最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「RE-MAIN」 5 一番のニュースは、主人公の妹役に遠藤璃菜ちゃんがクレジットされていたこと。めっちゃ久しぶりに見たけど、声優の道進むんかなぁ、と思って最近の仕事調べたら普通に実写ドラマにも出てるな。まだ専業になるかどうかは悩んでる時期かな。テアトル出身っていうと日高里菜なんかは一応同じルートなんですけどね、どうなるんでしょうかね。 などとアニメの中身とは全然関係ないところからスタートしてみた。タイトルから「まさかこれもタイムリープものか!?」と思って見始めたら……まぁ、広義のタイムリープと言えなくもないな(判定ガバガバ)。実際は前シーズンの「灼熱カバディ」に続く「マイナースポーツアニメ」である。確実にアニメ業界はマイナースポーツの未開の地を開発し続けている。一応、アイディアの方向性として「野郎だらけの筋肉水泳アニメである『Free!』が成功したんだから、だいたい同じような見た目になる水球だって行けんだろ」という判断に違いない(断定)。実際、オープニングなんかではこれ見よがしな筋肉っぷりが披露されており、今後競技シーンが描かれるようになればさぞかし筋肉なのだろうということは容易に想像できる。 「カバディ」と違ってこちらは完全にアニメオリジナルとのことで、どのように展開していくかは全くの未知数。カバディでは「他のスポーツでめちゃめちゃ実績のある才能の塊をマイナースポーツにスカウトしたら手っ取り早くヒーローにできるやろ」というデザインだったが、なんとこちらは「いっぺん実績作った選手の記憶消してもう一回育成したらすぐに戦力になるやろ」というとんでもねぇ発想。マイナースポーツアニメの常として、なんとかして視聴者にも競技の概要を説明する必要があり、主人公の視点は「素人」である方が手っ取り早い。それなら経験者の記憶を消してまえ、という判断である。なかなかの豪腕だが、まー、別に問題は無い……のかな? 「半年も寝たきりだった奴に、よりによってベリーハードで有名な水球とかやらせんなよ」って突っ込もうと思って準備していたのだが、目が覚めてから半年くらいブランクが空いてるので、体力的には問題なくなっちゃったな。いや、でも全然運動してなかった奴がいきなり水球は厳しいとは思うのだが……多分身体が覚えてるんやろなぁ。 1話目の流れは可もなく不可もなく。そりゃ記憶喪失から始まるスポーツアニメなんてのはその時点で無茶な気もするが、そこを気にしても意味はないし、「そこまでして水球をやる理由」に関してはもうちょっと時間を割いて描写してくれそうなので特に不満はない。映像部分については、1話目だけだと競技シーンが無いからまだ判断できる状態ではないかな。プールでの競技って、普通のコートスポーツと違ってアングルとかの見せ方がかなり自由になるため、かえって上手く見せるのが難しそうなのだが、どうなるでしょうね。動き方も独特のモーションが多く、経験者がチェックしないと作画演出が難しそうなのだが、どうなんでしょう。……エンディングの協力のところに「水球のまち柏崎」って出てたが……誰か、協力してくれるのかしら。そもそも水球のまち is 何。 正直、カバディほどの爆発力は期待していないが、オリジナルアニメなのだからやっぱり成功してほしいとは思う。水球人口、増えますかねぇ。 PR ○「かげきしょうじょ!!」 6 いきなりすげぇどうでもいい話から入ると、寮のシーンでずらっと並んでる名札の中に「志村由美」っていう名前がかかっててびっくりした。「えっ、もしかして他にも知ってる名前が?!」って思って確認したけど特にいなかったので、多分完全に偶然。まぁ、そんな珍しい名前でもないしな。もしかしたらスタッフの中に元ファンがいた可能性が微レ存。 さておき原作未読。ただ、なんか周りに割とファンが多いようで名前だけはちらほら聞こえてきた作品。ご存知の方も多いと思うが、基本的に私はあんまり漫画を読まない生活で、ここ最近の摂取先は漫画喫茶に限られている。そしてその満喫もコロナの影響で行きにくくなっているため、最近はめっきり新しい漫画を読む機会が減っているのである。まぁ、どうせアニメ化決定の報が出たら原作は読んじゃいけないんだけどね。 そんなわけで、周りの人間を信用するならちょっと楽しみな作品でもあり、一応期待票を投じておこう。