最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
冒頭で「なんかCVがくじらみたいなキャラ出てきたな……」って思ったらCVがくじらだった、第9話。こういう確たるイメージを持ってる役者ってやっぱり強いよね。 今回のクラスタは府中。関東の地理に全然詳しくないので「なんでテーマがプリズンブレイクなんだ?」と思ったけど、そのものずばり、東京の刑務所って府中にあるのね。しかももう1つの府中のメインコンテンツと言える競馬場とも悪魔合体して謎の勾留支配施設へと生まれ変わった。支配者が開催する「競馬」ってんで、てっきり鉄骨でもわたらせて「押せッ……押せッ……」とかやるのかと思ったら、思いっきり普通の競馬だったもんで笑ってしまった。何色のファンファーレだよ。まぁ、確かに受刑者自身に走らせるよりはランダム要素も強くなってイベントとしては盛り上がるのかも知れないが……あの馬たちは普段から刑務所内で飼ってるやつなんでしょうかね? いや、真面目に今作内における概念を考えてもしょうがないんだろうけども。 前回、前々回あたりからだいぶ観念的な話も増えてきており、この世界を規定するなんらかの理にも言及しかかっているように見受けられる。前回は「クラスタの喪失」というテーマを扱っていたわけだが、今回はそうしてクラスタという謎の区分がこの国全体(東京都全体?)でどのように運営されているのかが垣間見えるお話。各クラスタにはモデレーターと呼ばれる管理者が存在しており、前回消えてしまったあの子もモデレーターだったわけだが、今回のオバハンはモデレーターの地位では満足せず、そこからさらに上を目指しているという。上にいるのは「ザ・マネージャー」。……全部役職名だとわかりにくいな……。まぁ、とにかくそんなジャーマネが「大江戸城」でこの地域の全てをコントロールしている(と、少なくともオバハンは考えていた)ようだ。そして今回ラストには意味深に画面を見つめる謎の人物の姿も。一応、シリーズ的なクライマックスはこの「マネージャー」との対決ってことになるのかな? ただ、メディアミックスを前提にした作品だし、正直あんまりこのアニメだけで何か決着がつく感じもしない。マネージャーという存在に対してエクアがどのような想いを抱えているのかというのも気になるところで、普段は常に穏やかなエクアが、今回ザ・マネージャーという言葉を聞いたときだけいくらか顔色が変わった。彼女の偏執的なまでの「逃がし」へのこだわりはなんらかの大きな存在との関係性ゆえだと推察されるが、さて、彼女とマネージャーの関係とは? そして、他の連中はそんなエクアの過去を知ってるんだろうか? 今回はシンプルな脱獄ものということで久しぶりに全メンバーがそれなりに活躍しました(マルテのあれが活躍かどうかは置いとくとして)。普段役立たずのいぬっころ、ようやくまともにそれっぽい見せ場があったな。
PR やっぱオオサンショウウオはマストじゃんね、第9話。京都水族館のマスコット、オオサンショウウオのぬいぐるみ。ふわふわへなへなでサイズも手頃。買うならせっかくなので特大サイズが欲しくなっちゃうけど、その分お値段も特大になっちゃうので悩ましい商品である。一果ちゃんは買ってもらったんでしょうかね。 さておき、クリスマスと誕生日という2つの記念日にかこつけて一果と和の関係性を掘り下げる心温まるお話ではあるのだが、最終的に着地するのはクリスマスという「戦争」の日を巡っての女の戦い第2戦である。佳乃子と美弦の戦い、本当に一触即発の雰囲気が生々しくて怖いんだよ……しかもこの2人、本当の意味で仲良しなのは間違いないだろうし、「それはそれ、これはこれ」で互いのライバル意識をおくびにも出さずにぶつかり合う様がまさに「女の戦い」。そりゃ一果じゃなくても怯えるってもんで。