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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「魔術士オーフェンはぐれ旅 キムラック編」 4

 大変だった今期新番チェックもここでようやく一区切り(プリキュア除く)。まぁ、最近はあまりクールに縛られない放送枠も増えてきているので、ここからまた変なタイミングで始まるアニメもあるかもしれんけど。ひとまず「21年1月期」としてはここまでにしておこう。今期執筆した新番チェックは46本。確認したら前クールは概算で39本とあったので、確実にアニメの本数は回復傾向にある。というか、そんなもん数に出さんでも肌で感じてる。もう、今期マジでキツいな。一応、前クールからの引き継ぎで視聴している12本をこれに加えた58本(+ショート枠)が今期視聴数ということになるが、多分早々に優先度の低いものから切っていくことになるだろう。……うん、多分……切る勇気、大事。ちなみにコロナに入る前から、2020年は4月期が33本(本来44本だったが10本が途中延期)、7月期が37本、10月期が48本ときているので、日本のアニメ業界、コロナショックから反動でむしろ本数増やしてる。まぁ、多分もっと前にやるつもりでずれ込んだ奴があったせいで色々重なってるんだろうが……それにしたって58ってのは近年なかった数字で、私が経験した中でも最多の60本(18年度4月期)に迫る数である。まぁ、幸せなことだと思わなきゃいけないんだろうなぁ。

 とまぁ、散々新番チェックのまとめについて書かせてもらったわけだが、つまり今作については大して書くことがない。1期が去年の1月だったのでブランクはさほど空いていないのだが、おそらく今作の製作体制だってコロナのダメージは食らっているだろうし、もともと大したことなかった作画面にさらなる不安がのしかかっていることは想像に難くない。1話目の時点で既に「まぁ、こんなもんだったかなぁ」くらいのもんなので、目覚ましい向上などを期待するのは無理だろう。こんなクリーオウじゃ無能すぎて能力者に勝てないからナナしゃん助けて。何故かキャラデザが菊池洋子氏に変わっているっていう部分が個人的には少し期待できる部分ではあるんだけどさ。

 あ、ちなみにどうでもいい報告(絶対返信不要だゾ)ですが、1話目でいきなり「すうぇーでんぼりー」っていう聞き慣れた(?)単語が聞こえてきて、何かが達成されました。

 

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 いい話しかない、第3話。ツインターボ可愛い。

 正直言うと、ウマ娘のレースを観た後に「史実」(ネタバレ)観にいくのが好きなんですよね。多分おんなじこと考えてる人がたくさんいると思うんだけど、実際に(溜めといたもんだからだいぶ遅れて)3話を観た後に「メジロマックイーン」でググったらわざわざ探さなくても「メジロマックイーン 阪神大賞典」のサジェスト出たもんだからすぐに今回のレースを見ることができました。1期の時からそうだけど、やっぱりレースの再現度が高くてねぇ。もちろん、そのまま垂れ流すだけじゃ能がないのできちんとアニメ的な要素は落とし込んでいるし、実況解説の台詞回しなんかも本歌取りしつつちゃんとあけこのオリジナル台詞になるように構成されてる。それでもやっぱり、観てると「うぉお、あのレースだ」ってなって盛り上がれるんですよ。多分正常な競馬ファンとか、先にネタバレ観ておく人とかは実際の競馬を観て、ウマ娘を見て「あのレースか」ってなると思うんだけど、私の場合は逆で、先にアニメ観てるから実際の映像を観て「あのレースか」ってなる。変な感覚だけど、その分だけおウマさんたちにも感情移入できるというか、「マックイーンさんかっこええ……」って素直に惚れ込むことができるんですよね。よく言われることなんだけど、やっぱり走ってる馬って格好いいし、賭け事抜きにして競馬が好きだって言う人の気持ちは何となく分かりますわね。

