最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「魔王城でおやすみ」 6→6 何気に好きな作品でしたね。「山崎みつえ作品にはやはり小澤亜李が必要なのだ」ということも確認できたし。いや、今回のアリちゃんは割とどうでもいい役だったけど。パラスのことパラスって言いながら新作待ち続けるのやめろよ!(そろそろ野崎くん2期分くらいは原作溜まってない?) 本当に天丼を重ね続けるようなワンパタギャグ漫画なのだが、こうして斬新さを求めずにひたすら同じネタ回しを続ける作品ってのも、かえって身構えずにみられるので悪くないものだ。あとはどれだけバカバカしさに恥じ入らず堂々とやってくれるかっていう。全体を「かわいい」で飾り立てている作品なので観てるだけで楽しくなるんだよなぁ。ここまで独自の世界観を貫き通すと、異世界設定とか本当にどうでもよくなるんだね。主人公のロリが死に戻りしまくるギャグっていうだけで結構とんでもない世界なんだけどな。 あとはまぁ、ひたすら中の人的な要素で賑わせるっていうのもサービスの1つ。松岡くんのスタンスがこれ以上ないくらいにしっくりくるし、その脇に石川プロを置いとくと安定感がます。小林親弘はまたイヌ科だし、アルラウネさんは細目であらあらかわいい。スヤと王女が「この2人で親子役なんだよなぁ」とかしみじみすることもまた格別である。 今後はヘスティア・チノなどに続く水瀬いのりヒストリーの1ページとしてスヤリス姫を語り継いでいこうじゃないか。 PR 「トニカクカワイイ」 5→4 こんなにも開始から終了まで印象が変わらない作品も珍しい。「予想も期待も裏切らない」と言えばこれはこれで良いことなのかもしれない。残念ながら作画が本当にメタクソになっていたので点は下げさせてもらうが、だからと言って悪印象があるかといえばそうでもない。萌え方向の売りを目指しているはずなのに、キャラ絵が崩れても「まー、いっか」と思える、そんな作品も珍しい。 そうして考えていると、本当にこの作品を楽しむ理由というのは何なのかがさっぱりわからなくなってしまうのだが……なんでも、中国では大人気らしいですよ(ソースは公式Twitter)。中国の人がこの作品のどこに惹かれるのかはますます分からないけど……どうした中国人、疲れてんのか? まぁ、今年は世界中の人間がみんなして疲れてますのでね。一時でもそんな現世の惨状を忘れられるなら、こういう作品も存在意義があるのかもしれない。異世界にもいかず、幼女も現れないが、それでも圧倒的非現実からの地獄のようなノロケを味わえ。 そう、今作に価値がある部分が何かと問われれば、「鬼頭明里の若奥様プレイ」である。何をやってもそつなくこなす鬼頭。今作でも萌えに振り切れたような過剰演技をするわけでもなく、「ただそこにいる理想」としての司を現出させる。おひいさまにしろフレッシュピーチにしろ、鬼頭キャラってのは不思議と押し付けがましくない「そこにいるファンタジー」を体現してくれる。このフットワークの軽さみたいなものが彼女の魅力なのかもしれんな。そして、今回のキャスティングで、もしかしたら彼女も裏番たる荒鷲大先生の門下に加わったかもしれない。イヤホンズの仲間入りか(所属がプロフィットだから無理な気もする)。 とりあえず半分を中の人の話で埋めて満足した。師匠の久米田ともども、今後もゆるゆると生活に困らないくらいの仕事をしていけばいいんじゃないだろうか(嫁の稼ぎに負ける訳にもいかんしな)。
