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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 あき先生のおっぱい……第10話。それしか呟かない朝風、逆にリアリティある。結局、付き合ってるだのなんだのと言われてるが、多分朝風はおっぱいに顔を埋める以外にはやってないんだろうな。それだけで満足してるわ。

 相変わらずどこから何が飛び出してくるか想像もつかない世界だが、今回はこれまでモブとしか思われていなかった1人の女の子を起点に話が進んだ。彼女の名は「骨折」。……いきなりすごい名前だが、ずっと骨折用のギプスをつけているので、そこからきたあだ名なんだろうな。いや、だとしてもすごいけども。とにかくそんな物騒な名前の彼女は、持ってる能力も、その運用方法も割と物騒であった。「他人の心が読める」なんてのは割とよくある(?)能力なのだが、彼女の場合は引っ込み思案な性格のせいもあり、それを一切他人には漏らさず、自分の中だけで使っていた。

 彼女の恐ろしいところは、そうして得た情報を特に活用するでもなく、それでいて能力を全否定するでもなく、あくまで日常的な感覚器官として平然と使用していたということである。これだけの能力があると、どうしたって他人との軋轢を生んでしまうので自然に心情が漏れ出て能力がバレてしまったりするものだが、彼女は自分だけが得られるその特別な情報に慢心もせず、恐れもせず、ただ淡々とそれを受け入れ続けた。たとえ目の前に片思いの相手がおり、そいつが何を好き放題にしゃべろうとも。本人は自分を大したことない人間だと言っていたが、この胆力はなかなか大したものだし、一歩間違えばクレイジーの領域である。

 そう考えると、今回も朝風は不憫ポジションだ。どういう巡り合わせか、骨折の能力はあき先生に看破されてしまい、これまでの骨折の他者との付き合い方がよりによって朝風にバレてしまった。当然朝風も我々と同じような感想を持つだろう。「こいつ、そんな状態で自分たちをいったいどんなふうに見てやがったんだ? 怖くね?」と。自分の情けない心の声も聞かれているし、必死に虚勢を張っていた矮小さが全て見られていたなんて、そりゃ朝風が死にたくなるのもわかる。負けず嫌いで必死に取り繕おうとする朝風だが、今回ばかりはもう、何を言っても無駄。大人しく折れるしかなくなってしまった。自分のみっともなさを認め、やけっぱちになったかに思われたが、そこに希がいたのは幸か不幸か。彼女の強い言葉で、朝風のこれまではギリギリで救われた……のかな。まぁ、これから先、少しは素直になれるかもしれないね。

 そうして朝風の精神的成長がちょいと見られた「断崖の世界」の謎を解決し、これで終わりと思われたが……落下する希、能力が発動せず、何かが切り取られたかのような朝風。この世界を巡る真理は、まだ先がありそうだ。

 一方で、長良たちはニャマゾンの設定から真理を追求している。やまびこ先輩がバラしちゃったのでニャマゾンのディティールが明らかになったようだが、その先にあるのは、「じゃぁ、瑞穂の能力ってなんだったん?」ということ。言われてみれば、ニャマゾンが3匹の猫それぞれの能力だとするなら、果たして瑞穂本人は……すっかり見落としていて、今までそんなこと考えたことなかったな。そこに何かもう1つのピースがあるのか……いや、でも流石にそれは都合が良すぎるんじゃないか?

