忍者ブログ
最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
[333] [334] [335] [336] [337] [338] [339] [340] [341] [342] [343]

 「顔」の顔がとても良い、第9話。こうして色が出てくると、やっぱりキャラの見栄えが違うなぁ。

 今回のキャラ作画は普段以上に活き活きしているように感じた。特にショーンとリッキー。男の子2人のやりとりでこんなにほっこりするとは思わなんだ。他にも主人公ポジで一切ブレずに真っ直ぐな戦いを見せるエミリコが可愛いのは相変わらずだし、ここぞというシーンで見せつけるルウの笑顔は反則である。気がつけばこれだけ短い期間で人形たち5人の関係性が綺麗に構築されたなぁ。

 改めて原作漫画を読み進めていたのだが(ポリシーがあるので絶対にアニメ放送された部分までしか読まないが)、以前読んだ時はどうやら3巻までだったようなので、今週分からは知らないお話に突入した。つまりここからお披露目の結末がどうなるかも全然知らないし、シャドーハウスの秘密なんてのは知る由もないので、アニメのラスト数話がどういう展開になるのかは素直に楽しみである。特にケイトが「このハウス、なんか怪しいやろ……自分はすす能力にも目覚めたし、こっそり訓練して強くなったるで」というこれまた主人公っぽいポジションで色々と考えている部分が楽しみ。そして先の読めないシャーリーの正体とかね。

 そうそう、先週時点でのエドワードのあれが「そういう」意味だってのは正直よくわかってなかった。いや、あのエンディング見せられたら、もう細かい疑問とか吹っ飛ぶやん。

拍手

PR

 ベスぅ……第11話! こんな形での再会が叶うとは思わなかったのでちょっと感動してしまう。それにしても、ヴィヴィ・エリザベス・アーカイブと並べた時の「歴代俺の推し声優が寄ってたかって世界をどうにかしてる」感はたまらん……。

 ステゴロ暴力AIのびっくりどっきりアクションも見どころ。今回のコンテ担当は宮地昌幸。またえぇとこ連れてくる。ヴィヴィもエリザベスも本当にしゃきしゃき動いて気持ちが良いですね。ヴィヴィが搭載してる戦闘プログラムは博士の謹製だからベスには導入されてないはずなんだけど、ベスはベスで強かったのはトアクのオリジナルなんかね。

 改めて確認してみたけど、結局今回起こった暴走事件は、正史のものとほとんど同じであった。マツモトが被害規模がほぼ同じって言ってたし、あと映像が1話のものと同じパートが多かった。明らかに違っているのは、AIたちが奏でる「ヴィヴィの歌」くらいである。結局、歴史が修正力を働かせてしまうのでどれだけ介入しようとも元のゴールに戻ってしまったということなのだろうか。いや、もしそうであるなら、これまで転換点でヴィヴィが接してきた事件だって正史と同じにならなければおかしい。サンライズの事件の結果は変わったし、メガフロートがらみも随分様変わり。オフィーリアの一件も結果はどうあれ中身は異なっていたはずだ。ここまで歴史が歪曲されて、そのゴールだけが同じというのはやはりどこかおかしい。偶然の帰着ではなく、何者かの意思が介在していると考えるべきだ。今週あたりでそうした「大きな意思」がどこにあるのかを教えてもらえるのかと思っていたのだが、今回登場したのは本物の博士と、垣谷のお孫さんという車椅子の女の子だけ。流石に博士が悪いことする人なわけもないし、トアクに加わっているとはいえ、垣谷孫が悪人にも見えない。40年前の垣谷(データ)の残したエリザベスへのメッセージからみても、彼はメガフロートでヴィヴィと邂逅して何かが変わったと考えた方が自然だろう。その上で、あの日に「啓示」を受けたという事実もある。さて、最後のピースは誰が埋めるのか。流石にアーカイブの意思ではないと思うのだが……そういえば、アーカイブの「使命」ってなんなのか、語られてないんだよな……。

 まぁ、とにもかくにもベスの復活というのがここまで追いかけてきたファンにとってテンションの上がる出来事なのは間違いない。四面楚歌の大ピンチに駆けつけた助力が、かつて命をかけて戦ったライバルであり、「シスターズ」であるってのはアツい展開じゃないですか。まぁ、その分エステラの不在も際立ってしまうことにはなるが……トアクという組織のこれまでの遍歴を考えるなら、ここで人間側の残存勢力に加勢するのがエリザベスになるというのも納得できる展開じゃなかろうか。サンライズでの記憶が無い彼女となら、一応ヴィヴィも仲良く戦えるってことが分かるだけでも収穫である。どうせならもう一回歴史を遡っていろんなシスターズと仲良くする「if」の物語もみてみたいもんですね。グレイスなんて直接会ってすらいないからなぁ。