1話目の出だしは特に目立ったポイントがあるわけではないが、そこかしこに丁寧な部分は見受けられたし、決して悪い作品にはならない気がする。製作のPINE JAMも、製作本数こそ少ないが堅実に作品を支えてくれるスタジオだし、さらに米田和弘監督とのタッグは「グレイプニル」と同じ座組み。派手さはないかもしれないが、きっちり原作の良い部分を画面に乗せてくれることを期待したい。 1話目で目を引くのは、とにかく手足が長くて動きがトリッキーな主人公・さらさの見せ方。桁外れのプロポーションなのでともすれば画面の比率が冗談みたいになりそうなところだが、うまい具合に動きにクッションを入れてギリギリで現実的なところまで落とし込んでいる。独特の髪の色にも見える色彩設定なんかも邪魔にならない程度で、文字通りに彩りを添えている。やや高めの頭身なのでなかなか「可愛い」に振り切るのは難しいデザインだが、テーマがズカってことでそのあたりの要素をうまく個性に昇華して欲しいところ。あとはクドくなりそうなキャラ同士の絡みをどこまで見せられるか。同じ「歌劇」でもどこぞの99期生とは全然違う作品になりそうだし、「スタミュ」みたいな方向でのガチ舞台勝負が見られることを期待しよう。 中の人でのおすすめはやっぱり不憫ポジションのゆみり。花守ボイスには全幅の信頼を置いているが、どこに置いても輝きます。メインを務める千本木も振り切ってて楽しそう。あと、個人的には「自衛官が若本ボイス」にちょっと笑ってしまった。自衛隊に誘ってるところで思わず「お前機動隊出身やんか」って。
○「ぼくたちのリメイク」 6 そうかぁ、確かに2005年といえばあの千葉ロッテ栄光の年……セラフィニとかの名前が出てきたらめっちゃ懐かしいですね。いや、なんでよりによってセラフィニよ。 ひぐらしに続き、初回1時間で気合の表れを見せつける作品。てっきりアニメオリジナルなのかとおもっていたのだが、確認したらラノベ原作だそうな。ゲーム製作がテーマってことでどこぞの冴えない何かにつながるものもあるかもしれないが、あっちは完全同人なのに対し、こっちは一応プロ志望からの芸大叩き上げ。その辺りに差分が見える方向性になれば面白いかな? 製作がfeel.ってのは最近だと割と安心できる要素に数えられるし、何より、監督は久しぶりに名前を見た気がする小林智樹。思いっきり偶然だけど、そういやちょっと前に私は「sola」の名前をあげていましたよ。わたしゃ勝手にかっちりとした作品作りを期待してしまう。少なくとも1話目の監督コンテ回は過不足なしに1話目らしい情報の出し方になっているので、今後の展開には多少なりとも期待はしてもいいんじゃなかろうか。できることなら、他のラノベでは絶対にやらないような、「割とガチ目で芸大のあれこれを描く」みたいな方向性になって欲しい気がする。どうせ作者も芸大卒だからこそこんな作品を書いているのだろうし、私のようにそうした分野とは一切縁が無い人間からは案外興味深く見られるんじゃなかろうか。 タイムリープものということで一応SF部分は気にしてもいいんだけど、主人公が言っちゃってるように「どういう仕組みか分からないけどとにかく10年前に飛んだ」ということなので、そこらへんはもう、「そういうもんだ」と割り切って観ていった方がいい気がする。「震災のみたいな人命に関わる情報をなんとか伝えようとかは思わねぇもんかな」と一瞬考えたが、俺が今同じ時代に飛んだとしても、多分どうせ無駄だからそんなことせんだろうしな(せいぜい知り合いに注意喚起するくらいじゃなかろうか)。多分、今後どこぞのリベンジャーズのように時代を行ったり来たり、みたいな展開もないだろうし、もう純粋に「ちょっと精神的に老けた芸大生の物語」だと思えばいいんじゃないかな。一応時間ネタとしてのイラストレーターの設定なんかはもうちょい隠すと思ってたけど……割とあっさり気づかれてたな。普通に考えると残りのメンバーも「プラチナ」なのだろうし、金髪は名前が奈々子だったから音楽関係になるのがほぼ確定。消去法だと寝てた野郎がプローデュース方面? いや、シナリオライターか。まぁ、今後いろんなキャラが出てくるだろうからそこは確定しないかもしれないけど。いっそ、「正史では一つ屋根の下にいないはずのテメェが介入したせいで、プラチナ世代の歴史がかわってしまった」っつって誰一人目が出ない世界線になったりしたらそれはそれで面白いな。 とりあえず、1話目は1時間たっぷりやってくれる意味が感じられるクオリティではあった。さて、この興味が持続するかどうか。方言女子は文句なしで可愛いのだけども。