2人して魅力的な女性に見えるのでどっちもどっちで頑張って欲しいのだが……最大の疑問は、こうして健気な女子高生と気配りOLの2人がなんで和みたいな朴念仁にここまでご執心なのかってことなんだよなぁ……いや、これまでのエピソードでそれなりに人間的魅力って部分は納得しているつもりだが……それでも、そこまで熱を上げるようなもんでもない気が……あれじゃないかな、他人から取られると思ってしまうと、かえって手放したくなくなるっていう例の心理。……少なくともクリスマスプレゼントと称して路上で突然歌い出す男はまともじゃないと思うぞ。 そんな女の戦いの余波でいらんダメージを食らっていたのが一果ママ。どうやらあの日の一件以来また会わない日々が続いていたようなのだが、まー、海外での仕事が多いならしょうがないのかしら。「お父さんお母さんもフランスにいる」ということで、一果のことがなかったらほぼ活動の拠点が海外の人なのだろうなぁ。こないだの一件で一果が緑松に残る結果になったのはちょっと薄情じゃねぇかと思ったりもしたのだが、小学生がいきなり海外に連れて行かれて育ての親同然の人たちと引き離されるのはやっぱり辛いか。ママンもちゃんとその辺を考えた上で、少しずつ娘が喜ぶことをしてあげられるようになっているのは良い傾向である。 唯一気になるとすれば、一果は育った環境のおかげでごりっごりの京都弁になっちゃってるってことなんだよな。どうやら父親も京都の人間みたいなのだが、ママンは関西人ですらなさそう。いつの間にやら言葉が京都に侵食されてしまった娘さんとの会話、内心忸怩たるものがありそうだ。 シャアの方はちゃんと別名義もらってたのにアムロはアムロなのかよ、第9話。この2人、特に池田さんの方は「どこに行ってもシャアばっかり」って辟易するみたいなこと言ってたはずだが、結局このセット売りはどう思ってるんだろうか。しばらくは文句もあっただろうが、如何せんコナンであれだけバカ売れしちゃったからなぁ……。あれ、もしかして俺は見てないけど、今期古谷さんって本家コナンも含めると最大3か所で「アムロ」やってることになるんか? というわけで、キャラが、いや、キャストが濃すぎる日本編スタートである。なんかもう、キャスティング側の年齢層が気になってしょうがないですね。今のご時世、まさかサトリナ・中原麻衣の両名にゴリゴリに女子高生やらせる作品とかなかなか無いやろ。あと、今回制服着てて気づいたんだけど、もしかして葵のサポートの小清水(新庄さん)も女子高生なんか? 色んなプリキュアが女子高生祭りやな(キュアメロディ・キュアフラミンゴ・キュアマカロン、そして伝説のプリキュア)。 まぁ、以前ちょっとだけ出てきた段階で「こんだけゴリゴリにキャラ固めてんのに日本編やらないのはありえへんやろ」とは言っていたのだが、9話目にしてイヴが初来日となると、「残り数話で食い尽くす気か?」という疑問も。なにしろ今回だけでも「キャディを目指し、イヴとのラインをゴリゴリに繋いだイチナ」「実力はそれなりにあるっぽいのに噛ませポジになってしまい雪辱に燃える実園さん」「現在治療中だが、説明不要の貫禄で実力を匂わせる部長」と3人もの掘り下げ甲斐のありそうな連中が現れているのである。確かこれ以外にも他校にもプレイヤーはいっぱいいたはずだし……やっぱ2クールじゃねぇのか? とりあえず今回は改名した上で入国し、さっさと葵に会いにきたイヴが転校(入学?)するという鉄板の展開。マジで気になるのはイヴが突然日本語を理解するようになるシーンなのだが、あの辺が実はこの世界がバーチャルワールドだ、というとんでもオチの伏線だったらどうしよう。意味わかんないんだよね、あそこでわざわざ言語の違いを持ち出して、その上で解決しちゃうのは。関係ないならないで流せばよかった部分だし、わざわざ触れたのに問題視しないってことはなんらかの意味があるとしか……まぁ、今作特有の一流ジョークなのかもしれないが。