最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
各方面から変態大集合で助かりますね、第8話。ガチホモと百合絡みが同じ話数で平等に放送される、これこそが真のポリティカルコレクトネス(絶対違う)。 すげぇよな、あの頭目のことは放置して逃げて、一切登場してないのにきちんと次の変態は出現する。Aパートは前回がっつり匂わせておいて本当にそのものだった謎の行商人・シェン。どうやらどこかと裏側でつながっているらしいのだが、その正体は魔王軍の一味だったりするんだろうか。まぁ、なんだったとしても今回絶好のチャンスで神宮寺の命を奪わなかったわけで、今んところは(貞操の危機という意味以外では)害意はないのだろう。しかし、ガチホモだったら橘のチャームが効かないってのも納得できるような妙なような……まぁ、そもそもチャームって女性には効かないしな。もしかしたらシェンが橘を男だって認識した瞬間に効果を発揮するかと思ったがそんなこともなかった。ということは、チャームってのは完全に個人の持つ性的嗜好に影響するってことなんだね。まぁ、それが分かったところであまり意味はないんだけど。 この世界に降り立ってからチャームが効かない男は初めて。そのせいでちょっと調子に乗ってた橘はあれだけ忌み嫌っていたチャームを振りかざすことになり、プニプニボディからの殺し文句である「俺可愛いだろうが?!」という叫びが虚しく響く。ここで「世界一可愛いよー!」って言ってあげるオーディエンスがいればよかったのだが……神宮寺がお疲れならしゃーない。こうしてみると意外と橘のチャームも弱点が多いな?(元から欠陥だらけではあるが) とりあえず思わせぶりなシェンは置いといて、いよいよ王都へ突入して諸悪の根源・愛と美の女神のお膝元の神殿へ。そしてそこには純度の高い変態が集っている。異世界でのイカレ痴女役ならお任せ(?)のはらみーが声を担当する半裸神官さん、一気に視聴者のハートを持っていく素晴らしいキャラである。「新しい街に来たらヤベェ宗教の信者が寄ってたかってくる」構図、どっかのアクシズ教徒でみた気がするな? いやぁ、前回が触手責めで今回がマイクロビキニ……これ、新横浜だったら吸血鬼に呪われないと経験できないタイプのやつじゃん。それがこうも簡単に体験できちゃう異世界ヤバいな。そしてこんだけトンチキな状況なのに適宜ごまかしながらなんとかしちゃう神宮寺もヤバいな。今回のドタバタに限ってはテンパってる橘の反応の方が普通に見えるわ……。あの女神、いったいどうやって信者をこれだけ集めたんだろう……単にナイトプール営業してるだけの女神は神ではなくて「夜の帝王」とかなのでは? あ、でも「夜の女神」は別におったな……あいつの信徒が集まる神殿がどんなもんなのかも見てみたい気がする(単に中二病患者が集まるだけなんだろうか)。 ビキニで半裸の女性にタワーブリッジを仕掛けるという問題だらけの主人公チームがよりレベルの高い変態と対峙し続ける展開、次回以降も楽しみである。 PR 観てきました。これで2月に観ようと思っていた劇場作品はなんとか網羅できたことになります。短期間で結構な回数劇場に通って、しかも違う映画館3つ回ったもんだから疲れましたな……まぁ、なんだかんだ言ってこれだけ観られる場所があるという自分の周りの環境には感謝しなきゃいけないのだろうけども。 とりあえず折りたたむ前に先に書いとくんですが、「鹿の王」に続いてで残念ですが、あんまり刺さらなかった作品です。「鹿の王」の場合には「まぁ、刺さらんかもな」って覚悟して観に行ったので別に構わなかったんだけど、こちらはある程度期待して観に行った部分があるので、うーん……。ムズカシイネ。
<というわけで以下はネタバレを含む可能性があります。本作の場合は……まぁ、若干注意かねぇ>
