最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
<キャラクター部門・女性キャラ> よし、巻いてくぞ!!(意思表明) どうしても男性部門よりも選択肢が増えまくる当部門、もう、頑張って削って削ったその努力を見て。 先に「他のブロックと被ったのでここでは避けておく」部門。当然ライスシャワー(ウマ娘 プリティーダービー Season2)なんかはこの枠に入る。他にもゲルトルート・バルクホルンさん(ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN)もそうだし、柊ナナ(無能なナナ)も二重の受賞になりそうなので避けておく。記事の続きのネタバレにもなっちゃうけど紺ちゃん(怪物事変)も除外。文句なしのナンバーワンなのに。あと、流石にアニメの賞で出すのは違う気がしたのでデルミン(SHOW BY ROCK!! STARS!!)も除外しておく。ソシャゲとのバランスの取り方が難しいな。 さて、それ以外でとっとと名前を上げていくと、まずはまっすぐに魅力的な主人公部門。この部門の筆頭にくるのはやはりナツメ(デカダンス)じゃなかろうか。彼女の溌剌とした頑張りとまっすぐさが、ともすると絶望的すぎる世界観に常に希望を与え続けていたし、珍妙なサイボーグ軍団との橋渡しという意味で、彼女の全力顔芸は本当に微笑ましいものだった。蜘蛛子(私)(蜘蛛ですが、なにか?)もまっすぐなヒロインだったと言ってしまっていいだろう。まぁ、本当に彼女のテンションだけで走りきった作品なのは間違い無いからな。まっすぐさと言う意味では堀京子(ホリミヤ)もこのカテゴリに入れていいのかな。いつの時代も戸松ヒロインの持つエネルギーは特大である。 1人で作品を作っちゃった特大ヒロインで言えば、例えば鼓田ミナレ(波よ聞いてくれ)を外すことは出来ないだろう。まさに独擅場、彼女から全てが始まっているというビッグバンのような女。そういう意味では世界すら喰らう強さを見せ続けるスヤリス姫(魔王城でおやすみ)も充分な候補者である。無限にレム睡眠。そして世界に立ち向かい、命こそ落としたものの、最後には「勝者」になったと言って良いのではなかろうか、一般人[詐欺師](アクダマドライブ)こそはまさに主人公。魂の下剋上の結末を見届けよ。ついでに、詐欺師の話が出たのでサヤさん(魔女の旅々)の名前もあげておきますね。まぁ、あの作品の主人公はイレイナさんなわけですが……ここは2人で肩を並べてイカれてる枠だから……。 続いて、名サブキャラ枠。サブヒロインクラスでの活躍で、直近のインパクトを考えるとセレン・ヘムアレン[ベルト姫](たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語)は避けて通れまい。彼女もまぁ、「物語を作った」ヒロインと言えるかもしれない。不思議と印象がどんどん良くなっていったのは大鳴門むに(D4DJ First MIX)。ハピアラの4人、アニメのおかげでグッと解像度が上がったのは全員よかったのだが、不思議とあざとい部門のむにちゃんの目線が一番馴染んでた気がするんだよな。同じくあざとい路線を突き詰めて、気づけばメインヒロイン以上の苦境で必死に戦い続けていたのはミスミス・クラス隊長(キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦)。ミスミス隊長の健気さを見てると「もう、ロミジュリいらねぇんじゃねぇかな」って思えちゃうのが唯一の難点。最終的にメインヒロインとしてやたら印象深い造形になったのはドロシー(GREAT PRETENDER)。この作品はアビーがメインヒロインなんだけど(?)、ちょっとの出番で一気にクライマックスの空気を作り上げたドロシーの活躍はまた印象的なものだった。