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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 オラオラオラ! 新戦隊だよ! そして、周年戦隊だよ!

 改めて語りに入るが、私が戦隊シリーズに入信したのは今から10年前、ゴーカイジャーの手管によるものである。幼少期すらほとんど戦隊に触れていなかった私がゴーカイのせいでシリーズに興味を持ち、そこから過去の戦隊に遡る形と、以降の作品のリアルタイムな体験で経験値を重ねることになった。つまり、私の中では「戦隊の総決算だったゴーカイこそが原点」という珍妙な構図が成り立っている。そんな私に対する周年作品が10年ぶりに挑戦してきたわけだ。さぁ、正面から挑もうじゃないか。

 まずもって「たった10年で改めて周年作品ってのも意味があるのか?」という疑問が出てくる。ぶっちゃけ、ゴーカイはそれまでの戦隊リソースを一気につぎ込んだ超がつくくらいの力作であり、改めてあれをやろうとしたところで二番煎じにすら届かない可能性がある。また、ゴーカイで取り扱った「懐かしさ」のテーマは「35年分」だったことが大きく、今回は厳密には「10年ぶり2度目の35年分+残り10年分」でしかない。そう考えると、流石にゴーカイのような鮮烈な体験を改めて生み出すのは不可能だろう。そのことは前提とした上で今作を楽しんでいく必要がある。

 もちろん、制作側だってそんなことは分かっているわけで、今回の切り口はゴーカイのようなストレートなものにはなっていない。噂によればオリジナルキャストの出演みたいな方向でのサービスは(ゼロではなかろうが)メインに据えておらず、あくまで「戦隊というモチーフの戦隊」という、コンセプト部分で話を作っていくことになるようだ。おそらくこの選択は正しいもので、ゴーカイメソッドは確かに最強の武器ではあるが、それゆえに制限も多い。縛りが厳しい中で同じことを焼き直すくらいなら、そこはバッサリと諦めて「知らなくても見られる、45戦隊のお勉強をしながら楽しめる新しい戦隊」を作るべきだろう。1話目では例えば「ジュウオウジャーだから飛翔の力」みたいなすげぇざっくりした配分になっていて、そこまで要素を拾わずとも「なんとなくそういう武器」で解釈が可能になっている。さしずめ「大いなる力」ならぬ「ちょっとしたオマージュ」である。作中でも「○○戦隊をイメージした」と言っているだけで、別に戦隊本人から力を借りてきているわけではない。いわば、「この世界にたまたまスーパー戦隊マニアがいて、過去の戦隊の真似をしたかっただけ」みたいな状態なわけだ。これならそこまで先輩に気を使わずとも、新たな歴史を刻んでいけるだろう。

 その分話作りはライトな印象になるが、そこははっきりと示すのではない、匂わせレベルのオマージュを撒き散らすことで雰囲気を作っている。今回1話目だからなのか、それとも主人公の介人(ゼンカイザー)がメインだったからなのかは定かでないが、かなり強烈に「ゴレンジャーモチーフ」がばらまかれている。オープニングのテロップとかアイテムの擬音部分なんかもそうだし、なんと全部が渡辺宙明監修というBGMなんかもかなり「古い戦隊のダサかっこいい感じ」に揃えられている。そうして見てると介人の眉毛くっきりの顔の作り方なんかも、一昔前の戦隊に回帰しようとする流れが見て取れる。そうして「新奇な中に過去戦隊への懐古とオマージュを放り込む」というごった煮的化学反応が、今後どのように成長していくかが鍵となってくるだろう。

 個人的には1話目のスタートは素直にワクワクできるものになっていると感じている。そりゃま、ゴーカイ的に徹底して旧作世界に埋没する方がサービスとしては贅沢には違いないが、僕も大人なので「流石にそれを何回もはできないしなぁ」という大人の事情は分かっている。付け加えるなら、ぶっちゃけそうした懐古に重きを置いたデザインは、おそらく正しい視聴者たるお子さんにとってはそこまで重要ではないはずなのだ。それなら、「人」ではなく「戦隊」をメインにした売り込みで、とにかく派手にバンバン見せていく方が楽しくもなるんじゃなかろうか。これでまた、戦隊を全部諳んじられる正しいお子様が増えることを願おうじゃないか。

