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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 複雑な家庭環境ッ、第6話。こういう母親がらみのエピソードになると、どうしても心穏やかではなくなってしまうな……。何がハッピーなのかもよくわからんのが難しい……。

 Aパートは何もダークな部分が無い秋晴れの運動会エピソード。そもそも「学区運動会」ってのがなんなのか私はよく分からんのだが(少なくとも私の故郷ではそんなんに参加したことがない)、まぁ、地元町内会のおっきめのイベントだと思えばいいのかしら。京都のご町内って割とそういうイベントが目に見えて展開されてる気はしてて、私はこっちに来てから初めて「地蔵盆」なる行事の存在を知ったのだが、あれもご町内で子供を招いてイベントをやってるのが見えるのだ。今のご時世ではなかなかそういう催し物も大変そうだが、お子さんたちが地域密着で郷土愛を持てるイベントはどっかでやってくれると嬉しいですね。まぁ、近年では「坊主と学生しかいない街」とか言われてる環境ですんで、入れ替わりの激しい不審者たちに警戒する意味でも、地域の結束は強めていきましょう(部外者目線)。ちなみに今回の運動会をやった小学校については流石に場所はわかりません。不審者じゃないので。

 そんなわけで和気藹々としたイベント。和のあの性格のおかげでじっくり6話もかけて一果の心も解きほぐされており、今回のイベントでいよいよ「家族」という言葉にも言及してお互いの距離を確かめあった。表面上はツンしか出さないけど後ろを向けば顔がにやけちゃう系ロリはなかなか可愛らしいですよね。おそらく一果の場合は精神年齢が高めなので、5年生の現時点からもうちょっとした反抗期みたいな時期になっているのだろう。このまま中学・高校と上がっていった時に和との関係性がどう変化していくものか……佳乃子さん、きちんと手綱握っといてくださいね。

 しかし、そうしてほっこりエピソードを積み重ねた先に波乱が待ち受けるのもホームドラマのお約束。いよいよ登場した一果の肉親。我が子を放置とかよっぽどの毒親かと思っていたのだが、これがまたふつーの感性を持つふつーのお母さんであった。まぁ、離婚云々で夫婦仲が拗れちゃったところで娘さんの処遇が難しいのはしょうがない。放置するつもりもなく結果的に捨て子状態だったのはお互いにとってバッドラックと言えるだろう(まぁ、全部親父が悪いのだが)。その上で、ママさんの言ってる「一果は責任を持って引き取り、納得のいく環境に置く」という提案は極々当たり前のものであり、法的にもそれがベストなのは間違いない。もちろん和たちもそれを分かっているし、一果の幸せを自分達が決めるなんておこがましいことは言えない。残念ではあるがここでお別れと腹を括る。

 しかしそこはまさにドラマでのこと。一果がデレに突入したタイミングだったこともあり、別な意味でママさんの心は2度目のクラッシュである。いや、悲しいかどうかは微妙なところだが……「ママよりよそんちの方が楽しい」ってダイレクトに言われたようなもんだし、これはこれでショックだよな……彼女の場合は自業自得とも言いにくいし……ママさん目線だとなんだかかわいそうなお話であった。

 でもまぁ、これできちんと連絡もつくようになったし、それこそ一果の友達が言ってたように「海外出張が多いから和菓子屋で面倒見てもらってる」みたいな扱いが公的なものになったと考えればいいんじゃなかろうか。週1とか月1とかで面会して少しずつ距離を詰めていけばいいと思うよ。あと、その度に和のことはちくちくつついていけば不埒なことにもならないと思うよ。

 次回予告では早見ボイスの新キャラ登場、そしてここまでは京都声優としてモブを担当していた彩沙にようやく名前ありの役が回ってきそう?