 さて、あとはここからどのように落とし前をつけるのか。奇しくもベスが見ている前で「衛星の落下」という何処かで見たようなシチュエーションに引きずり込んでくるアーカイブ。衛星そのものの除去は不可能だろうから、なんとかしてアーカイブの命令の方を止めねばなるまい。すでに松本博士は切るべきカードを全て切ってしまった感があるし、こうなってくると最後の鍵を握るのは垣谷の記憶なのかな……。垣谷の映像が再生された時にいつも通りにヴィヴィの眼が大写しになって、そこに反射する画像がちょっと涙の滲みみたいに見えるカットがすごくキュンときました。

 

 

拍手

 祝! アカネちゃん本作初登場! 第10話。まぁ、コンマ数秒だったり、あくまでアンチくんの回想の中だったりするけども……。やはりこの世界には「神」が足りないよな。

 しかし作画のクセがすごぉい。今回は尖ったお話なので作画部分から思いっきり個性を際立たせていくってのは充分ありだと思うけどね。冒頭から一発で「なんか今までと違うことが起こるんやぞ」ってことを、オープニングスキップでも予告してるし、作画が際立ちからも伝えている。こういうことをやっても無茶にならずに演出の範囲内にきっかり納めてる(ように認識してもらえる)のは、やはりTRIGGERというスタジオの人徳(スタジオ徳?)ではあるよな。

 というわけで、ほぼ記憶世界での戦いである。この手の作品には稀によくある、中盤以降にフィジカルじゃなくてメンタルを攻めてくるタイプの敵。そして過去の記憶に耽溺させるタイプの敵。ただ、普通だったら「懐かしいあの頃の思い出」にズブズブと埋没させて帰ってこられないようにするのが常套手段ではあるのだが、今回の怪獣は別に楽しい思い出だけに束縛しない。あくまで「最大の後悔」へと飛ばし、そこで改めて選択させることで人生の「if」を追わせるという、なんとも手の込んだ攻撃方法である。一体誰の思念で、どんな成長を遂げたらこんな怪獣が生まれるというのだろう。優生思想の連中もがっつり飲まれてるってことは、完全に一人ですくすく育った結果なんだよな。

 思い出の世界に埋没するってことは、当然各キャラの過去の掘り下げにつながる。今回キーとなるのは、一応前回までに問題が処理されたと思われていた夢芽、そして当然、ガウマ。夢芽の方は、一応ヨモギという仲間を得て過去を乗り越えたように見えていたのだが、最後の一押しはやはり自分の手で。姉との思い出に自ら選択を与え、きちんと納得する「答え」にたどり着いた。今回の回想シーンはあくまで個人の都合の良い記憶の中での出来事のような気もするのだが、まぁ、それで夢芽に答えが出たのならそれでいいだろう。その裏で頑張っていたヨモギくんもご苦労様である。しかし、ヨモギさんは「後悔」のタネがちっちゃかったからすぐに振りほどくことが出来たのか、それとも夢芽への思いがそれだけ強くなっていたから打ち勝つことが出来たのか。……まぁ、後者だと思っておこう。

 こうして並べちゃうと一番しょーもないのは暦。彼の過去の後悔は、バイトリーダーこと橋本さんとの駆け落ち未遂。いや、高校時代なんだから駆け落ちもクソもないが、きっと暦の中では「あそこで女の子と手に手を取って行動していれば、人生はもっと華やかになったかも」という後悔があるのだろう。最後の最後まで未練たらしく、全然清算できてない感があるのは流石の暦さんである。改めてヨモギに感謝せぇよ。正直、この流れならちせちゃんが攻撃を受けるシーンも見てみたかったのだが、残念ながら二代目と一緒に難を逃れていた。最後まで逃げ切ったんだから、あの二人が今回のMVPなのでは。

 そしてガウマである。過去の記憶が明らかになり、彼が「姫様」と優生思想の間の軋轢に苦しんでいたことが確認できたわけだ。さて、おそらくその「姫様」は現代にはいないわけだが、これから優生思想の人間とどうやって距離を詰めていくべきなのか。何千年も前の話なんだったら、もう優生思想の連中も水に流して和解すればいいのにねぇ。まー、殺しあっちゃった仲だったら流石に無理かー。残りの話数で、あとはガウマの過去清算編となるのでしょうね。

