最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
Bパートまでで最終回で良かったじゃん、良かったじゃん…………第10話。まぁ、そうなるよなぁ……そうなるんだろうとは思ったけど、緩急がさぁ……。 結局、ディーヴァの消失以降にヴィヴィは歌うことに戻れなかった。「心を込めて歌う」という、ディーヴァならば「簡単なこと」を、ヴィヴィは最後まで実現できなかった。そんな無体な使命を与えられてしまった人生というのも不憫だが、今回ふと思い立って確認しに行った自分のオリジンが、どこぞの研究者の益体もない思いつきからのスタートであったというのがなんとも。あのおばちゃんが何か深遠な目的を持ってディーヴァに使命を与えたのだったらまだ許せるが、なんか、その場の思いつきみたいにして与えられてたんだよな。既に「現代」であのおばちゃんは死んでるだろうし、彼女の思いつきのいく末を見届けるには至っていない……いや、どうだろう、自分の記憶をAIに移植して生きながらえた垣谷という存在があるので、もしかしたらあのおばちゃん研究者もどこかでAIのふりしてぬけぬけと生き続けてシンギュラリティ計画の失敗まで見守っていた可能性もあり得るのだけど。 でもまぁ、やっぱり今回のお話の印象では「ヴィヴィの使命は、もう充分に達成されたし、きちんと松本博士に出会ってそれぞれにゴールを見出せたんだからそれでいいじゃん」という結論に見えるんだけどな。あれだけ長年思い悩んだヴィヴィの「心」を探す旅も、ちゃんと納得行く形でゴールにたどり着くことが出来、使命を果たしたヴィヴィはそのまま眠りについた。それで、終われば良かったのに。 終わらないのよなぁ。ダイレクトな形での失敗報告。この結末が「正史」と比べてマシなものなのか、変わらないものなのか。少なくともヴィヴィの周りの環境を見るだけでも凄惨なのは間違いないし、多少規模が変わった可能性があるとしても、そりゃ失敗には違いない。少なくともオフィーリアの一件までは「うまく行っていた」とマツモトは言ったが……そこの原因が分かってない時点で放置しちゃダメな案件だったんだろうなぁ。最大の謎である「啓示」の与え手が分かっていないのだし、多少史実が捻じ曲げられていたとしても、それはマツモト同様に歴史に介入した勢力があったら逆転の一手を打たれておしまい。どこまでいっても、「タイムワープを実現できる奴がいる時点で他の勢力だって同様に介入するだろ」という問題は解決しないのである。 さて、あと3話くらいでどこにたどり着くことになるのか。ヴィヴィの幸せなエンディングって、どこに目標を定めたらいいんだろうなぁ。
PR 念願かなってちせちゃん回、第9話。……ただ、残念ながら扱いはやたら軽かった……。 せめて暦くらいの掘り下げはあるかなぁ、と思っていたのだが、ちせちゃんの過去についてはほとんど触れられないままに終わってしまった。なんとなく「学校で孤立して不登校になったんやろなぁ」程度のことは分かるが、そこにあまりエピソードを重ねるつもりはないようで、本当に「なんとなくはみ出した」というくらいの情報しかない。その上で、今回改めて怪獣を「友達」として迎え入れることになり、ちせちゃんの過去もこれで雪がれた……ことになるのかしら? 流石にそれは適当すぎる気がするのだが……。そもそもゴルドバーンの登場も割と急で、怪獣がちせの中の感情から誕生するってのはいいとして、それがなんで他の怪獣と差別化され、よりによってグリッドナイトやダイナゼノンとの合体パーツにまで成り上がったのかはよくわからない。全てちせの「仲間になりたいなぁ」という気持ちの表れということなのだろうか。ちせサイドからそれを受け入れたとしても、ガウマたちがそれを飲み込むのがあまりにも早かったような気がするのだけど。こんだけあっさり「怪獣も味方」っていう展開が確定するなら、前回のエピソードあんまりいらんかった気がするんだけどな。 まぁ、そんなわけでちせちゃんにもようやく担当パートが与えられ、「全員で」の合体が実現。