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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「4人はそれぞれウソをつく」 5→5

 今作を見ている時の視点を言語化するのがすごく難しいのだが……なんだろう……端的に言うと……刺さらなかった……。

 全く共感してもらえないだろうし説明できる自信が全くないのだが、まず、今作を見てる時の感情は割とネガティブなものだった。別にくっそつまらんとか言うわけでもないし、時折ギャグが面白いと思える時もあったのだから「可もなく不可もなく」でいい話なのだが、なんなんだろう。あえて理由を探すとしたら、「この設定だったら、もっとはっちゃけられたんじゃない?」という口惜しさみたいなものなんだろうか? 出オチ感溢れる強烈な設定を用意した作品なのに、なんだか爆発力がそれに見合っていないような、そんな感覚があったのだ。だからこそ最低限のラインをクリアしていても、「なんか違う」という勝手な印象を抱いてしまったのだと思う。

 いや、冷静に考えて、強烈な設定ってのは「出オチ感溢れる設定」と同値なので1クールアニメなら途中でネタが切れてダレ気味になるのは予定調和だったはず。1話目スタート時点でそれも考慮のうちだったはずなのだが、その前提を踏まえた上でもやっぱり「なんか思ってたほど跳ねてない」と思ってしまった。……結局、「4人が別々の秘密を持っている」部分があんまり効果的に働いてなかったんかなぁ。その部分はとっとと些事になってしまい、「みんなして秘密を抱えているのは一緒」っていう共通項がマンネリズムにつながってしまったと考えられる。関根のポジショニングとか、置き方は悪くないはずなんだけど特殊設定で諸々の整合性を取る必要があり、そっちに気を回すとネタの方に集中できなかったというのもあるのかも。もう1キャラ減らしてすっきりさせるとか、いっそもう5キャラも10キャラも増やして「古見さん」みたいな方向に振り切ったらまた違った結果になったのかもしれない。

 ただ、今確認したらこの作品、漫画原作はまだ2巻しか出てない上に連載続いてるのかよ。……原作どうなってんだろう。とりあえず、自分の心象への説明責任が果たせないので点数は据え置きにしました。みなさんはどうお考えですか? そんなにマジに考えるもんじゃないですか? そうですか。

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「うちの師匠はしっぽがない」 5→5

 とりあえずのお疲れ様。考えてみりゃ、今期は2大タヌキ娘が活躍してるクールなわけですが、どっちもサポート役にLynnが配置されてるんやな。

 たぬき娘のかわいらしさは充分に及第点。まめだの愛嬌はあんまりアニメ映えしないかなぁ、というのはちょっと不安だったのだが、製作スタッフはあんまりその辺のディティールに気負わず、原作のさっぱりと分かりやすいキャラデザを素直にアニメにしてくれていた。色んなところで「原作ものをアニメ化する意味とは」みたいな議論が繰り広げられる昨今ですが、このアニメの良さは「素直に原作を動かした」ところじゃないでしょうか。

 また、キャスト部分についてはきっと同じ感想を持った人もいると思うのだが、形はどうあれ、再び石田彰の落語が聞けたというだけであの頃の記憶がジクジクと刺激されてちょっと泣きそうになってしまった。もう、俺の中での石田彰は本当の噺家以上に噺家なのよ。歌録というポジションもぴったりきてて良かったですね。

 とまぁ、全体的に原作ファンが満足できる悪くないアニメ化だったと思うんですが、「できればもうちょい……」と思ってしまった部分があるのも事実。第一にあげなきゃいけないのはやっぱり落語部分だよなぁ。まぁ、比較対象が「落語心中」という雲の上の存在しかないので、あれと比べるのは酷な話なのだが……今作の落語は、正直そこまで「面白そう」に感じられなかったのよ。元々原作の時点で「詳しくない人に落語を教えてあげる」みたいな作品なのでアニメでも「初見の人に落語の中身が理解できるように」という描かれ方であり、「落語を巡るドラマ」というよりも「落語の教本」みたいなデザイン。あんまり感情が乗せられない構造になってしまったのは致し方ないところか。ラストに付属した「しっぽなのしっぽ」もそれが一番分かりやすいところで、短い時間でなんとか筋を追おうとしたのでまめだ役のM・A・Oにもかなり負担がかかってたし、結局落語のなんたるかの理解にまでは及ばないものになってしまっている。全部事情がわかるだけに悩ましいところだが、他にやりようがなかったかとは思ってしまった。

 ま、全部やっかいオタクのたらればの感想なので、これはこれで成立はしてたと思うのですよ。まだまだ原作は続いてるし、どうせなら地獄めぐりもアニメで見たいな……。続編、厳しいっすかね?

