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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 俺たちはいったい何を見せられているんだ……第48話。まぁ、いつも通りのミュークルだけども……展開の妙? 伏線? 何それ食えるの?

 なんとまぁ、まさかあそこまで意固地に粘っていたアクムーちゃんが秒でサツガイされるとは……だったら先週時点で素直に浄化されとけよ……いや、それくらいに科学の力ってのがすごいということなのだろう。おそらく最後になるであろうサンシャルルの決めポーズを見せたお利口さん3人組は、なんだか全く分からないけど科学(物理)の力でもってアクムーちゃんからアクムーのタネを切除&浄化。これにて今年1年世界をお騒がせていた混乱のタネはなくなったのである。……俺たちは1年、何を見せられていたんだろうな……おもろー。

 というわけで、ラスボスが秒で処理されちゃったので残った時間は全部エピローグ(?)。これまで頑張って「お空の上の国のプリンセスとはどんな概念だったのだろう?」とか考えてたんだけど、この度「3人まとめて、お前たちがプリンセスだ……」という衝撃の発表に対し、誰1人として驚いてる人間はいなかったのでそういうものとして受け入れる以外にないのである。受け入れてしまえば別段どうってこともないのだし。……いや、どうだろう……いっそゆめちゃんがプリンセスはなんとなく「それでいいや」って気になる事案だが、冷静になると、みゅー、てめぇが一番プリンセス向きじゃねぇな。

 そうして「みゅーくるどりーみーらんど」が新たに建国され、単に夢の中だけでわちゃわちゃするだけならば文字通り「夢物語」で済むのだが、これがダイレクトに現実世界へリンクして一五町の上に顕現。こうして「夢の中の物質が実体化する」現象については、すでにプチトマトマンの時点で伏線が張られていたと考えれば納得の展開である(??????)。何がひどいって、朝陽を適当に丸め込んで「プリンス」にした上で、ゆめちゃんと朝陽が並んだ就任式に森村さんを招待してるところなんだよな……人の心がねぇのかてめぇら。うん、無いよ。この国はもう、「科学王国」と言ってもいい国になってしまったんだよ。だってほら、プリンスが千空だから(意外な方向から中の人ネタ)。実はちあちゃんの中の人がヒロインってところも一致してるからあながち冗談でも無いのだ。

 とまぁ、なんだか朝陽にばかり負担がかかる展開になっているのだが……来週は何が待ち受けているんだろう。今井ことこが16歳だぞ。それが一番の事件じゃないのか?

 

 

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 一応、ここ何年かはやってる仕事だったのでせっかくなので今年もやるだけやってみたよ、男性編の名鑑チェックでございます。まぁ、こちらはあんまりモチベーションは高くないのだが……作業量は女性編の6割程度なのでそこまで面倒ではない。ただ、如何せん男性編の場合はパラパラとめくっていても「誰やこいつ……」って知らない名前が多い気がするのが難。

 というわけでただ事務的に数字を記載しておくが、今年度の掲載人数は、昨年度の607人からから48名増の655名で、言わずとも分かってたこととは思うが当然史上最多。でもま、1000人超えちゃった女性編に比べればまだまだ可愛いもんですよ。ただ、気になる点をあげるとするなら、男性編のチェックを始めたのは20192020からなのであまりデータは無いのだが、この3年間の増加幅を見ると、「20192020」が12人増(583595)。そして昨年度も12人増(595607)と増え幅はそこまで激烈なものではなかったのだが、今回はなんと48人が一気に加わり、急激にきな臭くなってきた。同年の女性編の69名増に比べればまだマシではあるが……どうやらこちらも開き直ってガンガン数を増やす方向になってきたようだ。まぁ、女性編で1000人越えを許容してしまったのなら、こっちはいくら増やしたところで問題なさそうだしな……。この数をどのように受け取るかはあなた次第です。

 内容に関して、あんまりおっきくいじる要素も特に無いのでパッと目についた裏表紙の青二塾の広告の話を書いておくと、紙面に並ぶ卒業生の顔写真が今年はちょっと増えており、人気声優のお歴々に新しく加わったのは、みんなのゴルシ・上田瞳。渋い活躍を見せる阿座上洋平。千変万化のうちなんちゅ・下地紫野。そして……阪口大助。大ちゃん、なんで今更増えたん?