ロボットアニメとしては至極真っ当な方向でのクライマックスを演出している。今週のアニメはどこぞの大戦艦も合体してたし、特大合体ブームみたいなものが来ているのかもしれない(まぁ、大体同じくらいのタイミングでクライマックスを迎えるということなんだろうけども)。 ついでに夢芽のお姉ちゃんのことも、なんだか吹っ切れたような、そうでもないような描写が盛り込まれており、少なくとも夢芽がヨモギのことを今までとは違う見方で見始めたことだけは示唆されている。姉の死について、「自殺だった→何か原因があるのでは?」という方向性で理由づけしようと必死だった夢芽だが、最後にたどり着いた情報では「やっぱり事故だったんじゃね」と言われ、感情をぶつける先を見失った。そこに、文字通りぶつかりに来てくれたのがヨモギだった。2人の関係性についても、ぼちぼち結論めいたものには辿りつきそうだ。 さて、そうなると残るのはやはりガウマの過去か……うまいこと前作の世界と絡めた大きなクライマックスを狙って欲しいところであるが、こんだけ荒唐無稽な物語だと、どこに着地させたらいいのかは見当もつかんな。
まさかの2年生エピソード、第9話。まぁ、2年生を掘り下げるふりして、いちいち「やっぱ部長化け物やんけ」ってのを確認させる話だった気もするけども。 今回の主役はなんと水澄。失礼な言い方をするなら、今まであんまり注目されずに伊達とニコイチで処理されるだけのモブ寄りのキャラだ。前回1年生がまとめて加入し、ここから新キャラをまとめ上げる話になっていくのかと思いきや、まずは既存の戦力へのテコ入れ、ってんで水澄を中心とした2年生の掘り下げが行われることになったわけだ。伊達とのコンビについては「どっちも単なる筋肉バカでは?」みたいな印象しかなかったのだが、一応自己紹介の時にカバディ歴で水澄の方が長かったという違いがあった。どういう導入だったのかはちょっと気になってはいたが、なるほど、加入までの流れはだいたい宵越と同じだったわけだ。井浦の野郎がその辺から適当にガタイの良さそうなのを見つけて脅迫して部活に突っ込む。うまいことハマればそこから正式な部員だ。水澄がなかなか実戦で活躍できていなかったことを考えると、井浦も部長も実力で選別して残したり残さなかったりを決めたわけではないのだろう。他の助っ人連中がたくさんいたけど定着しなかったことを考えるなら、井浦は各方面に声をかけていたが、最終的に残る人間はカバディと相性がいい連中ばかりだったということなのだろう。 実際、これだけ激しいスポーツのこと、合う人間であれば気持ちよくなれる要素は多いだろう。ただ、水澄のようなタイプはやはり第一に「勝つこと」がモチベーションになるような気もするので、負けてどん底まで落とされながらよく残っていたものだとは思う。それもこれも、たった1人で戦ったわけではなく、隣に伊達がいたことは大きかったのだろう。馴れ初めは本当に適当だった2人だが、いざバトったりしてみれば、これほどウマの合う人間もいなかったのだと思われる。出来れば伊達目線からの掘り下げもどこかでやってほしいとは思うが……まぁ、今のところは2人きりの学年だけどそのコンビはうまいことやってますよ、という話だけで充分だ(3年生のコンビの因縁の深さはもうたっぷり見せてもらったしな)。 今回のお話で、無事に6人分のエピソードの厚みは出揃った。新入部員3人が置いてけぼりだったのはなんだか不思議な構成だが、次の初練習試合でいくらか存在感を発揮してほしいところである。人見ってさ、部長特攻練習の時にどっちのチームにも参加してたから練習量ものすごいことになってそうな気がするんだけど、それでもやっぱり一番弱いのかしらね。