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 なんとなく、夏休みが終わってしまったことの寂しさに耐えかね、「アニメ映画を観に行こう」ってんで観てきた作品。選択肢としてはこれと「なんちゃらそばかす」の2択だったのだが、まぁ、私が観るべきはこっちかな、と。私は細田守と川面真也だったら川面さんの方を信頼しているので。あと、某キャストが勧めていたことも理由の1つ。誰とは言わないが、舞台となっている岩手の文化大使を務めていて、Twitterでほぼ岩手情報しか流さない人。

 

<ネタバレとかは……あんまり気にしないでいい気もする>

 


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 ラストカット良いなぁ……良い……第11話。次回が最終回ということで、きっちり締めのエピソードに入りました。今回が最終回でも文句ないくらいなのだが、来週何するんでしょうかね。

 Aパート、小林の腰痛。奇しくも、私も先週あたりから謎の腰痛に悩まされていたので妙に気持ちがリンクしてしまった。ありがたいことに、私はこの歳になるまであんまり腰痛というものに悩まされたことがなくて、こないだ突然寝てるのもしんどいくらいの腰痛が来たのでたいそう狼狽したものである。生まれて初めて整体なるものに行っても見たのだが、散々にありえない部位を蹂躙されてさめざめと泣きながら帰ってきた。なんであんなに腹筋をちねられまくらなきゃいかんのよ。関節痛とも筋肉痛とも違う、単なる「ひたすら捻って揉まれた痛み」がずっと残ってたわ。結局最近治ってきたんだけども、単に少し前にスポイラ含む諸々の文筆でデスマ的なことやってたのが悪かったのかもしれん。長時間椅子に座ることすらあまりない人生なので。

 閑話休題、俺の話はどうでもいいんだ。とにかく小林が腰を痛めた話だが、その痛み自体は本質ではなくて、それを見たトールが「私だったらあっさり治せるのにな、どこまでやってあげたらいいんだろうな」と悩むお話である。途中で滝谷にアドバイスを求めたのはいいタイミングだったようで、滝谷のさりげない指摘でトールはだいぶ思い悩むことになった。「出来ることをやるとは言っても、本人が喜ばないなら押し付けにしかならない」とのこと。いや、別に腰痛が治るなら小林は喜ぶとは思うのだけど、問題はヨモツヘグイの例えの通り、トールの採用する方法が「普通の人間」の小林にとって良いことなのか悪いことなのか、それは人間では判断できないということ。そしてトール自身だって、少なくとも善悪での判断はできない。そこにどうしたって、世界の、そして種族の壁は感じてしまう。

 奇しくも同じタイミングで、小林は終焉帝という予想外のルートからトールのこれまでの生い立ちを聞く機会を得た。ちょっと翔太くんの親父さんが便利すぎる人物な気もするが……あいつ、いったい何者なんだろう。まぁ、とにかくそこでゆっくりとお父さんの娘談義を聞くことになる。話の概要は父親から、そして、その時の心理的な動きについては娘本人から。小林の丁寧なリサーチによって、トール自身もはっきりと理解していなかった「ドラゴンの人化」の謎に迫る。まぁ、トールは出自が複雑だったもんだから色々難しく考えちゃったけども、割と他のドラゴンたちは答えにたどり着いてはいたのよね。面白いのは、トールが付き合っているドラゴン3体(カンナを除く)は、それぞれ調和・傍観・混沌と名義上の派閥は分かれているのだが、選択したのは「自由意思の尊重」なんだよね。その結果、ルコアとファフははたから見れば「怠惰」に見えてしまう状態に陥ったわけだが、これって結局、トールが言っていた「自由」の孤独さを体現した存在とも言える。ただ、ルコアもファフも、周りに自分と何かを分かち合う者がいないという状態を気にしなかっただけで。ただ、ファフが言っていた「枠組みを嫌った混沌勢が、なぜ自分たちの派閥という枠組みに囚われているのか」というのは本当にド直球な真理だったんじゃなかろうか。

 そして、やはり思い悩んだトールにもっとも影響を与えたのはエルマだったのだと思われる。彼女との長い付き合いが、トールに他者といる時間の尊さを教えた。エルマは冗談めかすと「うまいものが食えるから」ってんで人間と関わっているように見えてしまいがちだが、結局どのドラゴンも認める通りに、「人間はドラゴンがやらないことをやってくれる」という興味があるのだ。それを最も平和的な形で享受するのがエルマ、若干ヒネてるのがファフ、そして認めないのが混沌勢。トールは自分の意思で自由を選択したわけだが、枠を外れた後に「面白いこと」を用意するのを忘れてしまった。エルマにとっての食い物、ファフにとっての財宝が、トールにはなかった。そこに、たまたま小林が入り込んだ。

