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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 三ノ輪ァ……第4話。世界を変える力を持つのが勇者というならば、やはり彼女こそが勇者であったのだ。

 防人の業務は実質勇者よりもしんどかったりする。防備のためのシステムが勇者ほど整っておらず、徒党を組んでなんとか星屑の対処ができる程度。そこにバーテックス本体が現れたらひとたまりもない。そんなブラックな環境で働く芽吹たちのお話も、とりあえずここで一段落だろうか。ただ、それは「ゴール」とか「ハッピーエンド」ではなく、「お役御免」であったり「退場」であったり「その場しのぎ」であったりする。どこまで行ったって、ゆゆゆ世界線に恒久無限の平和などこないのか。芽吹はかなり頑張った。一時しのぎとはいえ、防人単体でバーテックスと対峙して耐え切ったのだから。そして、最終的に彼女の目標だった「誰1人死なずに帰還する」も達成。そこには亜耶の名前も含まれており、神樹様の求めた生贄の儀も、ひとまず回避に成功したのである。もちろん、その裏で必要だった多大な犠牲のことは、防人風情には知らされていないのであろうが。

 結局話はここに戻ってくる。楠芽吹は勇者ではない。結城友奈は勇者である。そして、鷲尾須美も勇者である。矮小な防人を何体生贄に捧げたところでキリがない。ここはもう、当代随一の勇者である東郷美森1人に全てを任せてしまおうという神樹様の提案も、無慈悲には違いないが他に選択肢がないのなら致し方ない。スネに傷持つ東郷さんのこと、そこで断るのもおかしな話だろうっていうところまで織り込んでの提案だったとしたら随分性格の悪い話である。結局、東郷美森は幾度目になるかも分からない犠牲を飲み込んで、皆の前から姿を消した。どこまで禊を続けようとも、その身朽ちるまで彼女は神樹様に使い倒されるのである。

 そこにストップをかけた友奈ちゃんたちの友情パワーは尊いものだが、その奥でひっそりとこの世界を守り続ける、孤高にして諸元の勇者、三ノ輪銀。改めて、彼女の偉大さを確認したお話であった。その結果東郷さんが得たものが国防仮面だというのがどうかとは思うが。

 

 

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 先日、突然私のDiscordにDMが届いた。そこにはただ、たほいやをやったノートの画像だけが貼られていた。「いや、そんなん送られても……」というのが正直なところで、その時はそれで終わりだった。ここ最近は、私は「自分が参加してないたほいやの記録には関与しない」というスタンスである。基本的にたほいやはライブイベントだと思っているので、その時にその会場にいない人間が後からなんやかんや書く意味は乏しいと考えているためだ。あと、純粋に面倒クセェからだ。手書きのノートの写真なんて文字起こしから入らにゃならんし、まっぴらごめんである。

 しかし、今日のたほいやにて、「若者たちがこんなことをやったらしくてのぉ」と送られてきた画像をお歴々に共有したところ、おじいちゃん軍団はたいそう満足げであった。「若いもんがたほいやをやっているというのはそれだけで素晴らしいことである。若い才能が伸びていて、将来も安泰だ」と太鼓判。なるほどやはり最近は面子も固定化しており、新鮮な空気が入ってくることを喜ぶ気持ちは強いようだ。

 そんなわけで今回に限り、文字起こし&雑感の付記を試みた。色々とハードルは高く、ことに手書きのログは書記の際にスピードが求められるせいで字が荒くなって判読が困難な箇所が多かったりするし、細かいニュアンスを再現できなくなってしまうのは致し方ない。ただ、私がまだ顔も名前も知らぬ若い才能の溌剌としたたほいやを記録するもまた良しというのは作業をしていて思ったことではある。以下の初々しい答えを新鮮な気持ちで味わっていただきたい。

 ちなみに、少ない情報をかき集めたところ、以下の試合の面子はこの世界に若者を招き入れた我々サイド(?)の主犯格が2名参加しているが、他はおそらくビギナーだと思われる。中でも、そんな主犯格の1名の「弟」という参加者がいるのが斬新。我々のコミュニティにおいて、兄弟が揃って何かに取り組むというのは史上初のことである。兄の方はすでに問題児として名を馳せた名(迷)手であるが、さて、その血は弟にも引き継がれているのか。史上初、血脈対決が幕を開けた。

 

 


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 2週間ぶりの集会ってんでオープニング企画を考えて参加したんですが……なんか想定してたのとは別な賭博に使われた気がする。こいつら相手にゲーム性を想定していっても無意味なんだよなぁ……。

 

 


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 Salt coffee? 第15話 塩コーヒーってのがあるという話は聞いたことがあるが……缶コーヒーで売ってる?