 でもそうなると、もうグリッドマンが絡むチャンスはないかなぁ。全部ナイト君に任せよう。そしたらもしかしたら「神様」が来てくれるかもしないし。ちなみに今回の数あるカットの中で一番好きなのは、二代目をお姫様だっこするナイト君です。二代目、実に良い女である。

拍手

 なんだこの普通の大河浪漫、第9話。人の死にドラマあり。やっぱこうして並べると一番どうでもいい死に方してるのがさくらなんだよなぁ(まぁ、一番ふざけてんのはまさおだが)。

 改めて見せつけられる「佐賀」の特異性。正直、日本の都道府県ってのは割と面白いテーマ性だと思っている。多分よその国を見に行っても、ここまでご丁寧に「行政区分による特性分け」をみんなして意識している国民性ってのは稀有なのではなかろうか。そしてそれだけに、47ある区分けの中で、自分に関係しない地域への興味を持つというのはそれだけで負荷のかかること。近隣の県以外への認識というのはなかなか深める機会もない。

 そんな中で、もともと「目立たない」という負い目があったはずの佐賀が、その逆境を武器にして成り上がり始めたのはいつ頃からだったのだろう。某芸人が散々いじり倒したあたりからなのだろうか、「目立たない」というその個性は完全に逆転し、「弄って良い県」として(島根と双璧をなしながら)、佐賀はいつしか我々の記憶に残る県となっていく。そうして手に入れた県としてのアイデンティティがなければ、きっと今回のお話は成立しなかったはずなのだ。例えばこれが(歴史的背景は置いとくとして)「和歌山県を取り戻そう」だったらどうだろう。「いや、そんなん言われても……」でおしまいだろう。「取り戻すって何?」「そんなやつおらんやろ」ってなもんである。しかしこれが佐賀であるからこそ、喜一というありえないキャラクターも成立するのである。「なくなった佐賀を取り戻す」というその必死のムーブメントが、いつのまにやら日本国民からしたら「自然な意識」になっているのである。地域振興アニメの極北となったゾンサガは、そんな佐賀を力強く支えながら、こうして改めて、佐賀を「成り立たせ」たのである。うーむ、お見事。

 まぁ、お話の筋としては本当に素直なのだけどね。ゆうぎりさんがどれだけいい女なのかを再確認させる強烈なエピソードだったのは間違いない。「伝説の花魁」は本当に伝説だった。そこに秘めたポテンシャルはトップアイドルとして君臨した愛ちゃんや純子に勝るとも劣らない。国の中枢に関わり、何万という人命のためにその身を捧げるに至った「佐賀の英雄」は、今やアイドルとしてステージ上を舞い踊る。そこにはとんでもない隔たりがあるはずなのに、なぜだろう、今回のお話の流れでは全く違和感なく接続するのである。ゆうぎりさんのアイデンティティであるビンタ芸とかもしっかり活きているし、改めて文脈を含んで魅せられる「佐賀事変」のダンスも実に良いものである。こうしてみると、やっぱり曲の強さは純粋に今作の武器になってるんだよなぁ。

 ゆうぎり派にとっては文句なしの2話だったんじゃないでしょうか。さて、これで大体求められていた要素はやりきったはず。今期の着地点はどんなものになるんでしょうね。

 

拍手

 私のお休み明け、久しぶりのたほいやです。思い返せば、前回プレイした時はすでに罹患者だったんだよなぁ……。

 


拍手

 ドブさんの主人公気質、第9話。もう、説得の様子とか立ち回りは完全に主人公なんだよな……まぁ、悪辣な部分はやっぱりあるのだけども……。最近のイキったなろう系主人公なんかよりはよっぽど好感が持てるよな。

 事件は収束し始めているのだろうか? 気づけばもう9話目なのだからそろそろゴールに向かっている頃なのだろうが、小戸川の出生周りについては謎が深まるばかりである。剛力が最後にインタビューしてた大家さんとの会話で「財団法人」という言葉がちょこちょこ出てきていたが、よくまぁ、何の団体なのかも分からない状態で「財団法人」って言葉を使い続けられるものだ。剛力サイドからすればそれはおそらく孤児などの支援をする機構という意味で使われているのだろうが……なんか、話を聞く限りでは単なる慈善団体とも思えないのよね。子供の自立支援っていうだけならまだしも、「すでに一生分の家賃を払っている」は流石に小戸川1人への援助としてはおかしすぎるだろう。小戸川のよく分からない技能も次々に明らかになっており、カタギを超えたしたたかな立ち回りは、やはり何か異能系の主人公のようでもある。まぁ、素直にビビるところはビビってるので小市民感は抜けてはいないのだが……でも、やくざ者との対決で迷いなく埠頭の倉庫に乗り込めるメンタルはやっぱりすごいけどな。