「ゴールデンカムイ(第3期)」 5→6 やっぱ面白い漫画だなぁ。無事に放送が終わったので、しばらくほったらかしで溜まっていた原作一気読みをやりに行こうと思います。 なんちゅーかね、この作品でしか満たせないような欲求っていうのがあると思うんだよね。ギャグ漫画はギャグ漫画だし、シリアスな少年漫画でもある。似たような要素を持つ作品はどっかにあるとは思うんだけど、この欲張りパッケージが味わえるのはゴールデンカムイだけ、という感じ。本当にごった煮的な面白さで、そこには筋肉劇場もあるし、白石の小便劇場でもあるだろう。壮絶な明治期の歴史にもみくちゃにされた男たちの悲劇でもあるし、古い記憶に囚われた男たちのメロドラマでもある。とにかく賑やかなのだが、1つ1つの要素が無駄になっておらず、やっぱり全部まとめて1つの完成品。このさじ加減は、狙って出来るもんじゃない気がする。純粋に作者が面白くしようと思って考えたものを増し増しにしていった結果なんじゃなかろうか。 少年漫画の難点の1つに、人気が出て引き延ばすとどうしても惰性で動いてしまうという部分があると思うのだが、本作は網走監獄で一段落して樺太以降は「何したらいいんだろ?」みたいな不安と一緒に始まったんだけど、どの要素も取ってつけたような印象ではなく、金塊をめぐる暗号の話やら、キロランケの生き様の話やら、どの要素も「ここからが正念場だ」みたいな盛り上がりを見せている。ほんと、連載開始の時点でどこまで考えて描いてたのかが知りたい。多分、最初の囚人の刺青なんて絶対思いつきで描いてたと思うんだけど……全部が全部「大河ドラマ」の一部になってるんだよなぁ。そのくせ、大長編だっていう気負いも全然無くて、ふざけるところでは全力でふざけてくれる。そして見終わったらアイヌやロシアにちょっと詳しくなれる(個人の感想です)。良いアニメである。 さて、こうなるとやはり気になるのは「4期」でしょうね。間違いなくあるとは思うんだけど、あとは原作がどこまで広がりを見せるかだ。しっかりと先を見据えて、良いアニメを作り続けて欲しい。
「神達に拾われた男」 4→4 ころあずのショタは何かが満たされる。よく分からない感覚だが、本人はあんなんなのに(あんなんだからかな?)、ころあずが優しさに満ちたショタになると、不思議と満たされる。 まぁ、今作の感想は以上だよ。それ以上ではないしそれ以下ではあるかもしれない。いや、別に嫌いなわけではないのだが、作品をひっ捕まえるポイントが無いんだよなぁ……。これ、多分両方の支持者に怒られる例えなんだけど、私の中で今作は「極限まで萌え要素を削ぎ落としたごちうさ」みたいなもんなんだ。「周りの人の暖かさに触れながら、頑張ってお仕事してる子のおはなし」でしょ? ごちうさやん。チノちゃんはもう高校生になるはずなのに子供にしか見えず、こっちの主人公はブラック企業でこき使われてたおっさんなのに子供にしか見えない。ごちうさじゃん。 いや、やっぱり無理があるだろうが……そうして「特に何も無い日常」の中で付加価値を見出すなら、チノちゃんは周りの仲間たちと萌えに特化したムーブでキメ、こちらの世界はスライムという免罪符を振り回す「オレツエー」ならぬ「オレカシコイー」的なチートムーブで次々と成功を収める自己充足型のチョロさ成分で満たしていく。こうした作品の支持者が一体何を求めているのか私にはよくわからないのだが、それをいうならごちうさに萌えを見出さない人だって世の中には多数存在するのだろう。そうして「特定層の精神の安寧を与える要素を、ヒーリングミュージックのようにただただ垂れ流す」という精神は、次元こそ違えどどこかに通じるものがあるのかもしれない。 番組開始時には主人公の設定を見て「はいはい、なろうなろう」と思ったものだが、そこから特に戦闘を繰り返すでもなく、周りにイキるでもなく、ただただ穏当に他人と交流し、なろう知識とチート能力は「商売繁盛」「家内安全」のために使うという。聞くところによれば、なろうの流行り廃りにも当然変化はあり、その中の一つのムーブメントとして「スローライフ」があるという(もしかしたら現時点では「あったという」になってるのかもしれないが)。