 ところで、スーパー戦隊ヒーローゲッターの2021バージョンはまだかのう(結局それは言う)。

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 今週は5題出題されてるのに2時間半くらいでスムーズに終わったんだよな。何があったんだろう。

 


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 最近は記事立てる気力もあまり湧かなくなっているが……まぁ、一応毎年のことなので。継続は力なり。もしかしたらあと数十年したら権威が生じている可能性もあるかもしれない。その頃私はどうなっているのでしょうか(生きてる前提か?)。

 

 

 

○主演男優・女優賞

津田健次郎・石川由依

 突然のツダケン!!!!!!

 ごめん、流石に笑った。いや、別に異存はないのだけども……え、この賞ってそういう立ち位置の賞だったっけ……でもまぁ、過去には平田さんとかも受賞してるから。しかし改めて去年はツダケンイヤーだったなぁ。ゴシップも含めてだけども。ここまで圧倒的にシェアを独占してる人間がいれば、そりゃ「主演男優賞」という肩書きも納得行こうってもんさ。「実はそこまで主演はないのでは?」というお約束のツッコミはスルーの方向で。

 石川由依についても、「いうほど主演か?」という疑問はあるものの、まぁ、最近はきっちり仕事ができるようになってきたので、箔がついてもっと頑張れるんじゃないかとプラスに捉えることができる。2013年に助演賞を受賞した時に「なんやこれ! 進撃に対する忖度選考やんけ! フザケンナ!」とキレていたのが懐かしいですね。でもあん時は普通に下手だったからなぁ……。

 

 

○助演男優・女優賞

子安武人・島﨑信長・上田麗奈・鬼頭明里

 ツダケンと子安を並べるアワード、いったい何を目指しているんだ……。まぁ、毎年ベテラン勢が名前をあげられることは多いし、実際子安は「主演」ではないのだが……ほんと、この一年はどの異世界にも必ず子安がいるのでおっかなかったわ。信長も……まぁ、確かに最近は主演っていうよりもユージオポジみたいな仕事が増えてるのは事実かも。新人賞の受賞が2012、そして禎丞の主演受賞が2015か……(特に意味はないです)。そして女性陣。うえしゃまに正装させて舞台上にあげたかったんだろ? そうだろ? うん、ありがとう。鬼頭はもう、この位置でいいよ。「どう考えてもお前が主演だ」とかいう話はもう別にいいよね。

 

 

○新人男優・女優賞

伊藤昌弘・小林千晃・土屋神葉

逢来りん・市ノ瀬加那・杉山里穂・藤原夏海・和氣あず未

 男性は左から「ピンとこない」「割と好き」「なんで今年?」。伊藤某はアルゴナビスでメインボーカルしてた子らしいのだが、それ以外に目立った活動の記憶がない。小林千晃はビルドダイバーズで初めて認識して、直後にGREAT PRETENDERでいい仕事をしてくれた。現在もSK∞で活躍中なので、この中では一番印象深い。土屋神葉は名前が特徴的だったので「ボールルームへようこそ」の主演の時に覚えたが、今年選出される理由はよく分からない。

 女性は左から「知らない」「ほら見ろ!」「新人かぁ」「新人かぁ」「どうせなら鬼頭と並べてあげろよ」。一番左の子はアイカツがらみらしいので知らなくても仕方ない。市ノ瀬加那は助演クラスの活躍でいいと思う。杉山里穂、あまりに安定感があるので新人っぽさが全くないけど、デビュー年は一応2017ってことになってるのかな? 今年一年で一気に仕事を増やしてきました。藤原夏海はそれ以上に「新人か?」という印象が強く、もう立派な一枚看板だよね。確認したら私が名前を覚えた「少年メイド」がまさに2016年の作品だったか。そして和氣ちゃんは……こんだけ活躍してもまだ「新人」扱いとなると、やっぱり女性声優って大変だなぁ。個人的には一ノ瀬・和氣両名にはここから助演へのステップアップを期待。

