最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
青井先生、以前の一件で彼女と別れたまんまだったんか……第30話。そりゃま、復縁したって語られてないんだから自然と別れたことになるのだろうが、ブラックアビスのせいでとどめを刺されてたわけで、こんな形で人生に影響を与えるとは思わなかった。マジかわいそう。 ことこ先輩無双回。いや、むしろメインにしちゃ大人しい方だったんだけど、相変わらずこの人には何をやらせてもいいっていう風潮が恐ろしい。クレバー高校っていうクレバーすぎる学校名くらい恐ろしい。あれかな、一応漢字表記で「暮羽高校」みたいな伝統ある学校だったりするのかな。ロボット工学で秀でてるくせに工業高校じゃなかったりするのかな。まぁ、残念ながらことこ先輩はそういう進路には興味ないみたいだけど。でも、彼女の性格からして、一番やりたいことがやれるところに行くだろうし、国内有数の有名高校の推薦を蹴ったってことは、やっぱり海外留学コースかなぁ。そりゃ余裕でノーベル賞とか取れるだろうしなぁ。ヨミーにしろムッキーにしろ、驚異の読み取り&処理システムが凄まじいのに、何故かことこ先輩はムッキーについて関節可動部のアドバイスをしてあげるっていうね。どう考えてもあの2つの開発で重要なのはそこじゃねぇよ(いや、そこもすごいのかもしれんが)。 「感情を読み取れる機械」とかいう万能の願望器を作ってしまったにも関わらず、それが世界を変えることなく、ギャグの道具にしか使われないのがミュークル世界。でも、ムッキーのシステムがブラックスキーマを探すのに使えるっていうゆに様の発見は普通にアリな気がするので、今回のエピソードが最終決戦で悪夢サイドの使う武器に影響を与えたりしないもんだろうか。あー、でも今回の一件は杉山先輩が関与しなかったから無理かな。またユニ様勝手に動いちゃったしな。ほんと、失敗してもめげないし、ひたすらご主人のことを考えながらもなかなか苦労が実にならないゆに様かわいそ可愛い。ちゃんと手を振り返すことはしてあげる杉山先輩の生殺し感が実にやるせないなぁ。まぁ、今回はゆに様もそこまで不幸ではなかったので許してあげるか。 その他、突如開幕する「みゅーくるげきじょう」は、「もしかしたら今回はぬいぐるみ側の出番が少なくて、そのための救済措置として幕間劇があるのかもしれないな」とか必死にその意味を解釈しようとしたのに、げきじょうが終わってすぐ次のカットで普通に登場してて崩れ落ちた。だめだ、いまだに今作について理屈で見ようとしている自分が本当にダメだ。そこにあるものだけを感じ取るしかないというのに。いや、でも感じ取ると理不尽しか押し寄せて来ないんだよな……。 そしていよいよ杉山動く。奴の狙いはドリーミーストーンってことでいいのかしら。ここでゆめちゃんにほんとひどいことしたらそれはそれで驚きなのだが、今作で絶対にそういう展開は無いよな……。
PR 貴重な美人さんが……第6話。まぁ、死んだと思ってたから生きてる分だけ丸儲けだったはずなのだが、残念ながら美人さんが美人さんじゃなくなってしまったので辛い。 今回は明らかにそれとわかる作画へちょい回。まー、そこまでキャラ作画に影響されるような作風でもないのだが、モンスター戦でパラパラ漫画みたいに飛んでく兵士は流石にシュール。せっかくの作品なので出来ることならクオリティは維持してほしいところである。多分エルフリーデさんモンスター化のシーンだって、もうちょいモンスターのディティールが真に迫ってたら結構悲惨なシーンになったと思うんだけど。今回のだと、妖怪人間ベムみたいな印象だよ。 さて、無事に(?)帝都に復帰したイヌマエル改め犬丸くん(いい呼び名だ)。逃げる時には5週かかってるのに戻ってくるのはすぐってのが気になるんだけど、時間はどれくらい経過しているものかしら。その場のノリで戻ってくることを決めてしまっていたので割と後悔やらためらいやらがアリアリなのだが、彼の性格を考えればこれでも頑張っている方である。そしてヘッドキーパーに正式に加入を表明したわけでもないけど、作戦には駆り出されちゃうっていう便利屋稼業。まぁ、もともと運送屋で働いてたわけで、町の地理に明るいのは事実なんだろう。嫌がって部屋に引きこもってても戻ってきた意味はないしねぇ。そして、たまたま街中でレオを見つけたのは感動の再会イベントというにはいささか物騒だが、ラッキーアクシデントではあった。