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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 朗報、トレセン学園の自販機にはマウンテンデューがある、第11話。まぁ、おんなじ自販機にコーラもポカリもマッチもあるから「どこのメーカーだよ」って思うけども……。

 このタイミングでまさかのお話になった。珍しく一切涙腺を刺激しないはずのお話だと思うのだが、私の涙腺はもうおかしくなってるので今回も泣いた。だってもう、テイオーの感情の塊が……わけ分からんようになってもうてる。なんかさ、出会った直後には毎回交差してすれ違っていたテイオーとマックイーンが隣同士で座ったりしてて、なんならそこからお互いに膝を向き合わせるようになってるって、どうしたらいいか分からないじゃない。その感情に名前をつけないでほしい。レース回とは全く違うベクトルで感情が揺さぶられるが、その絶対値は決して引けを取らないお話だ。なんだろ、ほんとに欲しいものを全部くれる製作スタッフだな。勘弁してくれ。

 テイオーが復帰を決意し、そこからいきなりレースってわけにもいかないからワンクッション挟む目的でのお話だろうか。せっかくなのでテイオー自身の手でライバルたちを調査して、改めてラストランへ挑む前のキャラ紹介と準備の意味も込めているのかもしれない。まぁ、その偵察の中にツインターボは入ってなかったけども……。ターボはもう多分前回で仕事を果たしちゃったんだろうなぁ。個人的には授業中爆睡してるターボもそれはそれで可愛いんですが、隣の席からなんともいえない表情でそれを見守っているネイチャの方がかなりのダメージを残していきました。ねぇ、その表情は何? 何の顔?!

 ライバルキャラの紹介ってんで、前回レースでちらっと出てきたビワハヤヒデが正式参戦。というか、その参戦の仕方でいいのか。本作はそこまでギャグに振り切れてる作品でもないし、他作品のパロディみたいな方向性でのネタ回しはほとんど見られなかっただけに、いきなりぶつけてきて思いっきり最後までやり抜かれると呆然としてしまう。なんでそこだけいきなり切り取ってきたんや。しかもオチとして「いや、別にこいつそこまで賢いわけでもないからな?」みたいな部分を担保しているのがニクい。ソシャゲアニメなんだからキャラがいっぱい出てくるのは当然なんだが、どうにも今作は短い時間でビシッとキャラを印象付けるのがうまい気がするんだよな。次のレースが今から楽しみですな。

 そして最終的にはテイオーとマックイーンのデート回というとんでもない地雷に踏み込みに行くわけですが、その前段階としてキタサンとダイヤの「幼女百合」を展開して見事なジャブ(致命傷)を見舞う。もちろん作中の意義としては「テイオーに2人の関係性を客観的に見せることで、自分とマックイーンの関係性を気づかせる」っていう意味があるわけだが、それにしたって、そんな幼女で大丈夫か? 大丈夫だ。問題だらけだ。

 何しろ当のマックイーンは、別に「そういう方向」でテイオーを理解していない。いや、別にテイオーだって純正の「そういう方向」のキャラではなかろうが、マックイーンの感情が最初から強すぎるのだ。テイオーの意識とマックイーンの意識は最終的に同じレベルにたどり着くが、そこに至るまでにテイオーがこんだけ悩んで、最終的にマックイーンの背中を捕まえる形なのだ。どうにも、大西沙織キャラってのは抱える感情の総量が大きすぎる傾向にある。まぁ、当人があれだけピーキーだからしょうがないとも言えるのだが……。

 だってさ、口についたクリームを云々のくだりとかさ、単純に「クリームついてるよ」でちょろっと取っちゃえば普通のシーンなんだよ。なのに、マックイーンの場合は「自分で取れますわ」でいっぺん拭って、その上でまだついてるんだよ。ほんで、さらにそのあとそのクリームがどうなったかは明確には描かれないんだよ。おかしくない? そんな匂わせ方ある? 直接何かを描くより、描かない方が罪深いってことをわかってやってるんだよ。スタッフもマックイーンもさ! 最低だよ! 助けて!