 真っ当にお仕事するサラリーマンの姿を、真っ当にお仕事してる様子で描くアニメ。2期に入ってがっつり「お仕事アニメ」になったので、これで実際に企業で働いている視聴者は現実社会のあれやこれを思い出してキツそうだよな。理不尽なスケジュールとか、部署間の板ばさみとか、「お客が第一!」の精神とか。どれもこれもおかしな話ではなくて割と現実的なラインなもんだから、「ありえへんやろ!」みたいな文句で逃げ道を作ることも出来ないのである。

 でもまぁ、今回は割とくくるも楽しそうに仕事をしているシーンが増えてきて、ようやくティンガーラでの生活も歯車が回り始めたかな、という印象。2クール目に入ってからの「くくるの新米水族館員奮闘記」を見ていると、ちゃんとスタッフの大変さとか水族館の魅力も感じられるようになってて、「そんなん言われたら、ちょっと近所の水族館行ってみるかね」と思えるようになっている。今回も色とりどりのウミウシはもちろんのこと、ちょっと間に挟まったハリセンボンなんかもいい味わいを見せてるんですよ。「お仕事アニメ」としてはいい流れができているんじゃなかろうか。

 転じて人間ドラマとしてはどうかというと、こちらはやはり「がまがま派閥」が未だに壁の向こうにいる感じがなかなかもどかしい。まぁ、南風原さんが執拗に区別しようとしてるのはここにくるとちょっと鼻につくようにもなっているが、それでもやっぱり、例えばくくるが悩んでる時に真っ先にカイのところに飛んでいったり、話を通す時にも海やん最優先だったり、くくるの行動パターンがまだがまがまから完全に外には出てないというのも事実である。今回ついに島袋さんという牙城の一角を切り崩して突破口がひらけたので、ここから一気に「ティンガーラ職員」へと食い込んで行きたいところだ。未だに副館長の性根が見えてこないところが気がかりだが……だんだん「プランクトン!」へのお返事もよくなってきてるし、今回はなんだかんだで企画を1つ通してもらっている。結局みんな「水族館を愛するいい人たち」ではありそうなので、このまま少しずつ胃痛と残業が減る展開にはなってくれそうである。空也の野郎は悩みが増えたけども……まぁ、そもそもその病的な性質は直さないと社会生活が送りづらいだろ……。

 そしてカイは単純に「がまがま勢の中では一番スペックが低い」という理由で株を落としていたのが辛いところだが、「好きなものはなんだ」という問いに対して火の玉ストレートで答えを見つけてこの場はしのぎ切った模様。その趣味だけだと、生き物大好きの水族館員の中ではむしろ孤立する危険性があるぞ……。いっそタツノオトシゴと同じ形での求愛行動を……したら捕まるんだよなぁ。

 

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「ラブライブ!スーパースター!!」 6→7

 まぁ、完全に「1クール目で休憩」としか考えてないので全然終わったとも思ってないんですけどね。これで2期目無かったら流石にキレんぞ。その前に虹ヶ咲の2期目があるんだっけ? 同時並行で進んでるけどきちんと住み分け出来てるというか、コンセプトに差分が作れてるのはプロジェクトとしてはなかなかよく出来ておる。

 個人的には「虹ヶ咲」も別に嫌いじゃなかったし間違いなく良い作品だとは思うけど、やっぱりラブライブを見て摂取したい何かの含有量が多かったのはこっちかな、という気がする。それは1つのチームとしての成長物語であり、各キャラ入り乱れてのドタバタコントでもある。1人1人がアイドルとして立つ虹ヶ咲とはベクトルが違うだけの話だ。μ’sAqoursという大きすぎる先輩2チームを前にして、半分の人数でどうやって立ち向かっていくものかとハラハラしていたが、まさに文字通りの少数精鋭。少ないからこそ生み出せる密度というものがあるのだろう。しっかりと1クールの物語を積み重ねてくれている。ラブライブシリーズってことでいちいち作画がどうこうとかキャラ演出がどうこういう部分も今更説明不要。改めて、京極監督はよく戻ってきてくださった。

