最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「マブラヴ オルタネイティヴ」 5→3 最終的に何してるか分かんなくなったという意味ではこれも「SCARLET NEXUS」と同じといえば同じなのだが……今作に関しては、原因は私の怠慢(だけ)ではない。だからこそ評点をつける。 だって、「最後までなんとなく追いかけたけど分かんなくなった」だったら俺があかんのかもしれんが、このアニメが分かんなくなったのは2話目からだからね? 2話目の時点で設定がどうなってんのかさっぱり分からなくなってその時点でほとんど匙投げたからね? まー、純粋に原作既知の人間のみを対象にしていたというだけの話なのだろうが、それならせめて1話目で「新規の人も観てよ!」みたいな色気を見せないでほしかった……。あそこで「おっ、確かになんか観たことあるやつやんけ!」って思ったからちょっと期待を持ってしまい、2話目で何も分からず絶望感を味わうことになっちゃったんだから。でもさ、わざわざ古いタイトルを掘り返してきて作ったアニメのデザインがこれでいいんかい、という気はするんだけどな。新規層を捕まえるための作品作りって、そんなに手間か? あと、シナリオが云々以前に割と早い段階で作画面がへたってダメになってたのも「分からん」の虚無感に拍車をかけた。これで「頑張ってついてこいよ!」って言えるだけのカリスマがあれば分からんかったが、キャラ作画とかどう見てもやる気なかったやん。そら新規層なんか増えるわけないやん。というか、旧ファンはこれで良かったんか? そして……続くんか……。うーむ、どうしたもんかね……。 PR 「SCARLET NEXUS」 5→ー 大変申し訳ありません。評価するだけの下地がございません……。 最後まで観ていた作品……のはずなんだが、ごめん、多分「観て」ないんです……もう、中身を追えてないんです……つまりは「どんだけいい加減な付き合い方してんねん」っていう話で、叱責を受けても返す言葉がないという……。ほら、「アニメ観ながらMTGアリーナでもやろか」って思ってさ、ピックやドローに「なんでなのだーも〜〜」とか言いながらバタバタしてたら、気づいたら30分経っててアニメが終わってる、みたいなことってあるじゃないですか。え? ないですか? いや、私はあるんです。つまり、そういう見方をしちゃうとどうしようもなくて……。 「いや、そんなん途中で切ったらええやん。そうじゃなくても、別に何も言わずに無かったことにしたらええやん」と思われるかもしれないんですが、一応毎週録画して、なんとなく流していた結果、多分「悪くない中身だったんじゃないかな」っていう漠然とした印象だけが残ってるんですよ。今作はゲーム原作で設定も結構手が込んでいるし、シナリオもきちんと2クールでまとまっている(はず)。映像部分に関しても長丁場で大崩れすることもなく、「ちゃんと観ていれば」それなりに満足できたんじゃないかという「気がしている」のである。だからこそ、無かったことにするのは申し訳なく思ってこんなことを書いているわけだ。ほんとごめんなさい……。でもなぁ……今後はこういう処理のアニメが増える気がするなぁ……歳をとってもっとも減退した要素、多分「集中力」なんですよ……1本のアニメに気持ちを向け続けるのがどんどん大変になってきている……。 誠に勝手ながら、今作には今後の視聴姿勢を戒めるための礎になってもらうってことで。