こわいよー、ちゃぶ台返しの可能性こわいよー。 まぁ、多分世界中でそんな不安抱えてるやつはほとんどおらんとは思うが……。真っ当な視聴者なら「せっかく葵との再会を描いて、しかもシャワーシーンまであるレズレズ回になるはずだったのに、なんで作画がしょぼいんじゃい!」ということの方を心配しますよね。冒頭のバスの描写の時点で「ヲイ大丈夫か?」とすげぇ心配になったが、その後もちょくちょくキャラ作画が残念だったのはキツかったっすね。まー、1人作監回だったようだし、これもまた個性と言えば個性か……(高橋晃って、プリキュアあたりで名の知れた作画家なのよね)。ほら、何もかもがプリキュアに収束していく(しません)。 とりあえずイヴのはちゃめちゃゴルフが日本でもぎりぎり通用する(?)ようで安心はした。このままオレツエーで異世界ゴルフマウントとか取る展開にはならないようにお願いしますね。
彩陽、ご懐妊おめでとうございます、第9話。着実にネクストジェネレーションは育まれていくのだ……20年後、アフレコ現場で戸松Jrと彩陽Jrが邂逅するシーンとかがないもんだろうか。そして、そこには海外からの刺客、美菜子Jrが!!!(未婚) といきなり中の人の話題から入ってしまったが、今回のお話はなんとも骨太。というか、よくもまぁ9話目でこんな話を持ってきたもんだな、と正直驚いている。なにしろまるまる1話使って1件の治療行為をおこなっただけ。しかもオペのサポートはすでに4話で描かれており、なんのトラブルも無しに音声医療が外科治療のサポートを果たすお話はやってしまっているはずなのだ。そこに改めて、より医療に突っ込んだ形でのかぶせの構成。確かにここんところ「ヒーラーとは?」って疑問に思うくらいにお仕事から離れる話が多かったのでここいらで医療に振り子を戻す必要はあったのだろうが、その際に、こうして「ただ仕事ぶりを描く」という構成にしてくるのは想定外であった。ちなみに今回は演出に上坪さんが入ってますね。ここまで全話監督コンテなので本当にイメージの統制が取れたシリーズになっているのだが、そこにちょいと演出の味わいが混ざるだけでもメリハリが効いて面白くなる。 もちろん、天丼気味なので退屈な話なのかと言われれば全くそんなことはなく、今回のお話に関しては、「気づいたらもう終わっていた」というくらいの体感だった。その理由は「何か事故でも起こるものかと身構えていたら何も起こらずに本当に仕事をまっとうしただけだった」という計算違いが1つあるが、それ以上に、「仕事を1本描くだけでドラマとして成立していたから」というのが大きいだろう。師匠の師匠という音声医療の前進に大きく貢献した偉大な人物が、実はかなにとっても大きな存在であり、そんな恩師の手術という重要な局面に際し、師匠はまっすぐ前を見据えてあまりに大きな仕事をこなして見せた。あまりに堂々たるその仕事ぶりから「これは弟子なんて連れてこんでもよかったのでは?」くらいの展開だったが、終了間際に少し傾いた屋台骨を支えたのは発展途上の弟子3人。一切台詞がなく歌唱のみで繰り広げられるシーンで、師匠の偉大さと、弟子との信頼関係という2つの大切な要素が漏らすことなく描かれている。これこそヒーラーという仕事の真骨頂だし、歌い手たちによるアニメ音声の真骨頂。ある意味で、今作が見せたいものを一番ダイレクトに見せたエピソードになったんじゃなかろうか。 まー、私はどうしても贔屓目があるので「やっぱ師匠の歌は存在感が違うぜ!」という満足感が一番でかいのだが、ここに至って「師匠がメインボーカル、3人組がコーラスでサポートに回る」という歌唱スタイルが本当に綺麗に現場の仕事ぶりと噛み合っているのを見せつけられるのがね。これで映像部分があまりに観念的だったりすると困惑が先立ちそうだが、なんと今回の映像はそのまんま「摘出手術」である。悩みようが無い(まぁ、あんだけダイレクトなイメージ映像ってどやねん、という疑問はあり得るが)。ほんと、これまで好き勝手にイメージ映像で遊んできたことが、「何が出てきてもそれがヒーラーガールだから」という免罪符として機能しちゃってるのずるいわ。 個人的には、イメージ世界に入るたびにいちいち師匠の被ってるフードがバサって跳ねるのが好き。あの格好で手術室に入ってるってことは正式に厚労省とかから認可されてるいでたちなんでしょうかね。
