最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
究極の選択:闇奈さんが膝枕を要求してくる or ヘル子が膝の上に乗ってくる、第11話。どちらも捨てがたいが……灼熱のヘルメットが硬くて重そうなので、やはり本命はヘル子か……ヘル子がいる部屋での女子会、羨ましさしかない。 ぼちぼちいろんな作品が最終回を迎えることになるこのタイミングでも、今作は女子会できゃっきゃしたり赤ちゃんプレイに興じたりとブレることがない。そんな中でかろうじて終わりっぽさを盛り上げているのはオープニングにSEがついたことくらいか。この手のアニメで「最後になるとSEがつく」っていう文化の発祥はどこなんでしょうかね? 特別感はあるんだろうが、純粋にオープニング聴くときは邪魔だったりもするので悩まし。 Aパート、王女シリーズ(多分)最後の1人、断罪王女が登場。並み居る王女シリーズコテコテキャストの中で唯一素人キャストだったのはちょっと残念だが、どっかで聞いた名前だと思ったらヨドンナ様の中の人なのかよ。そういうつながりなら仕方ないか(?)。まぁ、多分断罪のキャラ自体が「ちょっと日本語が辿々しい中国娘」っぽいので、そこまでキャラから外れてるわけでもないだろう。 そんな断罪と仲良くなることを口実に、デス美が企画したタコパ女子会。すぐに集まれてるところを見ると、多分全員がこの寮で生活してるんだろうし、集まろうと思えばこれまでもすぐ集まれたんだろうな。となると、すぐ近くでデス美が生活してるのにこれまで一切手出ししなかった闇奈さんは一応紳士(淑女)である。ただ、いざお部屋に招待されたら一気に距離縮めすぎな気もするけど……メットさえ被ってれば何やってもいいと思ってるんだろうか……。冷静に考えると、デス美さんが「断罪と仲良くなりたいな……そうだ、女子会やろう」と思い立ったのに対し、謎しかない灼熱に対してはこれまで一切アプローチをかけなかったのは何か本能的にヤバいものを感じたからなのかもしれない。まぁ、結局今回呼ばれてるから単に面倒臭かっただけなのかもしれないけど。女子会の後にデス美さんの部屋から歯ブラシがなくなったりしてないことを願う。 あと、地味な要素だけど断罪の上司にあたるドローンラビットさんが断罪の代わりとばかりに可愛い声なのが素敵ポイント。ベア様やカタパルトスネークさんも含めて、この組織の上司はみんなして本当に部下想いで良い人(?)たちばっかりやね。問題があるのはもしかしたらボスラーだけなのでは? あ、ごめん、もう1人問題あるやつがおったな、というわけでBパート。女子会にお呼ばれしなかった鮮血がメインのお話なのだが、彼女が呼ばれなかったのはスケジュールが合わなかったからなのか、デス美さんが流石に学生ばかりの集まりに先生を呼んじゃうのを遠慮したのか。はたまたヤベェやつだから呼びたくなかったのか……うーむ、今回の話を見ると最後の可能性が高そうだが……。前回の闇奈との勝負からも相当な実力者であると分かる鮮血。もしかしたらスペックだけなら王女シリーズ最強なのかもしれない。問題は性癖に難があることだけだよ。前回時点で「白衣沢城キャラなんてまともな精神のはずがない」と戦々恐々としていたわけだが、想像以上にヤバい要素マシマシだったな。この人、どうもキャラの中でも顔のデザインがどこかイカれてて怖いんだよな……。尖りすぎた赤ちゃんプレイ、刺さる人には刺さるんでしょうか。私みたいな素人は「こわっ」としか思えなかったのであまりサービスプレイにはなりませんでした。多分不動も「エロい!」よりも「ヤバい!」が先だった気がする。 ただ、冷静に考えて一番ヤバいのは彼女からの連絡がちょっと途絶えたくらいで相手の高校に潜入しちゃう不動だと思う。正義のヒーローの倫理観ちゃんとしろ。御出版おめでとうございます。 PR ごきげんよう、僕です。さてお楽しみのミソロジー第2章でございます。昨年行われた初回は対バンという形式がしっかりハマり、予想以上に面白いイベントになったミソロジー。