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 大・団・円! 最終話! いやー、こりゃ確かに2話連続で観たいところですね。一気に駆け抜けました。流石に2話一気に感想を書くとだいぶ要素は端折ることになってしまうがご容赦。

 まずは27話、こちらはとにかくラストバトルが描かれる最大のクライマックス。ぶっちゃけ、先週の展開を見て「まだバトるんかい。もう、相手になる要素ないやんけ」と困惑はしていた。ウォシスさんは完全に昇天してしまったようだし、ウィツァルネミテアの覚醒と言われても、今更チームオシュトルが巨大生物相手にドンパチやっても(普通に考えたら勝てないし)盛り上がりに欠けやしないかと。しかしそこは大丈夫、最後の奥の手、なんと「先代チームのコピー」というとんでもねぇ隠し玉が用意されていた。そりゃ納得せざるを得ないわ。むしろ弱かったら訴訟ものだわ。「ラストバトルにふわさわしい最強の戦力を持ちつつ、いきなり出てきてもユーザーが一番納得してくれるもの」、それが「先代チーム」であった。そりゃさ、誰だって「この世界の最強は誰だ?!」ってのが知りたいわけじゃん。本来なら刃を交えないはずの2世代戦力が、形を変えて激突する展開、盛り上がらなかったら嘘ですって。

 その先陣を切ったのは毎度おなじみトウカルラコンビ。なんでこの人らが先陣を切るかといえば、まぁ、シンプルに「一番襲ってきそうだから」じゃなかろうか。カルラがネコネをぶった斬ろうとしたシーン、あれ本物でもある程度説得力あったぞ。うっかり侍もうまいこと丸め込めば簡単に襲いかかってきそうだし、まずこの2人が問答無用で突撃してくることで臨戦態勢を整えざるを得ない。そこからさらにクロウ・ベナウィが出陣して「マジかよ」となり、ウルト・カルラが出てきて「無理無理無理無理!」ってなる。ほんで最後のオチとしてオボロが出てきて「いやお前最後かい!」ってなる。いや、確かに強いんだけども! なんか本命っぽく出てくるタマじゃねぇだろ! まー、みなさんお強かったですね。

 夢の対戦はそれぞれ相手を見据えてベストマッチが次々に展開されるが、最終的にはハクが殲滅兵器として帰還して締め。逝ったり戻ったりでやたら忙しそうなハクさんだったが、向こうで引き戻す役がマロロ・オシュトルってのがニクいですね。まぁ、ハク目線だとそこが一番しっくりくるか。ちなみにキャストロールにオシュトルの名前がなかった気がするんだけど、今更そこに区別をつけるのも野暮ってもんかもしれませんね。ハクオロさんそんなところで退屈そうにしてたらエルルゥにまたどやされんで。

 てな訳で決着がつき、後は丸々エピローグに時間を使う28話。贅沢な造りだとは思うが、トータル4クール(もしかしたら6クール?)に渡る物語の総決算だと思えばこれでも短いくらい。ご丁寧に初代キャラの方も細かくエピソードが挟まれ、シリーズファンも納得の幕引き。……いや、贅沢言うならもう2倍くらい使っても良かったけどね。流石にそんなんやってたら間伸びしちゃうからシャキシャキまとめないと仕方がない。全員分触れる必要もなさそうなので印象的な部分だけ切り取っておくと、現役チームではヤクトワルト親子が今後どうなるかが気になりますね。聖上の片腕としてヤマトを支えていくことにはなるのだろうが……元々そんなご立派な出自でもない身だし、本来なら一番宮中の暮らしにそぐわない顔なのだが……アンジュがあの通りなので、シノノンがどんどん影武者として優秀な人材になりそう。……それでいいのか?

