最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
豪胆な敵対者/Intrepid Adversary どうやらサイクルだった様子の「敵対者/Adversary」サイクルの白。確認しておくと、サイクル共通要素は「軽くてその色を代表する種族の神話レア」「多重キッカーに似た187能力を持つ」「払った回数だけカウンターが乗り、もう1つの能力が起動する」というもの。ただ、白の場合には最後の部分がちょっとイレギュラーで、載せるカウンターが+1/+1カウンターではなく「武勇カウンター」という謎のギミック。そして、その数だけ自分も含めた全軍を強化。いわば+1/+1カウンターが全員に乗るようなものである。そして、これだけ影響力がでかい効果なのに何故か多重キッカーコストがそこまできつく無い。4マナで4/2絆魂+「栄光の頌歌」というのが一番基本的な使い方になるだろうが、これだけでも割とぶっ壊れ。さらにこれに6マナ5/3+ツイン頌歌ともなれば……ヤベェ。まぁ、除去されやすいステータスになっているのでそこまでの信頼は得られないかもしれないが、もののついでにこんなもんが拾えるなら充分すぎるだろう。リミテで出すとテーブルひっくり返されるやつ。 オドリックの先導/Odric’s Outrider オドリックさんはとりあえず元気そうで何よりである。そんなオドリックさんの部下の1人だが、なんと無く「バスリの副官」に似た雰囲気もあるので、もしかしたら実力者なのかも。自分の死亡時に最低でも1つの+1/+1カウンターを配布。もちろん生きて活躍してほしいところだが、最低限の保証があるのがまず優しい。そして、周りの味方の死は全て柔軟に自軍のパワーへと変換していく。ギミックを考えると腐乱ゾンビと組み合わせるのが一番手っ取り早いのはナニだが、まぁ、人間だって数を集めることには長けているはず。団結した人間軍団の中心にいれば間違いなくヒーローになれる器だろう。こんな人が先導役を任されるとか、なかなかオドリック部隊も人材が揃っておる。 希望の儀式/Ritual of Hope 今回の全体増強枠。基本性能は「突撃」で、条件を満たせばいきなり「鼓舞する突撃」まで格上げされる。かたや1マナ、かたや4マナのインスタント。頑張って集会条件を満たせということだ。ちなみに似たような現象は「オケチラの名のもとに」でも起こっていたので、当時の記憶を思い出せばイメージしやすかろう(最近アモンケットリマスターやっててお世話になった)。幸い、そもそも数を並べなきゃいけないこの手の呪文と集会条件は相性がいい。というか、発動しない状態で使う意味があんまりない。使うタイミングがはっきりしていて上振れが激しいジャンルだが、さて、うまく使いこなせるか。数を稼ぐなら腐乱ゾンビトークンが手っ取り早いのだが、あいつら全部パワー一緒なのがなぁ。 日金の歩哨/Songold Sentinel 2マナ3/2のナイスバディに、とりあえずの嫌がらせで使える墓地掃除能力。ここまででもイニストラードなら割と権力を持つカード。そしてここに集会能力で「ちょっと弱いプロテクション」みたいなものがつけられるようになる。プロテクションの持つ「対象にならない」と「ブロックされない」だけが与えられるので、「ダメージ軽減」や「オーラ(装備品)外し」などが無く、攻撃時に活躍しやすいデザインとなっている。一度起動してしまえば少なくともこいつを守ることは簡単になるので、中盤以降のアタッカーとしても侮れない実力を持つ。人間デッキの一角に食い込めるだろうか。 黄昏の享楽/Sunset Revelry 白が稀によくやる、「平等は正義なのでお前の方が多かったらずるい」論法。この論法は「だからサクって数を減らせ」の方向に行くパターンと、「だから俺ももらっていいよな」という強欲に走るパターンがあるが、これは後者パターンのかなり図々しいバージョン。一番近いのはかつてちょいちょい活躍した「機を見た援軍」で、3マナから2マナになったことでライフ支援・クリーチャー支援の規模が2/3になったが、その分ドロー補助というさらなる嫌がらせが付与された。ことに手札を使い切るのはデッキ次第では簡単なことなので、2マナキャントリップのトークン2体とかが実現するとそれだけでかなりずるい呪文である。