 

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 ヴィペールさんが着実に常識人枠に回ってて草、第6話。思った以上にいい人だった模様。なんであんなトンチキなゴルフスタイルに辿り着いたのか謎すぎる。

 ゴルフ勝負無しのいわゆる「溜め」回。その分背景設定が色々と語られて物語の核心に迫っている感がある。まずはなんと言ってもイヴの生い立ち。「記憶が無い」というおなじみの設定は今後どのように影響してくるのか予想がつかないが、記憶を失った少女のところに謎のシャアが現れて突如ゴルフを叩き込んで消えていったというイカレた設定がどのように回収されるのかは要注目。流石になんの理由もなしにいきなり幼女にゴルフを教えにくる教え魔の権化みたいな生き物はこの地球上にいないだろうから、おそらく彼女の生まれに因縁のある人物だったのだろう(だとしても何してるかはよくわからんが)。彼女がこの若さで圧倒的プレイスキルを手に入れた理由などはなんらかの血脈に由来している気もするし、見たところローズはその一端を握ってる気もする。是非とも天鷲財閥の情報網とか、もしくはヴィペールさんのエロボケ情報網とかで解明してくれることを望む。

 それにしてもローズの動きである。ここまでの演出方向から察するに、彼女は決して悪人ではない。というか、わりぃ奴ではあるんだろうが、彼女の目的はイヴを害することではないし、最終的にはイヴが自分の居場所を手に入れられるように動いてる気がする。今回の一件だって、イヴがいきなり「私のせいで家族が……」とか思い詰めてローズに詰め寄っていたが、別にイヴが勝とうが負けようが、戦おうが戦うまいが開発はそのうちスタートしていたわけで、別にイヴのせいでもなんでもない展開だったはず。つまり、「お門違いだよ!」というローズの返答は至極真っ当なものだったのだ。ただ、もちろんローズもイヴがそのうちに事実を知って突っかかってくるだろうことまでは想定しているだろうし、今回陣営を鞍替えする流れまでもが全部ローズの想定内であるはず。結局「裏世界に両足でどっぷり」になってしまった時点でイヴの将来が平穏になる未来は見えない気もするのだが、ローズの描いたプランで、イヴはカトリーヌ側で安住の地を見つけることになっているのか、それとも陣営も何もなしに、今回のゴタゴタの先に足抜けの未来を見ているのか。葵という「表」の世界とのつながりを密にしたことは、今後のイヴの更生(?)まで見越してローズが仕込んだ救援策であるようにも見えるのだが……。

 ま、とりあえずヴィペールさんが生きてて何よりでした。次の試合はなんとローズご本人がイヴにぶつかってくるという。キャディーまで含めて、乳のデカすぎる試合である。

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 チャンマッ! 第6話。なんかとんでもねぇタイトルになっているが、およそ内容と一致しています。時節柄ロシア関係には風当たりが強いが……まぁ、このアニメは別に関わり合いないからなぁ。

 というわけでロシア代表、ソーニャちゃんメイン回である。ただ、今作の場合は誰か1人だけに焦点を当てて他をないがしろにするようなことはなく、メインの3人にがっつりソーニャちゃんを絡めて、4者4様のキャラを積み上げていくありがたい設計。こうして顔を並べてみると分かるのだが……実はこの4人、響だけはキャラの方向性が真逆ではあるものの、かな・玲美・ソーニャと並べると「割とみんな勢いまかせだし、割とみんなバカっぽい」という部分が共通している。普通に考えると主人公のかなが猪突猛進の正義のヒーローデザインになるはずなのだが(一応そうはなっているが)、だからって隣にいる参謀っぽい玲美がクールキャラかというと一切そんなことはなく、回を増すごとにコワレ要素が増えていき、いつの間にやらかなと双璧をなすか、下手したら上を行くレベルでのポンコツいじられキャラに昇格している。これまでは「師匠フェチ」という属性で引っ張ってきたが、今回さらに「楽譜フェチ」という訳のわからん要素も追加。とにかく音声医学が絡むと昂っちゃう様子で、散々にいじられ、唯一の歌唱チャンスを打ち切られるといういじられポジションを確立させた(今週最大のハイライトは、謎の中腰姿勢で光に包まれ昇天する玲美で間違いないだろう)。