 

 

○歌唱賞

ワルキューレ

 なんで今年なんだろう。まぁ、地道に活動は続けてるみたいだけども。あんまり興味がないのでよく知らない。

 

 

○パーソナリティ賞

安元洋貴

 これもちょっと笑った。確認したら去年が森久保だったのか。安元のトーク回しは割と安定してると思う。なんちゅうか、地頭が良いというか、飛び道具の使い方と平常時のバランス感覚が良い。そしてやっぱり声がずるい。

 

 

 以下はその他の賞。あれ、ひろCじゃなくなったのはやっぱり殿堂入りで消されたからか? あとにゃんぱすの「インフルエンサー」はなんか違う気がする。声優業以外のところでどんどん拡大してるやんけ。関さんが中尾隆聖に四年遅れての受賞ってのがなんか良いバランス。山路さんと小宮さんの「確かにこの2人だけで海外ドラマ20本くらいは作れるやろ」っていう安定感がすごい。

 

○海外映画・ドラマ賞 ・ 山路和弘・小宮和枝

○ゲーム賞 ・ 該当なし

○シナジー賞 ・ プレミア音楽朗読劇「VOICARION IX 帝国声歌舞伎〜信長の犬〜」

○富山敬賞 ・ 関俊彦

○高橋和枝賞 ・ 榊原良子

○キッズファミリー賞 ・ 中川里江

○インフルエンサー賞 ・ 小岩井ことり

○MVS ・ 下野紘

○功労賞 ・ 津嘉山正種・増山江威子

特別賞 ・ 鬼滅の刃

 

 

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 リズの顔が完全にくま吉くんなのがずるいんだよな……第21話。あの顔でどんだけシリアスなことやられても笑ってしまうわ。まぁ、それこそがリズの狙っている「善良な熊」なのだろうけども。

 なんとまぁ、このタイミングでレゴシとルイ先輩が邂逅。しかも、なんで出会っちゃったのかの過程がすっ飛ばされていたのでマジでよく分からん出会い方になっちゃった。まぁ、ゴウヒンの手伝いしててたまたま面倒な現場に居合わせちゃったってことなんだろうけども。レゴシ、どこまでもラッキーなんだかアンラッキーなんだか分からない男よ。ただ、衝撃の出会いの割には案外状況分析が出来てたのがレゴシの桁外れなところで、これまたゴウヒンの修行のおかげなのだろうか、銃を持ったヤクザ連中に囲まれても至極冷静に最善手をとり続けた。まぁ、「銃を持ったヤクザに囲まれる」はすでにこれよりハードな状況も経験してるしなぁ。でも、さすがにそこで尻尾振っちゃう奴を「ドM」の一言で片付けるのはどうかと思うの。

 レゴシは「ルイがシシ組のボスになっていた」という衝撃の事実を受け入れるのに多少の時間はかかっているが、その後は「ルイが自分と話したがっている」ということを(その真意は汲み取れてないけど)察知し、ルイに面倒が起こらないような偽名と、適当な経歴でヤクザを煙に巻いた。これで素直に「ルイのいた学園で学生やってるんですけど」って素直に言ってたら……まぁ、もっと話が早かったかもしれないけどさ。結局二人っきりで話せるシチュエーションになっちゃってたので、取り巻き連中もレゴシとルイの関係性が単なる知り合いじゃないってことくらいは気づいてるだろうなぁ。今回の一件を見て一番頭を悩ませているのはイブキさんなんじゃなかろうか。自分のボスが虚勢を張っているってのは充分理解しているはずなので、そこにどう見ても「昔の知り合い」っぽいのが転がり込んできて、そいつのせいでボスが揺れていると見れば、普通は「やっぱりカタギに未練があるんだろうなぁ」と思ってしまいそう。実際、ルイも学園の様子を聞いてちょっと動揺していたわけで、もしかしたらここから「光」の方に戻ってくることになるのかもしれない。まぁ、元々ルイがこのまま裏に居座り続けるとも思ってないけどさ。