 そして、アニメ的にはレースを再現するだけでも「筋書きのあるドラマ」が成立するが、作品内では「テイオーとマックイーンの友情」という解釈で新たな物語を紡いでいる。この2人が、最終的に直接対決をすることになるのか……なんかもう、そのレースを想像するだけで今から泣けてきてしまう。なんでだろ、この作品を観てる時はいつも以上に涙腺がガバガバになる。やっぱ一生懸命生きてる女の子って素敵だもんなぁ。いや、実際に牝だったか牡だったかは知らんが……。お馬さんたちも、「走るためだけ」に生まれてきてる運命を受け入れて走っているのだとしたら、まさに命がけのドラマよなぁ……。

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○「ワンダーエッグ・プライオリティ」 5

 放送時間の関係で初回視聴に随分手間取ってしまった作品。今期は本当に作品数が多くて、地上波で見ようとすると我が家の機材のキャパを超える時間被りが起こってしまうことが判明してな……なんとかBSも含めて捕捉が可能になったので、1話目を観たタイミングで、実はもう2話目も録画してあったりする。でも、まだまだ溜まってるアニメが10本以上ある……。今期は、マジで何本か切らないと死ぬな……。

 さておき、とても気になる作品ではある。まぁ、「1話目じゃ何もわからん」作品なのでどうにも評価が定めにくいのだが、とりあえず「何が起こってるんだろう?」「どういう意味があるんだろう?」と興味を惹かれる内容ではあると思う。偶然にも1話目は「裏世界ピクニック」(の3話)とイメージが被ったのだが……印象としては「裏世界ピクニック」と「フリップフラッパーズ」と「イド」を足して3以上で割った感じだろうか。俺、多分「よく分からない何か」に遭遇した時に「フリフラみたいだな」って例える習性があるな。フリフラよりも殺伐度合いが高いところが「裏世界」っぽくて「イド」っぽくもある。まぁ、「何か目的を果たすために絶えずダンジョンに潜っていく」みたいなデザインはもうちょっと普遍的なものだとは思うんだけどね。

 とにかく画面は綺麗。製作はCloverWorksで、なんと今期は結果だけを見れば「ホリミヤ」「ネバラン」と3本体制。まぁ、絶対に製作時期は被ってないと思うけど。だって、被っててこのクオリティだとしたらバケモンスタジオだもの。上2作だってそれなりに品質は維持してたはずで、その中でさらにこうしたオリジナル作品をここまで作り込めたんだとしたら、今のご時世では奇跡ですよ。不穏で落ち着かない世界観は充分に表せているし、そんな中でわからないなりにドタバタ動いてる女の子たちもちゃんと可愛くかけている。主人公のビジュアルのせいか、イメージは何となく「7/22」あたりにかぶるかな。原画部分も動画部分も「劇場作品作りたかったんじゃねぇかな」っていうくらいに気合が入っていて、このままのクオリティが維持できるなら、お話はどうあれ毎週見てても飽きない気はする。そのあたりも「フリフラ」っぽいといえばぽい。挙句にメインになっているのが女の子2人の度が過ぎた友情物語になりそうだし、1話目から室内テントに横たわって生足をスリスリしてるシーンなんかはやたらと湿度が高い。かてて加えて異世界で逃げてた女の子がちかぺだったもんだから「相変わらず感情の総量多い役〜〜」ってなったけど、まさかの1話目退場で今後は出ないのかもしらん。主人公役はまだ新人さんみたいでちょいと拙いところもあったが、正直そこまで悪くないと思う。主人公のあの気質なら、多少たどたどしくてもキャラとして飲み込めるだろう。

 総じて見れば「わからんのは間違い無いけど、うまくいけば跳ねそう」という感じ。うまくいって欲しいという気持ちもあり、視聴本数を減らすためにもゴミアニメに増えて欲しいという気持ちもあり……(幾ら何でも本末転倒が過ぎる)。

 

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 鳥子が叫ぶ「死(DEATH!)」は一朝一夕ではなし得ないキャリアが詰まっている、第3話。デデデデース。

 3話目になってのでぼちぼち今期分の作品も気になったものを摘んでいくタイミングになってきたのだが、何しろまだ新番チェックもゴールインしてねぇし、信じられないくらいに作品数が多くて、処理しても処理してもレコーダーに溜まっていくという、逆賽の河原みたいな状態になっているのでなかなか大変。そんな中ではアニメ1本1本見ていく時の集中力も下がってしまうのだが……そんな中でもなんだか気になる存在がこちら。

