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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「シキザクラ」 5

 なんかよく分かんない出自のアニメ。いきなり「ナゴヤアニメプロジェクト」と表示され、舞台も名古屋っぽいのだが、特に名古屋テイストが推されている様子もなく、ふつーにふつーのアニメが始まった。もう今期は近所の多治見市が舞台になってるアニメがあるんだから、中京近辺のご当地アニメはもう足りてるんじゃないかな。

 どうやら中京テレビが中心になって進めている「東京以外のところでもアニメ作れば良いじゃない」というよく分からん企画の結果として出てきた作品ということなのだが、「ごく自然に地方でもアニメを作る」という目標は、つまりは「ぐんまちゃん」みたいに自治体のカラーを強く打ち出すんじゃなくて粛々とアニメを作るということになるわけで、作品自体が愛知県をどうこうしようというものではない。内容としては仮面ライダーに近く、突如イマジンに取り憑かれて変身することになった主人公のバトルを描いていくもの。フルCGで描かれた画面にはそこまで魅力は感じないが、少なくとも「テスラノート」ほどの切羽詰まった感じはない。制作スタジオは聞いたことがない名前だったが、どうやらI.G.関連の新規のスタジオで、元請け作品はこれが初めて。名古屋にスタジオがあるからちょうどいいってんで仕事をしてるっぽい。最低ラインのCGワークは維持できているし、スーツ装着時のバトルシーンはそれなりに見栄えもしているので減点要素はないが、あとはキャラパートの時にどれだけ自然に回していけるかの勝負になるだろうか。「ヒロインがあんまり可愛く見えない」とか、そういう部分はちょっと残念である。

 正直、1話目は本当に「リバイズだったかな?」っていうくらいにライダーっぽい導入なので、個性が見づらくてなんとも判断しにくい。出自を考えるとあんまりエキセントリックな作品が飛び出してくるようには見えないが……一応、これが成功すれば首都圏以外でのアニメ制作の流れに勢いがつくかもしれない。京都と富山と徳島以外にも新たな勢力が生まれてくるといいのだが。

 ちなみにこの企画のためにオーディションをしたらしく、キャストも新人や地元ゆかりの人物が担当している様子。もうここまできたら事実上「八十亀ちゃん」の4期じゃん……とも一瞬思ったけど、八十亀ちゃん、積極的に応援してたどこぞの誰かが金メダル噛んじゃったからなぁ……。

 

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○「王様ランキング」 6

 「ヒステリックボインババア」の響きの良さ。このキャラデザでそこに目がいくのかよ、っていう。

 原作未読。ちょっと前に割といろんなところで取りざたされていたのは知ってて、漫画喫茶でも何度かそのタイトルを見て手に取ろうかとも考えたことはある気がするが、なんかフィーリングが合わなくて結局読まずじまいだった。中身見てねぇのにフィーリングも何もあったもんじゃないのだが、こういうのってそれ以上の説明のしようがないからな……表紙絵とかでパスしたのかしら? もしくは「ネットで話題になってる漫画読むの、なんか負けた気がする」みたいな変な意地もあったのかも。ネットで「感動できる!」みたいな紹介されると「騙されてたまるか」みたいな変な対抗心が芽生えません? まぁ、周りの人間が盛り上がってたのにスルーした作品っていえば前クールの「かげきしょうじょ」もあるので、大抵は素直に評判に従った方がいいとは思ってるんだけども。

 そんなわけで変な負い目がある作品だが、そのちょっと特異な見た目が示した通りに、アニメ化を担当したのは通好みアニメの多いノイタミナ枠。そして、ノイタミナの最近のこだわりと打率の高さから考えて、おそらくアニメとしては及第点以上のものが提出されるだろうという期待はある。1話目の時点でその特徴的なキャラクターデザインや世界設定をしっかりアニメにして動かしてやろうという意気込みが感じられ、他の作品には無い珍奇な雰囲気はすでに嫌という程にじみ出ている。問題はその珍奇な映像が良いものか悪いものかという話なのだが、こればかりはストーリーとの兼ね合いもあるので、もうちょい追いかけてみて、肌に合うものになるのか、それとも漫画の時点で護身してた直感が正解だったのかを判断する必要があるだろう。

