与する大切な要素ではあるのだが、流石に2回も3回もやってれば同じ道を歩くのも退屈にはなってくる。よりによって最初にその道を歩いたμ’sとかいうバケモンが一発目でベストの結果を叩き出してしまったわけで、後を追いかけるAqoursさんたちも大変だったし、今後はLiella!の皆さんもご苦労なさるのではなかろうか。そんな苦闘を尻目に自分たちのやりたいことだけをやり、スクールアイドルという理想的存在の美味しいとこだけ狙った同好会。ずるっこいと言われればそうかもしれないが、アイドル活動をするだけならこれで充分なのもまた事実なわけで。彼女らの選択に文句を言う筋合いもあるまい。 もちろん、そうして大きな目標を取り外すことで1本のドラマとしてまとめ上げる難度は上がっているはずだが、そこも大きな齟齬を生まずにまとめ上げた2期目の構成は頑張った方だと思う。流石に個人レベルでの掘り下げは減ってしまったので1期の時に比べると単発での威力は下がったかもしれないが、それでも「新メンバー3人を加え、ラブライブという目標を放り投げてでもやりたいライブがあった」という結論に落ち着く流れは筋が通っている。「個にして全」を満たすための方策としてユニット活動を取り上げたおかげで話数の取り回しも見やすくなり、一応は全メンバーへ配慮した形にもなっているだろう。まぁ、お陰でどうしても影の薄くなるメンバーが出てしまったのはしょうがないが……個人的には、璃奈ちゃんの影が薄かったせいで、今期視聴後はトップメタが果林ちゃんになりました。あの子のキャラ設定、ずっこいよね。 そうして油断したら空中分解してしまいそうな「個」の集まりである同好会の物語を、高咲侑という理想存在を使って強引にまとめ上げたのもアニメならではの強さだっただろうか。ラストライブのタイトルが「With侑」だったり、完全に職権濫用だとは思うのだが、元々スタートにあったゲーム媒体におけるプレイヤーの分身が侑であるなら、これくらいのサービスを受けられるのも当然といえば当然か。作中における女子高生・高咲侑もちゃんとそれくらいのご褒美を享受できる程度には頑張っているのだし、「私が愛でたアイドルたちが、返礼として私を愛してくれる」という理想を代替してくれる侑の存在は、やはり欠かせないものである。冷静に考えれば考えるほど世界が倒錯している気もしてくるのだが、そこは素直に「はえー、ゆうぽむ尊いなぁ」と思って脳を止めてしまうのが正解である。良いシーズンでしたわ。 PR 「SPY×FAMILY」 6→6 よろしいのではないでしょうか。ちゃんと期待に沿う出来になっていたので特に不満はないですが、まー、アニメ化したからってそれ以上の欲求も特にないのよな。 鬼滅とか呪術みたいに壮絶なリソース管理が求められたジャンプアニメと異なり、今作は程よいレベルで無難にまとめさえすれば身の丈にあったアニメーションにはなるはずのもの。そう考えるとちょいとやりすぎな人手が割かれてる気もするのだが、いっそ世の中の全てのアニメがこうして「できる限り良くなるように」っていう指揮の下で作られるようになるといいんだけどね。 一応難点があるとするなら、おそらく制作サイドは今作を本当に息の長いコンテンツにしていこうと企んでいるというまさにその点で、「引き伸ばし」ってほどでもないのだが、やや悠長な尺になっているようには感じる。そりゃま「まちカドまぞく」みたいな地獄のテンポを生み出せとは言わんが、ギャグもアクションもサクサクやってクオリティが上がる可能性はあるわけで、万一「間延びしてる」と受け止められるようになっちゃうとそれだけで失点が大きくなってしまう。水増しするにしても相応の配慮が必要になってくるだろう。1クール目となった今回でいえば、最終話みたいなオリジナル展開を足すのはむしろいい判断で、気になったのはお城回のように「原作にあった小さいエピソードを余計なこけおどしを交えて尺稼ぎに使う」パターン。原作者の意図しない方向に意味が付加されてしまう場合があるし、やっぱりどこか雰囲気が違うような気がしてノイズにもなる。今後の展開がどのくらいの速度になるかは分からないが、できることなら「大切に」という意識があるなら、やはり原作の持つ味を一番大事にしてほしいとは思う。 まー、あんまり厄介ファンにはならないようにするので、今後もアニメ化した際にはちょっと引いたところから見守っていこうとは思ってます。 