○「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X」 ー こちら1年ちょい空けての2期目。このくらいのブランクだと流石に単なる分割2クールと言えるのかどうかは微妙なところだ。とりあえず制作体制はほぼ同じ様子。 決してつまらない作品ではないし、1期もそれなりに楽しく観せてもらっていたとは思うのだが、正直出オチというか、設定を最初に思いついてやっちゃった人の勝ちみたいなところがある作品なので、2期を謳ってさて何をしたものやら、という懸念はある。振り返りとなった1話目ではカタリナ本人が言っちゃってる通りに「破滅フラグは回避した」わけで、普通に考えたらあとは「せっせと作ったハーレムでだらだら余生を過ごすだけ」という至極どうでもいい日常が待っているだけの作品だ。もちろんそんなわけは無くて、おそらく1話目ラストの展開から察するに「帰ってきた破滅フラグ」との戦いが幕をあけるのだろうが、それって果たしてゲーム設定の破滅フラグと同一視して良いものなのかどうかはよく分からん。これまで通用していた「ゲームの設定を知ってたから乗り越えられた」みたいなアドバンテージはなくなるわけで、それって破滅フラグでもなんでも無くて、単に「カタリナ・クラエスという一人の女性の人生の記録」でしかないんじゃなかろうか。いや、まぁ、別にそれでもいいんだけども……。 ひたすらにまれいたその一人舞台を楽しむ、というのが現時点での主な楽しみ方。カタリナはヒロインとして悪くないデザインだったと思っていたのだが、どうにも鈍感難聴設定がくど過ぎて、ことこれだけハーレムの構造が安定してしまったあとだと、そろそろなろう的な胡散臭さが鼻につく。1期と比べるとあんまり上がる要素が無い気がするのだが……上手いことそうした「2期のジンクス」を乗り越える設定が出てくるもんだろうか。頑張って欲しいとは思うけどねぇ。
○「ひぐらしのなく頃に卒」 ー 2期目なので特に評点はつけずのスタートですが、やっぱり今回のひぐらしのデザイン好きよ。渡辺明夫絵の魅力がするっと出てまるっこいデザインが活きているのは旧作よりも好きな部分。 当方、「もしも明日地球が滅亡するとしたら何が食べたい?」って聞かれた時に「そうじゃのう、頭のイカれた中原麻衣のキャラを味わいたいのう」というくらいには中原ヤンデレが大好物なので、やっぱりレナにエンジンがかかってくるのをみるのは至福なんですよね。当時は「竜宮レナ・森宮蒼乃・贄川春奈」の3大中原ヤンヒロイン並び立ちなんてのに胸を躍らせてましてね……知らない人はぜひ見て欲しい。「デュラララ!」と「sola」です。片方は今拾うの難しそうだし、厳密にはヤンデレヒロインではないのだけども。 すでにおなじみになっているレナの家庭環境のお話のリメイク。おなじみの進行でおなじみのシーンだが、そこに沙都子の暗躍という要素が加味されて、よりダイレクトにL5発症への道が開かれている。この調子で改めて全部回収していくんでしょうかね。どんだけ梨花に見せつけたら気がすむんでしょうか。「ごめんあそばせ」じゃねぇよ。 こうしてかつて楽しんだ数々のシーンが現代のクオリティで蘇るというのも、また楽しからずや。 ○「カノジョも彼女」 6 榎木旋風未だ止まず。ちょっとヤバいペースな気もするが、まぁ、男性声優だと稀によくある現象だよなぁ。 すまん、正直、めっちゃ笑ってしまったので俺の負けだ。この勢いは嫌いじゃない。タイトルに「アホ」って付いてないのに全員アホなのは素晴らしい。なんなんだろうねこれ。常日頃からアニメを見ていて、特にラブコメ関係の場合には「主人公が気に入らねぇからなぁ」という感想を持つことが非常に多い。最近だと一番似た印象を持ちそうな(あくまで「持ちそうな」)作品はおそらく「おさまけ」だったと思うのだが、あっちの主人公は見事にコレと同じような二股(?)関係になり、その中での振る舞いが訳のわかんない状態になって付いていけなくなった。他にも「ひげひろ」あたりも、「こんな奴おらへんやろ」という違和感というか、抵抗というか、敵対心みたいなものが芽生えてしまうのでどうしてもお話にノイズが混じるのである。 しかし今作の主人公は違う。