今作はそうしたスローな方の代表的なデザインということなんじゃなかろうか。特に波風を立てるでもなく、「ブラック企業での苦い経験から、僕は異世界で完全ホワイトで誰からも愛される企業を作ったんです」という、災害モードなしのシムシティみたいな充足感が、今作の売りなのだろう。 残念ながら私はブラック企業にも勤めていないので心中にそうしたニーズはさっぱり無いし、仮に荒れすさんだ心を持っていたとしてもこの作品でそれが癒されるとも思わないのだが、こうしてアニメ化されることでなろうの歴史がはっきりと視覚化されて次への歴史を紡いでいく姿を確認できるというのは決して悪い話ではない。ただひたすら、味のしないガムを噛み続けるように、惰性で見守っていく次第である。 「GREAT PRETENDER」 6→7 素直に好きだったと言える作品。これ、ネトフリ先行配信アニメだったわけだが、もしかしてネトフリアニメではっきりと「好き」って言えるオリジナル作品は初めてだったのかしら。確認したらたくさん地上波に降りてきてない作品はあるので、もしかしたら私が知らないだけでネトフリアニメにはまだまだ良作が眠ってるのかもしれませんね。まぁ、観ないけど。 さておき、今作を一言で表すなら、徹底したけれん味を凝縮させたようなアニメである。「詐欺師」というテーマから想像できるようなネタを一通り網羅しており、ある程度すれっからして「騙され」慣れている視聴者からすると、そこまでびっくりするようなトリックやスペクタクルが待ち受けているというわけではない。しかしそれでも、1つ1つのシナリオでやるべきことをきちんとやって、最大限に大げさに、見せられる部分を思い切りクローズアップして見せる手法はエンタメとして正しい方向性だっただろう。2クールアニメというそれなりの尺も活用し、一見バラバラに見えた個々のシナリオが最後にぐるりと回って大オチに収束する流れも綺麗だし、そこまでしっかり追いかけてきた視聴者へのご褒美は満足度が高い。 もともとテレビドラマで脚本を手がけているクリエイターの作品らしいのだが、よくある「アニメにすると微妙」みたいな感覚のズレが無くて、むしろ「アニメだからこそできること」を振り切ってやってくれているのもうまいと思える部分。ラストのレバーがっちゃんこは流石にやりすぎなのかもしれないが、それこそ絶対に実写作品じゃできないことだし、アニメであることで開き直って、とにかく馬鹿馬鹿しいくらいの「大仕掛け」を思い切ってやっちゃおうっていうのは、アニメの見せ方を意識しなければできなかったデザインだろう。他にも2章の飛行機レースなんかも実写では作りにくい画面だったし、ともするとせせこましいデスクワークばかりになりそうな現代詐欺師事情を、ちゃんとアニメ映えする画面に絡めながら見せていく構成になっている。 そして、そんな馬鹿馬鹿しいデザインをさらに際立たせる鏑木ひろの作家性も見事に噛み合った。どぎつい色使いなんかは好みの分かれるところなのだろうが、今作の場合にはその「うさんくささ」みたいなものが現実感の無い画面でうまく中和されて、そこで展開する物語の「ありえなさ」をうまいこと誤魔化せている。いや、誤魔化せてはいないのかもしれないけど、割とどうでもよくはしてくれている。こんだけエキセントリックな画面なのに、はちゃめちゃなシーンもウェットなシーンもバランスよく見せられるってのは、長年培ってきた現場勘の賜物なのだろう。 あとはまぁ、ずっとアビーが可愛かったっていうのが大きいですね(オチ)。スレンダー&クレイジーな褐色殺人兵器少女。盛りすぎ。
