最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
銀河の歌姫みたいな声した母ちゃんだったな、第8話。それでもスクールアイドルとして大成できんかったんか……って思ったけど、よく聞いたら「スクールアイドルなんて言葉ができるよりも昔」って、そりゃハードル高いわ。 さて、前回「どういう設定なんや?」という疑問がたくさん湧いてしまったわけだが、解決した部分もあり、ますますもやっとした部分もあり。一応、この学校が新設ほやほやだということは確認できた。そうか、だから1年生しかいなくて全校集会もあの程度の人数なわけね。見た感じ、音楽科が2クラス、普通科が1クラスと言ったところだろうか。だからこその歪な生徒会長選挙があり、現在の状況にいたると。……うーむ、まぁ、学校の様子はいいとして、分からんのは葉月家の財政なんだよな……親父は「仕事があるからって海外に行ってしまった」とのことだが、それって別れたってことでいいのかしら? 嫁が「自分が通ってた学校が廃校になっちゃったから、同じ土地を使って新しい学校作ってリベンジしたいの」って言い始めたら、まぁ本業と全然関係ないならちょっと困るかもしれない。共働きで2人とも「学校の創設」が容易にできるくらいの資産家だというのなら問題ないのだが、少なくとも現状を見るに奥さん1人だけでは運営をまかなえなかったということになり、そうなると旦那の方にも負担はかかったはず。そうなると、現時点でも綱渡りみたいな状態で運営してるならちょっと責任が重いかな……。 ただ、そのあたりもまだよく分かってない要素が多く、あくまで財政がきついのは「葉月家の問題」である。理事長があんだけヘラヘラしてることを考えれば、学校自体はもう葉月家の手を離れ、しかるべき運営組織が構成されてきっちり回っているのだろう。まぁ、まだ1年目なので来年以降どうなるかは分からないが、冷静に考えて日本国内に新設校を設けるに際し、「1年目で無理だからどうにかなっちゃうかも」くらいの資産状況で認可が降りるわけがないのだ。きっとレンが心配しているのは自分ちとメイドのことだけという理解でいいのだろう。ほんならまぁ、スクールアイドルでもなんでも好きにやらせたらええやんけ、という話。 あんだけ必死にスクールアイドル活動に反対していた部分の理由もちょっと弱くて、単なる勘違いでした、以上に想像力が足りてない気がするんだよな。「母がスクールアイドル活動をやっていた」って事実は知ってたわけで、もしそれが後悔の種だったのだとしたら、娘に伝える情報はもっと変わっていたはず。情報が出てこなくて不安になるのは分かるが、それをネガティブな意味で解釈しちゃったのは単なる粗忽者である。そして、そんなレンの粗忽に振り回されたかれんたちは災難であった。まぁ、結果オーライということで「5人目」にカウントされたわけだが……どうにもちーちゃんの加入イベントが劇的だったもんで、やっぱり今回の握手は物足りない部分はあるな。一応、個人としての和解以上に「音楽科と普通科の和平」の意味合いが強い加入だからなぁ。事情がよく分かってない一般生徒、全校集会のあのくだりはどんな気持ちで見てたんやろうなぁ……。 とりあえずこれで、ラブライブ史上4人目となる生徒会長アイドルの誕生である。これまでの歴史を振り返ると、「賢い可愛い・バレエの名手」絢瀬絵里、「ブッブーですわ・妹大好き」黒澤ダイヤ、「単体アイドルとしてトップクラス・仮面の生徒会長」優木せつ菜、そして新たに「フィギュアスケートやってたらしい・親子2代でアイドル」葉月恋が加わった。…………一人おかしな奴がおらんか? やっぱりえりちがナンバーワンやね(誰か談)。
PR 薄汚い第24話。多分、「アニメ1話の中で『薄汚い』という言葉を使った回数」ではおそらく歴史上トップに躍り出た回なのではないでしょうか。「薄汚い」はまだわかるが、「薄汚さ」っていう名詞形はほとんど聞いたことがないんよ。 本当にとりとめのない話。今更突っ込むのもバカバカしくなるが、ついにあのお空の上の部屋に漂っていた謎の物体に名前がついた。いや、名前がついたなんてもんじゃねぇ。今までずっとあのオブジェクトに関しては「桜井作品におけるモブ的処理と同様に、特に意味もなく漂っているサムシング」だと思われていたのに、今回初めてそこにコンタクトする流れが発生し、対話し、名付け、しまいにはエピソードにがっつり絡み始めた。