 ぶっちゃけ、今のところ「何も分からない」のだ。1話目の感想で「わかんないね」はよくある話だが、3話まで終わってまだ「分からないね」というのも妙な話。しかし、この作品における「裏世界」がどんな存在なのか、そこに何があるのか、何故そこに行くのか。あらゆる事象が謎のまま。裏世界は言うなれば「なんでもあり」の世界なので一歩進んで次に何が出てきても文句はない。つまり我々は「次に何が起きても文句が言えず、何も起こらなくても文句が言えない」という謎のロードムービーを見せられている。そんなもん、起も承も転も結も無い、ただの「シーンの断片の垂れ流し」だ。

 そんなもんは面白くない……はずなのだが、別につまらなくないのだ。そこが変な作品だ。見ていてイメージがかぶるのはやっぱり「少女終末旅行」なんだけど、あっちは「終末」といういわく言いがたいテーマ性が作品のそこいらに漂っており、「2人はどこに向かうのだろう」という緊張感があった。こちらの作品の場合、一応鳥子は「サツキを探す」という目的こそあるものの、そのためにどこを歩いて、何にたどり着いたらいいかも分からない。やはり、この裏世界旅行と終末旅行は違う。

 そして、何故この2つに通底するものが感じられるかといえば、やはり作品の焦点に「女の子2人の終わりなきダラダラの旅」があるからなのだろう。偶然出会って、ちょっと裏世界を行き来しただけの2人。友人というよりも他人に近い関係の2人なのに、いつしかその関係性が薄皮一枚まで近づいている感がある。この余計な感情を煽られる原因は、まず間違いなく空魚が必要以上に鳥子を意識しちゃってるからだ。なんでそんなに緊張しちゃうんだ。なんでいちいち嫉妬にモヤモヤしてみせるんだ。まだそんな関係性じゃないんじゃないのか? ……でもなぁ、散々命がけの冒険しちゃってるしなぁ……。

 うーむ、これは百合なのだろうか。まだよく分からない、裏側だらけのふたりの旅路、このままダラダラ見せ続けられるのだろうか。そして、そのたびによく分からない満足感が得られるのだろうか。悩まし。

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 いうほど人類って生姜の夢みるか? 第37話。しかも生姜の夢で「ライバル出現の報」って……諸葛亮が魏延のこと嫌った理由は生姜の夢だった可能性が微レ存?

 ねねちゃんの夢占いを茶化さなきゃやってられないくらいに切ない展開である。いや、別に杉山先輩はどうでもいいねん。いや、どうでもはよくないけども……流石に設定が思い切りすぎやろ。杉山先輩の「闇」はなんとダイレクトに氷川紗夜メソッドであった。あまりに出来の良すぎる弟がいたせいで、本来ならまっすぐ出来がよかった兄が霞んでしまい、その生来の努力家気質も相まって、どんどん道が塞がれていくように感じる杉山先輩。別に弟がお兄ちゃん大好きでやろうとしてること全部真似してくるとかではないのだが、弟スペックが完全にギャグなので、もう誰の責任とも言い難い災害レベルの事態になってしまっている(あとゆきよボイスもギャグっぽいな)。この街って杉山弟と今井ことこの2名を同時代に輩出したってことか? もう、人類の未来の半分くらいはこの街が握っているのでは。

 そうして正式に明かされた弟の存在(当然百合先輩はご存知でしたね)。それが杉山先輩に悪夢の女王が付け入る隙になっていた。この度久しぶりに弟とコンタクトを取ってしまったことで杉山先輩の闇が悪化。ついに最後の一押しから、杉山先輩が間違い探し仮面バージョンへと進化してしまう。まぁ、だからなんだという気もするのだが……。