サブキャラと言っていいかわからないけど素直に可愛かった紅一点はナタリア・ガーネット(Levius-レビウス-)。このウザさこそが正しい佐倉さんボイスの使い方やね。 さらに奥まった「サブのサブ」くらいの変なところを突っついておくと、「二大ヒロインのどっちを選ぶ?」みたいな作品でヒロイン勢は無視して永藤妙子(安達としまむら)の名前をあげにいく。だって声が……そしてわかりやすい永日野の方が素直に楽しめる……。噛めば噛むほど味わい深いのは神戸鈴江さん(富豪刑事 Balance: UNLIMITED)。可愛くて有能なスーパーメイドポジなのにドジっ子要素ありってずるくね? ロリ的な魅力を本人の意に沿わず発揮し続けた受難の人としては小桜(裏世界ピクニック)もチェックしておきたい。これまた「メイン2人の百合も悪くないが」みたいな脇見運転である。でも、被害者側には素直にメソメソしててほしいのよね。頑張れ小桜。あと、すげぇどうでもいいところから雀田来鈴先輩(八十亀ちゃんかんさつにっき 3さつめ)もあげといていい? 作中では地味なポジションなはずなのに、テンションが1人だけ違うおかげでなんか美味しいポジションにいる気がする。 女の子がずらっと並び立つタイプの作品では完全に好みが出てしまうので誰を選ぶかっていうのにあまり理由がない気がするのだが、例えば9人並び立つアイドルの中なら天王寺璃奈ちゃん(ラブライブ! 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会)を選ばせてもらう。璃奈ちゃんボードの有効活用、アニメの正しさを感じる。たくさんの種族の中で勝ち残るのが誰かと言われたら、悩みに悩んでスカディ・ドラーゲンフェルト[竜闘女]様(モンスター娘のお医者さん)を選ばせてもらう。純愛って意味ではサーフェが一番格好いいのだが……まぁ、単純に嗜好だ。あと種﨑ボイスだ。10名の選手・マネージャーから1人を選べと言われたら中村希ちゃん(球詠)。最終回の彼女のサインのシーン、本当に忘れられない。他の部活に目をやれば黒岩悠希部長(放課後ていぼう日誌)は本当にいい女だった。方言女子の魅力をたっぷりと堪能できますわね。同じく4人の女子高生の中からなら川井リカちゃん(ワンダーエッグ・プライオリティ)。クソ女ムーブには違いないのだが、なんだろね、彼女のKYっぷりは、最終的に嫌いじゃなくなるタイプのやつだよ。 クソ女という単語が出てきたので、最後はライバルキャラおよびクソ女枠。真っ当なライバルキャラでいうなら、例えば食蜂操祈さん(とある科学の超電磁砲T)は徹底的に株をぶち上げた黄金ヒロイン。ほんと、あんだけ下衆な仕事しときながらどんどん可愛くなっていく食蜂さんは脅威でしかない。純正のライバルという意味ではやはり健気さが売りのジュノさん(BEASTARS)は今年も大活躍。口内視姦プレイ、新しすぎるよな。純愛を貫き通した上でクソ女でもあるという素敵なおねーさんにはシンドイーネさん(ヒーリングっど♥プリキュア)がいる。幸せになってほしいとは思ったのだが……ビョーゲンズは割と悪役としての処理が容赦なかったっすね……。生まれながらにクソな性格でそのままクソを貫いてくれる可愛い子なら因果春日谷(炎炎ノ消防隊 弐ノ章)がオススメ。あんなんなのに作中トップクラスの可愛さってどういうことなのさ? そして最後に、共感してくれる人は少ない気もするけどある意味で一番救いのないクソムーブを見せつけてくれた悲劇のヒロインはラヘルさん(神之塔-Tower of God-)。作品全体を締めるキツすぎるスパイスとして充分な仕事を見せてくれましたよね。結局、男児として生まれたからには、早見沙織ボイスの女の子に幸せにしてもらったり、人生をむちゃくちゃにされたいと思ってしまうわけである。しょうがない。 残り3キャラ、今年は割とまっとうな選出じゃなかろうか。