 何と言っても先陣を切った異国からの使者・唐可可の存在感は大きい。一応これまでのユニットにも「外国枠」は必ず用意されており、ロシア・アメリカ・スイスと各国を渡り歩いてはいるのだが、ロシアとアメリカはハーフ止まりだし、正直アメリカなんて割と嘘じゃねぇかと思えるくらいにジャパニーズだった。エマから純正の留学生設定に切り替わったわけだが、可可に至っては中の人も純正の“留学”生であり、がっつりとお国柄を活かしたキャラ設定が作られている。大陸からやってきた驚異の新人。そんな可可が「新しいユニットなんて大丈夫?」という我々の最初の遠慮をぶっ飛ばしてくれた。そこから仲間集めが始まり、5人ユニットという中ではかなり荷が重かったであろうキワモノ枠として活躍してくれたのが平安名すみれさん。これまでもにこやら善子やら、不憫枠というかいじられ枠は常にキープされていたが、人数が削減されて1人1人のウェイトが大きくなったことにより、すみれさんの負担はかなり大きなものに。それでもめげずにギャラクシーし続け、最後には見事にセンターを勝ち取って成長と存在意義を見せつけた。彼女を取り巻く物語が今期は一番わかりやすくドラマティックだったのではなかろうか。そしてラブライブにはなくてはならない幼馴染パワーの体現者として予想外の飛距離を叩き出したのが我らが嵐千砂都である。ちーちゃんの丸が膨らめば膨らむほどに、包み込んでいるLiella!の強度が増していく。そこまで口数も多くない中で的確にクソデカ感情を叩きつけ、気づけばスポットライトの真ん中に輝く可可を押しのけて「かのんの隣にいる女」の地位を不動のものにして見せた。この「表ヒロイン」「裏ヒロイン」の存在はLiella!の刺激を数段アップさせてくれる。そしてレンに関しては……うん、まぁ、お前は2期目で頑張れ。

 そうして周りを固めていき、最後にはきちんと「主人公」として君臨したかのんこそが、やはりラブライブの体現者である。高坂穂乃果・高海千歌という屈強すぎるモンスターたちと対峙すべく生み出された新たなエネルギー体は、スタート時にこそ出力に乏しく「こんな奴で戦えるの?」と不安にさせたものだが、回を重ねるごとにその存在感を増し、いつしか不動のセンターポジションへ。こうして「主人公の成長譚」というドラマが一番見やすかったことで、1クールの物語が綺麗に収束したというのはやはりかのんの功績であろう。シリーズ作品最大の難題である「新しい主人公は輝けるか?」というハードルを見事にクリアしてみせた。Liella!……推せる子達!

 というわけで伝説の幕は上がった。あとはここからどれだけの歩を刻むことができるか。ゆっくりと見守っていこうではないか。

 

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○「ルパン三世 PART6」 5

 さて、今作でひとまず今期新番チェックは終了である(一応12月に「鬼滅」が新作パートに入るみたいだが、まぁ、そこはカウントせんでもいいだろう)。今作は本放送が2週前から始まっていたようなのだが、例によって読売のクソスケジュールにほとほと愛想が尽きたので2週遅れではあるがBSでの視聴になっている。今期新番チェックは43本。これに前クールから継続の10本を加えた53本が新規視聴アニメ……というのは嘘で、「終末のハーレム」は放送されないのでショート枠を除くと52本ということになる。夏クールが47本だったので確実に数は増えたが、過去の多い時期に比べればまだマシな方か。

 さておき、そんな私の中で節目となる作品だが、そんな些事よりもよっぽど大きな節目となる今作。なんと第1話目(クレジットは第0話)がスペシャル枠として放送され、このエピソードをもって次元役の小林清志が引退となった。彼への餞なのか、この0話のみが前作までのスタッフが関わり、内容も「次元の郷愁・時代のこれまでとこれから」というものに。次回以降とは色々と体勢が違っているらしいので、は正確にはこの話数で評点するのはちょっとおかしいということにはなるな。