「ヒロインたるもの!〜嫌われヒロインと内緒のお仕事〜」 5→5 最終話でひよりがクソメガネに「うるせぇ!行こう!(ドン!)」って誘ってるシーン、どう見てもそのまんま南極に行く未来しか見えなかった。 とても分かりやすく「おもしれぇ女」ヒロインの魅力を伝えてくれるアニメでしたね。「冴えないあたし」主人公と「アイドル彼氏」の関係性を描いた作品なんてものは少女漫画媒体ならはいて捨てるほどあるだろうし、私もあんま覚えてないだけで結構な数をアニメで消化してきた気がするのだが、今作は少女漫画にありがちな「男はこれ受け付けねぇわぁ……」的忌避感が薄かった気がする。それがなんでなのかは正直よく分かってないのだが……1つはヒロインの可愛さで真っ直ぐ攻めるから、そしてもう1つは、一応「彼氏彼女の関係」にならないというリミットの設定があるから、かな? あんまりゴリゴリに濃い「ラブ」シーンがないのよね。まー、どう考えても恋愛に発展しそうな関係性ではあるのだが、アイドルコンビが何よりもまず商売を優先する設定になっているおかげで、「おもしれぇ女」が本当に「おもしれぇ女」でストップして、そこから先の「特別な女」エリアまで主張しない。まぁ、だからってなんで見やすくなるのかはやっぱり分からんけども……「惚れた腫れたの個人的感情じゃなくて、あくまでアイドルとしてのベスト、そしてマネージャーとしてのベストを尽くそうとしてるお仕事アニメなんです!」っていう言い訳が立つからかしら? まぁ、そんなわけで自分でもよく分かってないけど、とりあえずキャラデザが好きだったので毎週見ててそれなりに楽しかったです。やっぱひよりは可愛いんよ。「太眉」+「方言まるだし」+「水瀬ボイス」とか、それこそダメな男の煩悩番外地でしかないんですが、いいじゃん、毎週そんな妙な生き物を観察できるんだから。お話が進むとさらにそこにクソメガネパワーが加わって破壊力は倍だぞ。「限界オタクを演じる早見沙織」も割と歴史を重ねてきたが、今作のメガネはかなり極まってましたね。推しがいる生活、潤うだけじゃないから人生は難しい。みんな、推し活は節度を守れよ。 「CUE!」 4→4 最初に大枠を括っておくと、「思ったほど悪くなかった」。うん、スタート時の「ソシャゲ前提のアニメのはずなのにそのソシャゲすら無いってどういうことだってばよ……」というプロジェクトへの不安は圧倒的なものだったが、そうして色眼鏡で見るのは申し訳ないくらいに、色んなところで頑張っていた作品だったとは思う。 良かったところから先に書いていくと、まずはテーマである「声優」を多角的に表現しようとしていたところ。「声優アニメ」ってのは過去にも例があったが、その中にクリティカルな成功例というのがほとんどなかったことからも分かる通り、なかなか難しい題材。声優が頑張る姿を、声優を使ったアニメという媒体で表現すること自体に奇妙な二重構造が生まれてしまうことはどうしようもないし、視聴者目線でその違和感というか、白々しさみたいなものを完全に払拭するのは難しい。本作においても、若手を多く起用してその子たちに「頑張ってる声優を演じるために頑張らせる」という構造はなかなかに歪。説得力に欠けるシーンも散見される。ただ、そうして苦しみながらも、「声優ってのは今の時代には色んな姿があり、仕事の幅が広がって夢のある職業なんですよ」という切り口はこれまで以上に積極的に掘り下げていたし、多すぎるくらいのキャラを使って「多様性」自体を売りにしていくという狙いは決して悪くはなかったと思う。 また、キャラの置き方も案外面白いものが多くて、個人的には(結局キャラの名前すら覚えてないんだけど)厨二の子が第一印象とは全然違って実はすげぇ常識人でいい娘だったあたりが素直に面白かった。他にも第一印象でとにかく覚えてもらうためにキャラのとっかかりはトンチキだったが、みんなして案外地に足つけたところで自分の仕事を考えていたり、密に絡む関係性はふつーに友情物語として見ていて楽しい部分があった。女の子わちゃわちゃアニメの基盤は、部分的に案外強固だったのだ。 ただ、そうして「面白そうな要素」は意外に多かったのだが、それを2クールのアニメの中から拾い上げるのはどうしても面倒。