「古見さんは、コミュ症です」 6→6 なるほど分割2クール。まぁ、原作もだいぶ長いことやってるからストックは存分にあるし、1クールで収まるアニメではないですね。 「吸血鬼すぐ死ぬ」に続き、丁寧なアニメ化で結果を出すことが出来た原作ありのギャグ作品。ぶっちゃけ今期はオリジナル作品があんまり振るわなかった気がするので、こうして地盤がしっかりした原作付きのアニメが頑張ってくれたのは嬉しいところだ。多分、今作のクオリティが安定していたってのは原作ファンの贔屓目ではないはず。 今作の場合、「吸死」みたいな飛び道具で全てを処理するわけにもいかないのでアニメ化はデリケートな作業が要求される。その理由の1つとしては単なるドタバタギャグで終わらせてはいけなくて、そこにきちんと青春なグラフィティも感じさせないと完璧ではないということ。そしてもう1つは、学園ものという設定上、適当にやろうとするとどうしても似たようなシーンが続いてマンネリ化の恐れがあること。この2つの課題に対し、アニメスタッフはきちんと答えを出してくれてたんじゃなかろうか。「青春もの」としての補強は繊細なアートワークから成し遂げられている。常に光源を意識した画作りが徹底していて、教室のシーンでもいちいちそのライティングで性格が変わってくるのが面白い。古見さんの微細な表情の変化を描く必要性から、がっつりディティールに着目した作画が要求される部分は遠慮なく描き込みを増やしている。古見さんのルックスって、いわゆるアニメ的記号化された「美少女」像じゃなくて、「現実にいたら本当に美人なのだろうなぁ」という、何かに肉薄した魅力がある。多分切れ長の目とか唇の様子なんかに現れる部分だと思うのだけども……とにかく「美人」なんですよ。デフォルメの時とのギャップもあって、ちゃんとメインヒロインの表情の変化だけでも画が楽しめるようになっている。 2つ目の問題であるマンネリ化についても画面構成からのサポートが的確に入っており、実写ドラマを意識したような、多角的なカメラワークで画面が均一にならないようにかなり調整が施されている。多用された書き文字の演出なんかもそうだけど、間を持たせる時のグッと堪えるようなシーン作りと、とにかくバタバタ騒ぎ立てる時の画面の賑やかさの緩急がお見事。「よくあるキャラクター優先のドタバタギャグでしょ?」くらいの認識だと本当に雑に処理出来そうな部分なだけに、スタッフがちゃんと良いものを作ろうと尽力してくれたことが分かるのは嬉しい。多分、古見さんが写ってない適当なワンカットを切り取って持ち出しても、ちゃんと「古見さんのアニメのシーンだ」って分かるように作られてたんじゃないかな。 さて、あとはこのテンションが2期目にも引き継がれていることを願うばかり。きっとこのスタッフのお仕事だったら大丈夫だと思う。 「世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する」 5→5 この作品で我々が得るべき教訓は1つだ。「男子たるもの、上田麗奈ボイスの女の子を守るためならなんだってやれる」。 今期2つ目のうえしゃま作品(?)というだけで割と満足。最初の小生意気な感じもよろしかったですし、クライマックスで並み居るヒロインを押しのけていきなりメインヒロインに昇格して主人公の人生に並々ならぬ影響を与えている様子もとても魔性で素敵です。もう、それだけでも一定の意義のある作品でしたね。 とまぁ、そこだけを理由に逃げてもいいのだが、別に悪くはない作品だったと思う。なろう的な妥協と打算が無かったといえば嘘になるが、なんだろね、そこまで拒否反応が出ない設定というか、あんまり鼻をつままなくていいというか。途中で孤児を助けて一転ハーレムになっちゃう展開なんかは流石にちょっとナニだが、一応主人公が己の属性に「慈善家」を加えたかったから、と考えれば一応理由はたってるしね。何が見やすくなった原因かをちょっと考えてはみたのだが、やっぱり主人公がちゃんと主人公たる権利を守っているから、というのがとっつきやすかった理由じゃなかろうか。今作にも当然チートは山ほど関わってくるが、チートをチートたらしめているのは、一応主人公の前世での血の滲むような努力である。その能力を異世界という特殊環境に適応させるためにチート能力の付与という形でローカライズしただけであり、一応ハイパーアサシンの活劇冒険譚という設定はブレていないはずだ。もちろん途中から「暗殺ってなんなんでしょう」という哲学的な問いにまで突入した気もするが、作中視点で「暗殺ってなんなのかわかんなくなったな」って言われちゃったらしょうがない。衛星軌道からモリを打ち込んだとて、本人が暗殺といえば暗殺なのである。 