 私自身はルパン三世というタイトルにそこまでの思い入れは無いので「そんな! あの小林さんが退くなんて!」みたいな訳知り顔のファンのふりをするつもりはないが、やはりなんだかんだで聞き慣れた声が聞けなくなってしまうのは素直に寂しい。ただ、当然御歳88歳というのは続投が厳しかろうというのも常識的な判断であり、別にこの交代に異論も不満も無い。ご本人はまだやれるとのコメントも残しているし、実際、前作の時点でも今回の0話を聞いても、衰えが無いとは言わないが、仕事としては文句なく成立しているレベル。このまま今期を突っ張ってからの勇退という選択肢もあり得たのでは無いかとは思う。ただ、如何せん時代が窮屈になっており、アフレコ現場の感染対策やら何やら、あまりご負担をかけられない状態なのは事実だろうし、ほぼ全ての現場が個別収録になっているという状態も、昔からの芝居を大事にしていた小林さんの意図とはズレた部分もあったのかもしれない。惜しんでばかりというのももったいない話なので、改めてこれまでのお仕事にお疲れ様と言いたい。自然の摂理ではあるが、これでまた世代が1つ終わったのだ……と思いつつ確認したら、「野沢雅子84歳」っていうどうしたらいいかよくわからねぇ事例も残ってたりはする。あと京田尚子さんも86だって。……おばあちゃん強いなぁ……。あ、ちなみに不二子ちゃんはまだ50歳以上離れてますからね。

 とまぁ、基本的にアニメ自体に特にいうこともないので、「お疲れ様、そして新しい次元によろしく」と書いておけば充分だろう。ただ、いうても過去のルパンシリーズって「ベタには違いないけど、案外毎回面白いもんが出てくるんだよな」っていうびっくり箱みたいな枠にはなっている。今期は割とスタッフが刷新されているらしいのだが、さて、どんな作風が飛び出してくることになるのか。

 

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○「闘神機ジーズフレーム」 4

 とても面白い作品である。ただしfunnyでもfunでもなく、interestingである。今まで見たことがないタイプの作品だ。

 まずもってその出自が全く分からん。こちとら事前情報無しで見てるもんだから完全な不意打ちだったのだが、タイトルとオープニング一発目の画から「またロボか……」と思ったら、そこから流れ続ける漢字の嵐。そう、なんと今作は中華アニメだったのである。製作スタジオも中国の企業らしいし、スタッフキャストにはずらりと読めない名前が並ぶ。ただ一点、原案とシリーズ構成を除いて。何故かその部分だけはヤマサキオサムがクレジットされおり、つまり今作は「アイディアだけ日本のクリエイターが練って、制作やらなんやらは全部中国が担当した」ということなんだろうか? 一応、ヤマサキオサムはそういうことが出来るクリエイターなのかもしれんが……「え? これ中国? 日本? どっち?」となって完全に頭がバグった。

 過去に中国アニメといえば、実質日本で作っていた「霊剣山」をカウントしないなら、私の中では「凹凸世界」から始まり、劇場作品「羅小黒戦記」、そして最近は「魔道祖師」「天官賜福」の流れがあったという認識。「凹凸世界」はフルCGの際立った画風だったのでちょい比較が難しく、「羅小黒戦記」は別格、「魔道祖師」「天官賜福」は映像部分の完成度は際立っていたがシナリオラインでNot for me、というのが大雑把な印象。総じて、私が見た中国産アニメは、どれもこれも中国の国内で消費することを前提にしており、なおかつ映像クオリティが高いという共通点があった。

 しかし、どうやら今作はどっちかというと「霊剣山」寄りなのだろうか。なんと、中国産アニメなのに、「映像が割とショボい」のである。これは正直驚きだ。日本のアニメだったら「まー、こんなもんだよねー」ってんで1クールに2本や3本や5本や10本くらいあっても驚かないクオリティの、いわゆるクソアニメ候補になるくらいのものなのだが、中国スタジオで作ってもこのクオリティは出てくるものなのか。なんかこう……ホッとしたよ……。てっきり中国アニメって全部「魔道祖師」みたいにエフェクトバリバリでアクションビシッとしてて「新手のufotableかな?」みたいなクオリティのもんばっかりだと思っていたのだが……このショボさはなんだかハートウォーミングである。

