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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 海の生き物と同様に、オタクも急なスキンシップの熱量には火傷をする危険性があります、第4話。まぁ、まだまだ序の口、軽いもんだけども。

 着実に進んだ一歩。下の名前で呼べるようになるのは基本中の基本ですね。ただ、なんだろ、本作の場合にはそうした関係性の進展と、実際に水族館で行われるイベントとの繋がりがあんまり明確じゃないので、なんか複数の階層の話が別々に進行してるような、そんな微妙な座りの悪さはあるんだよな……今回のタッチプールと風花のアイドルバレ、関係あるっちゃぁあるんだけど、別にそこにくくるが責任を感じるような要素もなかったしなぁ。まぁ、単に「風花がどんどんがまがまの仕事に馴染んでるよ」ってことがわかればそれで充分か。

 ただ、今作で今んところ一番よく分からんのは、「がまがまの収益ってメインの客層はどこなんだろう」という部分。一応夏休み期間中みたいだから(コロナの無い世界では)それなりに客足が伸びることは期待できるんだろうが、なんかさ、見た感じでメインの客が地元民っぽいんだよね。沖縄にある小さな水族館で、しかも開館前に地元のババアが勝手に入ってくるほどに開けっぴろげな施設だとすると、あんまり地元民が足繁く通って入館料を落とすイメージってないじゃない。むしろこういう施設のメインターゲットって観光客のはずなんだよ。ただ、そうして観光客による増収を見込むにはタッチプールってあまりに地味だろうし、地元の子供達に宣伝したところで見返りは微々たるものじゃないかという気がする。頑張る方向性は「高校生館長が頑張れるレベル」に限定されるのでこれくらいが限界なのだろうが……流石に数百万の借金を返すのは相当ハードなんじゃないかなぁ。人件費もかなりかかるようになってるだろうしなぁ……。

 なんてよく分からない部分で心配が多いのである。まぁ、今回最大の見せ場は、「最後のシーンだけ風花とくくるの布団がくっついてる」って部分なんですけどね。

 

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 おっぱいとか好きならしょうがない、第5話。神谷ボイスだと何を言っても説得力があるのはずるいな。日本おっぱい党の代表だもんな。

 本作に関して、新番チェック時に「CGモデルに慣れてくれば楽しめるかもしれない」みたいなことを書いていたわけですが、割と早い段階で慣れていたことをご報告申し上げます。うん、そりゃもう早かった。2話目3話目あたりで「もう、このデザインはこれでいいんだよな……」と思えるようになっていた。内容がどこか絵本みたいなところがあるおかげで、CGのちょっと硬くて癖のあるデザインが、「そういうデザイン」として処理できる部分もあるし、女の子がたくさん出てくるようになると、ちゃんと全員に個性が与えられて見栄えがよくなっているのもプラスの要因。普通に「なんか可愛い童話」くらいの手応えで楽しめるようになっていますね。これでもうちょっとエロ要素が少なければNHKで放送されても問題ないくらいのレベルですよ。まぁ、そうならなくていいんだけども。

 5話目はこれでもかというくらいにヴィオラメインのお話。こちらもまっすぐで捻らない水瀬ボイスによる説得力に満ちており、あざと学で博士号を取っていそうなキャラクターも全く嫌味がないのが良いし、「背伸びして魔性を騙ろうとしているヴィオラ」が自然に「生きながら魔性のアリス」との対比になっているおかげで互いに魅力を引き立てあう形になっている。結局今作は全ての要素がアリスに還ってくる形を取っているので、どのキャラもアリスのために働いてくれているのがわかりやすいのである。それは坊ちゃんとて例外ではないな。

 まぁ、毎度同じような流れになるだろうから毎週感想書くのには向かない作品なのだが、ささやかな癒しとして楽しみに観てます。あとおっぱい。

 

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 「おっふ」じゃないが、第17話。まぁ、考えてみりゃあれも桜井作品だから問題ないのか……1期目ではシャミ子も出てきてたしな……。これでめでたくゆめちゃんは世界で2人目のおっふを使いこなせる女になったのである。

 さておき市ノ瀬地獄。もう、単にこれがやりたかったがためにわざわざ百合先輩が帰国したんじゃねぇのかと思うくらいだが、まぁ、多分アッキーにことの真実を教えられる立場が百合先輩くらいしかいなかったってのもあるかも。あのわずかな間で気付いちゃう百合先輩は流石ですな。他に誰1人(本人ですら)気付いていなかったというのに。ただ、どう考えても百合先輩はゆめちゃんと朝陽のことは知ってるはずだし、あそこで「頑張れ」っていうのはちょっと無責任すぎる気もするんだけども……まぁ、年齢で言えばまだ小学生の男の子のことだし、そこまでマジのアドバイスって感じでもなさそうだけどな。アッキーは自分の気持ちを教えられて、ここからどうしたらいいのだろう。