PR ○「妖怪ウォッチ♪」 ー ようやく戻ってきたか……まさにこれこそ実家のような安心感だ。しかし今回は実家を離れる時間がだいぶ長かったわ……こんなとこでもコロナの影響が(そういうこと?)。 確認しておくと、初代「妖怪ウォッチ」は2014年から2018年まで、「シャドウサイド」を1年はさみ、第2期「妖怪ウォッチ!」が2019年に1年弱。そして2020年はまるまる「妖怪学園Y」を放送していた。微妙に放送期間が延長していたので「シャドウサイド」よりも長かった。そして、正直面白くなかった……一応録画してはいたのだが、高校編にいったタイミングでリタイアした。やっぱり、こっちじゃないとダメだわ。 久しぶりの復活ということで色々と配慮してくれているのは流石。そして原点回帰の趣が強く、なんとオープンエンドが「ゲラゲラポー」と「妖怪体操第一」。ただし、旧作は「ようかい体操」表記だったが今回は「妖怪たいそう」表記。いや、だからどやねん。さらにウィスパーとケータの出会い、ジバニャンとの関係性などの復習をネタまじりで展開し、数多くあったウォッチの存在を一掃、初代タイプに戻したが、そこはちゃんとバージョンアップもなされているという抜かりない出だし。何故か史上最大数のムリカベが出てきたりもしたし、妖怪たちも変わらず元気そうで何よりである。この7年間で、気づけばケータの中の人も一児の母やで……お子さんが妖怪ウォッチ見るようになったらどうするんだろね。その時代までケータがハナホ人と因縁の対決を続けてたらちょっと感動するな。 ウィスパーとケータというといつも思い出すのが、女性キャストを相手にも遠慮なく下ネタを連打するセクハラ声優関智一が、「それじゃ、戸松さんとかも大変でしょう」みたいなこと言われた時に「でも、もう俺の中で戸松はケータだから……」みたいなこと言ってた話。そりゃま、こんだけ濃密な関係性だとそうなるやろなぁ。ちゃんとディスタンスを守って、健全な(??)妖怪ウォッチを繰り広げていきましょう。
○「バクテン!!」 5 大渡海?! もう、そこしか目に入らず思わず巻き戻して確認しちゃったよ。普通に広辞苑やら新明解とならんで大渡海がある本棚、凄まじいぞ。あれが高校生になりたての男子の勉強部屋かよ……。ちなみに「なんでこんなところに大渡海が?!」と思って確認したら、スタッフがまさに「舟を編む」のスタッフらしい。そういや「舟を編む」もノイタミナだったっけ。そんな謎コラボあるもんかよ。 新・体操ザムライでも始まったかと思ったが、だいぶ方向性は違う作品のようだ(当たり前だ)。近さでいったら多分「スケートリーディングスターズ」の方がまだ近いのかな。ただしこちらは男子新体操という実在の競技がテーマになっているので、より地に足のついたドラマメイクが可能だ。今期はカバディやら新体操やら、よく分からん部活に入る男の子が多いな。 冒頭、かなりの長尺を競技シーンに費やしており、今作で描くべきものがはっきりと提示されている。映像部分はかなりかっちりしているので評価したいところなのだが、残念ながら「新体操のどの辺が見るべきポイントなのか」という知識が欠けているため、今ひとつ入り込めないというのが率直な感想。いや、綺麗な動画にはなっているし、充分ハイクオリティだとは思う(少なくともスケートリーディングより明確に力が入っている)。おそらく、今後の物語を通じてこちらにも新体操を見る素養が身につけば、競技シーンの盛り上がりも理解できるようになるんじゃなかろうか。 そのほかの部分は実にベタな「入部展開」なので1話目時点で取り立てて見るべき点は無いのだが、気になるとしたらあまりに無体なキャスティングだろうか。高校生だっつってんのにキャストの平均年齢がめちゃめちゃ高く、顧問まで含めるとなんと松野家の人間が3人も紛れ込んでいる(別な高校にイヤミもいた)。なんか不思議な配役が多くて、つり目のチャラ男役に下野、近距離パワー型の後輩にひろC。