ランジュさんはコミュ障です、第9話。留意すべきは……苦手とするだけで、他人とはかかわりを持ちたくない、とは思っていないことだ(ナレーション:日高のり子)。 やっぱりチーム勢揃いのお話というのは感慨深いものがありますね。かつて誰かが言った。「うちも入れて9人や」と。これにより正式に虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会は成った。まぁ、ここまできても同好会扱いなのはどうなのかとは思うが、当人たちのスタンスがそれでいいってんだから一種の通り名として残り続ける類のもんだろう。なんかね、今回のお話はすげぇ肌に馴染むな、って思ったの。個人的には「陰で支えていた地味子さんが大願を果たして表舞台へ」っていう構図は好きなのでこないだの栞子のお話も悪くなかったはずなんだけど、いかんせん栞子の勧誘はメンバー全員の押しが強すぎて……「お前らそこまで栞子のちっちゃな夢を推す理由ある?」ってちょっと怖かったのよ。それに対して、今回のミアのお話はこれまでのミアとの関係性、ランジュとの関係性が納得できるレベルになっていたし、ミアの克己のお話もホップステップジャンプで綺麗にキマったのでとても良いです。最後に3人が迎え入れられつつもちょっと外様としての雰囲気を残してる感じ、とても馴染むのは多分ゴウライジャーとかゴーオンウィングスとかの「追加戦士自体がパーティ組んでるパターン」で既視感があったおかげかな。9+3っていう足し算はキュウレンジャーなみの大所帯ではあるが。 改めて、虹ヶ咲のメインシナリオって割とスレスレのところで成立してるよなぁ、ということが感じられる展開になってるんだ。他のシリーズと比較して「個は個として立ちながらも、同好会が集まることにも意味を見出す」という面倒臭いテーマがあり、個人ワークが際立ちすぎると「もう全部あいつでいいんじゃないかな」みたいな印象にもなるし、あまりになあなあになってアイドル個人でのバチバチ感がなくなるとやらせ臭さも出てしまう。ランジュがどのようにこの箱に収まるかというのが難しいバランス感覚を要求される部分だったのだが、そこをうまい具合につないでくれたのがミアだ。「ミアの加入」自体にそこまで無理な要素はなく、彼女を打ち崩すことで、最後の橋頭堡が完成してランジュ攻略が可能となる。これまでちょっと鼻につくくらいの孤高っぷりを醸し出していたランジュ・ミアのコンビにきちんと絆があったからこそ、芋づる式の勧誘が実を結んだ形。ミアの加入に際し、「曲作りの大変さ」という要素も侑が事前に下地を作っていたというのもうまい構成だ。今作においてはネックにもなりかねないはずの侑という特異存在が、シナリオの中軸として機能してるのよね。まぁ、ここから単に仲良しサークルになっちゃうと結局みんな同じに見えてくる可能性はあるのだが……キン肉マンとロビンマスクみたいな「仲間ではあるがいつかお前をぶっ倒す」っていうマインドが感じられると良いですね。そういう意味では果林さんの立ち位置が一番好きかも。その関係性は是非ともランジュとミアにも維持して行ってほしいですね。今回ミアが吐いた「その腑抜けた目で周りをよく見てみろよ」っていう台詞ほんと好き。 当ブログはミアランを応援します。 まさかのあらすじアニメ、第7話。なるほどこの利用法な〜〜。