ぶっちゃけ、もう彼の言っていることは全部共感できる。いや、おかしいのはおかしいんだけど、他の漫画の主人公なら言わないことを全部言ってくれている。そりゃそうだ。頑張って告白して付き合えることになった佐倉ボイスの女の子とは付き合いたい。しかし、新たに出てきたハイパースペックで和氣ボイスのヒロインとだって付き合いたい。そしてこっそり二股を企むなんてことは絶対に許されない。なら、公認の二股を形成するしか無い。そう、それだ。ダメだなんてやってみなけりゃ分からない。だったら言えばいいのだ。断られた後のことはそれから考えよう。とりあえず言ってみる。何故、それだけのことをやれた主人公がこれまでいなかったのだろうか(エロ漫画なら割といると思う)。 そうして男側の都合で生み出された綺麗な三角形。普通に考えたら成立するはずがないのに、まず青髪の方は、「前提条件無しで主人公にベタ惚れ」というステータス異常を所持して登場したために、もうそれ以上を考える必要がない。何があっても主人公に都合のいい動きを見せる。そうなれば、問題はピンク髪の方だ。こちらがふつーのキャラだったら当然展開は頓挫するのだが、なんか、微妙に、変だ。そう、佐倉マインドを所持している。そこが攻め所だ。蟻の一穴だ。あれよあれよと、よく分からない土壌が完成した。そりゃもちろん私目線での理想は「ここからヒロインどうしがくっついちゃう」であるが、次善の候補である「妻妾同衾」までは行きつけるんじゃなかろうか。そのための舞台設定、そのための作品であろう。大丈夫、男女は1人に対して1人は別に常識じゃない。生物学的に一夫多妻はごくごく自然なことなのだから。 さー、このバカバカしさはどこまで勢いが維持するか、要注目。映像部分について、1話目はなんとかクリアしていた状態で、各キャラの目のデザインなんかは印象的。このクオリティが持続できればいい飛距離が出そうな作品。そして、個人的には今作のキャラの佐倉さんはかなり理想形に近い。やはりあやねるボイスはパワーを振り絞ってなんぼですよ。それにしても……今回もライバルが「水瀬」なのね……。
○「ピーチボーイリバーサイド」 4 乳の形が気にいらねぇな。あれじゃぁ魅力も半減だ(冒頭からそれか)。 もしかしてこれもなろうなのかと思ったらそんなことはなくて漫画原作、しかも「メイドラゴン」でお馴染みのクール教信者の作品とのこと。まぁ、キャラデザからは絶対わかんないけどね。作画が違うからね。「桃太郎に何か他の要素を足していこう」みたいな作劇ってのは決して珍しいものでは無いと思うのだが、1話目では正直何がしたいのかが全然見えてこない展開だった。毎度言ってることだけど、別に「1話目で分からん」のは構わない。1話目でいきなり全部わかっちゃう方がおかしいのだし、興味を引く設定を用意してモチベーションを上げてくれるなら大歓迎なのだが、今作の場合は設定とかそういう意味ではない領域で「何してるか分からない」のである。 細かいところを上げていくなら、例えば「亜人」として忌み嫌われていたウサギが、何故かフード1枚かぶるだけで認識されなくなって村人から許容されたりする。あれはギャグなのかマジなのか、はたまたフードに認識阻害の魔法でもかけられているのか。よくある「仮面被ったら誰だか分からなくなる」みたいな設定はある程度ギャグが許容できる世界ならよくあるものだからいいのだが、本作もそんな「ギャグ」に則った世界なのだろうか? そうした限界値が1話目で見えてこない。世界設定もファンタジーレベルが定まらないので、姫だの亜人だの鬼だの桃太郎だのと言われても、どこに「常識」基準を置いていいのか分からない。普通そうした部分は周りのキャラの様子などから察していけるようにデザインされているものだが、今回はとにかく展開を進めるのに必死で、ただ出来事を日記のように記録していくだけなのでシーンの意味がかなり限定されてしまう。例えば領主宅の一連のシーンの繋ぎなんかがわかりやすいのだが、とにかくカットをブツブツと繋いでいくだけなので、「領主の家に招かれた」「晩御飯食べた」「うさぎは孤立した」みたいな箇条書きで済んでしまいそうな展開なのだ。せっかくヘンテコ世界を描くのだから、もうちょいゆとりを持って、楽しい世界、不思議な世界の広がりを見せてくれればワクワク度合いも変わってきただろうに。 製作の旭プロダクションは実績だけをみるとやや不安が残る座組み。