 問題は、そんなおやびんの変質を、ゆに様が受け入れられていないということである。弟の秘密を知らされた時点で「おやびんのことを何も知らない」とショックを受けていたのもなんだか可哀想だったが、そこから杉山先輩の苦しみを見て、なんとか救おうとするゆに様が本当に健気なのである。普段は他人の夢を散々いじり回してないないないとしてるくせに、いざご主人のピンチとなれば、なんとかしてその悪夢を打倒しようと奮戦する。ゆに様が初めて「他人の悪夢を正そうとする」目的で悪夢へと飛び込んだのである。さらに、そんな杉山先輩の状態を良しとする女王に対し、ユニ様は初めて反論をする。自分のご主人が苦しんでいる様を見て、さらに上位存在である女王に楯突こうとする。ゆに様の中で、今や何かが変わっていることの証左である。もちろん、女王への感謝は忘れていないだろうが、それ以上に、おやびんとの日々が思い出となっているのだ。私は何度でも繰り返す、ユニ様をなんとか幸せにしてあげてほしい。

 他方、ゆめちゃんも別な問題で悩んでいる。前回ふと持ち上がった「みゅーとのお別れ」問題。悩めば悩むほどに精神が追い詰められ、その影響は真っ先に夢に現れてしまう。ドリーミーパートナーとの関係性で悩んだ結果が悪夢ってのもなんとも皮肉なものである。みゅーは相談に乗ろうとしているのに、今回のゆめちゃんはめずらしく頑固。お空の上の女王様はこのピンチを感じ取っているようだが、何か2つの問題を一気に解決する方策はあるのだろうか。

 それにしてもツギハギコンビが「たそがれ」の意味をちゃんと知ってるのは偉いな……意外と学のある手下どもだにゅい。

 

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○「文豪ストレイドッグス わん!」「ワールドウィッチーズ発進しますっ!」 ー

 ショート枠だから別々に記事立てなくてもいいかな、っていうくらいのお話。どちらも既存の作品のデフォルメショートギャグなので、連続枠だし記録がわりに一応まとめて。

 「文スト」についてはフォロワーでもないしあんまり覚えてなかったけど、ギャグでキャラの立て方だけを際立たせているので見やすくなってますな。そういや割と女の子が可愛い作品だったな、なんてことも思い出せたり。鏡花かわいいよ鏡花。

 そしてウィッチーズの方は、タイトルが「ワールドウィッチーズ」になってるのね。つまり「ストライク&ブレイブ」、501と502のコラボ作品ってことで。ここで2隊の絡みが見られるとしたら、なんとなく「異世界かるてっと」みたいな印象になるのかもね。まぁ、ぶっちゃけブレイブウィッチーズの方はほとんど覚えてないけどさ。正規の501の活躍をあれだけ見た後にギャグの方を見ると、やっぱり「これでも別に構わないんだよなぁ」と思えてしまう。多分、わたしゃバルクホルンさんが元気ならそれでいいのだと思う。

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○「Dr.STONE STONE WARS」 5

 そういやジャンプ漫画といえばこちらもあったのだね。今期はリゼロと同時放送で、変なとこに刺さる小林裕介アワーが展開されたりされなかったり。

 1期の放送が2019年ということで2年弱のブランク。他の「2期もの」に比べりゃ大した期間ではないのだが、それでも随分久しぶりな印象があるのは、鬼滅だの呪術だの、他のジャンプ漫画が話題をかっさらっていくらか影が薄くなってしまったことも原因としてあるんじゃなかろうか。今作も間違いなく良い漫画だし、決してアニメの質が低いわけではないのだが、やはり鬼滅ショックや呪術プッシュに比べると影が薄い部分はある。まぁ、そんなに仰々しく売り出すデザインでもない気はするのでこれはこれでいいのだが、多分セールスの方向性次第ではもうちょいブーストが効いた気もするので、今になって思うとちょっと残念ね。まぁ、余計なことを考えずにきっちり原作を追えるアニメになってもらうのがベターだろう。