 そうしてルイという重要なパーツと繋がったレゴシ。これでいよいよ心配事の1つは解決してないけど解決した。となれば、あとは全力でリズの対処にあたるだけだが……うーむ、リズも一筋縄ではいかない存在なんだよなぁ。彼がどれだけ必死に日常を演じているかってのはこないだ散々語られていたところで、ただでさえ情緒不安定なレゴシとの真正面のぶつかり合いでは、今のところリズの方に軍配が上がる。いや、さっさと警察に行くっていうのが一番手っ取り早い気もするのだが、この世界の、ことにレゴシたちの関係性においてそれは意味がないのだろう。「草食と肉食」の関係性を変えていくために、レゴシは自分の力でリズに「勝つ」必要があるという。これ以上の筋肉は望むべくもないが……突破口があるのかなぁ。

 

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 アイオーン、何時間ラーメン食っとんねん、第9話。いい話風にまとめてたけど、あいつ単にラーメン食ってただけだからな。

 待望のBVL回! ……なのだが、残念ながら脚本はすこぶるどうでも良い。2期であれだけ頑張って闇から舞い戻ったちゃん様たちを、こんな適当な理由で再び闇落ち扱いにするのやめていただけませんかね。まぁ、どこまで本気だったのかは分からんが……全ての裏側を勝手に妄想するなら、(絶対脚本意図とは違うけど)実は全部ペイペインの作戦だったってのはどうだろうか。あのメイドなら、イベントにかこつけてアイレーンにちょっとでも努力するきっかけを持ってもらおうという教育はありえるかもしれないので。是非ともそうであってくれ。

 まぁ、一応BVLの新曲披露があったので最低限のノルマはこなしたとみなしても良いだろうか。いまだにMIDIシティ内ではBVLが「正体不明、所属不明」なのが謎だし、あんだけの騒動があった後で、結局アイレーンたちとシアンが一体どういう関係になったのかも分からなかったりするのだが、多分その辺はなあなあで処理されているのだろう。シリーズまたぐとパラレルになるっていう話もあるしね。一応兄妹関係は良好な世界というだけでも満足しておくべきだろう。ちゃんとLINEのアドレスは交換してるの偉いな。

 BVL以外だと、前回のお当番回であまり活躍の機会が与えられなかったレイジンさんたちにちょいちょい見せ場があったのは嬉しいところだろうか。ぶっちゃけ今回の企画を見て最初に「運動会とか、どう考えてもペイペインとハンドレッコを擁してるBVLが一強すぎるだろ」と思っていたのだが、前述の通りにペイペインはきっとちゃん様のために手を抜いていたと思われるので(勝手な妄想です)、そうなるとフィジカル最強に躍り出るのはララリンになるか(一応、ういういも機動力だとトップクラスだろう)。バトルものになっても平気で参戦できるララリンは本当に進む道を間違えている気がするが、まぁ、ちゃんとバンド活動もできているみたいだ。冒頭のステージ、衣装替えで一瞬だけギター持ってたのはなんだったんだろう。

 他にも、前回確認された通りにフィジカルでなら最強の血を引くデルミンもかなり強豪であろうし、最後のリレーの結果を考えると、多分宇宙から来たモアも実は結構ポテンシャルが高いと思われる(でないと、アンカーでプラズマジカがいい試合できてた理由が説明できないんだよ。シアンもチュチュも大して運動神経がいい方だとも思えないし、レトリーはレトリーだったし)。こうして並べてみると、ましゅましゅはフィジカル強いのが多いな……どう考えてもクリクリが肩を並べられるとは思えないのだが、ツキノのパワーがどれくらいかっていう勝負かな。