まじで佐賀の歴史が勉強できるアニメ、第8話。どうしよう、自分の出身県以外のマイナー都道府県の歴史なんて、普通の日本人は興味のないところだが……佐賀の歴史に詳しいオタクだけは生み出されてしまうかもしれない。これこそが佐賀アニメの本懐といったところだろうか。 今回が「其ノ壱」で次回は当然「其ノ弐」。前後編かと思ってたけど、もしかしたらそれ以上続く可能性もあるのか。もう、2期のメインボディがここだといっても過言ではない気合の入りようだな。まぁ、それだけゆうぎりさんのエピソードが大事だということでもあるだろうが……それに加えて今作最大の謎にも迫れちゃうかもしれないので無視できないエピソードになってるのよね。 ゆうぎりさん以外のメインキャラはほとんど登場しない。「誰かに似てるほにゃらら」は多数登場しているが、あれは完全に偶然の産物なので伏線だったりする可能性はゼロだろう。せいぜい「リリィの扱い、それでいいんか?」と思うくらいで、後は全部おまけだと思って無視することができる。ただ、唯一ゆうぎりさんと同様に時代を跨いでいるキャラクターがいる。ロメロである。キャストロールでも「ロメロ」と表記されていたことを考えれば、間違いなく明治時代の時点で「ゾンビ犬」としてのロメロが存在していた。これは割と大事な事実なのではなかろうか。 そんなロメロを飼育しているのは、今回中心人物となった喜一を育ててくれたじいさんだが、キャストロールにはなんと「徐福」と書かれている。いやいやいやいや、なんでここで徐福やねん……と思って調べたら、なるほど、確かに佐賀には徐福に関係した伝説が残っているという。まぁ、単に「徐福」でググってウィキを見ただけだが、「徐福が発見したとされる植物が自生する」というよく分からない接続がある。加えて、お隣福岡にも徐福の渡来伝承が残っており、徐福が巡り巡って佐賀の片田舎でボケ老人として生活していた可能性はゼロではない。そして、徐福といえばもちろん「不老不死の法」である。佐賀に流れ着いた徐福のお供であったロメロがゾンビ犬だというのもそれで説明がつくし、喜一に関してもゾンビがどうこう言っていたのは「そういうこと」だ。不老不死の呪法があるならもっと効果的な使い方があっただろ、とは思うが、すでにボケてしまっているようなのでそのあたりは考えても仕方ない。素直に考えるなら、現代の幸太郎が操るゾンビィの秘術は、この徐福に端を発したものが佐賀に代々残っていたと考えられるわけだ。 ただ、そうすると気になることがもう1つあり、「何故幸太郎がゆうぎりをゾンビ化したのか」という部分のエピソードがまだ語られていない。少なくともゆうぎりが一度死んでいるのは間違いない事実であり、幸太郎はおそらくフランシュシュのメンバーをほぼ同時期にまとめて蘇らせている。ゆうぎりだけ先に蘇っていたなどということはないはずだ。となれば、ゆうぎりの遺体は復活可能な状態でどこかにしばらく眠っていたということになるのだが……それが明治期の徐福とゆうぎりの関係にどのようにつながってくるのか。 謎はまだ多いが、まさかこんなに真面目に切り込む話になるとは思っていなかったので、あと1話か2話か、黙って見守るしかなさそうだ。 イタリア・アメリカ・ドイツなど各方面に無差別に喧嘩を売っていくアニメ、第8話。同時並行で黒森峰とアンツィオをディスるとか……食べ物でいえばアンツィオが圧勝なのに。 相変わらず「なんかよく分からなくて怖い」が持続している作品。いや、本当にすごいと思う。8話目に至って、まだ「よく分からねぇ」という感想が持続してるんだから。例えば今回のお話は椎ちゃんという新キャラを掘り下げるために彼女の家庭の事情を覗き見るお話と、それとは別に小熊たちが冬支度をする話がミックスされているわけだが、それぞれのお話に何かゴールがあるというわけではない。そりゃま、いわゆる「日常系アニメ」ならばゴールなどなくて当然ではあるのだが、本作の場合、見るべき主線がどこにあるのかもよく分からず、常に目を見開いて画面全体をぼんやりと眺めているような、そんな不可思議な印象で通過していく。この取り止めのなさは色んな要素から生まれるものだと思うが、例えばいまだに小熊と礼子の関係性というのは何か名前がつくようなものになっていない。