極道と告白と告白、第11話。助けにくるならこの人かアキバのやつかどっちかですよね。サンドリヨンが来てくれれば激アツなんだけど、流石にそれは無理だろうしなー。最終回で駆けつけたりしないかしら。 真っ当に叛逆の狼煙を上げる展開。追い詰められた状態からの内輪揉め、本心を吐露しあって和解した後にクライマックスという、王道から1ミリもズレない安定の展開である。ただ、そんな王道のサポートのために「元極道の魔法少女」が駆けつけるあたりが今作の今作たる所以である。「青山穣が魔法少女になると釘宮ボイスになる」という新たな人類の知見が得られただけでも充分に意味はありますよね。「魔法少女俺」の時のサンプルと合わせて、どこかで「魔法少女性転換まとめ」みたいなのが欲しいですね(どこに需要が?)。 とにかくこの世界の統治者から逃げ続ける中で、実はその統治者本人が逃げたくなっているのだというメッセージを突き止めたエクア。結局彼女とザ・マネージャーとの関係性がよく分かっていないのだが、そもそもザ・マネージャーという存在自体が謎のまんまだし、今後も明かされることはなさそうなのでそこは考えてもしょうがない。「何故いきなりフェイタルラックを取り上げられた上でお尋ね者扱いになったのか」というのが最大の疑問点なのだが、まぁ、これもザ・マネージャーが世界に嫌気が刺した結果の「破壊」行動の1つだとすれば一応は説明がつくか。何もかもが無理になっちゃった支配者が世界の統治を放棄してぶっ壊しちゃうんだけど、そのまんまだと自分のせいってのがバレバレになってしまうので、外部に崩壊要因を押し付けたくて、「逃がし屋」という反社会的な存在を内々に育てていたと。……うん、流石に強引すぎる考え方だが……こういう時のための安全弁というか、緊急脱出装置として「世界を壊す逃がし屋」を設置してたってのはあり得ない話ではないかな。 ただまぁ、用意したと言ってもそこからフェイタルラックを取り除いたら普通は機能しなくなるわけで……降り注ぐ弾丸の雨を掻い潜ってエクアたちがまだ生き延びており、しかも大江戸城お膝元までにじりよってるのは本当にラッキー以外の何物でもないんだよな。逆にあんだけの銃弾から選りすぐりの一発を浴びてしまったフェレスがおかしい可能性すらある。多分、なんだかんだいってメンバーのスペックが高いからここまで逃げ延びることができたってことなんだろうけども(あのクソロボットに関してはどうしてもそうは思えないのだが)。 そして、そんなメンバーの絆を確かめ合うための最後の儀式が百合&百合の告白合戦である。マルテは本当にいい奴なのでここで一気に株を上げにくる。迫真の説得シーン、その部分だけ切り取ればあまりにもあけすけなエクアへの告白シーンになっているのはよく出来てるんだけど、いかんせんマルテは日常的に告白しすぎてるので今ひとつ重要性が上がらない。その分、エクアからフェレスへの告白はストレートな分だけ響くものになっている。いや、マルテにもらった台本そのままといえばそうなのだが……ひねりなしの真っ直ぐ告白であっという間に転げてしまうフェレスさんのチョロさも殿堂入りですわね。まぁ、これくらいでいいんですよ。思春期の少女の友情ってのはさ。いや、マルテが思春期かどうかは知らんが……。 さて、次回で最終回だと思うのだが、どういうオチでケリをつけてくれるんだろう。マルチメディア展開する作品なので全てをまとめ上げるようなフィナーレはないはずだが、少なくともアニメ作品として成立するような幕引きをお願いしたいなぁ。ちなみに大穴予想:最終的に犬っころが普通に喋る。