超ワカメまじウケんのかい、第8話。箸が転げても可笑しいお年頃ってのはあるが、ワカメが漂ってても面白い年齢というのもあるのだろうな……。 引き続き爆発案件が続くだけのアニメ。ほんと、絵ぢからの強さがひたすらにありがたく、考えてみりゃ今期はとにかく CloverWorks作品の礼賛に終始してんなぁ、という印象。ちなみに同時に3作品が進行しており、そのうちの1本、「東京24区」が先々週万策尽きて放送延期、その後放送された話数も作画がメタメタになってしまうという残念な状況下で、今作と「明日ちゃん」は嫌がらせかのようにガチ作画で攻め続けているという。「24区」も悪い作品じゃないから作画頑張って欲しいんだけどなー。 閑話休題、Aパートは前回からの続き、乾姉妹との交流。妹さんの本格参戦で色んな要素が垣間見えるようになり、例えば妹さんのお姉ちゃんガチ勢っぷりが堂に入っていたり、その上で「ちょっとコスプレにも興味あるんだけど自分なんかが言い出すわけにも……」みたいな遠慮が伺えたり。どうやら姉の方もそんな妹の内心には感づいているようで、多分このままいけば姉妹コスプレイヤー爆誕の流れになりそうである。まぁ、ふつーに考えたらスタイルグンバツの妹の方がレイヤー向きといえば向きなわけだしな。ただ、2人してとにかくルックスがいいようなので、そこは適材適所。ジュジュ様の信念も生半なものではないらしく、幼少期からの筋金入りのレイヤースピリットを示してくれている。どうにも今作は職人気質というか、五条と相性のいい「匠のお仕事にとても理解があります」系女子が多いので助かりますね。おかげで五条があんな様子なのにハーレムみたいな展開になっちゃってるけども……そこは作品の性質上しょうがないところか。 そうしてジュジュ様という新たな爆心地が生まれるかと思わせておきながら、Bパートは「安心してください、あくまで本作のメインカップルはこの2人ですよ」ってんで必要以上にその親密ぶりを見せつける形での海辺デート。五条の「普段はごくごく真っ当な男の子的反応なのに、なんか肝心なところで天然ジゴロっぷりを発揮して海夢のアプローチを華麗にカウンターしちゃう」みたいな性質はやってられへんな。お互いにかなり意識してる関係性になってるんだから、あんな告白まがいの提案を受けて、ヘラヘラ笑ってるのもどうかと思うのだが。まー、生まれて初めての海に浮かれてたってことにしといてやるか。ワカメは天罰やな。 引き続きこの関係、そしてこの作画を維持していただければそれで結構でございます。
まさかの水着回、第8話。そしてさらなる驚きとして、そんな「水着」パートよりも、後半の「セーラー服」パートの方が印象深いというこの作品の本質。ほんと、よくもまぁこのタイトルをつけたもんだと思うわ。 まずは水着の話から。今回のメインは名が体を表している水泳部の水上さん(と、そのツンデレパートナー龍守さん)。クラスではおそらく唯一と思われる関西弁女子で、その性格はなかなかにしたたかな様子。関西弁キャラのテンプレートってあると思うんだけど、こういう時に嘘くさすぎる関西弁じゃなくて、程よい程度の方言を使ってるのはなんとなくリアリティがある子。具体的には「おおきに」とかじゃなくて「ありがとう」ってちゃんと言えてるところとか。このクラスは少ない人数の中に関西弁やら津軽弁やら、だいぶ国際色豊か(??)なクラスのようだが、みんなしてその辺はあまり気にしないのね(流石にもう慣れたのかな)。 水上さんのキャラは珍しく小路を手玉に取る面倒臭いタイプではあるが、基本的に今作に悪人はおらず、彼女もふつーに「いいクラスメイト」。その上で、運動神経がバグってる小路といっぺん真剣勝負をしてみたかったというので、セーラー服をネタにして焚きつけたという。小路を一番マジにさせる方法としてセーラー服で釣り出すあたり、そんなに付き合いがあるわけでもなさそうなのに人間観察は出来ている子だ。まぁ、あまりに刺さりすぎちゃって余計なまでにマジモードになっていたけども。ふつーに考えてオーダーメイドのセーラー服を交換なんてできるはずもないのだが、真に受けちゃうあたりが小路らしいところよね。多分水上さんもちょっと面食らっていた。 そして案の定、水泳対決はデッドヒート。っつうかさ、毎日トレーニングしている水上さん相手に敗北とはいえ、ターンがあれでほぼ横並びになったわけでしょ? 