「秘密結社鷹の爪団 ゴールデンスペル」 ー→5 いや、好きですよ。僕は。久しぶりにたっぷり1クール分みたけど、やっぱりこの独特のセンスは味わいがあるわ。まぁ、アニメとして面白いかどうかは全く別問題になるんだろうけど。 お手軽フラッシュアニメというスタート地点の強みを現時点でもブレずに維持し続けているのはとても好感が持てる部分で、今作も小ネタとしての政権いじりとかコロナ問題とかをガンガンぶっこんで「作ってすぐ出しました!」という事実をアピールしている(形はどうあれ、アニメ作品で「生提供クレジット」が実現したのは流石に史上初なんじゃなかろうか)。その上で大きなテーマ設定が「ネット社会のあり方」に設定されているためにとにかく思いつきでばらまくだけの時事ネタオンリー作品に終わるわけでもなく、多分数年後にみたら「あぁ、こんなこともあったっけなぁ」と思い出しながら、ちゃんと成立しているお話を見ることが出来るだろう。願わくは、数年後にはこのコロナ騒動のドタバタが全て過去の話になっていることを。 あと、なんと言ってもキャスト面での盛り付け方ですね。初代鷹の爪なんてコフィーちゃん(の中の人)とFROGMANだけで作っていたはずなのに、今回はちゃんとメインキャラは専門の声優を雇っており、しかもその陣容がジョージ、ツダケン、サトリナという俺得スペシャルセットみたいなラインナップになっている。特にツダケン・サトリナの馬鹿馬鹿しいまでに露骨なラブコメ要素とか、なかなか狙ってみられるもんじゃない。サトリナがこの手のお堅いキャラでラブコメやって、しかもギャグ寄りだからサービス多めとか、単なる煩悩の具現化なのではなかろうか。がっつり作中で中の人いじりされてたのもちょっと嬉しい。 結論・サトリナフィーチャーだったら大体嬉しい。今後ともよろしくお願いいたします。あと、日清食品お疲れ。 けーじくん……第12話。そうかぁ、アフレコ時期って結構前後することがあるみたいだし、こういうこともあるんだなぁ……。前クールに「GOD OF HIGH SCHOOL」で聞こえてきた時にはそれが聞き納めになるんだろうと思っていただけに、ちょっと嬉しいような、やっぱり寂しいような。そしてこれまた重要そうな役どころでなぁ……。 というわけで、ナナしゃんのメンタルガッタガタ話である。鉄の女・柊ナナをたった一人でドロドロにしてしまう異端中の異端、犬飼ミチル。彼女の裏には本当に一切の打算はなく、ただ純粋で崇高な善意から人助けをしようとしている。「そんなやつおらへんやろ」と言ってしまえばそれまでなのだが、ここは「人類の敵」が巣食う異端の学び舎。そこにミチルのような振り切れ方をした人間が存在するのも、あながちありえない話ではないだろう。彼女の過去話はいかにもありそうな「命の訓話」ではあったが、「自分だけが他人の命を救う可能性を持っている」という事実があればこそ、ミチルはあそこまで献身に突き進むことができる。そして、そんな想定外の「異端」に出会ってしまったことで、ナナの使命感は大きく揺れる。自分は大勢の人間を救うために動いていたはずだ。ミチルを殺せば、15万人の命が助かる推定だ。しかし、本当にそうなのか? お話が少しずつ歪み始めており、ナナの使命が何者かの欺瞞によるものであることは橘が匂わせている。「鶴岡」と呼ばれる人物はナナを教育し、施設に送り込んだ張本人なのだろう。あの様子だとナナの恩人であり、師である人物だ。その人物から「人類の敵は殺さなければならない」と教えられ、ナナは使命へと突き進んでいた。しかし、他人を欺き続けた自分が、どうして他人から騙されていないと言えるのだろうか? ミチル・キョウヤ、そして橘。様々なイレギュラーが交錯することによって、ナナは始めてアイデンティティが揺らいでいる。 そんな中でもキョウヤの殺人事件の操作は(驚くほどロジカル寄りに)進んでいる。なんとまぁ、マジで自室での司法解剖まで行っていたようなのだが、いざ作業が終わった後に自室の処理はどうするつもりだったんだろう。どんだけ腐臭があっても気にならないタイプなのだろうか? それ以外にも様々な証拠から推理を進めているようなのだが、どうやら彼が目をつけているのはモグオの子分の1人である様子。