「本好きの下剋上(第3期)」 ー→5 なんかぬるっと終わった。確認したらちょうど10話だったので、もしかしてこれって在りし日の角川枠だったのかしら。 このタイミングで終わってしまったので正直油断してたというか、最終回を見る覚悟ができてなかったので不意打ちされたのだが、もう、途中から本当にエグい展開が続いてて、この世界の権力の構図とかがいまだによくわかってない状態ながらも、とにかくマインがどんどん追い詰められて苦渋の選択をせざるを得ない状態になっていくのを指をくえてみているしかなかった。何を差し置いても、やっぱり子供が親から引き離されるのを見るのが一番辛いよ。そうかぁ、なろうにおける異世界ファンタジーってこんだけツラいものなのかぁ……マインの場合は持って生まれた体質が本当にデカすぎるハンデになっているせいでそこにばかり原因を求めがちだけど、結局生まれが平民の出なのであれもこれもうまくいかないってのが本質なので、たとえ知識マウントがあったとしてもそう簡単にハッピーライフなんて送れねぇぞ、というのが初期なろうらしいビターな味わいなのかもしれない。 そうして苦しい境遇を続けていく中でもなんとか生き残る道を模索し、あわよくばと「本作り」の情熱も絶やさずに戦い続ける様子は、頼りなさそうに見えつつも間違いなく主人公。ここまで主人公1人の人生をきっちりクローズアップして描いてくれているのだから、ドラマ部分には不満の 出しようもない。まぁ、戦いっつってもほとんどは机の上の戦いなのでアニメ作品としてはすこぶる地味になってしまうが(魔法バトルになるとそれはそれでショボいし)、まぁ、そこはタイトルに「司書」なんて言葉が入ってる作品なのだからしょうがない。ハードな中身を世界名作劇場的ゆるふわテイストで包み込み、それで精神の安寧が得られるなら安いものである。これで悪い連中の顔がガンぎまりで悪かったら救いようがないしな……。なんかこう、「明日のナージャ」と同じタイプのザワザワ感ですよね。ナージャは結局王道のハッピーを掴んだが、はてさて、マインの新しい人生はどうなることやら。 ここで終わらせるわけにもいかないし、また1年2年挟んで4期目ってことになるんだろうか。まだ「本を作る」という目標もゴールまで至ってないからねぇ……いつ完成するかねぇ……。 女の子が取っ替え引っ替え部屋に来てるのに頭の中は先輩のことばっかり、第11話。この構図、「アスナとかアリスとかいっぱいいるのに思い出すのはユージオのことばっか」なキリトくんとめっちゃかぶるんですよ。結局この2人の関係性に女人の立ち入る余地が無い……。 いつものネタはさておき、変なサブタイトルだと思ったらお話の中身が「善哉」だったというお話。一応気になってぜんざいの語源をググってみたが、はっきりとはわかってないみたいですね。少なくとも今作は「善き哉」という解釈だったということで。まー、このアニメはどのお話を見ても最終的には「善き哉」となるんですけどね。いや、どうだろう、どこをどういじったところで、やっぱり一果が親父さん(巴)にやられたことはほんとのほんとに畜生の所業なので、今後再会する展開がきたときには、どう足掻いてもそこに言及する必要はあると思うのだが……まぁ、あんだけ長いことほったらかしだったお母ちゃんとの再会でもそこまでピリピリした展開にはならなかったのだから、案外親父相手にも丸く収めることができるのかしらね。ここまでずっとクールにキメてきた一果ちゃんが、唯一の弱点(?)である父親の顔を見て揺らいで壊れる姿は、見たいような見たくないような……まぁ、そうして壊れないようにするためにあんだけクール系リアリスト小学生を演じているのだろうけども。彼女の内面にどかどか土足で踏み込んでくる和はある意味で人の心がないのかもしれないな。 Aパートは病床の和が先輩との過去を夢を通して思い出していく展開。