最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
先生からしたらたまったもんじゃない、第6話。あんなちょろっと怒られただけで済んでるのは、相当理解があって優しい先生だぞ。普通に考えて、安全面での責任問題やら何やらが発生するので、先生目線だと今回の小熊の暴挙は本当にありえない。そんな無茶をしちゃうくらいの青春だと言われればそれまでだが……どう見ても「わざわざバイクまで旅先で行けることを見せつけたくて、風邪ひいたって嘘ついた悪い学生」にしか見えないんだよなぁ……。 カブへの狂信、ここに極まれり。これまで謎に包まれており、そして今後も解明されることがないであろう、小熊と礼子のカブに対する病的なまでの想い。今回もそれが迸っており、しまいにゃ小熊は「ずっと変わらない、変わりたくない」とまで言ってのけている。ちょっと前までカブ無しで平々凡々とした人生を送っていたが、バイク1台で人生が変わったと豪語している奴が何をのたまっているのだという気もするが、それくらいに小熊にとってのカブは「日常」になり、「自身」になってしまったのだろう。冒頭で語られた地味なレベルアップの話とか、もう、正直知識が無い人間からしたら「ほーん……」くらいで終わってしまう話題である。小熊自身も「あんま変わってない」とは言っているが、その語り口や、わざわざ触れているという事実から「私とカブ」の関係性が日々更新されていくのが嬉しくてたまらないようである。その気持ちは構わないが、周りの人間に迷惑だけかけないように頼むぞ。 そして、カブへの狂信は何も小熊と礼子の2人だけに限った話ではない。いや、まぁ、そこに限った話だからこうしたアニメが作られているのだろうが、2人の代弁者たる製作スタッフの執着もなかなかのもの。正直、中盤の「ひたすら小熊が旅程をたどるシーン」は山も何も無いシーンなのだが(山登ってるけどな!)、もう、とにかく画面上に「走るカブ」を描くことだけを目的に画面が動き続ける。パーキングのカブ、水辺のカブ、ちょっと一息つくカブ。そこに軽く女子高生をひとつまみ。もう、それだけの世界。本当にこの世界はどんな理で成り立っているものかと不安になってくるわ。 ところで、小熊が風邪ひいたの、絶対普段の食生活が原因だよな。
PR 実は作中人物の中で一番大局が見えてるのドブなんじゃないか説、第6話。みんなして人生が複雑怪奇すぎてどこに共感目線置いていいのかがわからんのだが、計算高さが一番理解しやすいのがドブ。他の連中は職業的な悩みとかがどうあがいても理解の追っつかないところがあるのでなぁ。今回サブタイトルからするとホモサピエンスの2人が中心的な展開なんだろうけど、流石にコンビ芸人の悲哀は察するにも限界があるでなぁ。 今作の感想を書く上で一番悩ましいのは、そうして視点を1つに定めることが出来ないということ。一応「主人公」は小戸川だが、彼を中心に物語を見ようにも、これだけ状況が散逸していると限界がある。各キャラクターの視点を1つずつ切り取ろうにも、どんどん人間関係のネットワークが複雑になっていくので、押さえるポイントが定めづらい。先週までの時点で頑張って線を引いて「1本につながった!」と思ったら、またいきなり支流が伸びて別なラインがつながったりするのよね。今回でいえば全く予想もしていなかった馬場と二階堂のつながりなんかが一番わかりやすい。「そこラインできるの?!」ってんでこれまで見てきたシーンも一気に認識の書き換えが必要になったりする。もう、てんてこ舞いよ。 でもまぁ、今回は流石にキャバクラでの事件を中心に見ていくしかないだろうね。前回時点で「宝くじに当たった男」の話題は確かネット上で出ていたと思うが、それがまさかの小戸川とのライン形成。10億がそのまま転がり込むエンディングにはならない気がする(つまりボーイの今井にはどう転んでも悲劇が待ち受けている)と思うのだが、ここで10億という具体的な数字が出てきて、経済面での悩みを抱える人間にいくばくかの解消の可能性が出てきたことは注目に値するだろうか。でもな、白川の借金300万をドブが握りつぶしそうだから、現時点でそこまで金の問題に執着する人間もいないんだけどな。 むしろ気になるのは、そうして偶発的に小戸川がキャバクラに引き込まれたところで襲撃を選んだ田中の思考。すでに自宅を特定しているのだから、田中目線で考えるなら独身男が一人自宅で寝ているところを襲うのが一番手っ取り早いはず。