 

 

 以下、具体的な出入りについてのまとめである。まず、昨年度版に掲載されておらず、今年載っていたのは以下の53名。

 

IN53名)

青山凌大 赤澤燈 池田純矢 伊瀬結陸 いとうさとる

伊藤マサミ 糸川耀士郎 岩崎友泰 岩崎了 牛山茂

梅田修一朗 浦和希 大鈴功起 大野智敬 丘部純也

岡宮来夢 海渡翼 金尾哲夫 かぬか光明 神木孝一

川島零士 観世智顕 熊谷俊輝 高坂知也 重松千晴

渋谷慧 新祐樹 杉林晟人 高橋佑太朗 TAKUYA

竹田海渡 田邊優人 堂島颯人 外崎友亮 長井新

中村章吾 橋本晃太朗 長谷川芳明 馬場惇平 林優大

樋柴智康 福崎那由他 福西勝也 二葉要 古田一晟

細貝圭 真白健太朗 三上瑛士 宮城一貴 宮﨑雅也

宮崎遊 森永彩斗 山口智広 

 

 あんまり全員を仔細に調べる気は起きないが、ざっと見たところ、大体は順当に「若手」が多い。男性の若手はなかなか名前を認識できないのだが、一応見たことがあるのは「東京リベンジャーズ」の新祐樹や「たんもし」の長井新、それに「不滅のあなたへ」で良い仕事を見せてくれた川島零士あたりだろうか。他にもなんか半端なキャリアで登録された人もいるのだが、「あんスタ」関係者がなんとなく多いっぽい。

 毎度おなじみ「なんで今更?」枠で目につくのは大ベテランの金尾哲夫氏。例によって過去の名鑑を遡ってみたが掲載履歴が無く、おそらく御歳71歳での初掲載である。まぁ、金尾さんの場合はあんまりアニメ声優って感じではなかったので、これまで名鑑に載るタイプではなかったんだろう。同様に大ベテランとしては牛山茂氏も過去に掲載履歴が無い。牛山さんはそこそこ前からアニメでも声優してるイメージがあるのだが、なんでだったんだろう。ちなみに似たような案件で面白いのはかぬか光明氏で、おそらくデビュー間も無い頃だったのだろう2004年に1度だけ登場しており、そこから18年の時を経ての「再掲」へと至った。何がどうなってこういうことが起きるのかは、相変わらず謎のままである。

 あと、個人的に感慨深いのは池田純矢の登場。彼の場合はどうしても「俳優」の仕事が先にくるだろうが、この度声優名鑑にも顔を見せてくれた。そして、どういう運命なのか、同じ年に細貝圭が声優として初登録されているという。興味がない人はさっぱり分からないだろうが、ゴーカイシルバーとバスコがゴーカイジャー10周年を経てこんなところで足並み揃えてるんですよ。ちなみにおそらくどっちも掲載の直接要因は「あんスタ」だと思われ。

 も1つついでにネタを出しておくと、熊谷俊輝という名前は別に聞き覚えはないのだが、調べてみたらなんと14歳というまじの子役だった。名鑑に子役が載ることはあるけども、男性編に載ってるの珍しいなーと思ったので。ただ、確認したら2002年版ですでに14歳の入野自由が載ってたので、別に初めてってわけでもないみたい。

 

 

OUT5名)

キートン山田 けいたろう 近石真介 野村大地 八奈見乗児

 

 一方で、昨年度掲載されていて今年名前が無かったのは上記の5名。ほとんど退場者がいないのだが、こうして書き上げてて、大変失礼ながら「あれ? お亡くなりになってたんだっけ……」と不安になって調べてしまったがキートン氏・近石氏の2名はご存命での「引退」などが理由だった。そんな中で謎なのが「けいたろう」というよく分からない名前の人。「誰だ?」と思って調べてもよく分からんかったのだが、名鑑には2009年の初掲載以来、ずっと掲載が続いていて今年突然のドロップアウト。よく分からんが、同様に名前が外れた「野村大地」という人と所属事務所が同じだったらしいので、その辺が関係してるのかも。