礼子のキャラは以前の富士山のお話である程度掘り下げられたようにも思えたのだが、小熊から見える礼子は、ぶっちゃけあの富士山の話の影響を受けていないはずなのだ(小熊は礼子の回想を見ていないのだから)。その上で、礼子は今回はなぜか自転車について突然うんちくを垂れ出したり、お店の内装についても的確にその様子を表現したりと、謎の博学さで世界にラベルづけを行なっていく。小熊は、そんな礼子という存在を受け入れるでもなく、拒否するでもなく、ただひたすら見ている。そこにあるのが信頼なのか依存なのか、何も語らないままに。一応、グッズオフでの一幕なんかを見れば「百合」の文脈で解体することも可能なのかもしれないが、本作にその作業はあまり求められていないように思う。結局残るのは「なんだかよく分からねぇ」関係性である。 今回はキャラ作画が割とショボく、画面全体の魅力に乏しいお話になってしまっているのだが、もともとキャラ絵の動きで攻めるような作品でもないのでダメージは大きくない。テンポが微妙にズレたような呼吸の取り方も「引っかかり」にこそなれ、気持ち良さにつながるわけでもないので「なんだこれ、なんだこれ」とずるずる変な方向に引きずられる感覚がある。普通に考えたら気持ち良い作品ではない気がするのだが……これはこれでいいような気がする。今回やたらインパクトが強かったのはなんといっても小熊がコーヒーの一口目を飲んだカットで、今作独特の白くぼやけたような色彩が、何故かコーヒーの一杯で一気に色を鮮明にした。なんだったんだろう。意味は分からないが、そこで何か、「目が覚めた」かのように小熊の世界が変わったことが分かるのである。こういう「よく分からねぇ」が散りばめられているせいで、どうにも放っておけない作品になっているのが……なんかムカつく。
栄光の執政官/Glorious Enforcer ビジュアルにやたらポリコレ感のある天使。能力も、そしてフレーバーテキストも天使とは思えない殺意の高さがあるし、両手の武器の形状が全くの謎である。どこの次元の天使なんだろ? 造形屋コロス/Landscaper Colos 一瞬物騒な名前なのかと思うかもしれないがそうではなく、「コロス」はケルドでのヤギの種別名のようである。過去にウルザブロックには「野生のコロス」と「コロスの一年仔」の2枚だけが存在している。全部ヤギなのだが、クリーチャータイプ・ヤギを手にしたのは後年のタイプ改定の時とか。アイデンティティが特にない悲しい種族である。 孤独/Solitude なんと「剣を鍬に」能力を持つインカーネーション。しかもピッチスペルとして使える上、5マナで出せばそこそこのボディまでおまけで付いてくるという至れり尽くせりの1枚。孤独とかいう名前のくせに優遇されすぎだろ。 小戸川、完全に主人公だったわ……第8話。悲しい過去を背負い、選ばれし能力も持った完璧な……40がらみのおっさんセイウチ……。 激化する抗争。ドブとヤノの対決はますます色々なものを抱え込んで、どうやらラストステージとなりそうな予感。前回初めてその姿を表したヤノだが、キャラが立っているおかげで見事にその人となりが落とし込まれている。あの喋り方だと、もうキャストがどうとかいう問題じゃないからどうでもよくなるのすごいな。いや、多分本職の人だろうしラップを刻むのはうまいんだろうけども。凄まじいのは、キャラクターとしてのヤノは「リアルタイムで考えながらあのライムを刻んでいる」というところ。普通の人間なら無理に決まってるし、多分フリースタイルに慣れ親しんだ経験者だって「日常会話全部をライムで構成する」なんて無茶だろう。それが出来るという時点で、只者ではないのは間違い無いのだ。部下も彼の独特の言い回しを全部理解できてるのかどうかは怪しいもんだが、我々視聴者も彼のいう言葉を必死に追いかけなければいけない。その結果、多少ぼやけた発言でもなんとなくごまかせてしまう「大物感」みたいなものにつながっている。現時点では完全にヤノの方がドブを上回っているように感じてしまうが、さて、この対決の結末やいかに? 