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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 入院してしばらくプレイ不可能と思われていた男がめでたく娑婆へ戻ってきた。退院当日にいきなりのたほいやである。ちなみに膀胱には贅沢に管が刺さりっぱなし。

 


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○「スローループ」 5

 奈央坊ときよのんが2人ユニット組んだっていうのが一番の驚き。2/5ワルキューレでこのテイストになるんかいっていう。

 気づけばなんだか久しぶりなきららアニメの新作。一時期、きらら作品は必ず1クールに1本ずつ入ってくるくらいに豊作だったのだが、最近は流石に弾数が尽きたのかなりを潜めていた。「マギレコ」をカウントしないとすると、最後に放送されたきららアニメは「ゆるキャン△」2期なのでちょうど1年ぶりの新作ということになる。そしてそんな新作のテーマはなんと「釣り」。「おっさんの趣味を少女にやらせる」ムーブが非常に分かりやすいデザインとなっている。釣りアニメといえば最近「放課後ていぼう日誌」という佳作があったので、単純に比較するならそこだろう。ただ、やっぱり掲載誌が違えば狙いも違うため、あんまり単純な比較には意味がないかも。

 非常にきらら作品らしい、お手本のようなガールミーツガールな1話目。ちょっと奥手なキャラと突撃娘のカップリングということで、それこそ「ていぼう日誌」と同じデザインになるが、その関係性がまさかの連れ子どうしというのが新鮮である。考えてみりゃ、この「再婚相手の連れ子ペア」というデザイン、すでにベタ中のベタに認定されるくらいの設定だが、少なくとも私はこれを女の子どうしでやってるデザインは見たことがない……と思ったけど、そういや「citrus」って同じ設定か。……まぁ、恋愛前提じゃない漫画でのこの設定が新鮮ってことで。まさかの「姉妹」となった2人がどのように交流を深めていくのかという部分が当然見どころになるし、この2人が両親を含めてどんな家庭を作っていくのかというのも気になる部分。きららアニメで関係性の基盤に男性キャラが食い込むのは珍しいが、舞台装置のように希薄な父親が果たして今後影響してくるのかどうか。……多分あんまりしないんだろうなぁ。まぁ、こっから先もうじうじと再婚相手とのトラブル描かれても困るし。「はい、姉妹になって一つ屋根の下ですッ!」っていう関係性だけいただいて、あとは女の子だけの世界を邁進するのが正しい方向性なのだろう。

 制作はCONNECTというスタジオ名になっているがSILVER LINKの子会社みたいなところ。1話目を見た限りでは作画クオリティは可もなく不可もなくといったレベルだが、大崩れせずにちょこちょこ可愛いデザインが出てくれば及第点にはなるだろう。そこまで動きの大きなアニメでもなかろうし、日常系の作り方がどれくらい意識できるか。そして、あとは追加キャラを投下していくことでどれくらいストーリーに起伏が作れるか。「釣り&料理」というコンビネーションを打ち出していけば、他の萌え作品との差別化は測れそうだが、深夜アニメで飯テロされるとそれはそれで困る。特に魚介系は思いついてパッと食べるのが難しいので……。

 

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○「オリエント」 4

 考えてみりゃすげぇタイトルだよな。これ、漢字で「東洋」って書かれてたら全くなんのこっちゃ分からんぞ。「日本」とか「アジア」とかいうタイトルのアニメがあったら驚くだろうに(「ジパング」はあったな)。

 内田雄馬・斉藤壮馬というツイン馬キャストでお送りするバディものの少年漫画(多分)。非常に分かりやすくそれらしい出だしで悩む部分はゼロなのだが、残念ながらあんまり惹かれる部分は無い。今作の作者といえば「マギ」があったが(そういえばあれだって充分オリエンタルだった気がするのだが)、あっちはアニメ製作がA-1で、放送時間帯の影響もあり、監督に舛成さんが起用されるなど、それなりに見どころのあった作品だったと記憶している。それでも最後まで張り付いてなかったのは内緒だが……ほら、土曜夕方アニメは苦手なんだって前から言ってるじゃない。そのせいよ。