モンスタートラブルさえ起こらなければ、あの時点で帝国兵の存在に気づけたのは結構でかいと思うんだけどね。ただ、残念ながら事態は想像以上の混迷を極めており、もう、組織がどうとか帝国がどうとかいうレベルの話でもなくなっていた。何を思ったのかも定かでないモンスター大開放。おかげで帝都は蜂の巣突いた大騒ぎである。帝国側研究者の狙いがさっぱり分からんのだよなぁ。わざわざ組織側の潜入作戦の情報を入手してたはずなのに、それを抑止するでもなく、泳がせて、さらにモンスターを放っちゃったら、もう今まで秘密にしてたことなんかが台無しになっちゃう気がするんだが、大丈夫なんだろうか? 今回の潜入が帝国側に漏れていたのは、まだ組織にスパイがいるということなんだろうか。流石にエルフリーデさんを拷問したり自白剤を使ったりでアジトを洗い出したってこともないだろうが(そもそもエルフリーデさんは自分の救出作戦の日程は知らんよな)、あんだけガバガバで適当そうな草の根組織だと、いくらでも情報は漏れ出しそう。イヌマエルの存在に気づいてすぐさま尾行を送り出したり、帝国兵も割と優秀な動きが多いんだよな。まぁ、モンスターがらみの案件は末端には知らされていないので、その辺りの齟齬が今後に影響は及ぼしそうだけども。いまだに何が目的なのかが全然わかってないアニメってのもすごいな。犬丸くんが妹救出できたら終わり、とかではないしなぁ。
頭のおかしなキャスト陣が揃う、第8話。もう、それだけでいいんです。このアニメの感想、キャストの話しか出てきてない気がするけど、しょうがない。 そうしょうがない。今回の布陣は、頭のおかしいうえしゃまを頭のおかしいえーでちゃん(?!)が、珍しく頭のおかしくない(?!)ぴかしゃと一緒に追い詰めるお話。途中でうえしゃまが登場した時点でオチまでほぼ見えてるのでお話としてはなに一つ引っかかりは無いのだが、それでも単に頭のおかしいところを見せてくれればそれでよい。オチが頭のおかしいともよというのも大変よろしい。みんな、もっと頭のおかしい役をやってくれ。しかし、せっかく頭のおかしい子が勢揃いしてるってのに、微妙に作画が平坦なのは口惜しいなぁ。今回のうえしゃまっ子、気合の入ったキャラ作画で描き込めばもっとイカレ具合が引き立ったと思うんだけど。 しかし、オープニングアーティストをこんな役で出すってのもどうなんだろうな。どっかで再登場しねぇかな(さっさと脱獄しろ)。 さっさと爆発四散してほしい、第19話。今作は本当にイイ女が多いせいで、イチャイチャしてんのを見ると「爆発しねーかなー」しか感情がなくなる。しっかしドロシーは良いキャラよなぁ。 正直言って悔しい展開。この設定を全く想定もしていなかったのが恥ずかしいくらいだ。ローランの過去が明らかになり、これまで持っていた「なんかおかしくね?」というパーツがみるみる繋がっていく。なるほど、これなら文句も出ない。最大の問題解消は、「何故ローランはひたすらエダマメに固執しているのか」という部分だった。大して役にも立たないエダマメにまとわりつき彼がカタギに戻るのを妨げるのは本当にひでぇ話だと思い続けており、そこに理由がないといまいち納得できねぇぞ、と思っていたわけだが。あった。求められてる以上にがっつりと理由があった。何故それに今まで気づかなかったんだろう。 先週の時点で「ローランとオズが繋がっている」ことはほぼ確定していたわけで、そこから「オズとローランが知り合いなら、そりゃローランがエダマメのことを知ってたのはごく自然な話だろ」という繋がりが導き出されて然るべきだったのだが、何故か「ローランとオズはどこで知り合ったのか」という部分を想像することをサボっていたために、過去の関係性が全然イメージできていなかった。まぁ、オズのキャラクターが「善人? 悪人?」という2択で場合分けされてて、「善人だったらエダマメのいうとおりに、真っ当な生き方をしていたのに誰かに陥れられた人。悪人だったら、本当に人身売買に手を出していたクズ野郎」という単純な二分法しか考えていなかったので、その上のレイヤーである「そういう詐欺師」っていう選択肢は考えもしていなかったのだ。しかも詐欺師歴で言えばローランの師匠筋、先輩にあたるってんだからあまりにも露骨。そりゃぁローランがエダマメにつきまとってこっちの道に引きずり込む理由もあるというものだろう。それがローランの意思なのか、オズからのオーダーなのかは分からないが、いきなり出所後に出会うよりかは、散々に詐欺師の世界で揉まれた後の親子対面から復讐劇を展開する方がよっぽど派手な絵面になるのは間違いない。