多分体育祭の前にちょっと指導してもらってターンを覚えたら普通に水上さんよりタイム伸びると思うんだよな……水泳部の方が応用効くだろうから、他のパートに回って自由形を素人の小路に任せた方が効率がいい気がする。……いや、そもそも体育祭に水泳が含まれる中学ってなんだ。もしかして普通にあるの? 流石にイベントとして回しにくくない? そんなこんなで一応試合は水上さんの勝利に終わったが、その間にも「木崎さん、あんたが焚きつけての試合だったくせに一番楽しんじゃってるのひどくない?」とか、「おっ、水上×龍守のカップリングは鉄板かな?」とかいろんなものが観測できました。何よりも、とにかく水泳パートのクオリティがやたらに高い。なんや、世の中の水泳アニメは全部作画クオリティがおばけじゃないとダメな決まりでもあるんか。今作における女子中学生の筋肉の描き方、本当にえげつないわ。 そして、そんな白熱の水泳パート以上に見どころとなるのが、後半の実家パート。いやぁ、本当に明日家は……いい家庭だなぁ……。おっちゃんはすっかりパパンに感情移入しちゃいますが、娘の夏服が見たくてしょうがない気持ち、よく分かります。初見の一言は「いいな」だけでしたが、きっとパパンの脳内には賛美の濁流が渦巻いていたかと思われます。こんな娘が欲しかった。小路の素晴らしい夏服デビューを飾る映像美は本作最大の見どころとなっており、見せ場を示す原作絵に寄せたゴリゴリのライティングの1枚絵、そしてそこからやおらに接続する謎のバレエダンス。そのモーションの美しさもさることながら、初夏の日差しの中、ピタリと静止する小路のポージングがあまりにも決まりすぎていて一幅の絵画のよう。どんだけ体幹強いんだこの子。「ま〜たとんでもない演出を見せつけられてしまったものだ」と天を仰いだが、スタッフロールを見たらなんと今回のコンテは長井龍雪。何してくれてんだこの人。 Cパートでは妹のかおちゃんとの暖かなひととき。このご家族なのだからかおちゃんもきっと美人になるに違いないが、ふと冷静に考えると、久野ちゃんって大人になってからも久野ちゃんなんだよな……声がこのままだったらどうしよう……。
嬉しい時にメガネのつる触るのって言うほど普通の癖か? 第5話。あそこ、かなり意識的に手を持っていかないと触らない気がするんやが……(いちメガネの感想です)。 そんな細かいことはさておき、とても良い話であった。前回の「もう尊のトラウマに突っ込んでいくんかい」という展開から綺麗にその回収。流れは全くもって想定通りのものだが、「こういうのでいいんだよ」を地でいくような丁寧な流れでなんの不満も無い。それぞれのペアが正面を向いて戦っているし、尊と元バディの子の過去を掘り下げて交流の深さを示した後に、お互いを想い合っての雪解けという収束が綺麗に決まっている。その上で、現バディの宮澄とは「いくらなんでも近すぎる!」というダイレクト濃厚接触でその関係性を見せつけて「やっぱ今が最高!」ということも示しており、メインターゲットのそっち系を見たい人にも安心の配置である。なんだろうね、特段ホモくさくせずともこうして「それっぽい関係性」っていうのは描けるものよね。ちょっと前だったら「SK∞」なんかも近いものがあったが(いや、あれは異次元だろ)。 そうして関係性にはきっちり蹴りをつけ、それが画面でわかるようにたっぷりと試合シーンで語ってみせる作劇も好みのタイプ。クライマックスとなった尊のジャンプにつなぐラリーが格好いいのよね。バドミントンの切れ味鋭い球筋や個々のモーション、今まで少なかったことが不思議に思えるくらいにアニメ映えするなぁ。これを機にもっといろんな競技のアニメ的可能性を探ってほしいもんである。まぁ、この手の点数競技はどうしても展開が冗長になるからドラマ作りにくいのはしょうがないけどねー。 嗚呼、終わってしまうのね……今年はトロプリの終了に加えてこちらも終わってしまうので、ニチアサのロスがキツい年となってしまいました。まぁ、それだけ良いものに触れていたのだとポジティブに捉えるしかないけどねぇ。 