夢と現を行ったり来たりするお話ってのはアニメにおいては幻想的なモチーフを扱ったりするものなのだが、今回の夢に関しては単なる回想シーンでしかないので、そこに想像が絡む余地はあまりない。むしろこうして現実から切り離されたところで回想されるにとどまったが故に、和の口からフワッとした情報しか出てこず、「和の話す先輩=一果の親父」という視聴者目線では明らかな事実が作中人物たちにとっては明確でないという、ある種の叙述トリックみたいな状態になっている。でもさ、今回の記憶を見るに、緑松の親父さんと女将さんは一果の親父のことを認識してるはずなんだよね? 和の先輩として何度も店に顔を出してたんだから顔見知りなはずだし、ちょっと会話してたような描写もあるし……でも、和に対して「一果の親父、お前の先輩やで」という話はしてないという。巴が一果を店に連れていくまでに疎遠にはなってたようなので、その間につながりが切れてしまってたのかしら? よくわからんけど、本当にギリギリのバランスでつながりそうなところが繋がってないのはアンジャッシュコントみたいでハラハラするわね。 そんな状況でも一果ちゃんは気丈に生きているが、今回は「雪」という記憶トリガーに心を揺さぶられてちょっとアンニュイ。普段から不機嫌そうにしてることは多いけど、今回はどっちかというと「不安」かな。意外だったのはそんな一果の変化に、和がきちんと気づいていたということ。朴念仁に見えて、そういうとこで意外とポイント稼ぎにくるんよな。美弦ちゃんも佳乃子さんも、そういうところにやられてしまったのだろうか……今回のリアクションを見る限り、彼女にしたときに危険度が高いのはむしろ美弦ちゃんの方な気がするよ。
詰将棋って誰もができるようなもんなんでしょうか、第23話。いや、基本的な将棋のルールさえ分かってればできるのかもしれないけども……私は未だに細かいルールがわかってない気がする。「詰めろ」を延々繰り返さなきゃいけないんだよね? その上で相手も最善手を打つ前提で動かさなきゃいけない……やっぱいきなり素人にぶつけるのはむずくね? 久しぶりに古見さんで記事立てしたのは、今作にしては珍しく作画のショボい回だったもんだから、逆に強烈に印象に残ったため。まぁ、普段のクオリティが高いので、作画がヘタったといっても有象無象のアニメの「普通」レベルに低減したというだけの話で、作品クオリティに傷をつけるようなものではないのですよ。むしろ、そうして要所でキャラ作画がなんか違和感のあるものになったおかげで、最大の見せ場(??)となるストッキング山井さん爆走シーンの無駄に気合いの入ったモーション作画が際立つ結果にもなったのだし。……山井さん、そりゃもうヤバい奴だっていう認識は古見さんからも得られてると思うのだが、ここまで極まった行動にでたのは流石に初めてじゃなかろうか……よく今まで警察のご厄介にならずに済んだもんだな……。 前回のバレンタインまでの流れで修学旅行も含めて結構しっかりしたエピソードが多かったので、今回のようにオムニバス形式でいろんなキャラエピソードを集めてくる構成はなんだか久しぶり。ここぞとばかりに新キャラ(?)も大量放出されているのだが、意外にそれらの脇キャラたちのキャスト陣に名前を知らない役者陣が集まっててちょっと意外だった。今作は脇の脇でも有名どころで固めてくるようなイメージがあったのだが、きちんと若手にもチャンスが与えられていたのでしょうね。個人的には左藤さんの人は自然な感じで好きよ。 1本目は「伝線です」。最大の見せ場は当然山井さんの極悪極まりダンシング。結局、今作で一番露骨に性犯罪に及ぶのはこの子だけなのだわ……。ところで、ストッキングの伝線ってそんなに恥ずかしいものなんでしょうかね? いや、そりゃ衣服が破けてるって考えたらそうかもしれんけど……私が学生だった時にはふつーに「やぶけてんで」とか言い合ってた記憶があるんだよな。