 

 

 以上、今年も無事にノルマを果たしました。若手声優の皆さんは頑張って名鑑に載ることを目標にするのもよし、「牛山さんだって載ってなかったんだから……」と気にしないのもよし。そんなもんですよ。

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 観てきました。今年に入って、これで劇場作品を観るのは7本目。なんやら結構なペースな気がしますが、年度末はスケジュールを詰めて処理してしまおうという意識が働くので。ちなみに今作を観た最大の理由は「なんかCMいっぱい見ちゃったせい」。劇場に細かく通うと、その都度作品の前にCMを(そりゃもう長々と)見せられるわけだが、そこから連鎖して次の作品観に行っちゃうのはあるよね。でもまぁ、この作品は特に予測も期待もなしに観に行ったけど、決して悪いもんではなかった。

 

<以下、ネタバレとかそういうの注意。別にそんなネタがあるわけじゃないが>

 


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 へそ! 第10話。体操着の女子中学生が躍動するアニメを観ていると、体操着の女子中学生が躍動してるもんだから「いやー、体操着の女子中学生が躍動してるなー」って思えるので体操着の女子中学生が躍動してるアニメはいいですよね。

 泳ぐのをやめると死ぬタイプの生き物、明日小路。いよいよ体育祭が近づいてきているということで、フィジカルチート気味の彼女も大活躍かと思いきや、なんか変なスイッチが入っちゃった彼女が力を入れるのはなんと応援。チアガールなんて思いつきでできるもんでもないのだが、一度動き出した小路は周りの人間も玉突き衝突でガンガン動かし始める。ぽんぽんの作り方を教わり、さらにチアのポージングの基礎もいつの間にか獲得。教えてくれたのが津軽弁少女の峠口さんだったのはちょっと意外。彼女の方言を聞いてるとやっぱりなんだか落ち着きますね。以前よりも随分のびのびとしゃべるようになっているし、やはり小路効果は確実にクラスメイトに影響を与えている。

 そして今回の主人公はちょいぽちゃ(?)少女の四条さん。中学一年生とは思えない、「発育が他人よりも良い」彼女の悩みは、急激に変化する自分の身体になかなか心がついていけてないことだろうか。まー、確かに中学1年生って第二次性徴大忙しの時期になってくるわけで、クラスの中でもかなり個人差があるのはしょうがないことだろうか。四条さんが色々とコンプレックスを抱えている状態なので、ある意味では初めて「小路の積極性」が害悪になる可能性もあった案件であり、その圧倒的なへそパワーなどを悪気なく見せつけることにより、四条さんはちょいと袋小路に迷い込みかけた。でもま、そこはやっぱりこの作品のこと。きちんと自分の力で立ち上がり、前へ進めるようになったのである。そして、当然成長が早くてガタイがいいということは、スポーツでは純然たる武器になるということ。ラストで彼女が決めた痛烈なスマッシュは、心改めた彼女の快哉のようであった。

 というわけで相変わらず小路効果のいいお話だが……こうして「体型に悩みを抱える女子の話」が出てくるたびに、毎回男連中は「ちょっとくらい肉があった方がいいのに」って思うことを繰り返す歴史がある。私自身、何度も繰り返してる通りに巨乳派ではないので四条さんのおっぱいがどうなろうとそこまで問題は無いのだが、それでもあるものはあるのだから堂々と誇れるようになれば良いとは思う。小路の腰、木崎さんの足、そうした部分も素敵ではあろうが、あんまり細すぎると不安になっちゃうのが男性陣の正直な感想である。漫画のようなボンキュッボンなんてあまり求められるもんではないし、気にして食わないくらいなら、健康に心配が無いように遠慮なく食って伸び伸びと自由を謳歌してほしい。そういう意味では、この複雑な時期に小路によってタガを外してもらえた四条さんは幸せだったのかもしれませんな。ちなみに私がキャラを愛でる傾向に、どこぞのスピリチュアルスクールアイドルが影響を与えたかもしれないことは特に触れないでおく。あいつ、最初から最後まで堂々としておったな。