 ……スペちゃんの腹を数えて落ち着くんだ……(もりもり食べるライスも可愛いですよね)(ダイイングメッセージ)。

 

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 この期に及んで未だに腹抱えて笑わされるんですよ、第45話! 悪夢の女王様、まさかの初対面がそれってさぁ……シリアス維持し続けてる杉山先輩がかわいそすぎるやろ……。

 急転直下、いよいよ悪夢チームがゆめちゃんたちにその毒牙を伸ばし、自分たちの居城へと招き入れる算段となった。割とダイレクトに誘い込んじゃう杉山、そして来るの分かってたはずなのに全然準備してねぇ女王様。せめてそこは連携とれよぉ!

 すでに秋口の段階で存在が割れていた悪夢のお城。あの時は結局立ち入らずに去ってしまっていたわけだが、ことここに及んで飛び込まざるを得なくなった。いや、ごめん、別に飛び込まなくてもよかったはずなんだけど……飛び込んだ理由はぺこっちのおやつのりんごである。おめぇ、イチゴ狩り行くっつってんのになんでおやつにりんご持ってきてんだよ。頭どうかしてるやろ。まぁ、イカれてるってことは平常運転ってことだけどさ……。今回も相変わらずのノンストップっぷりで、特にイチゴ狩り近辺はばら撒かれたボケというか、伏線(??)というか、そういうものが1つも回収されずに前に前に突っ込む姿勢だったもんだから……ときわちゃんのクライミングなんてのはほんの序の口で、クライミング時の岩壁になんか怪しい絵が描かれてる部分はスルー。「ドリーミーメイト専用いちごがり」という謎施設も当然スルー。いちご食べてる時のまいらがぺこちゃんだったのは「ぺこ」との合わせだろうか。まぁ、いつものあぽーんの一環っていうだけかもしれないけども。ドア越しでも聞こえる圧倒的あぽーんの絆。

 そして、今まではっきりと確認する術が無かった気がするのだが、いちご町(漢字表記だと一五町なのね)の全景を山から見ると、いちご山から見える距離に海が広がっている。やっぱり山も海もある町だったのね。となると合宿所も割と近いところにあったのかな。そんで、霧が晴れたことでラスボスの城に入れるようになったってのもお約束といえばお約束。中盤くらいにラスボスの居城が見えてるけど入れなくて、最終的に「あぁ、やっぱりここだったんだ」って踏み込むのは割と昂ぶるシチュエーションですよね? まぁ、残念ながら朝陽がお利口だから途中で帰りかけちゃったけども……。そこで慌てちゃう時点で悪夢の女王様のキャラ、もう崩れることは確定してたのね。

 洞窟内に用意されたリビングスペースと濃厚な悪夢の瘴気。ゆめちゃんはともかく朝陽も何故か耐性があり、残りの3人だけが悪夢へととらわれてしまう。最初に倒れたときわちゃんと3番目のことこ先輩はちゃんとソファに寝っ転がったのに、まいらだけ地べたにぶっ倒れてるあたり、扱いの差が感じられて良い。そして飛び込んだ悪夢の中では、これまたRPGなんかではおなじみの「バラバラになってパートナーを探す」という展開。それぞれにきちんとパートナーを見つける方法が違っていて、多分ちゃんと合ってるのが偉いよね。今回肉球認証使いすぎな気もしたけども。

 そして再びの対峙となるゆめちゃんとナイト仮面。ただ、残念ながらここまで思い切り引っ張ったはずのその正体は、ゆに様のうっかりのせいで秒でバレてしまうという。そんな正体判明ありかよ……。流石にゆに様が喋っちゃった時には「ヒッ」て変な声出たわ。別に杉山先輩は何も言わないだろうってのは分かってたんだけど、「絶対にゆに様が死ぬほど気に病んじゃうやつだ……」って思って胃が痛くなった。まぁ、今回のことは残念ながらゆに様が100悪いからなぁ……かわいそかわいそにゅい。しかし当然杉山先輩からの叱責はなく、あっさりと仮面を外すことになるナイト仮面。その早さでとるなら最初からつけて出てくんなよ。しかし、「黒きドリーミー」とかキメッキメで出てきたのに、あっさりと仮面はずしちゃえる杉山の胆力も凄まじいよな。普通だったら恥ずかしくて逃げるだろ。この胆力を相手にするのはゆめちゃんでも荷が重いかもしれんな……いや、そもそもどうやって戦うのかも全然分からないんだけども……戦わない? うん、そんな気はする。だって女王様が2人してぽやぽやだって判明しちゃったんだもの。