 メイン部分で引きに乏しいので、登場キャラの多さにかこつけて周りの要素で勝手に妄想して楽しみました。出来れば、メインバンドの活躍はもっと絞ってもいいと思います。あ、でも次トラクロ回かー……じゃぁ別にいいかな……。

 

 

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 ちくしょう、今週は泣かされないと思ってたのに……第9話。まぁ、今作を観てる時は情緒がわけのわからん状態になってるので何観ても泣きそうになるんですけどね。正直いうと、何故かツインターボで泣きそうになったわ。

 「三度目の怪我」。普通、アニメの脚本だと考えると「流石に同じくだり繰り返しすぎやろ」って呆れるところなのだが、これが史実だってんならしょうがない。というか、普通に考えて競走馬が人生で骨折3回もやって勝てるようになる方がおかしい。まぁ、だからこそテイオーの人生は誰もが認めるドラマだということなのだろうが……(史実についての予習は一切してないが、流石にここから復活するだろうことくらいは分かるよ)。それにしたって辛い人生である。

 何が悲しいって、そんなテイオーの絶望的な状況に、誰もが諦めずに走り続けているという事実である。ライバルたちは当然テイオーの怪我などで立ち止まったりはしない。サブタイトルの「ストップウォッチ」はテイオーが「止まる」こととの関係性を考えたくなるが、むしろ最後のマックイーンとのシーンを見れば、テイオーが何を思おうが、マックイーンや他のウマ娘たちの時計を「止められない」ことの悲哀を示したものであると考えられる。ウマ娘が走り続けるのは、勝つことへの本能がそうさせると先週のライスが示してくれた。みんな勝つために走っていて、テイオーだって勝つためには復活しなければならない。だからこそみんな、全力で走りながら待ち続けているのである。

 そしてまた、スピカの連中は気のいいやつらばっかりなんだよなぁ。完全に賑やかしになっちゃってるスペの扱いはどうなんだろうという気もするが、みんなしてテイオーに対して余計な気遣いをせずに、「当然テイオーは戻ってくる」と信じて待ってくれている。それは当然マックイーンも同じだ。そして、そのことがさらにテイオーを追い詰めてしまっているのが辛い。

 まぁ、こうしてとにかく辛いっていう鬱の期間があればこそ、ここからのクライマックスも輝くってもんでね。周りには頭角を表す新たなウマ娘たちも続々名乗りをあげている。ちなみに今週視聴したリアルレースは冒頭でやってた「BMW」のレース。差し馬ってここまでの距離があっても差してくるもんなんやなぁ。そして、こんだけ重たそうな話してるけどさりげなく入れてくるネタも気が利いてて楽しいのが今作の良いところ。個人的には爆速スワンボートでめちゃめちゃ笑ってしまった。あんだけのことやってるのに特に誰かがボケを回収するでもなく当たり前のように処理するのがね。ちなみにターボがディクタスにキン肉バスターかけられてるのは謎。

 あ、ちなみに話題になってるソシャゲの方は一切触ってません。やる余裕無いってのもあるけど、あんまり人口の多いゲームやりたくないねん。

 

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 オレっちもふわふわぬくぬくするだけのお仕事で生きていきたかったにゅい……第43話。いいなぁ、ぬいぐるみいいなぁ……。あんなに勤勉なゆに様ですら仕事は必要ないとおっしゃる……。

 一応受験シーズンという時節ものではあるが、まぁ、いうても高校受験だし、そこまで切羽詰まったシチュエーションでもないね。作中の三年生、だいたい成績優秀な人間ばっかりだし。ことこ先輩の(自称)ライバル野郎だけ落ちてるのは笑うが、まぁ、クレバー高校はそうとうクレバーに違いない。