「多様性」が武器とは言ったものの、やはりキャラ多すぎのソシャゲ問題は解決してないし、玉石混交なのでほんとに箸にも棒にもかからないエピソードも良い部分と同じくらいにある。画にそこまでパワーがあるわけではないので、そうした「どーでもいい話」を乗り越えて最後まで今作を追いかけるのは結構な体力勝負だったんじゃなかろうか。話の密度を考えれば2クールでも足りないくらいだとは思うのだが、採算を度外視するなら、やっぱりメンバーの数を半分にして描き込みを倍にするくらいの心構えが必要だったとは思う。 まー、そうはいってもやっぱり「スタートにソシャゲありき」だったんだろうし……キャラをとにかく捌くことに労力を割かれるのはしょうがないよねぇ。願わくは、今作で「声優」をやった若手の子たちから次代のスターが生まれてくることを。 「エスタブライフ グレートエスケープ」 5→6 今作に関しては、加点することに関して若干の後ろめたさがないではない。でもなぁ、楽しんだもん勝ちみたいなところはあるしなぁ(一個人の感想ごときで何を悩むものか)。 というわけで、楽しかったので万事OKです。最終回の感想でぶん投げた通り、この1クールで何かが分かったわけでもないし、シナリオラインのやらかし具合は、別方向で伝説になってもおかしくないくらいのヘンテコ作品である。でもまぁ、「1つのまとまった作品」ではなくて「こういう方向性で作品を1個作りたいんですけど」っていう設計図を見せられたのだと思えば、細部の詰めに関してはあまり気にならないですよ。……なりませんよね? ならないと言って。 イメージしてみてくださいよ。「この世界は、特殊なクラスタに分断された東京を舞台としています。こっちのクラスタは極道もんが暴れ回ってるだけです。こっちのクラスタは何故かペンギンが支配しています。こっちのクラスタはパンダ亜人がいますよ」とか。……改めて書くとやっぱり意味わからん……。そして「トライブナイン」と大差ないと言われればそんな気もしてくる……。いや、でもあっちはせっかくの設定をさらに訳のわからない嘘野球に全振りして終わったけど、こっちは観光案内としていろんなクラスタを飛び回り、いちいち「境界をまたぐ」ことを試みていたんだよ。そこに差を見出しましょう。 あとはまぁ、グラフィック要素も注目ポイントですよね。ポリゴンピクチュアズがこれまでの社風からちょいと捻ったデザインの新たなCGワークを展開しており、端的に言えばサンジゲンに近い自由度のある「日本アニメ向け」の広がりを見せた。まだまだ受け付けない人もいるデザインなのかもしれないが、私としては過去のポリピク作品よりもグッと親しみが持てるようになったと思ってますよ。まぁ、それこそ「亜人」とか「シドニアの騎士」みたいな作品なら前のデザインの方が合うんだろうけど、適材適所で「萌えにもギャグにも対応できます」っていうバリエーションが生まれるなら歓迎するに決まっている。今後もいろんな作品でマルテ会議みたいなシーンが楽しめるかもしれないのだ。 キャラはやっぱりマルテが筆頭だったなぁ。今作でマルテ見て、その後に「くの一ツバキ」でサザンカ見てると脳内がぐちゃぐちゃになってくんだよな。「変な声でお姉さまを慕う百合」というカテゴリ、ニッチすぎるがそれもまた良し。 続編、お待ちしております。
ツノなしシャミ子って新鮮、第11話。まぁ、正直いうと主人公にあるまじき地味なデザインな気もするが……それだけツノが果たす役割が大きいということなのだろう。やっぱりまぞくはツノがあってナンボですよ。 この流れだと、ウガルル戦が第2クールのクライマックスということになる様子。シャミ子がその名に恥じぬミストレス(女帝)となったことを示すには、なるほど配下たちを救うエピソードが締めくくりにはふさわしい(?)。これまでいろんな意味で桃のことを救ってきたが、広がるシャミ子の世界を象徴するかのように、新たな眷属(??)、みかんのエピソードへと食い込んでいくわけだ。 みかんのお話ってのはこれまでそこまでディープに語られてこなかったが、それもひとえにみかんが抱え込むタイプの性格だから。他人に迷惑をかけることを嫌うために、ある程度呪いと付き合えてる状況では、その悩みが表面化することもなかった(いや、表面に出てるんだけど、だいたいは桃が腕力で抑え込んでいた)。しかし、夏休み明けで久しぶりに学校のシーンが増えるようになり、新たな環境での生活は必然的にみかんと他人の関わりが増えることになる。そこで浮き彫りになるみかんの悩みを、かつてない積極性でもってシャミ子が解決しようと立ち上がるのだ。この まぁ、サブイベントの中では割と大きな転換点となるウガルル戦。既に私の興味は「ウガルルのCVは誰になるかなー」である。ここまで見事にハマるキャストだらけだった今作だけに、この重要な配役に注目が集まります。え? 集まってない? いやぁ。