 2期は1期で積み上げた部分からのスタートなので、かなりチート的な部分も完成して桁違いのアイテムも登場し始めるタイミング。このあたりにどんだけ説得力を持たせられるか、そしていかにわかりやすい描写にするかは新たなチャレンジになるんじゃなかろうか。あとは、千空の親父さんの声がどうなるかだなぁ……ここから先がさらに重要なポジションになるはずなんだが……。

 

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○「のんのんびより のんすとっぷ」 6

 にゃんぱすー。シンタスの生存を確認したのん。ほんと、今なにしてるのん。多分もうミルフィーユの声は出ないのんな。

 こちらは2期が2015年の夏ってことで約6年ぶりの帰還。一応3年前に劇場版があったんだけど、そっちは劇場には観に行かなかったのでファン失格である(AT-Xで放送してる版で観ました)。しかし、本当に何一つ変わらなくて安心するな……。監督をはじめ、基本的な制作体制が維持できるってすごいことよ。1期からならもう8年も経ってるってのに。そしてこれだけ特殊な作品だと、やっぱり手に馴染んだプロフェッショナルの方々にお願いするのが一番良いのである。川面監督、本当にこのアニメをよく作ったなぁ、と改めて感心する。よほど画面のパワーに自信がなければ、これだけの間尺の作品を垂れ流すことはできないと思うのよね。何か「入れて」しまいたくなるし、「足して」しまう気がする。それをせず、ただひたすらにのんのんびよりワールド。それ以上でも以下でもない風景が、今作の唯一無二の価値なのである。

 そういえば今期は今作と「ゆるキャン」というスローなアニメが並立しているシーズンなのか。こんなご時世だからこそ、ただひたすらに癒しが求められ、何ないこと、何もしないことの価値も高まっているに違いない。画面内の平和な世界を見るだけで、現実とのギャップで涙が出そうになるからね。まぁ、幸いにして今作は放っておいてもディスタンスが確保できる世界ではあるのだが……。れんちょん、絶対にフェイスガードとかマスクにも余計な細工を施すタイプ。

 中の人的には、もうれんちょん専用機と言っても過言ではない小岩井ことりの空気作りから始まり、賑やかしに阿澄・佐倉両名が並び立つだけで破壊力が桁違い。やっぱアスミスの声は元気が出るね。個人的には先生と駄菓子屋の大人コンビも大好きなので、今期も駄菓子屋には可愛い活躍を期待している。

 何もかも忘れて、ただひたすらにリコーダーを聞いていたいのん。

 

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アクスガルドの自慢屋 Axgard Braggart (3)(W) C
クリーチャー・ドワーフ、戦士
3/3
誇示(1)(W):〜をアンタップし、+1/+1カウンターを1つ置く。
 質実剛健、口だけじゃない誇示能力を持ったベテランドワーフ。4マナで攻撃して事実上の4/4警戒はコモンなら充分サイズだし、初回の戦闘を生き残れば、そこから毎ターン自慢げにサイズをアップしていく。かなり前のめりな能力なので、できることなら序盤から攻め立てるビート系のデッキで、いっそこれがマナカーブの頂点に位置するくらいの構成にして押し切りたいところ。事前に思い切り相打ちを狙いまくって、ブロッカーを減らしておけばこいつの力で勝てるパターンも増えてくるはずだ。あとは装備品とかオーラでなんとか回避能力をつけるくらいかな。ちなみにこのカードからわかることは、どんな次元だろうと距離の単位はマイルを使う。多次元世界でもヤードポンド法準拠のアメリカ人なんなの。
 
 
(戦場の猛禽)Battlefield Raptor (W) C
クリーチャー・鳥
1/2 飛行 先制攻撃
 クリーチャーのスペック向上は未だ尽きまじ。1マナ1/1フライヤーというだけで優秀だと言われていたのも今は昔。最近のヒット作は絆魂持ちでライフデッキとビートデッキの両方で活躍を見せた「癒し手の鷹」。キーワード能力1つつけるだけでも劇的に性能が変わるのが1マナクリーチャーの面白いところだ。今回は「タフネス」と「先制攻撃」という2つのボーナスがつき、相変わらずコモンに据え置き、Magic始めたてのウン年前の私が見たらこれだけでひっくり返ってしまうようなスペックである。まぁ、実際にこれがコワレでもなんでもなく普通のクリーチャーになっているのが現代Magicなわけだが。先制攻撃を活かしたいならなんとかパワーを上げてやる必要がある。装備品デッキの先鋒にいかがか。
 