積極的に最大効率を狙わずとも、劣勢になったら切り札として取り出すくらいでもそれなりにいい働きを見せるんじゃなかろうか。 欲深き逃散者/Covetous Castaway ↓ 幽体の懲罰者/Ghostly Castigator とりあえず切削したいマン。かつてのイニストラードでいえば「甲冑のスカーブ」あたりに近い性能で、序盤の壁役をなんと無くこなしつつ、墓地のカードを蓄える。そしてこいつはそれだけでは終わらず、死後にもう1回登場して……ライブラリに戻す。なんやそのマッチポンプは。刑務所の罰刑務か。まぁ、実際には戻すカードは切削したカードとは違うわけで、一応は終盤以降のライブラリ修復機能と見ることができるだろう。イニストラードの青系はじゃんじゃん調子に乗って削った結果自分のライブラリが弾け飛んで負けのパターンも結構あるため、こうして終盤に帳尻を合わせる役目のクリーチャーがいると安心する。5マナ3/4フライヤーなら思い出した時に出せる戦力としては悪く無い。序盤から徹底して降霊戦術を推したい人のためのサポーターだ。 監視の呪い/Curse of Surveillance 書式からして明らかに統率者戦などを主眼においた新作呪い。まぁ、呪いってジャンルはディープなファンが常に新作を待っている部門なので、こうしてカジュアルゲームで使える選択肢を増やしてくれるのはありがたいことだ。通常の2人対戦の場合は、ざっくりと「相手のアップキープに追加ドロー1枚」という能力。5マナのドローエンジンなのでレアとしてはそこそこの運用感。このカードだけの強みとして重ね貼りすると倍々ゲームでドロー枚数が増えるというのがあるが、もしこれを2枚はっちゃうとそれだけで4ドローになるのでいささかオーバーキルか。まぁ、別に引かないことを選ぶこともできるのでライブラリ切れの心配はなさそうだが。リミテッドでもそれなりに有効だが、やっぱり統率者戦で自分のさじ加減一つで誰にドローさせるかを決めるのが一番楽しそう。靴を舐める奴から優先的に引かせてやるよ。 「秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets」 ↓ 「昆虫の逸脱者/Insectile Aberration」 なんとまぁ、驚きの再録。一時代を作り、いまだに下の環境では時代を作り続けているイニストラード最大の立身出世クリーチャー、デルバー様のご帰還だ。今回はイラストの装いも新たに、アンコモンに格上げされての出陣。まぁ、アンコになるのはしゃーなしやね。もともとリミテだとそこまで使えるカードじゃないので、コモンでごそっと出てきてもしょうがなかったし。今回もイゼットはそれなりの量のソーサリー・インスタントを構えたデッキは作れるはず。さぁ、新たな巣立ちの時だ。しかし……イニストラードが元に戻ったからって、あんだけ劇的な出世を繰り返してたのに振り出しに戻るとは……。もしかしたら、完成した奴が生み出した子供の世代なんかな。 食料庫のゾンビ/Larder Zombie 共食い大歓迎の危険なイラスト・フレーバーの割に、誰も襲わないし誰も傷つけない安心設計の詐欺ゾンビ。1マナ1/3防衛というぼんやりしたステータスで序盤のディフェンスを担当し、タイミングが合えば腐乱ゾンビトークンなどをパタパタと倒して諜報1が起動できる。正直、コストが面倒なのでそこまで何度も活用できる能力かは分からないが、公式にも「腐乱ゾンビってのはたまるまで待って一気に殴りに行くもんだ」みたいなことを言っているので、きっと暇な腐乱ゾンビがたくさん出てくる環境なのだろう。そうしたお人形たちに仕事を与えてくれる優しい1枚なのである。 PR 「Eカップの人ならどう考えるかしら」ってお前が言うんかい、第10話。いや、杉本さんは別にEカップではないが、中の人が……。試しに「カップ数」でググったらマジでEカップ説が濃厚でわろた。いや、ネット解析班がどこからその結論をはじき出したのかは知らんが。 紅華名物らしい大運動会。どうやら元ネタである宝塚が盛大に行うものらしいのだが、わたしゃ当然さっぱり知らんので、どんだけ重要な行事で、どんだけ盛り上がってるのかはよく分からん。ただまぁ、何かとてつもない空気の一種異様なイベントであることは間違いないようだ。基本的に学生連中が劇団員と絡めるっていうだけで、それは天変地異みたいなものなのよね。