 いきなり聾者が主人公というスタートに度肝を抜かれ、散々バカにされているのを見て変なところでハラハラしたものだが、正直、冒頭から見えていた王子のキャラクターだけだったらあんまり好きになれなかった可能性はあった。基本的に「向上心がなくて人がいいだけのバカ」はキャラとしてあまり好きになれない。ただ、もちろんそんなことはあるはずもなく、ラストに才能の片鱗を見せて、興味を持たせて2話目に引いている。この展開なら期待票を投じておいても問題はないだろう。

 

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 本格始動の第2話。やっぱキャラが増えてなんぼの作品。

 原作既読なので「アニメだとどういう演出になるのかなぁ」っていうのが主な視聴ポイントになってるんだけど、ちゃんとオリジナリティが出せてて面白くなってますね。書き文字を漫画からそのまま切り取ったような説明演出も嫌味じゃなくてそこそこ目立つように配置されてて具合が良い。ただでさえしゃべれない古見さんが主人公ってことで台詞部分の見せ方が難しいとは思ってたけども、こういう仕上げ方になるのね。

 そして個人的に注目していたのはキャストの面々。2話目はなじみの登場回だということは分かっていたので、担当の村川梨衣がどんな仕事を見せてくれるもんかと想像はしてたのだが、正直、もっときゃんきゃん甲高い感じで来ると思ってたら、意外に音域を下げてきた。そりゃま、一応「男の子????」だもんね。りえしょん、意外にショタキャストも多いのよね。「こういうなじみなんやなぁ」という妙な納得感があった。そしてもう1人登場したのは山井さん。こちらは日高里菜が配役され、「まぁ、ちゃんりなならどんな仕事でもばっちり決めてくれるしな」と安心していたが、想像以上にいいシュート決めてくれた。うーん、ヤマイさん……。他のキャストのハードルどんどん上がるなぁ。

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 和菓子屋なのかペンギン屋なのか……第14話。いや、ペンギン屋ってなんやねん。

 風花の参戦により、全ての歯車がうまい具合にはまって回り出した。まだまだくくる周りは風当たりの強い部分もあるが、それでも少しずつ仕事の意義を見出して前に進めるようになっているのだから大きなプラス。今作の重要なポイントとして、基本的に悪人がいないっていうのはやっぱり大きな要素だろう。一応、現状では南風原が一番「敵役」ポジションではあるのだが、彼女の場合も「水族館の仕事は尊いものだし、楽しいと思ってるよ」という根っこの部分がくくるとは共通している。ティンガーラにも、水族館を憎んでいたり、拝金主義で生き物のことを何も考えてなかったりなんて奴はいないのである。まぁ、いまだに「がまがま派閥」という部分を警戒する向きはあるが……そこはしょうがないね。どっちかっていうと身内意識の強いがまがまサイドが態度を改めるべき部分だとは思うし。

 そして風花が増えたから単に人数が増えたというだけではない。しばらく会わなかった間に、風花はしっかり1人で努力して水族館のスタッフとして強くなっていた。下手したらぼんやりとコネ入社して文句たらたらだったくくるなんかよりも何倍適性があるのかも。まぁ、もともと彼女はアイドル業でしばらく身を立てていた人間。社会人としての素養の強さはあるし、自分の目指すもののために努力できる芯の強さ持ち合わせていたのだ。それが「くくると一緒に働きたい」という明確な動機を持ち、あの時終わった「アイドルの夢」の次のステップを刻むために、誰よりも頑張ったということなのだろう。潜水士の資格が役にたつかどうかは分からないが……もしかしたら水槽内での業務とかに携わることができるようになるんでしょうかね。もう、マジでくくるより有能。ペンギンテストを一発クリアできるくらいのやる気と才気に満ちており、多分南風原さんも「この新人、使えるッ」って考えを改めてくれたんじゃなかろうか。くくるが最初に配属先で壁にぶち当たったのと対照的に、風花の場合は配属先に東山奈央ボイスの先輩がいるんだもんな。恵まれてはいるけどな。

 そして、今作の一番嬉しいところは、こうして丁寧にペンギンの姿を描いてくれることである。多分、史上もっともリアルペンギンを丹念に描いたアニメなんじゃなかろうか。可愛いよねぇ。そりゃ和菓子で統一した名前もつけたくなるねぇ。……覚えようとした時にややこしすぎるのはどう考えてもトラップじゃねぇかな。

 ファーストペンギンとセカンドペンギンが重なり合い、ようやく泳ぎ出せたティンガーラでの一幕。ここで2人がルームシェアとかせずに「お隣さん」なのがまた心憎い。この距離感は……なんかこう……イイネ!