何故かそれをせずに、衆人環視のキャバクラに飛び込み、一番目立つ形での「宣戦布告」と相成った。事前にタクシーを襲撃していることを考えるなら、本当に「いつでも襲えたのに」あえて店内に乗り込むことを選択しているのだ。これがさっぱり分からない。 この田中の奇行に振り回されているのは当然視聴者だけではない。例えばドブはこの襲撃の中心が小戸川であるということを見事に看破してみせたが、当然動機は分かっていないし、自分の拳銃との因果もつかめていない(何しろ偶然だからな)。その上で、犯行形態から「自己顕示欲が強い」と分析していたわけだが、田中の目的に「顕示」は含まれておらず、ドブの読みが外れているということになる。さらに、渦中の小戸川だって何故自分が田中に狙われているかなんてわかるはずもない。ドブとの密談前までは、おそらくそのスジのものが自分にプレッシャーをかける目的で行っていると推察したのではなかろうか。だからこそ、その後のドブとの取引で彼から明確な恫喝が出てこなかったことを意外に思ったはずだ。ドブの手筋であるなら、きっと襲撃の後に「こんなことされたら困るよな」という匂わせが必要だったはず。それがない状態でドブから「共闘」を持ちかけられたとなると、小戸川目線では別な敵を探さざるを得なくなる。無関心・不干渉を貫く小戸川がいよいよドブとつながってでも動かざるを得なくなったのは、そうした全容の見えない状態への恐怖があるのだろう。 まぁ、それにしたって小戸川さんはクレバーではあるのだが……彼も長い人生を相当「非モテ」寄りで歩んできていると思うのだが、その割に女性に対するアタリに容赦がない。今回の白川との対話、そりゃ自分が「騙されて」浮かれていたという悔しさが先立ってはいるのだろうが、あの状況で取り付く島もなく白川を斬って捨てるトークの展開は、単なる非モテでは絶対できない取り回し。まぁ、その後のドブとの対話でやっぱり白川を切るに切れない優しさも見せているわけで、あそこで精一杯振り払って見せたのは、白川に人生をリセットさせて立ち上がって欲しいという気持ちの裏返しでもあるのだろうが……。 とにかく1人1人のキャラの生き様が濃密で、どこに視点を置いても他を取りこぼしてしまうことが気がかりである。垣花とか、もうどうしようもないところまで転げ落ちてるのでなんとか拾わなきゃいけないはずなのだが……いや、もうアウトやろ。次回予告でボコられてたし……借金まみれのパチンカスを救う手立てはないよなぁ……。
朝陽の変身イベントがクッソ雑に処理されてて笑う、第5話。まぁ、朝陽は前クールラストですでに変身してるからね……。 ところで、ここまでに悪夢の国の女王さまとお空の上の女王さまの名前って公表されてたっけ? 今回キャストロールを見てたら前者が「ライラ」で後者が「ルシア」って表記されてたんだけども……。いつのまに設定されてたんだろう? 他にもキャストロールに注目して見てると、例えば新キャラとなったちあちゃんの中の人が留学してお役御免になった百合先輩の中の人だったりする。これは事実上、「百合先輩はもう出ませんよ」という解雇通知みたいなものか……まぁ、杉山先輩すら登場機会がめっきり減ってる状態なら、それも致し方なしか。声質的に、なんか知らんが一番ちっちゃいはずのちあちゃんの声が一番理性的に聞こえるのはどうしたもんだろうな(みゅーの声はもう奇跡みたいなもんだからな)。そして、今回一発屋として登場したのかと思ったらまさかの次回以降にまで引っ張ることになりそうな謎の新キャラ(新アイテム??)の名前はパチパチブー。中の人はなんと赤尾ひかる。これ、マジモンの新キャラになってしまうのでは? みゅーたちサイドにだけ援軍が加わるのがずるいと判断してゆに様側にも新戦力を追加した結果……なのだろうか? そりゃね、つぎはぎだってゆに様が作ったぬいぐるみからの誕生なのだから、同じ軌跡をたどったパチパチブーが新キャラとして定着してもなんの不思議もないわけだが……一眼でみんなから「なんか怪しい」って言われる新キャラってどうなのよ……。 勢い任せで内容が怒涛のように押し寄せるのは、一週休みを挟んでも変わることはない。今回は2期目の改めてのスタートとなる「新キャラ登場回」なのだが、例によって「何故新しいぬいぐるみが落ちてきたのか」には何一つ説明がない。まぁ、れい君が遣わされたときだって別に説明はなかったわけで、お空の上の国から見れば、単なる流し雛みたいな行事だった、という可能性もある。