もともと母親の無念を晴らそうと躍起になっていたローランが、同じように理不尽な母親の失い方をしたエダマメを放って置くはずもないのである。 そして、そんなローランとオズの過去の繋がりを彩るのが、今作のラストヒロイン・ドロシー嬢である。(日本の)アニメで黒人の女性が魅力的に描かれることってあんまり多くない気がするんだけど彼女の溌剌とした様子は素直に魅力に見える。こうしてみると、アビー・シンシア・ドロシー・そしてシウォンと、凄まじくポリコレに配慮した面子になってるんだなぁ。まぁ、今作の場合はそこに余計な違和感もないし、全部のキャラが魅力的に見えるのならありがたいばかりだけども。 しかし、いかんせんここからドロシーは悲しい運命をたどることになるだろうことは確定しているわけで、今週分が賑々しかっただけに、次回以降への暗澹たる気持ちもひとしお。ラストステージに中国・日本ってのも、なんだか罪作りな舞台設定だなぁ。
猫缶は食いもんじゃねぇ、第7話。鶴紗さん、あんまり前に押し出す特徴が無いもんだから、レギオンの中では割と埋もれ気味だし、ここで一発やベー要素を見せないと単なるモブぞ。 一週休んでの新展開。なんとまぁ、まだまだ成立して間もないカップルに、いきなり子育ての試練である。世に百合作品数あれど、女性カップルでの子育てをまっすぐに描いた作品なんてあの「リリカルなのは」くらいのものである(そうだろうか)。なのはさんたちと同様、梨璃と夢結さんもどこぞで拾ってきた人ならざるものを育てようとしているようだ。どうか、子供がどこぞの古代王の血を引いていませんように。 しかしどうなんだろうね、今回の一件は途轍もないバッドエンドになる可能性がありすぎて怖いんだけど、このままユリちゃんはレギオンにいついて新メンバーになったりするんだろうか? 一応アニメオリジナルなので「舞台とかの別媒体におらんで」というのは証拠にならないとは思うのだが……普通に考えて、最初に結成したレギオン9人は崩しにくそうなんだよなぁ。そして、残念ながらユリちゃんの生まれを辿っていくと、どうやらロクでもない大人たちの陰謀がそこには潜んでいる様子。冒頭の船のシーンからして、繭の中でリリィを量産しようとしていたのは理事長(代行)と話をしてたゼーレみたいな連中の一派に違いない。マギを操るリリィを量産することが叶えば、そのまま自国の戦力を一気に高めることが可能になるだろうし、もしヒュージが根絶された暁には、それは国際世論において圧倒的な力を持つことになる。多少の汚れ仕事だったとしても、ここでのリリィ量産はやって損はない悪巧みなのである。 しかし、そこで引っかかってくるのは「リリィもヒュージもマギで動くことに変わりはない」という例のお話。チャームを取り込み、リリィ同様に使いこなそうとするヒュージは、姿形のおかげでヒトと区別されてはいるものの、次なる進化の可能性という意味では紙一重の存在。そして今回“生み出された”ユリについては、純正の人類でなさそうという時点で、その紙一重を超えてしまう可能性もあるわけだ。幸いにして、誕生前に梨璃のマギを吸着したおかげで刷り込みみたいな状態になっているようだが……。 このまま無事にリリィとして成長してくれるなら、純正百合姉妹子育てアニメになるし、失敗すれば壮絶な「親子」の別れが待っている。入れ込みすぎの梨璃さんのテンションが不安でしょうがないのである。できれば先回りして楓さんあたりが穏当に処理してくれればいいのだが……私の中で、「楓さんさえ頑張ればなんとかしてくれるんじゃないか?」という謎の信頼感が高まっています。何一つ根拠はありません。 ビバ7話! 第7話! 毎回恒例の、いわば「7話回」。いやぁ、すべらんなぁ。 ほんと、ずっと笑いっぱなしの30分。臆面もなくここまで堂々とネタをやり切ってくれるからこそのストパンよな。この「7話ムーブ」も本当に久しぶりなんだけど、一切衰えないどころか、普段のシリアスが強かっただけに振り切れ具合が逆にキレッキレに見える。潔くて大変結構。いいぞもっとやれなんだけど、あんまやりすぎてもありがたみがなくなりそうで悩ましい。とりあえず、ドイツにある土偶 is何。もう、最初のツボ登場シーンで無理。 ネタしかないエピソードなのでどこから拾っていけばいいのかと困ってしまうが、とりあえずメンバー1人ずつ見ていけばいいんだろうか。