 こうして玲美が壊れちゃったためか、今回に限ってはかなに関しては割と「良い子」な側面が強く押し出され、ソーニャちゃんの無理難題も大きな器でごくんと飲み込む力強さと心優しさを発揮。「文化祭回」なんてクラスメイトとの絡みをたっぷり描かれそうなものだが、かなの場合は限られた時間でのちょっとのふれあいだけでも、充分にクラスの愛されポジションにいるのだろうことが感じられるのである。ちなみに、メインキャストが歌中心であまり本職声優でないせいか、なぜかクラスメイト4名はやたらキャスティングが賑やかになっているのは秘密。

 かなが作り上げていく文化祭。しかし、その背後で全てを支え、盛り上げようとしているのが泣く子も黙るソーニャちゃんである。当初はタカビーライバルキャラだと思われていたソーニャちゃんもかなの実力を認めたことでどんどん節操のない友情を深めており、こちらもポンコツ要素がかなりはっきりと出るようになった。流石に3人のヒロインを厨房にぶっ込んで、うち2人が紫鍋を作れるのはどうかと思うの。あれも音声医学でなんとかなりませんか?

 こうしてドタバタと駆け回っている女の子を見ているだけで楽しいというのが本作の一番素敵な部分で、コロコロ変わる表情もそうだし、独特のやり取りが飛び交うちょいズレ感のある会話劇もテンポが良い。「悪そうな表情も可愛い」ってのはとても素敵なことですね。そして今回は玲美が唯一の歌唱チャンスを潰されたおかげで歌パート無しかと思われたところに、意外や意外、こんだけとっ散らかったドタバタエピソードのくせして歌唱はソーニャちゃんの穏やか子守唄パートだったという。きっとかなもこういうギャップを見せられて、ソーニャちゃんのことをどんどん好きになっていくんじゃなかろうか。

 ところで、あの教室での歌唱は医療行為としてはセーフなんでしょうか……教室外の多数の生徒にまで影響を及ぼしていたように見えるのだが、それって保険効きます? ……医薬部外品、オロナミンCみたいなあつかいなんだろうか。

 

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 こいつぁ……流石に……いわゆる神回認定してしまってもいいんじゃないでしょうか、第5話。いやぁ、ヤベェもんを見せられたわ……。

 前回のシリアス混じりのエピソード回しだって面白かったが、今回は全力でギャグ振り。そして、なぜか無駄に溜めて溜めて炸裂させたラップ回。……いや、普通のアニメに「ラップ回」とかいうカテゴリはないんスよ。水着回とか温泉回ならともかく(それもどうなの)。しかし今回は紛れもないラップ回。そして、登場するキャラクターたちがもれなく自分の持ち味を発揮しすぎちゃう回……やっぱ白銀特訓回の不憫枠に回される藤原書記とても良き。以前のやつも最高に良かったが、やっぱりショキノチカは酷い目にあってこそという気がするな。ま、この作品のキャラは全員そうだという気もするんだけど。

 藤原いじめ、そして白銀転がし。改めて聞いて、中の人である古川さんはめっちゃ歌上手いのに白銀がジャイアン設定なのがほんとかわいそうで、ギャップが故にその(文字通りの)デスボイスのインパクトが増す。普段から攻め側に回るはずの藤原書記が防戦一方になるのも当然で、今回はそこに弱みをほとんど見せないハーサカも巻き込まれる。さらに本来なら蚊帳の外に入れば良かったはずのかぐや様まで乱入して、皆それぞれあさっての方向を向きながら暴れ続けるというカオス of カオス。原作でどれくらいの重要度のお話かは知らんのだけど、きっとアニメスタッフはこのエピソードをやるにあたり、相当な覚悟を決めたのだろう。アニメ的にも異次元の演出が冴え渡っており、今回はなんと「ラップパート」という切り取り方でそこだけはがっつり畠山さんがコンテを切っているという。久しぶりにこういう濃密な素材で監督のヤバさが再確認できましたね……いや、もともとそういう方向でヤベェと思ってた人ではないのだが……多分ラップ回ってことで「ヒプノシスマイク」みたいな作品もチェックしたんじゃないかな。その結果がこれかよ、という話だが。下手したらスタァライトとかにも触れてるかも。新次元の「皆殺しのレヴュー」の開演ですね。