監督は「ゲキドル」の人、というのをどうみるべきなのか……少なくとも1話目の構成は不安が残るものだった。もうちょい見続けてればすっきりしてくるんでしょうかね。不安半分で見守っていくしか無いでしょう。それにしても乳の形が気に入らねぇな。 ○「SCARLET NEXUS」 5 最終回も終わってないというのに、容赦無く新番組はやってくるのである。今期新番組一発目はこちら。 確認したところ、いわゆるメディアミックス作品のようだが、アニメに先行する形でゲームが展開されている。最近ではむしろ珍しく、ソシャゲではなくかっちりしたプラットフォームでのコンシュマーである。まぁ、どんなゲームなのかは全然知らないわけだが……アニメをみるとおよそ予想はつくかな。夷狄と戦う少年少女の物語。舞台は現代か近未来くらいになっているので、最近のなろう系列ばかりだったファンタジーな流れとは区別がしやすい。 1話目の感想は正直「可もなく不可もなく」といったところ。シナリオに惹きつける部分はあまりなく、本当に教科書通りの第1話。登場人物の数は比較的多いが、中心になる人物がブレるわけではないので見づらくなるほどではない。設定自体は「なんか分からんエイリアンに襲撃されてるから、異能に目覚めた奴らは軍隊に入って戦うんやで」というもので、能力の置き方なんかは割と安易で興味は引かれにくいか。まぁ、「ヒロアカ」と似たようなもんだと思えばいいだろう。 おそらく一番の特徴は成層圏から降ってくるという化け物のデザインじゃなかろうか。どこか「ペルソナ」シリーズをイメージさせるような、「まどマギ」の魔女空間を思い出すような、現実のオブジェクトをシュルレアリズムでかき混ぜたような気持ち悪さが目を引く。なかなかに不気味で、1話目でのインパクトは充分だったし、予告で流れた2話目のでかいモンスターも異質さは発揮されている。ここからおそらくどんどん「一番怖いのは人間だったんだ……」みたいな流れになりそうだが、是非ともモンスター勢も目立てるように頑張って欲しいところ。 映像は、ディティールにこだわったモンスターがフルCG、味方キャラも戦闘シーンで武装するとCGベースになる。違いは明確だがそこまで断絶があるようにも感じないので、決して悪いCGワークじゃないだろう。制作がサンライズということで大きな崩れはなさそうだし、できれば「やや高め」くらいの安定を狙って欲しいところだ。 そして今作の主人公はまたしても榎木淳弥……。榎木旋風がなかなか収まらんな。
「幼馴染が絶対に負けないラブコメ」 4→3 正直、後半ろくすっぽまともに観てなかったのであんまりシナリオの機微は追えてないんだけどね……機微とか、あったのかなぁ。 まずもって、今作の視聴モチベーションをガリガリ削ってしまった最大の要因は作画である。いったい何があったのだろう。天下の動画工房が担当してたはずの作画は、1話目時点で怪しげな様子を醸し出していたが、そこから回復の兆しは無く、被害は増すばかり。萌えラブコメアニメに必須なのはとにかくかわいいキャラデザのはずなのに、ヒロインを含めて全キャラクターが崩壊し、動きのあるシーンではその窮状が明確になる一方。とにかくそんな画面を見続けているのがキツくて、どんどん話は頭に入ってこないようになってしまった。 そうして描かれた話の方もよくわからない。最初に明かされた「お互いに惚れてる状態のはずなのにフってフラれて大惨事」という設定は色々とかき回し甲斐のある面白そうなスタートだったのだが、そこから始まるのは脳死のラブラブハーレム展開。キャラの増え方も早くてそれぞれが勝手に「主人公ラブ」をばらまいていく。一応「ヒロインどうしのインタラクション」が多めになっている部分は興味を引くし、それぞれがあけすけに性格の悪さをぶちまけている部分は面白みにつながるはずなのに、そもそも主人公に魅力が無いために、そこにこだわるヒロイン勢の心情を追うこともできない。「芸能」というテーマ設定もどこか現実感が無く、男連中が寄ってたかってやる悪巧みがなんとも痛々しい。最終的な印象は「ま、禎丞は信長とバタバタやれて楽しかろうがよ」くらいである。佐倉さんといのすけが楽しかったかどうかは知らん。
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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