 どうしたらいいか困っているのはアッキーだけじゃなくて、いっそ一番困っちゃってるのはゆに様な気がする。ほんと、2期目に入ってからのゆに様はいろんなところがオープンになってしまったせいでかえって板挟みで苦しんでいる気がする。今回だって「姐さん」をどう扱うか決めきれてなかったし、ボスの知り合いの杉山くんとの関係もいまだに距離を決めきれてない感じ。アッキーがあの通りの破天荒なので、ゆに様もよって立つところがないんだよなぁ。別にアックムーに忠誠誓ってるわけでもないしなぁ。今回の件でゆに様は誰のことを一番に考えて、誰のために動くのかが気になったのだけど(少なくとも百合先輩の優先順位はアッキーやアックムーよりも低いことが伺える)、最後に「アッキーの話はアックムーには話せないにゅい」と言っていたことを考えると、やはり最優先すべきはボスの気持ちってことなんだろうね。そういうところで義理堅いのはゆに様の良いところですがね。ただ、あんだけおおっぴらにぶつかっちゃってるくせしていまだにちあちゃんを奪うためにパチパチブーを用意している意味がよく分からんけどね。もう、ダミーと取り替えたってバレるに決まってんだから、単なる誘拐にスイッチしてもいいだろうに。今後の展開で必ずパチパチブーがキーになる展開があるんだろうなぁ(パチパチブーの中の人もわざわざ準備してるしなぁ)。

 というわけで、幸いなことに「ちあちゃんのドリームパートナーが百合先輩」という、「市ノ瀬加那のギャラが2倍にならなきゃおかしいやんけ」みたいな案件は無しで済んだのだが、すぐに百合先輩がいなくなっちゃった今、果たしてちあちゃんのパートナー候補は誰が残ってるんだろう。アッキーってことはないよね? それだとゆに様が不憫すぎるもんね。流石に全然関係ないところに行くとも思えないのだが、そもそもドリームパートナーって必須項目なんですかね? このまま「みゅーが世話するドリーミーメイト」ってことでよくない? どうせ女王様たちは適当にしか地上のチェックしてないやろ。

 今週のダメな小ネタ:百合先輩が飛行機でロンドンに戻るシーン、中の人のせいで「北海道のDV親の下に帰るんじゃなかろうか……」とか思ってしまった。そしてぬいぐるみを拾う。

 

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ODD TAXI」 6→8

 すまねェ……すっかり忘れてた……。最終話の感想を書いた時点で満足してしまい、こちらの最終感想を書くのをすっかり忘れていた。この度、久しぶりに新番チェックのファイルを引っ張り出してきて「あれ? そういや最終感想ってどこでゴールしたんだっけ……」って思って確認したらゴールしてなかったっていう……最近さぁ、体力が落ちたせいで実際の放送と視聴のタイミングがズレてきてるし、さらに感想書いて上げるタイミングもズレてるしで、色々抜けちゃってるんだよなぁ……これが……老いですわ……リアルに怖い。ちなみに春クール終了時の最終感想の数は38本。まぁ、そんだけやってりゃ忘れることだって……ね。

 というわけで大失態だ。何が失態って、放送終了からしばらく経ってしまったため、流石にもう記憶が薄れてきているのではっきりした総括が出来なくなってしまったこと。今作は視聴後すぐにやらなきゃいけない作品だったなぁ……本当に申し訳ないことをした。いや、まぁ、でも割と世間からも認知されてたみたいだし、私がいちいち掘り返す必要もないか。毎週感想もあったしね。とりあえず、アニメオリジナルでここまで尖って魂のこもった作品が作られるという現代アニメ業界の状態にまだ安心できるということだけ言っておこう。ほんと、「Vivy」とこれっていう対極みたいなオリジナル2作品がそれぞれに面白かったっていうのは、アニメファンからしたら本当に大きな救いなのですよ。頑張れ日本のアニメ業界。まぁ、今作みたいな方向性は、なかなか2匹目のドジョウを狙うのも難しいデザインだけどなぁ。本当に紙一重だもんなぁ。

 