本科生の面々も今回久しぶりに出番が多くて、聖パイセンのタチの悪さに磨きがかかっている。さらさに対する風当たりの強さはことさらにひどくなっているが、すでにそのこと自体を隠そうとしてもいないし、怒られても「別に自分はタチは悪くないから」としれっとしている。どうなんだろ、ここまで平然とされてると、そこまで悪い人じゃないのかも、という気もするが……いや、さらさ側からしたらたまったもんじゃなかろうが。幸い、さらさはお世話になってるリサ先輩のおかげでリカバリーが可能だったのでどうにかこうにか丸く収めることができた。散々先輩や大先輩からのサポートを受けているが、最終的に窮地から逃れる決定打となったのが愛ちゃんのアドバイスだったというのはアツいね。 ドタバタ騒ぎの運動会イベント、これ単発でのお話かといえばもちろんそうではなく、さらさが初めて「渡辺さらさとして」人前に出るという重要な機会となった。「真似」を良しとしていた歌舞伎役者のさらさも経験したことがないし、もちろん紅華の学生としても初めて。そもそも予科生は本来ならそんな機会はないはずだったわけで、上層部の計らいでいきなりこんな機会に恵まれたというのは、やはりさらさに対する期待の表れということなのだろう。 もちろん、機会があるのはいいことだろうが、それで悪目立ちしてしまうと出る杭となって叩かれてしまうというのがなんとも面倒臭い閉鎖社会。崇高な志を持っているはずの紅華という集団でも、妬みややっかみはどうしてもあるもんで。「出ても叩かれ、怖気ても叩かれ」という八方塞がりのさらさ。そこを一括して立ち直らせたリサ先輩はとても良い人である。ちなみに、落ち込んでるさらさを見ていて思い出したのは、あの日あの時のライスシャワーとブルボンの対話。奇しくも似たような、競技場の通路上での対話なんだよね。表舞台に立つということはそれだけ風当たりも強くなる。新しく出てきた者が最初からヒーローであるわけがない。ヒールとして忌み嫌われ、それでも戦うことでしか存在を示すことはできない。同じ叩かれるなら、勝って叩かれろ。それがさらさに与えられた、前へ進むための言葉だ。 ちゃんと届いてよかったね。そして愛ちゃん、胸のサイズは気にするな。
蝋燭林の魔女/Candlegrove Witch とりあえず、そのイラストの様子は絶対に山火事になると思うのだが……どういう儀式やねん。ただでさえ夜が長くて寒いらしいんだから無駄遣いすんな。さておき、いかにもありそうなコモンの2マナ枠。「2マナ2/2で条件付きで飛行」はお約束で、例えば同じイニストラードなら昂揚達成で空を飛ぶ「ムーアランドの流れ者」なんかがいた。飛行があるか無いかは大違いなのでどれくらいつけやすいかで評価がわかるわけだが、歴代の中でも難度は高め。そもそもクリーチャー3つ並べないと話にならないし、それらのパワーの値にまで気を配らなきゃいけないので「序盤からさっさと飛んでビート」とかは夢のまた夢。つまりは大体バニラな希ガス。まぁ、マナカーブって大事よ。 セレスタスの奉納者/Celestus Sanctifier 3マナ3/2の普通ボディに、さりげない諜報のようなよく分からん能力を付随させた、「リミテッドでも脇役」部門。昼夜が切り替わるたびに「2枚見て1枚落とす」が義務化されるので、一応の効果としては「ドローの質の向上」「墓地肥やし」の2つがメリットになるが、絶対に2枚のうち1枚を墓地に送らなきゃいけないので、場合によっては「ドローの質の低下」につながるリスクもあるのが気になるところ。でもまぁ、白メインだとなかなか墓地を肥やすのも大変そうだし、降霊を満喫したいならお願いしとくべきなのかも。降霊やフラッシュバックなら墓地に落とせば擬似的にドローしてるようなもんだしね。 無事に全通(3週間)できましたね。この3週間、2Dライブから始まり3D3D2D3D3D2Dと7回のライブ視聴。どっぷりとバンドリ漬けの夏休みの終わり。これでしばらくはクールダウンが必要ですね。次の目標は12月の名古屋かな。多分、まだその時期にも声出しは出来ないんやろけども……。あ、ちなみに3週通った結果、確率的に当たり前だけどバンドはかぶりませんでした。結果的に推しと推しと推しが引けたので万事OK。改めて考えたらもしかしたら毎回ベストの引きをしてるかもしれん。それにしても……この表情は法的にええんか? リサ姉とか確実に発情しとるやんけ。