問題は当然、この抗争は2人の関係性だけでは終わらないということ。前回「垣花がそっちサイドに!?」とびっくりしたもんだが、幸か不幸か、垣花は単に「ハズレくじ」として処理されてその辺にポイされるだけの存在だったようだ。美人局をやるときって、事前に相手の経済状態をチェックしてからカモりにいくようなイメージがあったのだが、今回の市村しほの場合、本当に垣花のうそっこプロフィールを信じた結果だったようである。これが垣花にとって幸せなのか不幸なのか……。いや、不幸なのは間違い無いんだけど、ここで完全にヤノとのラインが切れるならまだやり直せる……といいな。 そしてドブの側についている、もしくは「ついていた」のは小戸川である。前回剛力が脳のCT画像を持っていたので度肝を抜かれたが、どうやら彼は小戸川に隠された能力の正体を探っている様子。今回彼が出した「クイズ」は、小戸川の異常性を探る手がかりとなったのだろうか? 不幸な生い立ちと類まれな能力という補正で、小戸川は再び視聴者の理解の外へ飛んで行った。彼のイマジナリーフレンドは実在するのか……いや、なんにしろ実在はしないけども、さすがに押入れの中には「何か」はありそうなんだよなぁ。そういえば気になったのは、何故小戸川はあの回想シーンで剛力に訳のわからない絡み方をしたのだろうか。普段の彼の仕事の態度を考えると、「たまたま前に乗せたことがある医者をもう一回乗せた」っていうくらいで面倒な絡み方はしない気がするんだけども……過去の剛力先生、本当に顔に似合わずインテリっぽいの格好良かったわね。 そしてもう1つ分からんのは、この作品世界における「10億」の存在感。そりゃま、ここまでのお話だって現実離れしたシチュエーションはちょいちょいあったものの、今回の「10億」の話はさすがに浮いているというか、ドブやヤノが真面目にその話をしようとしているのがちょっと違和感があるというか。ドブはまだ「別に無いなら無いでかまわねぇ」っていうくらいのスタンスなので理解は出来るのだが、マネージャーの山本が9億だの10億だのという数字を多少なりとも本気で受け止めてしまっている様子なのがちょいひっかかる。そもそも今井が本当に10億もらえるのかってのも未だに信じられてないのだが……。どうなるんやろ。 気になることが多すぎてツッコミが追いつかね〜〜〜。
モダホラ! その素敵なタイトルが俺を行動させたッ!! いいよね、モダホラ……。ほんと、1作目の訳のわからないお祭り感は好きだった。そして案の定禁止カードをバシバシ出しちゃうやらかし具合も……構築とは縁のない私みたいな人間には楽しかったよ。今回はめでたく第2弾ということで何か書きたいとは思ったのだが……。 紙のドラフトができなくなって早1年が経過。アリーナで提供されないモダホラは残念ながら私はプレイできないのである。「じゃぁ、流石にスポイラいちいち書くのもなぁ……」ってんでしょんぼり気味。そこで、今回は全カードを網羅するフルスポイラ形式ではなく、発表された中から気になるカードを適当にかいつまんでいじる形式でのチェックにしてみた。どうせモダンなんて強さが分からんし、これくらいの接し方が一番無理がなくてよいのではなかろうか。もし、私がチェック漏れしてて「こんな面白いネタもあるよ」ということにお気づきの方は是非教えて欲しい。まぁ、懐古セットという性質もある都合上、人によって刺さるポイントは違ってくるとは思うんだけどね。
ちなみに現時点で勝手に「2色の組み合わせ・10のアーキタイプ」といういつものパターンだという前提で見ていくと、今回のアーキタイプは以下のようになっている(上にある奴ほど確度が高い)。 黒白・リアニメイト 黒赤・マッドネス 緑白・+1/+1カウンター 黒緑・リス(ここまではマローが言及してるので確定) 赤白・接合(アーティファクトクリーチャー) 白青・金属術?(ここもアーティファクトがらみ) 赤緑・待機&ストーム? 青緑・?(調査とかトークン?) 青黒・? 青赤・?