とはいえ、先にぶっちゃけると「お祭り作品」としてはそこまで完全燃焼した作品ではない。純正の評価で言えば多分キラメイよりも下になるんじゃないかな(ランクはAでいいと思うが)。ただ、どれもこれも「コロナ死すべし」というのが大きな原因になっているのでこればかりは致し方ない。制限があまりに多すぎる環境の中でアニバーサリー作品をきちんと成立させてくれたのだから、制作スタッフには感謝こそあれ文句を言うつもりはない。ただ、やっぱり戦隊ヒーローはわちゃわちゃと人が集まってる部分が魅力なんだなぁ、と再確認できたってだけの話よ。 制限の多い中でのクライマックスを迎えるにあたって、終盤の展開があまりにトリッキーだったのは賛否の分かれるところだろうか。正直神様展開に関しては「それはやっちゃいけないやつでは……」と思わないではないのだが、どうやらこの世界は次作以降にも影響を及ぼす、いわば「戦隊ユニバース」として大きなデザインを想定している様子。となると、いくらなんでも全部トジテンドに責任をおっかぶせてまとめるのは難しいってんで、こういう例外的な措置に留まったのだと思われる。あまりにあっけなかったボッコワウス様がかわいそうではあるが……(あとゲゲさんもね)。ギャグメインの戦隊だと、どうしても敵サイドの扱いが悪くなるのはしょうがないところよね。 ドラマ部分に関しては、大きく筆を裂かれたステイシー周りの物語が明確なラインになっていたのが評価ポイントだろうか(あとハカイザー関係)。というか、実写キャストでは本当に介人・ステイシーの2人でほとんど回してたようなところがあったのでな……ほんと、今作でMVPを挙げるとしたら個人的にはステイシーになるんですよ。久しぶりに戦隊キャストを見て「ほんとかわいい生き物だなぁ……」と思ってしまったわ。私はそっちの気は無いので男性キャラに「格好いいなぁ」とか「イカすなぁ」と思うことは多くても「可愛いなぁ」はあんまり無いのだが、ステイシーは文句なしでかわいい。この感情は多分「エグゼイド」のパラドくん以来の感情である。ステイシーを生み出したというだけで、今作のドラマパートはOKである。 そして、なんと言っても屋台骨となった介人の存在。こんだけレッド(レッドじゃないが)の負担の大きな戦隊ってのは史上初だと思うのだが、まーよく頑張った。最終回なんて、もう介人の1人劇場、というか駒木根葵汰劇場。新人キャストでこんだけフル回転させられる例もなかなか無いだろうよ。介人はその功績を称えられ(?)、無事に来期も続投決定とのこと。戦隊の歴史の中でもかなり稀有な事例になったんじゃなかろうか。無事に「どんな世界にでも首を突っ込める戦隊」という大義名分が得られたわけで、今後はどんな作品をやっていても「通りすがりのスーパー戦隊だ」ってんで世界を破壊して回ることが可能に。今までどこぞの宇宙海賊が担当していた役割を、きっちり代替わりで受け継ぐことに成功したわけだ(まぁ、あっちはあっちで勝手に介入してきそうだが)。是非とも今後末長くゼンカイスピリットを受け継いでいってほしいものである。 何はともあれ1年間お疲れ様。さて、コロナの状況は改善に向かっているのかどうかも定かでない中で、次の戦隊は無事に5人とも「生身」ではあるが……どうにもトリッキーよな。周年戦隊の次の年って、攻めのコンセプトがぶっこまれることが多いよな。この攻めの姿勢がプラスに働いてくれるといいなぁ。
考えてみりゃ今作は最終的にハドラーとダイの一騎打ちになるんか、第8話。ちょうどハドラーが最大の見せ場で活躍してるタイミングでのプッチ神父の登場、うまいこと繋がってんなぁ(繋がってない)。 正直6部になるとどれくらいの尺で話が進行していくかもあんまり想定してないんだけど(5部までに比べると再読した数が一気に落ちるので)、フーファイターズ戦、結構短いな。というか、本当にワンアイディアで勝負決まってんな。でもまぁ、6部の試合は全部だいたいこんなもんか……はちゃめちゃな舞台設定の割に、ちゃんとエルメェスと徐倫の2人にそれぞれ活躍の場を与え、2人の間の信頼関係をきっちり見せていく構成はそつがない。