終末旅行が……始まらなかったよ……第8話。津田健次郎の回想に遊佐浩二が出てきて蹂躙してきたら「あ、こりゃ終わったな」って思うわな。 Don’t think だがCan’t feelなお話。今回はなんとコンテ・演出・作監まで一人担当回という突き抜けた話数である。どないやねんと思って確認したら今回のコンテを担当した斎藤圭一郎氏は「ACCA」で夏目監督と一緒にディレクションを務めたことがあった人。ってことは今回のお話のデザインも監督とツーカーで作った結果なのかしら。……視聴者目線だと相変わらずのポカンだが。 世界が煮詰まり、あとはもう長良の力でどこに着地される話になるのかと思って観ていたはずなのに、なんとまるまる1話使ってやまびこ先輩の回想。しかもなんとも遣る瀬無い回想。最終的に感情をどこに置いたらいいのかがよく分からんな。一応、今回のお話から得る教訓がなければ長良たちもわざわざこんだけ長い思い出話を聞いた意味も無いので、今後の参考要素を考えていく必要がある。まぁ、先輩自身が「長くなったな」って言ってたから、だいぶ長かったことは反省してるのかもしれんが。 先輩から以前出てきた「5000年」という尺はどのように考えればいいのか、ちょっと手持ち無沙汰の感があったが、今回みたいなお話をされちゃうと、「まぁ、その5000年はしょうがないのかな」という気もする。というか、実際に活動してたのは5000年じゃないからな。正確には「5000年前に色々あったもんだから、ふて寝して気づいたら5000年」。いや、先輩にも色々と悩みはあったのだろうけども……能力がぶっ飛んでると、そこから普通の感覚に合わせるのにもむやみに時間がかかるものだ。 先輩の話で一番興味深いのは、やはり彼の持っていた能力のお話だ。「犬になる」は能力ではなくあくまで彼の世界の中での事象でしかなく、先輩は「心象世界が作れちゃうよ」という割とコワレ気味の能力。まぁ、規模がでかいだけで、自覚も全然ないしコントロールも効かなかったようなので役にたつかと言われると全然ダメなのだが。しかし、この規模と方向性はきっと長良の持つ能力に似ているんじゃなかろうか。結局長良の能力がどういった性質のものなのか、正確な答えは誰にも分からないが、彼が渡るなり、作るなりしている世界ってのは、きっとかつて先輩が作った世界にも通じるものがある。先輩はその中で停滞し、よくないものを引き込んでしまったがために悲劇を招いてしまったが、今のところ長良はそうではない。先週は1人犠牲にした気もするが、まぁ、まだ自分の意思で世界を渡り歩いているし、もしかしたら次に行く新しい世界が「元の世界」なのかもしれないのだ。少なくとも先輩や「こだま」がいた世界よりかは、何かの可能性は孕んでいるんじゃなかろうか。 単にちょっと(5000年程度)先輩だったやまびこは、自分が一度通った道を再び新規の参入者が通ろうとしているのを見て気になったのかもしれない。自分の世界はもうダメになっちゃったけど、後輩たちの未来は、自分の経験談を話せば何か変われるかもしれない。そんな期待を持っての長話、瑞穂はあんなんだけどちゃんと聞いてあげてるから偉いよね。竹達の世界が終わったことをおいちゃんに話しているというなんだか倒錯した状況……プチミレ、今期はタッグでの出番が多いな。 冒頭では別れちゃってるのかと思っていた希とはしれっと合流。別行動で、彼女はいったい何をしていたやら。やっぱり最後の鍵を握るのは希よな。まぁ、今作はどこに「最後」があるのかもさっぱり分からないのだが……。
(沈黙の呪い)/Curse of Silence 白によくある、名指しでカードを制限するエンチャント。今回は過去の事例のように完全禁止にするわけではないが、最近大流行の「精鋭呪文縛り」方式で簡単に唱えさせないようにできる。そして、相手が頑張ってマナを貯めて唱えると沈黙は破れ、この呪いも砕け散る。ただ、その際にはちゃんとアフターフォローがあってドローがもらえるから損はしない。まさに1マナでちょいと猿轡でもはめているような、そんなイメージの呪いである。相手の手札が見られるわけじゃないので常に効果を発揮させるためには環境への理解と洞察が必須。「1マナで展開できる(最終的には)キャントリップなエンチャント」という側面もあるので、エンチャントがらみのデッキの潤滑油としても面白そう。 シュラララララララァィラァァアァァァイ! やぁみんな! RAS大好きおじさんだよ。予定通りに迎えることができました9thライブの第2幕。今回はRASとモニカの共演という初の試み、はてさてどうなってしまうことやら。俺のテンションは保つのか? 2バンドの間で妙な温度差が出たらどうしよう! などなど、先々週に比べると妙な緊張感を持ちながらの参戦。吉と出たのか、凶と出たのか……。