晩餐への遅刻/Late to Dinner 「蘇生」に食物トークンを1個加えた呪文。効果としてはそれだけなんだけど、とにかくカードイラストとフレーバーが良い。象のおじいちゃん、幽霊になっても習慣だったお友達とのご飯にはちゃんと出席してくれてるっていう。どこの次元のお話なのかなぁ。調度品のイメージはイニストラードだけど、あそこにロウクスとかロクソドンいねぇしなぁ。
時空からの退去/Out of Time 一応3マナの全体除去。消失メカニズムを使って時間制限を設けているのが新しいところで、消しとばした餌食の数だけその期間が長くなる。数を頼みにする相手には激烈に効くという、ラスゴの性質をとことんまで突き詰めたようなカードである。使えるかどうかは分からんが、こうして平然とモダンレベルでフェイズアウトって言葉が使えてるのを見ると、本当にテフェの野郎のやったことの意味はでかいな。 セラの使者/Serra’s Emissary お馬鹿神話天使。ふと、天使好きだった朋友は元気してるんだろうかと思い出したりする。いや、別に連絡取れるだろうけども(何故か取らない)。 永久のドラゴン/Timeless Dragon 「へー、エタドラさん、再録かー」って思ってよく見たら違うクリーチャーだった。かつて熱を上げたトップレアが、こうして臆面もなく強化されて戻ってくると時代の流れを感じざるを得ない。しかしこれはうまい翻案だなぁ……「永遠のドラゴン」に「永遠」能力を組み合わせるって、誰がそんなうまいことを……。 激しい叱責/Dress Down 「謙虚」を青っぽく翻案した、エンチャントだけど事実上キャントリップなインスタントみたいなカード。例によって「オパール色の輝き」と一緒に戦場にあるとジャッジ泣かせな1枚。ちなみにカード名の「Dress down」は「カジュアルな服装をする」という意味と「厳しくしかる」という2つの意味を持つイディオムの掛詞。イラストを見るとどうやら衣装の方の意味が大きいようだ。
正気破砕/Fractured Sanity 使いたい(ディミーア並みの感想)。カード名やマナコストなどのデザインからなんとなく「正気の削り落とし」がモチーフなんじゃないかという気がする。色拘束がきついので同じデッキに同居できますよ! 霊光の流れ者/Ghost-Lit Drifter 魂力! 魂力じゃないか!! クソマイナーなので知らない若い衆も多いんじゃなかろうか。「神河救済」でのみ登場したキーワード能力が魂力。そんな魂力を持つカードの中でアンコモンにあったのが「霊光/Ghost-Lit」の名を関する5色サイクルのクリーチャーで、全て起動型能力と、ほぼ同型の魂力能力を合わせ持つスピリットというデザインだった。まさか時代を超えて、こんなところでその新作に出会うとは……。ちなみに当時はスピリットを墓地から回収しまくれる「転生」能力と同時に存在したので、繰り返し使えるインスタントとしても重宝していた。今回は……まぁ、うまくいけばフィニッシャー。 幻影の戦慄大口/Phantasmal Dreadmaw 僕らのアイドル「巨大な戦慄大口」が幽霊になって帰ってきたよ! イラストの構図もそこそこ再現されてるし、何よりフレーバーにはあの「風雲船長ラネリー」のお言葉が。ちなみに「イクサランの相克」で「戦慄大口」再録された際にラネリーが送っていたフレーバーテキストは「あれが生涯で出会った最も恐ろしいものだったころを覚えてる?」というもの。今回は……シャレが効いている。 いざ動け/Rise and Shine エルドレインでちょいフィーチャーされた、「動かすフェアリー」の持っていた能力を超過でお届け。2マナのソーサリーなので「アーティファクトの魂込め」の翻案と見ることもできるだろう。特定デッキではキーカードになりそうだが、「屋敷の踊り」とどちらを優先すべきだろうか。ちなみに「Rise and Shine」は「朝だぞ! 起きろ!」といった意味の言葉。いかにもエルドレインらしいイラストが楽しいね。
リシャーダの荷運び/Rishadan Dockhand 誰もが皆驚いた衝撃の事実。そう、あの伝説の最強カード「リシャーダの港」で土地がタップできるのは、こいつらが働いていたおかげだった!!! ……というネタ。個人的にはメルカディア次元の雰囲気が好きだったので、こうして改めてカード化されるだけでちょっと嬉しい。クリーチャーになったことで評価がどうなるかも気になるが、マーフォークデッキで使えないもんかね。