他にもまぁ、最低限の知識とか、精神性が結果につながっていることは明示されるシナリオだったし、何よりもなろう系アニメの中では珍しく、「はっきりと転生した目的が分かっている」というのも見やすかった要因だろうか。考えてみりゃ、なんのあてもなく転生しちゃった人間なんぞ、元の人間性に関係なく「無難に生きよう」と思うのが当たり前といえば当たり前。なんの目的もなければ最初の町から一切出ないカジュマさんみたいになって当たり前なのだ。そうではなくて「勇者を暗殺してね」と言われているからこそ、ふつーの冒険譚がなんの迷いもなく成立している。……考えてみりゃ当たり前のことを当たり前にやってるだけなのだが……そういうところが重要なのでしょうね。 残る問題は「全然おわんなかったな……」という部分だけ。……2期があるなら大人しく追いかけましょうね。 「プラオレ! 〜PRIDE OF ORANGE〜」 5→5 やっぱオドランデイイ……。普通のアイドルアニメは「ライブシーンの出来が勝負をわけるな」って思いながら観ることがほとんどだと思うのだが、今作は「ライブシーン、全くいらんのでは……」という気持ちにしかならんという。ウマ娘も似たような気持ちはあったが、それ以上のいらん要素っぷりである。 およそ当初の想定からはみ出ることはなかった作品。減点要素も大きく存在はしないのだが、積極的な加点要素が見出しにくいために消極的な基本点となっている(もう、数字に意味はないんやね)。これでライブシーンと競技シーンに有機的な結びつきがあるなら加点要素として取り上げられたのだが……ほんで、ライブシーンのクオリティも別にひどいわけじゃない(というかシーン自体の出来は普通に良い)ので減点するってのも違う気がする。むー。いやぁ、やっぱない方が作品としてはすっきりしたよなぁ。そこを外すことが出来ないってのはソシャゲアニメの弱点なのかもしれん。 「マイナースポーツを題材にしたアニメ」というと最近のヒット作は「灼熱カバディ」がある。あれは見ているうちに少しずつカバディに興味が持てるようになっていたし、理解できるにつれダイレクトに試合の面白さが伝わってくるという、非常に親切な作品だった。それに対し、こちらはアイスホッケーという競技自体の機微はあまり掘り下げられない。選手がやっていることは「とにかく動け!」という中身ばかりで、根性論以上の技術が語られず、あんまり「新しいスポーツを見たくなるな」という新鮮味がないのである。ただ、それでも試合状況自体はCGを駆使して丁寧に描かれているし、見ていてつまらないというほどでもない。ほんと、ライブがらみの要素を削って試合に全振りし、ガチスポ根アニメにしていれば評価はもっと変わったんじゃないかしら。もちろん、その逆にアイドルに全振りするって手もあったが……多分それだとアイドル戦国時代の波に揉まれて消えていくだけの存在になっていた可能性もある。製作側も何が正解なのかはやってみないと分からないだろうし、本当にこの手のジャンルはギャンブルだな。 まぁ、とりあえず一つのお話は丸く収まったし、きっとこのアニメからきちんとソシャゲに誘導された層もそれなりにいるに違いない。アイスホッケー協会に感謝されるようになるかどうかは、ここから数年先の未来が決めることだろう(多分、あんまり感謝はされないんじゃないかな)。
最後にサブタイトルが重なるアニメは名作、最終話! ……まぁ、例外は多々あるのは認める。でも、本作は例外扱いしなくてもいいと思いますよ。きちんと落とし前をつける、真っ当なお話になったんじゃないでしょうか。 ぶっちゃけ、先週のお話で全ての事件は片がついていたので、今回はまるまるエピローグみたいなものである。ほぼ全てのキャラクターにスポットを向けて、この島に生きる人たちのこれからをスライドショーのように展開していく。そこには何一つ不安などなく、誰もが希望に満ちた未来を見ている。今まで散々問題を抱えてきたくくるがその中心におり、彼女の頑張りがティンガーラ全体に、そしてこの島全体に力を与えているかのようである。 