下手したらこのままコトコトよりも出演数の多い準レギュラーにでもなっちゃうんじゃないかという勢いだ。「あれはなんなんだよ!」というツッコミには誰一人答えることなく、ただそこにあり、みんなが乗って浮遊することが可能で、なおかつビスケットだって食べられる。さらにはっきりとした自我を持ち、どうやらお城での生活にそれなりに満足して思い出もあるようなのだ。いったいどうしたらいいのだろう。そしてクーモ君と名付けられたそれは、ちあちゃんを介してしか意思確認ができないために「あいつがなんか言ってる気がする、ってちあちゃんが言ってる気がする」という伝言ゲームを使って意思を読み取る必要があるという。なんやその設定。 大元を辿れば、そんなクーモ君がなんの疑問も抱かずに存在しているお空の上のお城という土地そのものが問題である。すっかりへっぽこユニゾンが定番になった2人の女王様は広すぎるお城のリフォームを進めつつ、数多存在しているであろうこのギミックを持て余しているという。タペストリーに仕組まれた隠し扉ギミック、お前らが覚えてなかったら誰が開けられるんだよ。ゼルダの最初のダンジョンのギミックみたいなからくりが仕掛けられているお城、当然「大切なものを外敵から守るため」にあんな仕掛けがあると考えられるわけで、実はものすごく闇が深いのかもしれない。何しろ、今回アクムーはあのタペストリーを見て「なんか懐かしい気が」と言っているのだ。アクムーがいつの間にか「お城」を形成していたことも合わせて考えると、つまりアクムーはお空の上のお城から「落ちて」きた何かなんだろうなぁ。デザインや機能が近いのは妖精さんだと思うのだが(もしかしたらクーモ君の同等存在の可能性もあるが)、妖精さんの1体が風に吹かれて地上に落ち(ご丁寧に、そうした事件が起こりうることの伏線が今回張られているわけだ)、その後地上でなんらかの「悪いもの」と接触してアクムーになってしまったと。だとしたら、今期のエンディングはアクムー浄化なのだろうか。彼女の人格を全否定するのはかわいそうだけどねぇ。 今週の見どころ:窓から落ちそうになったちあちゃんを助けるために動いたねねちゃんのキレッキレのアクションシーン。やっぱ肉体労働担当はねねちゃんなんだよな。みゅーたち猫集団の中では、「れい君は使えないみゃ」みたいな流れになったりしないんだろうか。まぁ、使えないオーラを一番出しているのはぺこはんだけども……彼のおかげでれい君は救われてる気がするよね。
「ヴァニタスの手記」 5→6 綺麗な作品だった。画面のクオリティが、っていうのもあるけど、それ以外の要素もハマるべき場所にはまってるのですごく観やすいし、退屈しなかった。 序盤にちょっと「目を切って」しまったせいでキャラの関係性とかの把握でちょっとばたついてしまったためにあんまり感想を書けるタイプの作品にならなかったのは申し訳なかったが、毎回ちゃんと観るべき点があってバカにできない作品だなぁ、と思った。ガンガン連載の女性向け作品なのでベースになっているのはヴァニタスとノエの男×男関係なのだが、それだけに終始するわけではなくてきちんと「吸血鬼怪奇譚」としての広がりがあって、生まれの悲哀や種族の差の苦悩なんかも掘り下げは足りている。吸血鬼ってモチーフがこんだけ人気を維持し続けてる理由の1つに「なんかインモラル」っていうのがあると思うんだけど、今作の場合は「吸血」っていう行為自体をかなりダイレクトに「そういう」ものとして扱っていて、吸ったり吸われたりの関係がそのままドラマの本質になっているので、男女の機微なんかも「吸血鬼」の物語として処理されていく。怪物の生き様を思い切り戯画的に、まるで劇場で演じられているかのように演出した作品に直近の「MARS RED」があったと思うのだが、今作は吸血行為を吸血鬼の生きる「日常」の中に落とし込んであって、切実な欲求に肉薄している。 ただ、そうして重苦しい化け物の話ばかりでズブズブと沈み込むだけではなく、コロコロとしたギャグとのメリハリが効いているのもよい。勝手に女性向け作品の1つの特徴だと思ってるんだが、キャラが頻繁にデフォルメになってへちょい顔を見せてくれたりするシーンの挟み方が可愛いのよね。