ぬいぐるみが「赤ん坊」という属性を持っているのも妖精たちの単なる気まぐれなんじゃなかろうか。「地上に落ちた時=誕生」という等式は成り立たないはずなので、今回幼い姿で落ちてきたことには何一つ理由がないんだよな。まぁ、ぺこっちビスケットを食べればすぐに「人間の年齢で3歳くらい」までは育つかもしれないが……(正確な情報ではないので確実じゃないわ)。ことこ先輩、そんなところで学術的な正確性を担保するのやめろ。 結局、ちあちゃんの新しいパートナーはしばらく見つからない気配なので、「空から降ってきたぬいぐるみが事実上のパートナーとしてぬいぐるみの面倒を見る」というわけのわからない状態に。もう、ゆめちゃんがおばあちゃん扱いなのでは? 猫が猫育てていいなら、もういちいち空から放りなげずにお空の上だけで完結させとけよな。マジで世界観が謎すぎるのである。今更である。 謎といえば、やっぱりアッキーのモチベーションがいまいち理解できない部分はあるのだが……こいつに道理を求めるのが無駄なんだろうなぁ……。そういう意味では、まだ道理が通じる部分もあることこ先輩はマシな方なのだろうな。いや、おんなじ箱に入れてしまっていいのかわからんけど。ことこ先輩からしたら、まずは研究すべき対象はぺこっちビスケットなのでは?
エミリコの「ぷくー」が可愛い、第5話。「表情があること」に意味がある生き人形の表情が良いのは良い(語彙)。 やっぱり先の展開が(一回読んだにも関わらず)気になるんでちゃんと原作買おうかなーと考え始める今日この頃。なんだろうね、この動きは少ないけどちゃんと緊張感がある感じ。やっぱり1話目から注目していた「シャドーの方は表情芝居が出来ないというデメリット」をうまく昇華して持ち味にしているのが今作のおいしいところだと思う。個性的なシャドーが出揃い、それぞれに生き人形を引き連れてのお披露目イベント。顔の見えないシャドーを理解するためには人形の表情を見なければいけないという作中世界の根源的な要素がきちんと面白みに繋がっていて、ケイト以外のペアはその連携を見ていればやはりどこか「似ている」部分が接続できていることが分かる。「今、どんな顔をしているんだろう?」と思った時に人形の方の表情を照らし合わせて「こんな感じかな」と想像するというのは新鮮な行程なので不思議な面白みがあるのだ。 そして、「照らし合わせ」のバリエーションが増えていくと、今度は相対的に「照らし合わせにくい」ケイト・エミリコペアの個性が引き立ち、2人の関係性に注目したくなってくる。ケイトは不機嫌になればススが出るので分かりやすいのだが、そこに必要な「不機嫌なエミリコの顔」という情報が、今のところ存在していないのだ。常にケラケラ笑うかしょんぼりするかと表情豊かなエミリコだが、これまで困ったり悲しんだりはしたものの、「怒る」という表情を見せたことがない。そのため、ケイトが一番必要としている(?)「怒り顔」が再現されないのである。この対比が矛盾したかのようにこのコンビの個性を際立たせているのだ。 他のペア連中も、「似ている」とはいえまだまだ半人前だからだろうか、ちょっと危ない趣味を持ってる(?!)サラ・ミアペアのような完璧な「顔」の任を果たすところまではいっていない。そのため、ちょっとしたズレがそれぞれのコンビの在り様をうかがわせるというのはケイトが分析していた通りである。どのペアも半人前とかいう以前に人としてどうかしてる部分もあり、シャドーの文字通りの闇の深さがどこかから滲み出しているようにも感じられるし、表面的なコミカルさはそのまま受け止められることによる「どこまで笑っていいんだろう?」みたいな不安定な進行は良いスパイスになっているんじゃなかろうか。 次回からお外に飛び出しての庭園迷路。こっからがまさにジャンプ漫画っぽい展開になっていくはず。今まで以上にドタバタするエミリコに注目だ。