実際にアニメになっているのを見ると「この世界の50メートル、長すぎやろ」とか色々思うところはあるが、その辺を突っ込むことにはすでに意味がなくなってるからね。いや、でもさ、50メートルってことは全力で走れば10秒そこらの距離なわけじゃない。エルメェスが水辺でフーファイターズ分体を倒してから看守の身体引き上げるまでは絶対10秒以上かかってるし、あの時点で腕輪になんの問題もなかったってことは、結局倉庫と現場の距離は50メートルも無かったってことなんだよな。一応、看守の身体が遠ざけられると困る、っていうのが徐倫の提案の理由なんだろうけども。 そして徐倫との直接対決に至っては、なんと徐倫は一切FFに手を出さずに勝つという「そんなんありかよ」という幕切れ。確かリアタイで読んでた時も「は? 終わり?」って思ったけども、このあたりから徐倫の物言いが完全に承太郎のそれ(というか5部のジョルノのそれ)になっていて、すげぇ達観して「勝って当然」みたいな風格を出してるもんだからいちいち疑ってるのもアホらしくなってな。「とりあえず全員ぶん殴る」のあたりは確実に父親の血を感じる一幕なのだが、「不良っぽいくせに変なところでお利口」というジョースターの血は健在である。そう考えると、純正馬鹿だった仗助の性格はジョースターの血の中では貴重だったかもしれないね。 最終的に「FFが仲間として加入」という顛末を迎え、少しずつパーティの人数が揃ってくる徐倫御一行。言われてみりゃ、刑務所の中という非常に制限された空間で3部とか5部みたいに冒険の仲間増やす行程って結構考えるの大変だよな。残りはウェザーとアナスイという「エンポリオが派遣しました」2人だけだし、純粋に徐倫が人望で集めた仲間はこの2人で打ち止めやな。FFが仲間になる心境の変化は当時も「?」とは思ったが、今回改めてみてもやっぱりよくワカンねぇや。まぁ、人間じゃないから何考えててもおかしくないってことでひとつ。あと、原作みてて気付いてなかったことなんだけど、もともと倉庫のディスク置き場を発見したのってマックイイーンの記憶を覗いたからで、マックイイーンはあの倉庫で直接ホワイトスネイクにディスクをねじ込まれていることになる。そしてFFの言を信じるならあの倉庫のディスクは「使えない」ものばかり…………うん、まぁ、確かにハイウェイトゥヘルは使い物にならんとは思うわな……いや、でもこの後神父は「水を熱湯に変えるスタンド」のディスクは持ち歩いたりしてるんだが? どういう選出基準なんだよ。
徳子さん、ええ女やなぁ……第7話。このキャラデザでもちゃんと美女になってるのがすごい。 いちいち胃がキリキリするしかないアニメ。ついにこの時がきてしまった、サブタイトルが示す通りの事態。一応Wikiで確認したが享年は64。この時代の人にしては長生きした方なのだろうか(ちなみに重盛が享年42だそうで)。一応、末期の一言では「やりたいことはだいたいやった」と言っていたものの、際限のない野心を抱えていた男のこと、憎き頼朝の首を拝めなかったことを呪いの言葉として残し、その後にはただ熱だけを残して消えていった。1つの時代を作った男が逝き、1つの時代が終わりを告げる。ここから先の平家には、栄華も何も残されていない。 そんな平家の行く末については、当然門下の面々が一番深刻に悩んでいるわけで。清盛の息子連中は実質的な指揮を振るう責務があり、知盛あたりはなんとか頑張ろうとしているようなのだが、どうにも不安な宗盛なんかもいるせいで心配のタネは尽きない。そしてまだ若い重盛の息子連中についても、維盛があの調子で前を向くことが難しく、まだまだ実質的な権力も有していない3兄弟はただ荒波に翻弄されている状態。そんな中で今回きらりと光ったのは資盛の心遣いだろう。びわに対して放逐を言い渡した彼の本音としては、やはり「これ以上平家と共にいては累が及ぶばかりだ」という配慮があった。この時点で既にそこまで考え、自らの進退にもある程度覚悟を決めていたということになりそうだし、資盛は見た目以上に聡明な人物だったのかもしれない。 