あれ、今の時代だとセクハラで訴えられたりするの? そんな理不尽なことないよね。 2本目「鬼に金棒です」。脇キャラ鬼ヶ島さんにスポットが当たるお話。「いい奴だよ」「只野くんにすら声をかけていたよ」など殊更にいい人フォローが多かったが、それならもうちょい早めにスポット当ててくれよ、と思わんでもない。そして、作中での触れられ方を考えると、いい人どころか山井さんオーバーのヤベェ奴の可能性もあるんですが大丈夫なんですかね? ……バッティングセンター、久しぶりに行きたくなった(近所にないのよねぇ)。 3本目は「甘いです」。左藤さんと、あとついでに前の人と後ろの人にも触れるエピソード。個性だけで勝負するはずの高校で、最大のアイデンティティが「古見さんの前の席、後ろの席」ってのはかわいそうすぎる。だからって「熟女スキー」の方が極まるのもどうかと思うけども。なんでこんな連中がモブに埋もれてるんだこのクラス。 4本目が「ケンカです」。よりによって初めての喧嘩エピソードが詰将棋ってのもなぁ……でも何気に「古見さんが何を言いたいか全部わかってる只野くん」っていう場面で仲の良さばかりがアピールされてるんだけどね。加藤さん、こんな形でキャラが生き続けることになるとは思わなんだ。でも他の連中に比べて「将棋好き」だけだと弱いよな。いい人なのに、今後生きていけるんだろうか。 よりによってアムロの前でシャア専用持ち出すのはやめろ、第11話。言われてみれば「アムロ専用○○」って無いんだよな。まぁ、νとか実質的にアムロ専用機っていう機体ばっかりだけども。 部長さんが想像以上のゲキ渋キャラだったのを喜ぶべきなのか悲しむべきなのか。「最強を争う名門ゴルフ女子校でゴルフ部の部長を務めるCV中原麻衣のキャラ。現在怪我療養中なのでその実力は底がしれない」とかいう設定、最強フラグだと思うじゃん。しかし残念ながら、実際はその怪我は爆発する実力へのセーフティネットではなく、単に彼女の限界を示すものだったという。どうなんだろ、一応怪我する前の実力でいえばイヴ以上にはなってたのかな。残念ながら持っている才能が違いすぎたせいでイヴや葵を見て引退を決意することになるあたり、天才タイプが活躍死まくる今作における努力キャラの切り捨てはマジで容赦ない。むしろ「努力しまくってここまできた人」だと思えば扱いはいい方なのかしら……でも、今作って葵は「両親が名ゴルファーだったし恵まれた環境もあったので真っ当に強い」っていう設定だし、イヴについても「生きるためにゴルフをやるしかなかった上に謎のゴルフ教え魔おじさんに熱血指導を受けたせいで変な癖はついたけど超強い」っていう設定だし、2人の天才の強さもどんくらいに見積もったらいいのかはよく分かってないのよね。葵の練習試合12アンダーっていうのがわかりやすい実力の指標なのだが……イヴが海外で暴れてた時のメチャクチャぶりから考えると、日本編になってからはやっぱり基準がおとなしくはなってるよな。 まー、高校女子ゴルフが舞台じゃ、そりゃ自動ゴルフコース生成装置に勝てるわけがないんだよなぁ……今後の大会にヴィペールさんが乱入して問題になったりしねぇかなぁ……(あんな高校生おるわけないやろ)。イヴと葵が手を組んでしまったことで、前半を支えていたイヴたちのモチベーションがどこかに行っちゃうんじゃないかと心配なんだが、よその学校のよく知らないハイパー女子高生たちでラスボスのポジションはちゃんと賄えるんですかね? ローズさんより濃いキャラの女子高生とか、出てくる余地ある? いい最終回だった……第11話。これで終わっても文句言われないくらいに大団円だったよな……最後の師匠のぶっ込みを除けばさ。 一応は翳り回というべきか、これまで苦労らしい苦労は見えず、唯一あったトラブルが1話2話くらいだったという平和な今作。