 また、上述の作品はだいたい「仙道に通じる男&男作品」という流れがあり、「どうにも中国アニメはジャンルに偏りがあるな」と思っていたところだが、今作は「アイドルアニメに片足突っ込んでる美少女ロボットバトル」という、いかにも日本国内で濫造されそうな(そしてポシャりそうな)ジャンル。どれだけショボくとも実家のような安心感があるような無いような、あってほしくないような……。これが「日本人のブレーンで作ってジャパニメーションに寄せようとした中国アニメ」の完成形なのだろうか? 作画のショボさも「日本に似せよう」とした結果なのだろうか? ヲゥ、舐めてくれんじゃねぇか。

 勝手にキレてもしょうがないが、「日本でよくあるアニメジャンルを作った」のだとしたら、要所要所のクオリティが低いのって、やっぱり何か認識の違いがあるからなんですかね? 例えばでかいモニターに移ったアイドルの歌唱シーンとか、一発目でインパクトが大事なので国産アニメなら「お前ロボアニメやるんちゃうんかい!」と怒られそうなくらいにクオリティをあげようとしてくるはずなのだが、こちらの作品では実にやる気がない。というか、女の子のモーションとか表情とか、基本的に可愛く描こうという意識は無い。その分のリソースをロボに裂けばいいと思っているかのようである。寄せてきたからこそ、かえって差が浮き彫りになるというか、新しい時代の「なんか違うジャポネスク」というか……なんとも不思議なもんである。

 まぁ、結局今作がどういう経緯で生まれ、どんな体勢で運営されているかも分からないので全ては勝手な思い込みである可能性もあるのだが、今後中国がどのように日本のアニメに関わっていくのか、それが垣間見えるような、逆に目を思い切り塞がれたような……なんとも妙な気分である。でも、ショボくて作画枚数が少ないせいなのか、「天官賜福」とかですげぇ気になったリップシンクの齟齬とかは全然無い(中国語のアフレコを前提に作ってないのかな?)。まじでどうなってるんだろう。主人公の女の子は日本名っぽいのに、母親だと思ってたキャラと苗字違うし、四川省出身だし……実家の周りの風景はどっか日本っぽさはあるんだけど、街に出ると違う気がするし……うぉおお、本当にいろんなところがムズムズする。ただ、もう一回だけ書いとくけど、作画クオリティはショボい。これ、何をどうモチベーションにして視聴を続けるかが難しいなぁ……(と、ここまで書き終えた時点で「異常生物見聞録」というシュートなクソアニメのことを思い出した。そっか、中国って……)。

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 俺たちの戦いは……最終話!! 200%続編があるって確信できる作品って強いからいいよね。

 正直いうと、油断してましたね。先週時点ではあと1話で終わるなんて全く思ってなくて、録画記録の【終】の文字を見て、「え?……あ、12話目……」ってなった。放送スケジュールが無茶苦茶になったもんだから他のアニメが新番チェック走ったり3話目だったりするのに終わるのが悪いのよう。

 そんなわけで、全く先週時点で身構えてなかった突然の終わり。いや、ちゃんと決勝が始まるって言ってんだから全くもってフェアな最終回なのだが、気持ちが準備できてなかったもんだから「あと30分で最終回っぽくなるの?」と不安な気持ちで見守っていたのですが、無事に最終回になりましたな。雪の屋外、ラブライブの天王山。そこにはスノーなハレーションも待ち受ける伝統の舞台。幸い今年は猛吹雪でステージにすらたどり着けないなんてトンチキなハプニングもなく、せいぜいかのんがステージの場所を勘違いしてデスボイスみたいな声をあげた程度である。本番直前までどんなステージでやるか分からないアイドルってとんでもねぇ博打な気もするのだが、彼女らは一瞬で順応できるから強いですね。もしかしてクラスメイトたちにステージの寸法とか全部オーダーしてたんでしょうか(現実的に考えるなら、クラスメイトが体育館のステージサイズに合わせてデザインしたんだろうけども)。まさに「学校の名前を背負って」挑んだ最終戦。結果はあと一歩のところで届かなかったわけだが、冷静に考えりゃ東京ブロックで2位っていうだけで大したもんである。SELECTION PROJECTならライバルが辞退して繰り上げ当選できる位置ですからね。