 恐るべきはやはりことこ先輩。前回「ことこ先輩は進路どうするんやろなぁ。まぁ、この人はどこの高校行っても関係ないだろうけど地元で埋もれるのは勿体無いなぁ」みたいなことを言っていたら、ほんとのほんとにそういう進路を取っていたという。そりゃま、あれだけ規格外だと学校教育とかどうでもいいってことなんだろうし、何かあったら親御さんに頼っちゃえばいいので、本当に「家が近い」以外の理由がいらんのだろうな。あと、家が近くてすぐに遊びに来られるということは「来シーズンもちょいちょい参加して出番がキープできる」という重要な意味があるし(大人の事情すぎる)。もうすぐ女子高生ことこ先輩を見ることができるわけですね? セーラーかな、ブレザーかな。どっちにしても楽しみだな。

 あとはまぁ、ここに来て意外なことにかえで回だったってのもちょっとした注目ポイントだろうか。友人トリオ、常に周りにいるからなおざりにされてる感じはないのだが、実は案外メインのお当番回はなかったんだよね。お絵描き回とかはあったけど、わかばに至ってはメイン回ってあったっけ? まぁ、それくらいの立ち位置のキャラのくせに、今回はお姉ちゃんの悩みを解決するのが「妹の愛情」だったっていうのが唐突で笑ってしまう。いや、いい話でしたよ。どっちかっていうと3年生がらみなら杉山ファンクラブの今後の方が気になるな? 何しろ来年から杉山いなくなるわけで……部長を引き継いだところで、中学生はもう何もできないんじゃないか? そして森村さん、登場時はあんなに健気な子だったのに、すっかりファンクラブに毒されてしまって……。

 さて、いよいよアッキーが正式参戦。杉山先輩のSAN値がどうなるかが見ものである。悪夢の女王様、「受験も終わって本格的に活動開始ですね」って、マジで杉山先輩のおかんみたいな立ち位置になってるの笑う。

 

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○「トロピカル〜ジュ!プリキュア」 6

 もう季節は夏ですよ。これがゼンカイジャーの1話かな?

 さぁ、ガラリと雰囲気を変えての新プリキュアの登場だ。何しろ「元来寝たきりだったけど元気になってお手当てしようとしてる主人公」からの、一転フィジカル全振りみたいな主人公。おそらく歴代センタープリキュアを並べても、ステゴロ最強なんじゃなかろうか。対抗できそうなの、初代ブラックくらいしかおらん気がする。とにかく何を差し置いても「ファイルーズ成分」を意識せざるを得ない。ファイルーズあい、声質だけで見ればそこまで癖があるわけでも無いし、汎用性もある役者な気がするのに、何故か回ってくる役が近距離パワータイプなんだよな。そして、そんなパワーを遺憾無く発揮できるパワータイププリキュアが爆誕したわけだ(まぁ、だいたいのプリキュアはパワータイプだけども)。

 今回のテーマは「海」(あとメイク?)。ちょい狭いというか、限定的な設定かな、とも思ったけど、まぁ「お菓子」とか「花」とかとそんなに変わるもんでもないか。改めて振り返ると、ここ最近は「宇宙→人体→海」と、「まだまだ未知のものが眠っている領域」に踏み込むような冒険心溢れるプリキュアが続いている。まぁ、お手当てはあんまり冒険してなかった気もするが、宇宙でのキラやばと海でのトロピカる、どちらが突き抜けたバカになれるかは要注目。

 とにかく元気一杯というのがわかる1話目になっているのがとても気持ちよくて、変顔も思い切りやってくれるのでプリキュアイズムの良いところはきちんと継承している。その上でやや攻めた設定になっているのは、サポートキャラとして設定された人魚のローラがかなりやらかしそうなキャラに仕上がっている部分。これまで、プリキュアのサポートにいわゆる淫獣枠がいることは多かったが、人型キャラがサポート専門でつくというのは珍しい(まぁ、そのうち変身する気はするが)。そして、慈愛と優しさに満ちた設定とは完全に外れた「私利私欲にまみれた人魚」というやさぐれ設定になっているのも面白い。こういう人魚は博多弁で話すっていう先入観があるんだけど、今作の「都会」はどこの街なんでしょうかね。

