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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 きちくのしょぎょう、第5話。いいんやで、お互いの自撮り写真が流出して……的なやつもあるんやで。

 新キャラ本格参戦。この時代にまさかの金髪ツインテ佐倉さんキャラという要素盛りすぎ感のある「3人目」、その名は二暮堂ユリア。「にぐれどう」ってすげぇ名前だな。ゴッドマザーに心酔していたが故にみこの存在を知り、そこから彼女の事情を半端にしか汲み取れなかったもんだからアンジャッシュのすれ違いコントみたいな状況に陥ってしまうという、ある意味でみこ以上の不憫キャラである。まぁ、全般的に責任は本人にあるからしょうがないのだけど。しかし、こんだけ分からせ甲斐のある佐倉さんキャラも久しぶりだな……やっぱりCVに馴染んでいるので、涙目敗走が気持ちよく決まりますね。いや、でも冷静に考えると佐倉さんはこの手のキャラはそこまで多くないのか? ちんもぎさんのイメージが強すぎただけかも知れん(何年前の話だ)。

 霊能力が微妙に足りていないせいで結果的に分からせられる側に回ってしまったのがユリアだが、不幸キャラが出てきたからってみこの不幸がなくなるわけではない。例によって「人には見えない」ことから窮地に立たされ、加えて「半端に見える」奴なんか現れたら危険度は増すばかり。未だかつて出会ったことがなかったピンチを前に、彼女が繰り出したのはまさかのスリーパーホールド。裸締めってプロレス技の中でも割と熟練度が試される技で、いきなり素人がやってそんな綺麗に落とせるわけがないんだよね……。私が知ってる限り、きちんと締められる一般女性なんて、プロレスあがりの某声優くらいしか……。まぁ、みこさんにはよほどそういう才能があったということだろう。素人は真似しないようにな。

 Bパートはまさかの「2週続けてお父さん死んでるやん」展開。でもまぁ、一応若干のひねりというか、前回とは違う切り口だったのであまり天丼っぽさは無い。正直、今作は「完全に出落ちやん」と1話目あたりで思っていたので、こうして5話目でもそれなりに楽しめている時点で充分という話もある。「おっかなくて見られないかもしれん」って言ってたけど、あんまり「大音量でドーン!」みたいなびっくりさせる演出も入らないから、意外と怖がらずに見られてるしね。ちなみに、毎週一番ビビるのはエンディングの入り。

 

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 謎の! 質が! ゴツい! 第5話! いや、なんかもう、「俺たちは雰囲気でトレジャーハントしている……」みたいな状態になっとる。

 前回の石の産地探索の時点で「ずいぶん行き当たりばったりで運任せの旅だよな」とは思っていたが、一応、産地を訪ねて製品の出所を知るっていうのは意味があったし、整合性が無くもなかった。そこからジャンヌダルクという不条理へとつながり、謎は現実と空想の狭間へ飛び込む……という感じで予想していたのだが、なんかもう、一気に空想に飛びすぎた感があるぞ。

 オルレアンが実際にどんな土地なのかは分からんが、多分あんな大量の横穴をあけまくった採石場はない気がするし、その奥に掘り進んだら地下神殿なんて絶対にないのだ。そこが今作でのオリジナルの「空想」要素ってことになるんだろう。そして、そんなぽっと出の巨大地下遺跡は何故か周りの住民には一切感知されず、フェナが「昔来た」ときからほぼ手付かずの状態で残っている。さらに、謎の「座標」を残すためにやたらと手の込んだ機構が仕組まれており、フェナはその機構の存在自体を知らないはずなのだが、そこに辿り着くまでの順路は何故か知っている。どういうこと? そこまで微細に記憶が埋め込まれてるなら、もういちいちガラス板持っておりて行かんでも、座標そのものを教えてもらってりゃよかったのに。フェナの記憶という便利すぎるアイテムは「そういうもんだからしょうがない」と言われれば本当にどうしようもない部分ではあるのだが、流石に「なんでわざわざドキドキ謎解きイベントをこなさないと先に進めないようにデザインされているの?」って部分の説明は欲しいぞ。でないといくらなんでも理不尽だし……。

 そして、さらなる謎の存在となったのは敵対する女海賊団である。てっきり、こないだの街ではたまたまぶつかっちゃった同業他社というだけなのかと思ってたら、どうやらフェナの血筋とは何やら因縁があるご様子。「エルドラド」というキーワードも登場し、なんかよく分かんないけどそれがワンピースみたいに世界のどこかに隠されている設定になっているようだ。この時代だとすでに黄金の国・ジパングも開発済みだし、もう世界に黄金郷は残っていない気もするのだが……。