新しくオープンしたホワイトサンドドーム、ぶっちゃけ「閉所で不特定多数の人間が素足で踏みしめる砂は衛生管理が大変そうだな……」と思わんではないのだが、まぁ、そこをクリアしたからこその最新施設なのだろう。結婚披露宴の舞台としてこれ以上ないお披露目を成し遂げ、「くくるがティンガーラに入社してからこれまでの努力の結晶」としてしっかりと存在感を示している。くくるたちがやりたいのは単なる見世物小屋としての水族館ではない。文字通りに「地に足のついた」、自然の海と地続きの施設である。それを体現するためには、やはりあの砂の大地は必要不可欠だったのだ。館内の地面が海とつながっているとするならば、ティンガーラという閉じた世界も、それは当然世界に接続することになる。「アクアトープ」という言葉は「水辺の生態系」くらいのニュアンスの言葉かと思われるが、くくるは小さな館内施設1つを作り上げただけでなく、そこから広がる新たな生き物の世界を作り上げることになっていくのだろう。うむ、良いタイトルである。 他にもたくさんのキャラがいるので全員に触れていくとキリがないが、唯一不憫な気がするのはカイかもしれないっすね。最後にちょっとくらいはくくるとの可能性を匂わせてあげてもよかった気がするのだが……彼に与えられた示唆は「まぁ、恋愛にも色々あるから……」というなんとも残酷なもの。くくるの様子を見ても……うーん、あんまり目はなさそうな……。空也にすらなんとなく可能性が見えたというのに……。でもここでカイがしゃしゃり出てくると、くくる×風花っていう本線がぼやけちゃうからしょうがないんかなー。 うどんちゃんが館内レストランに食い込み、夏凛ちゃんは要望通りに飼育員の道を進む。朱里ちゃんが正社員として参戦し、獣医の先生まで新しい命を育むという積極的姿勢。なるほどここは生命のみなぎる場所。くくるはついにプランクトンから成長し、さらなる進化を続けていく。海外で新たなスキルを培った風花と薫が帰還し、ティンガーラのプロジェクトは新時代へ。キジムナーの祝福を受け、ここは新たながまがまの姿となった。 世はなべて事もなし。この砂の大地に幸多からんことを。
「takt op. Destiny」 6→6 なるほどそう続く。これはこれで潔いソシャゲメディアミックスの姿か。 とにかく作画は良好で映像も見応えがあった。そこについての評価は1話目の印象から動かす必要もなさそうなので、「無職転生」と同様にアニメとしての下地だけでも充分観る価値のある作品になっていただろう。まぁ、途中で若干崩れてた気もするが、そこに目くじらを立てるようなこともあるまい。ぶっちゃけ中盤のロードムービー展開は作画うんぬん以前にお話としてもダレる部分はあったので……起点と終点がバシッと定まってればシリーズ全体の評価をそこまで貶めるもんでもないわ。 お話の筋は分かりやすいものなので、あとはキャラをどう描くかという部分の勝負。美少女アンドロイド(?)音楽バトルというトンチキなコンセプトの割には「女の子が武器持ってバンバン戦ってればそれでいいんだろ?」というあまりにシンプルな結論はむしろ好印象で、運命、タイタン、そして地獄さんあたりのバトルを見てれば不満は無い。最終話ではいよいよそのバトル要素に全振りされる結果となり、今期2人目の「げんこつで世界を救うヒロイン」が爆誕したのは祝福すべき事象である。他のヒロインたちと違って運命ちゃんは見事にラスボスの顔面をぶん殴っており、「なんか綺麗な女の子たちが顔をぐしゃぐしゃにしながらステゴロしてるー」という楽しさは随一である。男女平等の世の中ならば、キャットファイトもここまでいってしまって良いのだ。プリキュアだったら確実に怒られるやつ。ちょっと前に「女の子の陰に隠れて命令してるだけの主人公って……」という揶揄が巷に溢れたこともあったが、タクトくんは前に出て戦うなんて出来るわけないことにはすでに開き直っており、「指揮者」というポジションに収まることで綺麗にソシャゲのシステムに対応してみせた。「結局ムジカートとコンダクターの連携システムってどういうことなんだよ?」とかいう部分に特に説明は無いのだが、そこは勢いでごまかせる部分。