一応原作未読派のために説明しておくと、今回冒頭に流れたトンチキ嘘あらすじはコミックになった際に巻頭に描き下ろされたオリジナルのキャラ紹介が元になっている。普通はアニメ化に際してはオミットされることが多いパートなのだが、今回はゴルフやらなんやらの関係で放送が1週間空いたため、ここぞとばかりにあらすじをぶっこむことが出来たわけだ。スケジュールがきちんとしてるとこういうことやりやすくていいですね。 そして休憩やあらすじを挟んだ上で、さらにお話としても中休みみたいなパートである。作品世界での時間の流れは比較的ゆっくりで、物語の始まりが高校1年生の新学期からで、これだけ濃密な時間を過ごしておきながらようやく夏休みに入ったところ。その上で夏休みの思い出もなんだかエグいものが多かったため、杏里の指示に従い少し「薄める」日を設けようってんで1人縁日へと繰り出したわけだ。まぁ、流石に夏祭りで1人はキツいよな……ぼっち行動エキスパートのワシでも多分躊躇すると思う……。それでもシャミ子は覚悟を持って繰り出し、見事に撃沈した。金はあっても心は満たされない。まぞく的にも大切な教えだ。 幸い、リコくんの気遣いもあって魔法少女チームと合流し、すっかり仲良しトリオとなったライバルどうしで色々とお楽しみ。まぁ、お楽しんだ雰囲気は適当な演出でさらりと流された感はあるが。途中で出てきたヘンテコ英語煽りパート、いちいち「発音がそれっぽい女性」と「なんかそれっぽい男性」っていう訳のわからん枠でキャスト表に載ってるのは笑ってまうな。英語パート、面倒だから全部ご先祖の中の人にやらせちゃえばいいのに。 夏祭りでいちゃこらしておいて、さらに宿題イベントというお約束のノルマがBパート。こうして見るとふつーの学園漫画っぽい構成になってるはずなのだが……やってることがいちいちおかしいからなぁ。Bパートは桃のダメダメさがよくわかるお話なのだが、その源流が桜さんにあるという衝撃の事実を知らされてシャミ子も反応に困っただろう。自分の恩人も親友も宿敵も全員こんな感じか……っていう。シャミ子は間違いなく仲間内で一番真面目な奴なので、ルールからはみ出した異端児たちはなかなか受け入れ難いようである。つくづく魔族に向いてねぇな。 ちなみにシャミ子が今更のように桃が左利きであることに気づいていたが、こんだけの付き合いでそんな基本的なところも気づいてなかったのか……今までのシーン、全部ちゃんと左利きになってますので、気になる人はアニメ1期から見直してみるといいかもしれません。私もサウスポーなので、「左利きのアニメキャラ」という珍しい光景はすごく記憶に残るのですよ。 次週、動物園。ここあたりから少しずつリコくんのエンジンがかかってくるんよな……。 この1週間で、ほぼ毎日日高里菜の声を聞いた気がするんだが? 第9話。気になったのでまとめてみたら、八満(式守さん)、幽霊ちゃん(幼女幽霊)、山井さん(古見さん)、ピンク(こいせか)、サンドリヨン(エスタブライフ)、そして今回の阿波連妹。6キャラか……こういう波ってやっぱりあるんだよなぁ。ちなみに水瀬ボイスは今作と「ヒロインたるもの」が連続の枠なので常に2作品続けて聞こえてくるんです。 というわけで、中の人的に気になったよ、というだけで記事立て。日高ボイスが聞こえてこない日がないというのに、さらに今作では阿波連さんの妹という重要なポジションでさらに重ねてきたのである。加えて、これで阿波連一家は3兄弟となり、上から水瀬・日高・久野とかいう地獄のようなラインナップとなった。よくもまぁ、こんなゴリゴリのキャスティングにしたもんである。何がびっくりって、この並びだと最年長は久野ちゃんなのよ。いや、誰が年長だったとしても驚きではあるのだが。一応確認すると上から93,94,95年生まれで、なんと3年並び。