一応形の上ではリーネ回であり、アイキャッチなどの要所でリーネちゃんが正妻の貫禄を見せつけているものの、スタートはまずルッキーニから。シャーリー回ではちょっと可哀想なポジションだったので、改めて振り切れたルキ成分100%の様子を見ていると、「あぁ、帰ってきたなぁ」と感慨深い。なんか、今年に入ってからまた千和の仕事が元気になってきた気がしますね。「100万の命云々」でも変な役やってたし。これこそいいぞもっとやれである。 エイラーニャは次回がお当番回なので今回は控えめだが、最初にサーニャが揉まれた時のエイラで爆笑してしまった。まぁ、ショウガナイネ。この人はどんな状況でもストレートに告白できるのが強いわ。そしてルッキーニの相方であるシャーリーは今回「バストアップ回」ということで逆に出番が無いかと思われたが……流石に規格外をさらに規格外にするとギャグなんだな。そして、まだお若いはずなのに垂れてきてるんですか?(個人の感想です) ……ナイトブラとかどうっスかね? ちなみに、さらに地味だったのはミーナさんなのだが、並べてみると、キャストの中で貴重なおっぱいが今回は影が薄いというのは因果なものである。まぁ、過去に7話担当した人は控えめにしとかないとバランスが悪くなるから。あの状況でも全裸でシャワーから出てこないのは彼女なりのギリギリの理性だったんだろうか。 前回素晴らしい働きを見せてくれたハルトマンとバルクホルンさんも今回は全力でギャグへ。ほんとに何がしたいんだお前は。そしてさりげなく芳佳ちゃんに「バルクホルンさんの馬鹿力」とか言われてるのも草。おねーちゃん、やっぱりネタ回できっちりネタ要員に回ってくれる律儀さがえらい。個人的には謎のMVPを受賞したのはペリーヌさん。ペリーヌブチギレからのジャガイモ突撃までの流れ、完璧じゃないですか。こういうの見てると、「最近はテンション芸が回ってくることも減っただろう中堅〜ベテランキャスト陣は呆れながらやってたんだろうか、楽しくやれたんだろうか」っていうことが気になるんですが、みゆきちと千和あたりが集まってバカをやるってのも、10年ぶりくらいの可能性があるんですよ。なんか、見てるだけで幸せになれます。 そして我らが淫獣、芳佳ちゃんは全部マジモードからの本領発揮。結局今回は、芳佳ちゃんが合法的に乳を揉むために用意されたエピソードというしかないのだよな。いや、結局揉んでないんだけどさ。こいつらの中での「セクシャル」の線引きが全然わからんわ。どこまでがセーフでどっからが「恥ずかしい」になるんでしょうかね。よくわかんないけど、今後は芳佳ちゃんが毎回乳をもみまくれば解決するだけの話にならないのかしら。どこのダイミダラーだ。 楽しい時間をありがとう。もし次のシリーズがあったとしたら、これを超える7話を作れるのだろうか(何年後の話だろうな)。
せっかくのシリアスなのに天塚さんの尻が……第7話。もう、痴女とかいうレベルの格好じゃないんでギャグにしか見えないんだよな……。いや、でも我が知己は「シリアスって尻尻なんだ」という気づきを得ているやつがいたし、これこそがシリアスの極致……。 一応、今回が中盤の山場ということになるのだろう。ただ、残念ながら序盤の「うわーい、ミコちゃん可愛いー! アズズも可愛いー!」と思って見守っていた時と比べると、ここのところのシリアスはあんまり気が乗らない展開である(いや、ミコちゃんは変わらず可愛い)。まぁ、ダイレクトに萌え要素が減ってるからってのもあるだろうが……どうにも展開が納得できないのである。今回のシリアスだって、結局どこで何がどうなってるのかよくわからんしなぁ。 もともと「オーディンが胡散臭すぎる」ってんで、今回のピラー殲滅戦が無理ゲーなのだろうということは予想がついていた。それにしたってここまで完敗になるとは思ってもみなかったが、改めて人類とピラーの差をまざまざと見せつけられ、絶望する以外に選択肢が無い状態である。ここまで追い込まれて、今後何に期待したらいいかもわからないのだが、そんな圧倒的な戦力差を見せつけられたにしては、なんか戦況がおかしい気がするのだ。ピラー側があれだけの戦力を持ちながら積極的に人類を殲滅しに来ないのは「休眠期」とやらが絡む部分もあるからまだ良いのだが、そんだけの絶望的な状況で、人類側は何をやっているのだろうか。 一番分からんのは、なんであそこで天塚が生存者の救出なんてミッションに挑もうと思ったかだ。すでに全力投入での敗戦という結果は出ているわけで、今更そんな「負け戦の戦場」に残存兵を探しに行く意味はほとんどない。