 今回はなんと監督が柳沢テツヤ。「え? エロくないアニメも担当するの?!」とびっくりの配置で、しかも製作スタジオのA・C・G・Tは随分久しぶりの元請け作品という。もともとあんまり良い戦績の無いスタジオで、今回も1話目時点で画面に魅力が乏しく、ここから先でこれが上方向に修正される予感は無い。特に敵対生物である「鬼」のデザインが……いや、原作の時点でああいうもんだと言われたらしょうがないのだが……どうも、怖がらせたいのかわらかしたいのかよく分からん。門の中と外でガラリと倫理観の教えが入れ替わる構図なんかもすげぇ唐突で全然世界観が見えてこないし、そこで1人克己しようとしている主人公のモチベーションも「主人公だから」以上のものが見えずにどうにもピンと来ない。まぁ、1話目なんてこんなもんだと言われればそうなのかもしれないが……せめてオリジナル世界観を打ち出したいなら、主人公ペアの名前を武蔵&小次郎以外にした方がよかったんじゃなかろうか。多分この名前にした意味はあんまりないよね……そういえば前クールはムサシアニメも小次郎アニメもどっちもあったなぁ。

 というわけであんまり期待はしてない。まぁ、「知名度はあるけどあんまり追いかけないタイプの漫画」ってことで、「FAIRY TAIL」に続く「EDENS ZERO」みたいな感覚で追いかければいいんじゃなかろうか。

 

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○「東京24区」 5

 初回1時間スペシャルをやる作品、なかなか名作になりにくいの法則。いや、知らんけど。多分「制作側も期待してんだろうなぁ」みたいな余計な意識が介入しちゃうせいなんだろうな。あ、でもリゼロもVivyも初回1時間だったか。……やっぱものによるな。

 ということで気合が入ってそうなオリジナルアニメ。政策がCloverWorksで、監督はなんと「ジョジョ」で一躍有名になった津田さん。なるほど気合がはいっているのは間違いなさそうだ。そして1話目を見た感じだと………………うむ、分からんね。正直、上ブレして一気に盛り上がるパターンも、結局ろくに跳ねずに横這いして最後を迎えるパターンもどちらも均等にありそうな1話目。なんちゅうか……「よく分からんオリジナル劇場アニメを見た」みたいな気分になったな。それなりに大きな事件の導入があり、それを主人公チームが解決する。そしてクライマックスにはあからさまに動画に力を入れているであろうパートが待ち受けている。なんか、これだけで終わっても「よく分からんけど、あそこの作画だけは頑張ってたんちゃう?」くらいの感想が残されるパターンである。

 ただ、もちろん今作はまだ「1話目」であるから、むしろここからお話が始まる。3人の主人公チームが受けた電話はなんなのか、妹さんの死の真相はいかなるものか。そして、この世界の裏側には何が隠れているのか。気になるといえば気になるし、気にならないといえばならないね。うーむ、クライマックスに至るまでの準備の時間が長くて途中眠くなっちゃったのが怖いところだが……まぁ、「1話目でがっつり下準備をしているよ」という風に好意的に解釈すれば、ここから加速させられる見込みはありそうだ。単なる仲良し3人組のドタバタ事件解決アニメで終わると興ざめだが、一応、もったいぶった導入の物言いなんかを考えれば、何か1つ大きなネタを仕込んではいるんじゃなかろうか。そこにたどり着くまでは大人しく見守っていくしかなかろう。それがオリジナルアニメの楽しみなわけだしね。

 作画部分がそこまで目立ったものじゃなかったのは残念だが、今ひとつピンとこなかったのは単にキャラデザが私の好みじゃなかったというだけなのかもしれない。独自の風合いはCloverWorksが頑張ってくれている部分なのだろうし、絵的にもお話的にも、何か見どころが出てくれば良いな。個人的注目ポイントは「主人公のママンが野中藍」。あいぽんママン、「電波女」以来じゃなかろうか。あの当時は「なんやこの母親像」とか思ってたが、今となっちゃ本人が2児の母なんだよなぁ……。

 

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○「ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜」 5

 確か去年あたりに実写ドラマにもなってたよね。最近こうしてほぼ同時進行でアニメ&ドラマ化する作品って増えてる気がするんだけど、どういうターゲットの取り込みを狙ってるんだろう?