 考えてみりゃ、これまで諸先輩がたが臆面もなくトップを取り続けてたことの方が異常事態なんですよね。μ’sにしろAqoursにしろ、どこにそんなカリスマがあるんや、っていうことを示す前にトップを取っていた。Liella!に関しては残念ながらそこまでの神通力は溜まっていなかったということだが、逆にこれで2期のはっきりした目標ができたわけで、先まで見据えたクレバーなシナリオ展開だったとも言えるだろう。負けたからってそこまでネガティブになる要素もなくなったので、あとはじっくり来年に目標修正して戦力を高めていけばいいだけなのだから。まぁ、余裕ができた理由が「レンの親父がよりを戻したそうにこちらを見ている」なのはどうかと思うが……葉月家の花澤メイド、ちゃんと一度は解雇されてたっていう事実が判明してちょっと切なくなった。レンちゃんはこの数ヶ月くらいは必死に自炊したり、自宅でプチトマト育てようとしてたんでしょうかね……。

 ちゃんと12話やったはずなのに、なんだかまだまだ物足りないと思っちゃうくらいにはずっと見守りたいグループ。出来ることなら早めの帰還をお願いしたいね。

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 ただひたすらにいい話……第28話。そういや去年もまいらファミリー回はしみじみ良かったんだよな……いつも通りのイカれ具合も維持しつつ、このそっと優しい気持ちを残してくれるのはさすがである。なお、本当にどうでもいいことなのだが今回のお話でまいら・ことこ・朝陽のママンがそれぞれ遠坂凛・セイバー・アイリスフィールであるという救いのない事実に気が付いてしまったのだが、多分一五町で聖杯戦争は起こらないから大丈夫。

 1年ぶりの京都。毎年まいらの誕生日には京都に来るとのことで、今年も親父さんとしっぽり二人旅……と思われたが、この中学生ども、経済観念がユルいのか、それとも実家が太いのか、とにかく思い立ったらす〜ぐに旅行に行きよる。春の北陸旅行の時もフットワーク軽かったし、今回もあっという間に新幹線に乗っておった。まぁ、正確に一五町が何県にあるかはわからないので、実は新幹線で一駅分だったりする可能性もゼロではないが……でも、東京近郊やろなぁ。わかってる情報は「海がある」ってことくらいか。

 そしてファミリーとは別行動でゆめちゃん・ときわちゃんを中心にした弾丸ツアー。その動きは弾丸というよりもインベーダーみたいな状態で、実際の旅行スケジュールを想定したら絶対不可能な足取りを取っている。そりゃすうちゃんじゃなくともかっちりした性格のインストラクターだったらキレるやろがい、っていう無茶っぷりで、個人的には「金閣の後に伏見稲荷」がかなりキツい。どうあがいても乗り換えが面倒クセェよなぁ。ただ、こいつらの旅行の場合はクーモ君(みたいなもの)での移動というチート技があるので、時刻表トリックなど無視しての移動ができるのかも知れん。少なくとも新幹線とタメ張れるくらいの速度は出るってことだしな……(ヤバくね?)。

 夜に合流した面々を見て思ったのは「やっぱ朝陽のコミュ力が尋常じゃないな」ってこと。だって、ゆめちゃんパパならともかく、まいらパパなんてほぼ初対面みたいな見知らぬおっさんやん。そんな「クラスの女子生徒の親父」というよくわからん立ち位置の人と2人部屋とか、よく平然としてられるよなぁ……俺だったら絶対耐えられないから旅行断るわ(もしくは1人部屋とるわ)。そしてせっかく「お泊まりイベント」だったり「温泉イベント」だったりするけど、このアニメは絶対に女湯は描かないし、ゆめちゃんが朝陽に対して頬を赤らめたりもしないのである。残念。

 いや、でも今回はもっと別なキャラが頬を赤らめて素晴らしい萌えを見せてくれている。そう、言わずもがなのゆに様である。今回のゆに様、あまりにもいい奴すぎて完全にシナリオブレイカーになってる……そのメンタリティは1期最終話間際だけのものじゃなかったんかい。優しいゆに様の優しい世界は、彼の性根のまっすぐさが一番よく表れているのよね……はるるとの絡みもいちいち健気だし……ヤバいなぁ……このままだと今年度末のアニメグランプリもゆに様がダントツでキャラ部門を受賞してしまう……(重複しての受賞は認められておりません)。

 

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Thraxi
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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