普通に考えて生きている可能性も殆どないのだし、そんなわずかな望みのために貴重な戦力をさらに失うリスクと、撤退補佐の人員を割くデメリットを許容できるとも思えない。さらにさらに、今回は戦場において「ロストしたワルキューレの機体が敵側に回っている」というさらなる絶望までもが提示されている。そんな状況で、ネームドを単身駆り出して、「敵側に奪われるかもしれない」という想定は誰もしなかったのだろうか? まー、何をやっても絶望的な状況に変わりはないのでいっそ人道的な義憤を優先させた結果と考えることはできるかもしれないが、そんな無鉄砲なヤケクソ作戦に過去の思い出を利用されてしまったおソノはいい迷惑である。挙句、最終的には天塚が失われて全然関係ない奴が帰ってきた。いや、生きてたんかい、っていうのも驚きだし、一体どんな状況なら、わざわざペンダントだけ託して死ぬなんて面倒臭い状況が起こるというのだろう。流石に、その辺はやりすぎだ。シリアスにしたいという狙いばかりが先行して、どうにもちぐはぐなシナリオになってしまっている。 やっぱり空戦パートでそこまでのめり込めないってのは純粋にハンデなんだよなぁ……。あ、でも天塚の従者3人が「松竹梅」っていう名前で、わざわざキャストも松竹梅で揃えてるのはちょっと感動した。松はまだしも、梅は割と貴重だよな。
富田美憂の出番終わりかい、第6話。オープニング歌ってるからメインキャラになるのかと思ったが……まぁ、あんなサイコを放っておくわけにもいかんか(今作のキャラだいたいサイコじゃない?)。 前回も書いたけど、やっぱり今作の作者って何者なんだろう。手つきが完全にミステリ書き(少なくともミステリ読み)のそれなんだよな。いや、特別うますぎるとかいうことではないのだが、なんだろう、伏線の張り方のイロハみたいなものが、絶対にそういうところから培われていたものだ。今回のどんでん返しにしたって、「1つ1つの要素じゃ弱いかもしらんなぁ」ってんで畳み掛けるようにプロバビリティを並べて説得力を増すように意識されているし、最後には「もし推理が間違っていたのなら……」なんてことをナナに言わせて「あくまで可能性の話なので限定は完璧ではないよ」という予防線まで張っている。徹底しすぎてむしろ鼻につくくらいのレベルだが、ここまで意識して、注意を払うのは、絶対にその道で薫陶を受けた人間の仕業だと思う。なんか、すごく気になるのである。来歴を確認したら元々エロゲのライターなのかぁ……この才能を発揮したエロゲ、どんな方向に行くんだ? というわけで、筋立てにはなかなか文句が出にくい作品。惜しむらくは、やはり多少の無茶の部分を「キャラがぶっ壊れてるからしょうがない」に帰着させているのでいささかご都合主義のきらいがある部分で、今回のユウカの行動にしても冷静に考えると違和感は拭えないのだが、強引にその辺りをロジック(的な何か)で覆い固め、「善処しているから多少は見逃してくれてもいいじゃない」という体制を整えてしまっている。見ている側としても、こんだけむちゃくちゃな設定の世界であまり細かい部分に鼻白むのも大人気ない気がするし、正直、見ている間は楽しいのは間違い無いので文句を言う気もあまり起こらない。個人的には、(完全に後出しだけど)前回の時点で「あれ? ドリンクホルダーの位置関係おかしくない?」って思ってて、前回回収されなかったから「なんかの間違いかな?」と思ってたら今回がっつり伏線として回収されてたので「やっぱりかい!」ってなったのがちょっと嬉しかったり。完全に犯人当ての快楽なんだよなぁ……。 うぅむ、こういう見方ができるアニメは本当に珍しいのでありがたいといえばありがたい。しかし、これでまたナナと関係の深かった人間が消えてしまった。いい加減にキョウヤ目線からしたら蓋然性以上のレベルでナナがアウトな気がするんだが、まだまだごまかせるものなんだろうか。
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HN:
Thraxi
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声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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