 身も蓋もない言い方をすれば、改めて「生まれ直した」無垢な状態のトールに小林が「刷り込み」をしちゃったみたいな状態なのだが、まぁ、トールだって悠久の時を生きたドラゴンである。そこで洗脳されてしまうような阿呆でもないだろう。自分で考えた結果、今のライフスタイルが最も願望に近いものだったからこそ、こうして小林との共同生活を満喫している。たまたまその願望を最も近い言葉で表現したのが、「メイド」だったのだ。……うん、まぁ、そこはどうかと思うが……でも、幼少期のトールを見てれば、もともと人と交わるのが好きで、やんちゃな性格だったんだよね。仲間を得られる場所があれば、トールは自然に救われていくのだ。そして、小林はそうした場所を分け隔てなく提供できる「器」があったというだけの話。破れ鍋に綴じ蓋の例えじゃないが、はぐれドラゴンにヒキオタクが噛み合った。そんな異種間コミュニケーション。よろしきことです。

 

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「女神寮の寮母くん。」 4→5

 いや終わるんかい。ちょっと油断してたわ。最近少なかったからすっかり忘れてたけど、これってあの懐かしの角川枠か(確認したら前クールの「異世界魔王」もそうやったっけ)。どの作品よりも遅く始まり、どの作品よりも早く終わる、それが角川流の10話構成……。

 あれ、何故か点数あがってんな。まぁ、ほら、やっぱり僕、「長屋もの」の雰囲気って好きなんですよ……今作の場合は全く長屋ではなくて完全に一つ屋根の下の同居話ではあったが、「いろんな人が集まってきて、ドタバタ共同生活をする」っていう構成は不思議と惹かれるものがある。自分自身は絶対に他人との共同生活とかお断りなのに、何故そうなるのかは永遠の謎である。まぁ、そういうお話だったおかげで、単なるエロバカアニメではあるのだが、案外空気感に馴染んで、「楽しむというほどではないけど、特に嫌でも無いし環境音楽としては無難だった」というくらいに評価を繰り上げた。ちなみに視聴してたのはAT-Xの無修正バージョンなので、環境音楽だと言いながら乳首だの尻だのパンツだのはフルオープンである。まぁ、流石にこんなもんでいちいち興奮するほど若くないので……(でも修正が入っているとムカつく勢)。

 エロバカだし、設定は本当に「ハーレムもの」のテンプレートを綺麗になぞっている話でしかないのだが、まず映像部分がそれなりに安定していたというのが評価の1点目。こういう作品の常として、とにかく乳首やパンツに全力を注げばいいという風潮はあるが、最近のアニメなら10話全体でキャラ作画などの崩れが少ないというだけでも上々ではなかろうか。その上できちんと「エロ」は貫いているのだし、集まってくるヒロイン勢は(すてあを除いて)全員痴女という状態ながらもそれなりに可愛いと思える部分もあった。あと、やっぱりこういう作品でがっつりと女装回が導入されるあたりは最近の作品なんだよなーという感じがする。男性性を通り越して、主人公はハーレムを安全に切り盛りするために(ショタだけでは属性として足りず)女性にすらなるのである。

 今後の社会を考えると、こういうシンプルなエロバカもいつまで楽しめるか分かったもんじゃない。たくさんのおっぱいを拝める日常に感謝しつつ、ありがとうという感謝の気持ちは忘れないでいよう。ところで、あのヒロイン勢がPVとかになると実写で出てくる試みはなんだったんだろう……。

 

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 スピリット・クリーチャーみてぇなサブタイトル、第10話。実際、内容も随分スピリチュアルなお話でしたが。