 わざわざドブをボディガードとして引っ張り出しての垣花救出劇。幸いヤノ本人がいなかったおかげで、ドブ単体でも事態は解決できた。垣花を奪還し、そのまま小戸川は逃走。あわよくば呼び出した樺沢を使ってのドブ討伐も狙うが、まぁ、樺沢ごときではドブに勝てるわけもなく。啓発セミナーまがいの逆説教から、まずは樺沢がリタイアだ。ただ、ここで気になるのはドブ視点で「誰が樺沢に情報を漏らしたのか」が明確になってしまっているということである。何しろ、ドブを埠頭に呼び出したのはまぎれもなく小戸川本人。垣花救出という動機を考えるなら、わざわざ危険な埠頭に飛び込もうと思うのが小戸川だけであり、そこにドブが付いてくることを知っているのも呼び出した小戸川だけ。となれば、樺沢を誘い出してドブを叩こうとした人物は小戸川しかいないことになり、このことはドブにも容易に推理できるのだ。小戸川はまだドブとのうわべの関係性を切っていないはずなのだが、次の「銀行強盗」の件でドブのガードが上がってしまうのは問題があるんじゃなかろうか。

 また、埠頭でドブが突然撃たれたことも気にはなる。ドブは「ドクロッ!」と漏らしていたが、おそらくあそこで発砲したのは田中ではない。発砲時の映像は白手袋をしているのに、バンで追跡してきた際の田中はそうした防護を一切気にしていなかったのだから。まぁ、そもそも田中では流石に小戸川の追跡が困難、と言う問題もあるだろうし。普通に考えればあそこに駆けつけたのは大門弟だが、もしかしたら兄の方、という可能性もゼロではない。拳銃一丁を巡ってもこれだけの可能性がまだ残されてるのよなぁ。田中がサイコになったおかげでいい感じに事態がかき回されている。

 あと、どうでもいいけど指輪いっぺん放り投げといてやっぱり回収に行っちゃう垣花がほんと垣花で好き。

 

 

拍手


 
電結の投槍兵/Arcboud Javelineer
 「時のらせん」でタイムシフトにも選ばれた「アイケイシアの投槍兵」のリメイク。イラストはあんま似てないな、と思ってたけどPWデッキで再録された新規絵の方は割と似てた。「+1/+1カウンターの使用効率悪すぎでは?」と思うかもしれないが、もともと「投槍カウンター」とかいうよくわからんカウンター1つしか使えなかったところを、接合技術によって次弾の装填が可能になった分だけ汎用性が高くなっている。それにしても、アタッカーかブロッカーにダメージ飛ばせる能力(専門用語でいうレンジストライク)のクリーチャー、久しぶりに見たな。
 
 
電結の試作機/Archbound Prototype
 なんの特徴もない無味無臭の電結クリーチャーかぁ、と思ってよく見るとクリーチャータイプが組立作業員という小ネタ。想像するに、ミラディンに接合能力が誕生するきっかけとなったのがこのクリーチャーだってことなんだろうね。もともと「組み立てる」ことを使命とした機械がいて、そこから系譜が別れていった的な。
 
 
逆刺の針/Barbed Spike
 基本セットで作られて成功した「色付き装備品+トークン」セットの新作。こちらは素で2マナ2/1フライヤーというのが優秀。ただ、0/0トークンを出す生体武器と同じセットに入れるのは分かりにくくないか、という気もする。イラストを見ればこの装備品がカラデシュの製品であることが分かるので、トークンが健全なカラデシュ、不健全なミラディン(ファイレクシア)という違いがあるのは面白いかも。
 
 
鍛冶屋の技/Blacksmith’s Skill
 カードとしては別にどうでもいいのだが、イラストに描かれた「鍛冶屋」はダッコンの在りし日の姿らしいというのが今回のセットの特徴。この時点ですでにムキムキ。
 