どういう狙いのキャスティングなのか……いや、別にいいんだけども。マネージャーは珍しく朴訥タイプになった佐倉さん、そして主人公の妹にはうえしゃま。なるほど配置は万全だな。 ZEXCSがメインの作品って久しぶりに見るけど、このスタッフなら割と安定して最後まで走れそうな気がする。何しろ「舟を編む」と同じ監督ってことは、「少年ハリウッド」と同じ監督ということでもあるのだ。野郎どもの暑苦しくてベタな青春模様、どこまで面白くできるか、お手並み拝見といこうではないか。 ○「やくならマグカップも」 4 まさかの声優バラエティ。「こういう構成の番組、久しぶりだなー」って思ったけど、実写がらみだと去年の時点で「ギャルと恐竜」があったか。まぁ、あれはだいぶ様子が違うので……。 まさかのダイレクト過ぎるご当地PRマーケティング作品だった。前半パートが萌えアニメ、後半は声優バラエティで尺を稼ぐという極めて省エネな作品。別にそういうデザインが悪いとは言わないし、声優バラエティは嫌いじゃないので喜んでみるだろうが(セリコの実写版が見られるだけで良い)、アニメとして評価しろと言われたら、まぁ、高得点にはならんわな。わかりやすい省エネ作画だし、微妙に古臭くて萌えにつながりにくそうなキャラデザは地方自治体の限界か。まぁ、そこでビビッド過ぎる最先端のものを出されても引いちゃうからいいんだけどね……。製作はなんと「世界名作劇場」などで知られる最古参スタジオの日本アニメーション。そんな名前、いつぶりに聞いたんだろうと思ったが、元請けで通常形態のアニメを作ることがほとんどなくなっており、Wikiで確認したらなんと2008年の「ヒャッコ」が最後だったっていう……どういうことなのよ……。まぁ、そんなわけでアニメーション部分に特に魅力があるわけでも無いし、キャラもぼんやりしてるし、15分しかない1話目で何か魅力を感じるかと言われても、そりゃ無理な話だ。お約束の「女の子にやらせればなんだっていいじゃん」作品の冒頭部分、いわば「放課後ていぼう日誌」と同じといえば同じなのだが、今後盛り上がる気配はあまり感じないなぁ。母親の話題が出た時の親父の反応の意味が分からなかったんだけど、あれなんだったんだろう。 ちなみに、アニメじゃなくて声優バラエティの方に触れておくと(触れるんだ)、若井友希はなんと「八十亀ちゃんかんさつにっき」に続いて、2クール連続で「岐阜だから」というよく分からない理由での登板となった。岐阜出身がこんな形で武器になるとは、本人も思ってなかっただろう。さらにいっとくと、なんとこれで「岐阜をテーマにしたアニメ」が3クール連続で放送されていることになる。まぁ、雛見沢を岐阜だといっていいなら、って話だけども。山梨やら岐阜やら、今のアニメは地方がトレンドだ。 あと、「実の娘が芹澤優だったら、そりゃツアーも回るだろ」という当然の真理を得た。
○「ゾンビランドサガR」 6 さぁてリベンジだ。それにしても佐賀県民、元気やな……。 1期の放送が2018年、おそらく製作側もここまでのヒットになるとは読んでおらず、全く想定していなかった「2期」を作ることになったのだろう。3年のスパンを経て復活した「想定外の2期」というデザインは、おそらく「メガロボクス」と同じなのではなかろうか。ぶっちゃけ「メガロボクス」は「想定外のヒット」からの2期ではないと思うのだが……とにかく、1期で終わらせようとしていたものに降って湧いた続編である。そのため、この2作品の2期目はどこか構造が似ている。すっきりハッピーエンドで終わったはずの物語を再燃させるための方法として、「いやぁ、ハッピーだったはずなんだけど、気づいたら転がり落ちてたねぇ」という強引な展開を設けることで再起を図る展開だ。残念ながらジョーはまだ復活の兆しがないが、フランシュシュは割と簡単に一歩目を刻むことができた。