「であいもん」 6→6 ほど良き。使い古された文句をあらためて使うのも小っ恥ずかしいが、「こういうのでいいんだよ」。 毎週感想を書くことになったので特に追記も無いが、やっぱり最大の誘致要因は「京都アニメ」だったことなんでしょうね。別に生まれ故郷でもない京都の地、生粋の京都人から見たら私なんぞ新参にもならぬ「よそさん」でしかなかろうが、それでも愛着が湧く程度には長いこと住んでますんでね。その京都をこってり画面に垂れ流してくれるアニメはそれだけで贔屓しちゃいますよ。過去にもそういうことはありましたからね。「有頂天家族」とか、「けいおん!」とか(なんか違うの混じってない?)。 いや、別に「ご近所が出てるから」というだけで無条件に応援したくなるわけじゃないですよ? 「自分のよく知ってる場所が描かれるアニメ」ってことは、製作チームがどれだけ力を入れてその情景を描こうとしているのかが受け止めやすいってことなんですよ。本作は特に作画のリソースにフルパワーってタイプの作品でもないし、美麗な景色に目を奪われるなんてことも無い。それでも、ふわっと淡いタッチで描かれた背景に京の街並みが滲み出すような感覚はとても心地よいし、華美に飾り立てずに素朴に幼い和菓子屋見習いの日常を描いていこうという方向性は歓迎すべきものである。「和菓子」というテーマが京都の四季折々に重なって日本の渋めの文化を見直すきっかけを与えてくれるし、そこにちょっと普通とは違うホームドラマが絡んでくる筋立ても程よい刺激となって飽きさせずに興味を惹きつけてくれる。ことに美弦ちゃんと佳乃子の女の執念バトルなんかはこんだけほわっと幸せな世界観のくせにやたらとそこだけ生々しさがあったりして……決してただぼんやりとホームドラマしてるだけの作品でもないのですよ。 些細な出来事をつなげていくだけでも、毎週気づいたら30分経ってて「次も楽しみやな」と思わせてくれる。そういう心安らぐ作品が、地に足ついた製作体制で届けてもらえたというだけでも幸せなことです。これがきっかけでちょっと和菓子にも目を向けてみようかな、という気にもなりましたしね。今度の休みにゆっくりと…………原作コミック買おかな(まぁ、それが一番の貢献ではある)。
ベタって素晴らしい、最終話! こんなにも予定調和を積み重ねる最終回もなかなか無いだろう……もう、途中から回収される伏線まで全部分かった状態で見てるのに、きちっと収まるべき場所に全部が収まっていく気持ちよさ。 不動とデス美、2人の関係性については何も解決などしていないし、今後が気になる度合いで言えばさらに気がかりが増えたくらいのものだが、そこはこのアニメに任せるわけにはいかないので原作に頑張ってもらうことにしよう。まぁ、原作の方だってこの設定で何か綺麗に風呂敷を畳む方法があるのかは分からないが……とにかく、アニメはアニメとして「最終回っぽさ」があればそれでいい。そして、お約束の美学は「最終回要素」でも徹底されているのですよ。個人的に嬉しかったのはなんと言っても「戦隊最終回」の美学。きちんとこのためだけに修正された変身バンクは、なんと最終回の花形、メットオフ変身である。ぶっちゃけジェラート5は常に顔出ししてる戦隊だしあんまりメットオフに価値はないのかもしれないが、きっとこの世界の一般人たちもメットオフ変身を見たら「おっ、今日のジェラート5は何か違うな!」って思ってくれるはずだ。そして追加で繰り出される合体武器。まぁ、新武器が最終回限定ってパターンは実は少ないのだが、こちらも特別感の演出としては文句なし。以前合体ロボの実験では失敗していた分、こちらが成功して博士もホッとしてるに違いない。 対するゲッコーの方も最終回デザインに余念がない。ラスボス格である究極怪人(アルティメットファントム)(CV田村ゆかり)を繰り出すも、制御不能でボスラー死亡、さらにカルバリンベア様があっさり食べられちゃう展開に、王女シリーズ全員共闘の美しい流れだ。