 1話目ということで作画に気合が入っていたというのもあるだろうが、弾けるようなパワーをとにかく感じて欲しいという製作側の意図はしっかり伝わっていると思う。ヒープリはどっちかっていうと重めの設定が多かったので、今回はいっそのことおふざけに振り切れた部分をたくさん見せてくれるようなご陽気な連中が出てくるといいな。

 しかし、公式略称が「トロプリ」ってのもどうなんだ……そっち方面からも海鮮要素を押し出そうってのか……。


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 ハリー is 誰? 第8話。せっかく前回「トーナメントには8人いなきゃいけないから秘書さん枠絶対あるよね」とか予想してたのに、実際には全然関係ないハリーで1枠埋まってるっていう。

 まぁ、だいたい予想通りではあるのだが予想とはズレた部分もちらほら。ハリーについては最大の誤算で、当然、知らんやつが参加してることよりもレキが参戦しなかったという方が問題である。前回のこじらせ方だと1週間で戻ってくるのは無理だったか。とはいえ、ここからいきなり本戦参加なんて暴挙が許されるわけもないので、レキは不戦敗が決定してしまっている。その後のフォローはどうすんだろ、と思ってみてたら、ご丁寧に「応援するだけでも楽しいんっすよ」みたいな余計なこと吹き込まれてるし、ランガが乱暴されてボードが壊れてるっぽいのでメカニックの必要性が急激に高まっており、レキが望んでようが望んでいまいが、選手じゃなくてメカニック要素ばかりが求められている。うーむ、出来れば選手として戻ってくるところが見たかったんだけどなぁ……。今更それは無理ってことかなぁ。

 そして、もう1つの小さな誤算はトーナメント表が事前に決定しなかったということ。予選まではちゃんと事前にチーム分けができていたが、本戦に入ったら「アダムがくじ引きで決める」という不正がやりたい放題な方式での選出になった。これで直前まで誰と誰が当たるかが分からなくなったわけだ。まぁ、アニメの盛り上がりを考えたらこっちの方が良いのだろうけども。特に説明もなしにこのランダム抽選が受け入れられてるあたり、Sの界隈もだいぶ適当な連中ばかりである。とりあえず初戦など無いに等しいVSハリー戦というラッキーをあてがわれたのがシャドウで、彼のアピールする純愛要素は割と応援したい部分である。ただ、如何せんその次が「ランガVSジョー」で固まってしまい、ベスト4に残るメンツはランガ・アダム・シャドウ・スネークが確定だろう(マッチメイクはチェリーVSスネーク、アダムVSミヤ以外無いし)。となると、次の試合でシャドウがぶつかるのは良くてもランガである(ここでスネークVSアダムをやらないと、ランガが決勝に行けないから)。シャドウさん、わかっちゃいるがあまりにも受難の星の下に生まれている。

 そしてさも当然のように名前を連ねているスネーク。まぁ、出てくることは分かっていたわけだが、ネーミングセンスがなかなか憎らしい。アダムがイブを探して楽園をさまよっているところに蛇が乱入して、狙うは楽園追放である。まさかの「スケートを教えたのは私です」発言。「アダムそんな若いの?!」って驚くべきなのか、「菊池がそんな歳なの?!」って驚くべきなのか。でもアダムはジョーたちと同世代だろうし、だいたいの歳はわかるはずなんだよな。となるとスネーク、かなりの若作りだな。

 さて、予想が外れているとはいえ、そこまでおかしなことは起こってない状態、ここでレキがどんな風に絡んでくるか……。それにしても、ジョーとチェリーの阿漕すぎる仲良し営業がひどいな(お前ら二人で旅行行き過ぎ)。

 

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