 このままつつがなくハッピーエンドに転がりそうだなぁ。今回の百合先輩が超絶美少女だったので、ぜひ彼女が幸せになれるエンディングおなしゃす。

 

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 指示を出されるとちゃんとお仕事をする人なのです。有能なので。まー、こっちはほんと、女性編に比べると仕事量は半分くらいでそんなに大変じゃないからねぇ。あと、例年男性編が付録でつく声グラ4月号は男性声優の特集がメインになってることが多かった気がするのだが、今年は何故か巻頭にかやのん特集が大々的に組まれていて幸せな気分になれる。

 さておき、せっかくなので去年からの蓄積の意味も込めて数字を確認しておくと、今年度の掲載人数は607名。去年が595名だったので12人増。女性編の48名増と比べれば本当に可愛いもんである。女性編が「48人増えての955名」、男性編が「12人増えての607名」。こうして比べると、女性編を地獄と見るべきか、単にパイが少ない男性の方が生きづらい世界なのか。それは声優さんになってみないとわかりません。

 勝手なイメージとしてやっぱり男性編の方が平均年齢が高いかな、と思う部分はあり、おなじみの面々が変わらずに名を連ねている印象。今年は何か面白いネタあるかな、と思ってみていたんだけど、例えば新規で「小野」姓の人間が増えたのでこれでジョジョの7部とか8部まで出来る。一応去年まででも小野健一氏だけ残ってたけど、流石にジョニィとかは無理やろ。

 子安が息子さんと一緒に掲載されてるのは去年からなんだけど、去年の宣材写真がまだ若干ZAZEL味が残ってるものだったのだが、今年はかなりおとなしめの写真になってて「パパ、ちょっと反省したかな……」とか思った。あと杉田がデコを隠すようにヘアスタイルを変更している(ほんとどうでもいい情報)。

 あとどうでも良さの極みをお伝えしておくなら、私のおすすめは間宮康弘氏の写真。去年まで普通だったのに、なぜか突然今年の写真で振り切れてる(事務所の写真でも同じ素材を確認できる)。どうやら「マフィア梶田の兄弟」というよくわからないネタ要素らしい。

 

 

 以下、具体的な出入りについてのまとめである。まず、昨年度版に掲載されておらず、今年載っていたのは以下の22名。

 

IN(22名)

相葉裕樹 浅利遼太 天月 鮎川太陽 石狩勇気

今井文也 岡本和浩 小野将夢 折原秋良 坂田将吾

佐久間貴生 佐香智久 橘諒 林幸矢 深川和征

古田一紀 万条一致 峰岸佳 峯田大夢 森末ひろあき

柳田淳一 ロバート・ウォーターマン

 

 基本的には純粋な「若手新人」枠が多いが、例えばいきなりトップにシンケンブルーこと相葉裕樹の名前がある。まぁ、彼の場合は別に声優名鑑にリストアップされてなくてもおかしくはないけどね。ほんならなんで今年やねん、という話ではあるのだが。あと特徴的なところで言えば「天月」っていう目に付く名前はいわゆる、歌い手、配信者的な出自の人のよう。佐香智久はどっちかっていうと歌手として名前を見かけることが多かった気がしますね。「古田一紀」っていう人はテニプリミュージカルに関わった舞台出身の人らしいのだが、Wiki読んでたら「彩陽の仕事を見て声優を志す」って書いてあって「いいセンスしてるやんけ」って思った。

 あと、男性陣の特徴としてずっとサブキャラとかちょい役で声優の仕事はしてたんだけどようやく名鑑入り、っていうタイプもあり、Wiki見て芸歴10年、みたいな人らもちらほらいた。この辺りのステップアップの難しさは、女性声優ともまた違った部分なのかしら。最後に載ってるインパクト抜群の「ロバート・ウォーターマン」もよくわからんけど芸歴それなりだったぞ。これで最後のページに「ランズベリーアーサー」とのカタカナ並びが成立しているのである。

 

 

OUT(10名)

小澤廉 佐久田脩 富田健太郎 富田耕生 久岡直洋

藤原啓治 正木郁 増岡弘 溝口琢矢 をはり万造

 