 ということで一番不安なのはアンジュ様ご一行でしょうね。そりゃ水戸黄門するのは楽しかろうが、おめーらが3人揃って諸国行脚してたら中央政治は大丈夫なんか? せめてムネさんだけでも政務のために置いてくるべきじゃなかったんか? 何気に2人も楽しそうにしてるし……キウルを置いてくるって手もあったのにちゃっかり弥七みたいなポジションになってるし……この国の中枢、ちょっと奔放すぎる。

 まぁ、奔放さで言えばトゥスクルの方も負けちゃいないわけだが、こちらにはベナウィという絶対安全装置があるので行政は問題なさそう。全てのとばっちりは最終的にオボロのところに行きます。今日も元気にオボロボロボロ。いまだにドリグラから「若様」って呼ばれてんだけど、こいつら今いくつなんだ? まぁ、年齢で言えば一番気になるのはアルルゥなんだけども……。結局あの口調は持って生まれた性格だったのね……隣にいるのがカミュなので適当なこと言っててもコミュニケーションが成立しちゃうのがなー。

 そうそう、カミュといえば、今回改めてウィツァルネミテアの封印という大きな仕事をこなしているのを見て、「そういやこいつも来歴イカれてんだよな……」ということを久しぶりに思い出した。神々がそこかしこで絡みまくる怪獣大決戦のお話なので、人の座に居座る連中もだいぶやばい作品であった。そして、そんな「神」の座から十数年ぶりに降りてきた……ハクオロさん。お疲れ様でございます。ま、絶対疲れてるのはエルルゥの方だけども。今後の共同生活で、たっぷりフォークを刺してあげなさい。こうしてきっちりエルルゥにもハッピーエンドが訪れる仕様、ご都合主義とはいえ、とても良いと思います。

 そして全てを締めくくるはクオンのお話。逝ったり戻ったりのハクには散々振り回されたクオンだったが、きっともう大丈夫。神様が不安定なのはこの世界の条理。それでも捕まえられるのが人なんだ。

 描く未来へと、つながる。

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 おじさん意外と字ぃ綺麗、第12話。まー、初めて見せる漢字だろうし、丁寧に書いただけかもしれないけど。ただ「嶋」の字のレンガ(でいいのかしら?)の位置がちょっと変。

 今回はメインヒロイン勢揃いで歪なハーレムアニメの真骨頂。Aパートはメイベルの独擅場。キャストに悠木碧を配置した意義がここで存分に発揮され、おいちゃんの無駄遣い有効利用で色んな歌を聞かせてくれる。残念ながら私はおじさんが歌わせたペポペポソングに全く思い当たる部分がなかったのだが、あれって分かる人には分かる曲なんでしょうかね。全国のセガ系列のゲーセンは今後は全国で悠木碧バージョンを流せばいいと思うよ。

 メイベルさんは基本デザインの時点で美少女なのだが、ヒロイン勢の中でも特にへちょ絵になることが多く、それが常に可愛いのがずるい。そこに悠木碧ボイスを乗せることでより強度が増していたわけだが、今回はそれをさらに歌唱という方向に先鋭化させてヒロイン争いの対抗としてグッと頭角を表してきた。まぁ、どう足掻いてもエルフさんには勝てないんだろうけど(そして藤宮さんにも勝てないんだろうけど)、別に勝てなくてもいいところがメイベルさんの強さである。定職につけないダメ人間でも、一芸に秀でてればなんとかなるよ。

 Bパートは、そんなメイベルの猛攻から巻き返さんとする、メインヒロイン・エルフさんの怒涛の反撃。すっかりおなじみになってしまったヤンデレ所作からの思い切ったデレへの振り切りがあまりにも阿漕すぎてひどいのだが、なんだろう、もうこの作品はこれで許せてしまう。多分、根が真っ直ぐな性格なもんだから、いつの間にか「おじさんが素敵な人かどうか」みたいな問題は二の次になっており、「一度追いかけた男なんだし、何がなんでも自分のものにしないと収まりがつかない」みたいな状態になってるんじゃねぇかなぁ……冷静に見て近づいちゃいけない奴なのは分かりそうなもんだし、こんだけ邪険にされても追いかけ回しているのは、本当に意地だけに支えられた言動に見えるのだが……まぁ、本人はデレてる時が一番幸せそうだからいいのかしら。

 次回で最終回なんでしょうか? 結果的には半年間のお付き合いになっちゃった作品だけに、終わるとなるとやっぱり寂しいね。

 