 今回は体操着パートが多く、際どいシーンてんこ盛りのサービス回(?)でもあり、いつも以上にキレッキレの作画状態で今作最大の売りをフル回転させている。やはり体操着の女子中学生が躍動しているのは良いなぁ。

 

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 「サヴェジガーデンを探してください、行けばわかります」←分かるわけない定期、第10話。いや、実際徐倫は分かったんだけどさ。なんで分かったんやお前。

 というわけでジャンピンジャックフラッシュ戦。こいつの本体名、思い出そうとすると何故か必ずマッドアングラー(ガンダムの潜水艦)を経由しないと出てこない(誰に共感してもらいたいんだ)。他にもアングラー(ゼルダの伝説夢を見る島・4面ボス)とかも出てくる。シリーズ中でも屈指の地味&雑魚ボスである。さておき、正しい名前はラング・ラングラー。割と捨て駒タイプのキャラなので作品全体に与える影響は小さく、終わったあとはあまり印象に残るタイプのキャラではない……はずなのだが、やっぱり見た目のエキセントリックさとか、戦い方の訳のわからなさがあるので面白いっちゃぁ面白い(だから6部はだいたいそのパターンなんだってば)。「重力を操るんだぜ!」なんて他の能力バトル漫画だったら最強クラスの可能性を秘めているのに、ジョジョだったらこんなもん。あげく最終的にホワイトスネイクが手に入れる能力が「重力」の度を超えたバージョンだったりするので、長い目で見ると本当にちゃちな設定にされてる感がある。同時に登場して見せ場を作る味方キャラがウェザー・リポートで、彼の能力が非常に柔軟性に富んで(富み過ぎて)強い能力なので、やっぱり「敵にしちゃぁしょっぱいなぁ」と思われてしまうのも仕方ないところだろう。

 しかし、ありがたいことにアニメでの彼の活躍はなかなかバカにできない。ここまで「ネトフリ先行配信になったってのに、全然作画がパッとしないやんけ」と思っていた本作だが、今回のジャンピンジャックフラッシュの戦闘スタイルはなかなか格好良くできている。決してリソースがじゃぶじゃぶ注ぎ込まれているタイプの作画では無いのだが、トリッキーな動きからのド派手なガラクタ飛ばしアタックのビジュアルがようやく「本気のバトルもの」っぽい構図になっているので見栄えが良いのである。まぁ、これも原作の荒木先生のセンスの表れだと言われればそうなのかもしれないが、あのトンチキな絵面をきちんとアニメ的に「魅せる」デザインに仕上げているのは作劇スタッフの功績だろう。誰かと思えば今回のコンテ演出は南川逹馬氏。きっちり決めてくれるのは嬉しいじゃないですか。やっぱりジョジョなんだから正面からの拳の殴り合い描写で格好良くキマるのが一番良いのだ。

 ちなみに今回から登場した2キャラの中の人を確認しておくと、まずウェザーが梅ちゃん。渋格好良くキメてくれてるのは良いのだが、さて、記憶を取り戻した後のウェザーをどうしたものか……まぁ、このままの調子でいくんだろうな。あかんよな、やっぱあれ知ってる状態で今のウェザー見ると笑ってまう。そしてポッと出の怪人・ラングラングラーはなんと小林親弘が担当。うわー、なんかこう、……もったいねぇな。もっといいキャラで使ってもよかったのにー、と思ったが、遠慮なく使っていけるこの強みよ。今後の敵キャラも楽しみです(個人的にはウエストウッドが誰になるかが気になる)。

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 落ちて墜ちてただ堕ちて、第9話。もう、ひたすらに芋づる式の悲劇。

 残りわずかの物語、あとはただ見届けるしかない。太宰府からも見限られ、行く宛ても無くなってしまった平家の一門。みな気丈に振る舞いはするものの、その精神は擦り切れていよいよ限界が近い。ただひたすらに歩き続ける道行きは本当に辛いものだったろう。無造作に帝が籠の中に放り込まれて運ばれていく様子は壮絶だが、それでもまだ前を見続けられる徳子の強さだけが唯一の頼み。