 というわけで、謎のデザインが本当に「勢い重視で理屈がよく分からない」状態なので、周りのキャラ達も振り回されて大変そうである。雪丸、これ以上ストレス貯めたら本当に体壊しそうだな……。

 

 

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天使の需品将校/Angelic Quartermaster
 空飛ぶ「ガヴォニーの銀鍛治師」。ただ、自身が対象に取れなかったりする部分が微妙に違うので、より近い言い方にするならレアリティをあげたおかげでサイズアップに成功した「探検の猛禽」。コストも鼓舞能力も完全に同じで、2/2から3/3へ。あまりにわかりやすいレアリティ差別である。3/3フライヤーは最近だとリミテッドでも「まぁ、普通だよね」っていう程度で一方的に3/4に負ける環境なども出てきたが、そこに鼓舞2がついてれば文句の出ようもない。的確に戦線に脅威を追加しつつ、大きく盤面を変えることができるのはそれこそ現在も「銀鍛治師」が証明してくれている。わかりやすく方向性を決めてくれるアンコらしいアンコである。

 


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(ドーンハルトの霊)/Dawnhart Gesit
 死してなお、祝祭を完遂しようと奮闘する健気なドーンハルト民。そのためにクリーチャータイプは「スピリット・邪術師」という珍妙なものになっている。どうやら今回の降霊は「表がクリーチャー、裏がエンチャント」というパターンになっているらしく、そのエンチャント面を応援するためのカードが結構な数印刷されている様子。また、スピリットとエンチャントを同時に応援するカードなどもあり、「ご先祖様は姿を変えても見守ってくれてるんやで」という神聖なつながりを示唆している。で、こちらはそんなご先祖が出てくると2ライフもらえるという癒し系。およそ戦闘での活躍は見込めないが、じっくりゆっくり、腰を据えて降霊戦術に臨む下支えとなる。流石に統率者のエンチャントデッキとかに入れたいかと言われると、地味ではあるが。

 


 
(神聖なる憑依)/Hallowed Haunting
 神話で提供された、スピリット&エンチャント総合応援団の本部長。いきなりテキストの書き出しが「7つ以上」の時点でなかなかのふざけっぷり。いきなりハードル高すぎるやろ。しかし、下のテキストまで読み進めればそこまでスパルタでなかったことがわかり、とりあえずエンチャントが唱えられればご褒美として「味方の数次第でどんどん強くなるスピリット」がもらえる。これなら、もうデッキにエンチャントさえ入れとけばいいか、という気にさせてくれる。正直、どんだけ頑張ってもリミテッドでは限界があるので使いこなすのは難しい。構築クラスで今の環境にエンチャントデッキが出てくるかというと……流石に厳しいかなぁ。統率者デッキならエンチャントフィーチャーのものもたくさんあるので、そうしたデッキには期待の大型新人である。
 
 
(祝福されし者の声)/Voice of the Blessed
 レアになって超超超強化された「アジャニの群れ仲間」。2マナというお値段は据え置き、ステータスも増強能力もそのままに、「4個以上乗ったら警戒と飛行」という現実的な強化が施され、イメージとしては同じくライフゲインデッキで活躍した「セラの高位僧」に近い。そしてその下のテキストは……まぁ、読まなくていいんじゃないかな。12/12飛行警戒破壊不能は、ゲームに勝つとかそういう次元の話じゃない。その前に11/11飛行警戒の時点で勝てって話だ。現状でもライフゲインデッキはそれなりにコマが用意されていたが、このクリーチャーはそんなデッキの支柱となりうるだけのポテンシャルがある。「フォーゴトンレルム」の白緑、そしてウィザーブルームの連中と力を合わせる時だ。
 
 
未来の目撃/(Watch the Future)
 これまた「なるほど」と思わせるデザイン。「墓地からライブラリにカードを戻す」は青の持つカラーパイの1つだし、「ライブラリを覗いてカードを手札に入れる」(濾過)効果も青の得意技。その2つを組み合わせた結果、墓地掃除に「衝動」を足した単純なカードが完成した。実質的にはこの2つの効果に特にシナジーはないのだが、もし自分の墓地からカードを戻していた場合、シャッフル後に見た4枚の中に今戻したカードが入っているかもしれない。それこそが、「あ、さっきお会いしたカードがまたくるんですね」という「未来の目撃」なのだ。「だからなんやねん」と言われたらそれまでだが、ちょっと面白い体験にはなるんじゃなかろうか。「衝動」としてはだいぶ重いが、相手のフラッシュバックなどに対処しつつアドは失わないので一応渋いサイドカードとかにはなるだろうか。多分、すぐに未来に会えますよ。私は「奉納」で戻した「賛美されし天使」をそのターンのうちにもう1回出されたことがある男ですからね。(このエピソード、死ぬまで何度でも言い続けるからな)