 

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○「Deep Insanity THE LOST CHILD」 5

 推し声優が森永千才というよく分からない属性の主人公。よりによってそんな際立ったところ推さんでも。

 なんか似たような雰囲気のアニメがちらほら転がっていて区別していくのが大変になってきたが、こちらもどうやらゲーム原作でメディアミックス展開ということらしい。現在放送中なら「SCARLET NEXUS」、前クールなら「トロイメライ」あたりが立ち位置としてはかなり近い。ただ、もちろん中身はそれなりに違っていて、「南極にアビスが出現したので探窟家になってそこでモンスター退治しようね」というお話。穴の中の世界は文字通りなんぼでも好きなように掘り下げられるので、なるほどこの設定を作っておくだけでメディアミックスから複数の方向に作品を伸ばせるというわけか。製作は毎度おなじみ大沼心with SILVERLINKだが、最近は「キミ戦」あたりでいくらか評価は持ち直しているので、一応今作も平均点くらいを維持できるようには期待していよう。シルリンらしいやや線が細く淡いデザインが特徴で、1話目は作画レベルはそれなりに。多分アビスの奥底にどんな未知の世界を描くかっていうのが今後の見どころになるはずなので、その辺りの設定美術なんかに力を入れてもらえれば多少の加点はありうるかもしれない。

 ただ、気になったのはとにかくテラッテラしてるモンスターのデザイン。どうにも最近の作品は「異形のモンスターはとりあえずCGにしとけ」みたいな傾向があり、これが「SCARLET NEXUS」ならひたすら不気味なデザインにすることで「浮いてる感」をいっそのこと武器に転化していたし、「トロイメライ」はフルCGなので少なくとも浮き上がる心配はなかった。今作一発目のモンスターは……これもまた、「浮いてる感」を武器にしていくタイプなんだろうか……いや、でも、なんか……今までに見たことがない浮き方だったな……新しいとは思うのだが、果たして映像製品としてこれでいいのだろうか、という疑問は残っている。今後のモンスターのバリエーション次第で、このデザインが吉と出るか凶と出るかが決まりそうだ。

 キャストとしては、主人公チームの女の子が本渡ちゃんと野口瑠璃子というラインナップ。ハネない作品になりそうではあるが、中の人がハネてくれればそれなりに……。

 

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 先週の新番チェックの時点で「ゼンラニウム、CVの情報も出てねぇしもしかして放送コード引っかかったんじゃねぇだろうなwww」とか言ってたんですが、2話目で見事に最低最悪の声を携えて登場しました。ありがとうございました。現場からは以上です。

 ドラルクが動くと頭の上のジョンがいちいちバランス取るためにちょっとずつ動いたりするのが芸細かくてかわいい。あとヒナイチの声が日岡なつみってちょっと可愛すぎないかって思ったんだけど、今後この声でチンなことを考えるとエラいことに。

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○「終末のハーレム」 5?

 色々とおかしなことになっている作品。新番チェックとは言うものの、なんと2話目は放送されない。いろんな事故や事件が巻き起こるアニメ放送トラブルの中でも伝説に残りそうな、なかなかの措置である。考えてみりゃ「1話だけ放送して残りは延期」って、「最終話だけNice Boat」の逆位置とも言える。

 おかしなことというか自己責任なのだが、今作の1回目の放送をうっかりスルーしてしまったなんて話もある。AT-Xで放送されてるおかげでリピートから回収できたのだが、アニメのタイムスケジュールをチェックしていてうっかり飛ばしてしまったのだ。その理由がお分かりだろうか? 正解は、「終末のワルキューレとごっちゃになってて二重登録だと勘違いした」である。私は新番期にはタイトルリストをネットでチェックして片っ端から「予約予約予約予約ゥ!」と入力していくのだが、この番組の名前を見た時に「あれ? さっきもあったやんけ? ミスか?」と思って飛ばしたのである。あとで気がついて慌てて追いかけた(ら1話しかなかった)。そんなわけで色々と愉快な事件の多い作品。ちなみに監督は「最果てのパラディン」と同じ信田ユウ。こんだけおっぱいなのに金子ひらくあたりではない。