ヒロイン勢はみんな満遍なく可愛くて、ラスト付近で一気に株を上げたジャンヌ、最初から嫌なくらいに存在感があったドミニクなど、男目線で観ても楽しい要素が置かれているので安心して観ていられる。 当初は「これがシャフトじゃない板村作品になるんやな」なんて思いながら観ていたはずなのだが、いつの間にか板村さんの手によるものだってことも忘れてしまっていたのでその辺の比較検討は出来なかった。ただ、やっぱり止めも有効に使った画面の押し引きはうまい映像になってたんじゃないかとは思うけどね。デフォルメギャグのテンポって完璧に見せるのは意外に難しいと思うんだけど、止め絵の使い方で個性を出すシャフト勢って、大沼さんにしろ板村さんにしろ、やっぱり経験の積み重ねがいい具合に出ている気がする。 こちらもどうにも気になる終わり方になっちゃってるので、原作に余裕が出来たら是非とも2期を期待したいところだ。
「東京リベンジャーズ」 5→4 終わり? 2期の報告とか無しで? ……まぁ、原作未完だったらこの終わり方でもしょうがないのかもしれんが……流石に消化不良の感が否めないよなぁ。 世間的には割と話題になった作品のようだが、残念ながらあまり楽しめない作品になった。理由は大きく分けると2つ。1つ目は多分多くの人が言ってることだと思うが、とにかくタイムリープものとしての作りが雑なこと。視聴開始時に「へぇ、ヤンキー漫画とタイムリープって組み合わせは確かに新鮮やな」とは思ったものだが、本当にその思いつきだけの出オチ感が強く、その設定を特に活かそうというデザインになっていなかったため、あとは単なるヤンキー漫画になってしまったという。本当に添え物程度のSF要素は、「そういうもの」を期待して観てしまうと本当に残念というか、かえってハードルを上げて評価を下げる原因になってしまったように思う。別にタイムリープした理由は分からなくても構わないのだが、例えばあの設定で直人の人格っていうのはどう定義されているのかは全く分からないし、武道に唯一のタイムリーパーとしての特異性を認めるならば、直人の存在というのは完全に設定の陥穽となる。リーディングシュタイナーを身につけた「リープ外」の人間って、いったいどういう時間認識を持っていたのだろう。そのあたりの説明が無いと、落ち着いてドラマを追うことができない。他にも「なんで武道が未来に戻ったタイミングでこんなに都合よくひでぇ目にあうんだよ」とか、細かいところでタイムリープの帳尻を合わせる気がないのが丸わかりなので、どうしても冷めた目で観るようになってしまう。 そしてもう1つの理由は非常に個人的な部分ではあるのだが、やっぱりヤンキー漫画の文法ってのは理解できない部分が多い。アホみたいな書き方をするなら、「倫理観の欠如した連中をヒーローとして描くことが理解できない」という部分である。これが戦国絵巻だったら良いだろう、完全なファンタジー世界で現代倫理が及ばないというなら気にもならない。しかし、このヤンキーどもが生きているのは間違いなく現代日本であり、法治国家の只中である。それなのにこいつらは他人に暴力を振るうことを何とも思わず、他人から物を盗むことを何の躊躇もなしに選択肢に加え、他人を殺すことに義を見出す。そんな連中の自業自得としか思えないような悲喜劇に、何を共感したら良いものか。そして、基本的にこのヤンキー哲学ってのは一本調子なので、例えばバトル漫画としての設定が盛り上がるとか、そこから思いもよらぬ人間ドラマを生み出すとかいうこともない。単細胞と単細胞がぶつかり合い、てめぇらの勝手な価値観を押し付けあって血を流すだけである。全員が似たような精神構造でただ暴れるだけなもんだから、キャラの見分けもつかずに「ヤンキーその1、その2」くらいの認識にしかならんし……やはり、わたしゃこういう世界は好かんよ。 この終わり方だと、もしかしたら原作の展開次第でアニメ2期が展開されるかもしれない(というか、この人気なら多分いつかアニメ化するだろう)。ただ、その時によっぽど劇的な展開が待ち構えていない限り、あまり評価は変わらない気がする。あと、ドラゴンボールばりの尺稼ぎも改善する必要があるな。