いや、冷静に考えるとあれが復活なのかどうかもよく分からんが。 というわけで、改めてフランシュシュの活動を追っていくことになる待望の2期目。ただ、「待望」とはいいつつも、やはりファンはみんな「綺麗に終わったんだけど」という不安も同時に抱えているはず。1期の大ヒットは不意打ちみたいなところもあったのは間違いないわけで、改めてあのハードルを超えろと言われたら相当な難行である。そこにチャレンジしていくことになるのか、無難にニーズに応えていくのか。どちらにしてもそれがスタッフの選択であるならば、ファンは黙ってついていくしかなかろう。とりあえず1話目時点ではどっち方向に進むかはまだ分かっていない。 もちろん、ニーズを理解しているという安心感はあり、今作の持ち味であるエッジの効いた部分はちらほらと小出しにされている。一番のインパクトは冒頭のサキイカソングだろう。朝礼で社歌を歌えと言われるのは分かるが、多分朝一からあのキーのあのテンションは出ねぇよ。そうかぁ、佐賀はサキイカも有名なのか……って思ったけど、「県内唯一の会社」だったら別に名物でもなんでもねぇな。こうして県外の人間からしたら(もしかしたら県民にも)「知らんがな」といってもらえるようなところを攻めて佐賀を活性化させるマインドがあるなら、きっと今作は大丈夫だと思う。あんまり商売っ気を滲ませるとオタクは逃げていくもんだが、1期のドライブイン鳥みたいに、「いや、そんなん宣伝されても」みたいなところを攻めれば商売っ気が感じられないのでOKなのである。佐賀県民、どんな気持ちで見守ってるんだろうな。 一発目を飾るライブも悪くない出来だったし、久しぶりに聞くと本当に純子のイケボが刺さる。さくらさんも元気そうで何より(死んでるけど)。2期も引き続きさくら・幸太郎の関係性には注目だが、もう熟年夫婦みたいになってるから弄りにくいんだよなぁ。個人的には、1期でお預けくらったゆうぎりさんのお当番回が楽しみである。無かったら佐賀じゃなくて詐欺だぜ。
○「Fairy蘭丸〜あなたの心お助けします〜」 5 なんだこれ、なんだこれ。今期、なんか変なアニメ多いな。いいこと……か? これ、オリジナルアニメなのかよ。いや、漫画原作でもゲーム原作でもビビるけどさ。どこの層に向けて作った何がやりたいアニメなのかはさっぱり分からないぞ。一応、概形だけでいうなら「野郎版プリキュア」みたいなことでいいんだとは思う。分かりやすく5人戦隊だし、なんかこう、ぼんやりと困った人を助けるために変身して戦う。戦う相手が人間にとり憑いた(?)悪い心的サムシングなのもプリキュア的脚本といえる。ただ、ちょいとそこかしこに頭のおかしな要素が転がっている。「これ、つまんないんじゃないかなー」と思ったくらいのタイミングで「急に歌うよ!」しはじめて、それだけならまだしもらんらららんで。いわゆる「女性向けのイケメンパラダイス」みたいなことをやりたいわけではないということは分かった。いや、でもあとは分からん。ちなみに「そこだぁ!」→「違うか!?」で吹き出してしまったのは秘密。 世界観が本当に迷子でなぁ……キャラのデザイン(特に変身後)が絶妙にキモいのが怖いんだけど、どこかに仏教的な匂いが漂うな感じもあるし、属性の分け方もあるせいで「シュラトか? いや、サムライトルーパーかも……」みたいな救われない混乱が発生している。まぁ、多分途中で飽きる自信はあるので、そのうちフェードアウトするとは思うのだが、予断は許されない状態である。「製作・スタジオコメット」っていうのが安楽死させてくれる方向に働くとありがたいのだが……今調べてて、「コメットって美男高校の製作じゃねぇか!」ってのでなんか妙に納得いったわ。