 原作はちょい既読。以前どっかで話題になってるのを見て、ちょうど電子書籍で何巻か無料だったからその分だけ読んだ(3巻だったと思う)。ネタ自体は嫌いじゃないし、それなりに面白いとは思ったが、絵が得手でなかったので続刊をわざわざ読もうと思うほどではなくそのままフェードアウトしたという経緯がある。漫画喫茶に行きにくくなっている分、こうした電子書籍のキャンペーンでちらっとつまみ食いした作品も今後増えていくかもしれない。

 アニメ化するにあたり、あんまうまくない絵の部分はブラッシュアップ。線のクドさをある程度維持した状態で映像化されており、原作の味をうまいことプラスに働かせているな、というデザインにはなっている。ただ、これによってアニメの方が上位互換になったかというとそうでもないところが難しい。原作の持ち味はとにかく平熱で垂れ流す怒涛のようなボケ&ツッコミテイストだと思うのだが、アニメ演出が割とカチッカチッと枠を作るデザインになっており、何気ないツッコミのセリフなんかも全部大仰に拾ってしまうものだから今ひとつテンポが乗り切らない印象がある。台詞はもうちょいオーバーラップを増やして加速させた方が原作の狙いに近い作品になった気がするのだが……まぁ、尺の問題もあるし、そのあたりは簡単ではないのだろう。

 スタッフは佐藤雄三&マッドハウス、シリーズ構成に金月龍之介という悪くない座組みではあると思うので、今後キャラが増えてより賑やかになってからどういう方向性に攻めるかで明暗が分かれてくるだろう。割とむちゃくちゃやっちゃっていい作品だと思うのだが……なんか、1話目でオープニングやらなんやらを見ると、そこまでふりきろうという製作意図はない気がするなぁ。

 

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○「リアデイルの大地にて」 4

 なろうアニメが終わるとどうなる? 知らんのか? 次のなろうアニメが始まる。悠久の円環を描き続けるこの世界、無間地獄に終わりはない。

 というわけで今期アニメもさっさとスタートするわけだが……確認したらこの作品自体はめっちゃ古参やんけ。Wikiによれば2010年にスタートしているということで、さらに確認したら「OVERLORD」と同期。そんな作品が今更発掘される事にどんな意味があるのか……と思ったが、一応商業ベースでは数年前から刊行がスタートしているという。アニメの放送に合わせての刊行なのか、それとも刊行されて人気があったからアニメ化なのか……もう、この世界の常識がよくわからねぇや。

 古参ということで特に奇をてらったような部分は無さそうなネイキッドなろうであるが、向かった先が異世界じゃなくてゲーム世界なのはまさに「OVERLORD」と同じ設定。オバロはモモンガ様がゲームからログアウト出来なくなっちゃっていたが、こちらは「入院患者がゲームやってたんだけど、生命維持が切れて死亡。その結果精神だけがゲームに」という、無駄に重たい設定になっている。まぁ、この辺りの「どうやって異世界に行くか」でそれなりに段階を踏んでくれているあたりはまだ丁寧だった時代ということなのだろう。転移後にやることは大して変わらんのだろうが、そこだけでもちょっとした時代性はあるのかも。ただ、チートキャラとして生まれ変わった先に何をやるかというのはまだ見えてこない。テイストとしてはどこぞのスライム倒しまくってた人が一番近いような気がするが、本当にギャグ一辺倒のスローライフになるとは考えにくいので、ここから巨悪と戦ったり……するんだろうか? やっぱり「転生後に何したらいいかよく分からん」という問題は抱えっぱなしな気がする。