矢野さん……第12話……。1キャラのちょっとした回想にこんだけのクソデカ感情抱えたキャラクター生み出すの勘弁して。ちなCVはたかみな。考えてみりゃこいつもクソデカ感情生成装置みたいなところあるのよ。 なんというか、本当に当たり前のことなのだけど、「キャラクターが複雑な感情を持ってるのっていいな」って思っちゃうの。普段からアニメの大量消費でその辺りに一片のこだわりもないなろうとかをじゃぶじゃぶ浴びてるせいなのかもしれないけど、「人間って、属性1つでなんて表せるわけがないし、いろんな面を持ってるから難しいんだよね」みたいな当たり前の造形を見るだけで、すごく考えさせられてしまう。今作はその辺りの「当たり前の」造形がとても丁寧に作られていて、今回掘り下げられたのは山田彩子・渡辺さらさの2名と、その記憶に付随する「2人の人格形成に関与した人たち」である。ことに彩ちゃんの吹っ切れポイントを生み出した矢野さんのキャラクターが強烈。クラスメイトからビッチ扱いされてるんだけど本人は実は全くそんなことなくて、噂が一人歩きしているのを彩ちゃんだけは知っている。そしてそんな矢野さんが周りに流されるままにいろんな男との噂を作っているのにぼんやりと日々を送っていたというのに、その根底には隠された感情が眠っていたというお話。この関係性だけでも丸々1話分、下手したら3話分くらいの話が作れる内容だったと思うのだが、この「山田・過去編」をわずか10分足らずで描ききってしまった。おっそろしく贅沢な配置だし、それを10分でまとめあげた構造が恐ろしい。屋上のシーンでのジェットコースターのような感情、マジでキツいんすよ。矢野さん、その涙はエグいし、1つ1つの台詞回しの意図が辛いんすよ。山田ァ……いや、せめてお前は矢野さんの感情を糧に強くなってくれ……。 そして、そんな覚醒山田を受けての杉本さんはこれまで培ってきたキャラを真正面から使いきっての王道勝負。こちらは素直な強さが光る。ちなみにどうでもいい話だが、杉本さん(の中の人)が山田を相手にして「彩ちゃん」じゃなくて「彩」って呼ぶのがすごく新鮮で、私の本当に罪作りな脳はまた別次元での勝手な妄想を掻き立てる。これは新しい○○○○像が確立できるのだが……まぁ、それは本当に無粋の極みなので今作視聴中にはなるべく脳内から抹消しよう。 閑話休題、最後を飾るのはさらさの物語。渡辺さらさという女が単なる能天気パワー型主人公でないことはこれまでのエピソードからも証明済みだし、彼女の強さ、彼女の弱さが見事にこの作品に彩を添えているのは論を待たないが、今回もそんな彼女の繊細な葛藤がドラマを作った。彼女がいうように、まだまだ大人ではないけど子供とも言えない微妙なお年頃における暁也との関係性。暁也は暁也で悩みを抱えており、彼がさらさのことを思ってなかなか言い出せない秘密があることをさらさは知っている。それを良いことだとは思っていないが、さらさも別に暁也が嫌いな訳ではないし、彼の今後の人生がうまくいってほしいと思っている。自分のせいで彼が苦しむのはまっぴらごめんだと思っている。だからこそ、さらさは暁也に歩み寄る。勇気を持った一歩を、この機会に踏み出す。この「悩んだら行ける」一歩がさらさの強みよなぁ。きっと、彼女がこれまでの人生で抱えてきたもやもやは、ティボルトに力を与えてくれるに違いない。次回がひとまずの最終回ですかね。
「カノジョも彼女」 6→5 点数は下げたけど、初見の頃から印象はあんまり変わってないです。よくもまぁ、このネタだけで1クール走りきったな、と。原作はもっと走ってるんだろうからそれはそれで立派だし、ちゃんと成立してる作品です。 最初に見た印象からの加点要素がなかったので、どうしてもマンネリ化というか、飽きがきてしまうのはしょうがないところなのだが、なんやかんやで毎回のやりとりはどこかクスッとさせられるところがあるし、基本的に不快な部分というのがあんまり無い作品なのでネガティブな感情は湧いてこない。あ、いや、理香の押しかけゴタゴタとかのタイミングは流石にちょっと心は離れたかもしれないけど。ただでさえアホが3人集まって始まった奇跡に、輪をかけたアホが入ってきちゃうとちょっとクド過ぎたというか。でもまぁ、その後の理香の着地したポイントも悪くないし、最終的には良いまとまり方になってると思う。 あとは結局「二股ネタ」というのをどこまで忌憚なく楽しめるかっていう問題でね。前提条件として、アホ過ぎる直也のことをこれだけたくさんの女性が好きになっちゃうっていう状況をどれくらい認められるかなんだよな。