 
花咲く沈静/Blossoming Calm
 これ、地味にエグくモダンレベルなカードよね。ハンデスや本体火力に対して1マナでカウンターになり、それが2ターン持続する(こちらのアップキープに動ける相手には隙があるが)。なんらかのサイドボードとかに使えそう。
 
 
金属山羊/Caprichrome
 しれっと「アーティファクトの貪食」とかいう新能力(?)が記載されている。このくらいの捻りはモダホラなら当然ということなんだろうか。
 
 
太陽の信奉者/Disciple of The Sun
 「え〜っと、これの元ネタは……」って考えようと思ったところで、フレーバーに答えが書かれてた。コモンとして作られたちょっぴり「太陽のタイタン」なクリーチャーだ。この感じだと他の色にもサイクルがいるのかと思ったけど白だけだった。一応リアニテーマだからなのかしら? だとしたらせめて戦場に戻す部分はキープしても良かった気がするが……。
 

拍手


 
 
電結の斬鬼/Arcbound Slasher
 マローが解説していたが、今回隠しテーマ的に開発されているのが「複合デザイン」と称するデザインで、かつて交わることがなかったメカニズムを単純に足し算することで新しいギミックにするというアイディア。こちらは+1/+1カウンターがらみの電結と暴動が噛み合った綺麗なデザイン。電結デッキの良いファッティ。
 
 
猛火のルートワラ/Blazing Rootwalla
 名作マッドネスクリーチャー「日を浴びるルートワラ」の翻案。素のコストとマッドネスコストは同じだが、色が変わったのでパンプ性能が代わり、1マナでパワーのみが上がるようになった。耐久力が下がったので総合的な性能はやや落ちるのかな。
 
 
血編み髪の匪賊/Bloodbraid Marauder
 複合デザインの例として取り上げられたクリーチャー。見ての通り「血編み髪のエルフ」のリメイクだが、マナコストが一気に軽くなったことが続唱との絡みで大きく影響している。続唱しても1マナ(or 0マナ)の呪文しか唱えられない、と考えるとマイナス要素だが、「必ず1マナ呪文が唱えられる」というのは尖ったデッキならプラスとも言える。ただ、速攻デッキ向きのステータスだが最序盤は昂揚が達成困難なのでアドがない。うーむ、なんという絶妙なデザイン……。
 
 
リプリー・ヴァンス船長/Captain Ripley Vance
 「ヴァンスの爆破砲」に名を残す火の玉船長。爆破砲が変身した後のカードである「火を吐く稜堡」がフレーバーテキストに登場している。また、「爆破砲」の変身条件だった「1ターンに3つの呪文を唱える」が船長自身の能力にも採用されており、とにかく手数で勝負する人物だったということがうかがえる。何のサポートもない状態だと1ターンに呪文3つは厳しいが、今回は待機ギミックを使えば1回くらいは達成できるか?
 
 
信仰無き回収/Faithless Salvaging
 名前からわかる通りに「信仰無き物あさり」の翻案。ルーティングの枚数が1枚減ったが、フラッシュバックじゃないので自動でもう1回使えるドン。ただ、残念ながらルーター性能が青ルーターから赤ルーターになってしまったのは時代の流れか。やはり先輩に勝てるほどのポテンシャルではなさそうだが、インスタントで小回りが効くのは悪くないかも。そういや反復もストームカウント稼ぐのに使えるんだな。
 
 
疾走/爆走 / Fast/Furious
 分割カードのお約束として「fast & furious」でググったら映画「ワイルド・スピード」シリーズの原語タイトルだということがわかった。どっから持ってきてんだよ。
 
 
ガルガドン/Gargadon
 名前を見て笑ってしまった1枚。かつてガルガドンの名を持つカードは2枚存在しており、それが「レッサー・ガルガドン/Lesser Gargadon」と「大いなるガルガドン/Greater Gargadon」の2枚である。「おいおい、レッサーとグレーターがいるならその真ん中はどうなるんだよ」と思われていたわけだが、要望に応えて「無印ガルガドン」がここに爆誕したわけだ。きちんとパワー/タフネスについても上から6/4→7/5→9/7と、パワーとタフネスの差が2点で維持されている。まぁ、性能としては単なる待機クリーチャーになっちゃったので地味なんだけどさ。
 
 
ゴブリンの罠走り/Goblin Traprunner
 ゴブリンらしいギャンブル精神にあふれたクリーチャー。1回殴るだけで3回もコインが投げられるので、今回再録された「偶然の出会い」を使いたいなら必須カードと言える。使いたいなら、ね。
 