それでもやはり修行回は必要なようで、なんかよく分からないスランプに陥った3人がなんかよく分からないうちに解決するというなんかよく分からないお話である。でも、別にその理由部分はあんまり気にならない、というか、なんとなく察するレベルでも充分なのだと思う。これまで何不自由なく歌えてきた3人だったが、いざC級試験を目の前にすると、何故か歌唱が綺麗に決まらずにサメにハマってしまう。なんで突然そんな状態になるねん、と思ってたけど、一応前回の歌唱の時にもサメの影くらいは見えてたんだよな。ここまで、かなの野良治療の時以外は正式な医療行為としての歌は必ず師匠が付き添いで管理してたのよね。それがいよいよ自分達の肩にかかってくることになり、案外3人とも緊張していたのかもしれない。 最大の障壁は「自己肯定」であったという。その辺りのポイントをたった一言でずばり射抜いていたソーニャちゃんは指導者としてもなかなかの才覚をお持ちのようで、3人組はお互いを見合って切磋琢磨していたために、自分の中で磨かれていたものになかなか気づくことが出来ず、他の2人が持っているいいところばかりを探し、無い物ねだりに陥ってしまっていたという。最初に沼にハマったのはかなだったが、元々自信に欠けるところがある響も積極的に自分の技量を評価できずにいたし、猪突猛進かと思われた玲美にしても、自分の特殊な生い立ちのせいで「決定的なものが欠けているんじゃないか」という不安と闘い続けてきた。結局、どんな生き方をしてきたとしても、となりの芝生は青いものなのだな。 そんな3人の性格をどこまでピンポイントで把握していたのかは定かじゃないが、師匠が送り出したのはやたら自由度が高くて楽しそうな温泉地合宿。なんでよりによってそんな場所なのかはよく分からんかったが、かえって「特訓」とかいうよりも余計な肩の力が抜けることで、お互いに向き合う余裕が生まれるという狙いだったのかもしれない。まぁ、結局火種になったのは「歌ってもサメ」という現象なのだから、普通に医院で特訓してても同じような結果になった気もするが。とにかく謎のサメに足をすくわれ続けた3人は、どうしてもその原因を自分に求めてしまう。そして、3人が3人とも自分の責任を感じるために、なんとも救いようのない三つ巴戦の様相を呈するのである。 揉めてしまった若者たちがぶつかる構図なんてのは青春をテーマにした作品だったらおなじみのものだが、今回の3人の場合、相手に対して何一つ罵倒をせず、とにかく褒めて褒めて持ち上げて、相手のいいところをぶつけまくることがかえって喧嘩になってしまうという珍妙な構図。互いにキレあってるのにはたから聞いてたら単なるノロケ合戦みたいになっちゃう。脇から見守っていた葵さんからしたらちょっとしたホラーだったよな。葵さん、別に音声治療の専門家でもなんでもないのに引率して色々やってくれるのは本当にスーパーメイドさんだった。玲美は今後も葵さんについて行けば人生行路は迷わなそう。 そうして3人がお互いの視点から意見をぶつけ合い、気づけばサメはもう障壁ではなくなっていた。サメが蕾となり、繭となって蝶が孵る。イメージの接続がシュールすぎるのだが、とにかく歌の勢いがあるので「なんかすげぇことが起こったぁ!」と丸め込まれるのはいつものこと。もしかして「羽化」と「フカ」がかかってたんでしょうかね!?(そんなわけあるかい) きっちり3人で到達した高み。最後に響は師匠が以前からずっと自分達を導いてくれていたことを再認識し、あの山登りの歌がこれまでの道行きをずっと照らしてくれていたのだと理解する。やっぱあの響の里の巨岩山、変なご利益とかありそうだよな。 こうして立派に育ったのだから、あとは破門にしてもいいよね、という師匠のお言葉。……そこは卒業とかさ、もうちょっといい言葉あるやろ。破門にするあたりも師匠の師匠らしさ……なのか?