中高生だったら久野ちゃんが高3の時にちゃんりなが2年生でいのすけが新入生という関係性になるわけだ(厳密には久野ちゃんは早生まれなので1年ずれるんだけど)。アニメそっちのけで私は何を考えているんだろう。 というわけで、阿波連ファミリー勢揃いでまだまだカオスが持続する世界観なのだが……流石にこの話数にもなってくると、いい加減ライドウの方も覚悟が決まって「ラブコメ」の「ラブ」要素がだいぶ強くなってきている。互いに意識はしているようだし、これまでも下手な夫婦より密接な関係性を築いていたのだから、その気になればすぐにでもベタベタカップル認定されることだろう。今期は「さっさと爆発しろよ」というカップルが多くて困り物である。 ただ、今作の場合は1話目から完全に距離感を間違ったコミュニケーションで「恋人というよりは……ペットと飼い主では?」みたいなところもあったので、今更意識しだして適度な距離を取ったところで、はかれてなかった過去は覆らないんだけどね。ギャグ漫画の宿命ではあるのだが、急に真面目になった時に「今までのノリはなんだったんや」という齟齬が生まれるのは致し方ない。いや、そんなことを心配するような芸風でもなかろうが。 それにしても、いったいどういう血のつながりだとこんだけ凸凹な兄弟が形成されるもんだろうか……末っ子の弟はまだ「姉たちを見て対照的に育っている」と思えば納得もできるが、この姉が下2人から万全の信頼感を持って扱われてるのも謎なんだよなぁ……まぁ、阿波連さんも才能の塊なのは事実だけども……。
そうそう、猫ってカーテンボックスの上で寝るのよねー、第8話。可愛さよ。ちなみにうちの実家で飼ってた猫もカーテンボックスの上に陣取ってることが多かったんだけど、周りに飛び移れるポイントなんてないもんだから、上に登る時はカーテンをよじ登るんですよ。おかげで我が家のカーテンはボロッボロだったわ……でもいいのです。可愛さよ。 というわけでヘル子が出てきちゃうとどうしてもそこにばかり目が行きがちなのは猫バカの性なのでご容赦願いたい。でも大丈夫、今作は猫に負けず劣らず可愛いキャラが目白押しだ。Aパート、前回からの引きで初登場したのは灼熱王女こと宝条闇奈。この漢字で「アンナ」って読むのね。一言で言えば完璧な佐倉キャラ。佐倉さんはここ数年規模でずっと忙しくしているが、ヒロイン勢としてのニーズが多いためか、最近は彼女の原点とも言える(?)百合テイストが衰えていた。今回は見事にデス美さんに恋する女の子になっており、しかも外見だけで言えばムカつき度が高いギャル。一人称が「ウチ」という、これまた佐倉ボイスがしっくりと馴染む造形。王女シリーズはどれもこれもキャスティングが贅沢でがっつりハマっているのだが、そんな中でも頭ひとつ抜けて魅力的なキャラになってるんじゃなかろうか。 今作の場合、敵味方合わせて基本的に悪い奴がいないんですよね。中心となる不動とデス美さんの恋愛を楽しんでもらうのがコンセプトなのでそれを邪魔する悪人が出てこないってのは正しい配置なのだが、これが正義のヒーローと悪の組織でどっちにも悪人がいないっていう構図になってるのが面白ポイントだろう(多分、人間性に一番問題があるのって轟なんじゃなかろうか)。なんだかんだで面倒見のいい魔獣、面倒臭い奴だが特に害がない鋼鉄に続き、闇奈は悪ぶろうとしたけど不動の埒外の実直さに負けて根の善い部分がこぼれちゃった子。まぁ、恋する女子高生なんで可愛いのはしょうがないですよ。どうせだったら今作で青春してる学生さんたちにはみんな幸せになってほしいですけどね。いっそピンクも合わせて4人でダブルデート(すげぇ込み入った人間関係)でもやったらいいんじゃなかろうか。多分、ピンク同様に闇奈も2人がいちゃついてるの見たら身をひこうって思い始める気がするんだよ。 Bパートはそんなイチャイチャの次元が違うことをピンク目線から確認するご自宅訪問回。