 まさか、本当にキジムナーの幻を商売道具にする計画を立てるとは思わなかったわ。流石に不確定要素が多過ぎるし無理なのは分かりきったことだし、だいたいそういう神聖なものを金儲けの道具に利用しようとすると手痛いしっぺ返しを食らうというのが日本人の中ではお約束になっているパターン。くくるがそんな暴挙に出てしまい「おいおい、まずいんじゃねぇの」とは思ったが、当然のように周りの人間はだいたい止めてくれたので事なきを得た。やっぱ基本的に今作はくくるが焦って暴走はするものの、周りのいい人たちがそれをカバーしてくれるのがありがたいのよな。一応、くくるの無茶を積極的に止めようとしなかった唯一の人間がカイだったのだが、彼も最後に「幻を見たのか?」という問いに首を振り、くくるに誤った道を選択させないようにしていた。カイは今回の行動でくくるへの愛情ポイントをアピールしながら株を上げた形かな。

 幻大作戦が無理だってのはくくる以外は全員分かっていたことなので、それが無くなった事自体はよかったのだが、それって結局スタート地点に戻ってきただけ。がまがまの立て直しプランには何一つプラスの要素は無い状態。おじいも着々と自分の仕事を進めているようだし、いよいよ夏休みの終わりというデッドラインが見えてきた。

 そして、そんなデッドラインの存在を強調する風花の進展。なるほど、アイドルにカムバックは無理かもしれないが、「芸能界にカムバック」はあり得ない話ではないということか……いや、でも事務所はほぼ勝手に出てきちゃった状態なのだよな……。一応正式に退所って形ではあるのだろうけど、アイドル側のわがまま(としかいえまい)で仕事を蹴り、そのまま逃げ出してしまった「元アイドル」を元事務所が拾ってやる理由も無いだろう。映画監督から直接の声がかかったとはいえ、事務所にも所属してない素人をいきなり使うわけにもいかないだろうし、もし復帰するなら改めて今後の人生を考えた上で、事務所に頭を下げに行く必要があるはず。果たして風花にそこまでの覚悟はあるのだろうか。

 そして後ろ髪を思い切り引きまくっているがまがまに残って欲しいといういろんなオーラ。くくるは風花がいなくなると聞いてすぐにヘソ曲げちゃったからなぁ……結局自分以外の人間でも「がまがまの存続より優先する事象がある」というのが耐えられないんだろう。そのあたりはどうにも子供だからしょうがない。カイが上手いことくくるをいなしながらコントロールできるようになればいいのだが……まだそんな甲斐性は無いよなぁ。

 

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 しいたけの転生ワロタ、第7話。「なんやこの不細工な犬、しいたけの方がずっとかわいいやんけ」って思って確認したけど、しいたけも割とブサイクだった……。今んところ麦穂あんなの転生先で可愛いのはアルパカかはんぺんの2択(今作はフクロウだけでよかったのでは?)

 最後の一人のエピソードに入って重要な局面なはずなのに、お話のつくりは相当トンチキ。ちーちゃんが加入できて全体的に気が緩んでいるのか、今まで貯めてきたポンコツ要素を一気に吐き出したようなお話になっている(心なしかキャラ作画も普段よりだいぶユルい)。まぁ、可可とヘアンナをツッコミ無しで放置し続けるとこうなるってことなのだろうが……なんか、この4人の関係性もよく分からんよな。可可がかのんのことを盲信しているのはいいとして、なんでヘアンナはあんなに冷遇されるんだろう。ウザいからか。まぁ、ウザいな。ちーちゃんまでそのノリで冷たくせんでもいい気もするのだが……まぁ、多分「叩いてもへこたれないし、叩かないとウザいからこれくらい」みたいな関係性が成立してるんだろう。一歩間違えばいじめに発展するやつだ。こうしてみるとやっぱりリーダー(仮)の安全弁としてのスタンスはこれまでのグループとは一線を画すよなぁ。グイグイ前に出て引っ張るタイプじゃなくて、本人曰く「目立たない」タイプなので調整に回る役の主人公、まぁ、このメンバーじゃしょうがないかぁ。