以前書いていた「今期日高里菜リスト」に誤りがありました、第10話。リストでは6キャラとカウントしてたんですが、こないだ「盾の勇者」観てて「あ、フィーロ忘れてた」ってなって、さらに今回こばちのことも思い出したので、総勢8キャラに修正されます。つまり、もう毎日1回くらいは日高里菜ボイスを聞いてる計算になるな。 今回は大きくわけて3つのパートがあったわけだが、そのどれもがやたらパワフルで今作のエネルギーがよく出ていた回だと思う。いつものように監督コンテなのかと思いきや別な人(牛嶋新一郎という人)がコンテを担当しており、各パートで緩急つけながらそれぞれに面白い方向性に持っていけてるなぁ、と感心した次第。まぁ、今作の持つ独特のテンション芸は3期目ともなると既にスタッフには共有された感覚なのだろうけど。 Aパートは下手なエロアニメよりもエロいんじゃないかと思えるバイノーラル音声のお話。犠牲になるのが四宮姉妹(?)、そしてミコちゃんという配置がたいそう扇情的で、嗜虐心をそそりつつ、女子高生イメージプレイで妄想を掻き立てていく。これこそイメージ音声の本領発揮。実際に今回のお話をゴリゴリの高音質で収録した音声とかを販売したらそれだけでも高値で売れそうである(我が家のテレビがショボいだけで、まじでそういう音響で収録されてた可能性はあるが)。「耳は大事な性感帯」という真理を追求する、とても貪欲でアニメ向きなお話です。 Bパート、藤原妹登場。過去に登場したかどうかすらよく覚えてないのだが、姉が小原好美、妹が小澤亜季とかいう壊滅的な構成になっており、サイコパスと言われるのも当然の配置。姉妹で並べてみて藤原千花がそれなりにまともに見えるってのも驚異である。まぁ、藤原書記は時たますごく真っ当なツッコミポジに収まることがあるので、状況次第だと白銀とかかぐやの隣でもまともに見えることはあるのだけど。藤原書記のキャラのとても良い点は、特に言い訳もせずに清々しいくらいに人間性がクズである部分。実は今作、ラブコメにふさわしくないくらいに人間性がゲスな連中が結構集まっており、石上のメンタリティばかりが取り上げられることが多いが、例えば今回かぐやが藤原妹に向けた視線などは本当にド畜生だし(なかなか人生において「穢れた血筋」なんて言葉はでてこねぇだろ)、白銀だって、石上のあれこれを見てて真っ先に自分の告白計画の成否を心配し始めるあたりは割とゲスい。それでも仲良くやっていけてるのは、みんなそこそこ優秀で、生きる術を心得ているから。そんなところに年若い妹キャラをもう1人突っ込んだらそれはそれで面白そうなのだが……まぁ、藤原家はどっから出てきてもジョーカーみたいな扱いになるだろうしなぁ。 というわけでCパートが石上の話になるわけだが、石上がメインのように見えて実はこっちも藤原書記が真ん中に居座ってた気もするな。白銀との関係性、決して恋愛には発展しないって分かってるくせに距離感が親兄弟よりも近いってのはある意味理想的なものなのかもしれない。そりゃかぐやにだって唾棄されてもしょうがないか。ミコ&石上とかもそうだけど、内面では血みどろの抗争してんのになんだかんだでいいお友達関係になれちゃってる生徒会の関係性が改めて確認できるのは良いお話だ。 |
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HN:
Thraxi
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声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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