<セトリとか、気になる人はよそでチェックしてね>
エルマざんまい! 第9話! もう、このフレーズからして魅力満載ですよ。まぁ、今作の場合はなにざんまいでも満足できてしまいそうだけどね。ファフニールざんまいとかじゃない限りは。 というわけでエルマざんまいだ。改めて彼女の日常を見るにつけ、ドラゴンが人間社会で生活する理由ってのは本当に紙一重なんだな、ということを思い出す。どうしても小林周りの環境があまりに平和的で、当たり前のような異種間コミュニケーションが成立しているので気にもしないのだが、人間などよりも圧倒的に偉大な存在であるドラゴンがわざわざ人間の中で暮らす意味って、普通に考えたらこれっぽっちも無いんだよね。トールはあの通り小林さん一筋という強烈な動機ができたのでこれはOK。まぁ、こないだ考えたみたいに「小林の方がはるかに束の間の命なので、小林がいなくなったらどうするか」みたいなところは考える必要はあるけど、とりあえず現状はそれでいい。ファフニールも「財宝」の意義次第で人間を生かしておく意味は大いにあるし、召喚されてしまったルコアも(形式上は)ゴロゴロと日常を満喫する意味がある。 しかし、それに比べてエルマは明確なモチベーションがなかった。これまで彼女の最大のパーソナリティである大食漢(そして超甘党)という部分がフィーチャーされ、「うまいもん食うためにおるんやろ」というので一応は納得できていたのだが、ドラゴンの力を持ってすれば、別に働かずとも人間の生み出したものを接収するくらい簡単なことなのだ。わざわざ死んだ目をして残業に精を出す必要はない。それでも彼女が人間界に居着いた理由は、1つは彼女の生真面目さ故のことだろう。今回の労働環境改善運動でその辺りがよく分かるが、彼女はとにかく敷かれたルールは絶対に守り、はみ出すことを良しとしないのだ。不法行為を経ずに人間の産出物の恩恵に与るには、なるほど労働が手っ取り早い。まぁ、今回エルマがあれだけ頑張ったのに大願を果たせなかったのは、どう考えても翔太くんのお父さんがやべぇ奴だからなのだが……ドラゴンを相手取ってのらりくらりと人間の常識で丸め込んじゃう魔法使い、割とシャレになってない。ルコアが息子さんを苦しめているのも分かった上で放置しているらしいし、実は一番うまくドラゴンの力を使えてるのってこの人なのかもしれない。 まぁ、そうしてルコアは「枠内にはめられること」を強いられたせいで、ひとまずは人間社会の中で生きている。それではなぜ、「枠内にはめられること」を良しとしたのかというと……その辺りの心境が今回語られたわけですね。そうか、隣にいてほしい相手がそうしているからか……これはなるほど尊い考え方だ。荒くれ者でならしていたトールがまさかの混沌転げで調和的な活動をしている。それなら、もともと調和派の自分が合わせないわけにもいかないし、目線を人間に合わせることができれば、それすなわちトールにも合わせることになる。親友でいたいからこそ、エルマは喧嘩を続けていたのである。ほんと、不器用だけど良い子よね。 本当にエルマの魅力をぎっちり詰め込んだ「三昧」でございました。今回コンテ演出を担当している太田稔氏という人はまだまだ若手っぽいのだが、ハイパー作劇も含めていい仕事見せてくれてますね。京アニの未来に期待しよう。 今日の結論:あんだけエルマが頑張ったのに、おっぱい担当がイルル。
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Thraxi
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声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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