 


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 ヒステリックボインババア……第3話。なんかもう、キュンとしちゃうわね。嬉しいとか可愛いとか悲しいとか以前に、なんかキュンとする。

 今回の焦点はとにかく王女のあれこれである。ヒリング王女って名前からしてそうなんだ、っていうのは言われてみれば当たり前のことなのかもしれないが、さすがに1話2話であんまり名前では認識してなかったからな。確かに「単純な意地悪継母にしちゃ、なんか微妙に空気が違うところがあるような……」っていう引っかかりはあった気もするのだが、こんなにもダイレクトにツンじゃなくてデレだったとは思わなんだ。

 彼女の心中、考えようとすると色々大変なのよね。後妻として王室に入り、やっと打ち解けた先妻の子はいろんな意味で面倒臭い奴。そこにめでたく子供ができて、普通に考えりゃ、「実子が可愛いし先妻の子なんて滅してしまえ」は(当然とは言わないまでも)自然な流れ。普通の家庭でもそうなのだろうから、跡継ぎ問題が絡んでくる国王の息子ともなればそうした傾向はさらに強くなるだろう。そう、やっぱり「普通に考えれば」王女にとってボッジは邪魔なのである。

 でも、この人はそうは見ていなかった。変わらぬ思いでボッジに接しており、何とか彼には彼なりの人生を生き抜いて欲しいと考えていたようだ。ボッジによくしている側面と、ダイダに王権を委ねた判断がどのようなバランスになっているのかはまだ分からない。普通に考えると「いくらなんでもあのボッジに政権運営はきつかろう」ってんで良かれと思って玉座に座らせなかったのだろう。やや過保護にも見えるかもしれないが、まぁ、ボッジの現状を考えれば致し方ない。その方が国が丸く収まるのは目に見えているのだし、ボッジのやる気も「旅に出たい」と同じように無茶なわがままといえなくもない。先王の意思を曲げてでも、安全で無難な選択肢を選んだ彼女の行いは責められまい。

 問題になるのは2点。1つは、そうした王女の良かれと思った気持ちがボッジに伝わりにくいということ。しかしこれは今回の一件でどうやら解決した。そりゃね、この距離感で母子として接していれば、遅かれ早かれちゃんと気持ちは通じますよ。それなのになんでそこまでデレるのを隠そうとするかというと……。

 問題の2つ目、ダイダのやつがちょっと……なぁ。いや、私も次男坊なので「なんだい長男ばっかり」という気持ちは分かるし、自分が優れているのだという自信が裏打ちしていたら多少鼻持ちならない奴になっちゃうのはしょうがないと思うのだが、どうやらダイダさん、母親の想定よりもだいぶ残忍な性格になっていたみたいで……蛇使いの人、ほんとにとばっちりで死んでてかわいそうすぎる。そしてそのダイダのヘイトが次にどこへ向かうのか。普通に考えると「もう1人の王位継承者」たるボッジは亡き者にしたいかなぁ。あとは、そうしてボッジを「逃してしまった」実母がどううつっているか。……余計な悪寒を感じないで欲しい……このお母ちゃんで息子といざこざがこじれまくるのは本当に勘弁して……。だからわたしゃ「母親」が絡むお話に弱いんだってば。加えて王女の中の人ガチ恋勢なんだよ。幸せにして欲しいよ。息子さんもだいぶ大きくなってるんだよ(中の人の話)。

 

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 中の人パワーの凄まじさを満喫中……第4話。山井さん、そりゃヤバいやつなのは知ってたけど……アニメ版は勢いのあるセリフと映像のおかげで4割増しくらいでヤバくなっている。

 何を差し置いても日高里菜。この現場、近距離パワー型のキャストが多いんですよね。なじみ役のりえしょんはもちろんだし、声のパワーだったら上理役のゆきよもハード。油断するとすぐに「持っていかれる」だけのフィールド。そんな中ででかいお当番回を任される山井さんは……出力を抑えてる余裕なんて無いわけで。そりゃもう壮絶でしたわ。山井さんは今後もずっと舞台装置として機能していく重要な友達の1人。メインでかき回すお仕事はひとまず今回くらいかもしれないが、作品世界をがっつり固めるために文句なしの傷跡を残してくれたのではなかろうか。アニメになると「アクセルをベタ踏みするシーン」と「古味さんの筆記シーン」で緩急が激しいから、いちいち振り切れるイロモノ展開がちゃんと独自の持ち味になっているのが良いなぁ。