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SPY×FAMILY(第2期)」 ―→6

 とりあえず何事もなく走り切ったことについて、お疲れ様です。ちなみに調べたところ、厳密には今回のシリーズは「Season1の第2クール」というよく分からん区分らしい。鬼滅とかと違ってSeason2もすでに来年放送予定らしいのであんまり区分に意味はないと思うのだが……まぁ、そんだけきっちりスケジュール組んで作られているのが分かるってこと。

 元々原作ファンだったこともあって丁寧で贅沢なアニメ化に不満は無いし、このままのクオリティで走り続けてくれるなら本当に幸せなことだとは思うのだが、正直いうと今の売り方には一抹の不安もある。というのも、これも第1期からずっと言ってることなんだけど、「そこまで盛り上げてもらうような作品じゃないだろ……」という気持ちがずっとついて回るからだ。いや、別に作品がつまらんとかショボいとかいうわけじゃなくて、例えるなら「サザエさんやあたしンちを劇場版で作ってもしょうがないだろ」っていう話。一応ジャンプ漫画らしい縦筋のストーリーはあるから決して的外れではないし、コミック最新刊みたいにガッツリシリアスの流れがあるならこの売り方でも通用するのだが、セールスの広がり方を見るに、やっぱり「ほのぼのホームコメディ」の売り方の方がメインストリームなのよね。そして、それが似合う作品でもある。となると、大事なのは一発一発のインパクトではなくてなるべく長く愛してもらうだけの持久力。でも、持久戦に持ち込むには原作の尺が短すぎて、古き良き(?)ジャンプアニメにありがちな「原作に追いついちゃう問題」はどうにも解決のしようがない。そういう意味では、原作の完結が潔かった鬼滅って色んな意味でアニメ向きだったんだよな。ただ、鬼滅は鬼滅で「あまりにハイクオリティ推しでプレッシャーがかかり、製作ペースが流行りの波に追いつけなかった」という悩みがある。こちらの作品は製作ペースでいうなら矢継ぎ早のシリーズ展開なので完璧だ。

 結局、あれもこれもといいことばかりの商品展開なんて無いってことなのよな。とりあえずこのまま原作があるところまではアニメで走り切ってしまい、終わった後は原作に細々と続けてもらうか、どっかでスパッと終わらせるのが正解な気がするわね。「スケットダンス」みたいななんぼでも引っ張れるデザインだったらよかったんだけどねぇ。

 

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 地上波版だと第3クールまでシームレスで放送してくれるのね、第24話。てっきり今回が節目の回だと思ってたんだけど、年明けに一気に最終回までいけそうだ。ありがたいことです。

 というわけで節目でもなんでも無くなったので単なるトンチキ話になってしまったわけだが(元からそうだけど)、なんと今回のコンテ、古川知宏なんですよ。なんでここでいきなりおはちが回ってきたのかはよく分からんのだが、よりによって天才クリエイターの古川氏が担当した回が「チィーッス、ホィッス」だったという……。無駄遣いの極みだ。まぁ、クライマックスとなるミューミュー討伐方法をどのように表現するかってのは腕の見せ所ではあったのだろうが、あのあたりについては絵面がどうこういうより、「いや、そういうことじゃねぇよ……」っていうツッコミの方がどうしても上回ってしまうため、ただひたすらに理不尽に耐え抜くだけのお話になっている。

 前回から言ってる通りにジェイルハウスロックの「3つ」という制限は本当によく分からない設定になっており、「3人目の看守が現れたらそこから先はミューミューがまるで見えないものであるかのように扱われている」意味も分からんし、それ以前のエンポリオとのやりとりなんかも、何をもって3カウントで振り出しに戻っているのかもよく分からんまま話が進む。そうして「敵の能力がいまいち分からんのだが……」と困っていると、最終的に「もっと分からん方法」でもって徐倫が勝ってしまうのである。普通に考えたらこんなんクソ漫画だしクソアニメですよ。でも僕は荒木先生に超甘いので許します。むしろ「お利口な人なら絶対にやらないだろ」っていう展開を抜け抜けとやっちゃうその才能に嫉妬すらします。常人が到達し得ない領域、それが荒木節。ちなみに、6部の頃は友達とキャッキャしながらつっこめていたので荒木節も消化しきっていたんですが、7部ではそうしたコミュニケーションが取りにくくなって次第に食べきれなくなり、8部では完全に持て余すようになります。歳を取ったらジョジョの摂取量にも気をつけましょう。