「んなアホな」で冷めてしまっちゃうと結局全部茶番に見えるだろうし、「まぁ、一応男らしいところはあるから、そこをめちゃめちゃ拡大解釈してそこは良いことにしましょう」と認められれば、あとは狙った通りにギャグが進行するので飲み込みやすい。別に倫理面で悩む必要はあんまり無いんだよな。一夫多妻なんて人類の歴史の中では割と普通の形態なんだし。そこで悩んじゃうのは当たり前だが、結論として「アリ」に落ち着くのは特段無茶でもない。むしろこのまま3人なら3人で人生を歩むプランをがっちりしっかりと練り上げて、未来がどのように築かれていくのかを見てみたい気もする。これって渚ちゃんがずっとこのままの性格でいてくれるなら、直也は最終的に咲と籍を入れて、その上で渚ちゃんとの間の子供も認知して共同生活するみたいな形態になるんかなぁ。多分最大の問題は親御さんとの関係なんだろうけど、咲の母ちゃんはそのあたり柔軟そうだし、渚ちゃんちが通れば案外いけそう。まぁ、この世界でそんなん真面目に考えてもしょうがないんだけど。 そうなるとやっぱり理香が邪魔なんだよな……「二股から三股へ(下手したら四股へ)」というのはギャグ漫画の流れとしては自然なのだが、がっつり真面目に考えていくと、流石にどこかで切らないと現実感が消滅してしまう。今作がどのような最終回を迎えるのかは気になるところだ。アニメ2期とかはなさそうだしなぁ。
「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X」 ー→4 映画化ねぇ……劇場版って、どんな中身やるんだろう。ただでさえ2期の時点でやること無くなった感が強かったのに……。 「悪役令嬢もの」というジャンルを体現したわかりやすいタイトルについて、1期で全てを回収してしまったために2期では何をやるのかというのが分からない作品だった。新番チェックの時点でそのことは懸念していて、3ヶ月前の言葉を借りるなら「単にカタリナ・クラエスという1人の女性の人生の記録」でしかなくなった。タイトルから「乙女ゲーム」要素が用をなさなくなり、「破滅フラグ」も存在しない。さらに、誰一人としてカタリナを悪役だなんて解釈していないのだから、2期のタイトルは「令嬢に転生しました」になる。いや、転生要素もほとんど顧みられないのだからタイトルは「令嬢」かもしれない……逆に面白そうなタイトルだけども。いや、カタリナ自身が令嬢である自分を受け入れられてないし、もしかしたらタイトルは「無」かも。なんだかなぁ。 別に「単なる都合のいいお嬢様ハーレム」が決して悪いわけではない。いわゆる逆ハーレムの状態だけが残り、脳死で見られるいちゃいちゃがあるなら「女神寮の寮母くん」と大差ないデザインと言えるはずだ。ただ、如何せん女性向けがベースなのでエロは無い。少女漫画の文法なんだけど、そんな中に逆ハーレムを形成する難聴系主人公を放り込むと、繊細な恋愛の駆け引きとかは無くなってしまうために少女漫画としての据わりが悪い。そう、結局タイトルが「令嬢」であるなら勝負どころはカタリナのキャラクターのみということになるのだ。そして残念なことに、1期は破天荒なキャラがそれなりに楽しめたカタリナも、こうして破滅フラグに悩まされることがなくなると単なる「なんかやっちゃいました?」系主人公に成り下がってしまった。鈍感っぷりが常軌を逸していて、必死に破滅フラグと戦っていたゲームプレイヤーとしての主人公像と完全にずれちゃったのよな。そんな「ズレた」主人公と、その周りを取り囲む賛美するだけの取り巻き。なかなか楽しむのにはハードルが高い。キャラデザとかは可愛い部分が維持されたままだったので、素材が活かしきれてないみたいで勿体無かったな。 一番楽しめた部分はもう一迅社のCMなんじゃなかろうか。土おじさんフォーエヴァー。 9月19日 ドラフト模様(MID×3) ピック順 【Sangriter】→【Alessi】→【Chrolony】→【Mei】→【Tanaka】→【Logical】→【Thraxi】→