 画はユルめ。まぁ、肩肘張らない作品ならそこは別にマイナス要因にはならなそうだが、やっぱり設定にどっか適当さが臭ってくるのが第一印象を下げている。例えば冒頭、「この街はもっと賑わっていたのではないか?」という主人公の問いに対し、宿屋の女将が「そりゃあんた、200年も前の話だよ」と応じているが、普通こんな反応になるか? 例えば現代日本で突然客から「そういえば、最近は参勤交代はしてないのか?」と聞かれたら、まずは正気を疑うところからスタートするだろう。「200年も前の話だよ」は自然な応答には見えない。挙句、「200年前まで栄えていたのかぁ」と納得したはずなのに、夜になったらふつーに食堂に客が溢れている。ということは、昼間の女将の応答として正しいのは「昼間はこんなもんだよ、夜は人がくるけど」になるはずだ。何故「200年前のことと勘違いしている」という理解が女将にあるのか。その辺の応答の適当さがすげぇ気になるのである。他にも、主人公が転移呪文のコードを一字一句忘れずに諳んじた次の会話では3人も作った子供の存在を忘れていたり、世界設定を理解しようと思った次の瞬間には足をすくわれる。こういう細かいところから、いちいち没入度ってのは変わってくると思うんだけどね。

 まぁ、こういう細かいところに目くじら立てると「おっさん乙」って言われそうなのだが……とりあえず「今井ことこの異世界冒険譚」だと思い込んでしばらく見守っていこうと思う。あの人も、転生したらこのくらいのユルいノリなんだろうなぁ……。

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「最果てのパラディン」 6→5

 今期なろうもこれにて閉幕。まぁ、1つ終わったところで第2第3のなろうが次々と襲いかかってくるわけだが……。ついでに今期の番組感想も一旦区切りかな?(もう、どのタイミングで何が終わるかよくわかってない) 今期感想は37本。いうてまだ頑張ってる方やろ。

 さておき、こいつは割とちゃんとしてる方のなろう。序盤は本当に嫌味なく観ることができて、なんとも複雑なウィルの家族模様は普通に面白く、時には涙を誘うようなシーンもあった。タイトルの通りに、そのままずっとヘンテコファミリーが「最果て」で生活していたら、それはそれで面白かったんじゃないかという勝手な想像もできる。ただ残念ながらそれではお話も進まないので、ブラッドとマリーの2人に別れを告げ、ウィルは人里へと降りてしまった。

 現代の人間と接している間も、メネルのキャラなんかは案外悪くないのでしばらくいい具合に「それなりにファンタジー出来てんなぁ」と思いながら見ていたし、神殿長の物言いなんかはなかなか含蓄に富み、ありきたりな異世界ファンタジーで終わらせてなるものかという意識も見て取れたように思う。ただ、そこからウィルが「強さ」について考える段になると、やはりお約束のオレツエー要素からのイキりが発生してしまい、ウィルの場合はそれが「自分は普通じゃない」というよく分からんネガティブ方向に進んでしまった。一応「自分基準で周りの人間を引っ張り回すと迷惑だから」という理由なのでキャラとしてはブレていないんだろうが、視聴者側としてはそもそもウィル目線で物語を追いかけていたものだから、あんまりウィルが特別すぎる存在だという認識がない。「いきなりそこまで思い詰められても……」という困惑が先に来てしまい、ちょっとラストの展開は飲み込みにくくなってしまった。まー、「つえー」の扱いってのはポジティブ過ぎてもダメだしネガティブなのも嫌味に映るし……なかなか難しいお題であるな。

 とはいえ、少なくともなろう的な嫌悪感があったわけではない。まぁ、そもそも「転生」要素がほぼゼロだったし、途中からどうでもよくなってふつーのファンタジー作品になったのだから、なろうがどうこう言う意味もあんまり無いのよね。ほんと、なんでみんなスタート地点だけは揃えようとするのだろう……。自信を持って自分オリジナルを出せばいいのにね。

 

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「闘神機ジーズフレーム」 4→3

 そういやもう1本あったわ。今期のへなちょこCGアニメ。ただ、今作は「CGがへなちょこ」っていうよりも「CGを使った上でアニメ全体がへなちょこ」なのでちょっとニュアンスが違うのだけど。