 そして今回は新キャラ・まけるが参戦。シーンとしては一発だけだったが、みている間は全然気づかなかったのが、CV・前島亜美という事実である。あみた、いつのまにやら役者としてのステージを確実にあげてるのよ。やっぱり舞台経験を重ねて発声が強化されてるのがでかいのかなぁ。

 

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 さぁ、予定通り、空前絶後のタイミングでスタートする「真紅の契り」のプレビューです。正規セットの発売が9月と11月(と2月)という頭のイカれたリリーススケジュールを提供しやがる集金係のWizards社が憎い……。いや、でも新しいカードがガリガリ正規の環境で作られて環境が変わっていくのはたのちい……。どうしたもんでしょうかね。わたくし、9月は割と余裕があったのでフルでスポイラ書けたけど、今回は通常業務との並行作業になるので、リタイアする気満々でございます(一応、アニメの改編期と被らなくなったのは救いですがね)。さて、イニストラードの「追加セット」となる今回、同じ環境に「2つのパック」は久しぶりの展開だが、いったいどんなグレードアップがなされるものか……。

 

 

 


○新ギミック
・「訓練/Training
 クリーチャーが持つキーワード能力で、「このクリーチャーが、これより大きなパワーを持つ1体以上のクリーチャーと攻撃するたび、このクリーチャーの上に+1/+1カウンターを1つ置く」というもの。一目見て分かる通り、ボロスが生み出した教導能力の裏返しのような効果になっている。教導と違って自身のステータスが低いところからスタートできるのでウィニーの構造とそこまで大きな齟齬は生じないが、自軍の布陣次第では当然頭打ちとなる。誘発の安定感だけで見ればそこそこレベルだろうか。また、効果は強制なので場合によっては集会能力と噛み合わなかったり、逆にきれいに噛み合ったりと妙なシナジーも起こりうる。当然クリーチャーの数が必要になることから考えると、イメージとしてはやはり白緑の人間向けで、パワーの高い赤との共闘なんかも見据えた効果と言えそうだ。

 


 
・「濫用/Exploit
 「タルキール龍紀伝」からの再録キーワード。「このクリーチャーが戦場に出た時、クリーチャーを1体生贄に捧げても良い」という、それ単体ではほぼデメリットのみの珍しい能力である。もちろん、これを持つクリーチャーのほとんどは「あなたがこのクリーチャーで濫用した時」という文章が続くことになる。もともとは青黒のシムルガル氏族に与えられた特徴だったし、今回もどうやら青黒ゾンビに与えられている様子。つまりは腐乱トークンの新たな利用先が大量に提供されるということに。いわゆるサクり戦術の幅が一気に広がりそう。

 


 
・「切除/Cleave
 独自に「切除コスト」が設定されており、そのコストで唱えた場合には、なんと「カードテキストの一部を切り取って解決する」という素っ頓狂な能力。「カードテキストを直接いじるとかどんだけメタな能力?!」と驚いたが、思い返せばイゼットが開発した超過能力も「テキストの「target」を「each」に読み替えてね」という能力だったのだから、全く新しい発想というわけでもないのか。いや、でもやっぱりカードデザインが何とも珍妙なので……実物見てもらった方が話が早い。「角括弧の中の記述を削除する」っていうルールテキストは斬新だ。パターンとしては、切除すると強くなるタイプもあれば弱くなるタイプもあるだろうし、「1つのテキストでモード選択を与えよう」というだけの話なのでカード自体はそこまで目新しいものではないかも。1つ気になるのは「なんでこれがイニストラードのギミックに?」という世界観の部分で、「悪いものを切除する」的なニュアンスなのか、それとも単に肉屋の包丁でぶった切るイメージなのか。おそらくあまり色にこだわらずに色んな呪文に採用されるだろうし、もしうまくいけば今後も再録されるギミックになりそうだ。

 

 


・「血・トークン(Blood token)」
 新たに登場した汎用トークンで「(1)(T)、カードを1枚捨てる、このアーティファクトを生贄に捧げる:カードを1枚引く」という効果を持つアーティファクトトークン。手がかりトークンよりも起動は1マナ軽いが効果はドローじゃなく赤ルーターに調整された。当然吸血鬼関連のカードに紐づけられているため、赤っぽい能力なのはフレーバー面というよりはシステム面での都合だろう。そのままでも手軽にルーティングできるので悪い素材ではないが、今回はこのトークンを色んなコストや参照値として使い倒すようである。ちなみに、過去に「血文字の羽ペン」という「血液カウンター/Blood counter」を参照するカードがあったのだが、何故か日本語訳は「血液トークン」ではない。チトークンて発音しにくい気がするのだが、何でこうなったんだろう?