突然知らない人からスタートして困った、第7話。アッパー気味の種さん見るとなんか知らんけど不安な気持ちになることがあるんだよな……今期はフルバとか異世界魔王とか、それなりにアッパー(?)役もあるはずなんだけども。 というわけで、残念ながらグレイス事件があまりにもあまりにもな状況だったため、ヴィヴィは壊れてしまっていた。自己防衛のために一度落ちて、フリーズから再起動したら一部重要な記憶データが欠落していたようだが、それでも使命は失われず、ついでに道すがら色々と便利なアプリをダウンロードしてる履歴だけは残ってたもんだから、思いの外再起動後の人生がうまくいってトントン拍子でシンガーとしては成功していたと、そういうことなんだろうか。「正史」のヴィヴィは鳴かず飛ばずで博物館に押し込められていたわけで、まさかの珍道中のおかげでシンガーとして成功しちゃったこの世界線も……なんだか複雑なもんである。今回の「このヴィヴィ」が歴史的に正しい姿なのかどうかはよく分からんけども……これもまた歴史家か。こうも正史から離れてしまうと、どこまでがマツモトの計画通りで、どこからが狂ってしまった結果なのやら。 少なくとも、記憶デリートで一旦リセットしちゃった時点でマツモトの計画はいっぺん白紙になったんじゃなかろうか。当初の計画では最後に遂行する部分までをヴィヴィと共同でやるつもりだったと思うのだが、予定がいろんなところで狂った結果のメガフロート事件。そこでついにヴィヴィにも限界がきちゃったもんだから、「あとはもう、ヴィヴィは放っておいて自分だけでなんとかしたろ」ってのがマツモトの修正後の案だったと思われる。まぁ、それで任務が遂行できるならヴィヴィの人生の邪魔にもならないのでWin-Winだったと思うのだが……まぁ、話はそんな簡単じゃないわな。未だ因縁があるんだか無いんだかよく分からない例の男の面影を見つけて、ヴィヴィは埋もれた記憶の端緒を見出してしまった。「歌を歌うためには失われた記憶をなんとかしなきゃならん」っていう目的意識はいかにもヴィヴィではあるのだが、そうして使命に対してまっすぐなのも良し悪しということだろう。 運命のいたずらで再会しちゃった、互いに顔を合わせたくもなかった2人。しかし、記憶がなくなり当時のひでぇ扱いも忘れてしまったヴィヴィはぐいぐい来る。行かなきゃいいのにガンガン行く。おかげでマツモトもしぶしぶ関係性を認める羽目に。まぁ、ヴィヴィのピンチを放っておけばよかったのに無視しなかったあたり、マツモトだって悪いやつじゃないのだろうけど。結局腐れ縁は続き、再び事実上のバディとなってしまう2人(マツモトさん、こないだよりもボディの材質が随分柔らかくなってません?)。そして次のミッションはオフィーリアの自殺防止とかいう、これまた斜め上のタスクであった。今回、まるでその名前に呪われているかのように何度も水を浴びせかけられるオフィーリア。普通に考えれば、使命を絶対遵守するAIが自殺など選ぶはずもないのだが……シンギュラリティのエックスデイまで、おそらくあと30〜40年といったところ。さて、歴史は今どこにいるのやら。 なんかキターーーーー!! 第6話。いやまぁ、第2作なんだから「そういう」展開もアリかもな、とは思ってたけど……まさかお前が来んのかい、とは思ったね。まぁ、誰が来たところで世界の拡張&崩壊は待った無しなんですけどね。さぁ、ようやく全容が見え隠れして、エンジンかかってきた。 しかし、そんなラストシーンに至るまでの展開はやはりいつも通りに、いつも以上に「らしい」作劇である。ほんと、今作の世界はグリッドマン時代から隠キャの隠キャらしい描写がうまいというか、何気ない人と人とのすれ違いのストレスみたいなものをつっつくのが上手い。もしかして初代グリッドマンの武からの系譜なんだろうか? 今回、おっちゃん目線で特に刺さるのは暦の経験したあれこれである。暦がここまでの人生をどのように歩んできたのかは仔細には語られていないのだが、とりあえず現時点での立ち位置がもうほんとに他人事に見えなくて……一番気になるのは、稲本さんとの飲み会、どういう風に会計してるかなのよ。普通に考えて、相手はパートやってる主婦だからそこまで金回りがいいとはいえないはずで、「中学時代の同級生」って関係性を考えると、よくて割り勘なんだよ。そこは男のプライドで、幾ら何でも奢ってもらうってことはないはず。そして暦は現在稼ぎがないはずで、そんなにしょっちゅう飲みに誘われると経済的な打撃がでかい……はず。世の中の33歳はちょっとした飲み代くらいでそこまで動じないだろうが、無職は動じるよ? 1円でもケチりたいし、「必要もねぇ飲みとかに誘うなよ」って思うよ? それでも暦がホイホイ飲みについてったのは、稲本さんに対して「何か」をぼんやり期待していたというか、貴重な女の子との接点を失いたくないための措置だったと思うのだが、そこに3人目となる「旦那」が現れ、しかも隠キャが一番接しにくいタイプのキャラだったことで暦さんの安寧は完全崩壊だよ。