 転じて、こちらは「去年は掲載されていたけど今年は削除された」名義が10名。女性編では今年1件もなかった「訃報枠」が多いのが辛い。寡聞にして存じ上げなかったのだが吹き替えなどをメインに仕事をしていた「佐久田脩」氏もこの枠で、それ以外に藤原啓治氏、富田耕生氏、増岡弘氏、をはり万造氏の計5名。2020年はこうしてみるとやはり苦難の年だったのかなぁ。残念でならない。

 さらに転じて、全く残念じゃなさそうなのが不祥事で業界を追い出されてしまった小澤廉。この若さならまだリスタートは充分出来るだろうけど、流石に俳優業には戻ってこないのかな。

 そして、よく分からないが調べていて気になったのは、残りの名前のうち「富田健太郎」「正木郁」「溝口琢矢」の3名はまだ若手なのに名前が消えており、共通しているのは「ドリフェス」の関係者だったらしいこと。事務所も違うので、何故このタイミングでまとめて3人が消えたのかはよく分からないが、プロジェクトで一括処理してる部署とかあるのかしら。

 

 

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 刃牙の娘かぁ、第22話。いや、なんか語弊のある書き方だけど、ニュアンスは伝わるはず。原作絵であんまり刃牙とのつながりを感じることはなかった気がするんだけど、ガチンコのバトルシーン見てると、やっぱり血の繋がりが見える気がしますね。アニメーターのさじ加減やんけ、っていう話もあるが。

 レゴシVSリズはすでに正面衝突が避けられない状態に。元から避けるつもりもなかったはずだし、その決着は純粋な武力でのみもたらされることも合意の上ではあると思うのだが、やはりいざヒグマVSオオカミの戦いを見せつけられると怪獣大決戦の趣があり、身が引き締まる。リズが両腕を振り上げて大きく構えるモーション、ジャックハンマーとか勇次郎のイメージなんだよなぁ。リズの背後に回り込んでの搦め手攻撃は転蓮華みたいなイメージだし。まぁ、どんな漫画だろうと格闘要素があれば刃牙に繋げられるけどね。

 こうして正面からぶつからざるを得なくなったのは、ぼちぼちレゴシサイドの準備が整いつつあるというのもあるが、リズの方がいい加減に精神的負荷に耐えきれずに動き出してしまったことによる。ただでさえ食殺犯であることを隠しながらの日常生活でストレスがかかっていたところに、レゴシとピナが露骨に煽りに行ってるわけで、そりゃキレちまうのもやむなしであろう。これでレゴシがさっさと警察に突き出すような奴だったらまだ精神的に楽だったのだろうが、そうじゃなくて絶えず「自分に問い続けろ」というスタンスで絡んでくるわけで、リズからしたら最悪の圧迫である。

 なんとか日常を取り戻そうと、リズはまずは上位に立ちやすいピナから落とすことを計画し、トイレでの一幕は一応目的を果たした。戦慄の指チュパの緊張感は尋常ではなく、気取り屋のピナもこの時ばかりは自分の内面の生存本能を認識して冷や汗もの。ただ、そこからのはねっかえり方があまりにピナ過ぎた。体良く対抗兵器として担ぎ上げられたレゴシも大変である。ピナの立ち回りによって、この時点ですでにレゴシとリズの対決は避けられない状態になった。精神修行でフィジカルが弱くなっていたはずのレゴシだが、それでも迷いのあるリズを相手に必死に互角の立ち回りを見せる。リズは自分の中でテムの思い出をどう置いたらいいかが定まっておらず、自分の中の食殺を罪の意識として抱えるのか、美談として昇華するのか、そこがふわふわしている。どうしたって一本気のレゴシに対しては不利な条件だ。さらに、リズは完全なるバケモノになる気もなく、掃除のおばちゃんに対しては「善い熊」であることを維持し続けていた。この揺らぎはリズにとっても悩みのタネだが、相対するレゴシにとっても処理に困る事案である。最終的にリズはレゴシに敗北するのだろうが、負けた後の彼は、いったいどんな熊になっているんだろう。

 