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 さて、ようやくたどり着いた今期新番チェックのゴールである。まるまる1ヶ月かかったな……こうして少しずつシーズンカレンダーが打ち破られていくと、これまで通りのくくりでアニメをまとめるのが難しくなってくるかも。

 今期新番チェックの本数は35本。これに前クールからの継続作品13本を加えた48本が今期視聴作品ということに……はならない。ごめん。すでに現時点で(何とは言わんが)2本切ってしまっているので、今期視聴本数は46本である。前クールが54本、冬クールが60本弱だったことを考えると、およそコロナの影響は関係なくなったと見てよさそうだ。まぁ、相変わらず頭のおかしな数ではあるのだが……まぁ、おかしいのは業界じゃなくて多分私の方なのだろう。

 さておき「マギアレコード」の2期目。大変申し訳ない話だが、ぶっちゃけ1期があまり身を入れてみられなかったので2期にもあまり大きな期待は持っていない。結局まどマギというレーベルを使ってはいるものの、どこまでいってもソシャゲアニメであることに変わりはなく、イマイチのめり込むことが出来なかったように記憶している。そしてその記憶も若干曖昧である。確認したらまだ1期から1年半も経ってないのだが……どんな雰囲気だったっけなぁ。

 そして、「まぁ、1話目を観たら思い出すやろ」と思って観はじめたら、「マギアレコード」じゃなくてどっちかというと「まどかマギカ」なお話だった。結局この世界線って本編とはパラレルって解釈でいいんだっけ? まぁ、本編ですらテレビ版と劇場版でパラレルだしな。とにかく微妙にズレたその世界を、改めてまどかサイド(ほむらサイド)から切り出すという1話目。実家のような安心感の久しぶりの展開に「あぁ、このあたりの流れからの新ルートなのかぁ」と1期のことなどさらりと忘れた上で初見の気持ちで受け止めていく。久しぶりのイヌカレー空間はやっぱりキモいし面白いのは間違い無いのだが……今回の作画、スタッフに狂信的さやかファンとかいない? 全体的に動画の質は高かったとは思うのだが、さやかの殺陣のパートになると「呪術廻戦かな?」みたいなとんでもない動画になっててびっくりしたんだけど。今回はずっとこのクオリティで展開してくれるってんなら評価も上がるだろうが……いや、シャフトにそこまでのものは期待してないよ? ただ、1期と違って今回からイヌカレーの統括の下に事実上の監督として宮本さんがクレジットされ、シリーズ構成には高山さんが合流している。改めて「イヌカレー風味」に加えて「シャフト風味」が強く押し出される回帰の物語になるんじゃないかと期待している。ほら、いうても「美少年探偵団」もシャフト画面だったおかげでなんとなく丸め込まれた感はあったし……。

 てなわけで、「ハードル下げとくから、ぜひ飛び越えてね」という体制で新たなまどマギワールドを待ち構えておきたい。今回はマミさんがどんな顔をしてくれるのか、今から楽しみである。

 

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○「ジャヒー様はくじけない!」 5

 このタイミングでまだ新番組が残ってるのよね……しかも最終的にアニメが3つ続く枠なんだけど、間の部分だけぽっかり空いてて、そこがようやく埋まる形になるという……謎である。単に話数が少ないのかしら?

 一言でまとめるなら「新たな大空直美作品」というだけで割と片がつく作品。その圧倒的存在感でもって作品を1発で作り上げるそらそらであるが、ここまでぶっ飛び系キャラではゆまちん、サターニャ、桐葉様、ちおちゃん、そして去年の宇崎ちゃんを経由してこちらにたどり着く形。魔界出身の不幸系女子も見たことがあるし、高飛車なロリババアだって見たことがある。そう、つまりここがホームグラウンド。それだけでなんとも言えない安心感があるし、逆に言えば新鮮味がなくて「見たことあるなぁ」という感じにもなる。まぁ、働いてる魔王様である。

 製作はSILVER LINKで、監督は湊未來。今期で言えば「迷宮ブラックカンパニー」と同時進行で監督をやっているが、最近は例によってスケジュールも色々とずれ込んでいると思われるので、実際に同時期に製作していたかどうかは分からない。映像部分は「まぁ、こんなもん」というレベルだが、ぶっちゃけ1話目はあんまりモーションのある場面が無かったのでいいのか悪いのかはよく分からん。まぁ、このくらいの雰囲気なら大きな問題はなさそうだが……それこそ「宇崎ちゃん」くらいの当たり障りのないラインで軟着陸しそうな印象である。サターニャ様くらいはっちゃけてくれればキャラが立って面白くもなりそうなのだが、ジャヒー様は変なところで良識的な部分があるので、あんまり振り切れないような気もするんだよな。