○「ゴジラ S.P(シンギュラポイント)」 ー さて、ここで恥ずかしい告白をしなければならなくなった。もしかしたら先週時点でこの作品の新番チェックが上がってないことを不審に思った人もいるかもしれないのだけど……すみません……1話目見逃しました……………………。 完全に油断してたのよ。だいたい新番期にはネットのリストを片っ端から録画予約して、あとは無心でレコーダーに溜まっていくものを消化していくのだけど、新番がまさか4月の1日からさっさと始まるとは思ってなくて……Among Usのエイプリルフール限定マップにかまけている間に……終わってた。これまでも見逃しって経験はゼロではなかったのだけど、一応BSとかAT-Xもフォローしてるから、最速で見逃しても追いかけられる場合は多いのだけど、今作は何故か知らんが最速放送ほぼ一発だけで時間帯に統制取れ過ぎてるのよ。一回見逃したらもうアウト。こんな失態は久しぶりだ。「ボンズ×オレンジでしかも何故かゴジラ」とか話題性の塊みたいな作品だったのになぁ。 そしてまぁ、予想通りに2話目から観てもさっぱりわからねぇときたもんだ。まぁ、もしかしたら1話目観ても分からないタイプの作品なんじゃないかという気もするんだけど、流石にこの状態で点数つけるわけにもいかないから断念。とりあえずここから追いかけて、どっかの機会で1話目に出会うことがあったらその時に回収するわ(話題作になれば、さっさとAT-Xが拾ってくれるとは思うのだが)。 一応2話目から観て分かることを書いておくと、「そういや俺、ゴジラってほとんど未履修だから何がオマージュかもわかんねぇな」という、「より分かんないことが分かった」だけだった。俺の持ってるゴジラ知識、①シン・ゴジラ、②ちょっと前にシンフォギアがコラボしてた、の2つだけだからな。なーんか接点なかったんだよねぇ。まぁ、考えてみりゃ幼少期にほとんど特撮に触れてない人生だったからなぁ。しょうがない。改めて思うに、なんでそんな状態でたまたまグリッドマンだけ観てたんだろうなぁ……。 今のところ、映像やらなんやらでビビッとくるほどのもんではないのだが、やはり一筋縄ではいかない気配を感じるのは事実。まだゴジラ出てきてないわけで、「御本尊」が出てきてからどうなるかをこっそりと影から見守っていくとしよう。
○「スーパーカブ」 5 山梨は 原付少女の 名産地。 なんだろう、すごく不安になる作品。冒頭からの描き方が完全にホラー作品の文脈なんだよな……どこからバッドエンドに転がってもおかしくないような、そんな空気があり、「闇芝居」とは紙一重。ハラハラしながら見守ってたけど、本当に何も起こらなかった(そりゃそうだろ)。どういう作風を狙ってるんだろ、と思って確認したら監督兼音響演出が「18if」と同じ人だったっていう……なんか、納得? する? 正直、わたしゃバイクってものとの接点が人生においてほとんどなく、せいぜい何度か友人のケツに乗せてもらった程度である。普通免許は持ってるので原付に乗ろうと思えば乗れるんだろうが、乗りたいとも思わないし多分今後の人生でも乗らないだろう。だから、具体的な意味での共感とかが刺激される部分は一切ない。「原付、こんなにめんどくせぇの?」と驚くばかりである。さらに、この作品がどこに向かって走っているのか分からないので、足元がおぼつかない不安感がある。バイク屋のジジイが何を目的にしたコミュニケーションを図ってきたのかが分からないし、そもそも主人公が何故突然バイクを所望したのかも分からない。金が無いといい、食生活をみる限りでは余命20年みたいな生活を送ってるのに、いくら安いからといって突然ポンとキャッシュで原付を買い、免許まで取りに行った流れは全く理解が及ばない。あのバイクの「3人殺した」がどこまで本当か分からないが、彼女もそのバイクの呪いにかかってしまったという解釈でいいのだろうか。だとしたらやっぱり完全なホラー作品なのだけども……絶対そういう意図の作品じゃないんだよね。そこがふわふわしてて、いわく言いがたい恐怖につながっているのだと思う。 