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 今回は急な招集になったこともあり状況がかなりイレギュラーで、まず、開始時の参加メンツが私と社畜ダンサー氏という発起人2名に加え、シーチキン先生、そしていつもの謎の男、さらに「京都にいるマン」を名乗る謎の存在。このうち、カメラとマイクをオンにして動向が確認できるのは最初の2名のみで、残りの連中は全員姿が分からず、意思疎通は全てチャットで行うという状態。zoom会議の意味よ。おかげで「京都にいるマン」は一体誰なのか分からないまま行くかと思ったが……一個目の答えで大体わかったからよかった(まぁ、ここにくるメンツだしね)。その後もほぼテキストチャットで会話が進行するのだが、とにかく思いついたフレーズを垂れ流していく人種ばかりなので、文字としてログが残ると全てが痛々しい。通話できる2人が必死にツッコミ続けてボロボロになってしまった。「俺のチンコ矢のごとし」とか言われても知らんし。それに対して「口淫矢のごとし」とか返す奴がいても知らんし。

 


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 想像吐血 is 何、第10話。「想像妊娠」は想像上の妊娠、でも想像吐血は想像したシチュエーションのせいで吐血してしまうこと。語形成が異なるので注意しましょう。

 トラクロ回で、どこ指回。どこ指は今回のシリーズでは必ず先輩ユニットとの共演になるので、どうしても青臭さが目立っちゃうポジションになっており、アルカレに引き続いてトラクロにも「なんか教わる」話になって流れが被ってしまっている。そう考えると付き合い方が楽でよかったシンガンさんたちには感謝しないといけないな。そして厄介なことに、トラクロ、というかシュウゾーの野郎はこの世界においてはダル太夫と並んでの「超越者」ポジションにある者。どこ指連中が逆立ちしたって太刀打ちできるはずもなく、真正面からぶつかろうとすると双循ですらピエロになってしまうのがちょっと寂しい。悪いこと企んでない双循は双循っぽくないのでなぁ。今回どこ指が見せた「らしさ」って、ハッチンのニードルの硬さくらいだったんじゃなかろうか。いや、大気圏突入しながらの作曲ってのもだいぶ頭はおかしいのだけども……。

 そのほか、トラクロとプラズマジカの関係性って現状でどうなってるんだろう、とかいうのもちょっと気になる部分ではあるが、ここまでのお話からするに、プラズマジカはMIDIシティでもそれなりに名の売れた「そこそこ人気のバンド」くらいの認識にはなっているのかもしれない。考えてみりゃトラクロ、霧幻庵、BVLあたりのバンドと全部交流があるんだからコネクションだけでも凄まじいよな。そんなコネの一部に紛れ込むことができたましゅましゅはラッキーだったのかもしれん。あとモアがいれば宇宙船の操縦ができる。うむ、プラズマジカではモアの立ち位置が便利すぎてチュチュとレトリーはなんもせずに見とけばオッケーやな。

 トラクロメイン回とはいうものの、結局シュウゾーさえ出てくればそれで終わっちゃうので仕事はしてるんだかしてないんだかよく分からないお話だった。リクがマジギレしてるシーンって結構貴重?

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 風雲急、第9話。うーむ、ただでさえ訳のわからん物語だったのに、クライマックスに入って一気に情報をぶっこんで来たな……。

 前回(総集編前)がリカ回だったので、間に桃恵回挟んでからねいるに行くかな、と思ってたら、ここでもうねいるに切り込んで来た。総集編をどうカウントするかは分からんけどクレジットの上では「9話」ということになってるので、あと3〜4話で終わりになるはず。となると、あんまり桃恵単独のお当番回みたいなものはないんだろうか。まぁ、ここから沢木の話でもう一悶着あると、そっちに桃恵が絡んでくることはありそうだけども。

 ねいるは非常に安直な「天才」設定になっているわけだが、その正体はなんとIQ高い層のハイブリッドとして生み出されたよく分からん立ち位置の実験体。正直、どんだけお利口さんを掛け合わせたところでその子供がお利口さんになるかどうかは分からないと思うのだが、ねいるの場合は素直にカエルの子はカエルだったようだ。ただ、そんだけ計り知れない親御さんが存在していたということは、それを管理する「超天才的な上位存在」があることの証左である。ねいるは自分が社長としてどれくらい実権を握っていると考えているのだろうか。少女には少女なりの悩みがあり、それを解決しようとヤキモキしている間にも、裏で世界は動いているのである。