 一応Bパートの四宮エピソードも普通に面白かったのだが、今回の流れだと流石に「箸休め」扱いになるな。何しろエンディングにもう一個爆弾が用意されてたから。なんかもう、「チカっと」のせいで今作はオープンエンドへのあり得ない作り込みが義務みたいになってて大変。消費者側からはこんなにありがたい無駄遣いもないけどね。いいぞもっとやれ。

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 千代田桜さんの失踪が10年前ってことは変身バンクはきっと10年ぶり、そして中の人が現役プリキュアだったのもちょうど10年前、第5話。この世界線の主なプリキュアは、10年前のキュアピース、そしてキュアミルキーが3年前だ。

 一気にお話が進みましたね。まぁ、毎度テンポの速さは変わらない作品ではあるのだが、2期に入ってからは後ろの予定との兼ね合いもあるのだろう、適宜無意味な茶々入れも挟みつつなのでそこまで急いた感じもなかった。ただ、この辺からは原作でも一気に伏線の畳み掛けというか、色んな要素が密に絡み合って世界を作っていくパートに入っていったので、アニメでもその辺りはなんだか只事じゃない雰囲気が匂ってきている。普通に考えたら「トラウマも含む自分の過去の記憶へとダイブする」なんて展開は核心に迫る重要なパートになるはずのところで、そんな緊迫感ある展開でも「ズルい武器」の一言で乗り越えてしまうこの作品はよっぽどおかしいのである。

 白澤店長のおかげで桜さんの情報が増え、明確に探索が前進した今回。さまざまな手がかりを抜かりなく拾い切り真相を看破してみせたのが良ちゃんってのがシャミ子パーティーのそれらしい部分。ふつーに考えたら「桜さん探索に時間を費やしている桃」とか「悠久の昔から知識を蓄え続けるご先祖」とか、もっと頭脳フル回転で進めてもいい連中が集まってるはずなのだが、それぞれに適当なところがあるためにクレバーにはなりきれないのである。よくもまぁ、こんだけ訳のわからないノイズが多い中で良ちゃんは真相を見抜けたものだ。「良曰く」と宣っていたが、今期アニメの軍師は諸葛亮と吉田良(子)で決まりですね。軍略、勉強しとくもんですな。

 もちろん、幼子が頑張ってるんだからそれ以外だって頑張らないわけにはいかない。今回一番頑張ったのはシャミ子だと思うが、その陰でご先祖も割と献身的に尽くしてはいるのだ。目先のよりしろ券に釣られてるってのも事実だろうが、それ以上に、シャミ子のことを思えば色々と保護してやりたいと思っているのは事実だろう。シャミ子とご先祖は魂の肉親関係、これは間違いのない事実。そうなると、肉親だらけで協力関係を築く「家族ぐるみ」の吉田家に桃がどのように介入していくか。まー、桃だって桜さんという「家族」のことを思っているのだから原動力の大きさでは負けていないと思うが、そこにいかに「シャミ子のために」という要素をプラスできるか。いいんだよ桃。角ハンドルを容赦無く扱えるのは君だけなんだから。

 それにしても、なぜたまさくらちゃんは肉に埋まるのだろう……。

 

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 キャスト表の敵キャラサイドんところ、「金元→安元→金子」っていう並びで何となく笑ってしまった、第5話。いや、金子彩花って言われてもあんまりピンとこないのだが。何なら「金子彩花→花澤」で一周する。