タクトの生まれ育ちがはっきりと「音楽を行使する者」であるため、その辺にあまり文句が出ないのである。そして、そんなタクトと共に旅した運命はその魂を次世代へつなぎ、なんとなんと、まさかのアンナ姉ちゃんに託された。なるほど、ゲーム版の運命のCVってそういう……なかなか面白いギミックではないか。 ソシャゲアニメってのは「キャラが多すぎる」とか「シナリオが完結できない」とか「つまりは一見さんお断り」とか問題点しか無いデザインなのだが、今作は「まだソシャゲにする前のお話だし、これを見たらソシャゲやりたくなるやろがい」というある意味真っ当な販促アニメにまとめあげて諸々の問題をなかったことにした。これはこれで賢い立ち回りなんじゃなかろうか。個人的には「確かにゲーム版も気になるかもな……」と思えるくらいにはなったよ。まぁ、すでに精神のキャパが限界だからインストールはしないと思うが……あー、でも途中のガチャでタイタンとか引いたらちょっと嬉しいかも。地獄ちゃんは……プレイアブルになるかなぁ。どっかで絶対来るとは思うが……登場したら呼んで。
「さんかく窓の外側は夜」 4→5 今期2作目のホラーアニメ。「見える男くん」とか、「見えるし使えるし、なんならはいっちゃう子ちゃん」とかいうタイトルでも放送可能(?)。 第一印象はそこまで良くなかったし、正直中盤までは「やっぱり受け付けないなぁ」と思いながら観ていた部分が多かったのだが、次第に狙いが分かってくると独自の面白みにつながっていった作品だった。ホラーアニメとして何か突出したものがあったわけではないのだが、レディコミ的なドロッドロの人間模様をホラービジョンを通じて描いていく「人間って超怖い」エピソードとしては強烈なインパクトを与えてくれたんじゃなかろうか。こういうこと書くと問題なのかもしれないが、やっぱりどこか「女性向け」だからこそ出来た不気味さとか、真に迫った描写があった気がする。 最初に受け付けなかったのは完全に先入観による部分で、何しろ男2人がべったりくっついてアンアン言ってると怪異が見えちゃうとかいってるんだから、そりゃあかんやろ、と思うのは致し方ない。「その設定は幾ら何でも無いやろ……」と距離を置いてしまったわけだが、実はそうした描写は瑣末な問題で、主人公の冷川の狂気の深淵を描くほんの一部分だったという。確かに「ヤバいやつ」なのは間違いなかったのだが、想定してたヤバさとは全然違う、きちんと作品の要として目を引く方向性のヤバさだった。そして、そんなヤバい奴の問題を解決するためには、そりゃ冷川と三角くらいの容赦ない魂のチャンネル交流がなければ解決にも説得力がなくなる。ディープな絡みは、文字通りに互いを絡めとらんとする命のやりとりだったわけだ。 中心にあるのが重くてイかれた人間模様ってことで、なるほど事前に実写ドラマ化されていたのも納得できる。その上でアニメではアニメなりの武器でも勝負できていて、記憶の断片のやりとりや、異界と現世の接続などの嘘っぽい要素が、少しずつ現実を侵食して「そういう世界」が作られていくのは不思議と飲み込みやすい状態になっていた。近いところだと「裏世界ピクニック」の裏世界が最後までよく分からんもので終わったのと違って、こちらの作品は「こんな世界があれば、そりゃ冷川たちもおかしくなるか」という妙な納得感がある。三角窓が本当に三角窓なのはちょっと笑ってしまうが……まぁ、分かりやすいのが一番ですよ。あとは個人的にヒロインのスタンスが絶妙に可愛くないのが好きですね。まぁ、中の人贔屓なだけかもしれないけど……我の強い女がぶっ壊されかける様を見るのはいつだって蠱惑的である。 中の人でいうと、個人的には諸悪の根源の平田さんがすげぇ好きだった。平田さん、本当にイかれた役をやってる時の「元からこうだったよ?」みたいな等身大の感覚がすごく怖い。
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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