灼熱・鮮血・断罪はガチの戦闘シーンが今回初めて描かれてたけど、それぞれの武器に個性があるので戦闘シーンの演出が楽しそうなチームで良いですね。むしろ怪人幹部の方が個性を出しにくそうな感じになっていたが……ドローンラビットさん、ちゃんと肉弾戦できるんでしょうか。多分シンプルな戦闘力ナンバーワンがベア様だったと思うのだが、まさかの食べられ役という……。まぁ、この手の「脳筋幹部、真っ先にボスキャラの生贄に」も王道パターンですからね。ベア様の場合は鋼鉄さんとの純愛って要素があったおかげで生還エンドになりました。よかったネ。 最後までバカップルで、最後までバカなアニメでした。めでたしめでたし。 追伸:今回ほとんど出番がなかったヘル子さんですが、一瞬だけ映った時にボサツ(吸血鬼すぐ死ぬ)みたいな顔してたのが可愛かったのでよかったです。
「RPG不動産」 5→4 こういう世界を見てると「衣類と露出度に関して、現実世界とは羞恥心の概念が違うんやろな……」と思うことが多いわけですが、最近はさ、街を歩くとヘソ出しルックの女の子が増えてる気がするんですよね。単にファッション的な流行なんでしょうか、このまま露出度を自然に上げていけば、もしかしたらビキニアーマーがスタンダードな世界がやってくるかもしれませんね(こんでええ)。 処理としては「俺、別にそこまでごちうさとかも入れ込んでなかったんだよね」という「きらら系のノリ、どっか乗り切れない」感覚を思い出した作品。「可愛い」に特化して攻めるのがきらら系の常道にして勝ちパターンだと思うのだが、今作の場合はキャラデザ時点でそこまで魅力を感じず、メイン4人の関係性にもそこまで入り込めなかった。同じような萌えアニメでも没入度に差が出る原因は色々と考えられるだろうが、今作の場合に1つ足を引っ張ったのは「不動産」というテーマ自体があんまり身近になくて、リアルを掘り下げて臨場感を出す方向性に持っていけなかったことがあるんじゃなかろうか。「カフェで頑張ってウェイトレスしてる女の子」の可愛い要素はフィクションでも拾えるが、「不動産屋で頑張って家探しを手伝う女の子」の真に迫った可愛らしさはどう頑張ってもピンとは来ない。ネタ自体があんまり掘り下げることに向かなかったってのが1つ。 そして、ファンタジー設定にしたことで臨場感をある程度捨象する必要が出てしまったことも無関係ではないだろう。これに「家探し」という半端に現実的なテーマが絡むことで、この世界そのものの構造がどうなっているのかが感じにくくなって、キャラに入り込むことを阻害する要因になった。これが世界も何もかもを切り捨てて「なんか分かんないけどレンガの街並み」というイデアのみを突き詰めた設定なら諦めもついたのだろうが。そして、そんな半端にファンタジーな街で繰り広げられるのが生死をめぐる物語になっちゃったらさらにごった煮風。別に「シリアスが嫌だ」とかいうわけじゃないのだが、流石にこのキャラデザと設計ならあまり悩まずに萌えを追求するのが正道なのではないかえ? シリアスに問題に踏み込むとしても、例えばごちうさだったら「進路の悩み」を友達との関係性の中で悩む方向性だし、「まちカドまぞく」なら生死が絡んでる問題でも常にファニーの精神を忘れずに茶化し続けてくれる。今作はマジで主人公が事故で命を落とす展開になってしまい、それがどんだけ茶番だとわかっていても流石に笑い飛ばすわけにもいかない。どうにもやろうとしていることがちぐはぐだった。 まー、それでも「可愛い」成分は足りていたと思うし、もっとダラダラとお仕事シーンを垂れ流されていればいつの間にか精神安定剤になっていた可能性もあるのだが……1クールってあっという間ねぇ……。 |
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Thraxi
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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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