 そんなわけで今回のAパートは敵組織・ゲッコーサイドからのスタート。もうすでにだいぶちゃらんぽらんな組織であることは判明しているわけだが、そんな中でも謎だったのが「王女」を冠する敵幹部たちの存在と関係性。今までジェラード5と関わっている描写があるのは死神王女だけであり、他の王女連中がどこで何してる奴らなのかは全くわからなかった。何となく「ジェラード5の基地近辺のエリア担当が死神王女(とカルバリンベア)なのかなぁ、と思っていたのだが、今回の様子を見ると一応ジェラード5側も鋼鉄王女の存在は認識していたようだ。その上で「違う部隊の所属じゃないのか」と言っていたし、カルバリンベアがカタパルトスネークのところに出向いてわざわざ身元を借り受けていたところを見ると、どうやらゲッコーの組織体制は「動物型の改造怪人幹部&王女シリーズ」というツーマンセルのデザインになっているようだ。ただ、これまでの登場シーンや現場ミッションの様子を見ていると、あくまで主導権があるのはベアやスネークの方であり、王女シリーズはその配下を務める「片腕」みたいなポジションだろうか。うーむ、なんだか不思議な組織図になるが……多分、怪人1人のワンマンになっちゃうと現場まで目が行き届かずに労務内容に問題が起こる可能性をケアしてのものだろう。ボスが言ってる通りに、ゲッコーはかなりのホワイト企業みたいですからね。社食のメニューが充実しすぎていることからもそれはわかるだろう(普通、社食に単品で酢の物は置いてないだろ)。

 で、そんな体制下で和気藹々とガールズトークを繰り広げたのが死神・魔獣・鋼鉄の王女シリーズ3名。魔獣王女は以前からデス美さんに対して対抗心をむき出しにしていたが、今回たっぷりの絡みを経て、単なるいい奴だったことが判明。こうしてキーキー言いながらツッコミに回りっぱなしの花澤キャラって案外珍しい気がする。それに対し、結局何が理由で王女ポジションにまで祭り上げられたのかがよく分からないのが鋼鉄王女。一応、ベアとの共闘ではそれなりの戦闘能力を見せていたので、純粋に武力としてカウントされているんだろうか。それにしたって、その見た目で頭が悪いのは詐欺だと思うぞ。あれか、ボスもおっぱい目当てで登用したクチか(それならアイアンメイデンの中に放り込んでおくのは勿体無い気がしますね)。カルバリンベアもそのおっぱいを見てOKした……のかどうかは不明。そもそもあのカップリングが成立してるのかどうかも不明。

 Bパートは「あーん」をめぐって、いつも通りにメイン2人が(これ以上ないくらいに)イチャイチャするだけのお話。ピンクは完全に2人の味方になったようで、冷静に考えるとこの組織は私情を任務よりも優先させてる裏切り者が2人もいることになりますね。由々しき事態である。ま、その結果として「戦闘中にいきなり盲腸」というとんでもないピンチも大事に至らずに済んだわけだが……あの現場で救急車を呼んだのは間違いなくデス美さんだと思うのだが、後から「誰が呼んだんだ?」ってならなかったんだろうか。もしくは「死神王女はトドメを刺さずに帰った?」みたいな疑問もあるけど。まぁ、毎度決着をつけずに解散してる正義の味方と悪の結社の間に何らかのつながりを感じない方がおかしいんですけどね……。

 最終的に不動のオカンが全部持ってったような形になったが、オカンはデス美さんとの関係性は完全に認めちゃってるのよね。多分、不動が付き合い始めたことを家族に隠せるほど器用ではないので、実家ではあっさりバレていたんだろう。あの通りのオカンなのであまりデス美さんの素性を詮索していないようだが、単なる高校生カップルとして説明してるんだろうか。俺も人の親になって可愛すぎる女子高生の娘の恋愛模様を見守りたい人生だった……。

 

 

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 今なお、人類が疫病や戦争で苦しんでいるなどという事実が信じられなくなる作品、第5話。……日本って平和だよね……ほんとにね……バカアニメが放送されているこの世界に感謝を。

 いやしかし頭イカレてるとしか思えないよなぁ……今作の企画会議がどんな状態で進行してるのかがすげぇ気になる(あとアフレコ現場がどうなってるのかも気になる)。ここまで確実に「ヤクキメて書いてるの?」ってくらいのプロットが続いていたが、今回はいよいよ「いや、ヤクの力借りてもこうはならんやろ」というプロットになった。……いやでも、「エロギャグ漫画なら普通にある設定」ではあるので、常軌を逸してるというほどでは……いや、逸してるわ。超逸してるわ。いやいや、思い出してください、過去にはパンツを羽ばたかせて伝説を残した「そらのおとしもの」っていう作品もあるんですよ。それに比べればまだ今作は理性が残ってますよ。人間の理性について、深く考える機会を与えてくださる素晴らしいアニメである。