 その他おすすめポイントとしては、とにかく手堅く正解から全くズラそうとしないキャスティング。茅野&日笠のタッグは「NEW GAME!」の座組み(もしくはシンフォギア)の印象だが、今回は乳のサイズがきちんと中の人に合わせてあるのでなじみやすそう(??)。本当に、どこを見ても「いつも通りのキャラがいるなぁ」という印象ばかりなので、これを安心感と捉えるべきなのか、面白みに欠けると捉えるべきなのか……個人的にはどこかにもひとつくらい弾ける部分が欲しいなぁ、というのが初見の印象かな。

 なお、「ジャヒー様」を変換しようとすると「邪飛ー様」というアウトカウントが増えそうな変換になるというどうでもいい報告で締め。

 

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 舞台に出てるキャストに七海ひろきとか森なな子がいるの笑った、第5話。「もしかしてそういうキャスティングなのか?」と思って確認したら案の定ロミオ役(内海安希子)もジュリエット役(岸本望)も宝塚出身者だったという。すげぇな、もしかして俺が知らないだけで声優業界って宝塚派閥がめちゃめちゃ多かったりする?

 というよくわからないこだわりのキャスティング作品だが、まぁ、あくまでその辺のキャストはガヤ。メインで頑張ってる子らは別に宝塚とは関係ない。ただ、知らなかったので確認したら、今回主役を務めた山田役の佐々木李子は宝塚ではないが「アニー」の経験者であるらしい。多田葵とか富田麻帆とか、こっち関係から声優業に入ってくる人もたまに見かけますわね。まぁ、舞台と声優業はやっぱり近いところにあるからなぁ。

 そんなわけで山田の歌がうまいのは当たり前らしいのだが、残念ながら作中の山田がそこにたどり着くまでには色々とご苦労がある。今作における「魔境に入り込んじゃった一般人」枠として、様々なプレッシャーに押しつぶされそうになりながら必死に戦う様子が痛々しい。どうにも、メインの2人が完璧超人だったり底抜け能天気だったりするため、選ばれし者だけが入れる狭き門の中にいるということは忘れがちになりますね。今回は山田の姿を通し、更には声楽の先生のあまりにダイレクトなエールを通して、「彼女たちは、ちゃんと選ばれるだけの才能がある連中なんやで」という保証を提示した形になる。やっぱり入学できる人数が極端に少ないってことは忘れちゃ駄目よね。そりゃ「東大以上」と言われりゃそれだけで勝ち組よね。山田の立ち直りは思いの外早かったが、先生からあれだけ熱のこもった説得をされてしまったらしょうがない。この学校、職員室も無駄にキャラが濃くて面白いな。声楽の小野寺先生はその中でもひときわキャラが立ってる気もするけど、毎年こんな心温まる指導をしてくれているのだろうか。生徒が少ないからこそ可能な教育よねぇ。

 で、そんな山田の物語の脇で大きく様子が変わってしまったのが我らが愛ちゃんであった。作中ではあっという間に夏になっちゃったのでその間にさらさともちゃんとコミュニケーションは取れていたと思いたいのだが……デレたとたんに凄まじいポンコツ要素が飛び出してきたよなぁ……。まぁ、分かりやすくて良いですね。そして例によって「髪型が変わるヒロイン」はおしなべて良いですね。愛ちゃんの場合は別に理由もなく変わってるんだけど、こういう時間変化の見え方は分かりやすくて良いかも。

 

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 アメリ会長が実質シンフォギア、第16話。中の人的にももっと歌って戦ってるところが見てみたいもんですけどね。

 突然の記事あげなんだけども、2期に入ってからも順当に面白いのは間違いない作品なのよ。その上で、1クール目のロイヤルワン争奪戦とかは「まぁまぁ」くらいだったんだけど、ウォルターパーク編ががっつり少年漫画になってて、しかも今回みたいなめちゃ分かりやすい盛り上がりがあるもんだからすこぶる面白いのよ。アブノーマル連中の活躍、ロイヤルワンの時点でちらちら見せておいて、今回のバトルで全員分を一気に解放っていう手順を踏んでるのも分かりやすくて良い。王道展開をやってるのは間違い無いんだけど、その上で見せ方が考えられてるな、って思う。