 はっきりとCGを使っているのはメカ戦と敵対勢力であるネルガルの描写が中心。そこは統制こそ取れているものの、CGにありがちな「何を中心に描きたいのかよく分からん画面」が多数展開されてしまい、残念ながらいまいち旨味にはつながっていない。かろうじて「とにかく数が多くてキモい」というネルガルの印象を与えることには成功しているかもしれないが、そこでぐっと画面の密度が上がるため、作画パートとの落差がより一層目立つ結果になってしまっている。そう考えるとやはり「シキザクラ」の全編まとめたCG意識ってのは正しい方向性だったのかもしれない。

 シナリオ部分に関してもあんまり見るべき点はなく、せっかく「女の子だらけのロボットアニメ」という売りがあるのに、パイロットスーツで搭乗してるシーンがメインなのであんまり可愛らしさを前面に押し出す機会がない。せいぜい主人公と姉の関係性くらいが見どころだろうが……このキャラデザだとそこまで身が入らないしなぁ……残念ながらあまり記録にも記憶にも残らなそうな作品であった。

 今作は全編を中国のスタジオが作っているというのが注目ポイントだったが、その結果がこのクオリティというのはいささか複雑な気分である。「中国アニメが日本を侵略!」みたいな文脈が増えてきた昨今、いうても中国のスタジオだってピンキリ。日本で言えば京アニみたいなスタジオがあるのも当然だし、その逆に○○○○みたいなスタジオだってあるだろう(空欄にはあなたの思う好きなダメスタジオの名前を入れてください)。これまで日本に入ってきた「天官賜福」みたいな作品ってのは、どちらかというと「中国における京アニ寄り」みたいなところだったと思えば、まだ安心できるような気もする。もちろん、そうして下ばかり見ている姿勢がよろしくないのはわかっちゃいるが。とりあえず、現在の日本では隣国も合わせて以前よりもアニメ制作を行うための選択肢が増えているのは間違いないだろう。日本がどう、中国がどうという区別ばかりしていても進歩はなく、今後はこれらの資源をいかに高品質なアニメ制作に活用できるかという時代になってくるのかもしれない。

 

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「シキザクラ」 5→4

 今期「テスラノート」と双璧を成すへなちょこCGアニメ。ひっくい双璧やな。

 「テスラノート」と違い、こちらはいわば同人作品の延長線上にあるようなもので、「名古屋のご当地企業が頑張ってお手製アニメを作ってみた」という制作事情がある。いわば専門学校の生徒による作品みたいなもんであり、市場に居並ぶ他の作品と比べるのは酷というもの。とはいえそれなりに画面作りは頑張っており、CGの使い方だけで見れば「テスラノート」よりも上だったんじゃなかろうか。変身ヒーローものにするというのも(少なくとも画面構成上は)正解で、アクションシーンで細かいキャラ作画をつける必要がなくなり、負担と違和感の軽減に成功している。まぁ、その分戦闘パート以外のところでの拙さが際立つことになってしまうわけだが……。ちゃんと1クールのアニメを成立させたというだけでも頑張った方だろう。

 ただまぁ、そうした事情と評価は切り離して考えるべきであり……やっぱりこの作画ではお話に没入するのは難しいなぁ。割と真っ当なヒーローアニメをやっていたと思うのだが、ところどころに紛れ込むへにゃっとした作画のせいでどうにも真面目になりきれなかった。鬼や鎧のデザイン性だけで見ればもうちょい格好良くキメられた可能性もあったとは思うのだが……やはりそこには大きな壁があるってことなんだろうなぁ。中の人達も専門声優ではないためにちょこちょこ気になる部分もあり、本当にいろんなところが「頑張ってんだけどあと一歩」だった。

 でもまぁ、あんまり悲観するような結果でもないだろう。ちゃんと地方の力でここまでできるということがわかったのだから、あとは今作の反省を活かしてのトライアル&エラーである。名古屋発アニメ文化の第一歩として、今作が記念碑になるような……そんな潮流が生まれたらよいね。

 

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