 閑話休題、とにかくそうしてミューミューを打破し、いよいよ監獄から飛び出すことに。「石造りの海」というタイトルから飛び出し、連載当時は「もうクライマックスなんだなぁ」と、3部で言ったらペットショップ戦が終わったあたり、5部で言ったらコロッセオについたあたりのイメージだったのだが、6部の場合はこの後に刑務所の外でももう一悶着ありますね……賛否両論(???)のあの3人がいよいよ登場。次回どうなる、ほんとどうなる。

 

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「惑星のさみだれ」 5→2

 嫌な……事件だったね……。しばらくはランドマークとして歴史に残りそうな作品にはなったよな。「DYNAMIC CHORD」や「ジビエート」が引き継ぐ、クソクオリティアニメの継承者として。

 一応1点ではなく2点にしたのは、2クールを完走(?)し、物語を完結させたことに対しての敬意である。そりゃ原作があるんだから完走するに決まっているのだが、途中で投げ出さずに最後まで作り続けたスタッフに対し、誰か小さい声でもいいので「お疲れ」と言ってあげないと、本当に成仏できない。あとはまぁ、いくなんでも原作者が可哀想すぎるという同情だとも言えるかもしれない。関わった人間が誰一人として幸せになれなかったプロジェクト、世の中にはそんな悲劇がゴロゴロ転がっているのです。

 評点の中心はきっと皆さんご存知の通りのハイパー作画クオリティ。今期の作品で言えば下手したら「ヒューマンバグ大学」の方が良かったんじゃないかと思えるほどに、2クール一貫しての圧倒的クソ作画。本当に「原作の絵をつなげてとりあえず動かそうとしています」くらいの結果しか残らない、アニメと言っていいのかもよく分からない何か。これが放送されたのはある意味で令和の奇跡なのかもしれない。いや、でも逆にず〜〜〜と同程度のクソ品質で2クールやり続けるってのもすごい話だよな? 「話数によって作画にムラがある」みたいな状態なら東映アニメとかでよくある現象だし、力尽きて総集編を挟むという措置だって考えられたはず。しかし今作はほとんどそういう救済策を取らず、毎週律儀にやっつけ仕事の結果を報告し続けた。どこの誰がどんな罪を犯したら、こんな状況になるというのだろう。現代アニメの闇だったのかもしれない。

 作画の話ばかりしていてもしょうがないのでそこを考慮しないとしても、まぁ、あんまり面白い作品ではなかった気もする。特に序盤〜中盤でキャラがザクザク登場してサクサク死んでいくくだりとか、何か壮大な物語がやりたいという意図は感じられるのだが、あまりにも処理が雑すぎて全く悲劇にならない。多分、並の作画だったら4点つけてた気がする。でもまぁ、これもあくまで「たられば」の話だよね。独特のギミックがある戦闘シーンとか、きちんと描けていれば唯一無二の武器になって面白い画面が提供できていたかもしれないし、そうなったら多少詰め込み過ぎで雑なシナリオラインも誤魔化せたかもしれない。そもそも2クールでまとめようとして無理が出た可能性もあるしね。……作画のせいでさっぱり話が受け止められなかったせいで、シナリオのどこが不満だったのかもろくに考えられずに終わっちゃったんだよなぁ……。

 とりあえず、業界関係者はこれを他山の石とし、アニメ化を請け負うならきちんと責任を持ってやってほしい。誰も、クリエイターが不幸になる様を見たくはないのだから。

 

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「聖剣伝説 Legend of Mana -The Teardrop Crystal-」 5→4

 1話目視聴時の印象「なんも分からん、なんで今になって?」→最終回視聴後の印象「なんも分からん、なんで今になって?」

 結局、誰に何が伝えたいアニメだったんでしょうね? やったはずなのに忘れてしまった原作ゲームのことをちょっと調べてみたら、どうやらゲーム中ではいくつかの中心に据えられるべきクエストストーリーがあり、そのうちの1つがこの「珠魅」編だったらしい。つまり、本来ゲームをやると有象無象のサイドストーリーをちょいちょいとこなしつつ、いつしかこのストーリーの結末へと収束していく作りであるようだ。となると、このアニメを見るってのはまだらになったシナリオラインの端々をつまみ食いしてるような状態になるわけで……あんまりゲーム自体の面白さを伝える役割は果たせないのでは?