緻密/Subtlety やべぇ匂いのする想起持ちのインカーネーション。想起コストを考えるとそこそこウィルの領域。普通に4マナで出しても充分強い。コントロールデッキのカウンターの選択肢はどんどん増えるよ。
待機/Suspend なんと、待機能力を与える、そのものずばり「待機」が登場。こうしてキーワード能力名がそのままカード化されるの、すごく久しぶりな気がする。もしかして「絆魂」以来じゃない? その後に何かあったっけ? 不可思議/Wonder 懐かしすなぁ……。確認したらエターナルマスターズなんかでの再録はあったが、これでモダン環境に初参入とか。いや、使われるかどうかは知らんけど。マッドネス連中を呼んでこい!(こなくていいです) 骨の破片/Bone Shards 「骨の粉砕/Bone Splinters」のモダンらしいアップグレード版で、コストの選択肢が増えてPWも落とせるようになった。個人的にニヤリとさせられたのは、このカードのフレーバーがアラーラのグリクシス次元が舞台で、鳥形種族のカターリについて触れているところ。モチーフになった「骨の粉砕」もアラーラで作られて、カターリが串刺しになったイラストが目印だったんですよ。 中学2年生の男女がバーチャル子育てを楽しむアニメ、第7話。ゆめちゃんはともかく、朝陽の方は絶対にそういうシチュエーションで意識しちゃってるよね。そして赤ん坊のCVが市ノ瀬加那という、どうにもよろしくない性癖育成アニメになっているような気もする今作。ぜひとも取り返しのつかない何かを育む男児が現れることを願っています(何故?)。 朝陽のテニスという、注目されてるんだかどうなんだかよく分からないテーマを中心に据えるふりをしてみんなして好き放題やるだけのお話。まぁ、つまりはいつも通りなのだが、最近はぺこはんの脱脂粉乳いじりが加速しているのでぬいぐるみ軍団の連携がどんどん訳のわからないことになっている。「タンパク質(中略)脱脂粉乳」の初お披露目の際のそれぞれのパートナーの反応がいちいちエグくて笑ってしまう。ときわちゃんはあれでマジ天然素材なのだろうが、それを上回るゆめちゃんの残虐さ、そしてことこという絶対王者の揺るがないスタンス。改めて畜生ばかりが揃っている完璧な布陣である。どこぞの歌姫アニメではAIが使命を抱えて人格をどう形成するかで世界を揺るがすほどに悩みぬいているというのに、今井ことこはラップトップ1台で次々にことことの人格を魔改造し続けるのである。多分ミュークルドリーミー3期があるとしたら、ラスボスは確実にことこ先輩である(いっそスピンオフしろ)。 ちあちゃんを加えた座組みも随分安定してきて、適宜子育てムーブを(必死にマニュアルと首っ引きで)こなしながらも、まわりで遊び散らかす余裕も出てきた。すでにゆに様対策も万全であり、相手側の目論見もよくわかってない状態のはずなのに、「事前にパチモンとすり替えておく」とかいう戦略が展開されるようになっている謎。スーパーシッターのことことの手配なのかもしれないが、仮にぬいぐるみだとしても密閉されたバックパックに赤ん坊を収納しておくのは如何なものか。そして、素直に引っかかっては色々と悔しい思いをしているゆに様のモチベーションは一体なんなのか。今回は珍しくアックムーが登場しなかったのだが、ゆにっちとお揃いのコスに身を包んだユメシンクロアッキーという、これまた自由すぎる存在も確認されている。テニスの試合中にも関わらず平然と朝陽がシンクロについていったり、2期に入ってからユメシンクロ空間の野放図さがますます磨きをかけているようである。こんな状態で女王様2人が外出し続けてるのが気になるのだが、夢の世界の治安は大丈夫なのだろうか? まぁ、何を心配してもキリがないとは思うが……私が今回一番心配になったのは、壁打ちを繰り返すというシチュエーションで「壁がかわいそうだ」という感想が真っ先に出てくる日向ゆめちゃんです。やはり軍団の中でも危険度ナンバーワンはゆめちゃんなのか……。 |
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HN:
Thraxi
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趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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