 サブキャラにしては妙に存在感があるな、と思っていたねいるの秘書さんがまさかの重要ポジションに上がってきて、彼女のせいで現実世界とエッグ世界の境界がかなり曖昧になっている。「夢の画像を現実でも閲覧できるよ」っていうだけでも割と驚きの技術なのだが、そんな「夢の世界」たるエッグ世界が秘書さんは手に取るように分かってしまう。そして、そんな秘書さんの企みの元凶があのアカと裏アカであると。あいつらが何者なのかも全く分かっていないので「そこだけ明かされても……」という話なのだが、ますます「エッグって結局なんなの?」という謎は深まるばかりである。

 そして、そんな上位存在の思惑が錯綜する中で、ねいるは1人、自分の過去にけじめをつけた。彼女がエッグで戦う理由は一応「妹」だったはずなのだが、それとは別にある意味で「自死」を選んだ人間として寿が登場。出自が物騒なせいか、ねいるの周りには死が満ち溢れておる。そして、そんな直接の「関係者」がエッグワールド内で登場して妙な形での遺言を残していく。寿は「死んでいた」扱いなのかどうかも微妙だったわけで、今回の邂逅はあらゆる点でイレギュラーがすぎる。どう考えても偶然の産物ではないわけで、エッグを管理している意志は、ねいるを中心として何事かを成そうとしているようなのだが……根本のルールが分からないと、何を目論んでいるかも考えようがないんだよなぁ。ここに今更アイが絡む余地があるのかしら。

 総集編を挟んだおかげか、今回もいろんな映像部分が文句なしのクオリティ。桃恵の変顔、可愛かったけどあそこだけやたら浮いてたな。

 

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 は〜〜〜、コンちゃんかわええ、カワユス、かわヨ……第9話。こんなにも少年少女が可愛いアニメ、久しぶりな気がする。

 先週までシキの重めの話が続いていたが、今回はエピローグも含めてガラリと景色が変わって楽しいお話盛りだくさん。まずシキの家族は(異形の連中をカウントしなければ)全員生存ルートで、無事に「家族」を形成することに成功した。お母ちゃんもいい人だし、ほんと、石田彰さえいなければ世界が平和になるということがよくわかる構図だ。強いて誤算をあげるなら、先週まではおとなしかったシキの妹、アヤ(綾)が想像以上にしたたかだったという部分だろう。恐るべき色ボケ8歳児。まぁ、お子さんの恋愛観なのでお遊び程度のものではあるのだが、男所帯だった探偵事務所に乱入してくるとずいぶん雰囲気も変わるものだ。てっきり今作の萌え担当はアキラだと思ってたのだけど……(それもどうなの)。

 そして、そんな積極的な8歳児がカバネに熱烈アタックをしかけちゃったもんだから見事にソウルジェムが濁っちゃうのがコンちゃんである。ここまでは、一番その手の話題を気にするアキラですら割と上っ面だけのきゃぴきゃぴ具合だったもんだから本気で扱われていなかったコンちゃんのお気持ち。それが「ライバル」であるアヤの登場により一気に表面化されることになってしまったのである。超面倒なことに、コンちゃん自身もその感情の正体を全く理解できていないし、カバネは知識として知ってるかどうかも分からない。このデコボコすぎる「恋人未満かつ友達未満」な2人の関係は今後どうなっていくのだろう。

 それにしても、嫉妬心にかられてあれやこれやと転げ回るコンちゃんの可愛らしいこと。自分の方がアヤよりも大人だってんで背伸びしようとして空回りしちゃうのが可愛いし、絶望して目から光が失われるのも可愛い。ぐるぐる混乱して狐に戻ったって可愛いし、鬼気迫る形相で腕を食べちゃうところだって可愛いといえば可愛いのである。対抗するアヤもこまっしゃくれてて面倒な子で、一切風紀を守るつもりがないへそ出し扇情ルックで悩殺しにくる8歳児に対して、コンちゃんはなす術がない。でもまぁ、どっち側のアプローチもカバネにとっては一緒くたなんだけどね……。カバネさん、本当に女泣かせというか、もうざっくりまとめて「他人泣かせ」なのよね。被害者って意味ではシキだってかわいそうだし。知識と常識がないくせに、何故か判断力だけはきちんと備わっていて理路整然と対話だけが成立しちゃうっていうのも本当に面倒くさい。アヤが加わったことで、色々と俗っぽい知識を蓄えてくれると良いのだけどなぁ……。それにしたって「これは困ったぞ、とりあえず殴ろう」はやめたげてよ。