 
Battershield Warrior (2)(W) U
クリーチャー・人間、戦士
2/2
誇示(1)(W):あなたのコントロールするクリーチャーは、ターン終了時まで+1/+1の修正を受ける。
 「わざわざ誇示能力にせんでも」という誇示能力持ち。「攻撃したら自動で全軍+1」の「鼓舞する一角獣」が4マナ2/2だったので、こいつの利点は「1ターン早く出られる」というその1点のみ。起動のたびに2マナを要求してくるのは余計な手間である。まぁ、どうせこの手の能力なんて1回使えば致命的なダメージを与えるか、単にこいつが死ぬかのどっちかなので、そんなに何回も起動することを考える必要はないのだが。できればトークンわらわら戦術に活かしたいので、やはり純正の戦士デッキ向けか。

 


 
ベスキールの盾仲間 Beskir Shieldmate (1)(W) C
クリーチャー・人間、戦士
2/1
〜が死亡したとき、1/1で白の、人間・戦士・クリーチャー・トークンを1体生成する。
 死んでもちょっと大丈夫系クリーチャーの新作。この手のデザインでのヒット作は何と言っても1マナで死亡すると飛行トークンがもらえた「宿命の旅人」だったが、飛行がなくなった「追われる証人」もなんだかんだで活躍したカード。そしてこれが2マナになるとどうなるかってぇと、このカードの上位互換である「薄暮の殉教者」となって一気に採用率が下がってしまった。当時は吸血鬼デッキで多少採用されていたが、あくまでリミテッド用と割り切るべきだろう。そして、リミテッドでならばこの純正アドバンテージ構造と序盤の戦力を兼ね備えたデザインはなかなか便利。数で押す戦術に使える他、黒と組んで生贄の種にすることもできて、運用幅は広い。死ぬことがさっぱり惜しまれない健気なやつだ。
 
 
金への捕縛 Bound in Gold (2)(W) C
エンチャント・オーラ
エンチャント(パーマネント)
エンチャントされたパーマネントは攻撃もブロックもできず、機体に搭乗できず、マナ能力以外の起動型能力を起動できない。
 もう、ないない尽くしでがんじがらめやないかい! 下手したら史上最も禁止事項が多いかもしれないオーラである。搭乗ができないところまでは「特権剥奪」と同じだが、今回はコストを据え置きで能力の起動も禁止する「拘引」仕様までついて徹底的に何もできない。リミテッドでは相変わらず人気を集めるもの。このオーラで生まれた金を刈り取って宝物トークンとか作れないもんですかね。

 


 
クラリオンのスピリット Clarion Spirit (1)(W) U
クリーチャー・スピリット
2/2
あなたが各ターンに2つ目の呪文を唱えるたび、1/1で飛行を持つ、白のスピリット・クリーチャー・トークンを1体生成する。
 クラリオンと言われるだけで場のクリーチャーを綺麗さっぱり押し流したくなるものだが、今回のクラリオンにはそんな殺伐力はなく、どこからともなくスピリットを呼んでくるアイテムになっている。ちなみにもともとクラリオンってのはざっくりとなんらかの管楽器っぽいものの総称らしい(基本はトランペット)。「1ターンに呪文2つ」は大きく2つのハードルがあり、1つは一気に唱える時のコストの捻出、そしてもう1つは、そんだけ唱えるための手札の確保。エルドレインで同じ課題を持っていたイゼットカラーはルーティングやキャントリップを詰め込むことでこれを解決していたが、今回の白黒というカラーリングの場合、予顕を経由すればコスト面ではある程度対処可能だが、物量の確保はそうもいかない。この手のカードをがっつり集めると強いのかなぁ……。

 