 そうして紡がれたお話は、物語の類型としてはとても普通というか、あんまり引っかかるポイントがなくて右から左に流れてしまうようなお話。一応は御涙頂戴の悲しいお話ではあるのだが、キャラがどんどん出てきて通り過ぎていくせいであんまり残らない。キャラの造形はモブに至るまでいちいち濃いのだが、そのキャラ造形の濃さにシナリオがついていってないというか、わざわざここまで際立った絵を描いてまでやる話でもなかったというか。お話を前に進めるのに労力のほとんどを費やしてしまったために、「この世界にはこんな愉快な連中がたくさん生きてるんですよ」っていうバックグラウンドを補強する時間がなかったのよね。それこそ、10年以上前のゲームのくせして現代ソシャゲアニメが抱えてる問題をそのまんま持ち出してきたかのような、そんな残念さがある。

 映像部分についても「キャラ造形の際立ちがすごい」とは言ったものの、それは元のキャラデザがクドいという意味であり、アニメとして際立ってるということではない。というか、イロモノ要素の強いごちゃついた画面については、コントロールしきれずに持て余してる感すらあった。色の数や絵の細やかさが売りになった当時のプレステゲームならばこれだけの鮮やかさを見せられる世界は純粋にセールスポイントになったのだろうが、アニメにした時にそれが見えやすいかどうかは全くの別問題。これがメディアをまたぐことの難しさか。

 キャストはやたらと豪華だったので聞いてる分には楽しかったのだが……それだけではなぁ。色々と勿体無いアニメ化だった気がするが、やっぱり根本的には「あんまりアニメ化に向いてる作品じゃなかった」ってことなんじゃないかなぁ。

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「虫かぶり姫」 5→5

 CV上田麗奈の金髪碧眼深窓の令嬢が可愛くないはずがないのでとても可愛い作品でした。CVが上田麗奈の陰キャが可愛すぎるという意味では、今作は「わたてん」の続編と言えないこともないですね!(言えません)

 一応の分類はなろう作品になるが、正直、あんまりなろう文脈で比較する意味はない。フォーマットで言えば完全に少女漫画ですからね。ヒロインに構ってくれるイケメン軍団、嫉妬混じりで嫌がらせしてくるサブヒロインたち、そしてそこにザマァすることで進むイチャイチャラブストーリー。うむ、完璧だ。基本的にこの手の作品は「女性向け」の設定が男目線だとあんまり飲み込めず、「まー、よくある話よねー」とスルーすることが多く、今作もメインプロットだけで言えばその印象は変わらない。「未来永劫爆発しとけばいいやん」というリア充連中へのやっかみが先に立つのは間違いない。ただ、そうした憎らしい感情は抱きつつも、「それでも受け入れられるかどうか」ってのはやはりメインカップルの説得力次第。今作は割と「受け入れられる方」というか、「まぁ、こんだけ可愛ければ陰キャだろうがKYだろうがモテるのはしょうがないよね」と納得できる方。まぁ、CV上田麗奈の時点で半ばこの結論が約束されていたようなものなのだが。

 一応真面目にフォローしておくと、エリィの「奥手だし陰キャ根性丸出しだけど芯は強くて才もある」というキャラ設定のバランスは悪くないと思う。「本を読み耽ってたおかげで得られた膨大な知識」でマウントを取りに行くという要素だけを拾えば結局はなろう主人公的ではあるのだが、エリィはその知識の出し方に遠慮があるというか、「自分なんかが差し出がましいのですが」という身分をわきまえつつも、お相手のクリスに求められる時、自分の大切なものに害が及ぶ時にのみ勇気を持って知識マウントに挑むのである。これくらいの立ち回りなら、少しずつ人望が集まって周りからヨイショされても納得できる範疇だ。あとはまぁ、結局は顔がいいから……。終始キャラデザが安定しててエリィは毎週かわいかったし、イケメンは毎週イケメンだった。こういう金髪碧眼がバリバリに魅力的なビジュアルになればこそ、中世ヨーロッパ風のファンタジー世界も意義があるわよね。

 まぁ、どこまで行っても「CV上田麗奈」以上の感想が出てこないのは私の業の深さではあるが、CV上田麗奈を求めて生きているみたいな人生ではあるので、CV上田麗奈が結論でも問題ないだろう。さて、CV上田麗奈って何回言いましたか?(CV上田麗奈)

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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