あれ? だとしたら彼女の方はダミーだったんだろうか? まぁ、確かに殺害方法が刃物で1発ってのは偽装を疑う方が真っ当なのか。だとしたら当然別な能力による殺害ってことになるが……声真似は役に立たなそうだし、磁石もちょっと弱すぎるし、幽体離脱で何ができるかもよくわからないし……うーむ、まぁ、来週分の時間があれば真相まではたどり着けるってことなのでしょうね。 とりあえず、アニメはこの事件で一区切りになるのだろうが、正直、今後の展開はとても気になります。多分、コミックを買うことになりそうな予感。どうせだったら完結まで待った方がいいような気もするのだが……。
「いわかける! -Sport Climbing Girls-」 5→5 あんまりメジャーじゃないスポーツアニメシリーズ。体操競技と比べても、こっちはさらにマイナー。しかしそのおかげもあって、同じ「スポーツアニメ」でもいろんなところが対照的になっているのがなんだか興味深い。 まぁ、そもそも漫画原作ありのこちらと完全オリジナルの「体操ザムライ」では製作コンセプトが全然違うからあんまり比べる意味もないのだけど、個人的にはこちらの作品の方が好きでしたね。いや、単純に主人公がおっさんと巨乳女子高生では比べるべくもないのだが……そういう部分以外でもさ。こっちの方がわかりやすく少年漫画的な「スポーツ漫画」だからね。どんだけバカバカしいように見えても、やっぱり「各校の代表が出てきたら全員怪人みたいに特化した能力を持っててキャラがくどい」とかいう方が興味は湧くのよ。それがたとえさっぱり知らない競技だったとしてもね。 というか、知らない競技だったからこそこれだけ気楽に見られたってのはあるのかもしれんね。なまじ知ってると「流石にそれはありえへんやろ」みたいなツッコミ視点が入りがちになってしまうが、わからんからこそ、どんだけ漫画脳な設定でもなんとなく「もしかしたらそういうもんかもしれんぞ?」という受け入れ態勢が整えやすい。勝手な想像になるが、割とアホみたいなキャラ設定に見えても、現実のスポーツクライミングで求められてる能力からそこまでかけ離れたものにはなってないんじゃないかな。そうして「なんとなく能力バトル物っぽくも見られる」というわかりやすい刺激の出し方をしておいて、それとなくルールとか見どころが入ってくるようになれば、マイナースポーツの導入口としては文句のないものだろう。 一昔前が舞台だった「体操ザムライ」と対照的な要素としては時代設定もあり、「ソシャゲやりまくったせいでオブザベだけで勝ちが取れるようになった主人公」とか、いかにもわかりやすくて楽しくもある。まぁ、そもそもスポーツクライミング自体が、現代の環境が可能にした競技なんだろうしね。ボルダリングの素人ではわかりにくい「身体と同じくらいに頭も使う競技なんだよ」という部分にしっかりフィーチャーして見せてくれているので、そこまで動画のモーション部分に負担をかけずとも「競技してる感」を味わうことができる。最初は「こんな地味な競技、アニメにして面白いんか?」と訝しがっていたが、ちゃんとアニメ的な装飾も加わって「見ていて楽しい画面」になっていたんじゃなかろうか。まぁ、ほら、おっぱいも揺れるし(キャラによる)。 そして、やはり個人的に無視できないのはラスボスとして立ちはだかる来栖アンネの存在。際立ったキャラ設定と、その胡散臭さをものともしない田村ゆかりという金字塔。上坂すみれを筆頭に石川・鈴木・富田という生きのいい面子がぶつかりにいく構図だけでも不思議な説得力があった。まぁ、個人的に好きなキャラは誰かと聞かれたら多分意味のわからん設定が多すぎるスパイダーの人だけども。あんだけ胡散臭いキャラのくせに、最終的にあんまり物語に波風立ててないのはなんだったんだよ。今回の1クール分でキャラが大量に顔見せしてるわけだが、これって2期目とかあるんでしょうかね? 今後が気になる作品だ。くーるくーるすー。