 
掟綴りの僧侶 Codespell Cleric (W) C
クリーチャー・人間、クレリック
1/1 警戒
〜が戦場に出た時、これがあなたがこのターンに唱えた2つ目の呪文であったなら、対象のクリーチャーに+1/+1カウンターを1つ置く。
 「1ターンに2つ」応援団の初級編。「1ターン2回」ボーナスとしてはそれなりのものだが、やっぱりどうやったら2個唱えられるのかっていうことについては自己解決が求められている。こちらの呪文は問題解決のために「とにかく軽ければいいんだろ」という打ち出し方にしかなっていないので、そこまで積極的に採用したい呪文にはなっていない。1ターン目に出しちゃうと単なる1/1だし、これを使って今後の「2つ目呪文ライフ」をサポートするにしても、このカードが1枚分の働きをしているかどうかはちょい微妙。かなり入念にコスト域を調整しない限り、狙った通りの活躍は難しい気がする。どうなんだろう、ちゃんと調整されてんのかなぁ。

 


 
(Glorious Guardian) (2)(W)(W) R
クリーチャー・天使、クレリック
3/4 瞬速 飛行 予顕(2)(W)
〜が戦場に出た時、あなたのコントロールする、好きな数の対象の天使でないクリーチャーを、〜が戦場を離れるまで追放する。
 微妙に何がしたいのかが伝わりにくい庇護天使。クリーチャーを自分が退場するまで抱え込んじゃう天使といえば過去には「忠告の天使」がいたが、当然あちらの主目的は相手クリーチャーの追放であった。今回はなんと自軍だけというこだわり仕様で、主な用途は「187能力の使い回し」「緊急時の一時保護」の2つとなる。前者の用途の場合、もう1回登場させるためにはこの天使が退場しなければならず、流石にコストを考えると再運用は手間である。そうなると、やはりメインの目的は除去られるクリーチャーの保護。その際にも「こいつが死なないと戻ってこない」という難点はあるものの、ただ死なれるよりは一時的にでも保護できた方があとの展開につながる。相手としてもこいつを殺せば本来除去ろうとしたやつが戻ってくるわけで、実際に使われると相当いやらしいクリーチャーじゃなかろうか。瞬速のおかげでかなりフレキシブルな運用が可能で、例えば相手の全体除去に合わせて自軍を匿えば1体の犠牲で自軍全員を避難させられる。予顕によるコスト軽減も気が利いており、デッキ次第で様々な活躍が見込めそう。なお、天使は保護できないのでこいつ2体でぐるぐる回すプランは成立せず。残念。

 


 
黄金口の勇者 Goldmaw Champion (2)(W) C
クリーチャー・ドワーフ、戦士
2/3
誇示(1)(W):対象のクリーチャーをタップする。
 限定条件つきタッパー。攻撃時に相手をタップするクリーチャーは特にリミテッドでは活躍の機会が多く、基本セットの「星冠の雄鹿」や恐竜デッキの「縄張り持ちの槌頭」なんかはビートデッキでは有力なコモンだった。そしてこのカードは、残念ながらそんな「槌頭」に余計な起動コストがかかるようになってしまったダウナーバージョンである。まぁ、あのパキケロサウルスがちょい強すぎたというのも事実で、3マナで死ににくいタッパーってのはそれだけで一方的にゲームを決めてしまう可能性があり、調整もやむなしといったところか。誇示能力の良いところは、別に必要ないならマナを払わなければいいだけ、っていう選択肢があるところなので、そこまで悪い話でもなかろう。それにしても、誇示してる武勇伝が盛りすぎだなぁ
 
 
(Master Skald) (4)(W) C
クリーチャー・ドワーフ、戦士
4/4
〜が戦場に出た時、あなたの墓地にあるクリーチャーカードを1枚追放しても良い。そうしたなら、対象の、あなたの墓地にあるアーティファクトかエンチャントカードを手札に戻す。
 今回すべての色にちょいちょい収録されている「墓地のカードを追放したら」という条件を持つ1枚。この能力は「葬火/pyre」と名付けられてメカニズムとして採用される予定だったが、最終的に取り除かれ、カードが数枚残った形らしい。こちらのドワーフは知り合いの亡骸をごそごそとあさり、そいつが持っていた持ち物を墓地から回収してくるエコ精神溢れる御仁である。5マナ4/4とサイズに優れているのでそれだけでも採用は可能だし、装備品、機体、オーラに英雄譚と、今回の環境ならキーとなる選択肢に事欠かない。条件だってほぼ無いようなもんだろうし、マッチョになった「オーラ術師」の強化版として、デッキの厚みを増す有力な1枚。
 