 ここまで吹っ切れた展開が続いており、私の中にミリで残っていた「何か、実は壮大なネタが仕込まれたサプライズ作品なんじゃないか」という期待や不安は掻き消えた。今作において、世界観を考察することは全くの無意味だ。それぞれに大して距離も離れていないはずの各々のクラスタに全く別な文化があり、なぜか現代日本の東京都内に酷似した施設なども散見されるがそれは偶然だ。あくまでもこの世界は「クラスタごとに全く異なる世界」であることだけが事実であり、その差は「キノの旅」における国の違いと同様、理由も無ければ背景も無い。ただひたすら寓話的に「そういうもの」なのだ。たまたま、今回登場したお台場クラスタには「パンツは悪である」という思想が、宗教がどこかの時代で生まれてしまっただけなのだ。そこには理由はない。伏線もない。そして理性も品性もないし、遠慮も躊躇いもない。あ、伏線はあったかもしれない。前回のマルテの脳内に(泡沫派閥がまさか2話続けて登場するなんて誰が思っただろう)。

 「何故人類はパンツを履き始めたのか」というのは文化人類学としてはそこそこ面白いテーマではあるだろうが、その遠大なる人類の文化を否定することに特にイデオロギーはない。この世界は何となく面白そうだからパンツを履かなくなったし、たまたま逃走時のルートは梯子の昇降や排気管の匍匐前進やピッカピカに反射する床がある。エロトラップダンジョンの概念があれば一発で説明はつくのだが、ここはそんな世界じゃないので本当にたまたま。そしてそんなクラスタで生活している人は、他人のパンツに敏感になって見えないパンツの存在も知覚できるように超進化している。……人類の歴史、どうなってんだ。しかも原住民の方々も、別にパンツを履かないだけで大事な部分はちゃんと隠すんだよな。ほんと意味わからんよ。そんな人々が作った巨大な女神像は丁寧な縞パンを(おそらく自由の女神と同じ素材なら青銅で作って)身に纏っている。それを見たエクアさんの真剣な表情は拾った方がいいのかスルーした方がいいのか……。

 ちなみに、制作サイドに関係性が見出せないので偶然といえば偶然なのかもしれないが、今回「ノーパンの」「女神」という謎概念の神官役を担当しているキャストは雨宮天である。流石にその声が聞こえてきた時点であまりにも露骨な含みを感じざるを得なかった。多分、キャスティングしてる方も狙ってやってるはず。ついでに言うと今回のオチは縞パン、そして頑なにパンツを履き続けたキャラのCVはめぐみんであった。そこに因果を見出すかどうかはあなた次第です。

 エクスプロージョン!

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 げに恐ろしきもの、汝の名は女、第5話。ABパートともに、それぞれに強さが出ているエピソードでしたな……。

 Aパート、女VS女の水面下の戦い。いやー、芯の強そうな佳乃子がこういう展開を見せるのは分かるんだけど、まさかの美弦ちゃんもなぁ……。私は男ですので、男と男の関係性はよく知ってるつもりなんですよ。男と女の関係性だって、まぁ一般よりはだいぶ低いですけどある程度認知できる。でも女性どうしの関係性ってものは感知のしようがないので理解も共感もなかなか出来ない。だからこそきっと、私は百合に無限のファンタジーを感じてしまうわけで。しかし、女同士の関係性というのは何も百合ばかりではない。そう、こういう関係性もまた女&女の関係性なわけで……美弦ちゃんのこの態度も割と普通に出て来うるものなのでしょうかね……強いなぁ……現時点で美弦ちゃんから和への感情はかなり明確。それは一果も佳乃子も承知しているところ。ややこしいのは佳乃子から和への感情で、今んところどっちも「相手にフラれた」と思っている(和はそのまんまの意味でフラれてるし、佳乃子目線では和菓子を優先されたと思ってる?)。しかし京都に来てからの佳乃子はどうやら和に対して特別な感情を持ち続けているようで、好きあらばヨリを戻す可能性も十二分にある状態。そんな中、激しく思惑をぶつけ合う女性2人に挟まれた一果の運命は…………トラウマ、引きずりそうだね……なんとか、一果ちゃんがいい女に成長した暁には、こんな殺伐とした心理戦を演じないような人間になってくれますように。