ただ、そうして不安を掻き立てる要素があり、「原付ほしい欲求は微塵もわからない」とはいいつつも、根底にある彼女の高揚感みたいなものには理解がある気もする。切り詰めた普段の生活から、何故か一時の気の迷いというか、熱病に浮かされるようにポンと買ってしまった高い買い物。それを何度も何度も矯めつ眇めつ、浪費の欲求が満たされた後の多幸感みたいなものを再認識する。そういう変な高揚感が分かる気がするし、思わず夜中にコンビニに行っちゃう気持ちも分かる気がする(そこで急に現実に戻って、浪費できない気持ちもなんか分かる)。そういう、妙なところの近しさみたいなものが肌にぺたりと張り付くように感じられる気もする。 そうした「日常に潜む何か」を描いている作品だとして、これが1話限りのショートアニメというのならすごく納得する。「ないないの少女」が、突発的に原付を買ってちょっとした充足感を得た、というだけのお話。それで来週から放送されなくなっても、あんまり疑問には思わない。しかし今作は当然シリーズアニメなのであと10話以上は放送されるはず。さて、来週から何があるのか。この作風で「ゆるキャン△」みたいな流れになるはずもないし、「ばくおん!」にはなってほしくないし……(絶対なれないだろ)。ふぅむ、不思議な作品である。 でもさ、まじであの弁当だけはやめたほうが良いと思うんだよね、朝がパン1枚で、昼があれだけで……絶対栄養バランス致命的やぞ。 ○「擾乱 THE PRINCESS OF SNOW AND BLOOD」 4 提供クレジットがブシロードすぎてわろた。ブシロ提供作品、間に必ずよく分からんガチャポンのCM入る。 タイトルを前々から目にしていたのは単に私がRaychellのTwitterをフォローしてるせい。D4DJくらいの関わりかと思ったら、想像以上にがっつりキャストとして絡んでて驚いた。チェルさんは割と達者なのでそこまで違和感ないのはえらいよね。どこぞのドラムとかどこぞのバイオリンみたいに「まぁ、本職じゃないから……」ってすぐ諦められるくらいだと楽なんだけど、ほんと、この人のキャリアは謎だわ……(結局、この10年間どこでどんな活動をしていたのだろう)。 さておき、そんなわけで頭から尻までブシロキャストでお送りする突発的時代劇。ちょっと前に吸血鬼が暴れる大正時代は見たけど、こちらは徳川慶喜ご存命のままの江戸時代というか、「東京時代」というか、そういう世界らしい。半端に近代化が進んでいるちょっと不思議な時代劇みたいなデザイン性。ただ、残念ながらそうした「ちょっと不思議な」の側面はあんまり表れておらず、ぱっと見には単に薄暗いだけのありがち時代劇である。アニメーション製作がなぜかタツノコの関係会社らしく、あんまり目の覚めるアニメーションになっていない。今回は画面が暗いというのもあったし、じっとりと台詞も少なめで進んでいくために、正直眠くなってしまった。あんまり強い引きは感じないな。モンスターのデザインとか、そういう部分で新しいものが見えればまた印象も変わったんだろうけども。 そういや「GARO」にも時代劇あったっけなぁ、とか思いながら、しばらくは静観するしかない模様。ブシロ作品、盛り上がって欲しい気持ちもあるんだけど、あんまり野放図に広がりすぎるのも考えもんだな、という思いもある。
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HN:
Thraxi
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男性
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声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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