諸君! 我々は帰ってきた!!!! 最後のドラフト通信から早1年半。前回が2020年の3月21日って書いてあるから、マジでちょうど1年半。その間に数多の環境が我々の前を過ぎさり、惜しみつつも、主に「アリーナクソゲー」などと叫びながら日々を過ごしていた。しかし、そんなコンピューター頼みの年月を乗り越えて、帰ってきました紙のドラフト! リアルの対面!! 巻き起こる濃厚接触!!!(当イベントは政府の指導に基づき、感染対策に万全の注意を払いながら行われております) というわけで、この文面を書くのも1年半ぶりかぁ……俺、何書いてたんだったかなぁ……。残念ながら、今日からまた新しいドラフトの歴史が始まるというわけではない突発イベント。たまたま声をかけてもらい、たまたま集まることが出来た面々。どのように集まったかはあまり詳しくは書かないが、久しぶりのドラフトで7人はキツいっていうのが正直な感想ですね! よりによって初体験の環境だったしね! おじいちゃんが久しぶりにパックを開けての第一声が「カードの字ってこんなちっちゃかったっけ!?」だったのがワロタ。アリーナだと拡大表示が出来るからね……。あとピックの途中で言われた「サイドボードって概念があるんですよ」っていう衝撃の事実。……知ってたし。わかってたし。あれだろ、講義カード置いとくところだろ。 さてもさても、久しぶりにピックに狂喜してみんなテンションが変だったので正直デッキのこととかあんまり覚えてないですよ。ガチでみんなして1年半以上の時を経てのリアル対面(中にはたまにつるんでた連中もいたみたいだが)。旧交を温めつつ、互いを蹴落とし合うドラフトのスタートだ。ただ、今回は会場の使用時間がリミットに達してしまったため、最後に数試合が行えず、順位が決定しない状態で解散してしまいました。そのため、一部の順位は不確定でお送りしております。
「ピーチボーイリバーサイド」 4→4 ピンとこんなぁ……結局何がしたいのかよく分からん作品だった。 映像部分は悪くない品質。女の子はそれなりに可愛い子もいるし、エロい部分はエロい。ただ、今作はあんまりそこは問題にならないかな。不思議な構造になっているので謎が謎を呼ぶ展開だったのだが、これって結局、「ふつーのファンタジー作品だけど時系列をごちゃごちゃにしてみた」ってことでいいんだろうか。なんかお話が飛び飛びになっちゃうので、まず1話1話始まった時点で「今、何してるん?」というところから始めなきゃいけないのが大変。時系列シャッフルといえばその嚆矢ともいえる「ハルヒ」があり、さらに面白い事例として「プリンセス・プリンシパル」があったが、今作の場合、オムニバスで構成されているわけではないのでまずぶつ切りにしてつなぎ直すという手法自体があまりそぐわない。おそらく、山場となるバトルシーンを「いいところ」に持ってくるため、そして「人と鬼の関係」というのを色々な角度、色々な時点から俯瞰して最終的にサリーやミコトの存在がどのように着地するかを探るため、というのがシャッフルの目的だったと思うのだが、正直、「労力の割にペイせず、なんかひっかかる要素になっちゃった」という感じ。まぁ、構成した人が「普通に進めたらいまいちおもんない作品やなぁ」と思ったのだったらしょうがないのだが……。 問題は、結局そうして下地にある作品「いまいちおもんない」からなのかもしれない。ダークファンタジーとしては興味を引く部分もあって、特にサリーの存在ってのは扱い方次第では結構オリジナル要素として目を引くものになったと思うのだが、着地点はやっぱり「鬼も人も仲良くできるんじゃない」というふつーのもので、サリーがそこに至るまでの心情を追うのがシャッフルも相まってぐちゃぐちゃになっちゃうと「もしかして、まだ間に何かあったのでは?」という勘ぐりが発生してしまう。視聴者目線で、まっすぐなラインが引かれたストーリーなら様々な要素の変遷を全て一本で処理できるが、今作みたいな構造だと、「つなぎ目」ができてしまうために、最終的に見えたラインはどうしても強度が弱くなってしまうのだ。そうなると、やはりドラマはぼやける。 今期は「クール教信者クール」という謎のシーズンになったわけだが、今のところ3本の中では「あんまり興味が湧かない方」の作品になってしまった。残念。 |
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HN:
Thraxi
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男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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