 「エロ漫画でやれ」というお約束のツッコミが入る作品だが、「あぁ分かった、エロ漫画でやる」と素直に同意された結果の放送延期な気がする。ワンランク上のアニメチャンネルでは当然おっぱいも丸出しOKなのだが、さて、ここからどんだけぶっこんだ内容になっていくのだろうか。過去に近いところでは「CONCEPTION」なんて作品もあったが、結局何がやりたいのかよくわからんで尻すぼみになった記憶がある。今作はアホな設定を大真面目にやってるところは一緒だし、確認したらまさかの少年ジャンプ(+)コミックである。ということはシナリオラインは意外にしっかりしてるのか? 謎が謎を呼ぶばかりだが、解決は早くとも3ヶ月後である。どないやねん。

 ちなみにこんだけあからさまに見えてる地雷を踏み抜きにいきキャストに選ばれたのは白石晴香や大地葉・石上静香といった精鋭揃い。よろしくお願いしますと言いたいところだが、何がよろしいのかもよく分からんな。

 ちなみに個人的にツボったのは「めっちゃ仰々しい施設の奥でスイッチ押したら風呂場のマジックミラーがオープンする」っていう仕掛け。どんな施設やねん。

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○「逆転世界ノ電池少女」 6

 今期ロボットもん多いな! 最近の傾向ではすっかり下火かと思ってたのだが……こうしてオリジナルタイトルでガンガン出てくるってことは、まだまだ諦めてないクリエイターもたくさんいるってことなんだろうなぁ。

 ロボットものにはそこまで興味はないのだが、今作は興味を惹かれる導入。なんだろ、冒頭の大惨事シーンでロボが出てきて「なんでヤッターマンやねん!」って思って期待度が下がったのだが、その後本命の「電池少女」の登場あたりでテンポが加速して素直にケラケラ笑いながら見ることが出来た。日本が置かれた設定は「境界戦機」と大して変わらない気もするし、舞台設定の本気度合いで言ったら「サクガン」には勝てない気がするが、ロボをあくまでサブカル文化の一形態としていじり倒すギャグ中心の活劇としてみるなら、これはこれで期待が持てそうだ。製作はヘンテコな画面を作らせたら面白い働きを見せるラルケ、そして監督はじわじわと評価を固めている安藤正臣氏。座組みは良い。

 まずもって主人公が軽薄ホストっていう時点で割と新しい。まぁ、今回の会話をみる限りでは皮を剥いでいくと結局オタクが出てくることになりそうなのだが、そこに真っ直ぐなオタク少女が絡み、エネルギーへと変えることで「アキバ文化」をストレートに礼賛する流れ。オタク文化を過剰に持ち上げるデザインの作品はこれまでも数多く、「アキバズトリップ」あたりは「しょーもないなぁ」と思うような出落ち感があったのだが、今作の場合はどうやら完全に死滅した文化として「オタク文化」をロストテクノロジーに設定しており、いわばロボットアニメに必須の「主人公サイドが一発逆転するための反則兵器」として機能している。この絡め方だったら無理矢理でもオタクっぽいことを言わせる流れは成立しているし、どうせ嘘アキバなのであんまり現実に配慮する必要もない。最終的に「それっぽいロボ活劇」の燃料になってくれればそれで良い。最初は「龍神丸かよ」と思った寸胴ミニチュアのロボデザインも、動かしてみると案外格好いいと思えるタイミングもあった(気がする)。このトリッキーな見栄えが最後まで持続するなら、もしかしたらダークホースとして飛び出してくる作品になるかもしれんよ。

 中の人もご陽気愉快で、オタクチームはジョセフ&徐倫というジョースターの血統コンビが形成している。ファイルーズパワー、相変わらず。あと、個人的には「変な声を出している藤井ゆきよ」が大好きなんだが、こういうイカれ方もなかなか面白いのう、というので堪能している。敵も味方もバカをやれる設定だし、どんだけはっちゃけられるかは楽しみに見守りたい。

 

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○「鬼滅の刃 無限列車編」 ー

 これは新番組じゃないからいっか……。「すでに物言わぬ煉獄さんでどんだけ稼ぎ倒そうとしてんだよ……」という気はするけども。

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