 しかしそれでは保たぬ者が出てくる。変調を最も悲劇的な形で知らせたのが清経であった。雅を良しとしたその人生に、今の平家の在りようはあまりに酷である。悲劇的な一族の末路を見ずして、その命脈に終止符を打つ。そして戦の恐怖に囚われ続けた維盛もまた。平家の者に、安息の最期が訪れることは決して無い。ただ、だからとて攻め立てる源氏が盤石なものかというとこれも違う。散々に暴れまわった木曽義仲もすぐさま討たれ、いよいよ次の時代・鎌倉源氏がその台頭をあらわす。これまでのらりくらりと生き抜いてきた頼朝の下に燦然と輝く弟が舞い降り、一ノ谷での伝説を残す。これまた1つの悲劇の幕開けでしかないというのがなんとも皮肉な配置ではないか。

 こうして物語が巡り、ただ陰鬱な時が過ぎるばかりであるが、今作の白眉な点は、それでもただ通り一遍の悲劇を垂れ流すでなく、もう一本の筋を通そうとしているところ。びわは第三者視点を置くための「外付け付録」みたいな存在だと思われていたわけだが、ここにきての母親との再会、再起からの旅立ちできちんと「彼女の物語」も形作ろうとしている。白拍子3人娘との道中なんかは貴重な息抜きの場面として機能しており、遠く離れた京の地からでも物語の中核をしっかりと見据え、「死の物語」と対比的な「生きる」を示す存在として成り立っている。おっかあとの再会、割とあっさり片がついた感はあるが、なんかもう、CVのセッティングで全てOKな気がした。

 ちなみに余談だが、静御前と行動を共にしていた白拍子の子の片方のCVが松浦愛弓ちゃんという子。どっかで見た名前だと思ったら「うさぎドロップ」でりんちゃんをやっていた(当時)子役だった。ここにきて声優仕事にカムバックしているのだが、さて、どんな道を進むんでしょうかね。

 

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 結局何がどういうことだってばよ、第2話。戦隊作品の個別話数で記事立てるの、確認したら「ジュウオウジャー」ぶりなんだが? いや、それくらい困惑するでしょ。このデザインは。

 もうさ、細かいギミックはいいとしようじゃない。今回新たにイヌブラザーが参戦し、キジ・イヌのCGコンビが並び立った。おかげで画面のカオスっぷりがより明確になり、「この路線で1年続けるのか……」という絶望感がすでにひしひしと感じられている。前回キジブラザーの煽り構図のバトルアングルが出たところで笑ってしまったが(足だけ移さなきゃ生身で撮影できるんかい、という驚き)、今回同様のカメラマジックがイヌブラザーでも展開され、「いや、もうその寄りの構図以外で出られないスーツにどれだけ意味があるのか……」と困惑しっぱなし。ゼンカイジャーが「スーツしか出てこない戦隊」だったのに対し、今回は「スーツすら出られない戦隊」だと思っていたので、このむちゃくちゃな放送形態は顎が外れっぱなしである。なんかこう……画面の映え方を考えたら撮影の手間の見返りが少ないような気もするのだが……それでもやろうと思っちゃったスタッフ連中が心底おバカなんだろうな。いいぞもっとやれ。

 んで、そんな細かいギミックは置いとくとして、問題は今回はっきり示された今後の変身・怪人ギミックの話である。確認したら1話目で登場した敵怪人が「騎士竜鬼」で、2話目が「烈車鬼」だったとか。そしてそれぞれの欲望が「とにかく勝ちたいという欲望(&卓球)」、「若返りたいという欲望」という設定。つまり、これってジオウの時にもやってた「旧作の怪人化」。「若返りたいという欲望」がトッキュウなのはまぁ絡みとしては分からないではないが、1話目の「騎士竜」が「とにかく勝ちたい」なのが……なぁ……。そこ掘り下げるのかよ……ほんまに嫌いや。