「悪の組織の女子寮」の時点で割と面白い概念だったのだが、住所もあっさり教えてヒーロー2人が入室しちゃうっていう。これ、やろうと思えば芋づる式にゲッコーの本拠地とかも叩けるようになってるんだよな……まぁ、不動たちは絶対そんなことしないけど。入り口での合言葉が「のばら」なのはもう伝統芸ですよね。今の若い子どれくらい知ってるんだろうな(知らない子はググりな!) そして入室してしまえば……あとはヘル子の独擅場ですよ!(そうじゃない) いや、でも最初のワンパンはとてもいい仕事しましたよね。ヘル子は本当に「何がデス美にとっての幸せなのか」を考えて行動してくれるという、恐ろしく主人思いな上に多分作中で一番賢いキャラなんだよなぁ。不動とデス美が「賢いことは賢いけどバカだった」というのが判明したからなぁ。 てっきりこのままいつも通りに幸せ満点で終わりかと思ってたら、まさかの親父さん突撃……。マジで全面戦争案件ですが、さてどうなることやら。福岡土産って何がおすすめ?
突然のセカイ系、第8話。いや、私は「セカイ系」の正しい概念を理解してないのだが……こういうことではないか? 前回はエクアの過去に迫るようであんまり迫らない始まりのお話。そして今回は一転、この世界の在り方を見せて一気に核心に迫ってるようであんまり迫らないお話である。まぁ、これまでも充分に頓狂な世界が繰り広げられてきたのだから、その「セカイ」そのものに何か大きな力が働いていたとしてもそこまで驚きはないのだが(むしろ、ここまで各クラスタ独立して異形を形成していたことを考えるなら、強力な外的要因の存在があった方が自然だが)、どっちかっていうと作品世界の変質よりも、番組そのものの空気感の変質の方が驚くべきところである。今回はほとんどおふざけ無しで、最後は泣かせにくるという、あるまじき事態である(今作に何を求めているかによるだろうが)。まぁ、突然こんな風に振られたところで泣けるわけはないのだが、今まで散々おちゃらけてきただけに、ぼちぼちラストに向けて襟をただして見守っていく必要もあるのかなぁ、と気分を改める次第。 逃がし屋稼業に関してはAパートであっさり解決。史上最も何もない虚無の逃がし屋業務である。ただ、そうしてクラスタとクラスタを繋げる貴重な存在としてエクアたちがいることを確認しつつ、「まぁ、そのクラスタってのも、超越存在によって定義される一つの箱でしかないんだけどね」という無情を少しずつ掻き立てていく。なんと言われようとこれまで見てきたアホらしいクラスタの姿が霞むもんでもないのであんまり虚無感や無常感は感じないのだが、今後「逃がし屋」というお仕事を見続ける上で、一つのクラスタから人を逃すというのがどういうことか、という部分について多少考えを改める必要はありそうだ。「逃げたい人を逃すのが仕事」であり、そこに関してフェレスから「逃がしたことで他人が不幸になるのはいいのか」という問いかけがあった。仮にこれが人間対人間の関係性であるなら、別れさせ屋みたいなもんなので別に構わないと思うのだが、「逃がしたことでそのクラスタの人口が減る」→「クラスタの存在が認められずに消滅する」という構図があるのだとすれば、逃がし屋というのは実質的にクラスタの削除人みたいなものだとも言える。エクアはどこまでこの世界のことを理解した上で、逃がし屋という過酷な仕事を始めようと思ったのだろう。 まー、真面目に考えても意味はない作品な気もするのだが……ここから一気にシリアス固めが来て、驚天動地の世界観が開陳されたりしたらそれはそれで面白そうだ。
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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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