コトコトの汎用性が怖い、第34話。そして乗りこなしてる朝陽もちょっと怖い。コトコト、明らかに機能が多すぎて何が目的で製作されたか分からないんだが、この万能性はそのうち人類を征服するのが目的だったりするんじゃなかろうか。もちろん、ことこ先輩の指揮の下で。 年末なのに牧場行っとる場合かー! とか思ったけど、スケジュールがずれちゃってるからしょうがない。3週遅れだとすると、今回のお話はまだギリギリ11月放送分である。いやまぁ、だとしてもこんだけ杉山先輩を巡るあれこれが混迷を極めてるのに牧場に行くのもどうかと思うが、ダイレクトなまいらテコ入れ回で改めてまいらちゃんのオーバースペックっぷりを見せつけてくれる。こうしてみると、お当番回の配分の贔屓がすごいな。ゆめちゃんに一番近いポジションだからまいらが優遇されるのはわかる気もするが、ときわちゃんはほぼモブと同化してる感じなのでちょっとかわいそうである。いやぁ、でもあれだけのカリスマおばけのまいらちゃんならしょうがないのかなぁ。考えてみりゃ、ゆめちゃんの親友チームは知力体力魅力とステータスを振り切ったチート軍団になってるんだよな。……主人公が一番パッとしないのはこの手の設定ではお約束か。でも、そんな状況なのにゆめちゃんが別にくすんでは見えないのである。良いチームだ。 今回はネタ要素も強めでいろんなところで散々笑わせてもらったわけだが、相変わらずフリーダムがすぎるチーム猫の挙動はいつも以上にフルスロットルだ。冒頭の窓越しの謎サインを送ってるみゅーの時点ですでに面白かったし、個人的にやたらツボったのが「二度あることは三度ある」のくだり。ツッコミが入って初めて「確かにそやないかい!!!」って遅れて突っ込んでしまった。ナチュラルに飛距離の出るボケを叩きだすのやめろ。その他に猫連中はとにかくチャンスさえあれば画面に入り込もうとする姿勢が貪欲すぎて、最後の締めは流石にまいらでええやんけ、って思ったところにぶっこんでくるぺこはんはなかなかのイケメンっぷりである。そして何と言っても嬉しかったのはゆに様によるご主人紹介コーナー。やったぜ! ついにゆに様もパートナー自慢コーナーの仲間入りだ。そうだよね、杉山先輩だってそりゃ納豆くらい食べるからね……。 そんなわけでメインの筋とはあんまり関わりのなさそうなサブエピソードだったわけだが、一応まいらちゃんの「あぽーん」のルーツが分かったり、相変わらず細かいところでの刺激が多い。何が笑ったって、「APON牧場」の存在がしれっと3週前のデート回の時に明かされていたという事実。いや、そんなもん、ネタ要素やと思うやん。杉山先輩も適当なセリフ言わされたと思うやん。なんでその牧場が実在して、しかも社会科見学に訪れる流れになるんだよ。アモトさん、普通に牧場の名前はあもと牧場でよかったと思うんですがね? さて、本筋に進展がなかったのは事実だが、今回はユニ様が「ブラックアビス発動」→「さらに牛まで凶暴化」→「沈静化したと思ったところでもう一回アビス刺激」とかなり悪辣な活躍を見せている。おやびんのためにいよいよ本気で頑張ってるということなのだろうか。頑張れゆに様。たとえこの後に、杉山との間にどんなドラマが待っていようとも。
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HN:
Thraxi
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声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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