 参加者全員に見せ場があるってのは、いうほど簡単なことじゃない。チームカルエゴの活躍なんかはいかにも用意された能力をそのまま活躍に結びつけました、みたいな感じはあるものの、それぞれのキャラからはみ出ていないので「友情・努力・勝利」をまさかのアブノーマルクラスの連中で見せつけられるし、最後に憎まれ口を叩きながら全部持っていくカルエゴ先生がきっちり株を上げているあたりが憎らしい。オペラの指揮力も含めて「大人って格好良い」が今回見せるべきポイントの1つだったんだろうけど、大人だのみで全部任せるんじゃなくて、きちんと生徒たちに活躍のチャンスがあるのがいかにもカルエゴ先生らしい配慮なのよね。

 そしてくろむちゃんの活躍をしっかり前振りにした会長初めてのバトルシーン。あんなに乙女なのにおっとこまえ。成績優秀才色兼備な会長のくせして、能力が意外にごり押しで、しかもよく見ればそれが「自信の裏打ち」を必要としているっていう部分で会長の性格に馴染んでいるという構造が面白い。まぁ、単なる筋肉ゴリラになっちゃうとバトル展開だと器用な活躍をさせにくいのだが……今回はオペラさんを解説に回すことでうまいこと見せ場を作れていましたね。オチの結婚話まで含めて完璧な立ち回り。やっぱり今作は会長のわたわたを見てる時間が楽しいや。

 次週、残る1チームからアスモデウス・サブノックの2人の見せ場か。この2人のタッグはありそうでなかったんだよなぁ。今回の面々以上の見せ場が作れるかな?

 

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 能力も発動せずに世界の全体像をつかもうとしてるラジタニが一番やばいやつなんじゃないか説、第3話。あいつは能力を持ってるんでしょうかね。敵に回した時に一番やばいタイプなんだが。

 毎回1つの世界で1つのルールや1つの能力をフィーチャーしていく展開になっていくわけだが、今回は特に新規で能力のお目見えを行ったやつはいなかった(土木工事の現場で木を引っこ抜いてたやつは一応気にはなるが)。あ、あと指光ってるやつもいたか。まぁいいや。とにかく今回は「能力」じゃなくて「ルール」の方。人的な欺瞞が介在しにくいのはルールの方なので、その調査の過程で長良と瑞穂の関係性を掘り下げるだけの余裕が出来た。正直、瑞穂を巡るお話は一通り終わったと思っていたので、こんだけがっつり活躍(?)する展開になったのはちょっと意外。そして、思った以上にメインキャラの関係性がギスギスしてるのも意外。瑞穂目線だと一応長良は猫を助けてくれた恩人ではあるはずなのだが……まぁ、そんなつながりだけでこの極限生活の中で何日も信頼は維持できないか。結局、長良のいまいち煮え切らない性格が仇となり、ずけずけものをいうタイプの瑞穂とはすれ違いが生まれてしまったようだ。まぁ、瑞穂が憤慨していた理由が「長良もなんかできると思ってたくせしてやたら自己肯定感が低くてつまらねぇ」って感じだったので、長良が主人公らしい動きを見せ始めれば、この関係性も改善していく気はするんだけども。メインヒロインは希なのか瑞穂なのか……。

 今回の見どころはやはりルールで現れた巨大な暗幕の視覚的処理だろう。突然空間を引き裂いて暗幕が出現する(というか、暗幕に世界が描かれてる)様子はまるでマグリットの描くシュルレアリスムの世界のようだ。世界を繋ぐ扉の発想はかなり超現実の見せ方にこだわっているみたいだし、そのあたりのデザイン性を寄せることは意識しているのかもしれない。こういうアニメならではの無茶苦茶を視覚的に楽しい現象として見せてくれるのは良いね。そして、その暗幕を吹き飛ばすのにも一役買った謎のグッズシリーズ。あれも誰かの能力で生み出しているものなわけだが……もしかしてあれがラジタニ製なのか。そういや前回も瑞穂とトレードするために変なガジェット作ってたしな。やっぱり攻守にわたって最強なのはラジタニ。

 そして、いよいよその正体が見え始めた主人公・長良の能力。彼が持っている資質はどうやら世界渡り。つまりはプレインズウォーカーである。彼のおかげでいろんな世界が発見できたってのに、その恩恵を勘違いしちゃってて必死に強がっている朝風がなんかかわいそう。まぁ、結局こいつもこいつであんまり性格良くなかったからなぁ……一度能力でマウント取っちゃうと、そっから負けを認めたくない気持ちはわかるんだけどさ。

 

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