 というわけですっかり野放図になってしまった4人組。これをシメるために必要なのは常識人寄りの5人目……のはずなのだが……この最後の加入劇がまた一悶着ありそうでなぁ……いや、これまでの過程を考えるならよっぽど劇的な事件でもない限りは加入に至らないのは間違い無いので、大事件が起こって欲しいのは事実なのだが、そのための準備段階として、もう敵対構図があまりにはっきりしてしまったのがな。こんだけ意見を異にして、8話目での加入になるならもう、それって5人目っていうか「追加戦士」の枠じゃんね(最近は追加戦士の登場も早く、確認したら最速は9話加入のスタニンジャーらしい)。本当に1つのチームになれるのかどうかは甚だ不安ではあるのだが……。

 そのための「大事件」が……えぇぇ、また経済的な問題かよぉ……。すげぇな、世の中ではいったいどれほどの私立高校が廃校の危機を迎えているというのだろうか。まぁ、今回はまだ廃校とは明言されていないものの、「学校経営ってしんどいんですわー」というのはラブライブ世界ではまさに常套句。しかしこの学校、どういう状態なのか全く分からんな。そもそもなんで「初代」生徒会長だったん? 創立者が葉月のおかんで、その人がすでに亡くなってるってことはそれなりに創立からは時代を経ているということなのではないんか? そして母親の死後、葉月家はどういう状態で運営されてきたんや? 娘一人で大豪邸に住んでて、親戚連中とかは何も言わないの? 財務整理が終わった時点で普通は今後の生活に支障が出ない程度のプランができると思うのだが……流石に高校1年生の一人娘が学園運営の重荷を背負う必要もないだろうし、普通に学校には学園長みたいな朴璐美ボイスのおばちゃんがいたし……流石に葉月に今後の全てが委ねられてるってことはないと思うのだが……まぁ、私生活面で苦しくて花澤ボイスのメイドを解雇しなきゃいけないところまでは本当かも。そりゃ一人暮らしでメイド雇う必要はないからな……(ただ、あの豪邸だと施設管理だけで1人くらいは必要か)。

 どうにも謎な世界観になってきたぞ。このよく分からない状態が解消しないとラストメンバーはすっきりと加入できない気がするんだが……大丈夫か?

 

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 カオス増し増し回か……第23話。まぁ、今作でカオスでない回など存在しないのだが、時たまネジが外れたようにぶっ飛ぶ回があるんだよな。特に他意はないが、今回のコンテは大地丙太郎です(2期に入って初めてなんやな)。

 「バーベキューをするよ」というだけなら穏当な話になるはずなのだが、今回はやたらゆに様パートが多く、ゆに様の振り切れ芸をたっぷりと楽しむことが出来るようになっている。そもそもそのゆに様を使って「日向ゆめちゃんが何をしているか調べて」って言ってるアッキーが完全にアウトなんだけどな。ハイテクAIロボを使ったストーカー行為じゃないですか。ゆに様もボスのことを思うなら、人の道から外れてることをしたらきちんと言ってあげた方がいいよ。ゆに様、たまにその辺の常識的な感覚が出てきたりするのだが……今回は片鱗すらのぞかせなかったな……。