 こんだけエグい絡め方で旧作タイトルを1話で1戦隊ずつやっていくってことは、このままの展開だと「1話で1戦隊、全45話使い切り」って話にならんか?(ゼンカイジャー回が無いとして、ルパパトがどうなるか分からん) もしそうだとしたら、こっちの方がゼンカイジャーよりよっぽど周年作品っぽくないか? まぁ、介人がいて、ゼンカイギア(アバターギア?)を集めてる影響でこうなってるだけなのかもしれないので、これもいわば「ゼンカイジャーの続き」と言えるのかもしれないが……45という節目の周年作品を踏み台にしてのし上がる46作目って……たまったもんじゃねぇな。ボッコワウス様がかわいそうだろ。もう、周年作品なので「2年がかりで1作カウントです」っていうゴレンジャーオマージュってことでいい気がしてきた。

 そして正直いうと、この「ひたすらゴーカイチェンジして他戦隊の要素をいじり倒す」っていう方向性は、去年見たいと思っていたものではあるので……なびいちゃうよねぇ……期待しちゃうよねぇ……脚本に井上敏樹が入ってしまっているということで、「鳥人鬼」の時に何をやらかすのかが気になってしょうがないんだが。ブラックコンドルネタは去年散々いじり倒したし、なんならイエローオウルまで擦ってたから……何やるかなぁ。あと「竜騎士鬼」「烈車鬼」っていう名付けパターンを全部踏襲すると、ジャッカーとかバトルフィーバーをどうするかは置いといて、1回「大鬼」っていうどうしようもない名前を経由しなきゃいけなくなるんだけど。他にも造語が多いから「轟轟鬼」とか「星獣鬼」とか「炎神鬼」とか……どうするんでしょうね。「地球鬼」「宇宙鬼」とかもいるが、地味に一番おもしれぇの「警察鬼」な気がする。

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 ファーイティーン! どうも、バンドリ大好きおじさんです。5周年おめでとうございます。そしてありがとうオリジナルアニメ。基本的に、キャラの関係性を浴びているだけで幸せになれるのがガルパフリークなので、こうして新作アニメで新しい絡みが見えるだけで満足できるのです。もうさ、サンジゲンアニメだからキャラデザはブレないし、シナリオさえしっかりしてれば画面は「いつも通り」でいいんだよなぁ。ある意味でとてもコスパの良い作品になったもんだ。(このテキストは、アニメ放送後のRoselia生放送を見ながら書いております)

 いや、でもさ、やっぱ普段ソシャゲで見てるようなシナリオ展開も、改めてアニメになると嬉しいもんだし、アニバーサリーにかこつけて「35人全員集めてむちゃくちゃやるわ!」というコンセプトがもうずるい。まぁ、FILM LIVEも同じコンセプトでやりたい放題なわけだけど、「みんなで作る途中」という裏方っぽいシーンが描かれるのが新鮮。そして、ステージ外のシーンが描かれるということで、ライブアニメよりもバンドの垣根を飛び越えたコラボがたっぷり見られるのが良いよね。

 小ネタをいじり始めるとキリがないのだけども……覚えてる範囲だと、「結局、湊友希那が出てるシーンは全部隣に今井リサがおったな……」というのが一番かな……他のバンドは必ずセットってほどでもないのよ(いや、香澄&有咲とましろ&つくしはセットだったかもしれん)。冒頭の企画会議だと各々のボーカルについてきたサポート役が「有咲・つぐみ・千聖・リサ・美咲・つくし・パレオ」なんだが、次の会議の時にはサポートがいなくなって1人だけになってるバンドがある中、頑なにゆきリサだけは崩さないのよ。おめぇらメジャーデビューして忙しいんじゃねぇのかよ、と思うんだが、それでも頑なに2人で出てくるっていう。多分友希那だけでどっかに出すのが不安でリサ姉がついてきてるんだろう。チュチュ・美竹がいる場所に友希那を放流するわけにいかんからな。パスパレが彩ちゃん無しの千聖オンリーだったのとは対照的だ。