あれでさ、旦那がわかりやすくウェイだったりしたらむしろ諦めもつくし、相手のせいにできるから楽なんだけど、旦那が「普通にコミュニケーション取ろうとするそれなりの社会人」なのがタチが悪い。どう考えても隠キャ人生送ってきた自分の方に責任があると思っちゃうし、稲本さんに文句をいうわけにもいかない。ただひたすら自己嫌悪の渦に飲まれ、世間に対する不満ばかりが募っていくのである。 そんな暦も、なぜか周りは女の子ばかり。偶然の出会いは敵サイドの紅一点・ムジナさん。またこの人もいい女っぽくてね……どうしたらええねん。さらに稲本さん・ムジナさんといい女に囲まれてるセンパイをじっとりと見つめるちせちゃんの感情も処理しきれるもんじゃなく……ちせちゃん本人に聞いたらその感情は完全否定されるものだが、やっぱり無視できないものがあるんだろうなぁ……ちせちゃんの過去にはおそらく学校での人間関係のトラブルが関わってて、今の生活スタイルを考えるとそんな彼女を受け入れてくれたのがセンパイ。だから2人の関係性も無視できないもので……あぁもう、どしたらいいのさ。 さらに、ユメのお姉ちゃん調査も次第にそのどす黒い全貌が見え始めている。今回提示された動画、また丁寧に「それっぽい」内容になってるのが残虐でね……隠キャいじめて何が楽しいんだよ。いや、そもそもユメのねぇちゃんは隠キャってほどでもないだろうに(妹の性格考えると人間づきあいに難があった可能性はあるが)。塞ぎ込んじゃうユメさんに対し、ヨモギはクラスの女子といつも通りの(?)接し方。あっちもこっちも、いわく言いがたい微妙な感情が渦巻いておるわ。今回何かが吹っ切れてすっきりしたのってムジナさんだけじゃん。 そうして、どこもかしこも感情迷路な地獄絵図には、怪獣だってパワーアップするよ。ダイナゼノンチームの連携がガタガタになっているところに登場する、これまでの倍強そうな巨大怪獣。街の破壊規模はこれまでの比ではなく、もう間違いなく「この街は単なる街じゃないんだろうな……」ということを予感させる崩壊ぶり。そして、そんな「街の設定」を裏打ちするかのように飛来する突然の巨影。そう、グリッドナイトさんだ。いや、アンチくんだ! ……まぁ、中身がアンチかどうかはまだ確定しないけども。とりあえず世界が接続し、この世界も「何かの中」であることは保証が得られた形になるだろうか。だとして、前作との接続はまだ分からないのだが……是非とも神様を登場させましょう。巨乳で、性格の悪い、神様をさ。
まだまだ知らないルールはあるよ、第6話。こうして視聴者に無理のない範囲でのルール説明だけをこなしつつ少しずつ教えてくれるのはありがたいのだが、練習試合とはいえ実戦に加わってる宵越がろくにしらねぇでプレイしてるのは流石に問題がある気がするな。宵越、別にバカなキャラじゃないんだから簡単に全部のルール教えておけばいいのに(まぁ、視聴者に対する配慮なんだろうけどさ)。 今回新たに追加されたルールは「ローナ」。ただ、追加されたってのは語弊のある言い方で、前回「ストラグルされた選手は退場だよ」と言われた時点で、「えっ、じゃぁ全員が退場になったらどうなっちゃうの?」というのは当然の疑問として立ち上がってくるものだった(実際俺も思った)。その答えが、「全員退場したら相手が2点ボーナスの上で仕切り直し」というもの。なるほど、言われてみりゃさほど難しいものでもない。ただ、こうして色々とルールが加わっていくのを見ていると、なんだか当初のカバディのイメージからどんどん離れているように感じる。そりゃま、何にも知らない素人が漠然と持っていたイメージがアップデートされるのだから差が生まれて当然なのだが、単なる鬼ごっこがベースのくせして、確かにこれは考える要素が多い難しいスポーツだ。 「ストラグルで退場」というルールがあることで、防御側プレイヤーは次のレイダーを保持するためにもどのように相手を捕まえにいくのかを考えなければいけない。例えば攻守に渡って優秀な選手が1人いたとして、その選手が万一ディフェンス時にストラグルされてしまうと、次の攻撃で出すことができなくなる。そうなれば陣内でもなるべく触られにくい位置に置きたくなるが、ただでさえ狭いコートの中、守備側が陣形に縛りを設ければますますやれることが制限されてしまうだろう。ノウキンの場合はレイダータイプとディフェンスタイプの選手がはっきり分かれているのでまだ見やすいが、現実にはそんな明確な区分なんてなかろうし、どのようなフォーメーションで攻守をやりくりするのかはかなり考える要素が多そう。