 毎度「京都のどこをどう移動してるかなー」なんて聖地巡礼目線で見るのが楽しい作品なのだが、今回序盤の動きは正直よく分からなかった。そもそも緑松の具体的な場所が分からんので何とも言えないのだが、まず、一果と美弦ちゃんが遭遇したのは間違いなく左京図書館である(内観はあんま覚えてないが外観は確実にそう)。そこから所在地不明の蕎麦屋への道中で佳乃子に遭遇。その後は「楽器店」→「アイスクリーム屋」と巡り、一度橋を渡った後に「どこかの神社」→「吉田神社」というルート。途中に道のりはさっぱり分からないのだが、渡った橋は川幅や周りの様子から見て少なくとも出町柳よりも北で間違いない(おそらく御影橋だと思われる)。橋は西→東と渡っているので、楽器店やアイス屋があったのは下鴨界隈だろうか?(実際にあるかどうかは正直分からん)。となると、そこから橋を渡った先の神社は田中神社だと考えるのが妥当。そこからならちょっと足を伸ばしてすぐに吉田神社である(ちなみに最後のシーンは京大正門バス停)。いうても結構な距離を歩いてることになるので、真夏に、小学生がうろつくのは大変だっただろう。ま、それでもホイホイ歩いちゃうのは京都のいいところでもありますね(ここまでの情報、誰が得をするんだろう)。

 Bパートは何と和のばあちゃんというなかなか強烈なキャラが登場。この一家は親父さんが割と老けてるのでばあちゃんが突然現れてやたら若々しいのがびっくりだったが、まー、旦那に先立たれた女性というのはむしろ活力が増すという話も聞いたことがあるので、このばあちゃんもそんな感じでエネルギーに満ちているのだろう。もちろんそれは薄情とかいう意味ではなくて、2人分の人生を背負い、余生を満喫しながらも後進の育成に励む理想的なお年寄りの姿でもある。和はこんだけ立派なばあちゃんに育てられてあんなふうになったんか……。お母ちゃんが割と優しそうやからなぁ……。

 今回の見どころはそうしたばあちゃんのキャラはもちろんのことだが、何気なく描かれる「日本のお盆」の姿にさまざまなノスタルジーを感じる部分。残念ながら昨今のコロナの影響で里帰りも難しく、法要なんかを執り行うにもしがらみの多い時代になってしまったが、私が幼い頃なんかはそれこそ田舎のばあちゃんの家に親戚が集まってお盆はたいそう賑わったものである。「家族が集まり、お寺さんを呼んでの年法要」とか、日本人ならしみじみと受け入れられる文化に違いないが、さて、これって海外配信とかで見てる外国の人にはどう映るんでしょうね。護摩札の文化とかもそうだし、こうして小さいけど確実にあった日本の原風景みたいなものを見せてくれる作品は、内輪で申し訳ないが貴重な気がしますね。

 ……今年の夏は実家帰りたいなぁ。

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 ゴールデンウィーク最終日、何とかギリギリ上映時期に間に合って視聴することができました。ここまで引き伸ばした理由はいくつかあり、1つ、単純に時間がなかったこと。1つ、昨年度版の「グランプリ」でテレビ版を手放しでほめてしまった余熱があったので、そこを冷ましてからじゃないとハードルが無闇にあがっちゃうのを懸念したこと。そして最後の1つ、漏れ聞こえる評判がそこまで積極的なものではなかったこと。それらを含めての1ヶ月。無事に視聴が間に合ったのは良かったです。とりあえず折りたたみ前に一言でまとめておくと、「映画を観に行った方がいい?」と聞かれたら、「テレビシリーズをもう1度見直すのが良い」。

 

<というわけで以下ネタバレ注意。テレビ版未視聴の方はここでお別れです>

 


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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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