 
傑士の神、レーデイン Reidane, God of Worthy (2)(W) R
伝説のクリーチャー・神
2/3 飛行 警戒
あなたの対戦相手がコントロールする氷雪土地はタップ状態で戦場に出る。
あなたの対戦相手が、点数で見たマナコストが4以上のクリーチャーでない呪文を唱えるためのコストは(2)多くなる。

守護者の盾、ヴァルクミラ Valkmira, Protector’s Shield (3)(W) R
伝説のアーティファクト
あなたの対戦相手がコントロールする発生源があなたやあなたのコントロールするパーマネントにダメージを与えるなら、それを1点軽減する。
あなたか、あなたのコントロールする他のパーマネントが対戦相手のコントロールする呪文や能力の対象になるたび、そのコントローラーが(1)支払わない限りそれを打ち消す。
 白単色の神様は「傑士の神」というなんとも不遜な名前を持つが、その割にステータスは3マナ2/3フライヤーと意外に手堅くまとめてきた。その身に宿すのはいわゆる白のヘイトベアー的な概念で、なぜか氷雪を目の敵にしてみたり、クリーチャーデッキの天敵である全体除去を遅らせてみたり。氷雪いじめが刺さるかどうかはこれからの環境次第なのでなんとも言えないが、下の嫌がらせは割と色んなデッキに刺さるだろう。高コスト呪文に縁がなさそうな赤単ですら、どこぞのでかい剣が出しにくくなるのである。そして、大抵の神様は表と裏でなんらかのシナジーを形成するものだが、こちらの神の重ね方はちょっと脳に問題があるんじゃないかっていうレベルでいやらしい。まぁ、ぶっちゃけほとんどシナジーなど無いのだが、相手の除去呪文については下手したら3マナ重くなるかもしれないってのはやってられぬ。そもそも「ウルザの鎧」が6マナで、同等以上の効果が4マナってのもやってられぬ。リミテッドならもっぱらアーティファクトの方で登場し、相手にちゃぶ台ごと叩きつけられることだろう。どこでデュエルしてるかしらんが。
 
 
活力回復/Revitalize(M21)」 C
 基本セットでは渋く活躍するキャントリップのお手本のようなカードがいよいよ拡張セットに乗り込んできた。地味なカードではあるが、そのポテンシャルを認められてのことだろう。今回は2マナキャントリップという特性を活かし、主に白黒の「呪文2つ」系デッキのサポートで活躍することになる。残念ながら今回はライフゲインに関するシナジーはほとんど無いので、そういうデッキ以外での採用はあまりなさそう。流石に地味かな。
 
 
星界の番人 Shepherd of the Cosmos (4)(W)(W) U
クリーチャー・天使、戦士
3/3 飛行 予顕(3)(W)
〜が戦場に出た時、対象の、あなたの墓地にある点数で見たマナコスト2以下のパーマネントカードを戦場に戻す。
 6マナ3/3に、白にはおなじみの制限付きリアニメイトを内蔵。このコストなら墓地の対象には不自由しないだろうから一応のアドバンテージは取れるだろうが、6マナの割にサイズがやや物足りないので積極的な採用理由が何かもう1つくらい欲しい。というわけで、予顕をつけてセールスしてみたわけですね。4マナ3/3フライヤーならおまけなしでも文句なしで優秀(まぁ、今回は青のコモンに普通にいるけどね)。出すタイミング次第でそこにボーナスが狙えるなら、なるほど確かにアンコモンであろうか。こいつを出し入れして何か無限コンボみたいなものが発生したりしないかしら。
 

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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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