こうしてみると、攻守がはっきり分かれる野球みたいな競技性は意外と日本人向きなのかもしれない(そしてスポーツ漫画向きなのかもしれない)。 今回はそんな攻守の妙をお互いに展開しつつも、それらのしがらみを打ち払う強豪プレイヤーである高谷が振り回すという格好。高谷は攻守で満遍なく活躍するが、両校の部長という化け物レベルのプレイヤーでも、やはり攻め向きとか、守り向きとか、特性があるために常にやりたい放題とはいかないのが面白いところだ。いや、まぁ、やっぱり部長の能力はおかしいとは思うが……流石に実際の競技イメージで近い選手ってのは実在していると思うのだが(そうであってほしい)、部長のプレイスタイルを現実で見たらどんな印象になるんだろうな。 エターナルの重み、第5話。特にまさおの場合、「永遠性」というものが死因にも直結しているテーマになっているので……なんか、泣ける話だよな。 リリィお当番回。1期でも良いお当番話をもらっていたリリィだが、その出自の特異性もあり、今回はまた色々と考えさせられるような、良いエピソードをもらっている。しかし、そんなリリィの話に絡めて盛り込まれた中の人要素が気になってしょうがなかったりもする。そう、今回のテーマは「永遠の子役」。まさおはその永遠を否定されたことによって死んでしまったわけだが、皮肉にもそれが故にゾンビとなり、改めて永遠を手に入れた。決して歳を取らずに子役であり続ける星川リリィ。「彼女」の手に入れたものは、まさおが望むものだったのか。まぁ、幸太郎の様子からみるに、このゾンビの身体も決して「永遠」と接続しているわけではなさそうだが……。 そんなリリィと対峙したのは、天才子役大空ライト。そして中の人は高山みなみであった。決して永遠とまではいかぬが、すでに30年近くもず〜〜〜っと「体は子供」を続けている彼女こそがまさに「永遠の子役」にふさわしいのは間違いないだろう。どれだけ頑張っても戻れない「子供」の檻に縛られた彼女の声が、リリィにとってどのような意味を持つものか。輪廻の輪から外れてしまったゾンビたち、フランシュシュ。そして永遠に歳をとらない1年の中で大人に戻る道を模索し続ける名探偵、江戸川コナン。そんな対決が今回の目玉……だったのかどうかはよく分からない。 ちなみに、コナンがらみで埋もれがちではあるが、ライトが演技を披露した際に見せた「計画通り」も大胆なネタだったことはきちんとお気づきだろうか。最近はもうネットミームとしても昇華されたおかげで誰が使っても定型として処理されがちだが、元を正せばこの台詞は「DEATH NOTE」夜神月のものである。そう、「ライト」である。そして、そのCVは巽幸太郎その人だ。今回幸太郎は全くいいとこ無しで消えていったが、今回ライトが披露した「計画通り」は、そこから派生して幸太郎のところまで接続している可能性があるのだ。現在のフランシュシュは、彼の「計画通り」にことが進んでいないようであるが……。 そのほか拾う要素は全部リリィがらみになるが、個人的に推したいポイントは、彼女が高座にかけた(高座ではないが)演目がよりにもよって「子はかすがい(子別れ)」だったことだろうか。もちろんこれは幼少期のまさおの記憶と結びついた「家族愛」の物語であるというのも重要なポイントだが、この演目、落語の中では難度が高く、真打クラスで初めて演じられる大ネタであるということが大切だ。およそ素人がちょっとした演芸会でかけられるようなネタではないのである。あの番組で1人頭何分くらいの枠をもらえているかは分からないが、これをきっちり形にして演じきった時点で、どれだけリリィが本気で仕事に取り組んでいたかが分かるというもの。純愛コンビに隠れて目立たないが、実は芸能人としての意識を常に高く持ち続けるという意味では、リリィこそが本当のプロアイドルだったりする。 |
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Thraxi
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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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