そして、アニメとしてのメタ的な視点では、ここでびわが重盛の家を離れたというのが「語り手がこの場を離れねば、俯瞰して描けない」ということでもあるというのが心苦しい。今まではかろうじて火の粉の飛ばぬ場所だったはずの重盛家が、いよいよ「びわがいてはならぬ場所」になりかけている。おそらく太眉のにゃんこもびわが本当に一人きりにならぬための配慮で登場させたものだと思われるが、彼女がもし「実在の」人物だったとしたら、果たしてどんな生き様になっていたことだろう。 そうした動乱の最中、歪まぬ愛を貫き、正面を見据えているのが徳子という存在。上皇への一途な思いを貫き、(少なくともびわの目線からは)その愛は確かに届いていたという。清盛との関係性においても自らの視座を揺るがすことなく、最後までかの入道をハラハラさせる愛娘のままであった。残念ながらびわが家を出たことで徳子とびわの仲睦まじい団欒がなくなってしまったが、これから先、渦中の徳子と傍観者のびわは、どんな時代を目の当たりにするのだろう。 ちなみに余談だが、今回冒頭に登場した「毬杖(ぎっちょう)」という遊戯。これ、以前たほいやで出題された「ぶりぶりぎっちょう」のことなんですね。まさかこんなところでその正体を拝めるとは思わなんだ。800年以上昔の遊びらしいが、結構現代的なゲームもあったんですね。左利きを「ぎっちょ」というが、その語源になったなんて説もあるらしい。繰り返し勉強になるアニメである。
2日連続での劇場、今日はこちらの作品でした。一応観とかなきゃいかんとは思っていたので。ただ、振り返ると俺、鬼滅の感想もろくに書いてないし、どうもあまりに人が入ってる映画の場合は「別に俺がうだうだ言う必要もないな」ってんで興味が薄れてしまうみたいだ。どんだけ天邪鬼やねん、とも思うが、まぁ、鬼滅にしろ呪術にしろ、テレビシリーズでそこまで入れ込んでたわけじゃないからなぁ。
ただ、個人的には鬼滅よりもこっちの「劇場版」の方が好きかもしれないですね。わざわざ主人公を挿げ替えて1本のフィルムにしているおかげで、起承転結の収まりがよいというのが最大の要因だろうか。キャラの描写もビギナーに配慮して丁寧にやってくれているし、新しい主人公である乙骨の人となりを見る成長譚として手堅くまとまっている。その上で、テレビシリーズで見た2年生チーム(作中ではまだ1年生)が程よく活躍するというのですんなり入っていきやすい。画面の大半にパンダが映っているというのも、考えてみりゃとんでもない話だが掴みとしては上出来ではなかろうか。 あとはまぁ、やはり劇場クラスの作画・作劇部分が最大の見どころ。例によって「テレビシリーズの時からかっとんでたからそこまでパワーアップしてるわけでもないけど」という贅沢な悩みを抱えてはいるものの、今作のアクションパートの迫力はやはり頭一つ抜けている。それぞれのキャラの流派というか、バトルスタイルの違いがはっきりとモーションからわかる上に全員格好いいというのは素直にすごい。個人的にはマキちゃんの棒術のモーションが好きだったし、何と言っても劇場ならではの大迫力になったのは夏油の三節棍。なんでまたそんなマニアックな武器を使うんだよ、という疑問もあるが、その曲者ツールをきちんと使いこなした上でめちゃ格好いい構図とアクションが決まっている。あの三節棍バトルシーンだけ延々眺めてたいくらいだ。 ま、そうしてアクション部分さえ見てればあっという間に時間が過ぎていく作品なので、あんまりシナリオの細かい部分とかは気にならんわね。後になって気づいたが、「なんかすげぇ怨霊が憑いてて強いぞ」っていう乙骨の設定って、虎杖と本質的には変わらんのだよな。里香との共闘シーンを見ながら「この構図、最近よく見てる気がするんだが……」ってしばらく考えてたんだけど、そうか、リバイスや。
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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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