 暴走の象徴ともいえる存在が、プチトマトマン改め秋トマトマンである。素材はアッキーがわざわざ(アクムーを無視して)現地で調達してきた高知県産のトマト。そりゃま、産地としては有名かもしれんが、別にそこまで高知県にこだわらなくてもよかったんじゃなかろうか。「もしかして高知県もスポンサードしてるんか?」と思ったが流石にそんなことはないだろうし。今回登場した作品外キャラクターはバナナのナナナだけです(テレ東系列だからね)。そう、今回は秋トマトマンの登場だけでも充分カオス度が高かったのだが、掟破りの「ゆにっちアピス2連投」で対抗勢力が爆誕。プラスティック性の新型ゆにっちアピスにより生まれたのは焼きバナナマン。これにて史上初のアピス対決が実現。その対決はがっつりプロレスしており、組み合った状態から川底に沈むシーンとか、「もうこれ完全にキン肉マンやんけ」というくらいに謎の気合が入っていた。多分、メイン層であるはずの幼女先輩たちは特に嬉しくないシーンの連発だった気がするのだが……いや、どうだろう。幼女だったら真剣にバナナがトマトを倒そうとするのを応援してあげるんだろうか。私には幼女の精神が宿っていないから分からぬ……。

 まぁ、結果的にトマトもバナナも無しのノーゲームみたいな結果になったが、1つだけ分かっているのは「だいぶアッキーの負けムーブが堂に入ってきた」ということである。おかしいなぁ、天才のはずなんだけどなぁ……。

 他にも今回はネタ数が多すぎて突っ込みきれないといういつも通りの悩みを抱えているが、いよいよもってみゅーたちまでAIロボとして堂々とデビューしてしまったのは注目ポイントかもしれない。これでまた、この面の皮が厚い動物連中が暴れられる範囲が広がったのである。まぁ、ゆに様たちの活動範囲に比べれば微々たるものかもしれないが……。にゅい、ツギ,ハギ,ぶー。

 

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 ヘアスタイルで多くを語るアニメ、第11話。愛ちゃんの髪、伸びるの早いのか既にサイクルが2週目に入っとる……。そしてさらさの髪もよくわからんのだよな。ボリュームのある癖っ毛なのだろうが、あの緑色の部分はどうなってるんだろう。お風呂で括ってる時も端っこに見えていたのだが、あの括り方だと先端ではない気がするんだが……幼少期の回想で既に緑色だったので、あれって実在するカラーじゃなくてあくまで影とかのイメージなのかも。

 髪の毛ばっかり気にしている場合じゃない、いろいろと核心に迫ってきたお話だぞ。ついにクラスメイトと直接対決をする、オーディションイベントが発生したのだ。まぁ、通例ならやらないはずの演劇らしいのでまだまだ彼女たちの役者人生を考えたらステージ1レベルなのかもしれないが、初めての経験に生徒たちのボルテージも上がらざるを得ない(愛ちゃんは知らんが)。それにしても、突発的に運動会に出られたり、イレギュラーな寸劇が挟まったり、100期生はむやみに恵まれているよなぁ。そりゃ先輩がたがやっかむのもしょうがないところではある。ただ、もしかしたら100年目という節目の年にいろいろとチャレンジングな試みをして、学園側もこれがうまく行ったら今後の教育方針にいくらか変更を加えていこうというチャレンジの年なのかも。それなら生徒側は黙ってそれに従うしかないわね。

 とにかくそうして降って湧いたチャンスと試練。選択肢となる配役は4つで、愛ちゃんや杉本さんのように悩まずにスッと決まる人間もいれば、さらさや彩ちゃんのようにある程度の幅がある人間もいる。彩ちゃんは「どれなら自分ができそうだろう」で悩んでたけど、さらさは「どれが自分の将来にとってベストだろう」なのでだいぶ見えてる視野は違う気がするけども。まぁ、それを言ったら愛ちゃんの視野だってかなり狭いんだけどな。杉本さんたちは既に将来の配役や卒業後の知名度まで気にしてるからね。どれだけの熱量で紅華に入ってきたかでそのあたりの差が出るのは当然か。演目がロミジュリという王道なので、それぞれに抱えている思いも違うだろうし。