 もう1つ記憶に残るパートがあるとしたら、個人的に推しの1人である広町パートだろうか。そう、広町とミッシェルの邂逅という歴史的ワンシーンである。いや、多分これまでの諸々のメディアで絡んでたタイミングもあったかもしれんのだが、改めて描かれたファーストコンタクト。広町の目から見て、ミッシェルという異物はどのように映ったのだろうか。今後のストーリーで是非広町・ミッシェルの未知との遭遇回はやってほしい。その後のモニカの世間知らずムーブのところはなかなか酷かったな。広町……お前は……。

 そして隙あらばぶっこんでくる氷川姉妹のシーン。もうこれが通常営業になったのであまり驚きは無くなったが、やはり紗夜の私室で2人でギター練する姉妹のシーンはまだ正面から観られないな……紗夜さんがさ、日菜の前でさ、ためらいなくギターが弾けるようになってるんだもんな……。なお、どうしてもアニメで個室シーンが描かれると内装に注目してしまうのだけど、紗夜部屋は本棚にスコアっぽいのが混ざってて「らしい」な、と思いました。

 そしてラストは圧倒的てるてる坊主ラッシュ。あれはすごいな……Roseliaの面々も言ってるが、あれは商品化したら割と人気が出そう。35個全部個性があって面白かったが、個人的ベストはやっぱ……白鷺さん……ですかね……ガルパピコでもいじられてたからな……。頑張れ……。

 後半も楽しみだけど、ライブシーンは合同の一曲だけかねぇ。FILM LIVE 3作目早くして。

 

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 ほんとにブレーキはどこだ、第9話。こんだけの話数でもまだアクセル踏みっぱなしで留まることを知らない。このテンションはすげぇや。

 毎回新しい変態を投入し続けることでとにかくエンジンをぶん回すってのが今作の基本デザインなのだが、前回のシェン&ヤベェ司祭に続き、今回は王家が揃って登場、速水王もやばいし姫も適切なイカれ方で余計なくらいに刺激を追加投入してくれている。速水ボイスでのあの熱唱はほんとにズルすぎるだろ。考えてみりゃ、もともと愛と美の女神による神託だったってことは、元歌を歌ったのは釘宮ボイスってことでいいんだろうか? だとしたら余計に面白くなってしまう。速水さんが仕事選ばないのは本当に助かるのだが、こうして「声だけでも嫌という程ネタレベルが上がる」という性質上、味わいが唯一無二になっちゃって引き返せねぇのが怖いわ。

 ただ、王様の方はそうしてダイレクトなイカれ具合が分かりやすいギャグになっていたが、姫様の方はちょっとひねりが効いていて、単に自殺志願の早まった若者というデザインに、橘のヒネた悩みをミックスすることでいい具合にメインカップルの関係性の掘り下げに話を繋げている。これまでずっと「橘って基本的にクズ野郎だよな」という悪い部分ばかりが目立っており、今回だってわがまま言って暴れるムーブとかはやっぱりダメ人間ではあるのだが、単なるダメ人間だったら神宮寺があそこまで懐くのもおかしいわけで。どっかに「橘ならではの良さ」みたいなものがあるはず。それが今回ちょっとにじみ出ていた「人当たりの良さ」というか、ある程度周りのことを考えながら動くことができる「空気読み」のスキルなのだろう。正論バズーカで姫をえぐろうとする神宮寺に対し、必死に間を取り持とうとする気遣いは、なるほどクズでもダメ人間でもないようには見える。神宮寺とは同い年なんだから「思春期の心理」とか言っちゃったらやっぱりジェネレーションギャップはありそうなもんだが、多分神宮寺の思春期がおかしすぎるだけで、橘は昔の自分を思い出すことである程度若者に寄り添うことができるのだろう。父である王様があれだけイカれてることを考えれば、姫様も「ふつーに子供のことを考えてくれる人」レベルで満足できるんだろうし。まー、その結果が速攻クーデターに繋がっちゃったわけだけども……この世界の国家の概念、いちいち危うすぎるな?

 個人的には、最初のダブルピースのところの橘へちょ絵が好きです。ガイスターのお化けみたい。まぁ、今作の「とにかくすきあらば全部へちょ絵」っていう姿勢は全部好きなんですけどね。

 

 

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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