 

 

 


以下はカードの個別レビュー。

 


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 「子育て体験する」と言われただけで即座に頬を赤らめた風花さんの脳内……第16話。いったい何を想像したっていうんですか。破廉恥な元アイドルめ。

 「その設定は反則だろ」という禁止カードを思い切り出してきた感がある南風原。過去にどんな軋轢があったとて、「母の強さだから」と言われてしまったら、もうみんな引っ込むしかないやないか。子育て女性の労働環境に関する問題、そんな簡単に解決する問題じゃなくて、労働者側も雇用側ももっともな言い分があるから迂闊に触ると火傷するんよ……今回のお話の場合は、幸いにしてティンガーラが超絶ホワイト企業だったおかげで角が立たなかったけども……これ、今の日本だったら南風原がもう一回同じような仕打ちにあっても全然不思議じゃないからね。そして、その場合に今度は「子供のこと隠してたお前が悪いやんけ」と言われてしまうという……うーむ、厄介だ。

 かくいう私は多分にマザコンの気があるので(日本人男性の大半はそうだと疑っていないが)、今まで「幾ら何でも強く当たりすぎじゃない?」と思っていた南風原について、「実は必死に子育てと両立させていたシングルマザーでした」と言われたら、そりゃ目にも留まらぬ速さで手のひらを高速回転させて擁護に回りますよ。そりゃしゃーないやん。彼女のツンケンしたあの態度も過去の痛手から学んだ過剰な防衛反応だったと言われれば納得するしかないし、その上で「やっぱ水族館好きだから」と言われたら作品のテーマ的にも悪いところは1つもない。そして、そうなると相対的にくくるの方が黒めに見えてきちゃうのも致し方ないところで……今回もろくに他人の事情も考えずにいきなり他の部署に乗り込んできて言いたい放題言ってたのは流石に印象悪いもんな。そのあとの「理解するための努力」についても、南風原さん側からしたら「知らんがな」っていう話だし。まぁ、いきなり初対面の赤子を預けられたら絶対に詰むんだけどな……あれは無理やって。ほんまに。私は基本的に「男と女のどっちの仕事が大変か」みたいな議論には口は出さないが(そもそも男の仕事もろくにしてない身だし)、育児に関しては別次元だと思うとる。あれはマジで尋常な神経で乗り越えられるタスクじゃないわ。妹夫婦の激闘を目の当たりにして以来、世の子育てパーソンは全員尊敬します。頑張れ南風原。

 まぁ、幸いにして風花あたりの緩衝材もうまく働き、くくると南風原もある程度は関係改善。これを契機にがまがまアレルギーも解消してくれれば良いのだけどね。今回の騒動でちゃんと折れてくれるあたり、南風原さんも結局いい人だよなぁ。悪いやつが1人もいない良い世界。悪いのはくくるの要領ばかりである。

 ところで、空也は女性ばかりの飼育部にヘルプで入って仕事できたんだろうか……。

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 こういう展開もあるのか、第4話。突発的に出てくる叙述トリックに弱い勢。

 まぁ、「見える」っていうのがテーマなんだからこういうネタもできるかもなぁ、ってのは漠然と考えてはいたのだが、まさか4話という早い段階で、しかもこれだけ重要な(?)キャラでぶっこんでくるとは思ってなかったのでちょっと笑ってしまった。当たり前のようにやってたけど、よくよく考えるとなんとも物悲しい展開ではあったよなぁ。

 一応、その穴埋め(?)の形で今回は「家族」というのがメインテーマになっていたらしく、けしからぬ弟君のお話も掘り下げられている。姉が雨宮天で弟が花守ゆみりとかいうわけのわからん姉弟で、彼自身はさっぱり「見えない」みたいなのでお姉ちゃんの奇行についてどう思っているのか気になるところだが、少なくとも現時点では何も気づいていないようだ。おかしな様子のねーちゃんの言動を全て常識の範囲内で処理しようとしているため、姉の影に感じられる気配はとりあえず男のせいにしてみる。そして、それが気になるからちょっかい出しに行って、よくわからん形での報復を受ける。こんなエロい一家があっていいものかと思うが……弟君、おいくつくらいなんでしょうかね? 精通が済んだ年齢層であの様子だとちょっと性癖歪むってレベルじゃないぞ。見える子ちゃんも、散々友達のおっぱいに文句言ってたくせに、自分だって決して少ないわけでもなかったし……エロ・ホラー・そしてトリック。3拍子揃った作品である。まぁ、毎回注視しようとは全く思わないけども。

 

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