 コンちゃんが来てる「FOX」っていうデザインのパーカーが欲しいな、と思ったお話でした。いや、違うな、欲しいのはコンちゃんそのものだった。近所の公園の樹を揺すったらカブトムシみたいにボロボロとコンちゃんが落ちてこないもんかな。

 

 

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 ターボ、嗚呼ターボ……第10話! きっちり毎回週替わりでヒーローが出てくるのが格好いいんよなぁ……。

 落ち込んだテイオーがどのように奮起するかを描く展開。そりゃま、最終的にカムバックするって知ってるんだからこんなに予定調和な展開もないのだが、どん底が割とリアルにどん底なもんだから、見てる分にはどんどん胃が痛くなってくる。これまで必死に周りに気を使わせないように頑張っていたテイオーだったのに、いざ自分の引退が決まってしまえば、そこで誤魔化したところでもう意味はない。「自分はもうダメなのだ」という事実を告げるべきところに告げる必要がある。そして彼女が選んだのは、トレーナー、そして会長の2名。ここでマックイーンのところに行かなかったのは彼女の不義理だが、まぁ、気持ちを考えたらしょうがないだろうか。会長相手には「勝手に約束しただけ」と言えるので多少仕方ない部分もあるが、マックイーンとの誓いを破ることは、彼女の今後のウマ娘人生に影響を与えかねない。今回テイオーが悔やむべきことがあるとすれば、それはマックイーンに本当のことを言えなかったというその1点に尽きるだろう。もちろん、キタサンブラックへの対応なんてのも心痛めるシーンではあるが、あそこは本当にああするしかなかったんだもんな。あそこで嘘を吐いたところで、余計に子供を悲しませるだけだ。ただでさえ苦しんでいるテイオーが出来る、精一杯の誠意ある対応だったのだろう。

 そして、そんなテイオーの決心を止められる人間はいない。誰だって知っているのだ、引退で一番悔しがっているのはテイオー本人であるということ。そして、どれだけ抗ったところで、どうしようもないということ。だからこそチームの面々だって感情を飲み込んで、何とかテイオーを送り出そうと笑顔を作る。中でも今回一番苦しんだのはきっとマックイーンなのだろう。テイオーに去って欲しくないと一番思っているのは間違いなく彼女。しかし、彼女はそれをテイオーに一度たりとも言っていない。最後のステージ上ですら、マックイーンだけは「戻ってこい」という言葉を使っていないのだ。それが彼女なりのけじめ。テイオーの最大の理解者たる必死の虚勢。そんなマックイーンの気高さも、テイオーを奮い立たせる一要因となったのかもしれない。

 しかし、世の中にはそんなテイオーの事情を分からない、分かってやれない馬鹿もいる。その第2位のポジションにスペが来ちゃてるのはどうかと思うが……それでもスペはまだこらえようと必死だった。我慢できない最大の馬鹿、それがツインターボだったわけだ。結局、理屈でどうしようもない、条理に逆らえない状態をぶち壊せるのは馬鹿だけなのだ。「テイオーだって辛いんだ」という共通認識を「そんなもん知らねー」と一蹴し、自分のわがままだけを叩きつけるターボ。そして、「無理だ」というテイオーをねじ伏せるために道理を引っ込める無茶苦茶な走りを見せたターボ。ウマ娘の人生を決定するのに言葉はいらない。ただ走り続けて、その姿勢を見せれば良いだけなのだ。今回そのことを一番理解していたのが、マックイーンと、ターボだったわけだ。理解者と挑戦者と。2つの熱に挟まれて、テイオーは無理やり押し出されてしまうのであった。こりゃぁもう、しょうがないよね。

 しかしゴルシよ、お前、そんなとこでまでセグウェイて……。

 

 

 

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Thraxi
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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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