 
万華焼/Kaleidoscorch
 どうでもいい自慢を1つさせてほしい。このカードの日本語版だけを見た時点で、「えぇと、つまり英語名は……カレイド……スコーチ!」と当てることがが出来たんですよ。scorchなんて単語はなかなかレベルが高いと思うので、パッと出てきた僕の英語力高くないスか? まぁ、「Magicのカード名でしか見ないお馴染みの単語」の1つなのだけども。みんなも英語の勉強にMagicを活用しよう。あ、収斂とフラッシュバックの複合デザインで、フラッシュバックコストが重くなることをプラスに転じさせた面白いデザインだと思います。
 
 
稲妻の槍/Lightning Spear
 これもわかる人ならニヤリとさせられるネタ。装備品としては目立った特徴もない普通の性能だが、サクった時に3点のダメージを飛ばせる。この3ダメージがポイントで、過去に火力としてデザインされた「2マナインスタントで3点ダメージを与えるだけのカード」は同型で2枚存在している。それが「稲妻の一撃/Lightning Strike」と「灼熱の槍/Searing Spear」である。このカードは、そんな2マナインスタントへのオマージュとして、2つの名前をがっちゃんこした装備品なのである。おかげで名前がめっちゃ普通。
 
 

拍手

 Bパートまでで最終回で良かったじゃん、良かったじゃん…………第10話。まぁ、そうなるよなぁ……そうなるんだろうとは思ったけど、緩急がさぁ……。

 結局、ディーヴァの消失以降にヴィヴィは歌うことに戻れなかった。「心を込めて歌う」という、ディーヴァならば「簡単なこと」を、ヴィヴィは最後まで実現できなかった。そんな無体な使命を与えられてしまった人生というのも不憫だが、今回ふと思い立って確認しに行った自分のオリジンが、どこぞの研究者の益体もない思いつきからのスタートであったというのがなんとも。あのおばちゃんが何か深遠な目的を持ってディーヴァに使命を与えたのだったらまだ許せるが、なんか、その場の思いつきみたいにして与えられてたんだよな。既に「現代」であのおばちゃんは死んでるだろうし、彼女の思いつきのいく末を見届けるには至っていない……いや、どうだろう、自分の記憶をAIに移植して生きながらえた垣谷という存在があるので、もしかしたらあのおばちゃん研究者もどこかでAIのふりしてぬけぬけと生き続けてシンギュラリティ計画の失敗まで見守っていた可能性もあり得るのだけど。

 でもまぁ、やっぱり今回のお話の印象では「ヴィヴィの使命は、もう充分に達成されたし、きちんと松本博士に出会ってそれぞれにゴールを見出せたんだからそれでいいじゃん」という結論に見えるんだけどな。あれだけ長年思い悩んだヴィヴィの「心」を探す旅も、ちゃんと納得行く形でゴールにたどり着くことが出来、使命を果たしたヴィヴィはそのまま眠りについた。それで、終われば良かったのに。

 終わらないのよなぁ。ダイレクトな形での失敗報告。この結末が「正史」と比べてマシなものなのか、変わらないものなのか。少なくともヴィヴィの周りの環境を見るだけでも凄惨なのは間違いないし、多少規模が変わった可能性があるとしても、そりゃ失敗には違いない。少なくともオフィーリアの一件までは「うまく行っていた」とマツモトは言ったが……そこの原因が分かってない時点で放置しちゃダメな案件だったんだろうなぁ。最大の謎である「啓示」の与え手が分かっていないのだし、多少史実が捻じ曲げられていたとしても、それはマツモト同様に歴史に介入した勢力があったら逆転の一手を打たれておしまい。どこまでいっても、「タイムワープを実現できる奴がいる時点で他の勢力だって同様に介入するだろ」という問題は解決しないのである。

 さて、あと3話くらいでどこにたどり着くことになるのか。ヴィヴィの幸せなエンディングって、どこに目標を定めたらいいんだろうなぁ。

 

拍手



忍者ブログ [PR]
カレンダー
04 2025/05 06
S M T W T F S
14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
ブログ内検索
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
ーーーーーーーーーー
↑越えられない壁
沢城みゆき 斎藤千和 
中原麻衣  田中理恵  
渡辺明乃 能登麻美子
佐藤利奈  佐藤聡美
高垣彩陽   悠木碧
最新CM
[05/07 とみしの]
[05/02 とみしの]
[04/25 とみしの]
[04/23 NONAME]
[04/20 seachicken]
バーコード