 当然焦点となるのはさらさの立ち回りだった。王道を行くなら愛ちゃんのアドバイス通りのロミオ。シンプルなので悩まないでいいってのはロミオに対してもさらさに対しても失礼な気もするが、まぁ、今までの方向性を見てたら至極当然のアドバイスではあっただろう。しかし、そこからさらさは進化を狙ってのティボルト選択。今後の役者人生を考えるなら、ここで盲目的に一本道を進むよりは賢い選択といえるだろうか。一度駄目出しされたからって、それで曲げてしまうようではさらさの中でもしこりとして残ってしまう。それならばとの真正面からのリベンジ作戦だ。幸い、自分の中にティボルトを見つけることにも成功したようで、杉本さんという壁を打ち破ることが出来るかどうかは注目。

 そして、聖からは一択だと言われていたしあまり悩まずに選択しちゃった愛ちゃんのジュリエット。さらさが解決の糸口を見つけちゃったみたいなので、逆に愛ちゃんの方が追い詰められることになってしまうという変な構図。まぁ、歌舞伎にしろアイドルにしろ、2人して人とは違う人生を歩んでいるくせに人生経験がそこまで豊富なわけでもなく、役者としてはまだまだ発展途上なので致し方なし。それでも諦めずに脳内フル回転で打開策を探そうとするお馬鹿の愛ちゃん。これまでの経験は「外から見ても緊張がバレない」という形でしか活きてこず、なんとか新しく自分なりの武器を手に入れなければいけないという窮地。そしてそこで愛ちゃんは辿り着いてしまう。自分の中に芽生えた唯一の、真実の愛情に……。

 そこで覚醒するのか……いや、素晴らしいことですよね。美しいですよね。しかし、これでますます愛ちゃんの言動に迷いがなくなってしまいそうだな……さらさ、身の回りにちょっと気をつけた方がいいかもしれません。仲良きことは、美しき哉。

 

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「魔入りました!入間くん 第2シリーズ」 ー→6

 「不滅のあなたへ」に続いてこちらも他作品に先んじて終了。ほんと、NHKのスケジュールは自由だな。ちなみに今回は21話。やっぱりこうして話数やクールにとらわれない作品作りができるとのびのびできて良いなぁ。

 相変わらずの安定感。そして3期が決まっての中継ぎの2シーズン目でもある。もう、このままの調子で息の長い作品としてず〜っとEテレでやっててほしい作品。私の中の立ち位置としては「境界のRINNE」と同じような扱いだが、こちらは作画クオリティもそれなりによく、さらに一応作品内の状況にも進展がみられて少年漫画としても成立している部分が良い(いや、「境界のRINNE」も進展がないわけでは無いのだが)。今回はウォルターパーク編をメインに据えていたおかげでバトルものとしての見栄えも良かったし、ロイヤルワンの話で「学園もの」としての盛り上がりもあった。学園ドタバタコメディに必要な要素は全部揃ってたのよね。主人公・入間の立ち位置っていわゆるチート系ではあるはずなのに、いろいろな身の不幸とか、本人の人徳とかのおかげで一切嫌味が感じられないのがなんとも不思議。その上で周りのクラスメイトなんかも絡めると成長物語がちゃんと見えるから停滞感も無いしね。アスモデウスの成長とか、初期登場時の設定からは想像もできない形になってるなぁ。

 そして何と言ってもヒロイン勢。アメリ嬢がメインだった先週のお話はたいそうごちそうさまだったし、クララもブレないキャラを保持しながらも適宜アクセルを踏んでくれる。クララがきちんと恋心を意識できる展開があるとは思わなんだ。こうなってくるとクララ×アメリの関係性も楽しいものになってくるね。そしてこの世界で唯一にして最大の悪と狂気の体現者たるキリヲ先輩。3期以降、入間とキリヲの関係性がどうなっていくのかも見どころだねぇ。こうしてみると、本当にベタベタな作品だと思っていたはずなのにいつの間にやらすっかり取り込まれているな。良いアニメになってくれてありがたいです。

 

 

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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